JP5514438B2 - 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法 - Google Patents

遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5514438B2
JP5514438B2 JP2008335516A JP2008335516A JP5514438B2 JP 5514438 B2 JP5514438 B2 JP 5514438B2 JP 2008335516 A JP2008335516 A JP 2008335516A JP 2008335516 A JP2008335516 A JP 2008335516A JP 5514438 B2 JP5514438 B2 JP 5514438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
management
unit
identification information
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008335516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010154984A (ja
JP2010154984A5 (ja
Inventor
裕一 藤田
雄喜 要
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2008335516A priority Critical patent/JP5514438B2/ja
Publication of JP2010154984A publication Critical patent/JP2010154984A/ja
Publication of JP2010154984A5 publication Critical patent/JP2010154984A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5514438B2 publication Critical patent/JP5514438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、遊技店内の遊技台に併設し、遊技台で使用する遊技媒体の貸与処理を行う遊技媒体貸装置を有する遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法に関する。
近年、遊技店では、店内の遊技台で獲得した持玉を景品交換することなく、遊技店に預けることができる貯玉管理システムが知られている。
このような貯玉管理システムとして本出願人は、遊技客の個人情報を用いて遊技店に登録された会員と、遊技客の携帯電話機を用いて遊技店に仮登録された仮会員(携帯電話会員)との貯玉情報を管理し、会員及び仮会員(携帯電話会員)に対して貯玉情報を利用した再プレイサービスを提供する携帯貯玉システムを提案している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、会員カードが発行されていない遊技客であっても、玉計数機の携帯用リーダライタ部に遊技客の携帯電話機をかざし操作することで、携帯電話機内部のICチップの製造番号(以下、単にIDmと称する)に対応付けて遊技客を仮会員(携帯電話会員)登録し、遊技客は遊技店内のカウンタに赴かなくても、その持玉を貯玉することができる。
さらに、特許文献1では、再プレイ機の携帯用リーダライタ部に遊技客の携帯電話機をかざし操作することで、貯玉残高から持玉を引き出して再プレイを行うことができる。
さらに、特許文献1の玉貸出機では、会員を識別する会員ID毎に携帯電話機のIDm及び貯玉残高を管理装置側で管理し、玉貸出機の携帯用リーダライタ部への携帯電話機のかざし操作で携帯電話機のIDmを取得し、管理中の会員IDmと照合すると共に、玉貸出機のテンキー部を通じて暗証番号を入力し、予め登録した会員暗証番号と照合し、これらIDm同士及び暗証番号同士が合致した場合、再プレイのボタン操作に応じて、管理中の会員の貯玉残高から持玉を引き出すことができる。
また、近年、遊技店では、島端等に配置される玉計数機での玉計数を不要化する観点から、各遊技台に併設される台間機が玉計数機能を有し、この玉計数機能で獲得玉数を計数し、その計数結果を持玉として記憶管理し、持玉数範囲内で再プレイを行うことができる各台計数システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2のシステムでは、プリペイドカード等の一般カードを使用した遊技台のプレイ終了時に、現在のプリペイド残額及び現在持玉数とを記録した一般カードを遊技客に返却するものである。尚、一般カードとは、非会員の遊技客が使用する一般のプリペイドカード、これに対して、会員カードとは、遊技店に会員登録した遊技客が使用するプリペイド一体型会員カードに相当するものである。
また、遊技業界では、会員カードの場合、会員カードで紐付けて管理する持玉数を貯玉する場合、会員自身が意識することなく、閉店処理時や翌日の開店処理時に現在持玉を自動的に貯玉できるのに対し、一般カードの場合、計数レシートと同一の扱いとなるため、現在持玉数は当日限定の持玉となることから、この持玉を貯玉する場合には、わざわざカウンタに赴き、オペレータによる貯玉処理を経て貯玉するシステムを採用している。
特開2008−212409号公報(段落番号「0067」〜「0070」及び図6参照) 特開2007−229111号公報
特許文献1の携帯貯玉システム及び特許文献2の各台計数システム両方を導入したとしても、会員カードの会員の場合、遊技台のプレイ終了時に、プリペイド残額、現在持玉数及び現在貯玉残高を一枚の会員カードに紐付けして玉貸出機から会員カードを同会員に返却することになるが、携帯電話会員の場合、貯玉残高は携帯電話機に紐付けしているものの、プリペイド残額及び持玉数については一般カードで紐付けして玉貸出機から携帯電話会員に返却することになる。
しかしながら、このような遊技玉管理システムでは、会員カードの場合、会員自身が意識することなく、閉店処理時や翌日の開店処理時に現在持玉を自動的に貯玉することになるため、何等問題はないが、携帯電話会員の場合、現在持玉を一般カードで返却されることになるため、その現在持玉を貯玉する場合は、わざわざカウンタに赴き、オペレータ操作で現在持玉を貯玉しなければならず、しかも、閉店間際のカウンタは大変混雑するため、携帯電話会員に大きな負担をかける。
さらに、遊技玉管理システムでは、一般カードで紐付けされる現在持玉数は当日限定の持玉となるため、携帯電話会員が誤認して当日限定の持玉数を翌日に持ち越してしまった場合、その一般カードの持玉数は計数レシートと同一扱いとなり、一般カードの持玉数は無効となるため、顧客サービスに支障を来たすおそれがある。
さらに、遊技玉管理システムでは、携帯電話会員の場合、貯玉残高は携帯電話機で紐付けしているものの、プリペイド残額及び現在持玉数は一般カードで紐付けて玉貸出機から返却されることになるため、携帯電話機だけでなく、一般カードも必要なため、会員カードの会員に比較して、現在持玉に関する管理が煩雑化する。
また、同様に、遊技台管理システムでは、現在プリペイド残額についても、一般カードで紐付けて返却されることになるため、携帯電話会員の場合、携帯電話機だけでなく、一般カードも必要なため、会員カードの会員に比較して、現在プリペイド残額に関する管理が煩雑化する。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的とするところは、携帯電話会員(特定個人)の場合でも、携帯電話機(携帯端末)を使用して、玉貸出機(遊技媒体貸装置)からの簡単な操作で現在持玉数(保有遊技媒体数)を携帯電話機(携帯端末)に紐付けて貯玉できる遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法を提供することにある。
また、本発明の第2の目的とするところは、携帯電話会員(特定個人)の場合でも、携帯電話機(携帯端末)を使用して、玉貸出機(遊技媒体貸装置)からの簡単な操作で現在持玉(保有遊技媒体)を携帯電話機(携帯端末)に紐付けて管理できる遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法を提供することにある。
また、本発明の第3の目的とするところは、携帯電話会員(特定個人)の場合でも、携帯電話機(携帯端末)を使用して、玉貸出機(遊技媒体貸装置)からの簡単な操作で現在プリペイド残額(保有有価残高)を携帯電話機(携帯端末)に紐付けて管理できる遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、特定個人毎に、遊技に使用可能な遊技媒体数及び特定個人の携帯端末を識別する携帯端末識別情報を管理する管理装置と、遊技媒体の貸与処理を行う遊技媒体貸与装置とを有する遊技媒体管理システムであって、前記遊技媒体貸与装置は、前記携帯端末の携帯端末識別情報を取得する識別情報取得部と、獲得遊技媒体数が存在する状態で、所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得部を通じて前記携帯端末識別情報を取得できた場合に、前記識別情報取得部にて取得された携帯端末識別情報に基づいて、前記管理装置により管理された前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、獲得遊技媒体を加算更新させるための加算更新指示を前記管理装置に指示する加算更新指示部と、前記所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得部を通じて前記携帯端末識別情報を取得できなかった場合に、前記識別情報取得部の携帯端末受付待ち状態を解除する制御手段とを有し、前記管理装置は、前記遊技媒体貸与装置からの前記加算更新指示を受け付けた際に、該管理装置により管理される前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、前記獲得遊技媒体数を加算更新する加算更新制御部を有することを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、前記獲得遊技媒体数を所定タイミングで前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に加算更新することを特徴とする。
また、本発明は、特定個人毎に、遊技に使用可能な遊技媒体数及び特定個人の携帯端末を識別する携帯端末識別情報を管理する管理装置と、遊技媒体の貸与処理を行う遊技媒体貸与装置とを有する遊技媒体管理システムにおける遊技媒体管理方法であって、前記遊技媒体貸与装置が、前記携帯端末の携帯端末識別情報を取得する識別情報取得ステップと、獲得遊技媒体数が存在する状態で、所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得ステップにて前記携帯端末識別情報を取得できた場合に、前記識別情報取得ステップにて取得された携帯端末識別情報に基づいて、前記管理装置により管理された前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、獲得遊技媒体を加算更新させるための加算更新指示を前記管理装置に指示する加算更新指示ステップと、前記所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得ステップにて前記携帯端末識別情報を取得できなかった場合に、前記識別情報取得ステップの携帯端末受付待ち状態を解除する制御ステップと、前記管理装置が、前記遊技媒体貸与装置からの前記加算更新指示を受け付けた際に、該管理装置により管理される前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、前記獲得遊技媒体数を加算更新する加算更新制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末の特定個人は、管理装置に管理中の携帯端末がある場合、カウンタに赴かなくても、遊技媒体貸装置に対する簡単な操作で、管理中の遊技媒体数に獲得遊技媒体数を加算更新できるという効果を奏する。
以下、図面に基づき本発明の遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法に関わる実施例について詳細に説明する。
まず、最初に本実施例の概要を説明するとすれば、その概要は、玉貸出機側の貯玉操作を検出すると、携帯用リーダライタ部の操作受付を有効にし、操作受付有効中に携帯電話機のかざし操作を検出すると、携帯用リーダライタ部を通じて携帯電話機のIDmを取得し、管理装置に管理中の会員IDmに対応する貯玉残高に、現在持玉数を加算更新すべく、貯玉更新指示を管理装置に指示する。
