JP2009058039A - 転がり軸受用保持器 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持器を両抱き式として、転動体に対する保持剛性を高くし高速回転時の遠心力によって変形されにくい構造とすると共に、ポケット内に対する潤滑油の流れを円滑化し、攪拌抵抗を低減してトルク損失を良好に抑制する。
【解決手段】軸方向両端部に配置された第1、第2の円環部21、22と、これら第1、第2の円環部21、22を連結すると共に転動体18を収納する複数のポケット25を区画形成する複数の柱部26とを備える。複数の柱部26において軸方向に分割され、これら分割部において結合される第1、第2の分割体30、35によって分割構成される。第1、第2の分割体30、35のうち、少なくとも一方の分割体の外径面には、基端がポケット25に通じる油溝40が凹設される。油溝40は、ポケット25に通じる基端側が深く先端側に向けてしだいに浅くなる傾斜状に形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明は転がり軸受用保持器に関する。
従来、玉軸受、ころ軸受等の転がり軸受に用いられる保持器において、冠型保持器とも呼ばれている片抱き式の保持器が知られている。
また、保持器において、軸方向両端部に配置された第1、第2の円環部と、これら第1、第2の円環部を連結すると共に転動体を収納する複数のポケットを区画形成する複数の柱部とを備え、各柱部において軸方向に分割され、これら各柱分割部で相互に結合される第1、第2の分割体によって分割構成された両抱き式(分割式)の保持器が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−292097号公報
ところで、片抱き式の保持器は、転動体に対する保持剛性が低く高速回転時の遠心力によって変形されやすい構造となり、高速回転用には適応できない場合がある。
すなわち、高速回転時の遠心力によって保持器が変形されると、保持器の変形部の一部が転動体と不測に干渉し、回転抵抗を増大させたり、焼き付きを発生させる懸念がある。
これに対し、両抱き式の保持器は、片抱き式の保持器と比べ、転動体に対する保持剛性が高く高速回転時の遠心力によって変形されにくい構造となり、高速回転用に適する。
しかしながら、両抱き式の保持器は、ポケット内に潤滑油が滞留しやすく、転動体による潤滑油の攪拌抵抗が大きくなり、トルク損失をまねく恐れがある。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、保持器を両抱き式として、転動体に対する保持剛性を高くし高速回転時の遠心力によって変形されにくい構造とすると共に、ポケット内に対する潤滑油の流れを円滑化し、これによって潤滑油の攪拌抵抗を低減してトルク損失を良好に抑制することができる転がり軸受用保持器を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る転がり軸受用保持器は、内輪と外輪との間の環状空間に配置され、前記内輪と前記外輪との間に複数の転動体を転動可能に保持するための転がり軸受用保持器であって、
軸方向両端部に配置された第1、第2の円環部と、これら第1、第2の円環部を連結すると共に前記転動体を収納する複数のポケットを区画形成する複数の柱部とを備え、
前記複数の柱部において軸方向に分割され、これら分割部において結合される第1、第2の分割体によって分割構成され、
前記第1、第2の分割体のうち、少なくとも一方の分割体の外径面には、基端が前記ポケットに通じる油溝が凹設され、
前記油溝は、前記ポケットに通じる基端側が深く先端側に向けてしだいに浅くなる傾斜状に形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、複数の柱部において軸方向に分割され、これら分割部において結合される第1、第2の分割体によって分割構成された両抱き式の保持器とすることで、片抱き式の保持器と比べ、転動体に対する保持剛性を高くすることができ、高速回転用に適する。
特に、第1、第2の分割体のうち、少なくとも一方の分割体の外径面に凹設された油溝がポケットに通じる基端側が深く先端側に向けてしだいに浅くなる傾斜状に形成されているため、軸受け回転時において、保持器の内径側からポケットに流入した潤滑油が遠心力の作用によって外径側へ流れた後、油溝を通して円滑に排出される。
前記したようにして、ポケット内に対する潤滑油の流れを円滑化することができ、これによって潤滑油の攪拌抵抗を低減してトルク損失を良好に抑制することができる。
請求項2に係る転がり軸受用保持器は、請求項1に記載の転がり軸受用保持器であって、
ポケットは、転動体としての玉の外周面に対し四辺において接触可能な略四角形状に形成され、
油溝は、前記ポケットの各角部から放射状をなしてそれぞれ設けられていることを特徴とする。
前記構成によると、ポケットの各角部から放射状をなしてそれぞれ設けられた油溝によってポケットに流入した潤滑油をより一層円滑に排出することができ、潤滑油の攪拌抵抗の低減に効果が大きい。
請求項3に係る転がり軸受用保持器は、請求項1又は2に記載の転がり軸受用保持器であって、
