JP2003044767A - 付与指示装置 - Google Patents

付与指示装置

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JP2003044767A
JP2003044767A JP2002122808A JP2002122808A JP2003044767A JP 2003044767 A JP2003044767 A JP 2003044767A JP 2002122808 A JP2002122808 A JP 2002122808A JP 2002122808 A JP2002122808 A JP 2002122808A JP 2003044767 A JP2003044767 A JP 2003044767A
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Noriyuki Kubota
則之 久保田
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Nippon Game Card Corp
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Nippon Game Card Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機での遊技に用いることが可能な有価価
値の記録媒体への付与を指示する付与指示装置の提供。 【解決手段】 本発明の付与指示装置である貸出装置1
3は、利用者の指示にしたがって、所定の有価価値を本
発明に係る記録媒体であるカードCに付与することを管
理装置11に対して要求する。管理装置11は、利用者
の口座を用いてバンキングシステム2との間でカードC
に付与すべき有価価値の額の決済を行い、その決済が完
了した場合に、決済された額に応じた有価価値に関する
有価価値情報を貸出装置13へ送信し、貸出装置13
は、受信した有価価値情報をカードCに書き込む。利用
者は、この有価価値情報に基づいて遊技を行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機での遊技に
用いることができる有価価値を、例えば磁気カード又は
ICカード等の記録媒体に付与することを外部の装置へ
指示する付与指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁気記録領域を備えた磁気カ
ード等の記録媒体(以下、カードという)に付与されて
いる有価価値を用いることにより遊技機にて遊技を行う
ために、記録媒体に記録されている記録情報を管理する
遊技管理システムが実現されている。また磁気カードに
比しさらに多くの情報を記録して高機能化を図るため
に、半導体メモリを備えたICカード等のカードを用い
た遊技管理システムも構築されるようになっている。
【0003】ところで、従来の遊技管理システムにおい
て、遊技者は、カードの発券を行う発券機又は遊技機に
隣設されている貸出装置等に所定の額の現金を投入する
ことによって、遊技に用いることが可能な有価価値を取
得していた。このようにして取得した有価価値に関する
情報はカードの記録領域に書き込まれる。そして、遊技
者がそのカードを前記貸出装置に挿入して遊技媒体の貸
出を受けることによって遊技を行うことが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の遊技管理システムにおいては、利用者が現金を持ち合
わせていなければ遊技に用いることが可能な有価価値を
取得することができないため、利用者にとっては利便性
が悪いという問題があった。
【0005】また、遊技店にとっては、利用者によって
消費された相当な額の現金を管理しなければならず、現
金の盗難を防止するための種々の対策を講じなければな
らないという問題があった。
【0006】ところで、近年、インターネットに代表さ
れる通信ネットワークの普及に伴い、種々の取引におけ
る代金の支払い等を通信ネットワークを利用して電子的
に行うことができる電子決済システムが実現している。
【0007】本発明は上述したような電子決済システム
の存在に着目してなされたものであり、有価価値の電子
的な決済を行う外部の装置へ、記録媒体を識別する記録
媒体識別情報、有価価値の付与を指示する付与指示情
報、及び金融機関の口座を特定する口座特定情報を送信
することにより、利用者が現金を持っていない場合であ
っても遊技に用いることができる有価価値を取得するこ
