JP2006039467A - 複写機、画像形成装置 - Google Patents

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昌彦 中尾
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Shigeyuki Tamano
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Abstract

【課題】 カラープリントかモノクロプリントかについてのユーザの意思が反映される複写機及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 複写対象の原稿束が例えば100〜600の数字の画像を有する6枚の原稿からなり、100,500及び600の原稿がカラー原稿、200,300及び400の原稿がモノクロ原稿であるものとして、これらの原稿の複写動作の指示が行われると、複写機10は一旦全ての原稿の画像を読取り、表示部63に各画像のサムネイル画像G1〜G6を表示する。複写機10は、表示部63における100,500及び600のカラー原稿に対応するサムネイル画像G1,G5,G6の表示領域を押圧する毎に、カラープリント/モノクロプリントの切り替えを行うことができるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カラープリント及びモノクロプリントが可能な複写機及び画像形成装置に関する。
近年、オフィス等では、カラープリント及びモノクロプリントが可能なカラー複写機が普及しつつある。このようなカラー複写機として、例えば、各色のトナー像を現像する複数の現像器と、現像器により感光体ドラム表面に現像されたトナー像を転写する転写器とを備え、該転写器の転写ベルトにトナー像を転写する動作を各色ごとに行って該転写ベルト上で各色のトナー像を重ねた後、前記転写器内の転写ローラ上に搬送された記録紙に転写するタイプの複写機がある。また、この他に、画像形成ユニットを複数の色毎に備えて装置本体内で所定の方向に配列し、その配列方向に用紙を搬送して記録紙に各色のトナー画像を多重転写する所謂タンデム方式の複写機も知られている。
一方、このような複写機において、カラー原稿とモノクロ原稿とが混在する原稿束の各原稿の画像を読み取り記録紙にプリントする場合に、全ての原稿をカラー原稿と認識してプリントを行うように構成された複写機や、近年では、原稿がカラー原稿であるかモノクロ原稿であるかを自動的に判別し、それに応じてカラープリント又はモノクロプリントを行う自動カラー認識機能を備えた複写機が提案されている(例えば下記特許文献1参照)。
特開平8−65533号公報
ところで、原稿束に1枚でもカラー原稿が混在していた場合には全ての原稿をカラー原稿と認識してプリントを行う前者の複写機においては、次のような問題がある。
すなわち、このような複写機においては、通常、該複写機がモノクロ原稿の画像をモノクロ画像として読み取ってプリント動作を行う場合と、前記モノクロ原稿の画像をカラー画像として読み取ってプリント動作を行う場合とで、使用するトナーの種類や数が異なる。つまり、モノクロ原稿の画像をモノクロ画像としての読み取り動作を行った場合には、プリントする際に使用するトナーは黒色のトナーのみであり、黒色のトナーだけを用いて記録紙に対し黒色画像の形成を行う(モノクロプリント)。これに対して、モノクロ原稿の画像をカラー画像としての読み取り動作を行った場合には、記録紙に画像をプリントする際、黒色以外の複数のトナー(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー等)を用いて黒色画像を形成する(カラープリント)。よって、同じモノクロ原稿の画像を記録紙に複写する場合であっても、カラープリントは、モノクロプリントに比して、トナー消費量、消費電力及びプリント時間を要することとなる。
そして、全ての原稿をカラー原稿と認識してプリントを行う前述の複写機は、モノクロ原稿の画像をもカラー画像としての読み取り動作を行うため、モノクロ原稿の画像をモノクロ画像としての読み取り動作を行って黒色のトナーのみの使用で済むにも拘らず、複数のトナーを使用することとなり、その結果、トナー消費量、消費電力及びプリント時間の無駄な消費が発生することとなる。
この点、自動カラー認識機能を備えた複写機においては、原稿の黒色画像をモノクロ画像として読み取ったときにはモノクロプリント動作を行うから、前記の複写機に比してトナー等の無駄な消費は抑制される。
しかし、原稿束に例えば微少にカラー領域が存在する原稿が混在しており、その原稿が、ユーザがカラープリントする必要が無いものと考えるカラー原稿である場合には、やはり黒色のトナーを使用したモノクロプリントでよいにも拘わらず、カラープリントされる場合が生じるため、ここにトナー等の無駄な消費が発生する。
