本明細書中にあって持玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体または当該遊技媒体数を示すデータであって、その当日中(閉店より前の時間)のみ遊技に再度供することができるものを言う。貯玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体また当該遊技媒体数を示すデータであって、翌日以降(閉店より後の時間)も遊技に再度供することができるものを言う。持玉は、一般遊技客および会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技台を移動した場合などに使用する。貯玉は通常、会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降の遊技に用いる場合に使用する。貯玉の使用には所定の手数料を課すこととしてもよい。
まず、本実施例1に係る会員登録の概念について説明する。図1は、実施例1に係る会員登録の概念を説明するための説明図である。図1に示すウェブサーバ110は、暫定会員登録用のウェブページを提供するサーバである。
遊技客が携帯端末100等を用いてウェブサーバ110にアクセスし、暫定会員登録用ウェブページに遊技客に関するデータ、例えば、遊技客の氏名や住所等を入力すると(1)、ウェブサーバ110は、入力された遊技客データに対して暫定会員登録コードを発行し、該暫定会員登録コードを携帯端末100に送信する(2)。また、ウェブサーバ110は、入力された遊技客データと、発行した暫定会員登録コードとを遊技店管理センタ120に送信し、暫定会員登録を行う(3)。
遊技店管理センタ120は、複数の遊技店を管理する管理センタであり、遊技店に会員登録された会員を会員管理データとして管理しているのに加え、ウェブサーバ110により暫定会員登録された暫定会員を暫定会員管理データとして管理している。
遊技店管理センタ120は、ウェブサーバ110により暫定会員登録を行われたならば、遊技客データと暫定会員登録コードとを関連づけた暫定会員データを追加して暫定会員管理データを更新し、更新した暫定会員管理データを遊技店に配信する(4)。
遊技店の会員管理装置50は、自店舗に会員登録した会員を管理する会員管理データと、遊技店管理センタ120から配信された暫定会員管理データとを記憶する。また、会員管理装置50は、遊技店内で景品管理装置60と接続されている。
遊技客が、ウェブサーバ110から受信した暫定会員登録コードを記憶した携帯端末100を遊技店に携行し、暫定会員登録コードを景品管理装置60に読み込ませたならば(5)、景品管理装置60は、暫定会員登録コードを会員管理装置50に送信し(6)、当該暫定会員登録コードに関連づけられた遊技客データを取得する(7)。なお、暫定会員登録コードの読み込みは、携帯端末100の表示部に表示したバーコードを読み取る、紙に印刷したバーコードを読み取る、暫定会員登録コードの文字列を景品管理装置60の操作部により入力する、等の任意の方法により行なうことができる。
景品管理装置60は、取得した遊技客データを表示制御し、遊技店の店員による会員登録操作を受け付けたならば、会員管理装置50に対して本登録の処理(8)を行う。本登録の処理では、暫定会員管理データに登録されていた暫定会員が、本会員として会員管理データに追加登録された後、暫定会員管理データから削除される。また、本会員として登録する際には、会員媒体の識別情報(例えば会員カードのカードID)を関連づけて登録する。また、携帯端末100を会員媒体として使用可能に設定する場合には、携帯端末100を一意に識別する携帯IDmを携帯端末100から景品管理装置60に送信し(9)、携帯IDmを関連付けて登録する。
会員管理装置50は、本登録により会員管理データ及び暫定会員管理データを更新した場合には、遊技店管理センタに対して会員管理データ及び暫定会員管理データを送信することで、更新内容を遊技店管理センタが管理するデータに反映させる(10)。
このように、本実施例1に係る会員登録では、遊技客は、ウェブサーバ110を介して自らの情報を暫定会員として登録し、遊技店では暫定会員として登録した情報を用いて会員登録を行うよう構成したので、遊技店の会員登録を効率的に行うことができる。
次に、実施例1に係る会員管理システムのシステム構成について説明する。図2は、実施例1に係る会員管理システムのシステム構成を示す図である。同図に示す会員管理システムでは、ウェブサーバ110は、インターネット等のネットワークを介して携帯端末100やコンピュータ200と接続されている。図1では、携帯端末100からウェブサーバ110にアクセスして暫定会員登録を行う場合について説明したが、コンピュータ200からウェブサーバ110にアクセスして暫定会員登録を行うこともできる。
ウェブサーバ110と遊技店管理センタ120とは、インターネット又は専用ネットワークを介して接続される。同様に、遊技店管理センタ120と遊技店とは、インターネット又は専用ネットワークを介して接続される。遊技店301の内部には、景品管理装置60及び会員管理装置50を接続する店舗内ネットワークが敷設されており、会員管理装置50が遊技店管理センタ120と接続している。また、遊技店302等、遊技店管理センタ120と接続する他の遊技店も遊技店301と同様の構成を有する。
