JPH1049895A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH1049895A
JPH1049895A JP8220734A JP22073496A JPH1049895A JP H1049895 A JPH1049895 A JP H1049895A JP 8220734 A JP8220734 A JP 8220734A JP 22073496 A JP22073496 A JP 22073496A JP H1049895 A JPH1049895 A JP H1049895A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDプレーヤ等の、光学ピックアップを使用
している光ディスク装置における光学ピックアップのレ
ンズの汚れを防止する。 【解決手段】 光学ピックアップ7の対物レンズ28を
覆って隠す閉位置と、対物レンズを露出させる開位置と
の間を、光学ピックアップの送り機構9に連動して動作
するシャッター開閉手段18によって移動自在とされた
シャッター33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDプレーヤ等の、
光学ピックアップを使用している光ディスク装置におけ
る光学ピックアップの対物レンズの汚れを防止するため
の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、CDプレーヤ等の光ディスクに
レーザービームを照射して光ディスクに記録されている
情報を読み取ったり、或いは、光ディスクに情報を記録
する機器(以下、「光ディスク装置」という。)におい
ては、対物レンズ、ビームスプリッタ、レーザーダイオ
ード等の各種光学部品を有する光学ピックアップが用い
られている。
【0003】上記光学ピックアップにおいては、レーザ
ービームを所望の大きさのビームスポットに絞り込んで
光ディスクの記録面に照射するために、各光学部品の位
置関係や光学特性が厳密に調整されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな光学ピックアップを使用する光ディスク装置におい
ては、光学ピックアップに起因する動作不良が非常に多
く発生している。即ち、該動作不良は、光ディスク装置
内に入り込んだ埃等が光学ピックアップの対物レンズ等
の光学部品の表面に付着し、これが光学部品の光学特性
を悪化させるために、光ディスクの情報の再生や記録が
できなくなったり、光ディスクに対する光学ピックアッ
プの相対的な位置の制御に必要な情報の読み取りにエラ
ーが発生して誤動作するために起こるものが大半であっ
た。
【0005】従って、上記動作不良を防止するために、
光ディスク装置に埃等が外部から進入しないように該装
置内をなるべく密閉状態にして、光学ピックアップに埃
等が付着しないように、又は埃等が付着し難いようにす
るするという方法がある。しかしながら、光ディスク装
置単体で構成される機器においては上記方法でもよい
が、光ディスク装置と他の装置とが複合された機器にあ
っては、該機器内の放熱の必要のために機器内を密閉す
ることができないものもあり、上記方法は一般的ではな
かった。
【0006】また、光学ピックアップの未使用時におい
て、例えば、光学ピックアップが光ディスクの最外周位
置を越えて更に外側の位置まで移動するようにして、該
位置に移動した時に光学部品をカバーで覆うという方法
もあるが、以下のような問題点があるため、その実現化
が困難であった。
【0007】即ち、上記カバーを開閉させるための駆動
機構を付加する必要があり、また、光学ピックアップの
移動距離が長くなってしまうので、光学ピックアップの
駆動機構等を全て新たに設計し直さなければならないと
いう問題がある。また、光ディスク装置の稼動停止時
に、光学ピックアップは光ディスクの最外周よりも更に
外側に位置するようになるため、例えば、コンパクトデ
ィスク(CD)においては、所謂TOCを読むために、
稼動開始時に光ディスクの最内周の位置まで光学ピック
アップを移動させる必要があり、稼動開始命令を出して
から実際に稼動し始めるまでに時間がかかり過ぎるとい
う問題もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明光ディス
ク装置は、上記課題を解決するために、光学ピックアッ
プの対物レンズを覆って隠す閉位置と、対物レンズを露
出させる開位置との間を、光学ピックアップの送り機構
に連動して動作するシャッター開閉手段によって移動自
在とされたシャッターを設けたものである。
【0009】従って、本発明光ディスク装置にあって
は、光学ピックアップの対物レンズをシャッターによっ
て覆い、埃等の付着を防止する機構を簡単な構造によっ
て実現可能とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明光ディスク装置の実