このように、前述したいずれの複写機においても、ユーザがカラープリントする必要が無いものと考えるカラー原稿についてまでカラープリントを行った場合には、複数のトナーを使用することにより、トナー、消費電力及びプリント時間の無駄な消費が発生することとなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、カラープリントかモノクロプリントかについてのユーザの意思が反映される複写機及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、原稿の画像を画像データとして読み取る画像読取部と、黒色を含む複数の色毎に備えられたトナー画像を形成する画像形成機構とを有し、前記画像読取部により読み取った画像データに応じて一又は複数の前記画像形成機構を動作させることにより、カラープリント及びモノクロプリントが実行可能な複写機であって、原稿の画像の複写動作を当該複写機に指示する入力を行うための第1の入力操作部と、前記第1の入力操作部により複写動作の指示が行われると、前記画像読取部に前記原稿の画像の読取動作を行わせる画像読取制御部と、前記画像読取部の読取動作により得た各原稿の画像毎にカラープリントの要否を指示する入力を行うための第2の入力操作部と、前記第2の入力操作部により入力された内容にしたがって一又は複数の前記画像形成機構に画像形成動作を行わせる画像形成制御部とを備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の複写機において、前記第2の入力操作部によるカラープリントの要否についての入力後、前記画像形成制御部は、前記画像読取部により読み取られた画像を、カラープリントが指示された画像のグループとモノクロプリントが指示された画像のグループとに分け、前記画像形成機構にいずれか一方のグループについての画像形成動作を先に行わせることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の複写機において、カラープリントが行われた用紙がそのプリント順に積層される第1の積層部と、モノクロプリントが行われた用紙がそのプリント順に積層される第2の積層部と、前記第1の積層部及び第2の積層部から用紙を1枚ずつ繰り出し、この繰り出した用紙を所定の排出位置に積層的に排出する用紙排出部と、前記所定の排出位置に排出される用紙の積層順が、前記画像読取部により画像が読取られた原稿の順番に対応するように、前記用紙排出部による前記所定の排出位置への用紙の排出動作を制御する排出制御部とを備えることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の複写機において、タッチパネル方式の表示部を備えて構成された前記第2の入力操作部と、前記画像読取部の読取動作により得た画像の縮小画像を生成する縮小画像生成部と、前記縮小画像生成部により生成された縮小画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記表示部における縮小画像の表示領域に対する押圧操作により、各画像についてのカラープリントの要否が指示可能に構成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、原稿の画像を画像データとして読み取る画像読取装置に通信可能に接続され、黒色を含む複数の色毎に備えられたトナー画像を形成する一又は複数の画像形成機構を前記画像読取装置により読み取られた画像データに応じて動作させることにより、カラープリント及びモノクロプリントが実行可能な画像形成装置であって、前記画像読取部の読取動作により得た各原稿の画像毎にカラープリントの要否を指示する入力を行うための入力操作部と、前記入力操作部により入力された内容にしたがって一又は複数の前記画像形成機構に画像形成動作を行わせる画像形成制御部とを備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、画像読取部の読取動作により得た画像毎にカラープリントの要否を第2の入力操作部を介して操作者に指示させ、第2の入力操作部により入力された内容にしたがって一又は複数の前記画像形成機構に画像形成動作を行わせるようにしたので、ユーザがカラープリントする必要が無いものと考えるカラー原稿については黒色のトナーのみを用いたモノクロプリントが行われる。その結果、トナー、消費電力及びプリント時間の無駄な消費を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1の入力操作部によるカラープリントの要否についての入力後、画像読取部により読み取られた画像を、カラープリントが指示された画像のグループとモノクロプリントが指示された画像のグループとに分け、画像形成機構にいずれか一方のグループについての画像形成動作を先に行わせるようにしたので、各機構の故障等を招来するのを防止又は抑制することができる。すなわち、カラー原稿とモノクロ原稿の混在状態に応じてカラープリントまたはモノクロプリントを行うように構成した場合には、カラープリントとモノクロプリントとが頻繁に切換わり、複写機に備えられる各機構の動作状態が頻繁に切換わることによって各機構の故障等が発生しやすくなるが、本発明によりこのような問題が解消又は抑制される。
