JP2006258165A - 玉軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸受の内径が小さい場合や、軸受のボールの径が小さい場合にも、合成樹脂製保持器の係合爪の強度を確保することができ、保持器にガタを生じにくい玉軸受を提供する。
【解決手段】軸方向に向き合う2枚の環状体6a、6bの対向面にボール3を収容する半球状のポケット7を周方向に等間隔に形成し、環状体6aの外周に開放して軸方向に延びる係合溝11OUTを環状体6aの隣り合うポケット7、7の間に形成し、その係合溝11OUTに挿入して環状体6aに係合させる環状体結合用の係合爪9OUTを環状体6bの隣り合うポケット7、7の間に設けてなる合成樹脂製保持器4を有し、その合成樹脂製保持器4で内輪1と外輪2の間のボール3を保持した玉軸受を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】軸方向に向き合う2枚の環状体6a、6bの対向面にボール3を収容する半球状のポケット7を周方向に等間隔に形成し、環状体6aの外周に開放して軸方向に延びる係合溝11OUTを環状体6aの隣り合うポケット7、7の間に形成し、その係合溝11OUTに挿入して環状体6aに係合させる環状体結合用の係合爪9OUTを環状体6bの隣り合うポケット7、7の間に設けてなる合成樹脂製保持器4を有し、その合成樹脂製保持器4で内輪1と外輪2の間のボール3を保持した玉軸受を提供する。
【選択図】図1
Description
この発明は、合成樹脂製保持器を組み込んだ玉軸受に関する。
軸受に組み込む合成樹脂製保持器として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。この保持器は、軸方向に向き合う2枚の環状体からなり、各環状体の対向面にはボールを収容する半球状のポケットが周方向に等間隔に形成されている。隣り合うポケット間には軸方向に突出する係合爪と、軸方向に貫通する係合孔とが設けられており、一方の環状体の係合爪を他方の環状体の係合孔に係合させて環状体を互いに結合することができるようになっている。
しかし、軸受の内径が小さい場合や、軸受のボールの径が小さい場合、保持器を構成する環状体の径方向の厚みも小さくなる。そのため、係合孔とその係合孔に挿入する係合爪のサイズが小さくなり、係合爪の強度が不足しやすくなる。係合爪の強度が不足すると、2枚の環状体の間にガタを生じ、そのガタにより保持器が軸受軌道輪や軸受シールに接触し、軸受性能が劣化するおそれがあった。
この発明が解決しようとする課題は、軸受の内径が小さい場合や、軸受のボールの径が小さい場合にも、合成樹脂製保持器の係合爪の強度を確保することができ、保持器にガタを生じにくい玉軸受を提供することである。
上記の課題を解決するために、軸方向に向き合う2枚の環状体の対向面にボールを収容する半球状のポケットを周方向に等間隔に形成し、環状体の内周または外周に開放して軸方向に延びる係合溝を一方の前記環状体の隣り合うポケット間に形成し、その係合溝に挿入して前記一方の環状体に係合させる環状体結合用の係合爪を他方の前記環状体の隣り合うポケット間に設けてなる合成樹脂製保持器を有し、その合成樹脂製保持器で内輪と外輪の間のボールを保持した。
係合爪を挿入する係合溝が環状体の内周または外周に開放しているので、係合爪の径方向の厚みを大きくとることができ、環状体の径方向の厚みが小さい場合にも係合爪の径方向の厚みを大きくとることができる。そのため、軸受の内径が小さい場合や、軸受のボールの径が小さい場合にも係合爪の強度を確保することができ、2枚の環状体の間にガタが生じにくい。
図1に、この発明の実施形態の玉軸受を示す。この玉軸受は、内輪1と、外輪2と、内輪1と外輪2の間に組み込まれたボール3と、ボール3を保持する保持器4とを有する。また、この玉軸受にはシール部材5が組み込まれており、このシール部材5が内輪1と外輪2の間に封入されたグリースの漏れを防いでいる。
保持器4は、図2に示すように軸方向に向き合う2枚の環状体6a、6bからなる。環状体6a、6bの対向面には、ボール3を収容する半球状のポケット7が形成されており、このポケット7は、図3に示すように周方向に等間隔に形成されている。
環状体6aの隣り合うポケット7、7の間には、図2に示すように、径方向外方に突出する鈎部8を先端に有する係合爪9INが、他方の環状体6bに突き合わせる合わせ面10から軸方向に突出して設けられている。環状体6bの隣り合うポケット7、7の間には、環状体6bの内周に開放して軸方向に延びる係合溝11INが形成されており、この係合溝11INに係合爪9INが挿入されて、係合溝11INの軸方向端縁に鈎部8が係合する。
同様に、環状体6bの隣り合うポケット7、7の間には、径方向内方に突出する鈎部12を先端に有する係合爪9OUTが、他方の環状体6bに突き合わせる合わせ面13から軸方向に突出して設けられている。環状体6aの隣り合うポケット7、7の間には、環状体6aの外周に開放して軸方向に延びる係合溝11OUTが形成されており、この係合溝11OUTに係合爪9OUTが挿入されて、係合溝11OUTの軸方向端縁に鈎部12が係合する。
この環状体6a、6bは合成樹脂の成形品からなる。合成樹脂としては、たとえばポリフェニレンサルファイド(PPS)等のエンジニアリングプラスチックを用いることができる。
この玉軸受は、たとえば次のようにして組み立てることができる。まず、内輪1と外輪2の間にボール3を組み込み、そのボール3を周方向に等間隔となるように位置調整する。つぎに、ボール3にポケット7を対応させて環状体6a、6bを対向配置する。つづいて、図4に示すように環状体6a、6bを互いに近づけて係合爪9INを係合溝11INに、係合爪9OUTを係合溝11OUTにそれぞれ挿入する。さらに環状体6a、6bを互いに近づけて合わせ面10、13を互いに接触させると、図5に示すように、係合爪9INの鈎部8が係合溝11INを、係合爪9OUTの鈎部12が係合溝11OUTをそれぞれ通り抜けてその係合溝の軸方向端縁に係合し、環状体6a、6bが互いに結合する。
この玉軸受を用いると、係合溝11INが環状体の内周に開放しているので、係合溝11INに挿入する係合爪9INの径方向の厚みを大きくとることができる。また、係合溝11OUTが環状体の外周に開放しているので、係合溝11OUTに挿入する係合爪9OUTの径方向の厚みを大きくとることができる。したがって、環状体6a、6bの径方向の厚みが小さい場合にも係合爪9IN、9OUTの強度を確保することができる。
環状体6a、6bのポケット7の両端には、図2に示すようにグリース溜りをなす凹部14を形成すると好ましい。グリース溜りをなす凹部14を形成すると、凹部14に保持されたグリースが、ボール3とポケット7の内面とを潤滑して、ボール3と保持器の接触による摩耗粉や摩擦熱の発生を抑制する。
