JP2004074210A - レーザーマーキング装置およびレーザーマーキング方法 - Google Patents
レーザーマーキング装置およびレーザーマーキング方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】メインコントローラ16は、チップサイズに応じて一括印字可能範囲の印字マトリックスデータを作成して液晶コントローラ15に転送する。液晶コントローラ15は、印字マトリックスデータと、印字パターン作成装置14により作成された1チップ分の印字パターンデータに基づいて、一括印字可能範囲の印字データを液晶マスク8に生成する。YAGレーザー発振器5から出力されたレーザー光2で、印字データが表示された液晶マスク8の面をスキャンすることで、テーブル13上のシリコンウエハの複数のチップに対して同じ印字パターンのものを一括して印字する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスクに生成したパターンを、たとえばシリコンウエハのチップにマーキングするレーザーマーキング装置およびレーザーマーキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶マスク式レーザーマーキング装置として、たとえばICのパッケージにレーザー光を照射して製品名やロット番号などを印字するものが知られている。この従来の液晶マスク式レーザーマーキング装置では、ICの印字パターンを表示した液晶マスクをレーザー光でスキャンして、ICの印字面で結像させることで印字している。1つのICの印字が終了すると、ICを載せたテーブルが移動して、次に印字するICを印字位置にセットして、順次印字する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ウエハレベルCSPと呼ばれるタイプの半導体装置が多くなってきており、この半導体装置の製造プロセスにおいては、個片化する前工程で個々のチップにマーキングする場合がある。この場合、従来の液晶マスク式レーザーマーキング装置では、1チップ分の印字毎にシリコンウエハをチップサイズの分だけ移動するということを繰り返し行わなければならないため、移動回数が多く、1枚のシリコンウエハの印字に長時間を要する。
【0004】
本発明の目的は、短時間でパターンをマーキングすることができるレーザーマーキング装置およびレーザーマーキング方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明によるレーザーマーキング方法は、少なくとも2以上の共通するパターンをマスクに生成し、レーザー光によりマスク上のパターンを走査して、複数の被マーキング箇所にパターンを一括してマーキングすることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明によるレーザーマーキング装置は、パターンを被マーキング箇所にマーキングするためのレーザー光を照射するレーザー光源と、マスクに生成するパターンの情報を入力する入力手段と、入力手段で入力される情報に基づいて、少なくとも2以上の共通するパターンを生成するマスクと、レーザー光によりマスク上のパターンを走査して複数の被マーキング箇所にパターンを一括してマーキングする走査手段とを備えることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明によるレーザーマーキング方法は、複数のチップが含まれるように区画されたウエハ上の小領域に対応する大きさのマスク領域内に、少なくとも2以上の共通するパターンを生成し、レーザー光によりマスク上のパターンを走査して、小領域内の複数のチップにパターンを一括してマーキングすることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明によるレーザーマーキング装置は、チップにパターンをマーキングするためのレーザー光を照射するレーザー光源と、マスクに生成するパターンの情報を入力する入力手段と、入力手段で入力された情報に基づいて、複数のチップが含まれるように区画されたウエハ上の小領域に対応する大きさのマスク領域内に、少なくとも2以上の共通するパターンが生成されるマスクと、レーザー光によりマスク上のパターンを走査して、小領域内の複数のチップにパターンを一括してマーキングする走査手段とを備えることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項4のレーザーマーキング装置において、ウエハを載置するステージと、小領域の複数のチップに一括してパターンをマーキングするごとに、次のマーキング対象となるウエハ上の小領域をマスクと対向させ、次いでマスクをレーザー光で走査することを繰り返してウエハ上の全てのチップにマーキングするように、ステージと走査手段を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項4または5のレーザーマーキング装置において、マスクは液晶マスクであり、入力手段から入力されたウエハの大きさと形状、チップの大きさと形状、およびパターンデータに基づいて、液晶マスクにパターンを生成する液晶制御手段をさらに備えることを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項6のレーザーマーキング装置において、液晶制御手段は、チップが不良であるか良品であるかの検査結果を受信し、不良のチップにはパターンをマーキングしないように液晶マスクを駆動することを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、請求項6のレーザーマーキング装置において、液晶制御手段は、チップが不良であるか良品であるかの検査結果を受信し、不良のチップには良品と異なるパターンをマーキングするように液晶マスクを駆動することを特徴とする。
(9) 請求項9の発明は、請求項6のレーザーマーキング装置において、液晶制御手段は、小領域内にチップが存在しない箇所にはパターンを生成しないように液晶マスクを駆動することを特徴とする。
(10) 請求項10の発明は、請求項6〜9のいずれかのレーザーマーキング装置において、液晶マスクの一の小領域に対して行ったマーキングのパターンと異なるパターンを次の小領域にマーキングする場合、液晶マスクのパターン変更に要する時間後に、次の小領域へのマーキング用レーザーの照射を再開することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
―――第1の実施の形態―――
図1〜11を参照して、本発明を液晶マスク式レーザーマーキング装置に適用した第1の実施の形態について説明する。図1は液晶マスク式レーザーマーキング装置の構造を表す図である。液晶マスク式レーザーマーキング装置1は、レーザー光2を発生するYAGレーザー発振器5と、レーザー光2の偏光角を調整する1/2波長板10と、レーザー光2を走査するガルバノミラー6と、レーザー光2を所定の光束で液晶マスク8へ照射するフィールドレンズ7と、生成された印字パターンに応じて入射レーザー光2を偏光させて出射する液晶マスク8とを備えている。また、液晶マスク式レーザーマーキング装置1は、偏光角度に応じてレーザー光2を分離する偏光ビームスプリッタ11と、偏光ビームスプリッタ11で分離されたレーザー光2を吸収するアブソーバ12と、偏光ビームスプリッタ11を透過したレーザー光2の焦点を印字対象物であるシリコンウエハ3の印字面に合わせる結像レンズ9と、入射するレーザー光2に対して垂直な平面上にシリコンウエハ3を移動させるテーブル13とを備えている。
【0007】
YAGレーザー発振器5から出力されたレーザー光2は、直線偏光の光であり、1/2波長板10によって液晶マスク8に用いられる液晶の特性に合わせて偏光角が変換される。偏光角が変換されたレーザー光2は、ガルバノミラー6によりXY方向に走査され、フィールドレンズ7を通過後、液晶マスク8の面をスキャンする。レーザー光2が液晶マスク8を透過する際、液晶マスク8の表示部分を透過した場合と非表示部分を透過した場合とでは、異なる偏光角に変換される。液晶マスク8の表示部分を透過したレーザー光2は、偏光ビームスプリッタ11を透過して結像レンズ9に伝搬され、シリコンウエハ3の印字面上に結像される。液晶マスク8の非表示部分を透過したレーザー光2は、偏光ビームスプリッタ11によりアブソーバ12へ伝搬されて吸収される。これにより、液晶マスク8に表示されたパターンがテーブル13に搭載されたシリコンウエハ3の印字面に転写印字される。シリコンウエハ3の印字面は、液晶マスク8を透過したレーザー光2の結像レンズ9による結像位置となるよう配置される。
【0008】
上述したレーザー光2による印字では、ガルバノミラー6でレーザー光2をスキャンしても、シリコンウエハ3の印字面上の限られた範囲にしか印字できない。そこで、テーブル13によりシリコンウエハ3をXY方向に移動させて、シリコンウエハ3の印字面全体に順次印字する。
【0009】
第1の実施の形態の液晶マスク式レーザーマーキング装置1では、図2に示すように、テーブル13を移動することなく、レーザースキャンにより複数(n×m個)のチップに一括印字を行う。すなわち、複数のチップが含まれるように区画されたウエハ上の小領域を一括印字する。そこで、第1の実施の形態の液晶マスク式レーザーマーキング装置1では、以下に詳述するように、液晶マスクにn×m個の同じ印字パターンを生成する。
