JP2004074328A - インデックステーブルのクランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インデックステーブルのクランプ時の内部応力による挟持される円板の破損を防止することである。
【解決手段】フレーム2と回転テーブル3とを含み、フレーム2で回転テーブル3を回転可能に支持するインデックステーブルにおいて、フレーム2に挿通され回転テーブル3の軸線方向に往復動可能な押圧部材15と、押圧部材の駆動手段19と、前記軸線方向に沿って配設されて互いに対向する複数の円板16とを含み、複数の円板16は回転テーブル3とフレーム2のいずれか一方に共に固定され、押圧部材15は、円板16の固定箇所から半径方向に離間する箇所で、複数の円板16を挟んで前記回転テーブル3とフレーム2の他方と対向し、クランプ時には押圧部材15は複数の円板16を介して他方を押圧することを特徴とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械において、工作物を回転割り出しさせるインデックステーブルのクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインデックステーブルのクランプ装置としては、実用新案登録第2570665号公報に示すように、一枚の円板が回転テーブルのスピンドルに固定され、フレームに支持される押圧部材が、クランプ時には円板をフレームに押し付けるものがある。そして、クランプによって回転テーブルはフレームに対して回転不能となり、回転テーブル上の工作物(ワーク)は静止状態に維持される。
【0003】
ところが、押圧部材が円板をフレームに押し付ける際に、円板がスピンドルの軸線方向に歪んで変形し、円板には内部応力が生じるため、円板が破損することがある。円板は、厚いほど内部応力が大きくなって破損しやすくなる傾向があるので、破損を防ぐには薄くすることが考えられる。しかし、薄くすると剛性が低下するので、切削力などの外力で円板が捻れて、回転テーブルがずれ、ワークの加工精度が悪くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記実情を考慮して開発されたもので、その目的は、クランプ時の内部応力による円板の破損を防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、フレームと回転テーブルとを含み、フレームで回転テーブルを回転可能に支持するインデックステーブルにおいて、フレームに挿通され回転テーブルの軸線方向に往復動可能な押圧部材と、押圧部材の駆動手段と、前記軸線方向に沿って配設されて互いに対向する複数の円板とを含み、複数の円板は回転テーブルとフレームのいずれか一方に共に固定され、押圧部材は、円板の固定箇所から半径方向に離間する箇所で、複数の円板を挟んで前記回転テーブルとフレームの他方と対向し、クランプ時には押圧部材は複数の円板を介して他方を押圧することを特徴とする。
【0006】
押圧部材は、円板円周方向に沿うリング状であることが望ましいが、円周方向に複数配設したものでも良い。押圧部材の駆動手段は、押圧部材を往復動させるものであればよく、一例としては、押圧部材がピストンである場合の、シリンダ及び流体圧回路や、ソレノイドやモータ等の電動アクチュエータを用いての押圧部材を往復動するものや、押圧部材を手動で往復動させる増力機構が挙げられる。
【0007】
「複数の円板は回転テーブルとフレームのいずれか一方に共に固定され」とは、複数の円板の固定部材が共通することを意味する。回転テーブルに固定する場合は、例えば円板の内側部分が固定箇所となり、それよりも外側部分に被押圧部を設ける。フレームに固定する場合は、例えば円板の外側部分が固定箇所となり、それよりも内側部分に被押圧部を設ける。
【0008】
「前記軸線方向に沿って配設されて互いに対向する複数の円板」とは、軸線方向つまり厚み方向に重なり合う複数の円板や、厚み方向に間隔をあけて対向する複数の円板(ただし、固定箇所には円板の間にスペーサを介する)のことを意味する。押圧部材で押圧されたときに、厚み方向に間隔をあけてあれば、円板の固定箇所と押圧される箇所との間に隙間が形成されて円板同士干渉を防止できるので変形させやすくなり、円板の内部応力が小さくなると共に、円板の屈曲抵抗が小さくなるので、押圧部材は強く他方を押圧することができる。
【0009】
複数の円板が厚み方向に間隔をあけて対向する場合に、押圧部材が他方と対向する箇所での円板間においては、部材が配設されておらずその間隔が空間となっている型式と、間隔を狭めるディスタンス部材が配設される型式がある。ディスタンス部材が配設されている型式では、クランプ時の押圧部材側の円板の変形量が小さくなり、内部応力がより小さくなると共に、円板の固定箇所と押圧される箇所との間の円板間に、クランプ時も空間が維持され、円板同士の干渉が防止できる。ディスタンス部材が配設される型式は、ディスタンス部材を取り付ける部材が、一方の円板である場合と、回転テーブルとフレームの他方(円板を固定してないもの)である場合に分かれる。