請求項3に記載の発明によれば、用紙排出部に排出される用紙の積層順が、画像読取部により画像が読取られた原稿の順番に対応するように、用紙排出部による所定の排出位置への用紙の排出動作を制御するようにしたので、ユーザが画像形成後の用紙の順番を並べ直す作業が不要となる。すなわち、請求項2に記載の発明のように、画像読取部により読み取られた画像をカラープリントが指示された画像のグループとモノクロプリントが指示された画像のグループとに分けて画像形成機構にいずれか一方のグループについての画像形成動作を先に行わせるようにすると、用紙排出部に排出された用紙の順番が原稿束における原稿の順番と異なることとなり、ユーザが画像形成後の用紙の順番を並べ直す作業が必要となるが、本発明によりこの作業が不要となる。
請求項4に記載の発明によれば、第2の入力操作部を、タッチパネル方式の表示部を備えて構成するとともに、画像読取部の読取動作により得た画像の縮小画像を生成し、その生成された縮小画像を表示部に表示させ、その縮小画像の表示領域に対する押圧操作により、各画像についてのカラープリントの要否が指示可能に構成したので、各画像についてのカラープリントの要否の指示を簡単に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様、画像読取部の読取動作により得た画像毎にカラープリントの要否を入力操作部を介して操作者に指示させ、入力操作部により入力された内容にしたがって一又は複数の前記画像形成機構に画像形成動作を行わせるようにしたので、ユーザがカラープリントする必要が無いものと考えるカラー原稿については黒色のトナーのみを用いたモノクロプリントが行われる。その結果、トナー、消費電力及びプリント時間の無駄な消費を防止することができる。
以下、本発明に係る複写機の実施形態について説明する。図1は、複写機の第1の実施形態を示す概略構成図である。
図1に示すように、カラー複写機10は、コンタクトガラス21上に載置されたカラー原稿Pの画像を読み取る画像読取部20と、画像読取部20によって読み取られた画像を記録紙上に画像形成する画像形成部30と、画像読取部20及び画像形成部30を統括制御する制御部50とを備えている。
画像読取部20は、コンタクトガラス21上に載置されたカラー原稿Pに、露光ランプ22の光を照射し、その反射光を反射鏡23a,23b,23c及びレンズ24、さらに、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の色分解フィルタを通してCCD等の光電変換素子25で受光することにより、カラー原稿Pの画像情報をR成分、G成分、B成分に色分解して、各成分の光強度に比例したカラー画像データR,G,Bを読み取る。こうして読み取られたカラー画像データはデジタル値からなるRGBデジタル画像データにA/D変換され、制御部50への入力画像データとされる。制御部50は、RGBデジタル画像データを所定の行列式を用いた変換処理により得られるYUVデジタル画像データに基づき、原稿Pの画像がカラー画像かモノクロ画像かを判別する。
画像読取部20は、前面側(図1の手前側)が上方に移動可能となるように装置本体に回動自在に支持された開閉蓋26を有し、開閉蓋26の上面適所に、画像を読み取る対象の原稿を載置する原稿載置部26aが形成されている。原稿載置部26aに原稿が載置されると、画像読取部20は、原稿の画像を読み取るべく、最下位置の原稿から順に1枚ずつコンタクトガラス21上に向けて繰り出す。
画像形成部30は、装置下部に配設された給紙カセット311,312,313又は手差しトレイ314から給送される記録紙に対して、画像転写部32において出力画像データに基づくトナー像を形成し、このトナー像を定着部33の加熱ローラ331及び加圧ローラ332により定着させる。両面ユニット35は、記録紙の両面に画像形成する場合に片面に画像形成された記録紙の表裏面を反転させて再び画像転写部32に搬送するものである。
画像転写部32は、回転可能に軸支された光導電性を有する感光体ドラム321の周囲に、その回転方向に沿って順に、高電圧が印加される帯電ワイヤ(図示省略)からのコロナ放電によって感光体ドラム表面に所定電位を与える帯電器322と、レーザー発振器323aからミラー323bを介して出力画像データに対応するレーザー光を照射することにより感光体ドラム321表面の電位を選択的に減衰させて静電潜像を形成する露光器323と、感光体ドラム321表面に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像器324と、感光体ドラム321上に形成されたトナー像を記録紙に転写する転写器325と、感光体ドラム321表面を除電する除電器326及び感光体ドラム321表面の残留トナーを除去するクリーナー等が配置されている。
複写機10では、カラー画像を形成するため、露光器323は、出力画像データの色成分ごとに静電潜像を形成するように構成され、現像器324は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(ブラック)の各色のトナー像を現像する4つの現像器324c,324m,324y,324kを備えている。