【0010】
図3は、本発明による第1の実施の形態の液晶マスク式レーザーマーキング装置の印字制御システムに関するシステムブロック図である。液晶マスク式レーザーマーキング装置1の印字制御システムは、メインコントローラ16と、ガルバノコントローラ20と、液晶コントローラ15と、印字パターン作成装置14とを備えている。印字パターン作成装置14により1つのチップ4に印字するパターンを作成する。このパターンのデータは、後述するシリコンウエハ3およびチップ4の形状を表すデータとともに液晶コントローラ15に転送される。液晶コントローラ15は、転送された各データを格納するとともに、これらのデータをメインコントローラ16にも転送する。
【0011】
メインコントローラ16は、転送されたデータからチップサイズに応じて一括印字可能範囲の印字マトリックスデータを作成する。図4はその一例で、一括印字可能範囲に作成された3×3の合計9の印字マトリックスデータを表している。作成された印字マトリックスデータは、液晶コントローラ15に転送される。液晶コントローラ15は、メインコントローラ16で作成されたマトリックスデータと、印字パターン作成装置14により作成された1チップ分の印字パターンデータに基づいて、図5に示すように、一括印字可能範囲の印字データを液晶マスク8に生成する。印字パターン作成装置14からは、印字パターンデータに基づいて演算された、ガルバノミラー6の走査速度のデータがガルバノコントローラ20に送信される。
【0012】
液晶マスク式レーザーマーキング装置1は、YAGレーザー発振器5から出力されたレーザー光2で上述した印字制御により印字データが表示された液晶マスク8の面をスキャンすることで、複数のチップに対して同じ印字パターンのものを一括して印字する。一箇所の一括印字が終了すると、メインコントローラ16はテーブル13に信号を出力して、テーブル13を移動させて次の一括印字範囲にシリコンウエハ3を位置決めした後、YAGレーザー発振器5に信号を送信し、一括印字を開始する。この工程を順次繰り返して、シリコンウエハ3の上に印字していく。
【0013】
図6に示すように、液晶マスク式レーザーマーキング装置1でシリコンウエハ3の外周部分近傍の印字を行う際には、一括印字可能範囲にシリコンウエハ3が全く存在しない場合がある。また、一括印字可能範囲にシリコンウエハ3が存在していても、チップに加工できない端部など、印字の必要がない場合もある。このような場合、図7に示すように、液晶マスク8で印字の必要があるマトリクス17は表示し、印字の必要がないマトリクス18は非表示として、印字不要部分に印字が行われないようにすればよい。シリコンウエハ3に対する一括印字の実行位置と、一括印字の各マトリックスの表示/非表示を決定する方法を以下に詳述する。
【0014】
各マトリックスの表示/非表示を決定するために、メインコントローラ16は、液晶コントローラ15から転送されたシリコンウエハ3およびチップ4の大きさ・形状を表すデータに基づいて、次のデータを算出する。
(1) シリコンウエハ3上の各チップ4の位置
(2) シリコンウエハ3上の一括印字の場所と一括印字の順序
(3) (1)(2)のデータから、一括印字の際の印字箇所と印字不要箇所(チップマップデータ)を特定
【0015】
(1) シリコンウエハ3上の各チップ4の位置
図8に示すように、シリコンウエハ3のサイズ、ウエハエッジサイズ、縦方向最大チップ数、横方向最大チップ数、およびチップサイズ(チップピッチ)(以下、これらをまとめてウエハ・チップの形状データと呼ぶ)から左右対称のシリコンウエハ3上の各チップ4の位置をメインコントローラ16で算出する。
【0016】
(2) シリコンウエハ3上の一括印字の場所と一括印字の順序
メインコントローラ16は、上述したように、図4に示すようなチップサイズと一括印字可能範囲から、図4に示すような一括印字可能範囲のチップの配列(印字マトリックスデータ)を算出する。この印字マトリックスデータと、上述のシリコンウエハ3上の各チップ4の位置から、図9に示すように、シリコンウエハ3の一括印字の場所と順番(以下、印字パターンデータと呼ぶ)を演算する。図9に記載の例では、3×3の計9箇所のチップ4を一括印字する範囲を、矢印で示すように移動して一括印字を順次行う。
【0017】
(3) 一括印字の際の印字不要箇所特定