更に、管理装置では、玉貸出機からの貯玉更新指示を検出すると、管理中の会員IDmに対応する貯玉残高に現在持玉数を加算更新する。
その結果、携帯電話会員は、カウンタに赴かなくても、玉貸出機に対する貯玉操作及び携帯電話機のかざし操作等の簡単な操作で、管理中の貯玉残高に現在持玉数を貯玉できるというものである。
図1は、実施例1の遊技台管理システム全体の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す遊技台管理システム1は、複数の遊技台110と、遊技台110毎に併設し、入金操作、カードの挿入操作や携帯電話機2のかざし操作に応じて遊技玉を貸し出す玉貸機能や、貯玉残高から持玉を引き出す再プレイ機能を有する玉貸出機3と、遊技台110及び玉貸出機3を配置した遊技島毎の中継機能を司る島コントローラ120と、景品の交換処理や在庫管理を行う景品管理機130と、特殊景品を払い出す景品払出機140と、携帯電話機2等を使用しての会員登録やオペレータ操作で貯玉登録するカード処理機150と、会員カードや一般カード等の現在プリペイド残額を精算するカード精算機160と、この遊技台管理システム1全体を管理制御する管理装置4とを有している。
また、遊技台管理システム1は、島コントローラ120、景品管理機130、カード処理機150、カード精算機160及び管理装置4間をLAN接続し、これら島コントローラ120、景品管理機130、カード処理機150、カード精算機160及び管理装置4間のデータ通信を実現している。
景品管理機130は、遊技店内の景品交換カウンタに配置した景品交換用の端末装置である。具体的には、景品交換カウンタ内のオペレータが、図示せぬ玉計数機から印字出力された獲得玉数の計数レシートや計数カード(一般カードや会員カード)を遊技客から受け取ると、この計数レシートから獲得玉数をバーコードリーダで読み取ると共に、この獲得玉数分の一般景品をオペレータによる手作業で遊技客に受け渡すものである。また、遊技客が特殊景品への交換を希望する場合、オペレータは、景品管理機130に設けた特殊景品交換ボタンを押下し、景品払出機140に獲得玉数分の特殊景品の払い出しを指示するものである。
また、景品管理機130では、計数レシートや一般カードから読み取った獲得玉数の一部又は全部を会員又は携帯電話会員(仮会員)の貯玉残高に預け入れることもできる。例えば、オペレータが貯玉を希望する会員から計数レシート及び会員カードを受け取った場合、この会員カードを景品管理機130のカードリーダに挿入して会員IDを読み取った後、貯玉操作を行って管理装置4に貯玉指示を行うものである。また、オペレータが貯玉を希望する会員又は仮会員から計数レシートや一般カードを受け取った場合、該会員又は仮会員に対して携帯用リーダライタ部130Aに携帯電話機2をかざすよう指示して、該携帯電話機2から会員IDmを読み取った後、貯玉操作を行って管理装置4に貯玉更新指示を行うものである。
また、景品管理機130は、携帯用リーダライタ部130Aに対する携帯電話機2のかざし操作に応じて、仮会員の携帯電話機2に紐付けした貯玉残高からの景品交換も可能である。
カード処理機150は、仮会員の携帯電話機2や会員カードによる貯玉を行う際に利用される会員用端末装置に相当し、会員カードに記録した会員IDを読み取るカードリーダ部(図示せぬ)と、仮会員の携帯電話機2から会員ID(正確にはIDm)を読み取る携帯用リーダライタ部151とを有し、例えば、計数レシートや一般カードがなくても、携帯用リーダライタ部130Aに対する携帯電話機2のかざし操作に応じて、仮会員の携帯電話機2に紐付けした貯玉残高に対して現在持玉を貯玉することも可能である。
図2は、管理装置4内部の概略構成を示すブロック図である。
図2に示す管理装置4は、LANと通信接続する管理側通信インタフェース11と、例えば、キーボードやマウス等の入力デバイスに相当し、各種情報を入力する入力部12と、例えば、液晶パネルやディスプレイ等の表示デバイスに相当し、各種情報を出力する出力部13と、例えば、ハードディスクや不揮発性メモリ等の記憶デバイスに相当し、各種情報を記憶管理する記憶管理部14と、管理装置4全体を制御する管理側制御部15とを有している。
記憶管理部14は、会員申込用紙への記入を通じて一定の個人情報が登録された本会員、携帯電話機2を通じてIDm及び属性情報が登録された仮会員等の会員を記憶管理する会員管理データベース(以下、単にDBと称する)16と、会員カードや一般カード等のカードに関わる各種情報を記憶管理するカード管理DB17とを有している。
カード管理DB17は、カードを識別するカードID毎に、現在プリペイド残額を管理するプリペイド残額DB17Aと、カードID毎に、遊技客が獲得した持玉を景品交換することなく、遊技店に預ける玉を示す貯玉数(貯玉残高)を管理する貯玉DB17Bと、カードID毎に、遊技客が獲得した持玉数(持玉残高)を管理する持玉DB17Cとを有し、カードID毎に、現在プリペイド残額、現在貯玉残高及び現在持玉残高を集中管理している。
図3は、管理装置4内部の会員管理DB16のデータ内容を端的に示す説明図である。
図3に示す会員管理DB16は、会員ID16A毎に、本会員や仮会員等の会員種別16B、現在保有するプリペイド残額16C、現在保有する持玉残高16D、現在保有する貯玉残高16E、属性情報16F、会員保有の携帯電話機2のIDm16G及び会員識別の暗証番号16Hを記憶したデータベースに相当するものである。尚、属性情報16Fには、電話番号、生年月日やフリーキーワード等が含まれるものである。ここで、会員種別16Bを記憶した理由は、携帯電話機2を通じてIDm及び属性情報のみが登録された仮会員と、一定の個人情報が登録された本会員とを区別するものである。
図2に示す管理装置4では、会員管理DB16で会員ID16A毎に会員種別16B、プリペイド残額16C、持玉残高16D、貯玉残高16E、属性情報16F、IDm16G及び暗証番号16Hを集中管理している。
管理装置4内の管理側制御部15は、会員管理DB16を管理する会員管理部18と、携帯電話機2を使用した仮会員登録を要求する仮会員登録処理部19と、カード管理DB17を管理するカード管理部20とを有している。
会員管理部18は、会員管理DB16内の貯玉残高16Eを管理する貯玉管理部18Aと、会員管理DB16内の持玉残高16Dを管理する持玉管理部18Bと、会員管理DB16内のプリペイド残額16Cを管理するプリペイド管理部18Cとを有している。
貯玉管理部18Aは、カード処理機150又は景品管理機130の他に、後述する玉貸出機3から貯玉加算指示(貯玉更新指示)を受け付けた場合、現在持玉を該当する貯玉口座内の貯玉残高16Eに加算更新すると共に、玉貸出機3又は景品管理機130から貯玉減算指示(貯玉更新指示)を受け付けた場合、該当する貯玉口座内の貯玉残高16Eからを減算更新するものである。 尚、貯玉減算指示は、例えば、景品管理機130の場合、該当する貯玉口座内の貯玉残高16Eから景品相当分の玉数を減算、また、玉貸出機3の場合、再プレイ操作に応じて、該当する貯玉口座内の貯玉残高16Eから引出分の玉数を減算する指示である。
持玉管理部18Bは、後述する玉貸出機3から持玉加算指示(持玉更新指示)を受け付けた場合、該当する持玉口座内の持玉残高16Dに現在持玉を加算更新すると共に、後述する玉貸出機3から持玉減算指示(持玉更新指示)を受け付けた場合、玉返却操作に応じて、該当する持玉口座内の持玉残高16Dから返却分の玉数を減算更新するものである。
プリペイド管理部18Cは、例えば、玉貸出機3から入金に応じてプリペイド登録指示を受け付けた場合、該当するプリペイド口座内のプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新すると共に、玉貸出機3又はカード精算機160からのプリペイド減算指示を受け付けた場合、該当するプリペイド口座内のプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新するものである。尚、減算指示は、例えば、玉貸出機3の場合、玉貸出操作に応じて、該当するプリペイド口座内のプリペイド残額16Cから貸出分のプリペイド残額を減算、また、カード精算機160の場合、該当するプリペイド口座内のプリペイド残額16Cを精算消去する指示等である。
仮会員登録処理部19は、遊技客がカード処理機150の携帯用リーダライタ部151に対する携帯電話機2のかざし操作を検出すると、この携帯電話機2のICチップ2AからIDmを読み取り、別途入力された属性情報及び暗証番号と共に会員管理DB16に登録するものである。
カード管理部20は、カードIDに基づき、カード管理DB17内のプリペイド残額DB17A、貯玉DB17B及び持玉DB17Cを紐付け管理するものである。
また、玉貸出機3は、カードのプリペイド残額の問い合わせや玉貸要求を実行すると共に、プリペイド残額がある場合、遊技台110に対して遊技玉を貸し出すものである。
また、玉貸出機3は、会員の会員カード挿入操作や会員の携帯電話機2のかざし操作に応じて、会員管理DB16内に貯玉残高16Eがある場合、貯玉残高16Eから遊技玉を引き出す再プレイを実行するものである。
図4は、玉貸出機3の正面図、図5は、玉貸出機3内部の概略構成を示すブロック図である。
図4に示す玉貸出機3は、現金紙幣を投入する紙幣投入口31と、会員カードや一般カード等のプリペイドカードを挿入又は返却するカード挿入口32と、携帯電話機2内部のICチップ2Aとのデータ通信を実行する携帯用リーダライタ部33と、各種情報を入力する操作部34と、現在プリペイド残額を表示するプリペイド残額表示部35と、同遊技台110で獲得玉数を計数し、その計数結果を現在持玉数として表示する持玉計数表示部36と、玉貸出機3の動作状態を表示する状態表示ランプ37とを有している。
携帯用リーダライタ部33は、携帯電話機2内部のICチップ2Aに組み込まれたアンテナコイルに弱電波を送信し、この弱電波でICチップ2A側のアンテナコイルが発電してICチップ2Aとのデータ通信が可能となる。その結果、携帯用リーダライタ部33は、携帯電話機2からIDmを取得するものである。
図5に示す玉貸出機3は、携帯用リーダライタ部33、操作部34、プリペイド残額表示部35、持玉計数表示部36及び状態表示ランプ37の他に、併設する遊技台110とのインタフェースを司る遊技台インタフェース39と、LANとの通信を司るLANインタフェース40と、例えば、カード挿入口32から挿入したカードの情報を読み取るカードリーダ部41と、併設する遊技台110の現在獲得玉数を計数する玉計数部42と、例えば、遊技玉の貸出、引出や返却に関わる遊技玉メカ機構43と、玉貸出機3全体を制御する制御部44とを有している。
操作部34は、暗証番号等を入力するためのテンキー34Aと、プリペイド残額に基づく、遊技玉の貸出を要求する玉貸ボタン34Bと、貯玉残高に基づく、遊技玉の引出を要求する再プレイボタン34Cと、持玉残高に基づく、遊技玉の返却を要求する玉返却ボタン34Dと、現在持玉の貯玉を要求する貯玉ボタン34Eと、現在獲得玉を持玉として登録要求する持玉ボタン34Fとを有している。
玉計数部42は、併設する遊技台110の現在獲得玉数を計数し、その計数結果を島コントローラ120及びLAN経由で管理装置4に通知するものである。管理装置4のカード管理部20は、現在獲得玉数の計数結果を現在持玉数としてカードIDに対応付けて持玉DB17Cに登録管理するものである。
制御部44は、操作部34のボタン操作を監視する操作検出部51と、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効又は無効にする操作受付制御部52と、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得するIDm取得部53と、IDm取得部53にて取得したIDmが管理装置4内の会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定する会員IDm判定部54とを有している。
操作受付制御部52は、操作検出部51を通じて玉貸ボタン34B、再プレイボタン34C、玉返却ボタン34D、貯玉ボタン34E及び持玉ボタン34Fの何れかのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効状態にすると共に、操作受付有効中に携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効状態にするものである。尚、携帯用リーダライタ部33の有効表示部33Aは、操作受付制御部52を通じて操作受付を有効状態にした場合、点灯表示すると共に、操作受付を無効状態にした場合、消灯するものである。
会員IDm判定部54は、IDm取得部53にて取得したIDmが管理装置4内の会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを管理装置4に問い合わせ、その問い合わせ結果に基づき、IDmが会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定するものである。
