JP2004070738A - Icカード投票システムおよび投票処理方法 - Google Patents

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山田 宏茂
Junichi Kitajima
北島 淳一
Satoshi Akimoto
秋元 聡
Tomokazu Kimura
木村 智和
Yoji Nahata
名畑 要二
Shigetoshi Sugazaki
菅崎 成利
Yasuhiro Hotta
堀田 泰弘
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Abstract

【課題】簡単な手続きによって勝馬投票券の購入や払戻しを行うことができ、専用銀行口座を必要とせず通常の普通銀行口座を利用していつでも払戻し金の出金を行うことができ、さらに銀行口座を使わずに購入資金の入金や払戻し金の出金を行うこともできるICカード投票システムを提供する。
【解決手段】ICカード投票管理装置4は、利用者毎の投票情報および残高情報を保持するデータベースと、端末装置から送信される投票情報を受信しデータベースに書き込む管理手段とを具備し、端末装置または入出金機から払戻し指示を受けたとき、この払戻し指示に係る投票情報が的中であるか否かを判断し、的中であった場合に、入出金機へ払戻し金の出金を指示し、あるいは、携帯端末へICカードの残高情報の更新を指示し、あるいは、払戻し金を予め指定された銀行口座へ振込む処理を実行する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、競馬、競輪、競艇等の公営競技における的中券の投票システムに係り、特に、ICカードを利用した投票システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、公営競技における的中券投票システムとして在宅投票システムが知られている。たとえば、競馬における投票システムとしてはJRA(日本中央競馬会)が運営するJRA PATシステムが知られている。この在宅投票システムは、自宅のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)等の在宅投票端末によって勝馬投票券を購入することができ、また、的中した勝馬投票券に対する払戻しを銀行振込によって受けることができるシステムである。
【0003】
しかしながら、上記従来システムには次に述べるような欠点があった。
第1に、従来システムでの勝馬投票券の購入を行うためには、当該システムのための専用の銀行口座を開設する必要があった。また、この専用口座は、競馬開催期間中(例えば、土曜日〜日曜日など)には銀行のATM等から入出金を行うことのできない特殊な銀行口座(いわゆる口座ロック方式)であったため、利用者は任意の時間に入出金を行うことができないという不都合があった。例えば、競馬レースで購入した勝馬投票券が的中して、その的中した勝馬投票券の払戻し金が口座に振込まれても、その払戻し金を引き出すことができるのは所定のロック期間が過ぎた後であった。
第2に、パソコン等で勝馬投票券を購入する際に、JRAから指定された加入者番号を入力する必要があり、操作が面倒であった。
第3に、当該システムの利用のためには上述した専用銀行口座の開設が必須であり、他の決済手段は一切提供されてないため、気軽に当該システムを用いて勝馬投票券の購入を開始することができなかった。
またその他にも、住民票の提出などといった会員登録のための作業が煩雑である、利用申込から利用開始までに、例えば3ヶ月半という長い期間がかかる、といった問題もあった。
【0004】
また、上記のようなシステムを用いずに、競馬場や場外勝馬投票券売場の窓口で勝馬投票券を購入するという旧来からの方法もあるが、この窓口発売にも次に述べるような欠点があった。
第1に、勝馬投票券の購入タイミングがレース締め切り前に集中し、窓口が混雑する。第2に、主催者(競馬場)側にとっては、勝馬投票券の発行等煩雑な作業が必要である。第3に、利用者にとっては、購入窓口での待ち時間が長く、また、過去の投票履歴の収支管理が煩雑である。第4に、紙の不的中券が競馬場内等に捨てられることとなり、清掃に膨大な手間とコストがかかる。第5に、廃券処理が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、利用者が従来の窓口での購入や、銀行口座を使用せずに勝馬投票券を購入することができ、極めて簡単な手続きによって勝馬投票券の購入や的中した勝馬投票券の払戻しを行うことができ、口座ロック方式の専用銀行口座を必要とせず通常の銀行口座を利用していつでも簡単に払戻し金の出金を行うことができ、さらに銀行口座を使わずに直接購入資金の入金や払戻し金の出金を行うこともできるICカード投票システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、投票情報および残高情報を記憶する記憶部を有するICカードと、利用者が前