次に、遊技店のシステム構成について説明する。図3は、遊技店のシステム構成を示す図である。図3に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続する。通信回線には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、景品管理装置60と、精算機80とが接続される。
遊技機20は、遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技領域には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するために入賞センサが設けられており、入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機の制御装置は、入賞領域ごとに何個の遊技玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリを有している。
したがって、打ち込んだ遊技玉の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技玉数から付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数の遊技玉が払い出される。
台間カード処理機10は、入金の受付、遊技玉の貸し出し並びにカード管理装置40との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、入金額を含む入金通知をカード管理装置40に送信することで、プリペイド価値をカード管理装置40が管理するプリペイド価値に加算させる。そして、所定の玉貸し操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算したプリペイド価値分に対応する数の遊技玉を払い出す。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知を送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉又は貯玉の残高を受信した場合には、該残高を記憶する。そして、持玉の残高を受信し、記憶した場合には、カード管理装置40に対して持玉減算要求を送信することで、カード管理装置40が管理する持玉の残高をゼロにクリアする。
また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けると、自装置が管理する持玉数を所定数減算し、減算した持玉数に対応する数の遊技玉を払い出す。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求を送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数を所定数減算させ、減算させた貯玉数に対応する数の遊技玉を払い出す。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、自装置が管理する持玉数を含む持玉加算要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉を加算させた後、カード排出通知をカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ねる中継装置である。カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する管理装置である。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、挿入されたカードのIDと台間カード処理機10とを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、該カードIDに関連づけられた貯玉数の残高を会員管理装置50から取得し、プリペイド価値及び持玉の残高とともに台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合には、持玉口座の残高をゼロにクリアし、台間カード処理機10から持玉加算要求を受信した場合には、持玉加算要求に示された持玉数を持玉口座に加算する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求を受信した場合には、対応するプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求を受信した場合には、該貯玉再プレイ要求を会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイ許可を出力した場合には、貯玉再プレイ許可を台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、景品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を景品管理装置60に対して通知する。さらに、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連づけて、貯玉数、ポイント、暗証番号及び氏名等を管理する。
