JP2007148841A - カード読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードから読み取った情報の取り消しを容易に行えるようにする。
【解決手段】タイムレコーダ1のICカード読取部12は、ICカードを近接させたときにICカードに記録されたIDを読み取る。タイムレコーダ1は、操作パネル部11にキャンセルキー22を備える。タイムレコーダ1は、記憶装置を内蔵し、操作部で操作された情報を記憶装置に記憶する。タイムレコーダ1は、キャンセルキー22が押下されると、ICカード読取部12がICカードのIDを読み取ったときに記憶装置に記憶されたIDに対応する情報を消去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カード読取装置に関するものである。
従来より、例えば、非接触式のICカード等に記録されている情報を読み取るカード読取装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかるカード読取装置は、例えば、勤怠管理システム、昼食予約システムに利用される。
このようなシステムにおいて、このICカードには、シリアル番号等の識別情報(以下、IDともいう)が記録されている。IDは、ICカードの使用者、例えば、社員コードのような個人情報と対応付けて利用されるものである。なお、ICカードにIDとともにこれらの個人情報を記録してもよいし、この対応付けのためのデータベースを別途に設けて利用時にIDを基に対応付けから必要な個人情報を呼び出すようにしてもよい。ICカードを、このカード読取装置に近接させることにより、カード読取装置は、ICカードに記録された識別情報を読み取る。
また、カード読取装置には、出勤、退勤といった個人の管理情報を入力するためのファンクションキーが備えられ、使用者によって、このファンクションキーが押下されることにより、管理情報が入力される。
特開平5−101240号公報(第2頁、図1,4)
しかし、従来のカード読取装置では、ICカードを手に保持したまま、ファンクションキーを操作しようとすると、操作がされないうちにICカードが読み取られて誤った管理情報を読み込んでしまう場合がある。この場合、入力情報の修正を行うことができないため、管理者によって誤った情報を削除してもらわない限り、入力情報の修正を行うことができない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、読み取った情報の取り消しを容易に行うことが可能なカード読取装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るカード読取装置は、
カードに記録された識別情報を読み取るカード読取部と、
前記識別情報と対応付けて記憶する管理情報を選択する選択操作部と、
前記識別情報と前記管理情報とを対応させて記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とするために操作される取り消し操作部と、
前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、この読み取られた識別情報と選択されている前記管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶し、前記取り消し操作部が操作された後に前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、この読み取られた識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とする制御を行う制御部と、
を備えることを特徴とする。
前記制御部が、前記識別情報と前記管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶してから予め設定された時間内に前記取り消し操作部が操作された後に前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とするようにしてもよい。
情報を収集する情報収集端末に接続され、
前記情報収集端末から情報送信命令を受信したときは、前記識別情報と前記管理情報とを前記記憶部から読み出して前記情報収集端末に送信し、前記識別情報と前記管理情報とを前記情報収集端末に送信した後に前記取り消し操作部が操作されたときは、前記情報収集端末に、前記管理情報を無効とするように指示する消去指示情報を送信する通信制御部を備えてもよい。
前記制御部が、所定期間、前記選択操作部による選択操作がないときには所定の管理情報を選択し、前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、この読み取られた識別情報と前記所定の管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行うようにしてもよい。