記投票情報を入力する入力手段と、入力された前記投票情報を前記ICカードに書き込むと共に該投票情報に対応して前記残高情報を更新するカード読出し書込み手段と、前記投票情報を送信する通信手段とを具備する端末装置と、利用者毎の投票情報および残高情報を保持するデータベースと、前記端末装置から送信される投票情報を受信し前記データベースに書き込む管理手段とを具備するICカード投票管理装置と、前記ICカード投票管理装置からの指示に応じて現金を出金する入出金機とを具備し、前記ICカード投票管理装置は、前記端末装置または前記入出金機から払戻し指示を受け、この払戻し指示に係る投票情報が的中であるか否かを判断し、的中であった場合に、前記入出金機へ払戻し金の出金を指示し、あるいは、前記携帯端末へ払戻し金に対応するICカードの残高情報の更新を指示し、あるいは、払戻し金を予め指定された銀行口座へ振込む処理を実行することを特徴とするICカード投票システムを要旨とする。
【0007】
また、本発明は、利用者がICカードを用いて行う投票を管理するための、利用者毎の購入情報と残高情報とICカード識別情報と暗証情報とを保持するデータベースを具備するICカード投票管理装置による投票管理方法であって、入出金機から入金情報を受信して、この入金情報に基づいて前記データベースに保持される前記残高情報を更新する入金処理過程と、端末装置から送信されるICカード識別情報を用いて認証を行う認証過程と、認証後に、端末装置から投票情報を受信して、受信した投票情報に基づいて前記データベースに保持される購入情報への登録を行うとともに前記データベースに保持される残高情報を更新する投票過程と、認証後に、端末装置又は入出金機から払戻し指示を受信して、受信した払戻し指示に基づいて前記データベースに保持される購入情報から払戻し対象となる情報を削除し、前記データベースに保持される残高情報を更新し、入出金機からの出金又はICカードへのチャージ又は銀行振込を行うための払戻し処理を実行する払戻し過程との各過程の処理を実行することを特徴とする投票管理方法である。
また、本発明は、上記の投票管理方法の各過程の処理を、コンピュータに実行させるコンピュータプログラムである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1は同実施の形態によるICカード投票システムの構成を示すブロック図であり、このシステムは、競馬場内あるいはその他の勝馬投票券発売所などで用いられるICカード投票システムである。
この図において、符号1はICカードである。このICカード1の内部構成については後述する。2はICカード1がセットされるPDA(Personal DigitalAssistant;携帯情報端末)であり、このPDA・2にはICカードリーダ/ライタが設けられている。このPDA・2は利用者が勝馬投票券の購入、ICカードへのチャージ等において使用するもので、競馬場の窓口において貸し出される。ICカードを用いた投票等に必要なソフトウェアは、予めこのPDA・2にインストールされている。
3は入出金機であり、利用者が勝馬投票券の購入に先立って現金を入金する時、または的中券を現金化する時に用いられる。
9はパソコン(PC)であり、利用者が例えば自宅等で投票を行ったり払戻しを受ける普通銀行口座を指定したりする場合にはこのパソコン9が用いられる。また、パソコン9には、ICカードリーダ/ライタが接続されており、このICカードリーダ/ライタを用いてICカード1のデータの読み出しあるいは書き込みが行える。
【0009】
4は競馬場に設置されたICカード投票管理装置であり、入出金機3とはケーブルによって接続され、PDA・2とは無線LAN(Local Area Network)を介して接続され、また、パソコン9とはインターネット10を介して接続されている。
7は情報センタであり、通信回線を介してICカード投票管理装置4に接続されている。そして、ICカード投票管理装置4から投票情報の送信を受け、この投票情報を集計することによってオッズ(払戻し金倍率)を算出するとともに、算出したオッズ情報や的中勝馬投票券情報その他各種の競馬情報を収集して、ICカード投票管理装置4あるいは他の装置(図示せず)に配信する。8は通信回線を介してICカード投票管理装置4と接続された銀行であり、ICカード投票管理装置4から銀行8へ送信される情報に基づいて払戻し金の振込みを行えるようになっている。
【0010】
ICカード投票管理装置4は、内部に、会員DB(以下、「データベース」という)5と管理部15とを備えている。データベース5には、会員毎の認証のための情報や、残高情報や、勝馬投票券の購入情報などが格納される(詳細は後述)。管理部15は、PDA・2やパソコン9から投票情報を受信してこれを購入情報としてデータベース5に書き込む機能や、PDA・2やパソコン9や入出金機3から投票結果の照会を受信して投票が的中であるか否かを判断する機能や、的中であった場合にはPDA・2やパソコン9や入出金機3からの指示に応じて、入出金機3へ払戻し金の払戻しを指示したり、払戻し金に対応する額を増額するようICカード1内の残高情報の更新をPDA・2やパソコン9などに指示したり、払戻し金の銀行口座への振込み指示を銀行に送信したりする機能などを有している。