会員管理装置50は、カード管理装置40から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉口座の残高をカード管理装置40に通知する。また、会員管理装置50は、カード管理装置40を介して貯玉再プレイ要求を受信したならば、貯玉再プレイ要求に示されたカードIDに関連づけられた貯玉口座の残高を所定数減算し、貯玉再プレイ許可を出力する。
また、会員管理装置50は、景品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉口座の残高を景品管理装置60に通知する。
また、会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の他に、暫定会員を管理する機能を有する。具体的には、会員管理装置50は、遊技店管理センタ120と接続され、遊技店管理センタ120から配信された暫定会員管理データを記憶する。そして、景品管理装置60から暫定会員登録コードを受信したならば、該暫定会員登録コードに関連づけられた遊技客データを景品管理装置60に送信する。また、景品管理装置60から本登録の処理を受け付けた場合には、暫定会員から本会員への移行処理を行って、暫定会員管理データ及び会員管理データを更新し、更新した暫定会員管理データ及び会員管理データを遊技店管理センタ120に送信する。
景品管理装置60は、遊技店内の景品交換カウンタに併設された景品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉及び持玉の景品交換処理を行う。この景品管理装置60には、カードのカードIDを読み取るリーダライタ及び景品を払い出す景品払出装置が接続されている。景品管理装置60は、リーダライタがカードを受け付けた場合には、リーダライタで読み出したカードのカードIDをカード管理装置40に送信して、該カードの持玉数を要求する。また、貯玉を景品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。
また、景品管理装置60は、暫定会員を本会員に移行する本会員登録処理を行う機能を有する。具体的には、暫定会員登録コードをリーダライタによる読み取りなどにより取得した場合に、景品管理装置60は、該暫定会員登録コードに関連づけられた遊技客データを会員管理装置50から取得して表示制御し、遊技店の店員による本登録操作を受け付けた場合に、暫定会員から本会員への移行処理を行う。
精算機80は、プリペイド価値が対応付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に相当する現金の払出を行う。
図3に示したシステムで玉貸しを行う場合の玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、カード管理装置40のローカルIPアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、玉貸要求とを含む。
カード管理装置40は、玉貸要求を含む電文を受信すると、該電文内のカードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値(例えば、100円=1度数の場合に5度数)減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可を受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値に対応する数(例えば125玉)の遊技玉を払い出す。
次に、図3に示したシステムで持玉の再プレイを行う場合の持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けた場合に、カード管理装置40のローカルIPアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を台間カード処理機10に通知する。
台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉の残高を記憶する。そして、カードID及びレートを特定する情報と、持玉減算要求とを含む電文をカード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、持玉減算要求を受信した場合には、カードID及びレートにより特定される持玉口座の残高をゼロにクリアする。台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けた場合には、記憶した持玉の残高を所定数減算し、対応する数の遊技玉を払い出す。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けた場合には、カード管理装置40に対して持玉加算要求を含む電文を送信する。この電文は、排出するカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、持玉の残高と持玉加算要求とを含む。