施の形態について、図示した実施の一例に従って説明す
る。尚、以下に示す実施例は、本発明光ディスク装置を
据え置き型のコンパクトディスク(CD)プレーヤに適
用したものである。
【0011】尚、以下の説明において、前後上下左右の
方向について述べる時は、図1乃至図3における上下を
後方及び前方とし、同様に、左右はそのまま左右の方
向、そして、図4乃至図6における上下をそのまま上下
の方向というものとする。
【0012】CDプレーヤ1は、その筐体2内に所定の
部材が配置、収納されて成るものである。
【0013】筐体2の奥にはメカシャーシ3が配置され
ている。該メカシャーシ3は、その後端部が筐体2に回
動自在に支持されている。
【0014】即ち、詳述は避けるが、CDプレーヤ1の
稼動停止時において、ディスクトレー4がローディン
グ、又は、アンローディングが行われる時に、後端部を
回動支点として、その回動端となる前端部が上下に移動
するようになっている。尚、図7に示す状態が、メカシ
ャーシ3が下降し終わった状態、即ち、上記ローディン
グ時及びアンローディング時における状態であり、図8
に示す状態が、メカシャーシ3が上昇しおわった状態、
即ち、メカシャーシ3の稼動時及び上記ローディング時
及びアンローディング時を除く稼動停止時における状態
である。そして、メカシャーシ3の前端部の上下の移動
は、図示しない適宜な手段によって為される。
【0015】尚、CDプレーヤ1の稼動停止時におい
て、ディスクトレー4のローディング時及びアンローデ
ィング時以外にはメカシャーシ3の前端部を下降させな
いのは、このようにすることによって、ディスクトレー
4上のCDを交換しないでそのまま再生する時に、該再
生動作が素早く行なえるからである。
【0016】メカシャーシ3の前端寄りの部分の上面に
は図示しないスピンドルモータによって回転されるスピ
ンドル5が設けられている。また、メカシャーシ3の上
面中央には、前後に長い略長方形をした開口6が設けら
れている。
【0017】そして、メカシャーシ3の上面側で、且
つ、上記開口6の上には光学ピックアップ7が送り軸8
に案内されて、送り機構9によって前後方向に移動可能
なように配置されている。
【0018】即ち、送り機構9は、光学ピックアップ7
のベース10の右側の略前後に長い長方形の領域である
ラック部11の右側面に、該右側面の後端の切欠12の
部分を除いて形成された第1のラックギアである、ラッ
クギア13と、該ラックギア13と噛合した図示しない
モータによって駆動されるピニオンギア14等から成
り、光学ピックアップ7をピニオンギア14の回転に伴
って前後方向に移動させるものである。
【0019】尚、光学ピックアップ7の位置は、メカシ
ャーシ3の最も後方寄りの位置に移動した時(図3参
照)が光ディスク(CD)の最外周側となる位置であり
(以下、「後端位置」という。)、反対に、最も前方寄
りの位置に移動した時(図1参照)がCDの最内周側と
なる位置(以下、「前端位置」という。)である。そし
て、光学ピックアップ7は、稼動停止時においては、上
記最内周側に位置するように規定されている。
【0020】上記ラック部11の上面の左右方向におけ
る略中央の部分には、前端から後端に達するガイド溝1
5が形成されている。そして、上記ガイド溝15には、
前端寄りの位置と後端寄りの位置の2箇所に、上部が左
右に前後方向から見て略T字形に突出した形状を為すT
字突起16、16が上方に向かって一体に突出形成さ
れ、更に、これらT字突起16と16との間で稍前方寄
りの位置には、後方に向かって突出した略円柱状をした
凸部17aを有するバネ係止突起17が一体に突出形成
されている。
【0021】また、ラック部11にはスライダー18が
前後に摺動可能な状態で取着されている。
【0022】即ち、後述するようにシャッター開閉手段
であるスライダー18は、図10に示すように、前記ラ
ック部10の前後の長さよりも稍長い略長方形をした板
状を為すものであり、上面の右寄りの位置には前端から
後端まで伸びる段部19が形成され、この段部19によ
ってスライダー18は、上段20と下段21とに分割さ
れている。そして、上記下段21には2箇所に、それぞ
れ形状が異なり前後方向に長い長孔22、23が、前後
にある程度離間して一直線上に並んで形成されている。
前側の長孔22は、その前半部22aの左右の開口幅が
後半部22bの開口幅の約半分に形成され、後部開口縁
の前方を向いた壁面には、前方に向かって略円柱状をし
た突部24aが形成されて、この部分がバネ係止部24
とされている。また、後側の長孔23は、上方から見て
略T字状を為し、後端部の開口幅が前部23aよりも2
倍程度広くされて幅広部23bとされている。
【0023】尚、上記長孔22、23は後半部22bの
幅と長孔23の幅広部23bの幅が前記T字突起16、
16の頭部16a、16aの幅と略同じようにされ、前
半部22a及び前部23aの幅はT字突起16、16の
頭部16a、16a以外の下側の部分の幅と略同じとさ
れている。