【0011】
図2は、上記のデータベースに登録されている会員毎の情報の項目を示す概略図である。図2では、情報を、個人情報と残高情報と購入情報とICカード情報の4つの分類で示している。個人情報には、投票会員番号、住所、電話番号、氏名、性別、年齢、職業、暗証番号が含まれる。残高情報には、現在の残高、購入可能金額が含まれる。購入情報には、勝馬投票券毎のレース番号、開催場(レースが開催されている競馬場)、式別(単勝式、馬番連勝複式など勝馬投票券の種別)、購入内容(投票番号)、購入金額が含まれる。ICカード情報には、当該会員に対して発行されているICカード個体を識別するためのICカード識別情報が含まれる。なお、これらの情報項目のうち、暗証番号とICカード識別情報とが認証に用いられる。
【0012】
図3は、ICカード1の内部構成を示すブロック図である。この図に示すように、ICカード1は、記憶部21と演算制御部22と入出力部23とを備えている。そして、PDAやパソコンや入出金機に設けられたICカードリーダ/ライタからの信号を入出力部23が受信すると、その信号に応じて制御演算部22が所定の処理を行い、またその処理の過程において記憶部21の情報の読み出しあるいは書き込みを行い、その結果の信号が入出力部23を通じて上記ICカードリーダ/ライタに返される。
記憶部21には、当該ICカードの残高を表す残高情報26と、当該ICカードによる投票(勝馬投票券購入)を表す投票情報27と、当該ICカード個体を一意に識別するためのICカード識別情報28とが含まれている。なお、ICカード識別情報28は、暗号化するとともに冗長情報を付加した形で記憶部に書き込まれており、改ざんが困難になっている。これにより、高セキュリティを確保する。
【0013】
図4は、このICカード投票システムを用いて購入される勝馬投票券の、概念的な状態遷移を表す状態遷移図である。この図において、状態S1は初期状態である。ここで、勝馬投票券の購入が行われ、それに対応してICカード上の残高情報の減額が行われると、状態S1から状態S2に遷移する。状態S2は勝馬投票券の的中/不的中が未確定である状態である。
ここで、競馬の結果が確定し勝馬投票券が的中すると、状態S2から状態S3に遷移する。状態S3は勝馬投票券の的中が確定しその払戻し金が未払いの状態である。ここで、払戻しA〜Cのいずれかのパターンで払戻しが行われると、状態S3から状態S4に遷移する。状態S4は払戻し金が払戻し済の状態である。状態S4からは、状態S6の終了状態に遷移する。なお、払戻しAは、払戻し金を現金によって入出金機から払戻すパターンである。払戻しBは、ICカード上の残高情報に関して払戻し金に相当する金額を増額するパターンである。払戻しCは、払戻し金に相当する金額を銀行の所定の口座に振込む方法である。
一方、競馬の結果が確定し勝馬投票券が不的中の場合には、状態S2から状態S5に遷移する。状態S5は勝馬投票券の不的中が確定した状態である。状態S5からは、状態S6の終了状態に遷移する。
なお、ICカード上の残高情報が増額または減額される場合には、これに対応して、ICカード投票管理装置内のデータベース上の残高情報も更新される。
【0014】
図5は、PDA・2の内部構成を示すブロック図である。この図に示すように、PDA・2は、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、ICカードリーダ/ライタ44と、表示部45と、入力部46とを備えている。
制御部41は、PDA・2全体による情報の処理を制御する。通信部43は、制御部41の制御に基づいて無線LANを介して他の装置と情報を送受信する。ICカードリーダ/ライタ44は、制御部41の制御に基づいてICカードから情報を読み取ったり、ICカードに情報を書き込んだりする。表示部45は、例えばICカードから読み取った情報や他の装置から受信した情報などを表示する。入力部46は、PDA・2に情報を入力するための手段であり、具体的には、キーパッドやタッチパネルなどを用いて構成される。記憶部42は、処理対象となる情報や処理プログラムを記憶する。
例えば、PDA・2を使って投票するときには、利用者が入力部46を用いて投票情報を入力する。この投票情報は制御部41に渡される。制御部41は、ICカードリーダ/ライタ44を使って、入力された投票情報をICカード1に書き込むとともに、この投票情報に対応してICカード1上の残高情報を更新する。また、上記投票情報は、制御部41から通信部43に渡され、さらに通信部43から無線LANを介してICカード投票管理装置4に送信される。
【0015】
次に、図6〜図12を参照しながら、上述したICカード投票システムの動作を説明する。
ICカード投票システムを用いて投票等を行う前提として、まず、利用者に対してICカードを発行する手順を説明する。
