JP2004074666A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004074666A JP2004074666A JP2002240233A JP2002240233A JP2004074666A JP 2004074666 A JP2004074666 A JP 2004074666A JP 2002240233 A JP2002240233 A JP 2002240233A JP 2002240233 A JP2002240233 A JP 2002240233A JP 2004074666 A JP2004074666 A JP 2004074666A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- printing
- recording
- video
- reproducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
【課題】ディスクに記録された情報からディスクの印刷面への印刷までの行程が一貫して容易に行え、且つ作成したディスクの整理を簡単に行うことが可能な省設置性のディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】光ディスク1に対する映像音声データストリームの記録再生手段と、光ディスク1の印刷面1bに文字画像情報等を印刷する為の印刷手段とを設け、光ディスク1から読み出した映像、またはディスクに書き込む映像像等をキャプチャして得た画像を光ディスク1の印刷面1bに印刷する。
【選択図】 図2
【解決手段】光ディスク1に対する映像音声データストリームの記録再生手段と、光ディスク1の印刷面1bに文字画像情報等を印刷する為の印刷手段とを設け、光ディスク1から読み出した映像、またはディスクに書き込む映像像等をキャプチャして得た画像を光ディスク1の印刷面1bに印刷する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像音声データ等を収録するディスクの記録/再生を行うディスク装置に関し、特にディスクの識別を容易とする機能を有するディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は、一部のインクジェット式によるプリンター装置100を使用してディスク104の印刷面に印刷を行う際の、公知の印刷方法を説明するための外形図である。
【0003】
同図中、104は映像音声データストリームが記録されている円盤形状のディスク、100はインクジェット方式によるプリンター装置、101はディスク1をプリンター装置内部の印刷ヘッド部まで引き込むローディング機構を構成するトレイ、102は文字画像データを生成してプリンター装置100を制御するホストコンピュータである。
【0004】
以上の構成において、ディスク104の印刷面へ印刷する従来の印刷方法について説明する。図示しない光ディスク記録再生装置などによって記録したディスク1をこの装置から取り出し、同図に示すように別途準備したインクジェット方式によるプリンター装置100のローディング機構のトレイ101に装着する。更にユーザーは、ホストコンピュータ102を用いてディスクの記録内容に関連した文字画像等のデータを作成してこのプリンター装置100に転送する。これによってディスク104の印刷面に作成した文字画像等の印刷が行われる。
【0005】
またその他の一部のインクジェット方式によるプリンター装置では、ディスク104の表面の形状に合わせたシートにディスクの記録内容に関連した文字画像等のデータを印刷し、印刷されたこのシートをディスク104の表面に張り合わせるなどの方法が広く知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法によるディスク104の印刷面(表面)への印刷方法では、光ディスク記録再生装置によって記録したディスク104に文字画像を印刷する場合に、ユーザーは別途プリンター装置100及びホストコンピュータ102を準備しなければならなかった。更に、これらの機器のための設置場所の確保も必要であった。
【0007】
また、ディスク104に記録された映像音声ストリーム等の情報を的確に示す文字画像等をディスク104の印刷面(表面)へ印刷することが好ましいが、ホストコンピュータ102などを用いて作成する場合、これ等の画像データの入手が困難であったり、情報を文字画像等に変換するための装置の習熟が必要となるなどの問題点があった。
【0008】
また、光ディスク記録再生装置により情報を記録したディスク104を一旦このディスク記録再生装置から取り出し、プリンター装置100を用いて文字画像等を印刷する前や、手書き文字情報等を記す前の状態のままで放置すると、ディスク104の印刷面にはまだ記録内容を示す文字画像情報等が記されていないためにディスクの記録内容の把握が困難となり、再度ディスク104を再生して記録された情報を確認しなければならなくなる問題点があった。
【0009】
そこで、本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、ディスクに対する映像音声データストリームの記録又は再生から、印刷対象となる文字或いは画像等の印刷データをディスクの印刷面へ印刷するまでの行程を一貫して容易に行えるようにし、作成したディスクの整理が簡単に行える、省設置性のディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1のディスク装置は、
ディスクを、該ディスクの記録面と垂直な軸回りに所定の回転速度で回転する回転制御手段と、前記ディスクを回転可能な状態で移動規制する固定手段と、
前記ディスクの前記記録面に対して映像音声データストリームを記録及び/又は再生する記録/再生手段と、前記ディスクの前記記録面と反対側の表面に対向する位置に配設可能とされ、文字及び/又は画像情報を印刷データとして印刷するための印刷手段と、前記映像音声データストリームの記録再生動作及び文字画像情報の印刷動作を制御するシステム制御手段と
を有することを特徴とする。
【0011】
請求項2のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、前記文字情報を入力するための入力デバイスを備えたことを特徴とする。
また、請求項3のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、前記ディスクに記録された前記映像音声データストリームの再生に際し、該映像音声データストリームの映像情報の一部である画像情報を記憶する内部記憶手段を有し、
該内部記憶手段によって記憶された前記画像情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
【0012】
請求項4のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、前記ディスクに前記映像音声データストリームを記録するに際し、該映像音声データストリームの映像情報の一部である画像情報を記憶する内部記憶手段を有し、
該内部記憶手段によって記憶された前記画像情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
また、請求項5のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、任意に用意した印刷情報を保持し且つ読み出し可能な外部記憶手段を有し、
該外部記憶手段から読み出した前記印刷情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
【0013】
請求項6のディスク装置は、請求項1乃至5の何れかに記載のディスク装置において、
前記システム制御手段が、前記ディスクが軸回転動作を停止している状態において、前記固定手段の存在によって印刷不可能となる領域以外の前記ディスクの表面に対し、その全域又は一部にわたって前記印刷データを前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
また、請求項7のディスク装置は、請求項6記載のディスク装置において、
更に、前記ディスクを任意の回転角位置に回転制御する回転位置制御手段を有し、
前記ディスクを所望の回転角位置に停止させることを特徴とする。
【0014】
請求項8のディスク装置は、請求項1乃至7の何れかに記載のディスク装置にいおて、
更に、前記記録/再生手段を構成する対物レンズをカバーするカバー機構を有し、
少なくとも前記印刷手段が印刷動作を実行している間、該カバー機構によって、前記対物レンズをカバーすることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、その各実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0016】
実施の形態1.