【0024】更に、上記上段20の右側面には第2のラ
ックギアであるラックギア25が形成されている。ま
た、スライダー18の左端縁の前後方向における略中央
には、円柱状の作用突起26が上方に向かって一体に突
出形成されている。
【0025】しかして、スライダー18は光学ピックア
ップ7のラック部11上に前後に移動可能な状態で載置
される。
【0026】即ち、スライダー18の長孔22の後半部
22b及び長孔23の幅広部23bと、ラック部11の
T字突起16、16との位置を合わせて、ラック部11
のガイド溝15にスライダー18の下段部21を摺動自
在に係合させ、長孔22及び23の後半部22b、幅広
部23bを通してT字突起16、16の頭部16a、1
6aをそれぞれ上方に突出させると共に、長孔22の後
半部22b内にバネ係止突起17を位置させてバネ係止
部24と対向するようにする。そして、スライダー18
をT字突起16、16が長孔22及び23の幅の狭い部
分である前半部22a及び前部23aに位置するまで後
方に摺動させると、スライダー18は、ラック部11と
T字突起16、16の頭部16a、16aとの間に挟ま
れた状態となって、ガイド溝15と、長孔22及び23
の前半部22a及び前部23a内を相対的に摺動するT
字突起16、16とによってガイドされながら、ラック
部11上を前後方向に移動可能な状態となる。
【0027】そして、ラック部11及びスライダー18
のバネ係止突起17と24との間にコイルバネ27を圧
縮した状態で位置させ、その両端部を凸部17aと24
aとに外嵌して支持させる。すると、コイルバネ27の
付勢力によって、スライダー18はラック部11上で後
方への移動力が付勢された状態となって、バネ係止突起
17が長孔22の後半部22bの前縁に当接する。尚、
この時、スライダー18のラックギア25とベース10
のラック部11のラックギア13とが上下に位置した状
態となり、併せて、多少、スライダー18のラックギア
が25が前方にずれることが可能なので、バックラッシ
ュが解消された状態でそれぞれピニオンギア14と噛合
するようになる。
【0028】また、光学ピックアップ7には、対物レン
ズ28の他、図示しないビームスプリッタ、レーザーダ
イオード等の各種光学部品が前記ベース10上の左側の
所定の位置に配置され、ケース体29によって周囲が覆
われている。そして、ベース10の後端のラック部11
の基部で、且つ、ケース体29の右側の位置には、後述
するシャッターを回動可能に軸支する回動軸31が突設
されている(図11参照)。
【0029】ケース体29は、図1乃至図3に示すよう
に、上方から見て、略八角形の蓋状を為すものであり、
各種光学部品を覆った状態で前記ベース10上に固定さ
れている。また、ケース体29の上面30の右側には、
略楕円形の孔32が形成され、該孔32から対物レンズ
28が外部に臨んでいる。
【0030】シャッター33は、図1乃至図3に示すよ
うに上方から見て、杓文字の杓の部分を、その杓と柄と
の境界部分から杓の部分を水平に右方に折り曲げたよう
な形状をした、例えば、プラスチック製の薄手の板から
成る主部34と、該主部34の後端の中央から下方に向
かって一体に突出した筒状部35と、主部34の後端で
上記筒状部35が突出した部分の右側縁から突出した被
押圧部36とが一体に形成されて成るものである。
【0031】そして、図9に示すように、被押圧部36
の前端及び後端から下方に向かって被押圧片37、37
が一体に突出している。また、筒状部35の長さは上記
ケース体29がベース10上に取着された時の高さより
も稍長くされている。尚、筒状部35の内孔に対応した
主部34にも孔34aが設けられ、該孔34aは主部3
4の上面に開口している。
【0032】しかして、シャッター33は、図1乃至図
3に示すように、光学ピックアップ7に以下のような状
態で取着される。
【0033】即ち、ベース10の回動軸31に筒状部3
5を外嵌すると共に、主部34の孔34aから上方に突
出した回動軸31の上端に適宜な方法によって抜け止め
を為し、スライダー18の作用突起26を押圧部36の
被押圧片37と37との間で挟むように位置させる。従
って、ピニオンギア14によって駆動されるスライダー
18の移動による作用突起26の位置の変化によって、
ベース部10の回動軸31を回動中心として、シャッタ
ー33は回動するようになる。
【0034】そして、光学ピックアップ7は、CDプレ
ーヤ1の稼動時には、図2に示す前端位置、即ち、CD
のタイムコードが記録された所謂TOCを読み出す位置
から、図3に示す後端位置との間を移動すると共に、そ
れぞれの位置をリミットスイッチ等の検出機構によって
検知されるようになっている。
【0035】以下に、CDプレーヤ1の動作及びこれに
伴うシャッター33の動作について説明する。
【0036】図7に示すように、ディスクトレー4が筐
体2の前面から引き出された状態(引き出し位置)で、
図示しないディスク載置面へのCD38の載置、又は、