まず、利用者は、機器貸出し窓口へ行き、申込必要書類を提示する。申込必要書類には、写真付き証明書(運転免許証など)とICカード投票申込シートと取引暗証番号とが含まれる。なお、上記ICカード投票申込シートには、利用者の住所、氏名、性別、年齢、職業、取引暗証番号などといった事項が記載されている。これらの申込必要書類の提示を受け、窓口では申込書類を確認するとともに法律上投票を行うことができる者であるかどうか(例えば、成年か、学生/生徒等ではないか)を審査する。これらの確認および審査が完了すると、窓口の担当者がICカード投票管理装置内のデータベースに必要な情報を登録する。そして、この登録が完了すると、利用者に対してICカードが発行される。そして、ICカードのデポジット代金を利用者から徴収する場合には、この段階で窓口担当者による徴収が行われる。
このように、本システムでは、利用者による事前の申込は不要であり利用当日に随時ICカードの発行を行うことが可能となっている。また、投票のための専用銀行口座の開設は不要であり、払戻し金を銀行振込とする場合にも通常の普通銀行口座を用いることができる。
【0016】
次に、入金手続きの際のICカード投票システムの動作手順を説明する。図6は、その動作手順を示すシーケンス図である。
まずステップS101で、利用者は入出金機3(図1)にICカード1を挿入する。次に、ステップS102において、入出金機3は、挿入されたICカードから、当該ICカードに一意に割り振られたICカード識別情報(カードID番号)を読み取る。次に、利用者は、会員は自らの暗証番号を入力する(図示せず)。そしてステップS103において、入出金機3はICカード投票管理装置4と通信し、上で取得したICカード識別情報および暗証番号による本人認証の処理を行う。
認証完了後、ステップS104において、利用者は勝馬投票券を購入するための購入資金を入出金機3に入金する。これに応じて入出金機3は、ステップS105において、入金情報をICカード投票管理装置4へ送信する。これを受けてICカード投票管理装置4は、ステップS106において、入金情報をデータベース5に登録し、同データベース上の残高情報を更新する。そしてステップS107において、ICカード投票管理装置4は処理完了を入出金機3へ通知する。するとステップS108において、入出金機3は、入金後の残高によってICカード1の残高情報を更新する。
なお、入金にあたっては、ICカード1のICカード識別情報のみで認証をおこない、暗証番号の入力を不要としてもよい。また、流通している電子マネーなどから入金するようにしてもよい。
【0017】
次に、利用者に対してPDAを貸出す手順について説明する。
まず、利用者は、機器貸出し窓口にICカード1を提示する。機器貸出し窓口では、ICカード投票管理装置4内のデータベース5に照会しICカード識別情報や利用者の氏名などによって、会員本人であることを確認する。本人確認が完了すると、利用者は機器貸出し料金を支払う。そして、機器貸出し窓口から利用者にPDA機器が貸出される。
【0018】
次に、利用者が投票を行う際のICカード投票システムの動作手順を説明する。図7は投票パターンA(PDAによる投票)による動作手順を示すシーケンス図であり、図8は投票パターンB(パソコンによる投票)による動作手順を示すシーケンス図である。
まず、図7を参照しながら投票パターンAの場合について説明する。ステップS151において、利用者はPDA・2のICカードリーダ/ライタにICカード1を挿入する。するとステップS152において、PDA・2のICカードリーダ/ライタに挿入されたICカードからICカード識別情報(カードID番号)を読み取る。読み取られたICカード識別情報は、PDA・2の制御部に渡される。次に、ステップS153において、利用者がPDA・2の入力部から暗証番号を入力する。入力された暗証番号は、PDA・2の制御部に渡される。するとステップS154において、PDA・2の制御部は、通信部を介してICカード投票管理装置4にアクセスする。ここでICカード投票管理装置4の管理部は、PDA・2から受信したICカード識別情報および暗証番号と、データベースに保持されているICカード識別情報および暗証番号とを用いて本人認証を行うと共に、残高情報の確認を行う。そして、認証及び残高情報確認処理が完了すると、ステップS155において、PDA・2の制御部は、表示部を用いて残高(購入限度額)を表示する。
【0019】
次に、ステップS156において、ICカード投票管理装置4の管理部が、情報センタ7から映像情報および各種競馬情報を取得する。そしてステップS157において、ICカード投票管理装置4の管理部は、上で情報センタ7から取得した情報をPDA・2へ送信する。PDA・2側においては、通信部を介して制御部がこの情報を受信し、表示部に表示する。この表示に基づいて、利用者はどのように勝馬投票券を購入するかを検討することができる。