図1は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態1のディスク記録再生装置31の構成を示すブロック図である。
【0017】
同図中、1は映像音声データストリームを録画/再生(書き込みと読み出し)可能な光ディスク、2は光ディスク1を所定位置に固定して軸回転を行えるように支持する固定手段に相当するクランパー、3は光ディスク1を軸回転させるためのスピンドルモータ部、4はスピンドルモータ部3の回転速度を制御するスピンドルモータ駆動制御回路、5は光ディスク1に対して映像音声データストリームの読み出しと書き込みを行う光ヘッド部、6は光ヘッド部をドライブするための光ヘッド駆動制御回路、7は映像音声データストリームのエンコード処理またはデコード処理を行うエンコーダ/デコーダ部、8は光ディスク1の表面にインク塗料を射出して文字画像の印刷を行うインクジェットヘッド部、9はインクジェット部8をドライブするためのインクジェット駆動制御回路、22はユーザーによる操作を受け付け、この操作情報をコントローラ10に出力するパネルキーなどの入力デバイスである。
【0018】
10はスピンドルモータ駆動制御回路4、光ヘッド駆動制御回路6、エンコーダ/デコーダ部7、インクジェット駆動制御回路9、及び入力デバイス22と個々にデータを送受信し、これ等の制御を行うコントローラである。
【0019】
尚、スピンドルモータ部3及びスピンドルモータ駆動制御回路4が回転制御手段に相当し、光ヘッド部5及びエンコーダ/デコーダ部7が記録/再生手段に相当し、インクジェットヘッド部8及びインクジェット駆動制御回路9が印刷手段に相当し、コントローラ10がシステム制御手段に相当する。
【0020】
以上の構成において、同図を参照しながら実施の形態1のディスク記録再生装置31の動作を説明する。
【0021】
まず、光ディスク1の記録面1aに対する映像音声データの記録再生方法について説明する。DVD−R、又はDVD−RWディスク等に相当する光ディスク1は、クランパー2によって軸回転が可能な状態に支持されている。この光ディスク1は、映像音声データの記録再生を行う記録面1aと、データの記録を行わない印刷面(表面)1bを有している。
【0022】
スピンドルモータ部3は、例えばDCモータで構成され、スピンドルモータ駆動制御回路4にはモータ駆動ドライバ、及び光ディスクの回転速度を検出してスピンドルモータ部3を速度制御する機能を備えている。光ヘッド部5は、レーザー発光機能、レーザー反射受光機能、及び光ディスクの半径方向の任意箇所に移動する移動機能を備えており、光ヘッド駆動制御回路6によって駆動される。また、光ヘッド部5は、記録再生動作時以外は、光ディスクから離間した所定の待機位置に移動する。
【0023】
光ディスク1の記録面に番組等の映像音声データを記録する場合には、映像音声の入力信号がエンコーダ/デコーダ部7にてMPEG2形式などの記録に適したフォーマットのデータストリームにエンコード処理され、スピンドルモータ部3によって所定の回転速度で軸回転する光ディスク1の記録面1aに対して光ヘッド部5からレーザーを照射し、光ディスク1の記録面1aに映像音声データストリームを記録する。
【0024】
光ディスク1の記録面に記録された映像音声データストリームを再生する場合には、光ヘッド部5が、スピンドルモータ部3によって所定の回転速度で軸回転する光ディスク1の記録面1aに対して、自ら照射したレーザーの反射を受光して映像音声データストリームを読み出し、エンコーダ/デコーダ部7でMPEG2形式などの記録フォーマットに準じてデコード処理し、番組等の映像音声データの出力信号を得る。尚、映像音声データの記録と再生の一連の動作は、コントローラ10によってシステム全体が制御されて行われる。
【0025】
次に、光ディスク1の印刷面1bへの文字情報の印刷方法について説明する。インクジェットヘッド部8は、インク塗料を射出する印刷機能、及び光ディスク1の半径方向の任意位置に移動する移動機能を備え、インクジェット駆動制御回路9によって駆動される。
【0026】
一方、印刷される文字情報は、適宜ユーザーが入力デバイス22を通じて入力し、コントローラ10内の記憶部に保存され、その後印刷用のデータに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0027】
インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に前記文字情報を印刷データとして印刷することができる。
【0028】
印刷の際のスピンドルモータ3の回転速度は、記録再生に適した回転速度とは異なるものである。また、印刷する文字情報は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の形状が得られるように、あらかじめコントローラ10にて印刷用データが生成されるものである。尚、文字情報の印刷の一連の動作は、コントローラ10によってシステム全体が制御されて行われる。
【0029】
以上のように、実施の形態1のディスク記録再生装置31によれば、光ディスク1に対し、記録或いは再生を行ったままのディスク装着状態において、そのまま一貫して光ディスク1の印刷面1bに所望の文字情報を印刷できるので、ホストコンピュータやプリンター装置が不要となり、また光ディスク1の記録内容が把握できなくなるような事態を防ぐことができる。
【0030】
実施の形態2.
図2は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態2のディスク記録再生装置32の要部構成を示すブロック図である。
【0031】
この実施の形態2のディスク記録再生装置32が、図1に示す前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して構成的に異なる点は、グラフィックプロセッサ20、内部記憶手段に相当する内部記憶領域21が新たに追加された点と、エンコータ/デコーダ部7(図1)に換えてデコーダ12を有する点である。従って、本実施の形態2のディスク記録再生装置32が実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0032】
図2中、12は前記光ディスク1に記録されている映像音声データストリームのデコード処理を行うデコータ部、20はデコータ部12から出力される映像データの特定フレームをキャプチャするグラフィックプロセッサ、21はグラフィックプロセッサ20でキャプチャした画像情報を保持する内部記憶領域、そして、デコーダ部12から出力される映像音声データは、図示しない所定の信号処理回路を経てディスプレイ及びスピーカに至って視聴可能に再生される。
【0033】
以上の構成において、同図を参照しながら実施の形態2のディスク記録再生装置32の動作を説明する。
【0034】
実施の形態2のディスク記録再生装置32は、スピンドルモータ部3によって軸回転する光ディスク1の情報が記録された記録面1aに対して光ヘッド部5からレーザーを照射し、その反射光を受光することで映像音声データストリームを読み出し、デコーダ部12でMPEG2形式などの記録フォーマットに準じてデコード処理することで番組等の映像音声データの出力信号を得る。
【0035】
その際、ユーザーが、再生中の映像音声を視聴しながら所望の画像が再生されるタイミングで入力デバイス22の所定のキー操作を行うと、コントローラ10は、入力デバイス22を通じてこの操作情報を入力し、グラフィックプロセッサ20に対してこの再生画像の特定フレームの静止画像をキャプチャするよう、指令を出してこれを制御する。
【0036】
尚、グラフィックプロセッサ20でキャプチャした静止画像情報は、例えばコントローラ10の内部などに設けたエンコード機能によりJPEGやTIFFなどの形式に圧縮されても良い。この場合、圧縮された静止画像情報は、例えばコントローラ10内部などに設けたデコード機能により復号される。
【0037】
グラフィックプロセッサ20によってキャプチャした静止画像は、内部記憶領域21に一時的に蓄えられる。内部記憶領域21に蓄えられた静止画像情報は後でコントローラ10によって読み出され、印刷用の印刷データに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0038】
光ディスク1の印刷面1bへこの静止画像情報を印刷する際には、インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が、情報再生に適した速度と異なる印刷を行うのに適した所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に静止画像情報を印刷データとして印刷することができる。印刷する静止画像は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の静止画像が得られるように、あらかじめコントローラ10によって印刷用データが生成されるものである。
【0039】
ここでは再生中の映像の静止画像を印刷する動作について説明したが、ユーザーが入力デバイス22を通じて入力したテキストを、この静止画像に重畳して印刷できるように構成することもできる。
【0040】
以上のように、実施の形態2のディスク記録再生装置32によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる他、再生映像中の所望の一静止画像を光ディスク1の印刷面1bに印刷することができる。
【0041】
実施の形態3.
図3は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態3のディスク記録再生装置33の要部構成を示すブロック図である。
【0042】
この実施の形態3のディスク記録再生装置33が、図2に示す前記した実施の形態2のディスク記録再生装置32に対して構成的に異なる点は、デコーダ部12に換えてエンコーダ13を有する点である。従って、本実施の形態3のディスク記録再生装置33が実施の形態2のディスク記録再生装置32に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0043】
図3中、13は番組等の映像音声データの入力信号を映像音声データストリームにエンコード処理を行うエンコーダ部である。
【0044】
以下、図3を参照しながら実施の形態3の動作を説明する。実施の形態3のディスク記録再生装置33は、放送波や外部入力I/Fなどから入力する入力信号としての映像音声データ(番組等)を、エンコーダ13にてMPEG2形式などの記録に適したフォーマットのデータストリームにエンコード処理し、スピンドルモータ部3によって軸回転する光ディスク1の記録面1aに対して光ヘッド部5からレーザーを照射して、この記録面1aに映像音声データストリームを記録している。
【0045】
その際、ユーザーが、記録中の映像音声を視聴しながら所望の画像が記録されるタイミングで入力デバイス22の所定のキー操作を行うと、コントローラ10は、入力デバイス22を通じてこの操作情報を入力し、グラフィックプロセッサ20に対してこの記録画像の特定フレームの静止画像をキャプチャするよう、指令を出してこれを制御する。
【0046】
尚、グラフィックプロセッサ20でキャプチャした静止画像情報は、例えばコントローラ10の内部などに設けたエンコード機能によりJPEGやTIFFなどの形式に圧縮されても良い。この場合、圧縮された静止画像情報は、例えばコントローラ10内部などに設けたデコード機能により復号される。
【0047】
グラフィックプロセッサ20によってキャプチャした静止画像は、内部記憶領域21に一時的に蓄えられる。内部記憶領域21に蓄えられた静止画像情報は後でコントローラ10によって読み出され、印刷用の印刷データに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0048】
光ディスク1の印刷面1bへこの静止画像データを印刷する際には、インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が、情報記録に適した速度と異なる印刷を行うのに適した所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に静止画像情報を印刷データとして印刷することができる。印刷する静止画像は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の静止画像が得られるように、あらかじめコントローラ10によって印刷用データが生成されるものである。
【0049】
ここでは記録中の映像の静止画像を印刷する動作について説明したが、ユーザーが入力デバイス22を通じて入力したテキストを、この静止画像に重畳して印刷できるように構成することもできる。
【0050】
以上のように、実施の形態3のディスク記録再生装置33によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる他、記録映像中の所望の一静止画像を光ディスク1の印刷面1bに印刷することができる。
【0051】
実施の形態4.