メインコントローラ16は、上述の印字マトリックスデータ、および印字パターンデータから、印字するマトリックスと印字しないマトリックスを特定する。図10に示すように、各チップ4が存在するマトリックス、たとえば図10のC3L3に位置するマトリックスに「1」を割り当て、チップ4の存在しないマトリックス、たとえば図10のC2L3に位置するマトリックスに「0」を割り当てたマップを作成する。図10に示したマップを、シリコンウエハ3のチップマップデータと呼ぶ。このチップマップデータに基づき、「1」が割り当てられたマトリックスは、一括印字の際に表示するマトリックスとし、「0」が割り当てられたマトリックスは、一括印字の際に非表示のマトリックスとしてメインコントローラ16から液晶コントローラ15にデータを送信する。これにより、図7に示したように、液晶マスク8で印字の必要があるマトリクス17は表示し、印字の必要がないマトリクス18は非表示として、印字不要部分に印字が行われないようにすることができる。
【0018】
本発明による液晶マスク式レーザーマーキング装置1の第1の実施の形態の動作について、図11,12に示すフローチャートを参照して説明する。図11は、メインコントローラ16で行われる動作を示すフローチャートである。液晶マスク式レーザーマーキング装置1の不図示の電源スイッチがONになると図11の処理を行うプログラムが起動される。ステップS1において、印字パターン作成装置14からウエハ・チップの形状データを受信するまで待機する。ウエハ・チップの形状データを受信したと判断されるとステップS3へ進み、ステップS1で受信したウエハ・チップの形状データを基に、上述した、印字マトリックスデータ、印字パターンデータ、およびチップマップデータを演算してステップS5へ進む。ステップS5において、ステップS3で演算されたマトリックスデータと、チップマップデータに基づく各マトリックスの表示/非表示のデータとを液晶コントローラ15に送信してステップS7へ進む。ステップS7は、液晶コントローラ15から送信されるデータによって液晶マスク8の表示を切り換える際、表示切り換えに必要な時間を確保する待ち時間である。ステップS7の待ち時間経過後、ステップS9へ進み、ステップS3で演算した各データに基づいてテーブル13を所定位置に移動させる。ステップS11において、テーブル13の位置決めが完了するまで待機する。
【0019】
テーブル13の位置決めが完了するとステップS13へ進み、YAGレーザー発振器5に発振開始信号を送信してステップS15へ進む。ステップS15において、ガルバノコントローラ20にガルバノミラー6の走査開始信号を送信してステップS17へ進む。ステップS17において、ガルバノコントローラ20から印字終了(走査終了)信号を受信するまで待機する。印字終了(走査終了)信号を受信したと判断されるとステップS19へ進み、YAGレーザー発振器5に発振停止信号を送信してステップS21へ進む。
【0020】
ステップS21において、1枚のシリコンウエハ3に対して全範囲の印字が終了したか否かを判断する。ステップS21が否定判断されるとステップS23へ進み、ステップS3で演算した各データに基づいて、次に一括印字する範囲内の各マトリックスの表示/非表示のデータ、すなわち印字の必要があるマトリクス17および印字の必要がないマトリクス18に変更があるか否かを判断する。ステップS23が否定判断されるとステップS9へ戻る。ステップS23が肯定判断されるとステップS25へ進み、各マトリックスの表示/非表示の更新データを液晶コントローラ15に送信してステップS7へ戻る。
【0021】
ステップS21が肯定判断されるとステップS27へ進み、テーブル13上に搭載されている印字予定のシリコンウエハ3のすべての印字が終了したか否かを判断する。ステップS27が否定判断されるとステップS29へ進み、次のシリコンウエハ3を印字するようテーブル13を移動して、ステップS5へ戻る。ステップS27が肯定判断されるとステップS31へ進み、印字終了データを液晶コントローラ15に送信して、プログラムを終了する。
【0022】
なお、上述のフローチャートにおいて、ステップS21が否定判断された後、ステップS23の判断と同時にステップS9を実行するようにしてもよい。
【0023】
図12は、液晶コントローラ15で行われる動作を示すフローチャートである。液晶マスク式レーザーマーキング装置1の不図示の電源スイッチがONになると図12の処理を行うプログラムが起動される。ステップS51において、印字パターン作成装置14から各チップ4への印字パターン、およびウエハ・チップの形状データを受信するまで待機する。ステップS51において、各チップ4への印字パターン、およびウエハ・チップの形状データを受信したと判断されるとステップS53へ進み、ステップS51で受信したデータの内、ウエハ・チップの形状データをメインコントローラ16へ送信してステップS55へ進む。ステップS55において、図11におけるステップS3で演算されたマトリックスデータと、各マトリックスの表示/非表示のデータとがメインコントローラ16から送信されるまで待機する。ステップS55において、メインコントローラ16からのデータを受信したと判断されるとステップS57へ進み、ステップS55で受信したマトリックスデータと、各マトリックスの表示/非表示のデータから液晶マスク8に生成するデータを作成してステップS59へ進む。ステップS59において、ステップS57で作成した表示データを液晶マスク8上に生成してステップS61へ進む。