そして、転写器325は、カラー画像を形成する場合には、感光体ドラム321表面に現像された各色トナー像を、一旦転写ベルト325a上に1次転写し、この転写ベルト325a上で、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(ブラック)の各色のトナー像を重ねてから、転写ローラ325b上に搬送された記録紙上へ2次転写する。また、転写器325は、モノクロ画像を形成する場合には、感光体ドラム321表面に現像された黒色トナー像を、一旦転写ベルト325a上に1次転写し、転写ローラ325b上に搬送された記録紙上へ2次転写する。
ソータ部40は、排出分岐ガイド41と複数段の排出ビンとを有してなり、最上段部の排出ビンをノンソートビン42とし、それ以下の複数段の排出ビンを有するソートビン43とを有している。排出分岐ガイド41は、図示しない駆動部により、用紙の排出方向をノンソートビン42側(搬送路45側)とソートビン43側(搬送路46側)とに切り換え可能になっている。
ビン昇降機構44は、ソート機能を実現するとき、複写機10の装置本体からの用紙の排出に同期して各ソートビン43を順次1段ずつ下降させて排出口に対向させ、これにより、用紙を各ビン上に順番に収納する。
複写機10の上面適所には、例えば図2に示すような操作部60が設けられている。操作部60は、印刷実行指示を行うためのスタートボタン61aを含む各種ボタン61やテンキー62と、画像形成動作についての各種操作ガイド情報等の表示を行う液晶ディスプレイ等からなる表示部63とを有する。表示部63は、タッチパネル機能を備えており、操作者からの操作信号が適宜入力可能となっている。その操作信号は制御部50に出力される。スタートボタン61aは、特許請求の範囲における第1の入力操作部に相当する。
本実施形態の複写機10においては、カラープリント及びモノクロプリントの両プリント出力が可能となっており、前述したように、カラープリントの場合には、4つの現像器324c,324m,324y,324kを動作させ、モノクロプリントの場合には、現像器324kのみを動作させる。
このように、カラープリントを行う場合とモノクロプリントを行う場合とでは、動作させる現像器の数や種類が異なることから、同じ画像をプリントする場合を考えたとき、カラープリントの方がモノクロプリントよりトナー、消費電力及びプリント時間がかかる。
ここで、複写機10においては、C(シアン)、M(マゼンタ)及びY(イエロー)の各色のトナーを用いたカラープリントによっても黒色の画像を記録紙に記録することができるが、操作者がカラープリントする必要の無いものと考えるカラー原稿についてまでこのようなカラープリントを行うようにすると、モノクロプリントで黒色の画像を記録紙に記録する場合に比してトナーや消費電力及びプリント時間が余計にかかり無駄となることから、本実施形態では、各原稿について、カラープリントにするかモノクロプリントにするかを操作者に指示させるようにしている。
このような構成を実現するために、本実施形態では、複写対象である原稿束の各原稿の画像を一旦全て読み取り、その後、読み取った原稿画像についてカラープリントにするかモノクロプリントにするかを原稿画像毎に操作者に指示させた上で、その読み取った画像を記録紙に画像形成するようにしている。以下、これについて説明する。
今、複写対象の原稿束が、例えば「100」,「200」,「300」,「400」,「500」及び「600」の数字の画像を有する6枚の原稿からなり、「100」,「500」及び「600」の原稿がカラー原稿、「200」,「300」及び「400」の原稿がモノクロ原稿であるものとする。
このような原稿束が画像読取部20にセットされ複写動作の指示が行われると、複写機10は、一旦全ての原稿の画像を読取り、図2に示すように、前記操作部60の表示部63に、その読み取った各画像の縮小画像(以下、サムネイル画像という)G1〜G6を例えばマトリックス状に並べて表示する。この時点では、「100」,「500」及び「600」のカラー原稿(1原稿中にカラー部分が非常に少ない原稿も含む)についてはカラープリントし、「200」,「300」及び「400」のモノクロ原稿についてはモノクロプリントするようにデフォルト設定されており、これを示すべく、表示部63には、「100」,「500」及び「600」のカラー原稿のサムネイル画像G1,G5,G6はカラーで表示され、「200」,「300」及び「400」のモノクロ原稿のサムネイル画像G2,G3,G4はモノクロで表示される。なお、図2においては、「200」,「300」及び「400」のモノクロ画像に対応するサムネイル画像G2,G3,G4がモノクロで表示されていることをハッチングにより示している。
そして、複写機10は、「100」,「500」及び「600」のカラー原稿について、カラープリントにするかモノクロプリントにするかを選択できるように構成されている。すなわち、複写機10は、表示部63における「100」,「500」及び「600」のカラー原稿に対応するサムネイル画像G1,G5,G6の表示領域を押圧する毎に、カラープリント/モノクロプリントの切り替えを原稿毎に行うことができるように構成されている。