とを可能にする有価価値の付与指示装置を提供すること
を目的とする。
【0008】なお、ここで金融機関の口座には、例えば
銀行・郵便局における預貯金に係る口座、又は証券会社
等における口座等の各種の口座が含まれる。
【0009】また本発明の他の目的は、有価価値に関す
る有価価値情報を受信し、受信した有価価値情報を記録
媒体に書き込むことにより、利用者が記録媒体を使用し
て遊技を行うことを可能にする付与指示装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る付与指示
装置は、遊技機での遊技に用いることが可能な有価価値
の記録媒体への付与を指示するために用いられる付与指
示装置において、前記記録媒体を識別する記録媒体識別
情報、有価価値の付与を指示する付与指示情報、及び金
融機関の口座を特定する口座特定情報を取得する取得手
段と、該取得手段によって取得された記録媒体識別情
報、付与指示情報及び口座特定情報を外部の装置へ送信
する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】第2発明に係る付与指示装置は、前記付与
指示情報に係る額の有価価値に関する有価価値情報を外
部の装置から受信する手段と、受信した有価価値情報を
前記記録媒体に書き込む書込手段とを更に備えることを
特徴とする。
【0012】第3発明に係る付与指示装置は、付与指示
情報及び/又は口座特定情報の入力を受け付ける受付手
段を更に備え、前記取得手段は、前記受付手段が受け付
けた付与指示情報及び/又は口座特定情報を取得すべく
なしてあることを特徴とする。
【0013】第4発明に係る付与指示装置は、付与指示
情報及び/又は口座特定情報の入力受付画面を表示する
手段を更に備え、前記受付手段は、表示された入力受付
画面に従った付与指示情報及び/又は口座特定情報の入
力を受け付けるべくなしてあることを特徴とする。
【0014】第5発明に係る付与指示装置は、前記口座
特定情報は、金融機関の口座の口座番号及び/又は暗証
番号であることを特徴とする。
【0015】第6発明に係る付与指示装置は、遊技に使
用する遊技媒体の貸出を遊技機に指示する貸出装置であ
ることを特徴とする。
【0016】第7発明に係る付与指示装置は、記録媒体
を発券する発券機であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1)本発明の有価価値付与システムは、例
えば、パチンコ機及びスロットマシン等の遊技機におけ
る遊技に用いることが可能な有価価値を、磁気カード又
はICカード等の記録媒体(以下、カードという)に付
与するためのシステムである。
【0018】図1は、実施の形態1における本発明の有
価価値付与システムの構成を示すブロック図である。図
1において、1は各遊技店において行われる遊技の管理
を行うための遊技管理システムを示しており、この遊技
管理システム1は、インターネットNTWに接続されて
いる。また、2は電子決済システムであるバンキングシ
ステムを示しており、このバンキングシステム2は、イ
ンターネットNTWを利用して一の預金口座から他の預
金口座に対して振り込み処理を行うことにより、種々の
取引における代金の支払等を行うことを可能にする。
【0019】上述した遊技管理システム1は、図1に示
すとおり、中央管理装置10を備えており、該中央管理
装置10は、複数の遊技店H,H…夫々に設置されてい
る管理装置11と接続されている。またこの管理装置1
1は、パチンコ機又はスロットマシン等の遊技機12に
隣設され、カード情報の読み書きを行って遊技媒体の排
出を遊技機12に指示する貸出装置13、及びカードC
を発券する発券機14等とも接続されている。そして、
管理装置11は、中央管理装置10、台間機13及び発
券機14夫々との間でカードCの記録領域Mに記録され
ている記録情報(以下、カード情報という)の送受信を
行い、そのカード情報を管理する。また、中央管理装置
10は複数の管理装置11,11…から受信したカード
情報を集中的に管理する。
【0020】本実施の形態において、上述した管理装置
11は、記録媒体に対して有価価値の付与を行う本発明
の有価価値付与装置として機能し、また上述した貸出装
置13は、カードCに対する有価価値の付与を指示する
ために用いられる付与指示装置として機能する。
【0021】なお、有価価値付与装置として機能する装
置は、管理装置11以外にも例えば中央管理装置10等
であってもよく、また付与指示装置として機能する装置
は、貸出装置13以外にも例えば発券機14等であって