前記制御部が、前記識別情報と、この識別情報と対応付けられた前記管理情報とを前記記憶部から消去することにより、前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とするようにしてもよい。
前記制御部が、前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときの時刻情報を、前記識別情報及び前記管理情報を記憶するときに前記識別情報及び前記管理情報と対応付けて前記記憶部に記憶し、前記管理情報を無効とするときには、この管理情報と対応付けられた時刻情報をも無効とするようにしてもよい。
本発明によれば、読み取った情報の取り消しを安全且つ容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係るカード読取装置を、図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、カード読取装置を、時刻の登録を行うタイムレコーダとして説明する。
本実施形態に係るタイムレコーダ1の外観を図1に示す。
本実施形態に係るタイムレコーダ1には、操作パネル部11と、ICカード読取部12と、液晶ディスプレイ13と、が配置される。このタイムレコーダ1は、例えば、出退勤管理、食堂管理、入退室管理等に用いられる。
操作パネル部11は、ファンクションの選択等、操作を行うためのパネル部であり、ファンクションキー21a〜21cと、キャンセルキー22と、ファンクション表示パネル23a〜23cと、キャンセル表示パネル24と、ファンクション表示LED25a〜25cと、キャンセル表示LED26と、正読み表示LED27と、誤読み表示LED28と、を備える。
ファンクションキー21a〜21cは、ファンクションを選択するためのキーであり、出勤時間、外出時間、退勤時間といった個人の管理情報を入力するために操作されるキーである。ファンクションキー21a,21b,21cは、それぞれ、出勤時、外出時、退勤時に押下するためのキーである。
キャンセルキー22は、後述する記憶装置31にIDと対応付けて記憶された管理情報をIDとともに無効とするために操作されるキーである。本例では、後述する記憶装置から管理情報を消去することにより、管理情報を無効とする。
ファンクション表示パネル23a〜23cは、各ファンクションキー21a〜21cの内容を表示するものである。例えば、ファンクション表示パネル23a〜23cは、ファンクションキー21a〜21cが、それぞれ、出勤、外出、退勤に関するキーであることを示す。
ファンクション表示LED25a〜25cは、各ファンクションキー21a〜21cが押下されたときに点灯するLEDである。
キャンセル表示LED26は、キャンセルキー22が押下されたときに点灯するLEDである。
正読み表示LED27は、ICカードの読み込みが成功したときに点灯するLEDである。
誤読み表示LED28は、ICカードの読み込みが失敗したときに点灯するLEDである
ICカード読取部12は、ICカードを近接させたときにICカードに記録されたシリアル番号等の識別情報(以下、IDという)を読み取るためのものである。ICカードには、IDとともに社員コード、氏名といった個人情報も記憶される。
液晶ディスプレイ13は、日時、入力情報等を表示するためのものである。
かかるタイムレコーダ1は、図2に示すように、制御部30を備える。制御部30は、記憶装置31と、時計部32と、操作部33と、表示部34と、ROM35と、RAM36と、I/Oインタフェース37と、CPU38と、を備える。
記憶装置31は、ICカードから読み取った情報及びファンクションキー21a〜21cの情報を記憶するためのものである。記憶装置31は、半導体メモリによって構成されてもよいし、また、HDDによって構成されてもよい。
時計部32は、時刻を計測するものである。操作部33は、ファンクションキー21a〜21c、キャンセルキー22が押下されたときに、その操作情報をCPU38に供給するためのものである。
表示部34は、ファンクション表示LED25a〜25c、キャンセル表示LED26、正読み表示LED27、誤読み表示LED28の点灯制御を行うためのものであり、CPU38から点灯する指令が供給されて対応するLEDを点灯する。
ROM35は、CPU38が実行するプログラムを記憶するためのものであり、RAM36は、CPU38の作業に必要な情報を記憶するためのものである。I/Oインタフェース37は、情報の入出力処理を行うものである。
CPU38は、タイムレコーダ1全体を制御するためのものである。