また、制御部44は、玉計数部42を計数制御する玉計数制御部55と、プリペイド残額に基づき、遊技玉の貸出を制御する玉貸制御部56と、貯玉残高に基づき、遊技玉の引出を制御する再プレイ制御部57と、持玉残高に基づき、遊技玉の返却を制御する玉返却制御部58とを有している。
玉貸出制御部56は、操作検出部51を通じて玉貸ボタン34Bのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得し、その取得したIDmが会員IDmの場合、同会員のプリペイド残額に基づき、遊技玉を貸し出すべく、遊技玉メカ機構43を駆動制御するものである。
再プレイ制御部57は、操作検出部51を通じて再プレイボタン34Cのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得し、その取得したIDmが会員IDmの場合、貯玉残高に基づき、遊技玉を引き出すべく、遊技玉メカ機構43を駆動制御するものである。
玉返却制御部58は、操作検出部51を通じて玉返却ボタン34Dのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得し、その取得したIDmが会員IDmの場合、持玉残高に基づき、遊技玉を返却すべく、遊技玉メカ機構43を駆動制御するものである。
また、制御部44は、該当する貯玉口座内の貯玉残高16Eに現在持玉を貯玉すべく、管理装置4に指示する貯玉更新指示部59と、該当する持玉口座内の持玉残高16Dに現在持玉を登録すべく、管理装置4に指示する持玉更新指示部60と、該当するプリペイド口座内のプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新すべく、管理装置4に指示するプリペイド残額指示部61とを有している。
貯玉更新指示部59は、操作検出部51を通じて貯玉ボタン34Eのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得し、その取得したIDmが会員IDmの場合、貯玉残高に現在持玉の貯玉を指示する貯玉更新指示を管理装置4に通知するものである。
管理装置4側の貯玉管理部18Aは、LAN経由で玉貸出機3からの貯玉更新指示を検出すると、会員管理DB16内の該当する会員IDの貯玉口座内の貯玉残高16Eに現在持玉を貯玉更新するものである。尚、現在持玉とは、カード管理DB17内の持玉DB17C及び会員管理DB16の持玉口座内の持玉残高16Dに管理中の持玉に相当するものである。
また、貯玉管理部18Aは、貯玉残高16Eに現在持玉を貯玉更新した場合、持玉DB17C及び持玉残高16Dの持玉は零になるものである。
また、持玉更新指示部60は、操作検出部51を通じて持玉ボタン34Fのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得し、その取得したIDmが会員IDmの場合、会員管理DB16内の持玉残高16Dに現在持玉の加算更新を指示する持玉更新指示を管理装置4に通知するものである。
管理装置4側の持玉管理部18Bは、LAN経由で玉貸出機3からの持玉更新指示を検出すると、会員管理DB16内の該当する会員ID16Aの持玉口座内の持玉残高16Dに現在持玉を持玉更新するものである。尚、ここでいう、現在持玉とは、カード管理DB17内の持玉DB17Cに管理中の持玉に相当するものである。
また、持玉管理部18Bは、持玉残高16Dに現在持玉を貯玉更新した場合、持玉DB17Cの持玉は零になるものである。
また、会員管理部18は、会員管理DB16内の持玉残高16Dの現在持玉を所定タイミングで貯玉残高16Eに加算更新するものである。尚、所定タイミングとは、例えば、遊技店の閉店処理時や翌日の開店処理時に実行するものとする。
また、プリペイド残額指示部61は、操作検出部51を通じて貯玉ボタン34E又は持玉ボタン34Fのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯電話機2のかざし操作に応じて携帯電話機2のIDmを取得し、その取得したIDmが会員IDmの場合、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に通知するものである。
管理装置4側のプリペイド管理部18Cは、LAN経由で玉貸出機3からの残額更新指示を検出すると、会員管理DB16内の該当する会員IDのプリペイド口座内のプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新するものである。尚、現在プリペイド残額とは、カード管理DB17内のプリペイド残額DB17A及び会員管理DB16内のプリペイド残額16Cに管理中のプリペイド残額に相当するものである。
プリペイド管理部18Cは、カード管理DB17内のプリペイド残額DB17Aに管理中のプリペイド残額を会員管理DB16内のプリペイド残額16Cに加算更新する場合、プリペイド残額DB17Aに管理中のプリペイド残額を零にするものである。
また、制御部44は、携帯用リーダライタ部33の有効設定開始直後、監視タイマ時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、玉貸出機3をエラー停止するエラー停止制御部62を有している。
エラー停止制御部62は、携帯用リーダライタ部33の有効設定を開始すると、監視タイマの計時動作を開始し、監視タイマ時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、同携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定し、玉貸出機3の動作をエラー停止すると共に、エラー停止を報知すべく、状態表示ランプ37を点滅表示するものである。尚、遊技店内の係員は、状態表示ランプ37の点滅に基づき、その玉貸出機3のエラー停止を認識するものである。
次に、実施例1の遊技台管理システム1の動作について説明する。図6は、遊技台管理システム1全体の動作概要を端的に示す動作説明図である。
図6において玉貸出機3は、紙幣投入口31への1万円札投入を検知すると(ステップS11)、島コントローラ120及びLAN経由で1万円の入金登録を管理装置4に指示する(ステップS12)。尚、管理装置4では、入金登録を検出すると、記憶管理部14内のカード管理DB17内のプリペイド残額DB17Aに同玉貸出機3内の一般カードを識別するカードIDに紐付けてプリペイド残額を登録することになる。
その後、玉貸出機3は、玉計数部42を通じて現在獲得玉を計数し(ステップS13)、その計数した現在獲得玉を現在持玉の持玉登録を管理装置4に指示する(ステップS14)。尚、管理装置4では、持玉登録を検出すると、記憶管理部14内のカード管理DB17内の持玉DB17CにカードIDに紐付けて登録することになる。
その後、遊技客は、遊技台110のプレイ終了後、現在持玉を貯玉する際、玉貸出機3の貯玉ボタン34Eをボタン操作することになる。
玉貸出機3は、貯玉ボタン34Eのボタン操作を検出すると(ステップS15)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯用リーダライタ部33の有効表示部33Aを点灯表示する(ステップS16)。尚、遊技客は、有効表示部33Aの点灯表示を見て、携帯用リーダライタ部33の操作受付が有効状態であることを認識することができる。
玉貸出機3は、携帯用リーダライタ部33を通じて携帯電話機2のかざし操作を検出すると(ステップS17)、持玉DB17C内のカードIDに対応した現在持玉数を会員管理DB16内の携帯電話機2のIDm16Gに対応した貯玉残高16Eに貯玉更新すべく、島コントローラ120及びLAN経由で貯玉更新指示を管理装置4に通知する(ステップS18)。尚、管理装置4は、持玉DB17C内のカードIDに対応した現在持玉数を会員管理DB16内の貯玉残高16Eへ貯玉更新すると共に、貯玉更新した持玉DB17C内のカードIDに対応した現在持玉数は零となる。
更に、玉貸出機3は、貯玉更新指示と同時に、残額更新指示を管理装置4に通知する。その結果、管理装置4は、プリペイド残額DB17A内のカードIDに対応した現在プリペイド残額を会員管理DB16内のプリペイド残額16Cへ更新すると共に、プリペイド残額DB17A内のカードIDに対応した現在プリペイド残額は零となる。
そして、遊技客は、会員管理DB16内の携帯電話機2に紐付けたプリペイド残額を精算する際、カード精算機160の携帯用リーダライタ部160Aに対して携帯電話機2のかざし操作を実行する。
次に、カード精算機160は、携帯用リーダライタ部160Aに対して携帯電話機2のかざし操作を検出すると(ステップS19)、携帯電話機2のIDm16Gに対応した会員管理DB16内のプリペイド残額16Cを消去する残額更新指示をLAN経由で管理装置4に通知すると共に(ステップS20)、プリペイド残額分の精算金を払出出力する(ステップS21)。
その後、遊技客は、会員管理DB16内の携帯電話機2に紐付けた貯玉残高16Eを景品交換する場合、カウンタに赴き、景品管理機130の携帯用リーダライタ部130Aに対して携帯電話機2のかざし操作を実行する。
景品管理機130は、携帯用リーダライタ部130Aに対する携帯電話機2のかざし操作を検出すると(ステップS22)、携帯電話機2のIDm16Gに対応した会員管理DB16内の貯玉残高16Eから景品相当分の玉数を引き落とす貯玉更新指示をLAN経由で管理装置4に指示する(ステップS23)。その後、景品管理機130のオペレータは、景品を遊技客に引き渡すことになる(ステップS24)。
その結果、携帯電話会員は、カウンタに赴くことなく、玉貸出機3に対して貯玉ボタン34E及び携帯電話機2のかざし操作の簡単な操作で、携帯電話機2の会員IDm16Gに対応した貯玉残高16Eに現在持玉数を貯玉すると共に、会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新することができる。
更に、携帯電話会員は、会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新するようにしたので、カード精算機160の携帯用リーダライタ部160Aに対して携帯電話機2をかざし操作するだけでカード精算も簡単にできる。
更に、携帯電話会員は、景品管理機130の携帯用リーダライタ部130Aに対する携帯電話機2のかざし操作するだけで景品交換も簡単にできる。
次に、遊技台管理システム1の各種動作について説明する。図7は、玉貸出機3の携帯貯玉処理に関わる制御部44の処理動作を示すフローチャートである。
図7に示す携帯貯玉処理とは、玉貸出機3を通じて持玉DB17Cに管理中の現在持玉を携帯電話機2の会員IDm16Gに対応する貯玉残高16Eに貯玉するための処理である。
図7において制御部44内の操作受付制御部52は、操作検出部51を通じて貯玉ボタン34Eのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS31)。
操作受付制御部52は、貯玉ボタン34Eのボタン操作を検出した場合(ステップS31肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定する(ステップS32)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定した場合、有効表示部33Aを点灯表示するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの点灯表示に基づき、操作受付有効中を認識できる。
操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定すると、監視タイマの計時動作を開始し(ステップS33)、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出したか否かを判定する(ステップS34)。
制御部44内のIDm取得部53は、携帯電話機2のかざし操作を検出した場合(ステップS34肯定)、携帯電話機2のIDmを取得する(ステップS35)。
操作受付制御部52は、携帯電話機2のIDmを取得すると、有効設定中の操作受付を無効設定する(ステップS36)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定した場合、有効表示部33Aを消灯するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの消灯に基づき、操作受付無効中を認識できる。