もよい。
【0022】図2は、実施の形態1において本発明の有
価価値付与装置として機能する管理装置11の構成を示
すブロック図である。図2に示すとおり、管理装置11
は、CPU100を有しており、該CPU100は以下
のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御す
ると共に、ハードディスク102に格納された種々のコ
ンピュータプログラムを実行する。
【0023】RAM101は、例えばSRAM又はDR
AM等で構成され、コンピュータプログラムの実行時に
発生する一時的なデータを記憶する。
【0024】ハードディスク102は、管理装置11の
動作に必要な種々のコンピュータプログラム及び各種の
データを格納している。またハードディスク102は、
後述する2つのデータベース(使用可能カードDB10
2a及び有価価値情報DB102b)を有している。
【0025】第1通信I/F103は、上述したように
中央管理装置10、貸出装置13及び発券機14夫々と
通信するためのインタフェースであり、第2通信I/F
104は、インターネットNTWと接続するためのイン
タフェースである。
【0026】上述したハードディスク102が有してい
る使用可能カードDB102aは、管理装置11が設置
されている遊技店Hにおいて使用することができる使用
可能カードに関するカード情報を格納するためのデータ
ベースである。ここでカード情報とは、上述したように
して中央管理装置10、貸出装置13及び発券機14と
の間で送受信される情報であり、カードCを識別するた
めのカード識別子(以下、カードIDという),カード
Cが発券された遊技店を識別するための発券店識別子
(以下、発券店IDという),カードCが発券された年
月日を示す発券年月日等の情報から構成される。
【0027】一方、有価価値情報DB102bは、カー
ドCに対して付与された有価価値に関する有価価値情報
を格納するためのデータベースである。この有価価値情
報はカードID毎に格納され管理されている。
【0028】管理装置11は、この有価価値情報DB1
02bに格納されている有価価値情報を参照し、その有
価価値情報に基づいて遊技機での遊技の可否を判断す
る。したがって、有価価値情報が有価価値情報DB10
2bに格納された場合、その有価価値情報に係るカード
Cに有価価値が付与されたものとみなすことができる。
【0029】次に本発明の有価価値付与システムの動作
について説明する。図3及び図4は、有価価値の記録媒
体への付与を行う場合の貸出装置13及び管理装置11
の動作の流れを示すフローチャートである。利用者は、
貸出装置13に対してカードCを投入する。貸出装置1
3は、利用者からカードCの投入を受け付けた場合(S
101)、有価価値の付与を指示する付与指示情報の入
力受付画面を表示画面上に表示する。
【0030】利用者は、貸出装置13の表示画面上に表
示されている入力受付画面にしたがって付与指示情報を
入力する。ここで入力される付与指示情報には、カード
Cへ付与する有価価値の額を示す情報が含まれる。
【0031】貸出装置13は、利用者から付与指示情報
の入力を受け付けた場合(S102)、利用者の所有す
る預金口座を特定する口座特定情報の入力受付画面を表
示画面上に表示する。
【0032】利用者は、貸出装置13の表示画面上に表
示されている入力受付画面にしたがって口座特定情報を
入力する。ここで入力される口座特定情報としては、例
えば預金口座の口座番号、暗証番号等に関する情報があ
る。
【0033】貸出装置13は、利用者から口座特定情報
の入力を受け付けた場合(S103)、ステップS10
1にて投入を受け付けたカードCのカード情報を参照す
ることによりカードCのカードIDを読み取る(S10
4)。
【0034】そして、貸出装置13は、前記入力を受け
付けた付与指示情報、同じく口座特定情報、及び前記読
み取ったカードIDを、管理装置11へ送信する(S1
05)。
【0035】管理装置11は、貸出装置13から付与指
示情報、口座特定情報及びカードIDを受信した場合
(S201)、受信したカードIDに係るカード情報が
使用可能カードDB102aに格納されているか否かを
確認することにより、管理装置11が設置されている遊
技店Hにて利用者が所有するカードCが使用可能である
か否かを判定する(S202)。ここで、前記カードI
Dに係るカード情報が使用可能カードDB102aに格
納されていないために、利用者が所有するカードCは使
用することができないと判定した場合(S202でN