図4は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態4のディスク記録再生装置34の要部構成を示すブロック図である。
【0052】
この実施の形態4のディスク記録再生装置34が、図1に示す前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して構成的に異なる点は、外部記憶手段に相当する外部記憶装置40が新たに追加された点である。従って、本実施の形態4のディスク記録再生装置34が実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0053】
図4に示すように、このディスク記録再生装置34は、フレキシブルディスクやフラッシュメモリカードなどリムーバブルな記録メディアからデータの読み出しを行う外部記憶装置40を備えており、前記記録メディアにビットマップ形式やJPEGまたはTIFFなどの種々の形式で圧縮された文字画像情報が記録されている。外部記憶装置40から読み出した文字画像情報はコントローラ10によって読み出され、印刷用の印刷データに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0054】
光ディスク1の印刷面1bへこの文字画像情報を印刷する際には、インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が、情報の記録再生に適した速度と異なる印刷を行うのに適した所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に文字画像情報を印刷データとして印刷することができる。印刷する文字画像は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の文字画像が得られるように、あらかじめコントローラ10によって印刷用データが生成されるものである。
【0055】
ここでは外部記憶装置40から入力した文字画像情報を印刷する動作について説明したが、ユーザーが入力デバイス22を通じて入力したテキストを、この文字画像に重畳して印刷できるように構成することもできる。
【0056】
更に、前記記録メディアに複数の文字画像情報が格納されている場合には、ユーザーは入力デバイス22によって所望の文字画像情報を選択することになる。ユーザーは入力デバイス22を操作することにより、文字画像情報上から任意の一部を選択して印刷を行うこともできる。
【0057】
以上のように、実施の形態4のディスク記録再生装置34によれば、前記した実施の形態1と同様の効果が得られる他、市販のイラスト集や写真集、或いはパソコンで自ら作成したイラスト・写真画像等から、自由に選択した文字画像情報を光ディスク1の印刷面1bに印刷することができる。
【0058】
実施の形態5.
図5は、本発明のディスク装置に基づくディスク記録再生装置のインクジェットヘッド部8による実施の形態5の印刷方法を説明するための説明図である。
【0059】
この実施の形態5の印刷方法が、例えば前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31よって行われる印刷方法と異なる点は、
(1)印刷時に光ディスク1を回転させない点
(2)インクジェットヘッド部8が、光ディスク1の所定の半径方向(矢印A方向)及びこの半径方向と直交する接線方向(矢印B方向)に移動可能とした点
である。その他の構成的な部分は、実施の形態1のディスク記録再生装置31と全く同じであるため、これらについては、図を省いて説明を省略する。
【0060】
従って、図1及び図5を参照しながら、実施の形態5の印刷方法について説明する。
【0061】
実施の形態5の印刷方法は、光ディスク1の回転を停止した状態で、その印刷面1bに印刷を行うことに特徴がある。即ち、インクジェットヘッド部8は、インクジェット駆動制御回路9によって、光ディスク1の接線方向及び半径方向への二次元平面内で自由に移動できるように位置制御され、任意の位置に移動しながらインク塗料を射出して印刷を行う。但し、本実施の形態では、ディスク1の印刷面1bのうちクランパー2によって遮蔽されている部位に対しては、印刷することができない。
【0062】
以上のように、実施の形態5の印刷方法によれば、印刷する光ディスクが回転していないため、取込んだ文字/画像情報を、更に特殊な印刷画像データに変換する必要がない。また、光ディスク1を、記録再生時とは異なる、印刷に適した所望の回転速度に制御する必要がないため、回路構成を簡素化できる。
【0063】
実施の形態6.
図6は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態6のディスク記録再生装置35の要部構成を示すブロック図である。
【0064】
この実施の形態6のディスク記録再生装置35が、図1に示す前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して構成的に異なる点は、新たにピンチローラ60、モータ61、モータ駆動制御回路62、及びアーム機構部63が追加された点である。尚、これらの追加部品は回転位置制御手段に相当する。従って、本実施の形態6のディスク記録再生装置35が実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0065】
同図中、60は光ディスク1の外周側面と接触して軸回転を行うピンチローラ、61はピンチローラ60を回転するステッピングモータなどで構成されるモータ、62はモータ61の回転量を制御するモータ駆動制御回路である。63はピンチローラ60の軸回転動作を支持し、所定の条件においてピンチローラ60を光ディスク1の外周側面に接触するように移動を補助するアーム機構部である。
【0066】
図7は実施の形態6のディスク記録再生装置35の回転及び移動機構の動作を説明するための動作説明図であり、図8はディスク記録再生装置35によって印刷される光ディスクの印刷面1bの印刷領域の一例を示す動作説明図である。
【0067】
以上の図6から図8を参照しながら実施の形態6のディスク記録再生装置35の動作を説明する。
【0068】
まず、図6と図7を参照しながら印刷の際のディスク回転動作について説明する。インクジェットヘッド部8は、前記した実施の形態5の場合と同様に、インクジェット駆動制御回路9によって所定の半径方向(矢印A方向)及びこの半径方向と直交する接線方向(矢印B方向)への二次元平面内で自由に移動できるように構成されている。従って、各方向での移動可能範囲内の任意の位置に移動制御されながらインク塗料を射出して印刷を行うことができる。
【0069】
ピンチローラ60は、光ディスク1が、記録再生動作のためにスピンドルモータ3によって軸回転動作している際には、アーム機構部63によって矢印E方向に移動し、光ディスク1の回転動作の妨げとならない位置に退避している。一方、印刷動作時に際しては、スピンドルモータ3による光ディスク1の軸回転が停止状態とされ、この状態において、ピンチローラ60が光ディスクの外周側面に接触するようにアーム機構部63によって移動される。
【0070】
ピンチローラ60は、モータ61によって任意回転量だけ回転し、光ディスク1を所望の回転角に設定する。例えば、ピンチローラ60の回転に応じて光ディスク1が伝達ロス無く回転し、且つピンチローラ60の円周が光ディスク1の円周に対して1:4の関係がある場合、ピンチローラ60が時計回りに1回転することで光ディスク1を反時計回りに90度回転することができる。
【0071】
次に、図8を参照しながら、光ディスク1の印刷面1bへの印刷方法について説明する。
【0072】
印刷動作時には、前記したようにスピンドルモータ部3による光ディスク1の軸回転は停止されるので、この停止状態において、光ディスク1の印刷面(表面)1bのうちクランパー2によって遮蔽されていない部位である第一の印刷領域80aに対して文字画像を印刷することができる。次にモータ61(図6)を駆動して光ディスク1を半時計回りに略90°回転することによってクランパー2に遮蔽されていた部位が露出し、その未印刷である第二の印刷領域80bに対して文字画像を印刷することが出来る。以下同様にモータ61を駆動して光ディスク1を略90°ずつ同方向に回転することによって、第三の印刷領域80c及び第四の印刷領域80dに対しても文字画像を印刷することができる。
【0073】
ここでは光ディスク1が90度毎に3回の回転移動を行って4分割した領域を印刷可能領域に露出させる方法を述べたが、印刷領域をさらに細分化しても構わない。また隣り合った印刷領域では、印刷する文字画像が必ずしも継ぎ目なくシームレスに印刷される必要は無く、文字画像の重複や一部印刷されない間隙が存在しても構わない。
【0074】
以上のように、実施の形態6のディスク記録再生装置35によれば、光ディスクの印刷面1bの印刷可能な全ての領域に渡って、余すことなく所望の文字画像を印刷することが可能となる。
【0075】
実施の形態7.