カード管理装置40は、持玉加算要求を受け付けた場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉口座のうち、該電文により特定されたレートの持玉口座の残高を受信した残高の値に更新する。
その後、台間カード処理機10は、カード管理装置40にカード排出通知を送信し、カードを排出制御する。
次に、図3に示したシステムで貯玉の再プレイを行う場合の貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、カードの挿入後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合、若しくは会員カードとして使用可能な携帯端末からカードIDに対応する識別情報を読み取った場合に、カード管理装置40のローカルIPアドレスを宛先として指定した電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードID(若しくは携帯端末から読み取ったカードIDに対応する識別情報。以降、カードIDという)と、送信元である台間カード処理機10を特定するIPアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、貯玉再プレイ要求とを含む。また、貯玉再プレイに際して暗証番号の入力を要求する場合には、電文の送信前に暗証番号の入力を要求しておき、入力された暗証番号を電文に含める。
カード管理装置40は、貯玉再プレイ要求の電文を、会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、貯玉再プレイ要求の電文を受信した場合には、該電文内のカードIDに関連付けられた貯玉口座のうち、該電文により特定されたレートの貯玉口座の残高を所定値減算し、減算後の残高とともに貯玉再プレイ許可を台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイ許可を受信したならば、貯玉残高が該貯玉再プレイ許可とともに受信した減算後の残高に至るまで順次遊技玉を投出し、自装置が管理する貯玉残高の更新を行なう。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。カード管理装置40は、閉店処理時にカード管理データの持玉口座の残高を確認し、持玉の残高が「0」より大きい持玉口座が存在する場合には、該持玉口座の残高をカードID及びレートとともに会員管理装置50に通知する。会員管理装置50は、カードID及びレートにより特定される貯玉口座の残高に通知された持玉口座残高を加算して更新する。その後、カード管理装置40は、該持玉口座の残高をゼロにクリアする。
次に、図3に示した景品管理装置60の外観構成について説明する。図4は、図3に示した景品管理装置60の外観構成を示す図である。同図(a)には正面上方(景品カウンタの店員側)から見た景品管理装置60の斜視図を示し、同図(b)には景品管理装置60の背面図(景品カウンタの遊技客側)を示している。
図4(a)に示すように、景品管理装置60の前面には、店側表示部61、操作部62、レシート発行部63及びバーコードリーダ67が設けられている。ここでは、説明の便宜上図示省略したが、電源スイッチやメモリカード差込口なども設けられる。また、景品管理装置60には、リーダライタ70が接続されている。
店員は、計数機等で発行された計数レシートを遊技客から受け取ったならば、バーコードリーダ67で計数レシートに印字されたバーコードを読み取り、遊技客が獲得した獲得玉数を特定する。また、リーダライタ70のカード挿入口73にカードが挿入された場合には、該カードに対応付けられた持玉数及び貯玉数を特定する。このように特定した玉数は、特殊景品又は一般景品との景品交換に使用される。
店側表示部61は、操作者である遊技店の店員用の表示部兼操作部であり、タッチパネルカラー液晶ディスプレイ等からなる。この店側表示部61には、景品交換内容や操作ガイダンスなどが表示される。操作部62は、テンキー、専用キー及びモードキー等の複数のキーからなり、景品交換操作入力などを行う際に使用される。
レシート発行部63は、登録リストや集計リストの各種レシートを発行処理する発行部であり、感熱式プリンタ等からなる。バーコードリーダ67は、計数レシートに印刷されたバーコードを読み取って、情報内容を特定する。
図4(b)に示すように、景品管理装置60の背面には、遊技客用の客側表示部64が設けられている。この客側表示部64は、蛍光表示管やタッチパネルカラー液晶ディスプレイ等からなる。遊技客は、この客側表示部64の表示内容を確認することにより、カードに対応付けられる持玉数や貯玉数を確認することができる。さらに、客側表示部64は、上位の装置(例えばカード管理装置40)からイベント情報などを設定データとして通知された場合には、該イベント情報を表示することができる。
