JP2004076778A - 合成樹脂製保持器および深溝玉軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストの安い組立ての容易な合成樹脂製保持器を提供することである。
【解決手段】2枚の合成樹脂製環状体5a、5bの合せ面に複数の半球状ポケット6を周方向に間隔をおいて形成する。各ポケット6の開口部一端に開き止め爪7を設け、他端部に係合凹部8を形成する。隣接するポケット6間の結合部11に係合孔12と係合爪13とを設け、係合凹部8に対する開き止め爪7の係合および係合孔12に対する係合爪13の係合により2枚の環状体5a、5bを結合して保持器4を組立てる。また、2枚の環状体5a、5bを同一形状として、1種類の金型により成形できるようにしてコストの低減を図る。
【選択図】 図5
【解決手段】2枚の合成樹脂製環状体5a、5bの合せ面に複数の半球状ポケット6を周方向に間隔をおいて形成する。各ポケット6の開口部一端に開き止め爪7を設け、他端部に係合凹部8を形成する。隣接するポケット6間の結合部11に係合孔12と係合爪13とを設け、係合凹部8に対する開き止め爪7の係合および係合孔12に対する係合爪13の係合により2枚の環状体5a、5bを結合して保持器4を組立てる。また、2枚の環状体5a、5bを同一形状として、1種類の金型により成形できるようにしてコストの低減を図る。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、合成樹脂製の保持器およびその保持器を用いた深溝玉軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製保持器として、実開平6−1848号公報に記載されたものが従来から知られている。この公報に記載された合成樹脂製保持器においては、リング状の保持器本体の一側面に対向一対の爪を周方向に等間隔に設け、対向一対の爪間にボール保持用のポケットを形成し、隣接するポケット間の隣接する爪間に連結脚を設け、その連結脚にリング状の蓋体を連結している。
【0003】
上記合成樹脂製保持器においては、保持器本体に蓋体を連結することによって、保持器本体の外径方向への変形を防止することができるため、剛性の高い保持器を得ることができ、高速回転用として使用することができるという特徴を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の合成樹脂製保持器においては、保持器本体の成形用金型と、蓋体の成形用金型の2種類の成形金型を必要とするため、合成樹脂製保持器のコストが高く、そのコストを低減化を図るうえにおいて改善すべき点が残されている。
【0005】
また、保持器本体と蓋体をそれぞれ別々に管理する必要があるため、管理工数が増え、その管理工数を少なくするうえにおいても改善すべき点が残されている。
【0006】
この発明の課題は、コストの安い組立ての容易な合成樹脂製保持器および深溝玉軸受を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明に係る合成樹脂製保持器においては、軸方向に対向配置される2枚の環状体から成り、各環状体の対向面それぞれにボールが収容される複数の半球状ポケットを周方向に等間隔に設け、各ポケットの内面一端部にボールの外周に沿って延びる開き止め爪を設け、内面他端部に他方の環状体に形成された前記開き止め爪が係合される係合凹部を形成し、隣接するポケット間の結合部には軸方向に貫通する係合孔と、他方の環状体の結合部に形成された係合孔に係合される係合爪とを設け、前記2枚の環状体のそれぞれを合成樹脂の成形品とした構成を採用している。
【0008】
上記のように構成すれば、係合凹部に開き止め爪を係合させ、係合孔に係合爪を係合させることによって2枚の環状体は結合状態に保持され、合成樹脂製保持器をきわめて簡単に組立てることができる。
【0009】
ここで、結合部に設けられた係合爪と係合孔とでのみ2枚の環状体を結合する構造であると、軸受の回転時に、各環状体のポケットにボールからの軸方向分力が作用し、ポケットの突き合わせ端が開いてポケットが変形するおそれがある。
ポケットが変形した場合、ボールとポケットの接触が点接触から面接触に移行し、滑りによってポケット面の摩耗を促進したり、グリースを劣化させ、あるいは軸受トルクを増大させるおそれがある。
【0010】
しかし、この発明に係る合成樹脂保持器では、ポケットの内面両端を開き止め爪と係合凹部の係合によって互に連結しているため、ボールの押圧によるポケットの変形を確実に防止することができ、ポケット面の摩耗やグリースの劣化、あるいは軸受トルクの増大を抑制することができる。