図9は、本発明のディスク装置に基づくディスク記録再生装置に備えられる実施の形態7のヘッドカバー機構の概略説明図である。
【0076】
同図に示す光ヘッド部5は、例えば図1に示す実施の形態1のディスク記録再生装置31の光ヘッド部5であってよく、このため、本実施の形態7のヘッドカバー機構71は、例えば前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に追加して配設されたものとして以下に説明する。
【0077】
従って、同図に示すヘッドカバー機構71に関係する部分以外の構成は、実施の形態1のディスク記録再生装置31と全く同じであるため、これらの構成を示す図を省いて説明を省略し、必要に応じて実施の形態1のディスク記録再生装置31を示す図1を参照する。
【0078】
図9の光ヘッド部5は、ディスク記録再生装置31(図1)内の所定の待機位置、即ち光ヘッド部5が記録再生動作時以外に待機する位置に移動された状態となっている。70は光ヘッド部5の一部で、レーザー光を光ディスクに集光し、更にその反射光を受光する対物レンズである。71は待機位置にある光ヘッド部5の近傍に配設さるヘッドカバー機構で、光ヘッド部5を覆うカバー72と、このカバーの移動を案内するガイド73と、このガイドに導かれ、カバー72を、光ヘッド部5を覆う保護位置と非保護位置との間で移動駆動する図示しない駆動手段とからなる。また、この駆動手段は、後述するように、コントローラ10(図1)によって制御される。
【0079】
以上の構成において、図1、図9を参照しながら実施の形態7の動作を説明する。実施の形態7のカバー機構71は、少なくともインクジェットヘッド部8によって光ディスク1の印刷面1bに印刷が行われる間、カバー72によって対物レンズ70を覆い隠して保護するように動作する。即ち、カバー機構71は、光ディスク1からの映像音声データストリームの読み出し又は記録を行っていない状態において、カバー72が光レンズ70を覆い隠す保護位置(図9に点線で示す位置)に移動するようにコントローラ10によって制御され、印刷動作中にインクジェットヘッド部8から射出されるインク塗料が光レンズ70に付着するのを防ぐ。
【0080】
以上のように、実施の形態7のヘッドカバー機構71によれば、光ディスク1の印刷面1bに印刷が行われている間、レーザー光の出入口となる対物レンズ70がカバーされるため、インクジェットヘッド部8から射出されたインク塗料がこの対物レンズ70に付着して記録再生動作自体が出来なくなってしまうような事態を防ぐことができる。
【0081】
尚、前記各実施の形態では、光ディスクを用いたが、必ずしも光ディスクである必要はなく、磁気ディスクでも同様の形態がとれる。磁気ディスクの場合、ディスクから情報記録を読み取る、またはディスクへ情報記録を書き込む時、光ヘッドを用いず、磁気ディスクに対応したヘッドを用いればよい。
【0082】
また、前記実施の形態6では、ピンチローラ60によって、光ディスク1を任意の回転角に設定するように構成したが、これに限定されるものではなく、スピンドルモータ部3及びスピンドルモータ駆動制御回路4によって、光ディスク1の回転角まで制御できるように構成してもよいなど、種々の態様を採り得るものである。
【0083】
【発明の効果】
請求項1のディスク装置によれば、ディスクに対する映像音声データストリームの記録再生機能とディスク表面に対する文字/画像の印刷機能とを備えることで、ユーザーはディスクに対する映像音声データストリームの記録/再生からディスク表面への印刷までの行程を安易に行うことができ、且つ作成したディスクの整理を簡単に行うことが可能となる。更に、プリンター装置を別途用意する必要は無く、設置の省スペース化を図ることができる。
【0084】
請求項2に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、ユーザーによって入力する文字情報を印刷データとしてディスク表面に印刷することができる。
【0085】
請求項3に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、ディスクから読み出した映像音声データストリームの再生映像の一部をキャプチャし、ディスク表面にその静止画像を印刷データとして印刷することができる。
【0086】
請求項4に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、ディスクに記録する映像音声データストリームの入力映像の一部をキャプチャし、ディスク表面にその静止画像を印刷データとして印刷することができる。
【0087】
請求項5に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、外部記憶手段から読み出した文字画像情報を印刷データとしてディスク表面に印刷することができる。
【0088】
請求項6に記載のディスク装置によれば、ディスクを回転停止した状態でディスク表面に印刷するようにしたので、ディスクを記録再生に適した回転速度と印刷に適した一定回転速度とに切替える制御が不要になるのでシステムが簡略化でき、また印刷用データを円周方向に印刷するための変換処理が不要となる。
【0089】
請求項7に記載のディスク装置によれば、ディスクを回転停止した状態でディスク表面に印刷するようにし、更にディスクを任意角度位置に軸回転できるようにしたので、請求項6の効果に加え、ディスクの全周に文字画像の印刷を行うことができる。
【0090】
請求項8に記載のディスク装置によれば、文字画像を印刷する際に可動式のカバー機構により対物レンズを覆うようにしたので、インクジェットヘッド部から射出するインク塗料の飛沫から対物レンズを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置に基づく実施の形態1のディスク記録再生装置31の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のディスク装置に基づく実施の形態2のディスク記録再生装置32の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のディスク装置に基づく実施の形態3のディスク記録再生装置33の要部構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のディスク装置に基づく実施の形態4のディスク記録再生装置34の要部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明のディスク記録再生装置のインクジェットヘッド部8による実施の形態5の印刷方法を説明するための説明図である。
【図6】本発明のディスク装置に基づく実施の形態6のディスク記録再生装置35の要部構成を示すブロック図である。
【図7】実施の形態6のディスク記録再生装置35の回転及び移動機構の動作を説明するための動作説明図である。
【図8】ディスク記録再生装置35によって印刷される光ディスクの印刷面1bの印刷領域の一例を示す動作説明図である。
【図9】本発明のディスク装置に基づくディスク記録再生装置に備えられる実施の形態7のヘッドカバー機構の概略説明図である。
【図10】プリンター装置100を使用して行う従来の印刷方法を説明するための外形図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、 1a 記録面、 1b 印刷面、 2 クランパー、 3スピンドルモータ部、 4 スピンドルモータ駆動制御回路、 5 光ヘッド部、 6 光ヘッド駆動制御回路、 7 エンコーダ/デコーダ部、 8 インクジェットヘッド部、 9 インクジェット駆動制御回路、 10 コントローラ、 12 デコーダ、 13 エンコーダ、 20 グラフィックプロセッサ、 21 内部記憶領域、 22 入力デバイス、 31 ディスク記録再生装置、 32 ディスク記録再生装置、 33 ディスク記録再生装置、 34 ディスク記録再生装置、 35 ディスク記録再生装置、 40 外部記憶装置、 60 ピンチローラ、 61 モータ、 62 モータ駆動制御回路、 63 アーム機構部、 70 対物レンズ、 71 ヘッドカバー機構、 72 カバー、 73 ガイド、 100 プリンター装置、 101 トレイ、 102 ホストコンピュータ、 104 ディスク。
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像音声データ等を収録するディスクの記録/再生を行うディスク装置に関し、特にディスクの識別を容易とする機能を有するディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は、一部のインクジェット式によるプリンター装置100を使用してディスク104の印刷面に印刷を行う際の、公知の印刷方法を説明するための外形図である。
【0003】
同図中、104は映像音声データストリームが記録されている円盤形状のディスク、100はインクジェット方式によるプリンター装置、101はディスク1をプリンター装置内部の印刷ヘッド部まで引き込むローディング機構を構成するトレイ、102は文字画像データを生成してプリンター装置100を制御するホストコンピュータである。
【0004】
以上の構成において、ディスク104の印刷面へ印刷する従来の印刷方法について説明する。図示しない光ディスク記録再生装置などによって記録したディスク1をこの装置から取り出し、同図に示すように別途準備したインクジェット方式によるプリンター装置100のローディング機構のトレイ101に装着する。更にユーザーは、ホストコンピュータ102を用いてディスクの記録内容に関連した文字画像等のデータを作成してこのプリンター装置100に転送する。これによってディスク104の印刷面に作成した文字画像等の印刷が行われる。
【0005】
またその他の一部のインクジェット方式によるプリンター装置では、ディスク104の表面の形状に合わせたシートにディスクの記録内容に関連した文字画像等のデータを印刷し、印刷されたこのシートをディスク104の表面に張り合わせるなどの方法が広く知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法によるディスク104の印刷面(表面)への印刷方法では、光ディスク記録再生装置によって記録したディスク104に文字画像を印刷する場合に、ユーザーは別途プリンター装置100及びホストコンピュータ102を準備しなければならなかった。更に、これらの機器のための設置場所の確保も必要であった。
【0007】
また、ディスク104に記録された映像音声ストリーム等の情報を的確に示す文字画像等をディスク104の印刷面(表面)へ印刷することが好ましいが、ホストコンピュータ102などを用いて作成する場合、これ等の画像データの入手が困難であったり、情報を文字画像等に変換するための装置の習熟が必要となるなどの問題点があった。
【0008】
また、光ディスク記録再生装置により情報を記録したディスク104を一旦このディスク記録再生装置から取り出し、プリンター装置100を用いて文字画像等を印刷する前や、手書き文字情報等を記す前の状態のままで放置すると、ディスク104の印刷面にはまだ記録内容を示す文字画像情報等が記されていないためにディスクの記録内容の把握が困難となり、再度ディスク104を再生して記録された情報を確認しなければならなくなる問題点があった。
【0009】
そこで、本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、ディスクに対する映像音声データストリームの記録又は再生から、印刷対象となる文字或いは画像等の印刷データをディスクの印刷面へ印刷するまでの行程を一貫して容易に行えるようにし、作成したディスクの整理が簡単に行える、省設置性のディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1のディスク装置は、
ディスクを、該ディスクの記録面と垂直な軸回りに所定の回転速度で回転する回転制御手段と、前記ディスクを回転可能な状態で移動規制する固定手段と、
前記ディスクの前記記録面に対して映像音声データストリームを記録及び/又は再生する記録/再生手段と、前記ディスクの前記記録面と反対側の表面に対向する位置に配設可能とされ、文字及び/又は画像情報を印刷データとして印刷するための印刷手段と、前記映像音声データストリームの記録再生動作及び文字画像情報の印刷動作を制御するシステム制御手段と
を有することを特徴とする。
【0011】
請求項2のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、前記文字情報を入力するための入力デバイスを備えたことを特徴とする。
また、請求項3のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、前記ディスクに記録された前記映像音声データストリームの再生に際し、該映像音声データストリームの映像情報の一部である画像情報を記憶する内部記憶手段を有し、
該内部記憶手段によって記憶された前記画像情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
【0012】
請求項4のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、前記ディスクに前記映像音声データストリームを記録するに際し、該映像音声データストリームの映像情報の一部である画像情報を記憶する内部記憶手段を有し、
該内部記憶手段によって記憶された前記画像情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
また、請求項5のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、
更に、任意に用意した印刷情報を保持し且つ読み出し可能な外部記憶手段を有し、
該外部記憶手段から読み出した前記印刷情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
【0013】
請求項6のディスク装置は、請求項1乃至5の何れかに記載のディスク装置において、
前記システム制御手段が、前記ディスクが軸回転動作を停止している状態において、前記固定手段の存在によって印刷不可能となる領域以外の前記ディスクの表面に対し、その全域又は一部にわたって前記印刷データを前記印刷手段によって印刷することを特徴とする。
また、請求項7のディスク装置は、請求項6記載のディスク装置において、
更に、前記ディスクを任意の回転角位置に回転制御する回転位置制御手段を有し、
前記ディスクを所望の回転角位置に停止させることを特徴とする。
【0014】
請求項8のディスク装置は、請求項1乃至7の何れかに記載のディスク装置にいおて、
更に、前記記録/再生手段を構成する対物レンズをカバーするカバー機構を有し、
少なくとも前記印刷手段が印刷動作を実行している間、該カバー機構によって、前記対物レンズをカバーすることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、その各実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0016】
実施の形態1.