そして、ステップS158において、利用者はPDA・2に購入情報(投票購入情報)を入力する。PDA・2側においては、入力部から入力された購入情報を制御部が受け取りその処理をするとともに、ステップS159において表示部が投票内容の確認を行うための表示を行う。利用者はその確認表示を見て、ステップS160において投票内容の確認の入力を行う。PDA・2側では、この確認入力が入力部から制御部に渡される。そしてステップS161では、PDA・2の制御部における処理に基づいて、通信部からICカード投票制御装置4に投票情報が送られる。
【0020】
ステップS162においては、受信した投票情報に基づいて、ICカード投票制御装置4の管理部が、データベース内の購入情報への登録を行うとともに、購入金額相当分を減額するようにデータベース内の残高情報を更新する。そして、ステップS163において、ICカード投票制御装置4の管理部から情報センタ7へ投票情報が送信される。これら一連の処理が正常に完了すると、ICカード投票制御装置4の管理部は、ステップS164において正常受付完了情報をPDA・2に対して送信するとともに、ステップS165において更新後の残高情報をPDA・2に対して送信する。これら送信された情報は、PDA・2の通信部を経由して制御部に渡される。
これを受けてPDA・2側では、ステップS166において、制御部からの指示に基づいてICカードリーダ/ライタ部がICカードに投票情報を書き込むとともに、ICカードに記憶されている残高情報を更新する。そして、PDA・2の表示部が、更新後の残高を表示するとともに、購入情報の受付が正常に完了した旨の情報を表示する。
そして、ステップS167では、さらに投票を行う場合はステップS158に戻る。
【0021】
次に、図8に示す投票パターンBの場合について説明する。投票パターンBにおいては、投票パターンAにおけるPDA・2がパソコン9に置き換わっている。そして、利用者は、PDA・2の代わりにパソコン9を操作することによって投票を行う。なお、PDA・2がパソコン9に置き換わっている点以外は、投票パターンBの処理手順は投票パターンAの処理手順と同様である。
なお、投票パターンBの場合は、利用者が自宅等からパソコンを用いて投票するが、この場合、利用者は予め入出金機から現金の入金を行うことによってICカード上に充分な残高を確保しておく。あるいは、利用者は、例えばネットワークを介して別途提供される決済サービスなどを用いることによって、ICカード上に充分な残高を確保しておく。あるいは、利用者は、別途提供される手段を用いて電子マネーなどからICカードへ残高を移し替える処理を行うことによって、ICカードへの入金を行い、ICカード上に充分な残高を確保しておく。
【0022】
次に、的中した勝馬投票券の払戻しについて説明する。払戻しには、入出金機から現金を出金することによって払戻す払戻しパターンAと、払戻し金相当額の増額を行うようにICカード上およびデータベース上の残高を更新する払戻しパターンBと、払戻し金を利用者の銀行口座に振込む払戻しパターンCの3通りの方法がある。図9は、それぞれの払戻しパターンにおいて、払戻しの処理を行うためにPDAやパソコンや入出金機の画面に表示される表示例を示す概略図である。図9(a)は払戻しパターンAの場合の画面表示例を示し、同(b)は払戻しパターンBの場合の画面表示例を示し、同(c)は払戻しパターンCの場合の画面表示例を示す。
それぞれの払戻しパターンにおいて、的中した勝馬投票券の一覧を画面に表示し、それらすべての的中勝馬投票券を一括して払戻すこともでき、また表示された一覧の中から利用者が選択した的中勝馬投票券についてのみ払戻すこともできる。
【0023】
図9(a)では、一括払戻しの場合の画面例を示している。ここで、画面に表示されている「一括現金払戻し」のボタンを選択することにより、すべての的中勝馬投票券の払戻し金が現金で払戻される。
図9(b)では、選択的払戻しの場合の画面例を示している。ここで、画面に表示されている「ICチャージ」のボタンを選択することにより、利用者によって選択された的中勝馬投票券の払戻し金がICカードにチャージ(残高の増額の処理)される。
図9(c)では、一括払戻しの場合の画面例を示している。ここで、画面に表示されている「一括銀行振込」のボタンを選択することにより、すべての的中勝馬投票券の払戻し金を利用者が保持する所定の銀行口座に振込む処理が行われる。
【0024】
次に、各払戻しパターンにおける本システムの動作手順について、図10〜図12を参照しながら説明する。
図10は、払戻しパターンAにおける本システムの動作手順を示すシーケンス図である。このパターンでは、払戻し金を現金で出金する。
まず、ステップS251において、利用者はICカード1を入出金機3に挿入する。ステップS252において、入出金機3に設けられたICカードリーダ/ライタが、挿入されたICカードからICカード識別情報(カードID番号)を読み取る。なお、入出金機3がICカード識別情報を読み取るため、利用者がICカード識別情報を入力する必要はない。