【0011】
また、2枚の環状体の結合部を係合爪と係合孔の係合によって互に連結することによって、2枚の環状体の軸方向および径方向のずれ動きを確実に防止することができ、剛性の高い保持器を得ることができる。
【0012】
さらに、環状体のポケットの開口部に開き止め爪と係合凹部を設け、結合部に係合爪と係合孔とを設けることによって、ポケットの数が偶数であっても奇数であっても2枚の環状体を同一形状とすることができる。このため、成形用金型は1種類でよく、コストの安い合成樹脂製保持器を得ることができる。
【0013】
ここで、環状体を形成する合成樹脂として、エンジニアリングプラスチック、例えばポリフェニレンスルファイド(PPS)を採用することにより、剛性の高い保持器を得ることができる。
【0014】
この発明に係る合成樹脂製保持器において、前記開き止め爪の先端からポケット内面に至る部分にボールとの間でグリース溜りを形成する凹入面を設けることによって、凹入面とボール間に形成されるグリース溜りにグリースを保持させることができるので、ボールとポケットの接触部を長期にわたって良好に潤滑することができる。
【0015】
また、前記係合爪に付け根部分の厚みを薄肉厚とする盗みを設けることによって係合爪が弾性変形し易くなり、保持器の組立て性を向上させることができる。
【0016】
この発明に係る深溝玉軸受においては、外輪と内輪の間に組込まれた複数のボールを前述の発明の合成樹脂製保持器で保持する構成を採用している。
【0017】
上記の構成を採用することによって、組立ての容易なコストの安い深溝玉軸受を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、深溝玉軸受は、外輪1と、内輪2と、その両輪1、2間に組込まれたボール3およびそのボール3を保持する合成樹脂製の保持器4から成る。
【0019】
図2乃至図5に示すように、保持器4は、軸方向に対向配置された2枚の環状体5a、5bから成り、各環状体5a、5bは波形とされ、対向面にはボール3の外周に沿う複数の半球状のポケット6が周方向に等間隔に形成されている。
【0020】
各ポケット6の内面の一端部にはボール3の外周に沿って延びる開き止め爪7が設けられ、内面の他端部には他方の環状体に形成された上記開き止め爪7が係合される係合凹部8が形成されている。開き止め爪7の先端からポケット6の内面に至る部分は凹入面9とされ、その凹入面9はボール3との間でグリース溜り10を形成している。
【0021】
前記環状体5a、5bの隣接するポケット6間に形成された結合部11には軸方向一側の合せ面11aから他側面に貫通する係合孔12が設けられている。また、合せ面11aには他方の環状体の結合部11に形成された係合孔12に係合爪13が設けられている。
【0022】
係合爪13は鈎部13aを先端に有し、その鈎部13aは結合部11の他側面における係合孔12の開口周縁部に対して係合可能とされている。
【0023】
係合爪12には、付け根部分の厚みを薄肉厚とする盗み14が設けられている。
【0024】
上記の構成から成る環状体5a、5bは合成樹脂の成形品から成る。合成樹脂として、ポリフェニレンスルファイド(PPS)等のエンジニアリングプラスチックが採用されている。
【0025】
実施の形態で示す深溝玉軸受は上記の構造から成り、その深溝玉軸受の組立てに際しては、外輪1と内輪2間に複数のボール3を組込んだのち、その両輪1、2の両側方に環状体5a、5bを配置し、各環状体5a、5bのポケット6がボール3と対向するよう位置調整したのち、結合部11の合せ面11aが衝合する位置まで2枚の環状体5a、5bを軸方向に押し込む。その押し込みによって、係合凹部8に開き止め爪7が係合すると共に、係合孔12に係合爪13が係合し、その係合によって2枚の環状体5a、5bが結合一体化され、保持器4が組み立てられる。
【0026】
このように、2枚の環状体5a、5bを軸方向に押し込む簡単な作用によって保持器4を組立てることができると共に、開き止め爪7と係合凹部8の係合によって軸方向で対向するポケット6の突き合わせ端の開きを防止することができる。
【0027】
このため、深溝玉軸受の回転時にポケット6がボール3で押圧されてもポケット6は変形することがない。したがって、ボール3とポケット6の接触を常に一定の状態に保持することができ、ポケット面の摩耗やグリースの劣化、あるいは軸受トルクの増加を抑制することができる。
【0028】
また、2枚の環状体5a、5bの結合部11を係合孔12と係合爪13の係合によって互に連結することによって、2枚の環状体5a、5bの軸方向および径方向のずれ動きを確実に防止することができ、剛性の高い保持器4を得ることができる。