制御部44内の会員IDm判定部54は、操作受付無効を設定すると、ステップS35にて取得したIDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを管理装置4に問い合わせる(ステップS37)。尚、管理装置4内の会員管理部18は、島コントローラ120及びLAN経由でIDmを含む問い合わせを検出すると、同IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定するものである。
会員IDm判定部54は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定する(ステップS38)。
制御部44内の貯玉更新指示部59は、IDmが会員IDm16Gに登録済みの場合(ステップS38肯定)、玉貸出機3内のカードIDに対応した現在持玉数が持玉DB17C内にあるか否かを島コントローラ120及びLAN経由で管理装置4に問い合わせる(ステップS39)。尚、管理装置4内のカード管理部20は、カードIDに対応した現在持玉数が持玉DB17C内にあるか否かを判定し、その判定結果を島コントローラ120及びLAN経由で玉貸出機3に通知するものである。
貯玉更新指示部59は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、現在持玉数が持玉DB17C内にあるか否かを判定する(ステップS40)。貯玉更新指示部59は、現在持玉数が持玉DB17C内にある場合(ステップS40肯定)、現在持玉数の貯玉更新指示を管理装置4に指示する(ステップS41)。尚、この際、同様に、プリペイド残額指示部61は、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に指示するものである。
管理装置4の会員管理部18内の貯玉管理部18Aは、貯玉更新指示を検出すると、持玉DB17C内の該当するカードIDに対応した現在持玉数を会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応した貯玉残高16Eに移動して加算更新するものである。更に、会員管理部18内のプリペイド管理部18Cは、残額更新指示を検出すると、プリペイド残額DB17A内の該当するカードIDに対応したプリペイド残額を会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cに更新するものである。また、貯玉管理部18Aは、貯玉更新が完了した場合、貯玉更新完了を玉貸出機3に通知するものである。
貯玉更新指示部59は、管理装置4からの貯玉更新完了を受信したか否かを判定する(ステップS42)。貯玉更新指示部59は、貯玉更新完了を受信した場合(ステップS42肯定)、貯玉完了を表示し(ステップS43)、図7に示す処理動作を終了する。
また、プリペイド残額指示部61は、現在持玉数が持玉DB17C内にない場合(ステップS40否定)、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に指示する(ステップS44)。尚、会員管理部18内のプリペイド管理部18Cは、残額更新指示を検出すると、プリペイド残額DB17A内の該当するカードIDに対応したプリペイド残額を会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cに更新するものである。
貯玉更新指示部59は、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に指示した後、貯玉エラーを表示し(ステップS45)、図7に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、貯玉エラー表示に基づき、貯玉エラーを認識できる。
また、制御部44は、貯玉ボタン34Eのボタン操作を検出しなかった場合(ステップS31否定)、図7に示す処理動作を終了する。
また、操作受付制御部52は、携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合(ステップS34否定)、ステップS33にて計時動作を開始した監視タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS46)。
エラー停止制御部62は、監視タイマがタイムアップした場合(ステップS46肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定(ステップS47)、玉貸出機3の動作をエラー停止し(ステップS48)、図7に示す処理動作を終了する。尚、エラー停止制御部62は、玉貸出機3の動作をエラー停止した場合、状態表示ランプ37を点滅表示するものである。その結果、遊技店内の係員は、状態表示ランプ37の点滅表示に基づき玉貸出機3のエラー停止を認識し、その玉貸出機3の場所に赴き、特定操作に応じてエラー停止を解除するものである。
また、会員IDm判定部54は、IDmが会員IDmに登録済みでない場合(ステップS38否定)、会員エラーを表示し(ステップS49)、図7に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、会員エラー表示に基づき、携帯電話機2のIDmが会員未登録と認識することができるものである。
図7に示す携帯貯玉処理では、携帯電話会員の場合、カウンタに赴かなくても、玉貸出機3に対する貯玉ボタン34Eのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、会員管理DB16内の該当する貯玉残高16Eに現在持玉数を貯玉すると共に、会員管理DB16内の該当するプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新することができる。
また、携帯貯玉処理では、貯玉ボタン34Eのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、監視タイマ時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、玉貸出機3をエラー停止するようにしたので、携帯電話会員は、操作受付有効中に席を外し、携帯電話会員である第三者の携帯電話機2のかざし操作による不正貯玉等を回避できる。
図8は、玉貸出機3の携帯持玉処理に関わる制御部44の処理動作を示すフローチャートである。
図8に示す携帯持玉処理とは、玉貸出機3を通じて持玉DB17Cに管理中の現在持玉を携帯電話機2の会員IDm16Gに対応する持玉残高16Dに加算更新するための処理である。
図8において制御部44内の操作受付制御部52は、操作検出部51を通じて持玉ボタン34Fのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS61)。
操作受付制御部52は、持玉ボタン34Fのボタン操作を検出した場合(ステップS61肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定する(ステップS62)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定した場合、有効表示部33Aを点灯表示するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの点灯表示に基づき、操作受付有効中を認識できる。
操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定すると、監視タイマの計時動作を開始し(ステップS63)、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出したか否かを判定する(ステップS64)。
制御部44内のIDm取得部53は、携帯電話機2のかざし操作を検出した場合(ステップS64肯定)、携帯電話機2のIDmを取得する(ステップS65)。
操作受付制御部52は、携帯電話機2のIDmを取得すると、有効設定中の操作受付を無効設定する(ステップS66)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定した場合、有効表示部33Aを消灯するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの消灯に基づき、操作受付無効中を認識できる。
制御部44内の会員IDm判定部54は、操作受付無効を設定すると、ステップS65にて取得したIDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを管理装置4に問い合わせる(ステップS67)。尚、管理装置4内の会員管理部18は、島コントローラ120及びLAN経由でIDmを含む問い合わせを検出すると、同IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定するものである。
会員IDm判定部54は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定する(ステップS68)。
制御部44内の持玉更新指示部60は、IDmが会員IDmに登録済みの場合(ステップS68肯定)、玉貸出機3内のカードIDに対応した現在持玉数が持玉DB17C内にあるか否かを島コントローラ120及びLAN経由で管理装置4に問い合わせる(ステップS69)。尚、管理装置4内のカード管理部20は、カードIDに対応した現在持玉数が持玉DB17C内にあるか否かを判定し、その判定結果を問い合せ結果として島コントローラ120及びLAN経由で玉貸出機3に通知するものである。
持玉更新指示部60は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、現在持玉数が持玉DB17C内にあるか否かを判定する(ステップS70)。持玉更新指示部60は、現在持玉数が持玉DB17C内にある場合(ステップS70肯定)、現在持玉数の持玉更新指示を管理装置4に指示する(ステップS71)。この際、同様に、プリペイド残額指示部61は、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に指示するものである。
管理装置4の会員管理部18内の持玉管理部18Bは、持玉更新指示を検出すると、持玉DB17C内の該当するカードIDに対応した現在持玉数を会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応した持玉残高16Dに移動して加算更新するものである。更に、会員管理部18内のプリペイド管理部18Cは、残額更新指示を検出すると、プリペイド残額DB17A内の該当するカードIDに対応したプリペイド残額を会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cに更新するものである。また、持玉管理部18Bは、持玉更新が完了した場合、持玉更新完了を玉貸出機3に通知するものである。
持玉更新指示部60は、管理装置4からの持玉更新完了を受信したか否かを判定する(ステップS72)。持玉更新指示部60は、持玉更新完了を受信した場合(ステップS72肯定)、持玉完了を表示し(ステップS73)、図8に示す処理動作を終了する。
また、プリペイド残額指示部61は、現在持玉数が持玉DB17C内にない場合(ステップS70否定)、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に指示する(ステップS74)。尚、会員管理部18内のプリペイド管理部18Cは、残額更新指示を検出すると、プリペイド残額DB17A内の該当するカードIDに対応したプリペイド残額を会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cに更新するものである。
持玉更新指示部60は、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に指示した後、持玉エラーを表示し(ステップS75)、図8に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、持玉エラー表示に基づき、持玉エラーを認識できる。
また、制御部44は、持玉ボタン34Fのボタン操作を検出しなかった場合(ステップS61否定)、図8に示す処理動作を終了する。
また、操作受付制御部52は、携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合(ステップS64否定)、ステップS63にて計時動作を開始した監視タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS76)。
エラー停止制御部62は、監視タイマがタイムアップした場合(ステップS76肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定(ステップS77)、玉貸出機3の動作をエラー停止し(ステップS78)、図8に示す処理動作を終了する。尚、エラー停止制御部62は、玉貸出機3の動作をエラー停止した場合、状態表示ランプ37を点滅表示するものである。その結果、遊技店内の係員は、状態表示ランプ37の点滅表示に基づき玉貸出機3のエラー停止を認識し、その玉貸出機3の場所に赴き、特定操作に応じてエラー停止を解除するものである。