例えば、操作者が、「100」,「500」及び「600」のカラー原稿のうち、「600」のカラー原稿についてはモノクロプリントでよいと考えたとき、「600」のカラー原稿に対応するサムネイル画像G6の表示領域を1回押圧することで、「600」のカラー原稿をモノクロプリントにするように設定され、図3に示すように、「600」のカラー原稿がモノクロプリントされる旨を報知すべく、そのサムネイル画像の表示形態がモノクロ表示に切換えられる。なお、前記と同様、図3において、「600」のカラー原稿に対応するサムネイル画像がモノクロで表示されることをハッチングにより示している。
そして、表示部63内に表示されている「選択完了」ボタンB1を押圧することで、該表示部63による指示に従って、各原稿についてカラープリント又はモノクロプリントが行われる。
なお、図2に示すボタンB2,B3は、サムネイル画像が多数あり、該サムネイル画像を複数ページに亘って表示する必要がある場合に、そのページを切り替える操作を行うものであり、左向き矢印のボタンB2は前ページへ、右向き矢印のボタンB3は次ページへ切り替えるためのボタンである。図2では、サムネイル画像を複数ページに亘って表示する必要がある場合であって、表示中のページが先頭ページである(このページより前のページは無い)旨を示すべく、左向き矢印のボタンB2が薄く表示されている。
次に、複写機10の電気的な構成を説明する。図4は、複写機10の電気的な構成を示すブロック図である。
図4に図示されている画像読取部20、画像形成部30及び操作部60は、図1に示す画像読取部20、画像形成部30及び操作部60にそれぞれ相当するものであり、前述のような構成をそれぞれ有するものである。
制御部50は、複写機10全体の動作を司るものであり、例えば複写機10の動作を制御するための制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)等からなる図略の記憶部、及び制御プログラム等をROMから読み出して実行するマイクロコンピュータ等から構成されている。
また、制御部50は、前述のカラープリント/モノクロプリントの手動設定処理を実行するため、機能的に、読取制御部51と、サムネイル画像生成部52と、表示制御部53と、画像形成制御部54とを有する。なお、読取制御部51、サムネイル画像生成部52、表示制御部53及び画像形成制御部54は、特許請求の範囲における画像読取制御部、縮小画像生成部、表示制御部及び画像形成制御部の一例である。
読取制御部51は、操作部60に備えられる図略のスタートボタンによる複写動作の指示が行われたとき、原稿載置部26に載置された原稿束の各原稿の画像を画像読取部20に読み取らせるものである。
サムネイル画像生成部52は、原稿束の各原稿の画像が画像読取部20により読み取られると、データの間引き処理等を行うことで各原稿の画像の前記サムネイル画像を生成するものである。
表示制御部53は、例えば図2に示すように、サムネイル画像生成部52により生成されたサムネイル画像を表示部63に表示させるものである。
画像形成制御部54は、カラープリント又はモノクロプリントの指示に応じて画像形成部30を動作させるものである。すなわち、画像形成制御部54は、表示部63においてカラープリントの指示がなされた原稿については、4つの現像器324c,324m,324y,324kを動作させて画像形成部30にカラープリントを行わせる一方、モノクロプリントの指示がなされた原稿については、現像器324kのみを動作させて画像形成部30にモノクロプリントを行わせる。
その際、画像形成制御部54は、プリントの順番として、まず、カラープリントの指示がなされた原稿について先に画像形成部30にカラープリントを行わせ、その後、モノクロプリントの指示がなされた原稿について画像形成部30にモノクロプリントを行わせる。これは、カラープリントとモノクロプリントとで複写機10に備えられる各種の機構、特に定着部33による定着状態(加熱ローラ331の温度等)が異なるため、カラー原稿とモノクロ原稿の混在状態に応じて画像形成部30によるプリント動作がカラープリントとモノクロプリントとの間で頻繁に入れ替わると、定着部33等の動作や状態を頻繁に変化させる必要があり、この場合、定着部33の定着性の低下や定着部33を始めとする各種の機構の短命化を招来する虞があり、これらを防止又は抑制するためである。
ソート制御部55は、プリント対象の原稿束が、カラー原稿とモノクロ原稿とが混在したものである場合に、プリント後の用紙が画像読取部20により読み取った画像の順番でノンソートビン42に排出されるようにソータ部40を制御するものである。
本実施形態では、前述のように、カラープリントの指示がなされた原稿について先に画像形成部30にカラープリントを行わせ、その後、モノクロプリントの指示がなされた原稿について画像形成部30にモノクロプリントを行わせるようにしているため、プリントされた順番で用紙を排出すると、その排出された用紙の順番(ページ順)が原稿束における原稿の順番と異なることとなる。この場合、ユーザは、プリント後の用紙を順番に並べ直す必要があり、非常に面倒である。