【0010】
一方の円板である場合、ディスタンス部材の個数及び形状は限定されないが、形状の一例としてはリング状、円周方向に沿って配設される複数のブロック状、半球状等が挙げられる。回転テーブルとフレームの他方である場合、ディスタンス部材は、請求項2の発明のように第一板状部材であってもよい。即ち、請求項2の発明は、押圧部材が前記回転テーブルとフレームの他方と対向する箇所での円板間には、ディスタンス部材を配設し、該ディスタンス部材は前記の他方に支持される第一板状部材であって、クランプ時には押圧部材は複数の円板とディスタンス部材を介して他方を押圧することを特徴とする。ディスタンス部材は板状部材なので、クランプ時には押圧部材により円板を介して押圧されて軸線方向に変形し、隣接する円板を押圧することができる。更に、ディスタンス部材が他方の一部となることから、円板同士の間も他方にクランプされることになり、クランプ力が大きくなる。なお、第一板状部材は、剛性を高めるために、円板円周方向に沿うリング形状が望ましい。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1及び請求項2の発明の下位概念であって、前記の他方はフレームであり、フレームに第二板状部材が固定され、第二板状部材は前記半径方向に離間する箇所で、押圧部材と円板との間に配設され、クランプ時には押圧部材は第二板状部材を介して前記円板を押圧することを特徴とする。
【0012】
このようにすれば、第二板状部材と円板間にも摩擦が生じて、他方によりクランプされると共に、クランプ開始時において、押圧部材が第二板状部材を介して、回転する円板と接することになる。従って、押圧部材と回転する円板とが接することによる押圧部材の摩耗を防止できる。なお、第二板状部材は、剛性を高めるため円板円周方向に沿うリング形状が望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
インデックステーブル1は図1に示すように、フレーム2に回転テーブル3をベアリング4を介して回転可能に支持し、フレーム2内にクランプ装置5を有するものである。
【0014】
フレーム2は、回転テーブル3を挿通する孔が軸線方向に貫通する中空のフレーム本体6と、フレーム本体6の開口端の一方を塞ぐリヤカバー7とから構成され、リヤカバー7がフレーム本体6にボルト止めされる。
【0015】
回転テーブル3は、テーブル9とスピンドル8とウォームホイール10とを含む。回転テーブル3は、フレーム本体6内にベアリング4を介してスピンドル8が支持され、工作物を保持するテーブル9がスピンドル8の一端(リヤカバーとは反対側)に接続されてフレーム本体6の開口端の他端を塞ぎ、テーブル9がフレーム本体6から離して回転可能とされ、スピンドル8の中央部にウォームホイール10がボルト止めされる。また、ウォームホイール10にウォーム11を噛み合わせ、スピンドル8の軸線に対して直角方向を中心にしてウォーム11が、フレーム本体6に回転可能に支持されている。
【0016】
ベアリング4は、フレーム本体6とスピンドル8との間に介し、内側部分がスピンドル8とウォームホイール10の間に挟まれ、外側部分が抑え具12とフレーム本体6に挟まれ、抑え具12がフレーム本体6にボルト止めされる。これにより回転テーブル3は軸線方向に移動不能にフレーム本体6に支持される。
【0017】
スピンドル8の両端部には、オイルシール13,14がフレーム2との間に介している。オイルシール13,14は、フレーム本体6又はリヤカバー7に嵌合しており、スピンドル8に接してベアリング4、ウォーム11、ウォームホイール10等の内部構造や、クランプ装置5内に切削油等が浸入することを阻止するものである。
【0018】
本発明のクランプ装置5の第一実施例は図1に示すように、フレーム2内に押圧部材15を回転テーブル3の軸線方向に往復動可能に挿通し、三枚の円板16を重ね合わせてその内側部分を回転テーブル3のウォームホイール10に固定し、外側部分を押圧部材15に対向させて被押圧部分とし、被押圧部分を中心にして軸線方向の重なった円板16の両側に円板16と対向してフレーム2と押圧部材15に一対のクランプ面17,18が形成され、クランプ時には押圧部材15の後述の駆動手段19によって押圧部材15が移動し、一対のクランプ面17,18間に三枚の円板16の被押圧部分を重ね合わせた状態で挟持する。
【0019】
押圧部材15は、リング状のピストンで、クランプ面17を円板16側に突出してある。そして、押圧部材の駆動手段19は、押圧部材15が移動するシリンダ20をフレーム本体6とリヤカバー7とで形成し、押圧部材15の内周面溝と外周面溝に嵌合したOリング(符号省略)で気密を図っている。シリンダ20内部と外部を繋ぐエアの通路21をフレーム本体6にあけ、円板16よりも外側に復帰スプリング22を、フレーム本体6と押圧部材15との間に収容してある。クランプ解除時には復帰スプリング22でクランプ面17を円板16から離して保持し、クランプ時にはエアによって押圧部材15を復帰スプリング22に逆らって移動させ円板16をクランプする。