具体的に、CPU38は、操作部33からファンクションキー21a〜21cのいずれかが押下されたと判定した場合には、ファンクションキー21a〜21cのいずれかに対応するファンクション表示LED25a〜25cのいずれかを点灯するように表示部34に指示する。そして、CPU38は、記憶装置31にIDと管理情報とを記憶する。
CPU38は、ICカード読取部12がICカードに記録された情報を読み取ると、読み取った情報をICカード読取部12から取得する。そして、CPU38は、記憶装置31にIDと管理情報とを記憶する。
次に、CPU38は、予め設定された時間内、例えば、15秒以内にキャンセルキー22が押下されたか否かを判定する。このため、CPU38は、時計部32が計測した時間に基づいて計時を開始する。
予め設定された時間以内にキャンセルキー22が押下された場合には、CPU38は、ICカードからIDが読み取られたときに記憶装置31に記憶されたIDに対応する管理情報を消去する。尚、ROM35は、この予め設定された時間の情報を記憶する。
また、CPU38は、時計部32が計時した時刻を液晶ディスプレイ13に表示するように表示部34に指示する。
CPU38は、I/Oインタフェース37を介して情報送信命令を受け取った場合、この命令に従って、IDと管理情報とを記憶装置31から読み出して、情報送信命令の送信元に出力する。
かかるタイムレコーダ1は、例えば、図3に示すようなタイムデータ収集システム40に組み込まれる。
図3に示すタイムデータ収集システム40は、タイムレコーダ1−1〜1−4と、LAN(Local Area Network)41−1,41−2と、WAN(Wide Area Network)42と、ルータ43−1,43−2と、情報収集端末44と、からなる。
タイムレコーダ1−1〜1−4は、図1、2に示す構成を有するものである。タイムレコーダ1−1,1−2は、例えば、情報収集端末44と同じ所内に配置され、LAN41−1を介して情報収集端末44に接続される。
タイムレコーダ1−3,1−4は、情報収集端末44とは異なる事業所等に配置され、LAN41−2、ルータ43−2、WAN42、ルータ43−1、LAN41−1を介して、情報収集端末44に接続される。
情報収集端末44は、LAN41−1,LAN41−2、WAN42を介して、タイムレコーダ1−1〜1−4に入力された情報、記憶装置31に記憶された情報を収集するためのものであり、CPU、ROM、RAM、記憶装置等を備える(図示せず)。
情報収集端末44は、タイムレコーダ1−1〜1−4から情報を収集するときは、タイムレコーダ1−1〜1−4の各CPU38に情報送信命令を出力する。そして、この情報収集端末44は、収集した情報に基づいて出退勤管理、食堂管理、入退室管理等を行う。
次に本実施形態に係るタイムレコーダ1の動作を説明する。
CPU38は、図4に示すフローチャートに基づいて情報入力処理を実行する。
即ち、CPU38は、ファンクションキー21a〜21cのいずれかが押下されたか否かを判定する(ステップS11)。
ファンクションキー21aが押下された場合(ステップS11においてYes)、CPU38は、ファンクションキー21aに対応するファンクションを選択する(ステップS12)。
例えば、CPU38は、ファンクションキー21aに割り当てられた出勤時刻を表すコードを管理情報として選択する。同様にファンクションキー21bが押されると、CPU38は、これに割り当てられた外出時刻を表すコードを管理情報として選択し、ファンクションキー21cが押されると、これに割り当てられた退勤時刻を表すコードを管理情報として選択する。
このようにファンクションキー21a〜21cのいずれかが押下された場合、CPU38は、ファンクション表示LED25a〜25cのうち、対応するものを点灯するように表示部34に指示する。
また、ファンクションキー21a〜21cのいずれかが押下された場合、CPU38は、ファンクションキーの操作にて選択されたファンクションを所定期間有効とするためにタイマをオンとし、換言すれば、タイマ処理を開始する(ステップS13)。
以下、このタイマをファンクションタイマという。ファンクションタイマは、CPU38により実行されるタイマ処理で所定期間の後にオフされる。この期間は例えば30秒等とする。
また、CPU38は、ファンクションタイマをオンとすると、キャンセルタイマをオフとする(ステップS14)。キャンセルタイマは、キャンセルキー22が押下された場合にCPU38により実行されるタイマであり、キャンセルキー22の操作にて選択されたキャンセル処理を所定期間有効とするためのものである。CPU38は、所定期間の後にキャンセルタイマをオフする。
この期間は例えば30秒等とする。ステップS14の処理によって、ファンクションキー21a〜21cのいずれかが押下された場合、CPU38は、キャンセル処理を解除する。