取り出しが為される。尚、この引き出し位置では、メカ
シャーシ3の前端部は下降した状態で保持されている。
そして、ディスクトレー4が、図8に示すように、筐体
2内に引き込まれた状態(引き込み位置)でCD38の
再生が為される。
【0037】CD38の再生は、上記引き込み位置にお
いて、CD38の再生命令が出されると、下降していた
メカシャーシ3の前端部が上昇し、これによりスピンド
ル5も上昇してその上面がCD38の中心部下面と接触
し、そこからスピンドル5が僅かに上昇することによっ
て当該CD38はディスクトレー4のディスク載置面か
ら浮き上がった状態となり、スピンドル5にチャッキン
グされ、スピンドル5の回転に伴ってCD38も回転す
る。
【0038】尚、CDプレーヤ1の稼動停止時(電源オ
フ時も含む)において、光学ピックアップ7は、常に、
メカシャーシ3上で前端位置(図2及び図5に示す位
置)に留まるように規定され、この時、リミットスイッ
チ39はオンになっている。
【0039】そして、上記前端位置に停止していた光学
ピックアップ7が、送り機構9によってリミットスイッ
チ39がオフになるまで僅かに後方に移動し、再びリミ
ットスイッチ39がオンになるまで前方に移動して前端
位置にて停止する。該前端位置が、TOCを読み出す位
置であり、シャッター33は開位置となっている。その
後、光学ピックアップ7は、前端位置と後端位置のとの
間の範囲内で、送り機構9によって適宜前後方向(CD
38の半径方向)に移動しながら信号の読み取りを行
う。
【0040】次に、上記CD38の再生時において、稼
動停止命令が出されると、スピンドル5の回転が停止
し、同時に、光学ピックアップ7がその送り機構9によ
って、前方に移動し、同時に、メカシャーシ3の前端部
が下降し、CD38がディスクトレー4のディスク載置
面に載置される。尚、ディスクの取出命令が出された時
は、上記停止命令が出された時の動作に加えて、CD3
8がディスクトレー4のディスク載置面に載置された後
にディスクトレー4が前記引き込み位置から引き出し位
置へと移動する。
【0041】そして、光学ピックアップ7は、送り機構
9によってメカシャーシ3上を前方に移動する。この
時、光学ピックアップ7が前端位置に達してリミットス
イッチ39がオンになっても、更に、所定の時間送り機
構9は動作し続けるようになっている。
【0042】即ち、前端位置を越えて僅かに光学ピック
アップ7が前方に移動すると、ラック部11のラックギ
ア13とピニオンギア14との噛合が切欠12の位置に
達するために外れ、スライダー18のラックギア25と
のみ噛合した状態となる。従って、ピニオンギア14の
回転によって、スライダー18のみがコイルバネ27を
圧縮しながら、更に前方へと移動し、これに伴って作用
突起26が前方へと移動する。すると、この動きが、作
用突起26と係合したシャッター33の被押圧部36を
介してシャッター33に伝達され、シャッター33は回
動軸31を中心として、上方から見て時計回り方向に回
動し、主部34がケース体29の上面30上を移動し、
孔32を覆って光学ピックアップ7の対物レンズ28を
隠す閉位置(図1及び図4)となり、ここでピニオンギ
ア14の回転が停止する。
【0043】また、上記稼動停止状態から、CDプレー
ヤ1の稼動(再生)命令が出されると、ピニオンギア1
4が上記とは逆に回転し始め、最初は、スライダー18
のみが後方へと移動し、これに伴って作用突起26も後
方へと移動する。すると、この動きが被押圧部36を介
してシャッター33に伝達され、シャッター33は回動
軸31を中心として上方から見て反時計回り方向に回動
し、ラック部11のバネ係止突起17が長孔22の後半
部22bの前縁に当接した状態となって、ラック部11
上でのスライダー18の移動が停止し、主部34が孔3
2を覆わないで対物レンズ28を露出させる開位置(図
2及び図5)となる。
【0044】そして、ピニオンギア14が更に回転し続
けると、バネ係止突起17が長孔22の後半部22bの
前縁に当接した状態となって、スライダー18のみの動
きが停止し、長孔22の前半部22aの前縁及び長孔2
3の前縁がそれぞれラック部11の前側のT字突起1
6、16を後方に押圧し、これによりスライダー18と
ラック部10が一緒に後方へ移動してピニオンギア14
の歯はラック部の切欠12の部分から外れてラックギア
13との噛合が回復して、光学ピックアップ7の全体を
更に後方へと移動させる。
【0045】このように、本発明光ディスク装置におい
ては、光学ピックアップを移動させる送り機構が、シャ
ッターを開閉させるシャッター開閉手段をも移動させる
手段を兼ねるため、シャッター開閉手段及びシャッター
等の部品の付加と送り機構8の制御手段を一部変更する
だけの部分的な設計変更で、光学ピックアップのレンズ
の汚れを防止するための機構を実現することが可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に本発明光ディスク装置は、光学ピックアップの対物レ