また、会員IDm判定部54は、IDmが会員IDm16Gに登録済みでない場合(ステップS68否定)、会員エラーを表示し(ステップS79)、図8に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、会員エラー表示に基づき、携帯電話機2のIDmが会員未登録と認識することができるものである。
図8に示す携帯持玉処理では、携帯電話会員の場合、カウンタに赴かなくても、玉貸出機3に対する持玉ボタン34Fのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、会員管理DB16内の該当する持玉残高16Dに現在持玉数を貯玉すると共に、会員管理DB16内の該当するプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新することができる。
また、携帯持玉処理では、持玉ボタン34Fのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、監視タイマ時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、玉貸出機3をエラー停止するようにしたので、携帯電話会員は、操作受付有効中に席を外し、携帯電話会員である第三者の携帯電話機2のかざし操作による不正持玉等を回避できる。
図9は、玉貸出機3の携帯玉貸処理に関わる制御部44の処理動作を示すフローチャートである。
図9に示す携帯玉貸処理とは、携帯電話機2の会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cに基づき、携帯電話機2のかざし操作に応じて遊技玉を貸し出す処理である。
図9において制御部44内の操作受付制御部52は、操作検出部51を通じて玉貸ボタン34Bのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS91)。
操作受付制御部52は、玉貸ボタン34Bのボタン操作を検出した場合(ステップS91肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定する(ステップS92)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定した場合、有効表示部33Aを点灯表示するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの点灯表示に基づき、操作受付有効中を認識できる。
操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定すると、監視タイマの計時動作を開始し(ステップS93)、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出したか否かを判定する(ステップS94)。
制御部44内のIDm取得部53は、携帯電話機2のかざし操作を検出した場合(ステップS94肯定)、携帯電話機2のIDmを取得する(ステップS95)。
操作受付制御部52は、携帯電話機2のIDmを取得すると、有効設定中の操作受付を無効設定する(ステップS96)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定した場合、有効表示部33Aを消灯するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの消灯に基づき、操作受付無効中を認識できる。
制御部44内の会員IDm判定部54は、操作受付無効を設定すると、ステップS95にて取得したIDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを管理装置4に問い合わせる(ステップS97)。尚、管理装置4内の会員管理部18は、島コントローラ120及びLAN経由でIDmを含む問い合わせを検出すると、同IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定するものである。
会員IDm判定部54は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定する(ステップS98)。
制御部44内の玉貸制御部56は、IDmが会員IDm16Gに登録済みの場合(ステップS98肯定)、会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cがあるか否かを島コントローラ120及びLAN経由で管理装置4に問い合わせる(ステップS99)。尚、管理装置4内のプリペイド管理部18Cは、会員IDm16Gに対応した現在プリペイド残額16Cがあるか否かを判定し、その判定結果を問い合せ結果として島コントローラ120及びLAN経由で玉貸出機3に通知するものである。
玉貸制御部56は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、会員IDm16Gに対応したプリペイド残額16Cがあるか否かを判定する(ステップS100)。玉貸制御部56は、現在プリペイド残額16Cがある場合(ステップS100肯定)、現在プリペイド残額の残額更新指示を管理装置4に指示する(ステップS101)。尚、管理装置4の会員管理部18内のプリペイド管理部18Cは、残額更新指示を検出すると、現在プリペイド残額から玉貸分の料金を減算更新するのである。また、プリペイド管理部18Cは、残額更新が完了した場合、残額更新完了を玉貸出機3に通知するものである。
玉貸制御部56は、管理装置4からの残額更新完了を受信したか否かを判定する(ステップS102)。玉貸制御部56は、残額更新完了を受信した場合(ステップS102肯定)、遊技玉メカ機構43を通じて遊技玉を貸し出し(ステップS103)、図9に示す処理動作を終了する。
また、玉貸制御部56は、現在プリペイド残額16Cがない場合(ステップS100否定)、玉貸エラーを表示し(ステップS104)、図9に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、玉貸エラー表示に基づき、玉貸エラーを認識できる。
また、制御部44は、玉貸ボタン34Bのボタン操作を検出しなかった場合(ステップS91否定)、図9に示す処理動作を終了する。
また、操作受付制御部52は、携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合(ステップS94否定)、ステップS93にて計時動作を開始した監視タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS105)。
エラー停止制御部62は、監視タイマがタイムアップした場合(ステップS105肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定(ステップS106)、玉貸出機3の動作をエラー停止し(ステップS107)、図9に示す処理動作を終了する。尚、エラー停止制御部62は、玉貸出機3の動作をエラー停止した場合、状態表示ランプ37を点滅表示するものである。その結果、遊技店内の係員は、状態表示ランプ37の点滅表示に基づき玉貸出機3のエラー停止を認識し、その玉貸出機3の場所に赴き、特定操作に応じてエラー停止を解除するものである。
また、会員IDm判定部54は、IDmが会員IDm16Gに登録済みでない場合(ステップS98否定)、会員エラーを表示し(ステップS108)、図9に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、会員エラー表示に基づき、携帯電話機2のIDmが会員未登録と認識することができるものである。
図9に示す携帯玉貸処理では、携帯電話会員の場合、玉貸出機3に対する玉貸ボタン34Bのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、会員管理DB16内の該当するプリペイド残額16Cに基づき、遊技玉を得ることができる。
また、携帯玉貸処理では、玉貸ボタン34Bのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、監視タイマ時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、玉貸出機3をエラー停止するようにしたので、携帯電話会員は、操作受付有効中に席を外し、携帯電話会員である第三者の携帯電話機2のかざし操作による遊技玉の不正取得等を回避できる。
図10は、玉貸出機3の携帯再プレイ処理に関わる制御部44の処理動作を示すフローチャートである。
図10に示す携帯再プレイ処理とは、携帯電話機2の会員IDm16Gに対応した貯玉残高16Eに基づき、携帯電話機2のかざし操作に応じて遊技玉を引き出す処理である。
図10において制御部44内の操作受付制御部52は、操作検出部51を通じて再プレイボタン34Cのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS111)。
操作受付制御部52は、再プレイボタン34Cのボタン操作を検出した場合(ステップS111肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定する(ステップS112)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定した場合、有効表示部33Aを点灯表示するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの点灯表示に基づき、操作受付有効中を認識できる。
操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定すると、監視タイマの計時動作を開始し(ステップS113)、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出したか否かを判定する(ステップS114)。
制御部44内のIDm取得部53は、携帯電話機2のかざし操作を検出した場合(ステップS114肯定)、携帯電話機2のIDmを取得する(ステップS115)。
操作受付制御部52は、携帯電話機2のIDmを取得すると、有効設定中の操作受付を無効設定する(ステップS116)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定した場合、有効表示部33Aを消灯するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの消灯に基づき、操作受付無効中を認識できる。
制御部44内の会員IDm判定部54は、操作受付無効を設定すると、ステップS115にて取得したIDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを管理装置4に問い合わせる(ステップS117)。尚、管理装置4内の会員管理部18は、島コントローラ120及びLAN経由でIDmを含む問い合わせを検出すると、同IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定するものである。
会員IDm判定部54は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定する(ステップS118)。
制御部44内の再プレイ制御部57は、IDmが会員IDm16Gに登録済みの場合(ステップS118肯定)、会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応した貯玉残高16Eがあるか否かを島コントローラ120及びLAN経由で管理装置4に問い合わせる(ステップS119)。尚、管理装置4内の貯玉管理部18Aは、会員IDm16Gに対応した貯玉残高16Eがあるか否かを判定し、その判定結果を問い合せ結果として島コントローラ120及びLAN経由で玉貸出機3に通知するものである。
再プレイ制御部57は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、会員IDm16Gに対応した貯玉残高16Eがあるか否かを判定する(ステップS120)。再プレイ制御部57は、貯玉残高16Eがある場合(ステップS120肯定)、現在貯玉残高の貯玉更新指示を管理装置4に指示する(ステップS121)。尚、管理装置4の会員管理部18内の貯玉管理部18Aは、貯玉更新指示を検出すると、現在貯玉残高から引出玉数を減算更新するものである。また、貯玉管理部18Aは、貯玉更新が完了した場合、貯玉更新完了を玉貸出機3に通知するものである。