次に利用者は、ステップS253において、入出金機3のメニュー画面において「払戻し」を選択する。またさらに利用者は、ステップS254において、入出金機3に暗証番号を入力する。すると、ステップS255において、入出金機3は、ICカードから読み取ったICカード識別情報と入力された暗証番号とをICカード投票管理装置4に送信し、ICカード投票管理装置4の管理部がそれらの情報をデータベースに登録されている情報と照合することによって利用者の認証を行う。この認証が成功すると、ICカード投票管理装置4の管理部がデータベースに格納されている購入情報を読み出し、そのうちの的中勝馬投票券に関する払戻し情報をステップS256において入出金機へ送信する。この払戻し情報には、勝馬投票券の払戻し金に関する情報が含まれる。入出金機3は、ステップS257において挿入されているICカードの投票情報を読み取りICカード投票管理装置4から受信した払戻し情報と突合し、ステップS258において払戻し可能な勝馬投票券を画面に表示する(図9(a)の画面表示例参照)。
【0025】
利用者は、画面表示を確認してから、ステップS259において入出金機3に対して払戻し指示の操作を行う。入出金機3は、ステップS260において、上記払戻し指示に基づく払戻し情報をICカード投票管理装置4へ送信する。ICカード投票管理装置4では、この払戻し情報に係る投票情報が的中であるか否かを判断し、ステップS261において、管理部がデータベース上の購入情報を更新する(払戻し対象となる情報を削除)。また、データベース上の残高情報を更新する。この更新が正常に完了すると、ステップS262において、ICカード投票管理装置4の管理部が、正常更新受付完了の通知を入出金機3へ送信する。この完了の通知を受け、ステップS263において、入出金機3が、ICカード上の投票情報を更新する。そして、ステップS264において、入出金機3が払戻し金を現金で出金する。
【0026】
図11は、払戻しパターンBにおける本システムの動作手順を示すシーケンス図である。このパターンでは、払戻し金をICカードにチャージする。ここでチャージされた金額は、以後の勝馬投票券購入に用いることができるようになる。なお、ここでは、PDAを用いて払戻しの処理を行う場合の手順を述べるが、PDAの代わりにパソコンを用いる場合の処理手順も同様である。
まず、ステップS301において、利用者は、PDA・2のICカードリーダ/ライタにICカード1を挿入する。ステップS302において、そのICカードリーダ/ライタが、挿入されたICカードからICカード識別情報(カードID番号)を読み取る。またさらに利用者は、ステップS303において、PDA・2に暗証番号を入力する。すると、ステップS304において、PDA・2の通信部は、ICカードから読み取ったICカード識別情報と入力された暗証番号とをICカード投票管理装置4に送信し、ICカード投票管理装置4の管理部がそれらの情報をデータベースに登録されている情報と照合することによって利用者の認証を行う。
【0027】
次に、ステップS305において、利用者はチャージメニューを選択する。すると、PDA・2の制御部は、ICカードリーダ/ライタを通してICカードの投票情報を読み取る。PDA・2の通信部は、ステップS307において、上記投票情報をICカード投票管理装置4へ送信し、投票結果の照会を行う。そして、PDA・2の制御部は、表示部に的中した勝馬投票券に関する表示を行う(図9(b)の画面表示例参照)。
利用者はその表示を見て、ステップS309において、払戻しを行う勝馬投票券を選択する。ステップS310において、PDA・2の制御部は通信部を介して選択された払戻し勝馬投票券の情報に関する情報を含むチャージ情報をICカード投票管理装置4へ送信する。ステップS311において、ICカード投票管理装置4の管理部は、このチャージ情報(払戻し指示)に係る投票情報が的中であるか否かを判断した後、データベース上の購入情報から今回の払戻し対象であってチャージ済となる勝馬投票券の情報を削除(払戻し対象となる情報を削除)するとともに、払戻し金を増額するようにデータベース上の残高情報を更新する。この処理が正常に完了すると、ステップS312において、ICカード投票管理装置4の管理部が正常処理の完了の通知をPDA・2へ送信する。PDA・2側では、ステップS313において、制御部がICカードリーダ/ライタを通してICカード1の記憶部にアクセスし、投票情報に含まれる未払い勝馬投票券情報から今回払戻し対象でチャージ済となる勝馬投票券の情報を削除するとともに、払戻し金の分が増額されるように残高情報を更新する。
【0028】
図12は、払戻しパターンCにおける本システムの動作手順を示すシーケンス図である。このパターンでは、払戻し金を利用者の銀行口座へ振込む。
なお、ここでは、PDAを用いて払戻しの処理を行う場合の手順を述べるが、PDAの代わりにパソコンを用いる場合の処理手順も同様である。
【0029】
[事前作業]