O)、その旨を示す使用不可情報を貸出装置13へ送信
する(S203)。
【0036】貸出装置13は、管理装置11から使用不
可情報を受信した場合(S106)、利用者が所有して
いるカードCはその貸出装置13が設置されている遊技
店Hにて使用することができないことを示すアラームを
表示する(S107)。
【0037】一方、ステップS202にて、前記受信し
たカードIDに係るカード情報が使用可能カードDB1
02aに格納されているために、利用者が所有するカー
ドCが使用可能であると判定した場合(S202でYE
S)、管理装置11は、前記受信した付与指示情報を参
照してカードCに付与すべき有価価値の額を特定する
(S204)。
【0038】次に、管理装置11は、前記受信した口座
特定情報を参照することにより利用者の預金口座を特定
し、インターネットNTWを介してバンキングシステム
2に問い合わせることによって、前記特定した預金口座
であって前記特定した有価価値の額以上の残高を有して
いるものが存在しているか否かを判定する(S20
5)。ここでそのような預金口座が存在していないと判
定した場合(S205でNO)、利用者によって指定さ
れた預金口座を利用することができないことを示す口座
利用不可情報を貸出装置13へ送信する(S206)。
【0039】貸出装置13は、管理装置11から口座利
用不可情報を受信した場合(S108)、利用者が入力
した口座特定情報に係る預金口座を利用することができ
ないことを示すアラームを表示する(S109)。な
お、ここでステップS103にて入力を受け付けた口座
特定情報と異なる口座特定情報を利用者が貸出装置13
に入力した場合、貸出装置13は、入力を受け付けた口
座特定情報を管理装置11へ送信し、これを受信した管
理装置11がステップS205を実行することにより処
理を再開するようにしてもよい。
【0040】一方、ステップS205にて預金口座が存
在していると判定した場合(S205でYES)、ステ
ップS204にて特定した有価価値の額の電子決済をイ
ンターネットNTWを介してバンキングシステム2との
間で実行する(S207)。この場合、例えば利用者の
預金口座から遊技店Hの預金口座に対して振り込み処理
を行うことにより、前記有価価値の額の決済を行う。
【0041】このようにして前記有価価値の額の決済が
完了した場合、管理装置11は、その額に応じた有価価
値に関する有価価値情報を有価価値情報DB102bに
格納し(S208)、この格納が完了したことを示す格
納完了情報を貸出装置13へ送信する(S209)。こ
の格納完了情報には、前記有価価値情報が含まれてい
る。
【0042】貸出装置13は、管理装置11から格納完
了情報を受信した場合(S110)、受信した格納完了
情報に含まれている有価価値情報を投入されているカー
ドCの記録領域Mに書き込む(S111)。
【0043】このように、カードCの記録領域Mに有価
価値情報を書き込むことにより、利用者はカードCを用
いて遊技を行うことが可能になる。
【0044】なお、上述したステップS208並びにス
テップS110及びS111の処理は実行しなくてもよ
い。この場合、カードCの記録領域Mに有価価値情報が
記録されていないものの、管理装置11の有価価値情報
DB102bにカードCに係る有価価値情報が格納され
ているので、管理装置11は、その有価価値情報に基づ
いて、カードCを利用した遊技の可否を判断することが
できる。そして、その結果遊技が可能であると判断され
た場合、利用者は遊技を行うことができる。
【0045】(実施の形態2)図5は、実施の形態2に
おける本発明の有価価値付与システムの構成を示すブロ
ック図である。図5において、3は遊技機での遊技に使
用することができる有価価値をカードCに付与する本発
明の有価価値付与装置を示しており、この有価価値付与
装置3は、専用線4と接続されており、この専用線4を
介して遊技管理システム1と通信することができる。ま
た有価価値付与装置3は、インターネットNTWとも接
続されており、インターネットNTWを介してバンキン
グシステム2及び後述する通信装置5,5…と通信する
ことができる。
【0046】5,5…は本発明の付与指示装置として機
能するパーソナルコンピュータである通信装置を示して
おり、これら通信装置5,5…もインターネットNTW
と接続されている。なお、通信装置5,5…は、パーソ
ナルコンピュータ以外にも、例えばPDA(Personal D
igital Assistants )、携帯電話及びPHS等の携帯型
の装置であってもよい。このような携帯型の装置を利用