【0029】
ここで、2枚の環状体5a、5bは、ポケット6の内面一端に開き止め爪7を設け、内面他端部に係合凹部8を形成し、結合部11に係合孔12と係合爪13とを形成した同一の形状であるため、成形用の金型は1種類でよく、コストの安い保持器4を得ることができる。
【0030】
図3乃至図4に示すように、開き止め爪7の先端からポケット6の内面に至る部分に凹入面9を形成することにより、その凹入面9とボール3との間にグリース溜り10を設けることができ、多くのグリースを保持させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、2枚の環状体を対向配置して軸方向に押し込むことにより、係合凹部に開き止め爪が係合し、かつ係合孔に係合爪が係合して2枚の環状体が結合されるため、保持器をきわめて簡単に組立てることができる。
【0032】
また、2枚の環状体は同一形状であるため1種類の成形用金型により成形することができ、コストの安い保持器を得ることができる。
【0033】
さらに、軸方向で対向するポケットの突き合わせ端を開き止め爪と係合凹部の係合によって互に連結したので、玉軸受の回転時にポケットがボールによって軸方向に押圧された場合に、その押圧力を開き止め爪と係合凹部の係合によって受けることができ、ポケットが変形するのを防止することができる。このため、ボールとポケットの接触を常に一定に保持することができ、ポケット面の摩耗やグリースの劣化あるいは軸受トルクの増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る深溝玉軸受の実施の形態を示す縦断正面図
【図2】図1に示す深溝玉軸受の保持器を示す一部切欠側面図
【図3】図2に示す保持器の一部分を拡大して示す平面図
【図4】図2に示す保持器の一部分を拡大して示す断面図
【図5】図3に示す保持器の分解斜視図
【符号の説明】
1 外輪
2 内輪
3 ボール
4 保持器
5a、5b 環状体
6 ポケット
7 開き止め爪
8 係合凹部
9 凹入面
10 グリース溜り
11 結合部
12 係合孔
13 係合爪
14 盗み
【発明の属する技術分野】
この発明は、合成樹脂製の保持器およびその保持器を用いた深溝玉軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製保持器として、実開平6−1848号公報に記載されたものが従来から知られている。この公報に記載された合成樹脂製保持器においては、リング状の保持器本体の一側面に対向一対の爪を周方向に等間隔に設け、対向一対の爪間にボール保持用のポケットを形成し、隣接するポケット間の隣接する爪間に連結脚を設け、その連結脚にリング状の蓋体を連結している。
【0003】
上記合成樹脂製保持器においては、保持器本体に蓋体を連結することによって、保持器本体の外径方向への変形を防止することができるため、剛性の高い保持器を得ることができ、高速回転用として使用することができるという特徴を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の合成樹脂製保持器においては、保持器本体の成形用金型と、蓋体の成形用金型の2種類の成形金型を必要とするため、合成樹脂製保持器のコストが高く、そのコストを低減化を図るうえにおいて改善すべき点が残されている。
【0005】
また、保持器本体と蓋体をそれぞれ別々に管理する必要があるため、管理工数が増え、その管理工数を少なくするうえにおいても改善すべき点が残されている。
【0006】
この発明の課題は、コストの安い組立ての容易な合成樹脂製保持器および深溝玉軸受を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明に係る合成樹脂製保持器においては、軸方向に対向配置される2枚の環状体から成り、各環状体の対向面それぞれにボールが収容される複数の半球状ポケットを周方向に等間隔に設け、各ポケットの内面一端部にボールの外周に沿って延びる開き止め爪を設け、内面他端部に他方の環状体に形成された前記開き止め爪が係合される係合凹部を形成し、隣接するポケット間の結合部には軸方向に貫通する係合孔と、他方の環状体の結合部に形成された係合孔に係合される係合爪とを設け、前記2枚の環状体のそれぞれを合成樹脂の成形品とした構成を採用している。
【0008】
上記のように構成すれば、係合凹部に開き止め爪を係合させ、係合孔に係合爪を係合させることによって2枚の環状体は結合状態に保持され、合成樹脂製保持器をきわめて簡単に組立てることができる。