【0020】
重ね合わせた三枚の円板16は、その中央部にあけた抜穴23をスピンドル8に挿通し、内側部分をウォームホイール10の段差面24にボルト止めし、外側部分を被押圧部とする。
【0021】
本発明のクランプ装置5の第一実施例の変形例は図2に示すように、二枚の円板16の内側同士の間に環状のスペーサ25を介した状態で回転テーブル3のウォームホイール10にボルト止めして、二枚の円板16を厚み方向に間隔をあけて対向させ、ディスタンス部材26を一方の円板16の外周に嵌合させて二枚の円板16の外側部分(被押圧部分)同士の間に介在させ、円板間の半径方向の中間領域(スペーサ25とディスタンス部材26の間)に環状の空間27を形成したことを特徴とする。
【0022】
ディスタンス部材26は、断面L字状のリングで、円板16間に挟まれる部分と、一方の円板16の外周に嵌合する部分とからなる。
【0023】
このようにすれば、円板16が押圧部材15の押圧によって歪んで変形するときに、円板16を二枚重ね合わせたものと比べて、空間27がある分だけ円板16同士が干渉せずに歪みやすくなるので、内部応力が小さくなると共に、クランプ時に押圧部材15が円板16を押圧する力が軽くてすむ。言い換えれば、強く円板を押圧する。また、二枚の円板16は、ディスタンス部材26を介して重なっているのでクランプ時における押圧部材15側の円板16の変形量は、第一実施例のように複数の円板が直接重なっている場合と同一となり、歪みによって生じる押圧部材15側の円板16の内部応力も、複数の円板を直接重ね合わせたときと、同等に維持される。
【0024】
本発明のクランプ装置5の第二実施例は図3に示すように、二枚の円板16を環状のスペーサ25を介した状態で回転テーブル3にボルト止めし、円板間の半径方向の中間領域に環状の空間27を形成した点は前述の変形例と同じである。異なる点は、フレーム本体6には円板16よりも外側の箇所に、第一板状部材としてのディスタンス部材26と第二板状部材28をスペーサ29を介してボルト止めし、ディスタンス部材26及び第二板状部材28をフレーム本体6からそれぞれ中心に向かって張り出させ、二枚の円板16の外側部分(被押圧部分)同士の間にディスタンス部材26の内周近傍部分を、円板16から離して介在させ、押圧部材15と円板16の外側部分(被押圧部分)との間に、第二板状部材28の内周近傍部分を円板16から離して介在する点である。第二板状部材28の内周近傍部分を押圧部材15のクランプ面17に対向させてあるので、そのクランプ面17の摩耗が避けられる。
【0025】
また、シリンダ20がリヤカバー7のみにより形成される点や、復帰スプリング22がない点も異なっており、第二板状部材28の弾性力によってクランプ解除時に押圧部材15を復動させる。
【0026】
ディスタンス部材26は、フレーム本体6に固定されてフレーム本体6と一体化されており、円板16間で挟持されることにより円板16をクランプして回転テーブル3をクランプするので、回転テーブル3はより強くクランプされる。第二板状部材28もフレーム本体6に固定されてフレーム本体6と一体化されており、円板16と押圧部材15間で挟持されることにより、回転テーブル3は更に強くクランプされる。ディスタンス部材26及び第二板状部材28は、剛性を高めるため何れもリング形状をなすのが望ましく、しかも、いずれも円板16と離れていることが、クランプ解除時に回転する円板16に擦れることがないので望ましい。また、ディスタンス部材26が、円板16同士の間に介在することによって、クランプ時の押圧部材15側の円板16の歪み量を小さくする。
【0027】
本発明のクランプ装置5の第三実施例は図4に示すように、おおまかに言えば、第二実施例の押圧部材15、押圧部材の駆動手段19及び第二板状部材28を、ディスタンス部材26を中心にして軸線方向に対称的に設けたものである。より詳細に言えば、図中、右側に設ける押圧部材の駆動手段19は、フレーム本体6にシリンダブロック30をボルト止めし、シリンダブロック30に押圧部材15を往復動可能に収容してシリンダ20を形成し、エアの通路21を分岐しエアをそれぞれのシリンダ20内に導き、また、対称的に設けた第二板状部材28を、同じく対称的に設けた押圧部材15のクランプ面17,18にそれぞれ対向させ、第二板状部材28とディスタンス部材26をスペーサ29を介してシリンダブロック30にボルト止めしてある。複数の円板16が回転テーブル3とフレーム2の一方である回転テーブル3に固定され、クランプ時には、図中、左側の押圧部材15が、隣接する第二板状部材28とディスタンス部材26と2つの円板16とを介して右側の第二板状部材28を押圧する。