図1は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態1のディスク記録再生装置31の構成を示すブロック図である。
【0017】
同図中、1は映像音声データストリームを録画/再生(書き込みと読み出し)可能な光ディスク、2は光ディスク1を所定位置に固定して軸回転を行えるように支持する固定手段に相当するクランパー、3は光ディスク1を軸回転させるためのスピンドルモータ部、4はスピンドルモータ部3の回転速度を制御するスピンドルモータ駆動制御回路、5は光ディスク1に対して映像音声データストリームの読み出しと書き込みを行う光ヘッド部、6は光ヘッド部をドライブするための光ヘッド駆動制御回路、7は映像音声データストリームのエンコード処理またはデコード処理を行うエンコーダ/デコーダ部、8は光ディスク1の表面にインク塗料を射出して文字画像の印刷を行うインクジェットヘッド部、9はインクジェット部8をドライブするためのインクジェット駆動制御回路、22はユーザーによる操作を受け付け、この操作情報をコントローラ10に出力するパネルキーなどの入力デバイスである。
【0018】
10はスピンドルモータ駆動制御回路4、光ヘッド駆動制御回路6、エンコーダ/デコーダ部7、インクジェット駆動制御回路9、及び入力デバイス22と個々にデータを送受信し、これ等の制御を行うコントローラである。
【0019】
尚、スピンドルモータ部3及びスピンドルモータ駆動制御回路4が回転制御手段に相当し、光ヘッド部5及びエンコーダ/デコーダ部7が記録/再生手段に相当し、インクジェットヘッド部8及びインクジェット駆動制御回路9が印刷手段に相当し、コントローラ10がシステム制御手段に相当する。
【0020】
以上の構成において、同図を参照しながら実施の形態1のディスク記録再生装置31の動作を説明する。
【0021】
まず、光ディスク1の記録面1aに対する映像音声データの記録再生方法について説明する。DVD−R、又はDVD−RWディスク等に相当する光ディスク1は、クランパー2によって軸回転が可能な状態に支持されている。この光ディスク1は、映像音声データの記録再生を行う記録面1aと、データの記録を行わない印刷面(表面)1bを有している。
【0022】
スピンドルモータ部3は、例えばDCモータで構成され、スピンドルモータ駆動制御回路4にはモータ駆動ドライバ、及び光ディスクの回転速度を検出してスピンドルモータ部3を速度制御する機能を備えている。光ヘッド部5は、レーザー発光機能、レーザー反射受光機能、及び光ディスクの半径方向の任意箇所に移動する移動機能を備えており、光ヘッド駆動制御回路6によって駆動される。また、光ヘッド部5は、記録再生動作時以外は、光ディスクから離間した所定の待機位置に移動する。
【0023】
光ディスク1の記録面に番組等の映像音声データを記録する場合には、映像音声の入力信号がエンコーダ/デコーダ部7にてMPEG2形式などの記録に適したフォーマットのデータストリームにエンコード処理され、スピンドルモータ部3によって所定の回転速度で軸回転する光ディスク1の記録面1aに対して光ヘッド部5からレーザーを照射し、光ディスク1の記録面1aに映像音声データストリームを記録する。
【0024】
光ディスク1の記録面に記録された映像音声データストリームを再生する場合には、光ヘッド部5が、スピンドルモータ部3によって所定の回転速度で軸回転する光ディスク1の記録面1aに対して、自ら照射したレーザーの反射を受光して映像音声データストリームを読み出し、エンコーダ/デコーダ部7でMPEG2形式などの記録フォーマットに準じてデコード処理し、番組等の映像音声データの出力信号を得る。尚、映像音声データの記録と再生の一連の動作は、コントローラ10によってシステム全体が制御されて行われる。
【0025】
次に、光ディスク1の印刷面1bへの文字情報の印刷方法について説明する。インクジェットヘッド部8は、インク塗料を射出する印刷機能、及び光ディスク1の半径方向の任意位置に移動する移動機能を備え、インクジェット駆動制御回路9によって駆動される。
【0026】
一方、印刷される文字情報は、適宜ユーザーが入力デバイス22を通じて入力し、コントローラ10内の記憶部に保存され、その後印刷用のデータに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0027】
インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に前記文字情報を印刷データとして印刷することができる。
【0028】
印刷の際のスピンドルモータ3の回転速度は、記録再生に適した回転速度とは異なるものである。また、印刷する文字情報は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の形状が得られるように、あらかじめコントローラ10にて印刷用データが生成されるものである。尚、文字情報の印刷の一連の動作は、コントローラ10によってシステム全体が制御されて行われる。
【0029】
以上のように、実施の形態1のディスク記録再生装置31によれば、光ディスク1に対し、記録或いは再生を行ったままのディスク装着状態において、そのまま一貫して光ディスク1の印刷面1bに所望の文字情報を印刷できるので、ホストコンピュータやプリンター装置が不要となり、また光ディスク1の記録内容が把握できなくなるような事態を防ぐことができる。
【0030】
実施の形態2.