【0024】
ステップS61において、図11のステップS25でメインコントローラ16から送信される各マトリックスの表示/非表示の更新データを受信したか否かを判断する。ステップS61が否定判断されるとステップS63へ進み、図11のステップS31でメインコントローラ16から送信される印字終了データを受信したか否かを判断する。ステップS63が否定判断されるとステップS59へ戻る。
【0025】
ステップS61が肯定判断されるとステップS57へ戻る。ステップS63が肯定判断されるとこのプログラムを終了する。
【0026】
上述の処理により、液晶マスク式レーザーマーキング装置1は、シリコンウエハ3の印字面上に、各チップ4の位置に対応して、複数のチップ4に一括印字を繰り返し行って、すべてのチップ4に対して印字することができる。
【0027】
上述した本発明による第1の実施の形態の液晶マスク式レーザーマーキング装置によれば、次の作用効果を奏する。
(1) 一括印字可能範囲の印字データをn×m個の同じ印字パターンで液晶マスク8に生成し、レーザー光2で印字データが表示された液晶マスク8の面をスキャンすることで、複数のチップに対して同じ印字パターンのものを一括して印字することができる。これにより、シリコンウエハ3を移動することなく、複数のチップを一括印字できるので、シリコンウエハ3の移動に伴うタクトタイムを大幅に短縮することができる。
(2) 一括印字可能範囲にシリコンウエハ3が全く存在しない場合や、一括印字可能範囲にシリコンウエハ3が存在していても、チップに加工できない端部など、印字の必要がない場合、液晶マスク8で印字の必要があるマトリクス17は表示し、印字の必要がないマトリクス18は非表示として、印字不要部分に印字が行われないようにした。これにより、シリコンウエハ3が存在しないテーブル面などへのマーキングを防止できるので、テーブル面を痛めない。
【0028】
―――第2の実施の形態―――
図1〜14を参照して、本発明による液晶マスク式レーザーマーキング装置の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、本実施の形態の液晶マスク式レーザーマーキング装置1によるレーザーマーキング工程の前工程で実施される各チップ4の良品不良品検査の結果、不良と判断されたチップ4には、パターン印字を行わないようにしたものである。第2の実施の形態では、後述するチップマップデータ以外は第1の実施の形態と同一であるので、詳細な説明は省略する。
【0029】
図13は、レーザーマーキング工程の前工程で実施される良品不良品検査の結果から作成された良品不良品データマトリックスを示す。このデータマトリックスを不図示の入力手段によりメインコントローラ16に入力する。図13において、OKと記載されているチップが良品チップ41、NGと記載され、太枠で囲まれたものが不良品チップ42である。入力された良品不良品データマトリックスのデータと、図10に示したチップマップデータから、新たに図14に示すチップマップデータを作成する。すなわち、入力された良品不良品データマトリックスのデータから、不良品チップ42に相当する図10に示したチップマップデータ上のチップ(太枠)に「0」を割り当て、新たなチップマップデータ(図14)を作成する。第1の実施の形態で説明した液晶マスク式レーザーマーキング装置1において、図10に示したチップマップデータのかわりに図14に示した新たなチップマップデータを利用すれば、良品不良品検査の結果、不良と判断されたチップ4には、マーキングが行わない。
【0030】
上述した本発明による第2の実施の形態の液晶マスク式レーザーマーキング装置によれば、次の作用効果を奏する。
(1) レーザーマーキング工程の前工程で実施される各チップ4の良品不良品検査の結果、不良と判断されたチップ4には、パターン印字を行わないようにした。これにより、チップ実装時にレーザーマークの画像処理、または目視によってチップ4の良品不良品の判別が可能となり、不良品の誤実装を防止できる。
【0031】