そこで、本実施形態では、ソートビン43のうち例えば上側に位置する2つのソートビン431,432と、排出分岐ガイド41と、搬送路45,46とを用いてプリント後の用紙の並べ替えを行いつつ該プリント後の用紙をノンソートビン42に排出するようにしている。
図5,図6は、この排出方法を説明するための図である。
例えば図5に示すように、原稿束が10枚の原稿からなり、1、2、6、8、9枚目の原稿についてカラープリントの指示が行われ、それ以外の原稿についてはモノクロプリントの指示が行われたものとする。なお、図5において、原稿の名称「1」〜「10」は、画像読取部20により画像が読み取られた順番も表すものである。
ソート制御部55は、まず、カラープリントが行われた用紙がソートビン431に排出され、その後、モノクロプリントが行われた用紙がソートビン432に排出されるようにビン昇降機構44の動作を制御する。すなわち、上記の例では、まず、ソート制御部55は、ソートビン431の高さ位置が搬送路46の高さ位置に合うようにソートビン43を駆動し、1、2、6、8、9枚目の原稿の画像をカラープリントした用紙がソートビン431に排出されるようにする。カラープリントが終了すると、ソート制御部55は、ソートビン432の高さ位置が搬送路46の高さ位置に合うようにソートビン43を駆動し、それ以外の原稿の画像をモノクロプリントした用紙がソートビン432に排出される。なお、片面プリントであるものとすると、各用紙のプリント面はソートビン431,432においてそれぞれ上方に向いており、且つ、より後にプリントされた用紙ほど上層に位置する。
一方、原稿束における原稿の順番(画像読取部20により読み取られた原稿の画像の順番)は図略の記憶部に記憶されており、ソート制御部55は、この記憶部の記憶内容に従って、画像読取部20により読み取られた画像がプリントされた用紙ほど先に搬送路46に排出されるようにビン昇降機構44の動作を制御する。すなわち、上記例では、ソート制御部55は、ソートビン432の高さ位置が搬送路46の高さ位置に合うようにソートビン43を駆動するとともに、図略の繰り出し機構の動作を制御し、図6(a)に示すように、10番目に読み取られた画像がプリントされた用紙(ソートビン432上で最上位置に位置する用紙)を、この10枚の用紙のうち最初に搬送路46に繰り出す。
さらに、ソート制御部55は、排出分岐ガイド41と搬送ローラ47,48とを用いて前記繰り出した用紙のスイッチバックを行う。すなわち、排出分岐ガイド41を駆動して搬送路46と装置本体における用紙搬送路とを連続させ、該用紙を装置本体側に繰り出す。そして、図6(b)に示すように、搬送ローラ47,48による挟持位置が該用紙の端部(図1中の左端部)となると、装置本体における用紙搬送路とを連続させる搬送路が搬送路45となるように排出分岐ガイド41を駆動するとともに、搬送ローラ47,48を逆回転(図1においては、時計回り)に駆動する。これにより、図6(c)に示すように、用紙は搬送路45に導かれ、その後、ノンソートビン42に排出される。
ソート制御部55は、ソートビン431又は432から繰り出した用紙について以上のような各部の動作の制御をそれぞれ行う。これにより、ソートビン431又は432から繰り出した用紙がノンソートビン42上においてプリント面(図6の三角印がある面)が上方に向いた状態で載置される。
また、ソート制御部55は、ソートビン431又は432上に一旦排出された用紙が、画像が読み取られた原稿の順番と逆の順番で該ソートビン431又は432から搬送路46に繰り出されるようにビン昇降機構44の動作を制御することで、ノンソートビン42上において、画像読取部20において先に画像が読み取られた原稿ほど上層に位置するようにノンソートビン42上に載置され、プリント後の用紙が画像読取部20により読み取った画像の順番となるように並べられることとなる。ソートビン431,432は、特許請求の範囲における第1,第2の積層部の一例であり、ソート制御部55は特許請求の範囲における用紙排出制御部、ノンソートビン42により形成される用紙の載置位置(排出位置)は、特許請求の範囲における所定の排出位置に相当する。
次に、本実施形態の複合機1の特徴部分であるプリント処理を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
図7に示すように、スタートボタン61aによる複写動作の指示が行われると(ステップ♯1でYES)、読取制御部51は、原稿載置部26に載置された原稿束の各原稿の画像を画像読取部20に読み取らせる(ステップ♯2)。そして、全ての原稿の画像の読取動作が終了する(ステップ♯3でYES)と、サムネイル画像生成部52は、画像読取部20による読取動作により得た画像データに基づき各原稿のサムネイル画像を生成し、表示制御部53は、その生成した各サムネイル画像を表示部63に表示させる(ステップ♯4)。
そして、画像形成制御部54は、選択完了ボタンB1が押圧操作されるまで待機し(ステップ♯5でNO)、選択完了ボタンB1が押圧操作されると(ステップ♯5でYES)、その指示内容(原稿毎にカラープリントにするかモノクロプリントにするか)に従い、カラープリントの指示がなされた原稿について先に画像形成部30にカラープリントを行わせてこのプリント後の用紙をソートビン431に一旦排出し(ステップ♯6)、その後、モノクロプリントの指示がなされた原稿について画像形成部30にモノクロプリントを行わせてこのプリント後の用紙をソートビン431に一旦排出する。(ステップ♯7)。