第1、第2の分割体のうち、少なくとも一方の分割体の外径面には、外輪の内径面に向けて突出する凸部が形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、軸受け回転時において、遠心力の作用によって保持器の外径が拡張し、分割体の外径面に形成された凸部が外輪の内径面に接触したとしても、分割体の外径面と外輪の内径面との間には常に隙間が確保される。このため、油溝を通して排出された潤滑油を前記隙間を通して転がり軸受の外部に良好に排出することができる。
この発明を実施するための最良の形態について実施例にしたがって説明する。
〔実施例1〕
この発明の実施例1を図1〜図6にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施例1に係る保持器が採用された転がり軸受としての深溝玉軸受を示す断面図である。図2は深溝玉軸受の内輪、外輪、転動体及び保持器の組み付け状態を拡大して示す断面図である。図3は保持器の一部を拡大して示す斜視図である。図4は図3のIV−IV線に基づく断面図である。図5は図3のV−V線に基づく断面図である。図6は第1、第2の分割体の外径面に凹設された油溝を示す断面図である。
図1と図2に示すように、転がり軸受が深溝玉軸受である場合を例示するこの実施例1において、内輪12の外径面に形成された軌道面13と、外輪15の内径面に形成された軌道面16との間には、転動体としての複数の玉18が転動可能に配列されている。 内輪12と外輪15との間の環状空間には、複数の玉18を保持する保持器20が組み込まれている。
図2と図3に示すように、保持器20は、軸方向両端部に配置された第1、第2の円環部21、22と、これら第1、第2の円環部21,22を連結すると共に複数の玉18を周方向に所定間隔を隔てて転動可能に収納する複数のポケット25を区画形成するための複数の柱部26とを備えている。
また、保持器20は、複数の柱部26において軸方向に分割され、これら分割部において結合される第1、第2の分割体30、35によって分割構成されている。
すなわち、第1の分割体30は、第1の円環部21と、柱部26の軸方向一側の第1の柱分割部31とを一体に有する一方、第2の分割体35は、第2の円環部22と、柱部26の軸方向他側の第2の柱分割部36とを一体に有しており、これら、第1、第2の分割体30、35は共に耐摩耗性及び耐熱性を有する合成樹脂材の射出成形によって形成されている。
そして、図4と図5に示すように、第1、第2の柱分割部31、36には、相互に弾性的に係合して第1、第2の分割体30、35を結合状態に保持する結合部32、37と係止部33、38とがそれぞれ形成されている。なお、第1、第2の柱分割部31、36の結合部32、37と係止部33、38は、周知の構造をなしており、例えば、特許文献1(特開2006−292097号公報)と同様であるため、その詳細は省略する。
図3と図6に示すように、第1、第2の分割体30、35の外径面には、基端がポケット25に通じる油溝40がそれぞれ凹設され、この油溝40はポケット25に通じる基端側が深く先端側に向けてしだいに浅くなる傾斜状に形成されている。
この実施例1において、ポケット25は、玉18の外周面に対し四辺において接触可能な略四角形状に形成されている。
また、油溝40は、ポケット25の各角部から放射状をなしてそれぞれ設けられ、基端が柱部26の内径端又はその近傍に位置して深く形成され、先端側が第1の円環部21又は第2の円環部22の端面に至って浅く形成された傾斜溝をなしている。
また、この実施例1において、図2と図3に示すように、第1、第2の分割体30、35の外径面には、外輪15の内径面に向けて突出する複数の凸部50が形成されている。 また、凸部50は、その形状、大きさ、配列態様等は適宜に設定すればよく、潤滑油の排出性を考慮すると、保持器20の周方向に連続する無端環状に形成することは避け、周方向に断続的、又は点在するように配置することが望ましい。
上述したように構成されるこの実施例1に係る転がり軸受用保持器20において、第1、第2の分割体30、35によって分割構成された両抱き式の保持器20とすることで、片抱き式の保持器と比べ、玉18に対する保持剛性を高くすることができ、高速回転用に適する。
また、軸受け回転時において、保持器25の内径側からポケット25内に流入した潤滑油は遠心力の作用によって外径側へ向けて流れる。また、ポケット25内に流入した潤滑油の一部は、ポケット25の各角部に配置された油溝40内に流入し、これら油溝40に沿ってそれぞれ流れて排出される。これによって、ポケット25内に流入した潤滑油を効率よく円滑に排出することができる。この結果、潤滑油の攪拌抵抗を小さく抑えることができ、トルク損失の低減に効果が大きい。
しかも、この実施例1において、ポケット25の各角部から放射状をなしてそれぞれ設けられた油溝40は、その基端が柱部26の内径端又はその近傍に位置して深く形成され、先端側が第1の円環部21又は第2の円環部22の端面に至って(開口して)浅く形成された傾斜溝をなしている。このため、保持器25の内径側からポケット25内に流入した潤滑油の一部が油溝40に案内されて外径側へ一層円滑に流れて排出される。
また、この実施例1において、図2と図6に示すように、第1、第2の分割体30、35の外径面に外輪15の内径面に向けて突出する凸部50が形成されている。このため、軸受け回転時において、遠心力の作用によって保持器20の外径が僅かではあるが拡張し、第1、第2の分割体30、35の凸部50が外輪15の内径面(軌道面16の両側部の内径面)に接触したとしても、保持器20の外径面と外輪15の内径面との間には常に隙間Sを確保することができる。この結果、油溝40に誘導されて排出された潤滑油を前記隙間Sを通して深溝玉軸受の外部に良好に排出することができる。
