JP2004074042A - 遮水シートの接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚さを減じずに、隣接する遮水シートの端部同士を接続する遮水シートの接続方法を提供する。
【解決手段】廃棄物投棄用の凹面10に、複数枚の遮水シート20を、隣接するものの端部同士を重ね合わせながら配する。次いで、遮水シート20の重ね合わせられた部分を覆うようにして、接着剤40を塗布する。その際、遮水シート20の重ね合わせられた部分を覆う接着剤40の厚さが、遮水シート20の厚さを超えるようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物処分場を構築する際に用いる遮水シートの接続技術に関する。より詳細には、廃棄物投棄用の凹面を覆うように配される遮水シートの互いに隣接するもの同士を接続するための遮水シートの接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
廃棄物処分場は、地面を掘り下げ、或いは揚壁を構築するなどして設けられた凹面を備えている。廃棄物は、この凹面に順次投棄される。
【0003】
ところで、廃棄物処分場では、凹面内に投棄された廃棄物から生じる浸出水が凹面から外部の土壌に漏水しないようにすることが極めて重要となっている。
浸出水の漏水のために最も汎用されているのが、凹面の表面全体に遮水シートを敷設することである。合成樹脂遮水シートやゴム遮水シートよりなる高い遮水性能を有する遮水シートを凹面の全体に敷設することによって、浸出水の外部への漏水を防止するのである。
上述した凹面は非常に大きい面積を有する。したがって、遮水シートは複数枚準備され、隣接するものの端部同士を接続して用いられることになる。
【0004】
遮水シートの隣接するものの端部同士の接続は、従来はホットメルトと呼ばれる技術を用いて行われている。尚、ホットメルトとは、熱溶着を意味する。
ホットメルトを用いる場合には、高温になる接触体を、遮水シートの接続を行うべきところに押接させながら移動させることで、遮水シートの隣接するものの端部同士を接続させる。
【0005】
ホットメルトは技術的難易度が比較的低く、汎用されている。しかしながら、この技術にも難点がないわけではない。
ホットメルトを用いる場合には、高温によって溶かした遮水シートを接着剤として機能させることで、遮水シートの端部同士を接着させる。したがって、遮水シートの隣接する部分は、その厚さが減ってしまうことが多い。
したがって、ホットメルトを用いると、浸出水の漏水防止機能が減じられるおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの不具合を解決できる、遮水シートの厚さを減じることなく隣接する遮水シートの端部同士を接続することのできる、遮水シートの接続技術を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく創案された本願発明は、以下の2つの技術思想に係る。
【0008】
本願発明の一つ目は、廃棄物投棄用の凹面を覆うように配される遮水シートの互いに隣接するもの同士を接続するための遮水シートの接続方法に関する。
そして、この方法は、複数枚の遮水シートを、隣接するものの端部同士を重ね合わせながら、前記凹面の所定範囲を覆うように配する過程、前記複数枚の遮水シートの重ね合わせられた部分を少なくとも覆うようにして、接着剤を塗布することで、隣接する遮水シート同士を接続する過程、を含んでいる。
この方法では、遮水シートの接続をなすにあたって接着剤を用いることとしている。したがって、ホットメルトを用いる場合と異なり、遮水シートの厚さが減じられることがない。それどころか、この方法では、遮水シートの端部同士を重ね合わせてから、接着剤の塗布を行うようにしているので、遮水シート同士が隣接する部分の強度を増すことができるようになる。
【0009】
上述した接着剤は、遮水シートの重ね合わせられた部分を少なくとも覆うようにして塗布されていればよい。接着剤は、遮水シートの重ね合わされていない部分まで覆うようにして塗布されていてもよい。
塗布される接着剤の厚さは隣接する遮水シートの端部同士の接続を確実に行える範囲で自由に決定できる。遮水シートの重ね合わせられた部分を覆っている箇所の厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上となるようにすれば、遮水シートの接続されている部分の強度を十分なものとすることができる。この場合における接着剤は、前記遮水シートの前記重ね合わせられた部分を覆っている箇所を含む所定の幅では、その厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上となるように塗布されてもよい。このようにすれば、遮水シートの接続をおこなったときに、遮水シートの接続が行われている部分、及びその両側部分(遮水シートの重ね合わせられた部分から重ね合せの方向にずれた部分)の双方で、薄い方の遮水シートの厚さの2倍の厚さを確保できるようになる。
【0010】