そして、前述の図5,図6で説明したように、ソートビン431,432に排出された各用紙を原稿の順番に対応するようにノンソートビン42に排出する(ステップ♯8)。
このように、原稿毎にカラープリントにするかモノクロプリントにするかを操作者に選択させるようにしたので、ユーザがカラープリントする必要の無いものと考える原稿、例えば1原稿中にカラー部分が非常に少ない原稿についてまでカラープリントされることで、トナー、消費電力及びプリント時間が無駄に消費されるのを回避することができる。
また、カラープリントの指示がなされた原稿について先に画像形成部30にカラープリントを行わせ、その後、モノクロプリントの指示がなされた原稿について画像形成部30にモノクロプリントを行わせるようにしたので、定着部33の定着性の低下や定着部33を始めとする各種の機構の短命化を防止又は抑制することができる。
さらに、表示部63をタッチパネルで構成するとともに、該表示部63に読み取った原稿の画像のサムネイル画像を表示して、そのサムネイル画像の表示領域を押圧する毎に、カラープリント/モノクロプリントの切り替えを行うことができるように構成したので、各画像についてのカラープリントの要否の指示を簡単に行うことができる。
また、プリント後の用紙をプリント種別(カラープリントかモノクロプリントか)に応じてソートビン431,432のいずれかに一旦排出し、ソートビン431,432に排出された各用紙を、原稿の順番に対応するようにノンソートビン42に排出するようにしたので、カラープリントの指示がなされた原稿について先に画像形成部30にカラープリントを行わせた後、モノクロプリントの指示がなされた原稿について画像形成部30にモノクロプリントを行わせるようにしても、排出された用紙の順番(ページ順)が原稿束における原稿の順番と異なることによりユーザがプリント後の用紙を順番に並べ直すなどの作業が不要となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、次の変形形態(1)〜(6)も採用可能である。
(1)第1の実施形態では、カラープリントするものとしてデフォルト設定されたカラー原稿のうちモノクロプリントにするものを指定操作するようにしたが、これに限らず、カラー原稿でもモノクロプリントするものとしてデフォルト設定し、表示部63において指定操作された画像を有する原稿のみカラープリントし、指定操作されていない画像を有する原稿はモノクロプリントするように構成してもよい。
(2)第1の実施形態のように、第1の実施形態で説明した原稿毎に手動でカラープリントかモノクロプリントかを決定するモード(手動モード)に加えて、カラー原稿かモノクロ原稿かを自動的に検出し、それに応じてカラープリントするかモノクロプリントするかを自動的に決定する自動モード、及び全ての原稿についてその画像がカラーであるかモノクロであるかに関わらず全てカラープリントするカラープリントモードの少なくとも一つを複写機10に搭載し、これらのモードを選択操作可能に構成して、手動モードが設定された場合に、前記第1の実施形態のように処理するようにしてもよい。
(3)第1の実施形態では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(ブラック)の各色のトナー像を現像する現像器324c,324m,324y,324kを備え、感光体ドラム321表面に現像された各色トナー像を、転写ベルト325a上に1次転写し、この転写ベルト325a上で各色のトナー像を重ねてから、転写ローラ325b上に搬送された記録紙上へ2次転写するタイプの複写機に本発明を適用したが、これに限らず、色ごとに、感光体ドラム、帯電部、露光部及び現像部等を有してなる複数の画像形成ユニットを備え、各画像形成ユニットの配列方向に記録紙を搬送して該記録紙に各色のトナー画像を多重転写するようにした所謂タンデム型の複写機にも本発明は採用可能である。
(4)前記第1の実施形態では、カラープリントの指示がなされた原稿を、モノクロプリントの指示がなされた原稿より先に画像形成部30にカラープリントを行わせるようにしたが、その逆でもよい。
(5)サムネイル画像の表示及びカラープリント/モノクロプリントの選択受付のタイミングは、第1の実施形態のように原稿束の原稿を全て読み取り後である場合に限らず、1枚ずつ、又は所定枚数ずつ読み取るたびにそれらのサムネイル画像を表示部50に表示し、カラープリントかモノクロプリントかを選択させるようにしてもよい。
(6)本発明の第1の実施形態は、サムネイル画像の表示機能やカラープリント/モノクロプリントの選択受付機能を備えた複合機であったが、本発明は、これらの機能を搭載する装置に必ずしも原稿の画像を読み取る機能が備えられている必要はなく、適用可能なその他の装置として例えば画像形成装置でも良い。