不良と判断されたチップ4にNGのマーキングを行うようにしてもよい。図13に示す良品不良品データマトリックスを、不図示の入力手段によりメインコントローラ16に入力する。入力された良品不良品データマトリックスのデータと、図10に示したチップマップデータから、新たに図15に示すチップマップデータを作成する。図15のチップマップデータでは、良品不良品データマトリックスの不良品チップ42に相当するチップ(太枠)に「2」を割り当てている。第1の実施の形態で説明した液晶マスク式レーザーマーキング装置1において、図10に示したチップマップデータのかわりに図15に示した新たなチップマップデータを利用し、チップマップデータ上で「2」が割り当てられたチップ(太枠)に対して、印字パターン作成装置14により作成・入力されたNGのパターンデータを印字するようにすれば、良品不良品検査の結果、不良と判断されたチップ4には、NGのマーキングが行われる。
【0032】
上述の各実施の形態において、チップ4に印字するパターンやウエハ・チップの形状データは、印字パターン作成装置14から入力されたが、これに限らない。レーザーマーキング工程の前工程における各種製造装置から、チップ4に印字するパターンやウエハ・チップの形状データが液晶マスク式レーザーマーキング装置1に入力されるようにしてもよい。また、レーザーマーキング工程の前工程における各種製造装置から液晶マスク式レーザーマーキング装置1に送られる信号によって、印字パターン作成装置14に事前に登録されている複数の印字パターンやウエハ・チップの形状データの中から任意のデータが選択されるようにしてもよい。
【0033】
上述の各実施の形態およびその変形例において、印字不要箇所がある場合、印字不要箇所のマトリックスを非表示としてレーザー光2が印字対象物に照射されないようにしているが、これに限らない。ガルバノミラー6の制御によって、液晶マスク8の印字が必要なマトリックスのみレーザー光を走査し、印字が不要なマトリックスはレーザー光を走査しないようにしてもよい。この場合、使用するマスクは液晶マスクに限らない。物理的にパターンの変更が不可能な固定マスクを用いてもよい。
【0034】
上述の各実施の形態およびその変形例において、印字対象物はシリコンウエハであったが、シリコンウエハに限らない。同じパターンの印字を繰り返し印字する機械部品に対する印字などにも本発明を適用してもよい。また、使用するマスクは液晶マスクに限らない。マスクに対して一走査ですべての箇所にマーキングできる場合には、印字対象物をXY方向に移動させるテーブルはなくてもよい。上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態に何ら限定されない。
【0035】
以上の各実施の形態およびその変形例において、レーザー光源は、YAGレーザー発振器5に、入力手段は印字パターン作成装置14に、ステージはテーブル13にそれぞれ対応する。走査手段は、ガルバノミラー6とガルバノコントローラ20により構成される。ステージと走査手段を制御する制御手段はメインコントローラ16に対応する。液晶制御手段は、メインコントローラ16と液晶コントローラ15により構成される。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、マスクに少なくとも2以上の共通するパターンを生成し、レーザー光によりマスク上のパターンを走査して複数の被マーキング箇所に一括してマーキングすることができるので、短時間でパターンをマーキングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶マスク式レーザーマーキング装置の第1の実施の形態の構造を表す図である。
【図2】図1の液晶マスク式レーザーマーキング装置1により印字を行うシリコンウエハ3と、テーブル13を移動することなく、レーザースキャンにより複数(n×m個)のチップに一括印字を行う範囲を示す図である。
【図3】図1の液晶マスク式レーザーマーキング装置1の印字制御システムに関するシステムブロック図である。
【図4】メインコントローラ16が作成した一括印字可能範囲の印字マトリックスデータの一例を示す図である。
【図5】液晶マスク8に生成された一括印字可能範囲の印字データを示す図である。
【図6】シリコンウエハ3の外周部分近傍の印字を行う場合の印字部分、および印字不要部分を示す図である。
【図7】図6において、液晶マスク8の表示/非表示部分を示す図である。
【図8】シリコンウエハ3のサイズ、ウエハエッジサイズ、縦方向最大チップ数、横方向最大チップ数、およびチップサイズ(チップピッチ)を示す図である。
【図9】シリコンウエハ3の一括印字の場所と順番を示す図である。
【図10】シリコンウエハ3のチップマップデータを示す図である。
【図11】メインコントローラ16で行われる動作を示すフローチャートである。
【図12】液晶コントローラ15で行われる動作を示すフローチャートである。
【図13】レーザーマーキング工程の前工程で実施される各チップ4の良品不良品検査の結果から作成された、良品不良品データマトリックスを示す図である。