図2は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態2のディスク記録再生装置32の要部構成を示すブロック図である。
【0031】
この実施の形態2のディスク記録再生装置32が、図1に示す前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して構成的に異なる点は、グラフィックプロセッサ20、内部記憶手段に相当する内部記憶領域21が新たに追加された点と、エンコータ/デコーダ部7(図1)に換えてデコーダ12を有する点である。従って、本実施の形態2のディスク記録再生装置32が実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0032】
図2中、12は前記光ディスク1に記録されている映像音声データストリームのデコード処理を行うデコータ部、20はデコータ部12から出力される映像データの特定フレームをキャプチャするグラフィックプロセッサ、21はグラフィックプロセッサ20でキャプチャした画像情報を保持する内部記憶領域、そして、デコーダ部12から出力される映像音声データは、図示しない所定の信号処理回路を経てディスプレイ及びスピーカに至って視聴可能に再生される。
【0033】
以上の構成において、同図を参照しながら実施の形態2のディスク記録再生装置32の動作を説明する。
【0034】
実施の形態2のディスク記録再生装置32は、スピンドルモータ部3によって軸回転する光ディスク1の情報が記録された記録面1aに対して光ヘッド部5からレーザーを照射し、その反射光を受光することで映像音声データストリームを読み出し、デコーダ部12でMPEG2形式などの記録フォーマットに準じてデコード処理することで番組等の映像音声データの出力信号を得る。
【0035】
その際、ユーザーが、再生中の映像音声を視聴しながら所望の画像が再生されるタイミングで入力デバイス22の所定のキー操作を行うと、コントローラ10は、入力デバイス22を通じてこの操作情報を入力し、グラフィックプロセッサ20に対してこの再生画像の特定フレームの静止画像をキャプチャするよう、指令を出してこれを制御する。
【0036】
尚、グラフィックプロセッサ20でキャプチャした静止画像情報は、例えばコントローラ10の内部などに設けたエンコード機能によりJPEGやTIFFなどの形式に圧縮されても良い。この場合、圧縮された静止画像情報は、例えばコントローラ10内部などに設けたデコード機能により復号される。
【0037】
グラフィックプロセッサ20によってキャプチャした静止画像は、内部記憶領域21に一時的に蓄えられる。内部記憶領域21に蓄えられた静止画像情報は後でコントローラ10によって読み出され、印刷用の印刷データに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0038】
光ディスク1の印刷面1bへこの静止画像情報を印刷する際には、インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が、情報再生に適した速度と異なる印刷を行うのに適した所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に静止画像情報を印刷データとして印刷することができる。印刷する静止画像は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の静止画像が得られるように、あらかじめコントローラ10によって印刷用データが生成されるものである。
【0039】
ここでは再生中の映像の静止画像を印刷する動作について説明したが、ユーザーが入力デバイス22を通じて入力したテキストを、この静止画像に重畳して印刷できるように構成することもできる。
【0040】
以上のように、実施の形態2のディスク記録再生装置32によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる他、再生映像中の所望の一静止画像を光ディスク1の印刷面1bに印刷することができる。
【0041】
実施の形態3.
図3は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態3のディスク記録再生装置33の要部構成を示すブロック図である。
【0042】
この実施の形態3のディスク記録再生装置33が、図2に示す前記した実施の形態2のディスク記録再生装置32に対して構成的に異なる点は、デコーダ部12に換えてエンコーダ13を有する点である。従って、本実施の形態3のディスク記録再生装置33が実施の形態2のディスク記録再生装置32に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0043】
図3中、13は番組等の映像音声データの入力信号を映像音声データストリームにエンコード処理を行うエンコーダ部である。
【0044】
以下、図3を参照しながら実施の形態3の動作を説明する。実施の形態3のディスク記録再生装置33は、放送波や外部入力I/Fなどから入力する入力信号としての映像音声データ(番組等)を、エンコーダ13にてMPEG2形式などの記録に適したフォーマットのデータストリームにエンコード処理し、スピンドルモータ部3によって軸回転する光ディスク1の記録面1aに対して光ヘッド部5からレーザーを照射して、この記録面1aに映像音声データストリームを記録している。
【0045】
その際、ユーザーが、記録中の映像音声を視聴しながら所望の画像が記録されるタイミングで入力デバイス22の所定のキー操作を行うと、コントローラ10は、入力デバイス22を通じてこの操作情報を入力し、グラフィックプロセッサ20に対してこの記録画像の特定フレームの静止画像をキャプチャするよう、指令を出してこれを制御する。
【0046】
尚、グラフィックプロセッサ20でキャプチャした静止画像情報は、例えばコントローラ10の内部などに設けたエンコード機能によりJPEGやTIFFなどの形式に圧縮されても良い。この場合、圧縮された静止画像情報は、例えばコントローラ10内部などに設けたデコード機能により復号される。
【0047】
グラフィックプロセッサ20によってキャプチャした静止画像は、内部記憶領域21に一時的に蓄えられる。内部記憶領域21に蓄えられた静止画像情報は後でコントローラ10によって読み出され、印刷用の印刷データに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0048】
光ディスク1の印刷面1bへこの静止画像データを印刷する際には、インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が、情報記録に適した速度と異なる印刷を行うのに適した所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に静止画像情報を印刷データとして印刷することができる。印刷する静止画像は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の静止画像が得られるように、あらかじめコントローラ10によって印刷用データが生成されるものである。
【0049】
ここでは記録中の映像の静止画像を印刷する動作について説明したが、ユーザーが入力デバイス22を通じて入力したテキストを、この静止画像に重畳して印刷できるように構成することもできる。
【0050】
以上のように、実施の形態3のディスク記録再生装置33によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる他、記録映像中の所望の一静止画像を光ディスク1の印刷面1bに印刷することができる。
【0051】
実施の形態4.
図4は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態4のディスク記録再生装置34の要部構成を示すブロック図である。
【0052】
この実施の形態4のディスク記録再生装置34が、図1に示す前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して構成的に異なる点は、外部記憶手段に相当する外部記憶装置40が新たに追加された点である。従って、本実施の形態4のディスク記録再生装置34が実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0053】
図4に示すように、このディスク記録再生装置34は、フレキシブルディスクやフラッシュメモリカードなどリムーバブルな記録メディアからデータの読み出しを行う外部記憶装置40を備えており、前記記録メディアにビットマップ形式やJPEGまたはTIFFなどの種々の形式で圧縮された文字画像情報が記録されている。外部記憶装置40から読み出した文字画像情報はコントローラ10によって読み出され、印刷用の印刷データに変換されてインクジェット駆動制御回路9に送られる。
【0054】
光ディスク1の印刷面1bへこの文字画像情報を印刷する際には、インクジェットヘッド部8が光ディスク1の半径方向に移動する際、インクジェットヘッド部8に対する光ディスク1の印刷箇所が、情報の記録再生に適した速度と異なる印刷を行うのに適した所定の一定線速度となるようにスピンドルモータ3を回転駆動し、この状態でインクジェットヘッド部8からインク塗料を所定のタイミングで射出することにより、円周方向に文字画像情報を印刷データとして印刷することができる。印刷する文字画像は、光ディスク1が回転する円周方向で印刷された時に所望の文字画像が得られるように、あらかじめコントローラ10によって印刷用データが生成されるものである。
【0055】
ここでは外部記憶装置40から入力した文字画像情報を印刷する動作について説明したが、ユーザーが入力デバイス22を通じて入力したテキストを、この文字画像に重畳して印刷できるように構成することもできる。
【0056】
更に、前記記録メディアに複数の文字画像情報が格納されている場合には、ユーザーは入力デバイス22によって所望の文字画像情報を選択することになる。ユーザーは入力デバイス22を操作することにより、文字画像情報上から任意の一部を選択して印刷を行うこともできる。
【0057】
以上のように、実施の形態4のディスク記録再生装置34によれば、前記した実施の形態1と同様の効果が得られる他、市販のイラスト集や写真集、或いはパソコンで自ら作成したイラスト・写真画像等から、自由に選択した文字画像情報を光ディスク1の印刷面1bに印刷することができる。
【0058】
実施の形態5.
図5は、本発明のディスク装置に基づくディスク記録再生装置のインクジェットヘッド部8による実施の形態5の印刷方法を説明するための説明図である。
【0059】
この実施の形態5の印刷方法が、例えば前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31よって行われる印刷方法と異なる点は、
(1)印刷時に光ディスク1を回転させない点
(2)インクジェットヘッド部8が、光ディスク1の所定の半径方向(矢印A方向)及びこの半径方向と直交する接線方向(矢印B方向)に移動可能とした点
である。その他の構成的な部分は、実施の形態1のディスク記録再生装置31と全く同じであるため、これらについては、図を省いて説明を省略する。
【0060】
従って、図1及び図5を参照しながら、実施の形態5の印刷方法について説明する。
【0061】
実施の形態5の印刷方法は、光ディスク1の回転を停止した状態で、その印刷面1bに印刷を行うことに特徴がある。即ち、インクジェットヘッド部8は、インクジェット駆動制御回路9によって、光ディスク1の接線方向及び半径方向への二次元平面内で自由に移動できるように位置制御され、任意の位置に移動しながらインク塗料を射出して印刷を行う。但し、本実施の形態では、ディスク1の印刷面1bのうちクランパー2によって遮蔽されている部位に対しては、印刷することができない。
【0062】
以上のように、実施の形態5の印刷方法によれば、印刷する光ディスクが回転していないため、取込んだ文字/画像情報を、更に特殊な印刷画像データに変換する必要がない。また、光ディスク1を、記録再生時とは異なる、印刷に適した所望の回転速度に制御する必要がないため、回路構成を簡素化できる。
【0063】
実施の形態6.