また、この景品管理装置60にはリーダライタ70が接続されている。このリーダライタ70には、表示操作部71、かざし部72、カード挿入口73及び扉カギ74が設けられている。表示操作部71は、タッチパネルカラー液晶ディスプレイ等からなり、カードの読み取り状況等が表示される。なお、会員カードの場合には、この表示操作部71を用いて暗証番号が入力される。かざし部72は、非接触ICカード又はICチップ内蔵の携帯電話機との間で非接触のデータ送受信を行うためのかざし部である。カード挿入口73は、会員カード及び一般カードを挿入する挿入口である。
次に、図3に示した景品管理装置60の内部構成について説明する。図5は、図3に示した景品管理装置の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、この景品管理装置60は、通信回線及びリーダライタ70に接続されている。景品管理装置60は、すでに説明した店側表示部61、操作部62、レシート発行部63及び客側表示部64と、記憶部65と、制御部66と、バーコードリーダ67と、通信部68とを有する。通信部68は、景品管理装置60が通信回線と通信するためのインタフェース部である。
記憶部65は、フラッシュメモリ又はハードディスク装置等からなる記憶デバイスであり、景品マスタ65a、レシートデータ65b及び暫定会員データ65cを記憶する。景品マスタ65aは、遊技玉を景品に交換する際に使用するデータである。また、レシートデータ65bは、バーコードリーダ67によりレシートから読み取ったデータを示す。暫定会員データ65cは、景品管理装置60が、暫定会員登録コードを受け付けた際に、該暫定会員登録コードを会員管理装置50に送信して取得した暫定会員の情報である。
制御部66は、景品管理装置を全体制御する制御部であり、景品管理部66a、景品交換処理部66b、モード切替部66c及び会員登録部66dを有する。景品管理部66aは、記憶部65に記憶した景品マスタ65aを用いて景品管理装置60の取扱対象となる特殊景品、一般景品の交換玉数等を管理する管理部である。
景品交換処理部66bは、景品交換処理を行う処理部である。景品との交換に使用される玉数は、バーコードリーダ67によりレシートから読み取った獲得玉数、リーダライタ70により読み取られたカードIDに対応付けられた持玉数及び貯玉数である。
景品交換処理部66bは、獲得玉数、持玉数及び貯玉数の範囲内で、景品マスタ65aに基づいて特殊景品及び一般景品の景品交換処理を行う。特殊景品の交換処理を行う場合には、景品交換処理部66bは、獲得玉数、持玉数及び貯玉数から交換可能な特殊景品の種類及び数の組み合わせを求め、該特殊景品の種類及び数を指定した払出指示を図示しない景品払出機に送信することで、特殊景品の払い出しを行わせる。
モード切替部66cは、景品管理装置60の動作モードを切り替える処理部である。具体的には、モード切替部66cは、景品交換処理部66bによる景品交換を行う景品交換モードと、会員登録を行う会員登録モードとを切り替える。このモード切替部66cは、遊技店の店員による操作等に基づいて動作モードの切り替えを行う。
会員登録部66dは、会員登録モードにおいて、会員登録に関する処理を行う処理部である。具体的には、暫定会員登録コードを受け付けた場合に、該暫定会員登録コードを会員管理装置50に送信することで暫定会員データ65cを取得して記憶部65に格納処理し、該暫定会員データ65cを店側表示部61に表示制御する処理を行う。そして、遊技店の店員が会員登録操作を行った場合に、会員管理装置50に対して会員登録を行わせる。
次に、図3に示した会員管理装置50の内部構成について説明する。図6は、図3に示した会員管理装置50の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、会員管理装置50は、表示部51及び入力部52と接続される。表示部51は、液晶パネルやディスプレイ装置等であり、入力部52は、キーボードやマウス等である。
また、会員管理装置50は、外部ネットワーク通信部53と、店舗ネットワーク通信部54と、記憶部55と、制御部56とを有する。外部ネットワーク通信部53は、遊技店外のネットワークを介して遊技店管理センタ120等とデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部54は、遊技店内の通信回線を介して景品管理装置60及びカード管理装置40等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部55は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、会員管理データ55a、暫定会員管理データ55b及び店舗番号55cを記憶する。会員管理データ55aは、会員に対して発行した会員カードのカードIDに関連づけて、氏名、携帯IDm、貯玉、住所、電話番号等を関連付けたデータである。暫定会員管理データ55bは、暫定会員登録コードに遊技客データを関連づけたデータである。また、店舗番号55cは、遊技店を一意に識別するための識別番号である。