【図14】図13の良品不良品データマトリックスのデータと、図10のチップマップデータから、新たに作成されたチップマップデータを示す図である。
【図15】図13の良品不良品データマトリックスのデータと、図10のチップマップデータから、新たに作成されたチップマップデータを示す図である。
【符号の説明】
1 液晶マスク式レーザーマーキング装置 2 レーザー光
3 シリコンウエハ 4 チップ
5 YAGレーザー発振器 6 ガルバノミラー
7 フィールドレンズ 8 液晶マスク
9 結像レンズ 10 1/2波長板
11 偏光ビームスプリッタ 12 アブソーバ
13 テーブル 14 印字パターン作成装置
15 液晶コントローラ 16 メインコントローラ
17 印字する必要があるマトリックス 18 印字の必要がないマトリックス
20 ガルバノコントローラ 41 良品チップ
42 不良品チップ
Claims (10)
- 少なくとも2以上の共通するパターンをマスクに生成し、
レーザー光により前記マスク上のパターンを走査して、複数の被マーキング箇所に前記パターンを一括してマーキングすることを特徴とするレーザーマーキング方法。 - パターンを被マーキング箇所にマーキングするためのレーザー光を照射するレーザー光源と、
マスクに生成するパターンの情報を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力される情報に基づいて、少なくとも2以上の共通するパターンを生成するマスクと、
前記レーザー光によりマスク上のパターンを走査して複数の被マーキング箇所に前記パターンを一括してマーキングする走査手段とを備えることを特徴とするレーザーマーキング装置。 - 複数のチップが含まれるように区画されたウエハ上の小領域に対応する大きさのマスク領域内に、少なくとも2以上の共通するパターンを生成し、
レーザー光により前記マスク上のパターンを走査して、前記小領域内の複数のチップに前記パターンを一括してマーキングすることを特徴とするレーザーマーキング方法。 - チップにパターンをマーキングするためのレーザー光を照射するレーザー光源と、
前記マスクに生成するパターンの情報を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された情報に基づいて、複数のチップが含まれるように区画されたウエハ上の小領域に対応する大きさのマスク領域内に、少なくとも2以上の共通するパターンが生成されるマスクと、
前記レーザー光により前記マスク上のパターンを走査して、前記小領域内の複数のチップに前記パターンを一括してマーキングする走査手段とを備えることを特徴とするレーザーマーキング装置。 - 請求項4のレーザーマーキング装置において、
前記ウエハを載置するステージと、
前記小領域の複数のチップに一括してパターンをマーキングするごとに、次のマーキング対象となるウエハ上の小領域を前記マスクと対向させ、次いで前記マスクをレーザー光で走査することを繰り返してウエハ上の全てのチップにマーキングするように、前記ステージと走査手段を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とするレーザーマーキング装置。 - 請求項4または5のレーザーマーキング装置において、
前記マスクは液晶マスクであり、
前記入力手段から入力されたウエハの大きさと形状、チップの大きさと形状、およびパターンデータに基づいて、前記液晶マスクに前記パターンを生成する液晶制御手段をさらに備えることを特徴とするレーザーマーキング装置。 - 請求項6のレーザーマーキング装置において、
前記液晶制御手段は、チップが不良であるか良品であるかの検査結果を受信し、不良のチップにはパターンをマーキングしないように前記液晶マスクを駆動することを特徴とするレーザーマーキング装置。 - 請求項6のレーザーマーキング装置において、
前記液晶制御手段は、チップが不良であるか良品であるかの検査結果を受信し、不良のチップには良品と異なるパターンをマーキングするように前記液晶マスクを駆動することを特徴とするレーザーマーキング装置。 - 請求項6のレーザーマーキング装置において、
前記液晶制御手段は、前記小領域内にチップが存在しない箇所には前記パターンを生成しないように前記液晶マスクを駆動することを特徴とするレーザーマーキング装置。 - 請求項6〜9のいずれかのレーザーマーキング装置において、
前記液晶マスクの一の小領域に対して行ったマーキングのパターンと異なるパターンを次の小領域にマーキングする場合、前記液晶マスクのパターン変更に要する時間後に、次の小領域へのマーキング用レーザーの照射を再開することを特徴とするレーザーマーキング装置。
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