次に、ICカードがICカード読取部12に近接されると、ICカード読取部12は、ICカードに記録されているIDを読み取る。CPU38は、ICカード読取部12がICカードを読み取ったと判定した場合(ステップS15においてYes)、ICカード読取部12が読み取ったIDを取得する。
CPU38は、ここで、キャンセルタイマがオンか否か、すなわち、キャンセル処理が有効か否か判定する(ステップS16)。キャンセルタイマがオフであってキャンセル処理が解除されていれば(ステップS16においてNo)、CPU38は、IDを読み取ったときの時計部32が計時している時刻情報と、上述の通り選択された管理情報と、IDとを記憶装置31に記憶する(ステップS17)。CPU38は、IDと管理情報と時刻情報とを対応付けて1つのレコードとして記憶装置31に記憶する。
CPU38は、ICカードから読み取ったIDと対応付けしてタイマ処理を開始する。換言すれば、CPU38は、タイマをオンとする(ステップS18)。以下、このタイマ処理をIDタイマという。
IDタイマは、ID毎に実行されるものであって、管理情報と時刻情報とを記憶して所定期間だけ消去を可能とするためのものであり、実行から所定期間の後にオフとされる。この期間は、例えば30分間等とする。
また、ステップS18の処理の後、CPU38は、ファンクションタイマをオフとする(ステップS19)。一度ファンクションキーが操作され、ICカードが読み取られれば、ファンクションキーの操作で選択されたファンクションは用済みとみなせるから、ステップS19の処理によってファンクションの選択を解除する。
CPU38は、キャンセルキー22が押下されたか否かを判定する(ステップS20)。CPU38は、キャンセルキー22が押下された場合(ステップS20においてYes)、キャンセルタイマをオンとし、換言すれば、キャンセルタイマの処理を開始する(ステップS21)。
CPU38は、キャンセルタイマをオンとした後、CPU38は、ファンクションタイマをオフとする(ステップS22)。キャンセルキー22が操作される場合はファンクションキーの操作で選択されたファンクションは用済みであるから、CPU38は、ステップS22の処理を実行してファンクションの選択を解除する。
また、キャンセルキー22が押下されたと判定した場合、CPU38は、キャンセル表示LED26を点灯するように表示部34に指示する。
CPU38は、図示しないリセットスイッチの操作にて指示される処理停止の指示がないか判定して(ステップS23)、ステップS11の処理に戻る。処理停止であれば、CPU38は処理を停止する(終了)。
ここで、キャンセルキー22が押下された直後とすると、ファンクションキーの操作はなく(ステップS11)、ファンクションタイマがオフとなっている。CPU38は、ファンクションタイマがオフとなっていることを判定し(ステップS24においてNo)、所定のファンクションを選択する(ステップS25)。
所定のファンクションとは、ファンクションキー21a〜21cのいずれも操作されない状態で、選択されるものである。あるものに固定としてもよいが、時計部32が計時する時刻に応じて選択されるファンクションとしてもよい。
例えば、午前8時から午前9時までは所定のファンクションとして出勤時刻を表すコードを管理情報として選択し、午前9時から午後5時までは所定のファンクションとして外出時刻を表すコードを管理情報として選択し、午後5時から午後6時までは所定のファンクションとして退勤時刻を表すコードを管理情報として選択する。
この場合、通常の勤務スケジュールの使用者により各時間帯に操作されるであろうファンクションキーに対応するファンクションを自動選択するようにしてあるため、操作の手間を省くことが可能となる。通常と異なる勤務スケジュールの使用者はファンクションキーを操作して望みのファンクションを指定することとなる。
使用者がキャンセルキー22を押下した後にICカードを、ICカード読取部12に近接すると、ICカード読取部12は、ICカードに記録されているIDを読み取り、CPU38は、ICカード読取部12が読み取ったIDを取得する(ステップS15においてYes)。
CPU38は、ここで、キャンセルタイマがオンか否か、すなわち、キャンセル処理が有効か否か判定する(ステップS16)。ここでは、キャンセルキー22が押下されているので、CPU38は、キャンセル処理が有効であると判定する(ステップS16においてYes)。
この場合、CPU38は、取得したIDに対応するIDタイマがオンであるか、すなわち、取得したIDに対応する管理情報等が消去可能な期間にあるか判定する(ステップS26)。
IDタイマがオンであれば(ステップS26においてYes)、取得したIDに対応する管理情報が消去可能な期間にあるので、CPU38は、取得したIDに対応するレコードを消去する(ステップS27)。
ここでは、消去可能な期間にある総てのレコードを消去する。これに限らず、表示部34に順次消去可能なレコードを表示させて、所定のファンクションキーが押下操作される毎に順次消去するようにしてもよく、適宜に変更可能である。