する場合、利用者は、場所等に制約されずに本発明の有
価価値付与システムを利用することができる。
【0047】なお、実施の形態2における有価価値付与
システムのその他の構成は実施の形態1の場合と同様で
あるので同一符号を付して説明を省略する。
【0048】図6は、実施の形態2における本発明の有
価価値付与装置の構成を示すブロック図である。図6に
示すとおり、有価価値付与装置3は、CPU300を有
しており、該CPU300は以下のハードウェア各部と
接続されていて、それらを制御すると共に、ハードディ
スク302に格納された種々のコンピュータプログラム
を実行する。
【0049】RAM301は、例えばSRAM又はDR
AM等で構成され、コンピュータプログラムの実行時に
発生する一時的なデータを記憶する。
【0050】ハードディスク302は、有価価値付与装
置3の動作に必要な種々のコンピュータプログラム及び
各種のデータを格納している。この格納されているコン
ピュータプログラムの中には、WWWサーバソフトウェ
アのコンピュータプログラムが含まれており、CPU3
00がこのコンピュータプログラムを実行することによ
って、有価価値付与装置3はWWWサーバとして機能す
る。
【0051】またハードディスク302は、後述する3
つのデータベース(使用可能カードDB302a、対応
情報DB302b及び有価価値情報DB302c)を有
している。
【0052】第1通信I/F303は、専用線4と接続
するためのインタフェースであり、第2通信I/F30
4は、インターネットNTWと接続するためのインタフ
ェースである。
【0053】上述したハードディスク302が有してい
る使用可能カードDB302aは、遊技管理システム1
にて管理されている複数の遊技店H,H…のうちの所定
の遊技店H,H…において使用することができる使用可
能カードに関するカード情報を格納するためのデータベ
ースである。ここでこのカード情報には、カードID,
発券店ID,発券年月日,及びカードを使用することが
可能な遊技店を識別するための使用店識別子(以下、使
用店IDという)等の情報から構成される。
【0054】また、対応情報DB302bは、カードI
DとそのカードIDによって識別されるカードCを使用
することが可能な遊技店の遊技店IDとの対応を示す対
応情報を格納するためのデータベースである。
【0055】さらに、有価価値情報DB302cは、カ
ードCに対して付与された有価価値に関する有価価値情
報を格納するためのデータベースである。この有価価値
情報はカードID毎に格納され管理されている。また、
この有価価値情報には遊技店IDが付与されており、有
価価値付与装置3は、この遊技店IDに基づいて、どの
遊技店Hにて使用することができる有価価値に関する有
価価値情報であるのかを判断することができる。
【0056】なお、カードIDは上述したようにカード
情報に含まれているが、さらにカードの表面(又は裏
面)に印字されている。したがって、利用者はカード情
報の内容を参照することなくカードIDを確認すること
ができる。
【0057】図7及び図8は、有価価値の記録媒体への
付与を行う場合の通信装置5及び有価価値付与装置3の
動作の流れを示すフローチャートである。利用者は、通
信装置5に対して、有価価値付与装置3へアクセスする
ように指示する。通信装置5は、利用者から受け付けた
指示にしたがい、アクセス許可の要求を示すアクセス要
求情報を有価価値付与装置3へ送信する(S301)。
【0058】有価価値付与装置3は、通信装置5からア
クセス要求情報を受信した場合(S401)、予め用意
しているカードID、付与指示情報及び口座特定情報を
入力するための入力画面に関する入力画面情報を通信装
置5へ送信する(S402)。
【0059】なお、本発明の有価価値付与システムを利
用することができる利用者を会員として登録し、その登
録の際に会員に対してその会員を識別するための会員識
別子及びパスワード等の認証情報を付与しておき、ステ
ップS401の後に、有価価値付与装置3が通信装置5
に対してその認証情報の送信要求を行うようにしてもよ
い。この場合、その認証情報に誤りがあるときはアクセ
スを拒否することによって、不正な者によるアクセスを
回避することができる。
【0060】通信装置5は、有価価値付与装置3から入
力画面情報を受信した場合(S302)、受信した入力
画面情報に基づいて入力画面を表示画面上に表示する
(S303)。
【0061】利用者は、通信装置5の表示画面上に表示
されている入力画面にしたがって、所有しているカード