再プレイ制御部57は、管理装置4からの貯玉更新完了を受信したか否かを判定する(ステップS122)。再プレイ制御部57は、貯玉更新完了を受信した場合(ステップS122肯定)、遊技玉メカ機構43を通じて遊技玉を引き出し(ステップS123)、図10に示す処理動作を終了する。
また、再プレイ制御部57は、貯玉残高16Eがない場合(ステップS120否定)、再プレイエラーを表示し(ステップS124)、図10に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、再プレイエラー表示に基づき、再プレイエラーを認識できる。
また、制御部44は、再プレイボタン34Cのボタン操作を検出しなかった場合(ステップS111否定)、図10に示す処理動作を終了する。
また、操作受付制御部52は、携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合(ステップS114否定)、ステップS113にて計時動作を開始した監視タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS125)。
エラー停止制御部62は、監視タイマがタイムアップした場合(ステップS125肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定(ステップS126)、玉貸出機3の動作をエラー停止し(ステップS127)、図10に示す処理動作を終了する。尚、エラー停止制御部62は、玉貸出機3の動作をエラー停止した場合、状態表示ランプ37を点滅表示するものである。その結果、遊技店内の係員は、状態表示ランプ37の点滅表示に基づき、玉貸出機3のエラー停止を認識し、その玉貸出機3の場所に赴き、特定操作に応じてエラー停止を解除するものである。
また、会員IDm判定部54は、IDmが会員IDm16Gに登録済みでない場合(ステップS118否定)、会員エラーを表示し(ステップS128)、図10に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、会員エラー表示に基づき、携帯電話機2のIDmが会員未登録と認識することができるものである。
図10に示す携帯再プレイ処理では、携帯電話会員の場合、玉貸出機3に対する再プレイボタン34Cのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、会員管理DB16内の該当する貯玉残高16Eから遊技玉を引き出すことができる。
また、携帯再プレイ処理では、再プレイボタン34Cのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、監視タイマ時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、玉貸出機3をエラー停止するようにしたので、携帯電話会員は、操作受付有効中に席を外し、携帯電話会員である第三者の携帯電話機2のかざし操作による遊技玉の不正引出等を防止できる。
図11は、玉貸出機3の携帯持玉返却処理に関わる制御部44の処理動作を示すフローチャートである。
図11に示す携帯持玉返却処理とは、携帯電話機2の会員IDm16Gに対応した持玉残高16Dに基づき、携帯電話機2のかざし操作に応じて遊技玉を手数料なしで引き出す処理である。
図11において制御部44内の操作受付制御部52は、操作検出部51を通じて玉返却ボタン34Dのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS131)。
操作受付制御部52は、玉返却ボタン34Dのボタン操作を検出した場合(ステップS131肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定する(ステップS132)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定した場合、有効表示部33Aを点灯表示するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの点灯表示に基づき、操作受付有効中を認識できる。
操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効設定すると、監視タイマの計時動作を開始し(ステップS133)、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出したか否かを判定する(ステップS134)。
制御部44内のIDm取得部53は、携帯電話機2のかざし操作を検出した場合(ステップS134肯定)、携帯電話機2のIDmを取得する(ステップS135)。
操作受付制御部52は、携帯電話機2のIDmを取得すると、有効設定中の操作受付を無効設定する(ステップS136)。尚、操作受付制御部52は、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定した場合、有効表示部33Aを消灯するものである。その結果、遊技客は、有効表示部33Aの消灯に基づき、操作受付無効中を認識できる。
制御部44内の会員IDm判定部54は、操作受付無効を設定すると、ステップS135にて取得したIDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを管理装置4に問い合わせる(ステップS137)。尚、管理装置4内の会員管理部18は、島コントローラ120及びLAN経由でIDmを含む問い合わせを検出すると、同IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定するものである。
会員IDm判定部54は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、IDmが会員管理DB16内の会員IDm16Gに登録済みであるか否かを判定する(ステップS138)。
制御部44内の玉返却制御部58は、IDmが会員IDm16Gに登録済みの場合(ステップS138肯定)、会員管理DB16内の会員IDm16Gに対応した持玉残高16Dがあるか否かを島コントローラ120及びLAN経由で管理装置4に問い合わせる(ステップS139)。尚、管理装置4内の貯玉管理部18Aは、会員IDm16Gに対応した持玉残高16Dがあるか否かを判定し、その判定結果を問い合せ結果として島コントローラ120及びLAN経由で玉貸出機3に通知するものである。
玉返却制御部58は、管理装置4からの問い合わせ結果に基づき、会員IDm16Gに対応した持玉残高16Dがあるか否かを判定する(ステップS140)。玉返却制御部58は、持玉残高16Dがある場合(ステップS140肯定)、現在持玉残高16Dの持玉更新指示を管理装置4に指示する(ステップS141)。尚、管理装置4の会員管理部18内の持玉管理部18Bは、持玉更新指示を検出すると、現在持玉残高から返却玉数を減算更新するのである。また、持玉管理部18Bは、持玉更新が完了した場合、持玉更新完了を玉貸出機3に通知するものである。
玉返却制御部58は、管理装置4からの持玉更新完了を受信したか否かを判定する(ステップS142)。玉返却制御部58は、持玉更新完了を受信した場合(ステップS142肯定)、遊技玉メカ機構43を通じて遊技玉を返却し(ステップS143)、図11に示す処理動作を終了する。
また、玉返却制御部58は、貯玉残高16Eがない場合(ステップS140否定)、玉返却エラーを表示し(ステップS144)、図11に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、玉返却エラー表示に基づき、玉返却エラーを認識できる。
また、制御部44は、玉返却ボタン34Dのボタン操作を検出しなかった場合(ステップS131否定)、図11に示す処理動作を終了する。
また、操作受付制御部52は、携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合(ステップS134否定)、ステップS133にて計時動作を開始した監視タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS145)。
エラー停止制御部62は、監視タイマがタイムアップした場合(ステップS145肯定)、携帯用リーダライタ部33の操作受付を無効設定(ステップS146)、玉貸出機3の動作をエラー停止し(ステップS147)、図11に示す処理動作を終了する。尚、エラー停止制御部62は、玉貸出機3の動作をエラー停止した場合、状態表示ランプ37を点滅表示するものである。その結果、遊技店内の係員は、状態表示ランプ37の点滅表示に基づき玉貸出機3のエラー停止を認識し、その玉貸出機3の場所に赴き、特定操作に応じてエラー停止を解除するものである。
また、会員IDm判定部54は、IDmが会員IDm16Gに登録済みでない場合(ステップS138否定)、会員エラーを表示し(ステップS148)、図11に示す処理動作を終了する。尚、遊技客は、会員エラー表示に基づき、携帯電話機2のIDmが会員未登録と認識することができるものである。
図11に示す携帯持玉返却処理では、携帯電話会員の場合、玉貸出機3に対する玉返却ボタン34Dのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、会員管理DB16内の該当する持玉残高16Dから遊技玉を手数料なしで引き出すことができる。
また、携帯持玉返却処理では、玉返却ボタン34Dのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、監視タイマ時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、玉貸出機3をエラー停止するようにしたので、携帯電話会員は、操作受付有効中に席を外し、携帯電話会員である第三者の携帯電話機2のかざし操作による遊技玉の不正返却等を回避できる。
実施例1では、玉貸出機3側の貯玉ボタン34Eのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、操作受付有効中に、携帯電話機2のかざし操作を検出すると、携帯電話機2のIDmを取得し、管理装置4に管理中の会員IDm16Gに対応する貯玉残高16Eに、現在持玉を加算更新すべく、貯玉更新指示を管理装置4に指示すると共に、管理装置4側では、玉貸出機3からの貯玉更新指示を検出すると、管理中の会員IDm16Gに対応する貯玉残高16Eに現在持玉を加算更新する。その結果、携帯電話会員は、カウンタに赴かなくても、玉貸出機3に対する貯玉ボタン34E及び携帯電話機2のかざし操作で、管理中の貯玉残高16Eに現在持玉を貯玉できる。
また、実施例1では、玉貸出機3側の持玉ボタン34Fのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、操作受付有効中に、携帯電話機2のかざし操作を検出すると、携帯電話機2のIDmを取得し、管理装置4に管理中の会員IDm16Gに対応する持玉残高16Dに、現在持玉を加算更新すべく、持玉更新指示を管理装置4に指示すると共に、管理装置4側では、玉貸出機3からの持玉更新指示に基づき、管理中の会員IDm16Gに対応する持玉残高16Dに、現在持玉を加算更新する。その結果、携帯電話会員は、カウンタに赴かなくても、玉貸出機3に対する持玉ボタン34F及び携帯電話機2のかざし操作で、管理中の持玉残高16Dに現在持玉を加算できる。
また、実施例1では、玉貸出機3側の携帯用リーダライタ部33の操作受付有効中に、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出すると、携帯電話機2のIDmを取得し、管理装置4に管理中の会員IDm16Gに対応するプリペイド残額16Cに、現在プリペイド残額を更新すべく、残額更新指示を管理装置4に指示すると共に、管理装置4側では、玉貸出機3からの残額更新指示に基づき、管理中の会員IDm16Gに対応する現在プリペイド残額16Cに、現在プリペイド残額を更新する。その結果、携帯電話会員は、カウンタに赴かなくても、玉貸出機3に対する携帯電話機2のかざし操作及び、貯玉ボタン34E(又は持玉ボタン34F)のボタン操作で、管理中の現在プリペイド残額16Cに、現在プリペイド残額を更新できる。
また、実施例1では、携帯用リーダライタ部33の操作受付有効を開始すると、有効表示部33Aを点灯表示するようにしたので、携帯電話会員は、その有効表示部33Aの点灯表示に基づき、携帯用リーダライタ部33の操作受付有効中を認識できる。
また、実施例1では、携帯用リーダライタ部33の操作受付有効開始直後、所定時間内に携帯電話機2のかざし操作を検出しなかった場合、玉貸出機3の動作をエラー停止する。その結果、携帯電話会員は、携帯用リーダライタ部33の操作受付有効中に席を外し、携帯電話会員である第三者の携帯電話機2のかざし操作による不正利用を回避できる。