ただし、この実施例1においては、油溝40の先端側が第1の円環部21又は第2の円環部22の端面に至って開口しているため、保持器20の外径面が外輪15の内径面に接触したとしても、油溝40の先端は、常に第1の円環部21又は第2の円環部22の端面に開口する。したがって、第1、第2の分割体30、35の外径面に外輪15の内径面に向けて突出する凸部50を必ずしも設けなくても、潤滑油の停滞を防止することができる。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。
例えば、前記実施例1においては、第1、第2の分割体30、35の外径面のポケット25の各角部から放射状をなして計4つの油溝40が設けられる場合を例示したが油溝40の配設個数、形状、長さ、溝幅等は適宜に設定すればよい。
例えば、図7と図8に示すように、第1、第2の分割体30、35の外径面のポケット25の周方向両縁部から周方向へ所定長さの油溝140(240)を平行状に形成してもよく、図9に示すように、油溝340を斜めに形成してもよい。
また、図7と図9に示すように、油溝140(240)の溝幅を、ポケット25に通じる基端側が広く先端側に向けてしだいに狭くなる形状に形成してもよく、図8に示すように、油溝340の溝幅を、ポケット25に通じる基端側から先端側にわたって同幅に形成してもよい。ただし、図7〜図9に示す油溝140、240、340は、いずれにおいても、図10に示すように、ポケット25に通じる基端側が深く先端側に向けてしだいに浅くなる傾斜状に形成されている。
すなわち、油溝40(140、240、340)は、第1、第2の分割体30、35のうち、少なくとも一方の分割体の外径面に凹設され、ポケット25に通じる基端側が深く先端側に向けてしだいに浅くなる傾斜状に形成されることで、この発明を実施可能である。
また、図7〜図9に示すような油溝140、240、340においては、保持器20の外径面と外輪15の内径面との間に、常に隙間を確保するために、第1、第2の分割体30、35のうち、少なくとも一方の分割体の外径面に、実施例1で述べた凸部50を形成することが望ましい。
また、前記実施例1においては、転がり軸受が深溝玉軸受である場合を例示したが、深溝玉軸受以外の転がり玉軸受やころ軸受の保持器としても採用することができる。
この発明の実施例1に係る保持器が採用された転がり軸受としての深溝玉軸受を示す断面図である。 同じく深溝玉軸受の内輪、外輪、転動体及び保持器の組み付け状態を拡大して示す断面図である。 同じく保持器の一部を拡大して示す斜視図である。 同じく図3のIV−IV線に基づく断面図である。 同じく図3のV−V線に基づく断面図である。 同じく第1、第2の分割体の外径面に凹設された油溝を示す断面図である。 第1、第2の分割体の外径面の油溝がポケットの周方向両側部から周方向へ平行状をなし基端側から先端側に向けてしだいに狭くなる形状に形成された実施態様を示す説明図である。 第1、第2の分割体の外径面の油溝がポケットの周方向両側部から周方向へ平行状をなし基端側から先端側にわたって同幅に形成された実施態様を示す説明図である。 第1、第2の分割体の外径面の油溝がポケットの周方向両側部から周方向へ傾斜状をなし基端側から先端側に向けてしだいに狭くなる形状に形成された実施態様を示す説明図である。 第1、第2の分割体の外径面の油溝を示す横断面図である。
符号の説明
12 内輪
15 外輪
18 玉(転動体)
20 保持器
21 第1の円環部
22 第2の円環部
25 ポケット
26 柱部
30 第1の分割体
31 第1の柱分割部
35 第2の分割体
36 第2の柱分割部
40、140、240、340 油溝
50 凸部

Claims (3)

  1. 内輪と外輪との間の環状空間に配置され、前記内輪と前記外輪との間に複数の転動体を転動可能に保持するための転がり軸受用保持器であって、
    軸方向両端部に配置された第1、第2の環状部と、これら第1、第2の環状部を連結すると共に前記転動体を収納する複数のポケットを区画形成する複数の柱部とを備え、
    前記複数の柱部において軸方向に分割され、これら各柱分割部において結合される第1、第2の分割体によって分割構成され、
    前記第1、第2の分割体のうち、少なくとも一方の分割体の外径面には、基端が前記ポケットに通じる油溝が凹設され、
    前記油溝は、前記ポケットに通じる基端側が深く先端側に向けてしだいに浅く形成された傾斜状に形成されていることを特徴とする転がり軸受用保持器。
  2. 請求項1に記載の転がり軸受用保持器であって、
    ポケットは、転動体としての玉の外周面に対し四辺において接触可能な略四角形状に形成され、
    油溝は、前記ポケットの各角部から放射状をなしてそれぞれ設けられていることを特徴とする転がり軸受用保持器。
  3. 請求項1又は2に記載の転がり軸受用保持器であって、
    第1、第2の分割体のうち、少なくとも一方の分割体の外径面には、外輪の内径面に向けて突出する凸部が形成されていることを特徴とする転がり軸受用保持器。
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