本願発明の二つ目も、廃棄物投棄用の凹面を覆うように配される遮水シートの互いに隣接するもの同士を接続するための遮水シートの接続方法に関する。
そして、この方法は、複数枚の遮水シートを、隣接するものの端部同士を隣り合わせながら、前記凹面の所定範囲を覆うように配する過程、前記複数枚の遮水シートのうち隣接する遮水シートの間の隙間を少なくとも覆うようにして、接着剤を塗布することで、隣接する遮水シート同士を接続する過程、を含んでいる。この方法によっても、一つ目の方法と同様に、遮水シートの厚さを減じずに遮水シートの接続を行え、また、接続部分の強度を増すことができるようになる。
【0011】
二つ目の方法においても、接着剤は、隣接する遮水シートの隙間を少なくとも覆うようにして塗布されていればよい。接着剤は、遮水シートの隙間を埋めていれば、その部分以外の部分まで覆うようにして塗布されていてもよい。
塗布される接着剤の厚さは隣接する遮水シートの端部同士の接続を確実に行える範囲で自由に決定できる。隣接する遮水シートの間の隙間を覆っている箇所の厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上となるようにすれば、遮水シートの接続されている部分の強度を十分なものとすることができる。この場合における接着剤は、隣接する遮水シートの間の隙間を含む所定の幅では、その厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上となるように塗布されてもよい。このようにすれば、遮水シートの接続をおこなったときに、遮水シートの接続が行われている部分、及びその両側部分の双方で、薄い方の遮水シートの厚さの2倍の厚さを確保できるようになる。
【0012】
尚、一つ目の方法、二つ目の方法の別を問わず、本願発明の方法は、廃棄物処分場の凹面に配される複数枚の遮水シートの隣接部分のすべての箇所に適用される必要はない。遮水シートの隣接部分の一部に本願発明の方法を用い、他の部分にホットメルトを用いることももちろん可能である。
【0013】
また、一つ目の方法、二つ目の方法のいずれを用いる場合でも、複数枚の遮水シートのうちのいずれかに孔が穿設されており、その孔を貫通する貫通物がある場合には、前記接着剤を、前記孔の内周と前記貫通物との隙間を埋めるように、且つ前記孔から所定長さで前記貫通物を覆うように塗布することができる。
上述の如き貫通物がある場合には、従来、貫通物の外周に沿うようにして遮水シートを配し、遮水シートの孔の内周と、貫通物の外周に沿わせた遮水シートとをホットメルトで接続するのが通常である。しかしながら、凹面に沿う孔の開いた遮水シートと貫通物の外周に沿わせた遮水シートの接線部分には略90°の角度が付くので、ホットメルトを行うための接触体を上手く接触させることが難しい。
接着剤を、前記孔の内周と前記貫通物との隙間を埋めるように、且つ前記孔から所定長さで前記貫通物を覆うように塗布することで、そのような難しさを克服できる。
この場合、貫通物を覆う接着剤の厚さは、遮水シートの厚さ以上とすることができる。このようにすれば、その接着剤の層を、遮水シートと同等のものとして用いることができる。
【0014】
接着剤は、遮水シートの隣接する部分同士の接着ができ、固化後に一定の厚さを保てるものであれば具体的な種類は不問である。接着剤としては、樹脂を用いることができる。より具体的には、ポリウレア樹脂を用いることができる。ポリウレア樹脂は、硬化させるために触媒を用いる必要がなく、また硬化させる際の温度、湿度についての条件が緩いので扱い易い。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好ましい第1、第2実施形態についての説明を行う。
【0016】
≪第1実施形態≫
第1実施形態による遮水シートの接続方法は、図1に示したような廃棄物処分場を構築する際に用いることができる。
【0017】
図1中、10は凹面である。この実施形態における凹面10は、地面を掘り下げて形成している。もっとも、凹面10は、これに限らず、平らな底面の周りに、所定高さの揚壁を構築することなどにより形成してもよい。凹面10の表面は、この実施形態ではコンクリートで覆われている。
この実施形態による廃棄物処分場では、上記凹面10の全面に、遮水シート20が配される。
【0018】
上述の遮水シート20は、例えば、樹脂製であり、遮水の機能を有するものとなっている。遮水シート20の厚さ、形状は、この実施形態ではすべて同じになっている。遮水シート20の厚さは、遮水の機能を確実なものにする、破損が生じにくいようにするなどの事情を考慮すれば1〜5mmとするのがよいが、この実施形態では3mmとしてある。また、この実施形態における遮水シート20の形状は、これには限られないが、矩形とされている。
また、その素材は、遮水機能が発揮でき、且つ幾らかの可撓性が保証されることを条件に適当に選択すれば良いが、この実施形態では可塑性樹脂が採用されている。
【0019】
遮水シート20は、作業性などを考慮した適当な大きさに形成されている。遮水シート20一枚の面積は、凹面10の面積よりも小さくされている。この実施形態では、遮水シート20により凹面10の全体を覆っているので、遮水シート20は複数枚用いられることになる。