ンズを覆って隠す閉位置と、対物レンズを露出させる開
位置との間を、光学ピックアップの送り機構に連動して
動作するシャッター開閉手段によって移動自在とされた
シャッターを設けたので、従来の機構を大幅に変更する
ことなく簡単な構造を付加することよって、時間的に大
きな割合を占める光ディスク装置の稼動停止時に、対物
レンズを埃等から守る機構を実現することができ、これ
によって、対物レンズに付着した埃等を原因とする故障
を減少させて光ディスク装置の信頼性を大幅に向上させ
ることが可能となる。
【0047】尚、前記実施例において示した具体的な形
状及び構造は、本発明を実施するに当たっての具体化の
ほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発
明の技術的範囲が限定的に解釈されことがあってはなら
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に、本発明光ディスク装置の
動作を示すものであり、本図は光学ピックアップが光デ
ィスクの最内周位置にあり、且つ、シャッターが閉位置
にある状態における要部の平面図である。
【図2】光学ピックアップが光ディスクの最内周位置に
あり、且つ、シャッターが開位置にある状態における要
部の平面図である。
【図3】光学ピックアップが光ディスクの最外周位置に
あり、且つ、シャッターが開位置にある状態における要
部の平面図である。
【図4】光学ピックアップが光ディスクの最内周位置に
あり、且つ、シャッターが閉位置にある状態における要
部の側面図である。
【図5】光学ピックアップが光ディスクの最内周位置に
あり、且つ、シャッターが開位置にある状態における要
部の側面図である。
【図6】光学ピックアップが光ディスクの最外周位置に
あり、且つ、シャッターが開位置にある状態における要
部の側面図である。
【図7】光ディスク装置の稼動停止時で、且つ、ディス
クトレーを引き出した状態を概略的に示す側面図であ
る。
【図8】光ディスク装置の稼動時及び停止時の状態を概
略的に示す側面図である。
【図9】シャッターを拡大して示す底面図である。
【図10】シャッター開閉手段を拡大して示す平面図で
ある。
【図11】光学ピックアップの一部を拡大して示す平面
図である
【図12】図1のXII−XII線に沿う拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1…光ディスク装置、2…筐体、3…メカシャーシ、5
…スピンドル、7…光学ピックアップ、9…送り機構、
13…第1のラックギア、14…ピニオンギア、18…
シャッター開閉手段(スライダー)、25…第2のラッ
クギア、28…対物レンズ、33…シャッター、38…
光ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクをチャッキングして回転させ
    るスピンドルと、該スピンドルにチャッキングされた光
    ディスクの半径方向に送り機構によって移動自在に支持
    された光学ピックアップを有する光ディスク装置におい
    て、 上記光学ピックアップの対物レンズを覆って隠す閉位置
    と、対物レンズを露出させる開位置との間を、光学ピッ
    クアップの送り機構に連動して動作するシャッター開閉
    手段によって移動自在とされたシャッターを設けたこと
    を特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光学ピックアップが光ディスクの記録ト
    ラックの最内周部に対応した位置に達した後も送り機構
    を動作させ、シャッター開閉手段のみを駆動してシャッ
    ターを開位置と閉位置との間で移動させることを特徴と
    する請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 送り機構が光学ピックアップの一部に形
    成された第1のラックギアと、モータによって駆動され
    上記第1のラックギアと噛合したピニオンギアとから成
    り、 シャッター開閉手段は、光学ピックアップ上に移動可能
    に取着されると共に上記ピニオンギアと噛合する第2の
    ラックギアを有するスライダーであることを特徴とする
    請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 送り機構が光学ピックアップの一部に形
    成された第1のラックギアと、モータによって駆動され
    上記第1のラックギアと噛合したピニオンギアとから成
    り、 シャッター開閉手段は、光学ピックアップ上に移動可能
    に取着されると共に上記ピニオンギアと噛合する第2の
    ラックギアを有するスライダーであることを特徴とする
    請求項2に記載の光ディスク装置。
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