Cの表面(又は裏面)に印字されているカードID並び
に付与指示情報及び口座特定情報を入力する。通信装置
5は、利用者からカードID、付与指示情報及び口座特
定情報の入力を受け付けた場合(S304)、受け付け
たカードID、付与指示情報及び口座特定情報を有価価
値付与装置3へ送信する(S305)。
【0062】有価価値付与装置3は、通信装置5からカ
ードID、付与指示情報及び口座特定情報を受信した場
合(S403)、受信したカードIDに係るカード情報
が使用可能カードDB302aに格納されているか否か
を確認することにより、利用者が所有するカードCが使
用可能であるか否かを判定する(S404)。ここで、
前記カードIDに係るカード情報が使用可能カードDB
102aに格納されていないために、利用者が所有する
カードCは使用することができないと判定した場合(S
404でNO)、その旨を示す使用不可メッセージを含
む使用不可情報を通信装置5へ送信する(S405)。
【0063】通信装置5は、有価価値付与装置3から使
用不可情報を受信した場合(S306)、受信した使用
不可情報に含まれている使用不可メッセージを表示画面
上に表示する(S307)。
【0064】一方、ステップS404にて、前記受信し
たカードIDに係るカード情報が使用可能カードDB3
02aに格納されているために、利用者が所有するカー
ドCが使用可能であると判定した場合(S404でYE
S)、有価価値付与装置3は、前記受信した付与指示情
報を参照してカードCに付与すべき有価価値の額を特定
する(S406)。
【0065】次に、有価価値付与装置3は、前記受信し
た口座特定情報を参照することにより利用者の預金口座
を特定し、インターネットNTWを介してバンキングシ
ステム2に問い合わせることによって、前記特定した預
金口座であって前記特定した有価価値の額以上の残高を
有しているものが存在しているか否かを判定する(S4
07)。ここでそのような預金口座が存在していないと
判定した場合(S407でNO)、利用者によって指定
された預金口座を利用することができないことを示す口
座利用不可メッセージを含む口座利用不可情報を通信装
置5へ送信する(S408)。
【0066】通信装置5は、有価価値付与装置3から口
座利用不可情報を受信した場合(S308)、受信した
口座利用不可情報に含まれている口座利用不可メッセー
ジを表示画面上に表示する(S309)。なお、ここで
ステップS304にて入力を受け付けた口座特定情報と
異なる口座特定情報を利用者が通信装置5に入力した場
合、通信装置5は、入力を受け付けた口座特定情報を有
価価値付与装置3へ送信し、これを受信した有価価値付
与装置3がステップS407を実行することにより処理
を再開するようにしてもよい。
【0067】一方、ステップS407にて預金口座が存
在していると判定した場合(S407でYES)、ステ
ップS406にて特定した有価価値の額の電子決済をイ
ンターネットNTWを介してバンキングシステム2との
間で実行する(S409)。この場合、実施の形態1の
場合と同様に、例えば利用者の預金口座から遊技店Hの
預金口座に対して振り込み処理を行うことにより、前記
有価価値の額の決済を行う。
【0068】次に有価価値付与装置3は、対応情報DB
302bに格納されている対応情報を参照し、前記受信
したカードIDと対応付けられている遊技店IDを取得
する(S410)。そして、前記有価価値の額の決済が
完了した場合、その額に応じた有価価値に関する有価価
値情報であって前記取得した遊技店IDを付与したもの
を有価価値情報DB302cに格納し(S411)、こ
の格納が完了したことを示す格納完了メッセージを含む
格納完了情報を通信装置5へ送信する(S412)。
【0069】通信装置5は、有価価値付与装置3から格
納完了情報を受信した場合(S310)、受信した格納
完了情報に含まれている格納完了メッセージを表示画面
上に表示する(S311)。
【0070】なお、有価価値付与装置3は、有価価値情
報DB302cに格納されている有価価値情報を所定の
時間間隔で遊技店H,H…夫々に設置されている管理装
置11に送信する。この場合、各有価価値情報に付与さ
れている遊技店IDによって識別される遊技店Hに設置
されている管理装置11に対して各有価価値情報を送信
する。そして、管理装置11はこのようにして有価価値
付与装置3から送信された有価価値情報を受信し、その
有価価値情報に基づいてカードCを利用した遊技の可否
を判断する。その結果遊技が可能であると判断された場