制御部56は、会員管理装置50を全体制御する制御部であり、会員管理部56a及び暫定会員管理部56bを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、会員管理部56a及び暫定会員管理部56bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
会員管理部56aは、会員管理データ55aの管理を行なう処理部である。会員管理部56aは、カード管理装置40及び景品管理装置60と通信して、カードIDに関連付けられた貯玉数を更新する。また、会員管理部56aは、会員登録要求を受け付けた場合には、会員管理データ55aに会員を追加する更新を行なう。
暫定会員管理部56bは、暫定会員管理データ55bの管理を行なう処理部である。暫定会員管理部56bは、遊技店管理センタ120から暫定会員管理データを受信した場合に、受信した暫定会員管理データにより暫定会員管理データ55bを更新する。
また、暫定会員管理部56bは、景品管理装置60から暫定会員登録コードを受信した場合には、該暫定会員登録コードに関連づけられた暫定会員データを暫定会員管理データ55bから検索し、検索結果として得られた暫定会員データを景品管理装置60に送信する。そして、景品管理装置60から会員登録要求を受信したならば、暫定会員管理データ55bに登録されていた暫定会員を本会員として会員管理データ55aに追加登録し、暫定会員管理データ55bから削除する。
次に、図6に示した記憶部55が記憶するデータの具体例について説明する。図7は、記憶部55が記憶するデータを説明するための説明図である。図7(a)に示す会員管理データ55aは、カードID「2001」に対して、氏名「A B」、携帯IDm「123・・・」、貯玉「2500」、住所「C市 D町1−1」、連絡先「090−EEEE−FFFF」等が対応づけられた状態を示している。なお、図示は省略したが会員管理データ55aは、ポイント、来店回数、遊技履歴、暗証番号等をカードIDに対応付けることができる。また、携帯IDmは、携帯電話等の携帯端末を特定可能な識別データであり、携帯端末を会員カードとして使用する際に用いられる。
図7(b)に示す暫定会員管理データ55bは、暫定会員登録コード「123−4567」に氏名「D E」、住所「C市 D町2−1」、連絡先「090−GGGG−HHHH」が対応づけられた状態を示している。ここで、暫定会員登録コードは、遊技店の店舗番号「123」に登録番号「4567」を組み合わせたコードである。また、氏名、住所及び電話番号は、暫定会員登録の際に入力された遊技客データである。
図7(c)に示す店舗番号55cは、遊技店を一意に識別するための識別情報である。暫定会員管理データ55bに示したように、暫定会員登録コードは、店舗番号に登録番号を組み合わせたコードであるので、暫定会員登録コードの店舗番号部分と店舗番号55cとを比較することで、該暫定会員データが自店舗の会員登録のために生成されたデータであるか否かを識別可能である。
次に、図1に示した遊技店管理センタ120の内部構成について説明する。図8は、図1に示した遊技店管理センタ120の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、遊技店管理センタ120は、表示部121及び入力部122と接続される。表示部121は、液晶パネルやディスプレイ装置等であり、入力部122は、キーボードやマウス等である。
また、遊技店管理センタ120は、通信部123と、記憶部124と、制御部125とを有する。通信部123は、遊技店の会員管理装置50及びウェブサーバ110等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部124は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、会員管理データ124a、暫定会員管理データ124b及び遊技店管理データ124cを記憶する。会員管理データ124aは、複数の遊技店の会員管理データ55aを統合したデータである。暫定会員管理データ124bは、ウェブサーバ110により登録された暫定会員を管理するデータであり、該暫定会員管理データ124bは、各遊技店に配信され、遊技店からの更新通知に基づいて更新される。遊技店管理データ124cは、遊技店を管理するためのデータであり、各遊技店の店舗番号の管理等に用いられる。
制御部125は、遊技店管理センタ120を全体制御する制御部であり、会員管理部125a、暫定会員管理部125b及び遊技店管理部125cを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、会員管理部125a、暫定会員管理部125b及び遊技店管理部125cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
会員管理部125aは、会員管理データ124aを管理する処理部である。会員管理部125aは、遊技店の会員管理装置50が会員管理データ55aを更新した場合に、該更新内容の通知を受け、会員管理データ124aを更新する処理を行う。