図6は、本発明のディスク装置に基づく実施の形態6のディスク記録再生装置35の要部構成を示すブロック図である。
【0064】
この実施の形態6のディスク記録再生装置35が、図1に示す前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して構成的に異なる点は、新たにピンチローラ60、モータ61、モータ駆動制御回路62、及びアーム機構部63が追加された点である。尚、これらの追加部品は回転位置制御手段に相当する。従って、本実施の形態6のディスク記録再生装置35が実施の形態1のディスク記録再生装置31に対して同一、或いはそれに相当する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0065】
同図中、60は光ディスク1の外周側面と接触して軸回転を行うピンチローラ、61はピンチローラ60を回転するステッピングモータなどで構成されるモータ、62はモータ61の回転量を制御するモータ駆動制御回路である。63はピンチローラ60の軸回転動作を支持し、所定の条件においてピンチローラ60を光ディスク1の外周側面に接触するように移動を補助するアーム機構部である。
【0066】
図7は実施の形態6のディスク記録再生装置35の回転及び移動機構の動作を説明するための動作説明図であり、図8はディスク記録再生装置35によって印刷される光ディスクの印刷面1bの印刷領域の一例を示す動作説明図である。
【0067】
以上の図6から図8を参照しながら実施の形態6のディスク記録再生装置35の動作を説明する。
【0068】
まず、図6と図7を参照しながら印刷の際のディスク回転動作について説明する。インクジェットヘッド部8は、前記した実施の形態5の場合と同様に、インクジェット駆動制御回路9によって所定の半径方向(矢印A方向)及びこの半径方向と直交する接線方向(矢印B方向)への二次元平面内で自由に移動できるように構成されている。従って、各方向での移動可能範囲内の任意の位置に移動制御されながらインク塗料を射出して印刷を行うことができる。
【0069】
ピンチローラ60は、光ディスク1が、記録再生動作のためにスピンドルモータ3によって軸回転動作している際には、アーム機構部63によって矢印E方向に移動し、光ディスク1の回転動作の妨げとならない位置に退避している。一方、印刷動作時に際しては、スピンドルモータ3による光ディスク1の軸回転が停止状態とされ、この状態において、ピンチローラ60が光ディスクの外周側面に接触するようにアーム機構部63によって移動される。
【0070】
ピンチローラ60は、モータ61によって任意回転量だけ回転し、光ディスク1を所望の回転角に設定する。例えば、ピンチローラ60の回転に応じて光ディスク1が伝達ロス無く回転し、且つピンチローラ60の円周が光ディスク1の円周に対して1:4の関係がある場合、ピンチローラ60が時計回りに1回転することで光ディスク1を反時計回りに90度回転することができる。
【0071】
次に、図8を参照しながら、光ディスク1の印刷面1bへの印刷方法について説明する。
【0072】
印刷動作時には、前記したようにスピンドルモータ部3による光ディスク1の軸回転は停止されるので、この停止状態において、光ディスク1の印刷面(表面)1bのうちクランパー2によって遮蔽されていない部位である第一の印刷領域80aに対して文字画像を印刷することができる。次にモータ61(図6)を駆動して光ディスク1を半時計回りに略90°回転することによってクランパー2に遮蔽されていた部位が露出し、その未印刷である第二の印刷領域80bに対して文字画像を印刷することが出来る。以下同様にモータ61を駆動して光ディスク1を略90°ずつ同方向に回転することによって、第三の印刷領域80c及び第四の印刷領域80dに対しても文字画像を印刷することができる。
【0073】
ここでは光ディスク1が90度毎に3回の回転移動を行って4分割した領域を印刷可能領域に露出させる方法を述べたが、印刷領域をさらに細分化しても構わない。また隣り合った印刷領域では、印刷する文字画像が必ずしも継ぎ目なくシームレスに印刷される必要は無く、文字画像の重複や一部印刷されない間隙が存在しても構わない。
【0074】
以上のように、実施の形態6のディスク記録再生装置35によれば、光ディスクの印刷面1bの印刷可能な全ての領域に渡って、余すことなく所望の文字画像を印刷することが可能となる。
【0075】
実施の形態7.
図9は、本発明のディスク装置に基づくディスク記録再生装置に備えられる実施の形態7のヘッドカバー機構の概略説明図である。
【0076】
同図に示す光ヘッド部5は、例えば図1に示す実施の形態1のディスク記録再生装置31の光ヘッド部5であってよく、このため、本実施の形態7のヘッドカバー機構71は、例えば前記した実施の形態1のディスク記録再生装置31に追加して配設されたものとして以下に説明する。
【0077】
従って、同図に示すヘッドカバー機構71に関係する部分以外の構成は、実施の形態1のディスク記録再生装置31と全く同じであるため、これらの構成を示す図を省いて説明を省略し、必要に応じて実施の形態1のディスク記録再生装置31を示す図1を参照する。
【0078】
図9の光ヘッド部5は、ディスク記録再生装置31(図1)内の所定の待機位置、即ち光ヘッド部5が記録再生動作時以外に待機する位置に移動された状態となっている。70は光ヘッド部5の一部で、レーザー光を光ディスクに集光し、更にその反射光を受光する対物レンズである。71は待機位置にある光ヘッド部5の近傍に配設さるヘッドカバー機構で、光ヘッド部5を覆うカバー72と、このカバーの移動を案内するガイド73と、このガイドに導かれ、カバー72を、光ヘッド部5を覆う保護位置と非保護位置との間で移動駆動する図示しない駆動手段とからなる。また、この駆動手段は、後述するように、コントローラ10(図1)によって制御される。
【0079】
以上の構成において、図1、図9を参照しながら実施の形態7の動作を説明する。実施の形態7のカバー機構71は、少なくともインクジェットヘッド部8によって光ディスク1の印刷面1bに印刷が行われる間、カバー72によって対物レンズ70を覆い隠して保護するように動作する。即ち、カバー機構71は、光ディスク1からの映像音声データストリームの読み出し又は記録を行っていない状態において、カバー72が光レンズ70を覆い隠す保護位置(図9に点線で示す位置)に移動するようにコントローラ10によって制御され、印刷動作中にインクジェットヘッド部8から射出されるインク塗料が光レンズ70に付着するのを防ぐ。
【0080】
以上のように、実施の形態7のヘッドカバー機構71によれば、光ディスク1の印刷面1bに印刷が行われている間、レーザー光の出入口となる対物レンズ70がカバーされるため、インクジェットヘッド部8から射出されたインク塗料がこの対物レンズ70に付着して記録再生動作自体が出来なくなってしまうような事態を防ぐことができる。
【0081】
尚、前記各実施の形態では、光ディスクを用いたが、必ずしも光ディスクである必要はなく、磁気ディスクでも同様の形態がとれる。磁気ディスクの場合、ディスクから情報記録を読み取る、またはディスクへ情報記録を書き込む時、光ヘッドを用いず、磁気ディスクに対応したヘッドを用いればよい。
【0082】
また、前記実施の形態6では、ピンチローラ60によって、光ディスク1を任意の回転角に設定するように構成したが、これに限定されるものではなく、スピンドルモータ部3及びスピンドルモータ駆動制御回路4によって、光ディスク1の回転角まで制御できるように構成してもよいなど、種々の態様を採り得るものである。
【0083】
【発明の効果】
請求項1のディスク装置によれば、ディスクに対する映像音声データストリームの記録再生機能とディスク表面に対する文字/画像の印刷機能とを備えることで、ユーザーはディスクに対する映像音声データストリームの記録/再生からディスク表面への印刷までの行程を安易に行うことができ、且つ作成したディスクの整理を簡単に行うことが可能となる。更に、プリンター装置を別途用意する必要は無く、設置の省スペース化を図ることができる。
【0084】
請求項2に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、ユーザーによって入力する文字情報を印刷データとしてディスク表面に印刷することができる。
【0085】
請求項3に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、ディスクから読み出した映像音声データストリームの再生映像の一部をキャプチャし、ディスク表面にその静止画像を印刷データとして印刷することができる。
【0086】
請求項4に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、ディスクに記録する映像音声データストリームの入力映像の一部をキャプチャし、ディスク表面にその静止画像を印刷データとして印刷することができる。
【0087】
請求項5に記載のディスク装置によれば、請求項1の効果に加え、外部記憶手段から読み出した文字画像情報を印刷データとしてディスク表面に印刷することができる。
【0088】
請求項6に記載のディスク装置によれば、ディスクを回転停止した状態でディスク表面に印刷するようにしたので、ディスクを記録再生に適した回転速度と印刷に適した一定回転速度とに切替える制御が不要になるのでシステムが簡略化でき、また印刷用データを円周方向に印刷するための変換処理が不要となる。
【0089】
請求項7に記載のディスク装置によれば、ディスクを回転停止した状態でディスク表面に印刷するようにし、更にディスクを任意角度位置に軸回転できるようにしたので、請求項6の効果に加え、ディスクの全周に文字画像の印刷を行うことができる。
【0090】
請求項8に記載のディスク装置によれば、文字画像を印刷する際に可動式のカバー機構により対物レンズを覆うようにしたので、インクジェットヘッド部から射出するインク塗料の飛沫から対物レンズを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置に基づく実施の形態1のディスク記録再生装置31の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のディスク装置に基づく実施の形態2のディスク記録再生装置32の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のディスク装置に基づく実施の形態3のディスク記録再生装置33の要部構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のディスク装置に基づく実施の形態4のディスク記録再生装置34の要部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明のディスク記録再生装置のインクジェットヘッド部8による実施の形態5の印刷方法を説明するための説明図である。
【図6】本発明のディスク装置に基づく実施の形態6のディスク記録再生装置35の要部構成を示すブロック図である。
【図7】実施の形態6のディスク記録再生装置35の回転及び移動機構の動作を説明するための動作説明図である。
【図8】ディスク記録再生装置35によって印刷される光ディスクの印刷面1bの印刷領域の一例を示す動作説明図である。
【図9】本発明のディスク装置に基づくディスク記録再生装置に備えられる実施の形態7のヘッドカバー機構の概略説明図である。
【図10】プリンター装置100を使用して行う従来の印刷方法を説明するための外形図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、 1a 記録面、 1b 印刷面、 2 クランパー、 3スピンドルモータ部、 4 スピンドルモータ駆動制御回路、 5 光ヘッド部、 6 光ヘッド駆動制御回路、 7 エンコーダ/デコーダ部、 8 インクジェットヘッド部、 9 インクジェット駆動制御回路、 10 コントローラ、 12 デコーダ、 13 エンコーダ、 20 グラフィックプロセッサ、 21 内部記憶領域、 22 入力デバイス、 31 ディスク記録再生装置、 32 ディスク記録再生装置、 33 ディスク記録再生装置、 34 ディスク記録再生装置、 35 ディスク記録再生装置、 40 外部記憶装置、 60 ピンチローラ、 61 モータ、 62 モータ駆動制御回路、 63 アーム機構部、 70 対物レンズ、 71 ヘッドカバー機構、 72 カバー、 73 ガイド、 100 プリンター装置、 101 トレイ、 102 ホストコンピュータ、 104 ディスク。