【0020】
図1中、30は、本願発明における貫通物にあたる排水管である。この排水管30は、凹面10内に溜まった浸出水を廃棄物処分場外に排出するためのものであり、廃棄物処分場外に設けられた水処理設備に接続されている。水処理設備側からポンプで引くことにより、凹面10内に溜まった浸出水が、廃棄物処分場外へ排出されるようになっている。
尚、この実施形態における排水管30は、断面円形の管であり、遮水シート20に空けられた排水管30の断面形状に応じた孔を貫通して、凹面10内側に露出している。
【0021】
このような廃棄物処分場を構築する際に用いられる遮水シート20の接続方法を、図2、及び図3を用いて説明する。
遮水シート20の接続を行うにあたっては、まず、図1に示したように、複数枚の遮水シート20を凹面10に配する。この場合、遮水シート20の隣接するもの同士の端部同士を所定幅で重ね合わせる。重ね合わせる幅は、凹面10が屋内にあるか(この場合は凹面10表面の精度が出しやすい)、屋外にあるか(この場合は凹面10表面の精度が出しにくい)などの事情により適当に決定すれば良い。一般的には、遮水シート20の重ね合わせの幅は、20mm〜150mmとする。この実施形態では、凹面10が屋外にあることを考慮して、重ね合わせの幅を100mmとした。
尚、排水管30を貫通させる遮水シート20には孔を開けておく。その遮水シート20は、隣接する遮水シート20とその端部を重ね合わせるのみならず、排水管30を貫通させた状態で凹面10に配されることになる。
【0022】
次いで、複数枚の遮水シート20の重ね合わせられた部分を少なくとも覆うようにして、接着剤40を塗布する。この実施形態における接着剤40は、図2に示したように、遮水シート20の重ね合わせられた部分を含む所定幅に塗布される。
ここで、塗布された接着剤40の厚さは、遮水シート20の重ね合わせられた部分を覆っている箇所を含む所定の幅では、その厚さが遮水シートの厚さ以上となるようにされている。この実施形態では、図2に示した矢印の長さがいずれも4mmを超えるようになっている。
【0023】
接着剤40の塗布の仕方はどのようなものでもよい。厚さの均一さを出すことを考慮するのであれば、吹き付けによる塗布を行う。
接着剤40は、塗布し、それが固化した状態で、隣接する遮水シート20の端部同士を遮水性を保った状態で接続できるようなものであれば足りる。この実施形態では、接着剤40としてポリウレア樹脂を用いている。
この実施形態では、公知の2液混合吹き付けを行うことにより、ポリウレア樹脂である接着剤40の塗布を行うこととしている。2液混合吹き付けは、2種類の原液をガンスプレイなどを用いて混合しながら吹き付けることで、ポリウレア樹脂の塗布を行う技術である。
尚、ポリウレア樹脂には、芳香属系(ウレタン混合樹脂、ピュアポリウレア樹脂、変性ウレア樹脂など)、脂肪属系(変成強化ウレア樹脂脂肪属系、脂肪属系樹脂)があるが、防水性を高めようとするのであれば、脂肪属系のものを用いればよい。
【0024】
排水管30の近辺は、図3に示したように接着剤40の吹き付けを行う。つまり、遮水シート20に設けられた孔の内周と排水管30の外周との間の隙間を埋めるように、且つ孔から所定長さで排水管30の外周面を覆うようにして、接着剤40を塗布する。この実施形態では、排水管30の外周面を覆う接着剤40は、排水管30の外周先端までを覆っている。
【0025】
≪第2実施形態≫
第2実施形態による遮水シートの接続方法も、上記図1に示したような廃棄物処分場を構築する際に用いることができる。
つまり、第2実施形態における遮水シートの接続方法も、凹面10と、それを覆う遮水シート20とを備える廃棄物処分場を構築する際に用いることができる。
【0026】
第2実施形態における方法が、第1実施形態の方法と異なるのは、凹面10に複数枚配される遮水シート20が、凹面10に対して固定されているという点である。この固定は、図4に示したようにして実現できる。
【0027】
この方法を実施するにあたっては、まず、一方側の面の全面に予め遮水シート20が固定された型枠70を、遮水シート20が固定された側の面が上記凹面10に対向するようにして、凹面10との間に所定の間隔を空けて配置する(図4(イ))。
この実施形態における型枠70は、略正方形の板状とされており、それを組み合わせることで上記凹面10の全体を覆えるようになっている。
この実施形態における遮水シート20には、硬化したコンクリートから抜け落ちないような形状とされた突起21が、その一方の面に多数設けられている。突起21の形状は、硬化したコンクリートから抜け落ちないような形状となっている限りどのようなものとしてもよいが、例えば鈎型、きのこ型、コイル型等にすることができる。この実施形態における突起21は、図5の断面図に示したような形状とされている。つまり、円盤状の係止片21Aを棒状の支持柱21Bで支持した形状となっている。遮水シート20は、突起21が設けられた面が露出するようにして、型枠70の一面に固定されている。
これには限られないが、この実施形態では、遮水シート20の型枠70への固定は釘によって行われている。
【0028】