また、ステップS26において、IDタイマがオフであれば、換言すれば、取得したIDに対応してタイマ処理が実行されていなければ(ステップS26においてNo)、取得したIDに対応する管理情報が消去可能な期間にないので、CPU38は、表示部34にその旨の表示を行うように指示する(ステップS28)。
また、CPU38は、取得したIDに対応する管理情報の消去または消去可能な期間にない旨の表示の後、用済みとなったキャンセルタイマをオフとする(ステップS29)。次にCPU38は、処理停止の指示がないか判定して(ステップS23)、ステップS11の処理に戻る。
ここで、ファンクションキーの操作はなく(ステップS11)、ファンクションタイマがオフとなっている。CPU38は、ファンクションタイマがオフとなっていることを判定し(ステップS24においてNo)、所定のファンクションを選択する(ステップS25)。
ここで、ICカードがICカード読取部12に近接されると、CPU38は、ICカード読取部12が読み取ったIDを取得する(ステップS15においてYes)。CPU38は、ここではキャンセルタイマがオフであるので(ステップS16においてNo)、IDを読み取ったときの時計部32が計時している時刻情報と、上述の通り所定のファンクションが定める管理情報とを含むレコードを記憶装置31に記憶する(ステップS17)。
次にCPU38は、ステップS18に続く処理を繰り返す。この間、ステップS24においてYesの場合、ファンクションキー21a〜21cのいずれかが操作されてから所定期間にあって操作により選択されたファンクションが有効である。
このため、CPU38は、ステップS25の処理を飛ばしてステップS15のIDを読み取ったか否かの判定処理を行う。また、CPU38は、ステップS15においてNoの場合、ステップS17〜S19の処理を飛ばしてステップS20のキャンセルキー22が押下されたか否かの判定処理を行う。
また、CPU38は、ステップS20においてNoの場合、ステップS21、S22の処理を飛ばしてステップS23の処理停止か否かの判定処理を行う。
情報収集端末44は、タイムレコーダ1−1〜1−4の各記憶装置31が記憶する情報を収集する場合、タイムレコーダ1−1〜1−4に、情報送信命令を送信する。そして、この情報収集端末44は、収集した情報に基づいて出退勤管理、食堂管理、入退室管理等を行う。
タイムレコーダ1−1〜1−4の各CPU38は、それぞれ、記憶装置31から情報を読み出し、読み出した情報を情報収集端末44に送信する。情報収集端末44は図示しない記憶領域にレコードを記憶して後の処理に用いる。また、タイムレコーダ1−1〜1−4の各CPU38は、送信済みの情報において上述した消去可能なレコードがあり、消去操作がされた場合、情報収集端末44に消去を指示する消去指示情報を送信する。情報収集端末44はこれに基づいて目的のレコードを記憶領域から消去して無効とする。この場合、情報収集端末44の記憶領域からレコードを消去するのに限らず、情報収集端末44の記憶領域のレコードに無効を示すフラグを添えて、情報収集端末44での後の処理に用いないようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、誤って読み込んだ情報を簡便な手順で消去することができる。このため、安心してキーを操作することができる。消去の際には消去すべき情報の記憶の際に用いたICカードからIDを読み取って、対応するIDの情報のみを消去するため、誤って他のIDの情報を消去することがなく、消去誤りが他の情報に波及することを抑えることもでき、安全な消去手順をも実現できる。また、上位ホストのアプリケーションで出退勤情報を集計する際にも、誤った情報を除外する手間が省け、管理効率を向上させることができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、カード読取装置をタイムレコーダ1として説明した。しかし、これに限られるものではなく、例えば、昼食管理システム等にも用いられる。
また、キャンセルキー22とともに、従来のようなYES、NOキーを備え、一旦情報の入力時に、情報の入力確認を行うように構成されてもよい。このようにすれば、情報を記憶装置31に記憶する前に、情報を消去することができる。情報が記憶装置31に記憶された後は、キャンセルキー22が押下されることにより、記憶装置31が記憶する情報を消去する。このように、YES、NOキーと、キャンセルキー22とを併用することにより、より容易に情報の取り消しを行うことができる。
ファンクションキー21a〜21c、キャンセルキー22は、液晶ディスプレイ13に表示させて押下するタッチパネル式のものであってもよい。