暫定会員管理部125bは、暫定会員管理データ124bを管理する処理部である。暫定会員管理部125bは、ウェブサーバ110により暫定会員を追加された場合には、該暫定会員を暫定会員管理データ124bに追加する。また、暫定会員管理部125bは、遊技店の会員管理装置50が暫定会員管理データ55bを更新した場合に、該更新内容の通知を受け、暫定会員管理データ124bを更新する処理を行う。
遊技店管理部125cは、遊技店管理データ124cを管理する処理部である。遊技店管理部125cは、各遊技店の店舗番号を遊技店管理データ124cに登録する他、各遊技店の売上げ等を遊技店管理データ124cに登録する処理を行う。
次に、暫定会員の登録に係る処理手順について説明する。図9は、暫定会員の登録に係る処理手順を説明するためのフローチャートである。図9に示すように、ウェブサーバ110は、携帯端末100又はコンピュータ200からアクセスを受け付けた場合には(ステップS101;Yes)、暫定会員登録用のページを表示する(ステップS102)。
ウェブサーバ110は、暫定会員登録用ページに遊技客データが入力されなければ(ステップS103;No)、遊技客データの入力を待機し、遊技客データが入力された場合に(ステップS103;Yes)、暫定会員登録コードを発行する(ステップS104)。この暫定会員登録コードは、遊技客が会員登録を希望する遊技店の店舗番号に、ユニークな登録番号を組み合わせた番号である。暫定会員登録コードは、番号自体を携帯端末100又はコンピュータ200に送信するとともに、該暫定会員登録コードをバーコードに符合化して送信する。このように、暫定会員登録コードをバーコードとして送信しておけば、景品管理装置60がバーコードの読み取りによって暫定会員登録コードを取得できるためである。
ウェブサーバ110は、発行した暫定会員登録コードと、入力された遊技客データとを遊技店管理センタ120に送信し、暫定会員として登録して(ステップS105)、処理を終了する。また、携帯端末100又はコンピュータ200からアクセスを受けていない場合には(ステップS101;No)、そのまま処理を終了する。
次に、景品管理装置60による会員登録処理について説明する。図10は、景品管理装置60による会員登録処理について説明するためのフローチャートである。図10に示すように、景品管理装置60の会員登録部66dは、バーコードの読み取りや、数字キーの入力等により、暫定会員登録コードを取得する(ステップS201)。
会員登録部66dは、取得した暫定会員登録コードを会員管理装置50に送信し(ステップS202)、会員管理装置50から暫定会員データを取得する(ステップS203)。この暫定会員データには、遊技客データが含まれる。
会員登録部66dは、取得した暫定会員データを店側表示部61に表示制御する(ステップS204)。遊技店の店員は、遊技客に対して免許証等の身分証の提示を求め、提示された身分証の記載事項と暫定会員データに示された内容とが一致したならば、会員登録操作を行う。
会員登録部66dは、会員登録操作を受け付けていなければ(ステップS205;No)、処理終了操作が行われたか否かを判定する(ステップS206)。処理終了の操作が行われたならば(ステップS206;Yes)、会員登録部66dは、会員登録処理を終了する。一方、処理終了操作を受け付けていなければ(ステップS206;No)、会員登録部66dは、ステップS205に移行し、会員登録操作を受け付けたか否かを判定する。
会員登録部66dは、会員登録操作を受け付けたならば(ステップS205;Yes)、会員媒体の特定を行う(ステップS207)。会員媒体は、会員カードと携帯端末のいずれか又は双方である。会員カードについては、新規の会員カードをリーダライタ70のカード挿入口73に挿入し、カードIDを読み取ることで、会員媒体を特定する。携帯端末については、携帯端末をリーダライタ70のかざし部72にかざし、携帯IDmを読み取ることで、会員媒体を特定する。
会員登録部66dは、特定した会員媒体が新規の会員媒体であるか否かを判定する(ステップS208)。具体的には、読み取ったカードID又は携帯IDmと会員管理データ55aに登録された既存のカードID又は携帯IDmとを比較し、重複していなければ新規会員媒体と判定する。
新規の会員媒体でない場合(ステップS208;No)、会員登録部66dは、登録済みの会員媒体であることを示すエラーを出力し(ステップS209)、処理終了操作が行われたか否かを判定する(ステップS210)。処理終了の操作が行われたならば(ステップS210;Yes)、会員登録部66dは、会員登録処理を終了する。一方、処理終了操作を受け付けていなければ(ステップS210;No)、会員登録部66dは、ステップS207に移行し、会員媒体の特定を行う。
そして、特定した会員媒体が新規である場合(ステップS208;Yes)、会員登録部66dは、会員管理装置50に対して暫定会員を本会員に移行させる登録処理を行って(ステップS211)、処理を終了する。