次に、凹面10と遮水シート20との間にコンクリート80を打設する。この状態を図4(ロ)で示す。そして、この状態で一定の期間養生させコンクリート80を硬化させる。
【0029】
コンクリート80が硬化したら、型枠70を取り外す(図4(ハ))。それと同時に、遮水シート20を型枠70に固定している釘を抜く。
このようにして、遮水シート20を、凹面10に対して、固定しながら配することができる。
【0030】
次に、隣接する遮水シート20の接続を行う。
これは第1実施形態の場合と同様に、接着剤40の塗布により行う。接着剤40としては、ポリウレア樹脂を用いることができ、その塗布には、噴霧の技術を用いることができる。
隣接する遮水シート20の間の隙間は、屋内、屋外の別などの事情により1mm〜5mm程度とされるが、上記接着剤40は、少なくともこの隙間を埋めるようにして塗布される。隙間を埋める接着剤の厚さは、隣接する遮水シート20のうちの薄いほうの厚さを超えるようにすることができる。本実施形態の場合には、隣接する遮水シート20の間の隙間を含む一定の幅では、その厚さが薄い方の遮水シート20の厚さを超えるようにしてポリウレア樹脂を噴霧することとしている。
【0031】
尚、排水管30などの貫通物がある場合の処理は、第1実施形態の場合と同様である。
また、型枠70取り外しの際に遮水シート20に残った釘の孔は、接着剤40にて塞ぐとよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明による遮水シートの接続方法は、以上のようなものなので、遮水シートの厚さを減じることなく隣接する遮水シートの端部同士を接続できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における遮水シートの接続方法を用いて構築された廃棄物処分場の例を示す断面図。
【図2】本発明の第1実施形態における遮水シートの接続方法を説明するための側面図。
【図3】本発明の第1実施形態における遮水シートの接続方法を説明するための側断面図。
【図4】本発明の第2実施形態における遮水シートの接続方法を説明するための図。
【図5】本発明の第2実施形態で用いられる遮水シートの断面図。
【符号の説明】
10 凹面
20 遮水シート
30 排水管
40 接着剤

Claims (9)

  1. 廃棄物投棄用の凹面を覆うように配される遮水シートの互いに隣接するもの同士を接続するための遮水シートの接続方法であって、
    複数枚の遮水シートを、隣接するものの端部同士を重ね合わせながら、前記凹面の所定範囲を覆うように配する過程、
    前記複数枚の遮水シートの重ね合わせられた部分を少なくとも覆うようにして、接着剤を塗布することで、隣接する遮水シート同士を接続する過程、
    を含んでいる、
    遮水シートの接続方法。
  2. 前記接着剤は、前記遮水シートの前記重ね合わせられた部分を覆っている箇所の厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上とされる、
    請求項1記載の遮水シートの接続方法。
  3. 前記接着剤は、前記遮水シートの前記重ね合わせられた部分を覆っている箇所を含む所定の幅では、その厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上となるように塗布される、
    請求項2記載の遮水シートの接続方法。
  4. 廃棄物投棄用の凹面を覆うように配される遮水シートの互いに隣接するもの同士を接続するための遮水シートの接続方法であって、
    複数枚の遮水シートを、隣接するものの端部同士を隣り合わせながら、前記凹面の所定範囲を覆うように配する過程、
    前記複数枚の遮水シートのうち隣接する遮水シートの間の隙間を少なくとも覆うようにして、接着剤を塗布することで、隣接する遮水シート同士を接続する過程、
    を含んでいる、
    遮水シートの接続方法。
  5. 前記接着剤は、隣接する遮水シートの間の隙間を覆っている箇所の厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上とされる、
    請求項4記載の遮水シートの接続方法。
  6. 前記接着剤は、隣接する遮水シートの間の隙間を含む所定の幅では、その厚さが、そこで隣接する2枚の遮水シートのうちの薄いものの厚さ以上となるように塗布される、
    請求項5記載の遮水シートの接続方法。
  7. 前記複数枚の遮水シートのうちのいずれかに孔が穿設されており、その孔を貫通する貫通物がある場合には、前記接着剤を、前記孔の内周と前記貫通物との隙間を埋めるように、且つ前記孔から所定長さで前記貫通物を覆うようにして塗布する、
    請求項1又は4記載の遮水シートの接続方法。
  8. 前記貫通物を覆う接着剤の厚さは、その貫通物に接する遮水シートの厚さ以上とされる、
    請求項7記載の遮水シートの接続方法。
  9. 前記接着剤は、ポリウレア樹脂である、
    請求項1又は4記載の遮水シートの接続方法。
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