また、実施例1では、玉貸出機3側の再プレイボタン34Cのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、操作受付有効中に、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出すると、携帯電話機2のIDmを取得し、管理装置4に管理中の会員IDm16Gに対応する貯玉残高16Eに基づき、遊技玉を引き出すと共に、管理装置4側にて再プレイ制御部57及び遊技玉メカ機構43の遊技玉引出動作に応じて、管理中の会員IDm16Gに対応する貯玉残高16Eから引出分の遊技玉数を減算更新する。その結果、携帯電話会員は、玉貸出機3に対する再プレイボタン34Cのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、管理中の貯玉残高16Eから遊技玉を引き出すことができると共に、その引出分の遊技玉を管理中の貯玉残高16Eに反映できる。
また、実施例1では、玉貸出機3側の玉貸ボタン34Bのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、操作受付有効中に、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出すると、携帯電話機2のIDmを取得し、管理装置4に管理中の会員IDm16Gに対応するプリペイド残額16Cに基づき、遊技玉を貸し出すと共に、管理装置4側にて、玉貸制御部56及び遊技玉メカ機構43の遊技玉貸出動作に応じて、管理中の会員IDm16Gに対応するプリペイド残額16Cから貸出分のプリペイド残額を減算更新する。その結果、携帯電話会員は、玉貸出機3に対する玉貸ボタン34Bのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、プリペイド残額に基づき遊技玉を貸し出すことができると共に、その貸出分を管理中のプリペイド残額16Cに反映できる。
また、実施例1では、玉貸出機3側の玉返却ボタン34Dのボタン操作を検出すると、携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、操作受付有効中に、携帯用リーダライタ部33に対する携帯電話機2のかざし操作を検出すると、携帯電話機2のIDmを取得し、管理装置4に管理中の会員IDm16Gに対応する持玉残高16Dに基づき、手数料なしで、遊技玉を引き出すと共に、管理装置4側にて玉返却制御部58及び遊技玉メカ機構43の遊技玉返却動作に応じて、管理中の会員IDm16Gに対応する持玉残高16Dから返却分の遊技玉数を減算更新する。その結果、携帯電話会員は、玉貸出機3に対する玉返却ボタン34Dのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、例えば、手数料なしで管理中の持玉残高16Dから遊技玉を引き出すことができると共に、その引出分を管理中の持玉残高16Dに反映できる。
尚、実施例1では、一体型の玉貸出機3を例に挙げて説明したが、既存のCRユニットに、玉計数機能を内蔵した計数ユニットを増設したダブルサンド方式の玉貸出機3においても適用可能であって、この場合の実施例につき、実施例2として説明する。
図12は、実施例2の玉貸出機の正面図である。尚、実施例1の遊技台管理システム1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図12に示す玉貸出機3Aは、既存のCRユニット70と、玉計数機能を内蔵した計数ユニット80とのダブルサンド方式で構成し、CRユニット70は、紙幣を投入する紙幣投入口71と、プリペイド残額を表示するプリペイド残額表示部72と、テンキー73A及び再プレイボタン73Bを備えた操作部73と、会員カードや一般カードを挿入又は排出するカード挿入口74と、CRユニット70の動作状態を表示するCR状態表示ランプ75とを有している。
また、CRユニット70は、併設する遊技台110の玉貸ボタンのボタン操作を検出すると、現在プリペイド残額に基づき遊技玉の貸出を実行することになる。
また、計数ユニット80は、会員カードや一般カード等の持玉カードを挿入する持玉カード挿入口81と、携帯用リーダライタ部82と、遊技台110で獲得玉を計数し、その計数結果を現在持玉数として表示する持玉計数表示部83と、計数ユニット80の動作状態を表示する計数ユニット側状態表示ランプ84と、携帯電話機2の会員IDm16Gに対応する貯玉残高16Eに現在持玉を貯玉する貯玉ボタン85とを有している。
実施例2の遊技台管理システムでは、既存のCRユニット70を使用するため、プリペイド残額については携帯電話機2の会員IDm16Gと紐付け管理ができないが、貯玉残高16Eや持玉残高16Dについては実施例1の遊技台管理システム1と同様、携帯電話機2の会員IDm16Gに紐付け管理している。
尚、請求項記載の第1ユニットはCRユニット70、第2ユニットは計数ユニット80に対応するものである。
次に、実施例2の遊技台管理システムの動作について説明する。図13は、実施例2の遊技台管理システム全体の動作概要を端的に示す説明図である。
図13において玉貸出機3A内のCRユニット70は、紙幣投入口71を通じて遊技客からの1万円札投入を検知すると(ステップS161)、島コントローラ120及びLAN経由で1万円の入金登録を管理装置4に指示する(ステップS162)。尚、管理装置4では、入金登録を検出すると、記憶管理部14内のカード管理DB17内のプリペイド残額DB17Aに同玉貸出機3内の一般カードを識別するカードIDに紐付けて登録することになる。
遊技客は、プリペイド残額に基づく玉貸を要求する際、遊技台110の玉貸ボタンをボタン操作することになる。
CRユニット70は、玉貸ボタンのボタン操作を検出すると(ステップS163)、管理装置4のプリペイド残額DB17Aに管理中の同CRユニット70の一般カードのカードIDに対応したプリペイド残額に基づき、遊技玉の貸出を実行する。
玉貸出機3A内の計数ユニット80は、玉計数部を通じて現在獲得玉を計数し(ステップS164)、その計数した現在獲得玉を現在持玉の持玉登録を管理装置4に指示する(ステップS165)。尚、管理装置4では、持玉登録を検出すると、記憶管理部14内のカード管理DB17内の持玉DB17CにカードIDに紐付けて登録することになる。
その後、遊技客は、遊技台110のプレイ終了後、現在持玉を貯玉する際、玉貸出機3A内の計数ユニット80の貯玉ボタン85をボタン操作する。
計数ユニット80は、貯玉ボタン85のボタン操作を検出すると(ステップS166)、携帯用リーダライタ部82の操作受付を有効にし、携帯用リーダライタ部82の有効表示部82Aを点灯表示する(ステップS167)。尚、遊技客は、有効表示部82Aの点灯表示を見て、携帯用リーダライタ部82の操作受付が有効状態であることを認識できる。
計数ユニット80は、携帯用リーダライタ部82を通じて携帯電話機2のかざし操作を検出すると(ステップS168)、持玉DB17C内のカードIDに対応した現在持玉数を会員管理DB16内の携帯電話機2のIDm16Gに対応した貯玉残高16Eに貯玉更新すべく、島コントローラ120及びLAN経由で貯玉更新指示を管理装置4に通知する(ステップS169)。尚、管理装置4は、持玉DB17C内のカードIDに対応した現在持玉数を会員管理DB16内の貯玉残高16Eへ貯玉更新する。その結果、管理装置4では、貯玉残高16Eに貯玉更新した持玉DB17C内のカードIDに対応した現在持玉が消去されることになる。
CRユニット70は、プリペイド残数が残っている場合、一般カードとしてカード挿入口74から排出する(ステップS170)。
遊技客は、一般カードのカードIDに紐付けたプリペイド残額を精算する際、カード精算機160のカード挿入口161に挿入する。
カード精算機160は、カード挿入口161に対する一般カードの挿入を検出すると(ステップS171)、プリペイド残額DB17A内の一般カードのカードIDに対応する
プリペイド残額を消去する残額更新指示をLAN経由で管理装置4に通知すると共に(ステップS172)、プリペイド残額分の精算金を出金する(ステップS173)。
そして、遊技客は、会員管理DB16内の携帯電話機2のIDm16Gに紐付けた貯玉残高16Eを景品交換する場合、カウンタに赴き、景品管理機130の携帯用リーダライタ部130Aに対して携帯電話機2のかざし操作を実行する。
景品管理機130は、携帯用リーダライタ部130Aに対して携帯電話機2のかざし操作を検出すると(ステップS174)、携帯電話機2のIDm16Gに対応した会員管理DB16内の貯玉残高16Eから景品相当分の玉数を引き落とす貯玉更新指示をLAN経由で管理装置4に指示する(ステップS175)。その後、景品管理機130のオペレータは、景品を遊技客に引き渡すことになる(ステップS176)。
実施例2では、既存のCRユニット70に対して玉計数機能を内蔵した計数ユニット80を増設するダブルサンド方式であっても計数ユニット80内に、管理装置4に管理中の携帯電話機2のIDm16Gに対応付けて貯玉残高16Eの貯玉更新指示や持玉残高16Dの持玉更新指示を実行する貯玉更新指示部59や持玉更新指示部60を内蔵した。その結果、既存のCRユニット70を活用しながら、携帯電話会員は、カウンタに赴かなくても、計数ユニット80に対する貯玉ボタン85のボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、管理中の貯玉残高16Eに現在持玉を貯玉できる。
また、同様に、携帯電話会員は、カウンタに赴かなくても、計数ユニット80に対する持玉ボタンのボタン操作及び携帯電話機2のかざし操作で、管理中の持玉残高16Dに現在持玉を更新できる。
尚、本実施例では、遊技媒体として、パチンコ遊技台で使用する遊技玉を例に挙げて説明したが、遊技玉に限定されるものではなく、例えば、パチスロ遊技台で使用する遊技メダルであっても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施例では、携帯電話機2のIDm16Gに紐付けして持玉数を貯玉するようにしたが、携帯電話機2の電話番号等に紐付けにしたとしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施例では、携帯媒体として遊技客保有の携帯電話機2を例に挙げて説明したが、携帯電話機2に限定されるものではなく、個別識別情報を内蔵した汎用的に使用される定期券等のICカードを使用したとしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施例では、玉貸出機3からの貯玉更新指示又は持玉更新指示時にプリペイド残額の残額更新指示を実行し、管理装置4側で残額更新指示を検出すると、管理中の会員ID16Gに対応したプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新するようにしたが、玉貸出機3に残額更新ボタンを備え、この残額更新ボタンのボタン操作に応じて携帯用リーダライタ部33の操作受付を有効にし、携帯電話機2のかざし操作を検出すると、同携帯電話機2のIDm16Gに対応するプリペイド残額16Cに現在プリペイド残額を更新するようにしても良い。
また、本実施例では、例えば、貯玉ボタン34E(85)のボタン操作検出後、携帯用リーダライタ部33(82)の操作受付を有効したが、携帯用リーダライタ部33(82)を常時有効にし、携帯用リーダライタ部33(82)にて携帯電話機2のかざし操作検出後、携帯電話機2の会員IDm16Gがあるか否かを管理装置4側に問い合わせ、会員IDm16Gがある場合、例えば、貯玉ボタン34E等のボタン操作を受け付けるようにしても良く、貯玉ボタン34E(85)のボタン操作を検出した場合、会員IDm16Gに対応した貯玉残高16Eに現在持玉の加算更新を管理装置4に指示すべく、貯玉更新指示を管理装置4に通知するようにしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施例では、持玉やプリペイド価値を管理装置4に登録するタイミングは入金時点や玉計数時点に限定されるものではなく、例えば、玉貸出機3(CRユニット70や計数ユニット80)内のメモリに持玉やプリペイド価値を記憶して持玉返却や玉貸処理を実行し、貯玉実行時やカード排出時に、持玉やプリペイド価値を管理装置4に登録するようにしても良く、この場合でも、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施例では、持玉、貯玉及びプリペイド価値等を単一の管理装置4で管理するようにしたが、持玉、貯玉及びプリペイド価値毎に個別の管理装置で管理、又は、持玉及びプリペイド価値をカード管理装置で管理し、貯玉を会員管理装置で管理するようにしても良く、この場合でも、同様の効果が得られることは言うまでもない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本実施例によって本発明の技術的思想の範囲が限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲を逸脱しない限り、各種様々な実施例が実施可能であることは言うまでもない。また、本実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、本実施例で説明した各種処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動で行うことも可能であることは勿論のこと、その逆に、手動で行われるものとして説明した処理の全部又は一部を自動で行うことも可能であることは言うまでもない。また、本実施例で説明した処理手順、制御手順、具体的名称、各種データやパラメータを含む情報についても、特記した場合を除き、適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的に記載したものであって、必ずしも物理的に図示のように構成されるものではなく、その各装置の具体的な態様は図示のものに限縮されるものでは到底ないことは言うまでもない。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上、又は同CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