なお、図10では、会員媒体を1つ登録する場合について説明したが、会員カードと携帯端末の双方を登録する場合のように、複数の会員媒体を登録する場合には、ステップS207の会員媒体特定処理と、特定した会員媒体が新規であるかの判定処理を繰り返せばよい。
次に、景品管理装置60の動作モードの切り替えについて説明する。動作モードの切り替えは、遊技店の店員操作により切り替えることができる他、景品管理装置60がバーコードを読み取った場合に、バーコードの示す内容を判別して動作モードを切り替えることとしてもよい。
図11は、バーコードの示す内容に基づく動作モード切替を説明するフローチャートである。図11に示すように、景品管理装置60は、バーコードリーダ67によりバーコードを読み取り(ステップS301)、該バーコードの種別を判別する。
読み取ったバーコードが計数レシートのバーコードである場合には(ステップS302;Yes)、モード切替部66cは、景品交換モードに設定し(ステップS303)、景品交換処理部66bによる景品交換処理を行って(ステップS304)、処理を終了する。
一方、計数レシートではなく(ステップS302;No)、暫定会員登録コードである場合には(ステップS305;Yes)、モード切替部66cは、会員登録モードに設定し(ステップS306)、会員登録部66dによる会員登録処理を行って(ステップS307)、処理を終了する。
また、暫定会員登録コードでもなければ(ステップS305;No)、モード切替部66cは、エラー出力を行って(ステップS308)、処理を終了する。
なお、ここではバーコードの示す内容を判別して動作モードを切り替える場合について説明を行ったが、動作モードの設定については店員操作に基づいて行うこととし、設定された動作モードで使用できないバーコードを読み取った場合にエラー出力を行うこととしてもよい。この場合には、景品交換モードで暫定会員登録コードを読み取った場合と、会員登録モードで計数レシートを読み取った場合にエラーが出力されることとなる。
また、景品管理装置60の動作モードが景品交換モードと会員登録モードのいずれであるかについては、店側表示部61等に識別可能に表示しておくことが好ましい。
また、景品交換の途中で遊技客が会員登録を希望する場合も考えられるため、景品交換の途中で会員登録処理を可能としてもよい。図12は、景品交換の途中で会員登録が可能な景品交換処理手順を示すフローチャートである。
図12に示すように、景品交換処理部66bは、まず、交換対象玉数を特定する(ステップS401)。この交換対象玉数は、計数レシートの読み取りや、挿入されたカードに関連づけられた持玉及び貯玉の取得により特定される。
景品交換処理部66bは、景品が選択されたならば(ステップS402;Yes)、選択された景品の交換玉数を景品マスタ65aにより特定し、交換対象玉数から減算する(ステップS403)。
交換対象玉数の減算後、若しくは景品が選択されていない場合(ステップS402;No)、景品交換処理部66bは、交換対象玉数の追加が行われたか否かを判定する(ステップS404)。交換対象玉数の追加は、計数レシートの追加読み込みや、カードの追加読み込み、使用する口座の追加などにより行われる。景品交換処理部66bは、交換対象玉数を追加する場合には(ステップS404;Yes)、追加する玉数を交換対象玉数に加算する(ステップS405)。
交換対象玉数の加算後、若しくは交換対象玉数を追加しない場合(ステップS404;No)、モード切替部66cは、会員登録操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS406)。会員登録操作を受け付けたならば(ステップS406;Yes)、モード切替部66cは、会員登録モードに設定し(ステップS407)、会員登録部66dが会員登録処理を行う(ステップS408)。その後、モード切替部66cは、景品交換モードに設定する(ステップS409)。
景品交換モードに設定後、若しくは会員登録操作を受け付けていない場合(ステップS406;No)、景品交換処理部66bは、景品交換を終了するか否かを判定する(ステップS410)。景品交換の終了は、交換対象玉数がゼロとなった場合や、所定の景品交換終了操作を受け付けた場合に行われる。
景品交換を終了しない場合には(ステップS410;No)、景品交換処理部66bは、ステップS402に移行し、景品の選択を受け付けたか否かを判定する。そして、毛品交換を終了する場合には(ステップS410;Yes)、それまでに選択された景品交換の内容を確定し(ステップS411)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1では、ウェブサーバ110が、携帯端末100やコンピュータ200から取得した遊技客データに対して暫定会員登録コードを関連付け、遊技店管理センタ120に暫定会員として登録するとともに、暫定会員登録コードを携帯端末100やコンピュータ200に送信し、遊技店の景品管理装置60では、暫定会員登録コードを読み取った場合に、該暫定会員登録コードに関連付けられた遊技客データを用いて会員登録を行うよう構成したので、遊技店の会員登録を効率的に行うことができる。