合、利用者は遊技を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における本発明の有価価値付与シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1において本発明の有価価値付与装
置として機能する管理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】有価価値の記録媒体への付与を行う場合の貸出
装置及び管理装置の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図4】有価価値の記録媒体への付与を行う場合の貸出
装置及び管理装置の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図5】実施の形態2における本発明の有価価値付与シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態2における本発明の有価価値付与装
置の構成を示すブロック図である。
【図7】有価価値の記録媒体への付与を行う場合の通信
装置及び有価価値付与装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図8】有価価値の記録媒体への付与を行う場合の通信
装置及び有価価値付与装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 遊技管理システム 2 バンキングシステム 10 中央管理装置 11 管理装置 12 遊技機 13 貸出装置 C カード M 記録領域 NTW インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 7/02 350 A63F 7/02 350Z 352 352F G07F 7/08 G07F 7/08 ZECM ZEC S

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機での遊技に用いることが可能な有
    価価値の記録媒体への付与を指示するために用いられる
    付与指示装置において、 前記記録媒体を識別する記録媒体識別情報、有価価値の
    付与を指示する付与指示情報、及び金融機関の口座を特
    定する口座特定情報を取得する取得手段と、 該取得手段によって取得された記録媒体識別情報、付与
    指示情報及び口座特定情報を外部の装置へ送信する手段
    とを備えることを特徴とする付与指示装置。
  2. 【請求項2】 前記付与指示情報に係る額の有価価値に
    関する有価価値情報を外部の装置から受信する手段と、 受信した有価価値情報を前記記録媒体に書き込む書込手
    段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の付
    与指示装置。
  3. 【請求項3】 付与指示情報及び/又は口座特定情報の
    入力を受け付ける受付手段を更に備え、前記取得手段
    は、前記受付手段が受け付けた付与指示情報及び/又は
    口座特定情報を取得すべくなしてあることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の付与指示装置。
  4. 【請求項4】 付与指示情報及び/又は口座特定情報の
    入力受付画面を表示する手段を更に備え、前記受付手段
    は、表示された入力受付画面に従った付与指示情報及び
    /又は口座特定情報の入力を受け付けるべくなしてある
    ことを特徴とする請求項3に記載の付与指示装置。
  5. 【請求項5】 前記口座特定情報は、金融機関の口座の
    口座番号及び/又は暗証番号であることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の付与指示装置。
  6. 【請求項6】 遊技に使用する遊技媒体の貸出を遊技機
    に指示する貸出装置であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかに記載の付与指示装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体を発券する発券機であることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の付与指示
    装置。
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