【0009】
ここで、結合部に設けられた係合爪と係合孔とでのみ2枚の環状体を結合する構造であると、軸受の回転時に、各環状体のポケットにボールからの軸方向分力が作用し、ポケットの突き合わせ端が開いてポケットが変形するおそれがある。
ポケットが変形した場合、ボールとポケットの接触が点接触から面接触に移行し、滑りによってポケット面の摩耗を促進したり、グリースを劣化させ、あるいは軸受トルクを増大させるおそれがある。
【0010】
しかし、この発明に係る合成樹脂保持器では、ポケットの内面両端を開き止め爪と係合凹部の係合によって互に連結しているため、ボールの押圧によるポケットの変形を確実に防止することができ、ポケット面の摩耗やグリースの劣化、あるいは軸受トルクの増大を抑制することができる。
【0011】
また、2枚の環状体の結合部を係合爪と係合孔の係合によって互に連結することによって、2枚の環状体の軸方向および径方向のずれ動きを確実に防止することができ、剛性の高い保持器を得ることができる。
【0012】
さらに、環状体のポケットの開口部に開き止め爪と係合凹部を設け、結合部に係合爪と係合孔とを設けることによって、ポケットの数が偶数であっても奇数であっても2枚の環状体を同一形状とすることができる。このため、成形用金型は1種類でよく、コストの安い合成樹脂製保持器を得ることができる。
【0013】
ここで、環状体を形成する合成樹脂として、エンジニアリングプラスチック、例えばポリフェニレンスルファイド(PPS)を採用することにより、剛性の高い保持器を得ることができる。
【0014】
この発明に係る合成樹脂製保持器において、前記開き止め爪の先端からポケット内面に至る部分にボールとの間でグリース溜りを形成する凹入面を設けることによって、凹入面とボール間に形成されるグリース溜りにグリースを保持させることができるので、ボールとポケットの接触部を長期にわたって良好に潤滑することができる。
【0015】
また、前記係合爪に付け根部分の厚みを薄肉厚とする盗みを設けることによって係合爪が弾性変形し易くなり、保持器の組立て性を向上させることができる。
【0016】
この発明に係る深溝玉軸受においては、外輪と内輪の間に組込まれた複数のボールを前述の発明の合成樹脂製保持器で保持する構成を採用している。
【0017】
上記の構成を採用することによって、組立ての容易なコストの安い深溝玉軸受を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、深溝玉軸受は、外輪1と、内輪2と、その両輪1、2間に組込まれたボール3およびそのボール3を保持する合成樹脂製の保持器4から成る。
【0019】
図2乃至図5に示すように、保持器4は、軸方向に対向配置された2枚の環状体5a、5bから成り、各環状体5a、5bは波形とされ、対向面にはボール3の外周に沿う複数の半球状のポケット6が周方向に等間隔に形成されている。
【0020】
各ポケット6の内面の一端部にはボール3の外周に沿って延びる開き止め爪7が設けられ、内面の他端部には他方の環状体に形成された上記開き止め爪7が係合される係合凹部8が形成されている。開き止め爪7の先端からポケット6の内面に至る部分は凹入面9とされ、その凹入面9はボール3との間でグリース溜り10を形成している。
【0021】
前記環状体5a、5bの隣接するポケット6間に形成された結合部11には軸方向一側の合せ面11aから他側面に貫通する係合孔12が設けられている。また、合せ面11aには他方の環状体の結合部11に形成された係合孔12に係合爪13が設けられている。
【0022】
係合爪13は鈎部13aを先端に有し、その鈎部13aは結合部11の他側面における係合孔12の開口周縁部に対して係合可能とされている。
【0023】
係合爪12には、付け根部分の厚みを薄肉厚とする盗み14が設けられている。
【0024】
上記の構成から成る環状体5a、5bは合成樹脂の成形品から成る。合成樹脂として、ポリフェニレンスルファイド(PPS)等のエンジニアリングプラスチックが採用されている。
【0025】
実施の形態で示す深溝玉軸受は上記の構造から成り、その深溝玉軸受の組立てに際しては、外輪1と内輪2間に複数のボール3を組込んだのち、その両輪1、2の両側方に環状体5a、5bを配置し、各環状体5a、5bのポケット6がボール3と対向するよう位置調整したのち、結合部11の合せ面11aが衝合する位置まで2枚の環状体5a、5bを軸方向に押し込む。その押し込みによって、係合凹部8に開き止め爪7が係合すると共に、係合孔12に係合爪13が係合し、その係合によって2枚の環状体5a、5bが結合一体化され、保持器4が組み立てられる。