Claims (8)
- ディスクを、該ディスクの記録面と垂直な軸回りに所定の回転速度で回転する回転制御手段と、
前記ディスクを回転可能な状態で移動規制する固定手段と、
前記ディスクの前記記録面に対して映像音声データストリームを記録及び/又は再生する記録/再生手段と、
前記ディスクの前記記録面と反対側の表面に対向する位置に配設可能とされ、文字及び/又は画像情報を印刷データとして印刷するための印刷手段と、
前記映像音声データストリームの記録再生動作及び文字画像情報の印刷動作を制御するシステム制御手段と
を有することを特徴とするディスク装置。 - 更に、前記文字情報を入力するための入力デバイスを備えたことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 更に、前記ディスクに記録された前記映像音声データストリームの再生に際し、該映像音声データストリームの映像情報の一部である画像情報を記憶する内部記憶手段を有し、
該内部記憶手段によって記憶された前記画像情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。 - 更に、前記ディスクに前記映像音声データストリームを記録するに際し、該映像音声データストリームの映像情報の一部である画像情報を記憶する内部記憶手段を有し、
該内部記憶手段によって記憶された前記画像情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。 - 更に、任意に用意した印刷情報を保持し且つ読み出し可能な外部記憶手段を有し、
該外部記憶手段から読み出した前記印刷情報を前記印刷データとして前記印刷手段によって印刷することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。 - 前記システム制御手段は、前記ディスクが軸回転動作を停止している状態において、前記固定手段の存在によって印刷不可能となる領域以外の前記ディスクの表面に対し、その全域又は一部にわたって前記印刷データを前記印刷手段によって印刷することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のディスク装置。
- 更に、前記ディスクを任意の回転角位置に回転制御する回転位置制御手段を有し、
前記ディスクを所望の回転角位置に停止させることを特徴とする請求項6記載のディスク装置。 - 更に、前記記録/再生手段を構成する対物レンズをカバーするカバー機構を有し、
少なくとも前記印刷手段が印刷動作を実行している間、該カバー機構によって、前記対物レンズをカバーすることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002240233A JP2004074666A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002240233A JP2004074666A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004074666A true JP2004074666A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32023076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002240233A Pending JP2004074666A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004074666A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007061089A1 (ja) * | 2005-11-28 | 2007-05-31 | Pioneer Corporation | 記録装置 |
JP2007259190A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、映像再生装置、印刷方法、印刷プログラム、および記録媒体 |
JP2007259191A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、映像再生装置、映像制御方法、映像制御プログラム、および記録媒体 |
JP2008302593A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Sony Corp | 液体吐出ヘッド及び印刷装置 |
US8235496B2 (en) | 2006-08-09 | 2012-08-07 | Fujifilm Corporation | Printing apparatus |
JP2013188647A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Lac:Kk | プリント装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0636445A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスク記録装置 |
JPH09265760A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-10-07 | Seiko Epson Corp | 光ディスク装置 |
JPH1049895A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Sony Corp | 光ディスク装置 |
WO1999054141A1 (en) * | 1998-04-17 | 1999-10-28 | Elesys, Inc. | Radial printing system and methods |
JP2000246883A (ja) * | 1999-03-01 | 2000-09-12 | Topre Corp | 光ディスク用印字プリンタ |
-
2002
- 2002-08-21 JP JP2002240233A patent/JP2004074666A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0636445A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスク記録装置 |
JPH09265760A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-10-07 | Seiko Epson Corp | 光ディスク装置 |
JPH1049895A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Sony Corp | 光ディスク装置 |
WO1999054141A1 (en) * | 1998-04-17 | 1999-10-28 | Elesys, Inc. | Radial printing system and methods |
JP2000246883A (ja) * | 1999-03-01 | 2000-09-12 | Topre Corp | 光ディスク用印字プリンタ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007061089A1 (ja) * | 2005-11-28 | 2007-05-31 | Pioneer Corporation | 記録装置 |
JP2007259190A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、映像再生装置、印刷方法、印刷プログラム、および記録媒体 |
JP2007259191A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、映像再生装置、映像制御方法、映像制御プログラム、および記録媒体 |
US8235496B2 (en) | 2006-08-09 | 2012-08-07 | Fujifilm Corporation | Printing apparatus |
JP2008302593A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Sony Corp | 液体吐出ヘッド及び印刷装置 |
JP2013188647A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Lac:Kk | プリント装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3341572B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
US7675535B2 (en) | System and method for controlling a tracking servo during label printing | |
JP4052239B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JPH1186505A (ja) | インデックスプリント付記録媒体及びその作成方法 | |
JP2004074666A (ja) | ディスク装置 | |
US7119922B2 (en) | Printing device for carrying out a printing operation on a surface of a disk | |
JP4321058B2 (ja) | 光ディスク記録装置及びその制御プログラム | |
US7843478B2 (en) | Recording medium drive apparatus, recording medium, and driving method for recording medium drive apparatus | |
US6597397B1 (en) | Digital still camera with optical tape | |
JP2006318539A (ja) | 情報記録再生装置、情報印刷方法及び光情報記録媒体 | |
JPH11339441A (ja) | 標準ベイ内臓型ディスクラベルプリンタ | |
JP2007058934A (ja) | レーベル印刷方法、及び、レーベル印刷装置 | |
JP2004223988A (ja) | 画像記録装置及び方法 | |
JP4370980B2 (ja) | 追記型光ディスク及び光ディスク記録装置 | |
JP2008173880A (ja) | 印刷装置、記録媒体駆動装置及び印刷方法 | |
JP4831094B2 (ja) | 光ディスクドライブ | |
JPS611163A (ja) | 複写機を兼ねる電子黒板装置 | |
JP2844603B2 (ja) | 光ディスク装置付複写機 | |
JP2001078015A (ja) | データ記録装置 | |
JP2008084447A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2007026609A (ja) | 情報記録再生装置、情報印刷方法及び光情報記録媒体 | |
JP2006142643A (ja) | 印刷装置 | |
JP2003187552A (ja) | インデックスシール、インデックスシール作成方法及び装置 | |
JPH0844835A (ja) | 情報記録媒体及び情報記録再生装置 | |
JP2005116115A (ja) | 光ディスク記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070124 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070410 |