右側の第二板状部材28は、フレーム2に固定されており、従って、左側の押圧部材15に対しては、右側の第二板状部材28は、回転テーブル3とフレーム2の他方であるフレーム2を構成するものであり、同様に、右側の押圧部材15に対しては、左側の第二板状部材28は、フレーム2を構成するものである。クランプ時、一方の押圧部材15はディスタンス部材26、円板16、及び第二板状部材28を介して他方の押圧部材15を押圧し、他方の押圧部材15も同様に一方の押圧部材15を押圧し、押圧部材15同士は互いに押圧する。従って、ディスタンス部材26は、2つの押圧部材15の押圧力の差に応じて、押圧力の弱い方に変位することにより、両側からの押圧力が均衡される。従って、2つの押圧部材15の押圧力を、ほぼ同一とすることによりディスタンス部材26の変位量は、極めて小さくなり、両円板16の変位量を小さくすることができる。(第二実施例では、クランプ時、ディスタンス部材26と円板16間の隙間の分だけ、押圧部材15側の円板16の変位量が、フレーム側の円板16よりも大きくなる。)よって、2つの押圧部材15によって回転テーブル3はクランプされると共に、各円板16の変位量が小さくなり、変形に伴う内部応力をより小さくすることができる。
【0028】
本発明のクランプ装置5の第四実施例は図5に示すように、第一実施例と相違する点は、円板16に外径、内径ともに一回り大きなものを用い、円板16の外側部分をフレーム2(フレーム本体6)に固定し、円板16の内側部分を被押圧部分とし、一対のクランプ面17,18を、押圧部材15と回転テーブル3(ウォームホイール10)に形成した点である。これにより複数の円板16がフレーム2に固定され、押圧部材15は複数の円板16を介して回転テーブル3を押圧する。また、複数の円板16は、回転中心から離れた箇所(即ち大径部)で固定されるので、円板16の固定部分がクランプ力により破損する事故を避けることができると共に、円板16を堅固にフレーム2に固定することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、複数の円板が1つの挟持部材間に挟まってクランプされるので、一枚の円板をクランプする従来品と比べて、各円板の厚みを薄くしても、複数の円板全体での剛性が外力に対する捻れ防止に充分なレベルに確保されていれば、加工時の回転テーブルのずれが防げる。従って、円板を薄くすることによってクランプ時の変形の際の内部応力が小さくなり、クランプ時の内部応力による円板の破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インデックステーブルのクランプ装置の第一実施例を示す断面図である。
【図2】クランプ装置の第一実施例の変形例を示す断面図である。
【図3】クランプ装置の第二実施例を示す断面図である。
【図4】クランプ装置の第三実施例を示す断面図である。
【図5】クランプ装置の第四実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 フレーム
3 回転テーブル
5 クランプ装置
15 押圧部材
16 円板
19 押圧部材の駆動手段
26 ディスタンス部材
28 第二板状部材

Claims (3)

  1. フレーム(2)と回転テーブル(3)とを含み、フレーム(2)で回転テーブル(3)を回転可能に支持するインデックステーブルにおいて、
    フレーム(2)に挿通され回転テーブル(3)の軸線方向に往復動可能な押圧部材(15)と、押圧部材の駆動手段(19)と、前記軸線方向に沿って配設されて互いに対向する複数の円板(16)とを含み、
    複数の円板(16)は回転テーブル(3)とフレーム(2)のいずれか一方に共に固定され、
    押圧部材(15)は、円板(16)の固定箇所から半径方向に離間する箇所で、複数の円板(16)を挟んで前記回転テーブル(3)とフレーム(2)の他方と対向し、
    クランプ時には押圧部材(15)は複数の円板(16)を介して他方を押圧することを特徴とするインデックステーブルのクランプ装置。
  2. 押圧部材(15)が前記回転テーブル(3)とフレーム(2)の他方と対向する箇所での円板(16)間には、ディスタンス部材(26)を配設し、該ディスタンス部材(26)は前記回転テーブル(3)とフレーム(2)の他方に支持される第一板状部材であって、クランプ時には押圧部材(15)は複数の円板(16)とディスタンス部材(26)を介して他方を押圧することを特徴とする請求項1記載のインデックステーブルのクランプ装置。
  3. 前記の他方はフレーム(2)であり、フレーム(2)に第二板状部材(28)が固定され、第二板状部材(28)は前記半径方向に離間する箇所で、押圧部材(15)と円板(16)との間に配設され、クランプ時には押圧部材(15)は第二板状部材(28)を介して前記円板(16)を押圧することを特徴とする請求項1又は2記載のインデックステーブルのクランプ装置。
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