本発明の遊技媒体管理システムでは、携帯電話会員の場合、カウンタに赴かなくても、遊技媒体貸出装置に対する簡単な操作で、管理中の貯蓄遊技媒体数に現在保有遊技媒体数を貯蓄できるため、例えば、遊技台に併設した玉貸出機に有用である。
実施例1の遊技台管理システム全体の概略構成を示すブロック図である。 管理装置内部の概略構成を示すブロック図である。 管理装置内部の会員管理DBのデータ内容を端的に示す説明図である。 実施例1の玉貸出機の正面図である。 玉貸出機内部の概略構成を示すブロック図である。 実施例1の遊技台管理システム全体の動作概要を端的に示す動作説明図である。 玉貸出機の携帯貯玉処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 玉貸出機の携帯持玉処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 玉貸出機の携帯玉貸処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 玉貸出機の携帯再プレイ処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 玉貸出機の携帯持玉返却処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 実施例2の玉貸出機(ダブルサンド方式)の正面図である。 実施例2の遊技台管理システム全体の動作概要を端的に示す動作説明図である。
符号の説明
1 遊技台管理システム
2 携帯電話機
3 玉貸出機
4 管理装置
16 会員管理DB
18A 貯玉管理部
18B 持玉管理部
18C プリペイド管理部
33 携帯用リーダライタ部
33A 有効表示部
34B 玉貸ボタン
34C 再プレイボタン
34D 玉返却ボタン
34E 貯玉ボタン
34F 持玉ボタン
42 玉計数部
43 遊技玉メカ機構
52 操作受付制御部
53 IDm取得部
56 玉貸制御部
57 再プレイ制御部
59 貯玉更新指示部
60 持玉更新指示部
61 プリペイド残額指示部

Claims (3)

  1. 特定個人毎に、遊技に使用可能な遊技媒体数及び特定個人の携帯端末を識別する携帯端末識別情報を管理する管理装置と、遊技媒体の貸与処理を行う遊技媒体貸与装置とを有する遊技媒体管理システムであって、
    前記遊技媒体貸与装置は、
    前記携帯端末の携帯端末識別情報を取得する識別情報取得部と、
    獲得遊技媒体数が存在する状態で、所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得部を通じて前記携帯端末識別情報を取得できた場合に、前記識別情報取得部にて取得された携帯端末識別情報に基づいて、前記管理装置により管理された前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、獲得遊技媒体を加算更新させるための加算更新指示を前記管理装置に指示する加算更新指示部と、
    前記所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得部を通じて前記携帯端末識別情報を取得できなかった場合に、前記識別情報取得部の携帯端末受付待ち状態を解除する制御手段とを有し、
    前記管理装置は、
    前記遊技媒体貸与装置からの前記加算更新指示を受け付けた際に、該管理装置により管理される前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、前記獲得遊技媒体数を加算更新する加算更新制御部を有する
    ことを特徴とする遊技媒体管理システム。
  2. 前記管理装置は、
    前記獲得遊技媒体数を所定タイミングで前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に加算更新することを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体管理システム。
  3. 特定個人毎に、遊技に使用可能な遊技媒体数及び特定個人の携帯端末を識別する携帯端末識別情報を管理する管理装置と、遊技媒体の貸与処理を行う遊技媒体貸与装置とを有する遊技媒体管理システムにおける遊技媒体管理方法であって、
    前記遊技媒体貸与装置が、前記携帯端末の携帯端末識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    獲得遊技媒体数が存在する状態で、所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得ステップにて前記携帯端末識別情報を取得できた場合に、前記識別情報取得ステップにて取得された携帯端末識別情報に基づいて、前記管理装置により管理された前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、獲得遊技媒体を加算更新させるための加算更新指示を前記管理装置に指示する加算更新指示ステップと、
    前記所定操作を検出してから所定時間以内に前記識別情報取得ステップにて前記携帯端末識別情報を取得できなかった場合に、前記識別情報取得ステップの携帯端末受付待ち状態を解除する制御ステップと、
    前記管理装置が、前記遊技媒体貸与装置からの前記加算更新指示を受け付けた際に、該管理装置により管理される前記携帯端末識別情報に対応する遊技媒体数に、前記獲得遊技媒体数を加算更新する加算更新制御ステップと
    を含むことを特徴とする遊技媒体管理方法。
JP2008335516A 2008-12-27 2008-12-27 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法 Active JP5514438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335516A JP5514438B2 (ja) 2008-12-27 2008-12-27 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335516A JP5514438B2 (ja) 2008-12-27 2008-12-27 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014072784A Division JP5918798B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 遊技媒体管理システム
JP2014072785A Division JP5922175B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 有価価値管理システム及び有価価値管理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010154984A JP2010154984A (ja) 2010-07-15
JP2010154984A5 JP2010154984A5 (ja) 2013-02-21
JP5514438B2 true JP5514438B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=42573351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008335516A Active JP5514438B2 (ja) 2008-12-27 2008-12-27 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5514438B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034787A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Glory Ltd 遊技システム
JP5858459B2 (ja) * 2011-05-27 2016-02-10 株式会社三共 遊技用装置
JP2013240483A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用管理システム
JP5918798B2 (ja) * 2014-03-31 2016-05-18 グローリー株式会社 遊技媒体管理システム
JP2019150237A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019340A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Takasago Electric Ind Co Ltd 貯玉データ管理装置およびこれを用いた貯玉システム
JP2007148841A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Precision Inc カード読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010154984A (ja) 2010-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5841307B2 (ja) 遊技客サービス提供システム
JP5514438B2 (ja) 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法
JP2009282766A (ja) 特典自動処理システム及びゲーム場の特典自動処理システム
JP5409027B2 (ja) 遊技媒体貯蓄システム及び遊技媒体貯蓄方法
JP5558014B2 (ja) 遊技媒体貸出装置及び遊技媒体貸出システム
JP6138994B2 (ja) 遊技用媒体管理システム
JP5918798B2 (ja) 遊技媒体管理システム
JP2017000619A (ja) 遊技用装置
JP2004070738A (ja) Icカード投票システムおよび投票処理方法
JP5922175B2 (ja) 有価価値管理システム及び有価価値管理方法
JP2016077441A (ja) 遊技媒体管理システム及び遊技媒体管理方法
JP2006026273A (ja) 遊技システム
JP5324046B2 (ja) 会員管理装置、会員管理方法及び会員管理プログラム
JP2007037801A (ja) 遊技媒体貸出システム及び遊技媒体の貸出制限方法
JP2014184225A (ja) 遊技用媒体管理システム及び遊技用媒体管理方法
JP4046219B2 (ja) 遊技用システム
JP6205129B2 (ja) 遊技媒体管理システム及び遊技媒体口座管理方法
JP6863805B2 (ja) 各台装置及び各台装置制御方法
JP6585483B2 (ja) 各台装置及び遊技媒体管理方法
JP2019180886A (ja) 遊技場用システム
JP6199353B2 (ja) 遊技媒体貸出装置
JP7466343B2 (ja) 遊技管理システム及び遊技管理方法
JP5851478B2 (ja) 遊技媒体貸出装置及び遊技媒体貸出システム
JP2010131183A (ja) 遊技用記録媒体処理装置、遊技用記録媒体処理方法及び遊技媒体管理システム
JP6327955B2 (ja) 各台装置及び遊技媒体管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5514438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150