上記実施形態では、ファンクションキーを4つとした。しかし、これに限られるものではなく、例えば、1つのキーで押下する毎に、ファンクションを変更し、キャンセルキーも、この1つのキーに含まれるようにしてもよい。さらに、5つ以上であってもよいし、例えば、ファンクションキーをテンキー等によって構成されてもよい。
上記実施形態では、タイムレコーダ1の制御部30の記憶装置31に情報を記憶するようにした。しかし、ICカードに情報を記憶することもできる。
上記実施形態では、記憶装置31にIDと対応付けて記憶された管理情報、すなわち、レコードを記憶装置31から消去することにより、レコードを無効としたが、これに限るものではない。無効としたことを示すフラグをレコードに対応付けて記憶装置31することにより、レコードを無効としてもよい。
本発明の実施形態に係るタイムレコーダの正面図である。 図1に示すタイムレコーダが内蔵する制御部の構成を示すブロック図である。 図1に示すタイムレコーダをタイムデータ収集システムに適用した場合の構成を示す図である。 図2に示す制御部が実行する情報入力処理(その1)を示すフローチャートである。 図2に示す制御部が実行する情報入力処理(その2)を示すフローチャートである。
符号の説明
1 タイムレコーダ
11 操作パネル部
12 ICカード読取部
21a〜21c ファンクションキー
22 キャンセルキー
31 記憶装置
38 CPU
44 情報収集端末

Claims (6)

  1. カードに記録された識別情報を読み取るカード読取部と、
    前記識別情報と対応付けて記憶する管理情報を選択する選択操作部と、
    前記識別情報と前記管理情報とを対応させて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とするために操作される取り消し操作部と、
    前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、この読み取られた識別情報と選択されている前記管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶し、前記取り消し操作部が操作された後に前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、この読み取られた識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とする制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とするカード読取装置。
  2. 前記制御部が、前記識別情報と前記管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶してから予め設定された時間内に前記取り消し操作部が操作された後に前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカード読取装置。
  3. 情報を収集する情報収集端末に接続され、
    前記情報収集端末から情報送信命令を受信したときは、前記識別情報と前記管理情報とを前記記憶部から読み出して前記情報収集端末に送信し、前記識別情報と前記管理情報とを前記情報収集端末に送信した後に前記取り消し操作部が操作されたときは、前記情報収集端末に、前記管理情報を無効とするように指示する消去指示情報を送信する通信制御部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカード読取装置。
  4. 前記制御部が、所定期間、前記選択操作部による選択操作がないときには所定の管理情報を選択し、前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときに、この読み取られた識別情報と前記所定の管理情報とを対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカード読取装置。
  5. 前記制御部が、前記識別情報と、この識別情報と対応付けられた前記管理情報とを前記記憶部から消去することにより、前記記憶部に記憶された前記管理情報を無効とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカード読取装置。
  6. 前記制御部が、前記カード読取部が前記識別情報を読み取ったときの時刻情報を、前記識別情報及び前記管理情報を記憶するときに前記識別情報及び前記管理情報と対応付けて前記記憶部に記憶し、前記管理情報を無効とするときには、この管理情報と対応付けられた時刻情報をも無効とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカード読取装置。
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