まず事前作業(ステップS401〜S403)について説明する。この事前作業は、予め銀行口座を登録しておくためのものであり、少なくとも事前に一度行っておけば良い。ステップS401において、利用者は、PDA・2に、ICカード投票用の振込口座の情報を入力する。ステップS402において、PDA・2の制御部は通信部を介して、ICカード投票用振込口座の情報をICカード投票管理装置4へ送信する。ステップS403において、ICカード投票管理装置4の管理部は、銀行のコンピュータに対する問い合わせを行い、当該口座の確認を行う。この確認が完了すると、ICカード投票管理装置4の管理部はICカード投票用振込口座をデータベースに登録する(図示せず)。
【0030】
[振込み当日]
次に、振込み当日の処理手順(ステップS421〜S434)を説明する。
ステップS421において、利用者は、PDA・2のICカードリーダ/ライタにICカード1を挿入する。ステップS422において、そのICカードリーダ/ライタが、挿入されたICカードからICカード識別情報(カードID番号)を読み取る。またさらに利用者は、ステップS423において、PDA・2に暗証番号を入力する。すると、ステップS424において、PDA・2の通信部は、ICカードから読み取ったICカード識別情報と入力された暗証番号とをICカード投票管理装置4に送信し、ICカード投票管理装置4の管理部がそれらの情報をデータベースに登録されている情報と照合することによって利用者の認証を行う。
ステップS425において、PDA・2の制御部はICカードリーダ/ライタを通してICカードの記憶部上の投票情報を読み取る。ステップS426において、PDA・2の制御部は通信部を介して、上で読み取った投票情報をICカード投票管理装置4に送信し、投票結果の照会をする。そして、ステップS427において、PDA・2の制御部が、表示部に表示部に的中した勝馬投票券に関する表示を行う(図9(c)の画面表示例参照)。
【0031】
そしてステップS428において、利用者は、PDA・2に銀行振込(一括銀行振込)の指示を入力する。ステップS429において、PDA・2の制御部は通信部を介して振込み情報をICカード投票管理装置4へ送信する。ステップS430において、ICカード投票管理装置4の管理部は、この振込み情報(払戻し指示)に係る投票情報が的中であるか否かを判断した後、データベースの購入情報に含まれる未払い勝馬投票券の情報から払戻し対象の勝馬投票券の情報を削除する。ステップS411において、ICカード投票管理装置4の管理部は正常処理の完了の通知をPDA・2送信する。これを受けてPDA・2側では、ステップS432において、制御部がICカードリーダ/ライタを通してICカードの記憶部にアクセスし、投票情報に含まれている未払い勝馬投票券情報から、払戻し対象となっている勝馬投票券の情報を削除する。
また、ステップS433において、ICカード投票管理装置4の管理部が、銀行のコンピュータに対して、指定された口座への振込依頼のデータを送信する。そしてステップS434において、銀行のコンピュータは、指定口座への振込み処理を行う。
【0032】
[振込み完了後]
最後に、振込み完了後の処理手順(ステップS441)を説明する。
ステップS441において、利用者は、銀行のATM等を使用して上記指定口座に振込まれている払戻し金を現金で引き出す。
【0033】
本システムにおいて、図1に示したPDA・2や入出金機3やICカード投票管理装置4やパソコン9などの各装置は、コンピュータを用いて実現されている。そして、上述した入金や投票や払戻し等に関する各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
【0034】
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、次のような効果が得られる。
まず、払戻しの方法として、入出金機からの現金による出金や、ICカードへのチャージや、銀行口座への振込みなど、多様な方法の中から利用者にとって都合の良い払戻し方法を選択することができるため、利便性が向上する。
また、ICカードおよびICカード投票管理装置内のデータベースで残高を管理するため、口座ロック方式をとる必要がなく、従って、本システム専用の銀行口座を開設するという煩雑さがない。また、払戻し金を利用者の銀行口座に振込んだ場合にも、口座ロック方式でないために、利用者はいつでも銀行のATM等から払戻し金を現金で引き出すことができ、便利である。
また、利用者の会員登録の手続を簡便化しているために、一定期間前に予め会員登録を行う必要がなく、投票当日でも会員登録をして本システムによる投票を行うことができる。
また、PDA端末から競馬場等の無線LANを介してICカード投票管理装置と通信できるようにしたため、また自宅等のパソコンからインターネット等の通信回線を介してICカード投票管理装置と通信できるようにしたため、勝馬投票券を購入する際に購入窓口まで足を運ぶ必要がなく、通信の届く範囲であればどこでも勝馬投票券を購入することができる。また、主催者側にとっては、購入窓口の混雑を緩和したり購入窓口の人員を削減したりすることができるという効果もある。