また、図2に示すように、係合爪9IN、9OUTの径方向に隣接して軸方向に貫通する開口15を環状体6a、6bに形成すると好ましい。開口15を形成すると、係合爪9IN、9OUTのアンダカット部16から開口15を通じて成形金型を抜くことができるので、環状体6a、6bの成形が容易である。
上記実施形態では、係合爪9INの鈎部8が係合溝11INの軸方向端縁に係合するようにしたが、たとえば係合溝11INの内面に段部を形成し、その段部に係合爪9INの鈎部8が係合するようにしてもよい。要は、係合溝11INに挿入した係合爪9INが係合して環状体6a、6bを結合すればよい。
図3に示すように、係合爪9INと係合溝11INを周方向に交互に配置し、また係合爪9OUTと係合溝11OUTを周方向に交互に配置して、環状体6a、6bを同一形状とすると、生産コストの面で有利となり好ましい。
また、隣り合うポケット7、7の間に、図6に示すように係合爪9INと係合溝11INとを並べて配置し、また係合爪9OUTと係合溝11OUTとを並べて配置してもよい。このようにすれば、ポケット7が奇数個のときにも、図7に示すようにポケット間の係合爪と係合溝の配置を統一して、環状体6a、6bを同一形状とすることができる。
図では、環状体6aに係合爪9INと係合爪11OUTの両方を形成し、他方の環状体6bに係合溝11IN、9OUTを形成しているが、たとえば図8に示すように、環状体6aに係合爪9OUTのみを形成し、他方の環状体6bに係合溝11OUTのみを形成してもよく、また、環状体6aに係合爪9INのみを形成し、他方の環状体6bに係合溝11INのみを形成してもよい。
係合爪9OUTと係合溝11OUTは、図9に示すように軸直角断面が径方向外方に狭まる形状とすると好ましい。このようにすれば、係合爪9OUTが係合溝11OUTに蟻溝嵌合するので、係合爪9OUTが径方向外方に広がらず、環状体6a、6bの結合がより安定する。同様に、係合爪9INを係合溝11INに挿入して環状体6a、6bを結合する場合は、係合爪9INと係合溝11INを、軸直角断面が径方向内方に狭まる形状とするとよい。
また図8に示すように、軸方向に延びるガイド突条17を係合溝11OUTの径方向端縁に形成し、そのガイド突条17で係合爪9OUTを案内すると好ましい。このようにすれば、ガイド突条17が、係合爪9OUTの径方向外方への広がりを防止するので、係合爪9OUTの係合が外れにくくなり、環状体6a、6bの結合がより安定する。係合爪9INを挿入して環状体6a、6bを結合する場合も、係合溝11INの径方向端縁に同様のガイド突条を形成すると好ましい。
1 内輪
2 外輪
3 ボール
4 保持器
6a、6b 環状体
7 ポケット
8、12 鈎部
9IN、9OUT 係合爪
11IN、11OUT 係合溝
2 外輪
3 ボール
4 保持器
6a、6b 環状体
7 ポケット
8、12 鈎部
9IN、9OUT 係合爪
11IN、11OUT 係合溝
Claims (1)
- 軸方向に向き合う2枚の環状体の対向面にボールを収容する半球状のポケットを周方向に等間隔に形成し、環状体の内周または外周に開放して軸方向に延びる係合溝を一方の前記環状体の隣り合うポケット間に形成し、その係合溝に挿入して前記一方の環状体に係合させる環状体結合用の係合爪を他方の前記環状体の隣り合うポケット間に設けてなる合成樹脂製保持器を有し、その合成樹脂製保持器で内輪と外輪の間のボールを保持した玉軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005074930A JP2006258165A (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 玉軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005074930A JP2006258165A (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 玉軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006258165A true JP2006258165A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37097655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005074930A Pending JP2006258165A (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 玉軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006258165A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011098357A1 (de) * | 2010-02-12 | 2011-08-18 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Geteilter kunststoffkäfig für ein wälzlager mit schnappverbindung |
DE102013223749A1 (de) * | 2013-11-21 | 2015-05-21 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Käfig für ein Wälzlager, insbesondere für ein Kugellager |
-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005074930A patent/JP2006258165A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011098357A1 (de) * | 2010-02-12 | 2011-08-18 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Geteilter kunststoffkäfig für ein wälzlager mit schnappverbindung |
DE102013223749A1 (de) * | 2013-11-21 | 2015-05-21 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Käfig für ein Wälzlager, insbesondere für ein Kugellager |
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