【0026】
このように、2枚の環状体5a、5bを軸方向に押し込む簡単な作用によって保持器4を組立てることができると共に、開き止め爪7と係合凹部8の係合によって軸方向で対向するポケット6の突き合わせ端の開きを防止することができる。
【0027】
このため、深溝玉軸受の回転時にポケット6がボール3で押圧されてもポケット6は変形することがない。したがって、ボール3とポケット6の接触を常に一定の状態に保持することができ、ポケット面の摩耗やグリースの劣化、あるいは軸受トルクの増加を抑制することができる。
【0028】
また、2枚の環状体5a、5bの結合部11を係合孔12と係合爪13の係合によって互に連結することによって、2枚の環状体5a、5bの軸方向および径方向のずれ動きを確実に防止することができ、剛性の高い保持器4を得ることができる。
【0029】
ここで、2枚の環状体5a、5bは、ポケット6の内面一端に開き止め爪7を設け、内面他端部に係合凹部8を形成し、結合部11に係合孔12と係合爪13とを形成した同一の形状であるため、成形用の金型は1種類でよく、コストの安い保持器4を得ることができる。
【0030】
図3乃至図4に示すように、開き止め爪7の先端からポケット6の内面に至る部分に凹入面9を形成することにより、その凹入面9とボール3との間にグリース溜り10を設けることができ、多くのグリースを保持させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、2枚の環状体を対向配置して軸方向に押し込むことにより、係合凹部に開き止め爪が係合し、かつ係合孔に係合爪が係合して2枚の環状体が結合されるため、保持器をきわめて簡単に組立てることができる。
【0032】
また、2枚の環状体は同一形状であるため1種類の成形用金型により成形することができ、コストの安い保持器を得ることができる。
【0033】
さらに、軸方向で対向するポケットの突き合わせ端を開き止め爪と係合凹部の係合によって互に連結したので、玉軸受の回転時にポケットがボールによって軸方向に押圧された場合に、その押圧力を開き止め爪と係合凹部の係合によって受けることができ、ポケットが変形するのを防止することができる。このため、ボールとポケットの接触を常に一定に保持することができ、ポケット面の摩耗やグリースの劣化あるいは軸受トルクの増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る深溝玉軸受の実施の形態を示す縦断正面図
【図2】図1に示す深溝玉軸受の保持器を示す一部切欠側面図
【図3】図2に示す保持器の一部分を拡大して示す平面図
【図4】図2に示す保持器の一部分を拡大して示す断面図
【図5】図3に示す保持器の分解斜視図
【符号の説明】
1 外輪
2 内輪
3 ボール
4 保持器
5a、5b 環状体
6 ポケット
7 開き止め爪
8 係合凹部
9 凹入面
10 グリース溜り
11 結合部
12 係合孔
13 係合爪
14 盗み
Claims (4)
- 軸方向に対向配置される2枚の環状体から成り、各環状体の対向面それぞれにボールが収容される複数の半球状ポケットを周方向に等間隔に設け、各ポケットの内面一端部にボールの外周に沿って延びる開き止め爪を設け、内面他端部に他方の環状体に形成された前記開き止め爪が係合される係合凹部を形成し、隣接するポケット間の結合部には軸方向に貫通する係合孔と、他方の環状体の結合部に形成された係合孔に係合される係合爪とを設け、前記2枚の環状体のそれぞれを合成樹脂の成形品とした合成樹脂製保持器。
- 前記開き止め爪の先端からポケット内面に至る部分にボールとの間でグリース溜りを形成する凹入面を設けた請求項1に記載の合成樹脂製保持器。
- 前記係合爪に付け根部分の厚みを薄肉厚とする盗みを設けた請求項1又は2に記載の合成樹脂製保持器。
- 外輪と内輪との間にボールと、そのボールを保持する保持器とを組込んだ深溝玉軸受において、前記保持器が軸方向に対向配置される2枚の環状体から成り、各環状体の対向面それぞれにボールが収容される複数の半球状ポケットを周方向に等間隔に設け、各ポケットの内面一端部にボールの外周に沿って延びる開き止め爪を設け、内面他端部に他方の環状体に形成された前記開き止め爪が係合される係合凹部を形成し、隣接するポケット間の結合部には軸方向に貫通する係合孔と、他方の環状体の結合部に形成された係合孔に係合される係合爪とを設け、前記2枚の環状体のそれぞれを合成樹脂の成形品としたことを特徴とする深溝玉軸受。
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