また、勝馬投票券に相当する情報をデータベースやICカードで管理し、データ通信を用いて処理するようにしたため、紙の勝馬投票券を発行する必要がなく、発券された勝馬投票券による大量のゴミの発生を防ぐことができる。
また、ICカードには識別情報が付与され、その識別番号と会員との関連はICカード投票管理装置側のデータベースで管理され、投票の際や払戻しの際にはそのデータベース上の情報との照合を行うようにしたため、利用者に貸与されたICカードの盗難あるいは紛失等の際にも、そのICカードを無効化して、新たなICカードを再発行することが容易に行える。
また、上述したように紙の勝馬投票券を発行する必要がないため、従来の廃券処理が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるICカード投票システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態におけるデータベースに登録されている会員毎の情報の項目を示す概略図である。
【図3】同実施形態におけるICカードの概略構成を示すブロック図である。
【図4】同実施形態において購入される勝馬投票券の、概念的な状態遷移を表す状態遷移図である。
【図5】同実施形態におけるPDA(Personal Digital Assistant)の概略構成を示すブロック図である。
【図6】同実施形態における入金手続きの処理手順を示すシーケンス図である。
【図7】同実施形態における投票パターンAの処理手順を示すシーケンス図である。
【図8】同実施形態における投票パターンBの処理手順を示すシーケンス図である。
【図9】同実施形態における各払戻しパターン(A〜C)の処理を行うためにPDAやパソコンや入出金機の画面表示例を示す概略図である。
【図10】同実施形態における払戻しパターンAの処理手順を示すシーケンス図である。
【図11】同実施形態における払戻しパターンBの処理手順を示すシーケンス図である。
【図12】同実施形態における払戻しパターンCの処理手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…ICカード
2…PDA
3…入出金機
4…ICカード投票管理装置
5…データベース(会員DB)
7…情報センタ
8…銀行
9…パーソナルコンピュータ(PC,パソコン)
10…インターネット
21…記憶部
22…演算制御部
23…入出力部
26…残高情報
27…投票情報
28…ICカード識別情報
41…制御部
42…記憶部
43…通信部
44…ICカードリーダ/ライタ
45…表示部
46…入力部

Claims (3)

  1. 投票情報および残高情報を記憶する記憶部を有するICカードと、
    利用者が前記投票情報を入力する入力手段と、入力された前記投票情報を前記ICカードに書き込むと共に該投票情報に対応して前記残高情報を更新するカード読出し書込み手段と、前記投票情報を送信する通信手段とを具備する端末装置と、
    利用者毎の投票情報および残高情報を保持するデータベースと、前記端末装置から送信される投票情報を受信し前記データベースに書き込む管理手段とを具備するICカード投票管理装置と、
    前記ICカード投票管理装置からの指示に応じて現金を出金する入出金機と、を具備し、
    前記ICカード投票管理装置は、前記端末装置または前記入出金機から払戻し指示を受け、この払戻し指示に係る投票情報が的中であるか否かを判断し、的中であった場合に、前記入出金機へ払戻し金の出金を指示し、あるいは、前記携帯端末へ払戻し金に対応するICカードの残高情報の更新を指示し、あるいは、払戻し金を予め指定された銀行口座へ振込む処理を実行することを特徴とするICカード投票システム。
  2. 利用者がICカードを用いて行う投票を管理するための、利用者毎の購入情報と残高情報とICカード識別情報と暗証情報とを保持するデータベースを具備するICカード投票管理装置による投票管理方法であって、
    入出金機から入金情報を受信して、この入金情報に基づいて前記データベースに保持される前記残高情報を更新する入金処理過程と、
    端末装置から送信されるICカード識別情報を用いて認証を行う認証過程と、認証後に、端末装置から投票情報を受信して、受信した投票情報に基づいて前記データベースに保持される購入情報への登録を行うとともに前記データベースに保持される残高情報を更新する投票過程と、
    認証後に、端末装置又は入出金機から払戻し指示を受信して、受信した払戻し指示に基づいて前記データベースに保持される購入情報から払戻し対象となる情報を削除し、前記データベースに保持される残高情報を更新し、入出金機からの出金又はICカードへのチャージ又は銀行振込を行うための払戻し処理を実行する払戻し過程と
    の各過程の処理を実行することを特徴とする投票管理方法。
  3. 請求項2に記載の投票管理方法の各過程の処理を、コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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