すなわち、画像形成装置と画像読取装置とが別個に独立して備えられ、それらが例えば通信ネットワーク(有線、無線等)により相互に通信可能に接続されている場合が想定される。この場合、画像形成装置において操作者により画像の読取指示が行われ、この指示を受けて画像読取装置は、原稿の画像を読み取った後、その読み取った画像を前記通信ネットワークを介して画像形成装置に送出する。
画像形成装置は、受け取った画像に係るサムネイル画像を生成して、このサムネイル画像を該画像形成装置に備えられている画像表示部に表示し、操作者により指定された指示内容(カラープリントにするかモノクロプリントにするか)に従ってプリント動作を行う。
これによっても、前記第1の実施形態と同様、トナー、消費電力及びプリント時間の浪費が回避可能などの効果が得られる。
本発明に係る複写機の第1の実施形態を示す概略構成図である。 操作部の構成の一例を示す図である。 操作部における表示部の表示画面の一例を示す図である。 複写機の電気的構成を示すブロック図である。 カラープリント及びモノクロプリントが行われた用紙の排出方法を説明するための図である。 カラープリント及びモノクロプリントが行われた用紙の排出方法を説明するための図である。 複写機の特徴部分であるプリント処理を示すフローチャートである。
符号の説明
30 画像形成部
324c,324m,324y,324k 現像器
40 ソータ部
41 排出分岐ガイド
42 ノンソートビン
431,432 ソートビン
45,46 搬送路
50 制御部
51 読取制御部(画像読取制御部)
52 サムネイル画像生成部(縮小画像生成部)
53 表示制御部
54 画像形成制御部
55 ソート制御部
60 操作部
63 表示部
G1〜G6 サムネイル画像

Claims (5)

  1. 原稿の画像を画像データとして読み取る画像読取部と、黒色を含む複数の色毎に備えられたトナー画像を形成する画像形成機構とを有し、前記画像読取部により読み取った画像データに応じて一又は複数の前記画像形成機構を動作させることにより、カラープリント及びモノクロプリントが実行可能な複写機であって、
    原稿の画像の複写動作を当該複写機に指示する入力を行うための第1の入力操作部と、
    前記第1の入力操作部により複写動作の指示が行われると、前記画像読取部に前記原稿の画像の読取動作を行わせる画像読取制御部と、
    前記画像読取部の読取動作により得た各原稿の画像毎にカラープリントの要否を指示する入力を行うための第2の入力操作部と、
    前記第2の入力操作部により入力された内容にしたがって一又は複数の前記画像形成機構に画像形成動作を行わせる画像形成制御部と
    を備えることを特徴とする複写機。
  2. 前記第2の入力操作部によるカラープリントの要否についての入力後、前記画像形成制御部は、前記画像読取部により読み取られた画像を、カラープリントが指示された画像のグループとモノクロプリントが指示された画像のグループとに分け、前記画像形成機構にいずれか一方のグループについての画像形成動作を先に行わせることを特徴とする請求項1に記載の複写機。
  3. カラープリントが行われた用紙がそのプリント順に積層される第1の積層部と、モノクロプリントが行われた用紙がそのプリント順に積層される第2の積層部と、前記第1の積層部及び第2の積層部から用紙を1枚ずつ繰り出し、この繰り出した用紙を所定の排出位置に積層的に排出する用紙排出部と、前記所定の排出位置に排出される用紙の積層順が、前記画像読取部により画像が読取られた原稿の順番に対応するように、前記用紙排出部による前記所定の排出位置への用紙の排出動作を制御する排出制御部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の複写機。
  4. タッチパネル方式の表示部を備えて構成された前記第2の入力操作部と、前記画像読取部の読取動作により得た画像の縮小画像を生成する縮小画像生成部と、前記縮小画像生成部により生成された縮小画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記表示部における縮小画像の表示領域に対する押圧操作により、各画像についてのカラープリントの要否が指示可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の複写機。
  5. 原稿の画像を画像データとして読み取る画像読取装置に通信可能に接続され、黒色を含む複数の色毎に備えられたトナー画像を形成する一又は複数の画像形成機構を前記画像読取装置により読み取られた画像データに応じて動作させることにより、カラープリント及びモノクロプリントが実行可能な画像形成装置であって、
    前記画像読取部の読取動作により得た各原稿の画像毎にカラープリントの要否を指示する入力を行うための入力操作部と、
    前記入力操作部により入力された内容にしたがって一又は複数の前記画像形成機構に画像形成動作を行わせる画像形成制御部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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