JP2007007342A - 遊技店管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技店における脱税などの不正行為をより確実に防止できる遊技店管理システムを提供する。
【解決手段】遊技店2の管理装置20は、所定期間中における売上金額から景品交換金額を差し引いた差額を表わす申告差額の入力を受け付け、この申告差額と、遊技店IDと、前記所定期間中に遊技媒体貸出機が出力した売上金額情報の合計額と、同期間中に遊技媒体計数機が計数した景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価とを第三者機関4の判定装置40に送信する。判定装置40は、遊技店IDを照合した後、管理装置20から受信した売上合計額と景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じた金額との差額を求め、この差額と受信した申告差額とを比較して不正行為に係わる判定を行なう。判定結果は該当の遊技店2に電子メールで通知すると共に、各遊技店の経営の健全性を表したホームページに公開する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機が配設された遊技店における経理の不正を監視する遊技店管理システムに係わり、特に、第三者機関で監視を行なう遊技店管理システムに関する。
遊技業界では、遊技店での脱税行為などを防止して業界全体のイメージアップを図ることも重要な課題になっている。そこで、遊技者が獲得した遊技媒体(景品遊技媒体)を計数機で計数した結果を第三者機関の管理用コンピュータに送信することで遊技店の支出を第三者機関で管理し、遊技店における脱税などの不正行為を防止するようにした遊技媒体の計数システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特許第3117943号公報
遊技者が獲得した景品遊技媒体の計数結果だけを第三者機関に送信して管理するものでは、支出の透明性を高めることはできても、遊技店の収入を管理していないので、売上金額を過少申告する手口による脱税を防止することはできない。
逆に、遊技店の売上金額だけを第三者機関で管理する方法もあるが、今度は景品遊技媒体の計数値を細工し、遊技店の支出を不正に増やして純利益を少なく申告するといった手口による脱税が可能になってしまう。
すなわち、支出と売上(収入)のいずれか一方のみを第三者機関で管理する方法では、遊技店における脱税などの不正行為を確実に防止することはできないという問題があった。
また、従来は、第三者機関に情報を送信するだけなので、直接的なメリットが遊技店側になく、不正行為をせずに健全な経営に努める動機付けを遊技店の経営者に充分与えることができなかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、遊技店における脱税などの不正行為をより確実に防止できる遊技店管理システムを提供することを目的とするものである。
また、健全な経営に努める動機付けを遊技店の経営者に与えることのできる遊技店管理システムを提供することを目的とするものである。
上記の目的は、以下に示す各項の発明により達成される。
請求項1に係わる発明は、遊技機(61)と、遊技機(61)で使用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機(62)と、前記遊技機(61)で遊技したことにより遊技者が獲得した遊技媒体である景品遊技媒体を計数する遊技媒体計数機(63)とが配設された遊技店に設置される管理装置(20)と、
第三者機関に設置される判定装置(40)とを備え、
前記管理装置(20)は、所定期間中における売上金額から景品交換金額を差し引いた差額を表わす申告差額の入力を受け付け、この申告差額と、遊技店の識別情報である遊技店IDと、前記所定期間中に前記遊技媒体貸出機(62)が出力した売上金額情報の合計額と、前記所定期間中に前記遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価とを前記判定装置(40)に送信し、
前記判定装置(40)は、前記遊技店IDを照合した後、前記管理装置(20)から受信した前記合計額から前記合計数に前記景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を求め、この差額と前記受信した申告差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう
ことを特徴とする遊技店管理システムである。
上記発明によれば、遊技店に設置された管理装置(20)は、所定期間中における売上金額から景品交換金額を差し引いた差額を表わす申告差額の入力を経営者などから受け付け、この申告差額と、遊技店IDと、前記所定期間中に遊技媒体貸出機(62)が出力した売上金額情報の合計額と、該所定期間中に遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価とを電話回線やネットワーク通信網を通じて判定装置(40)に送信する。第三者機関に設置された判定装置(40)は、管理装置(20)から受信した遊技店IDを照合して遊技店を確認した後、その遊技店の管理装置(20)から送られてきた売上の合計額から景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じて得た計数金額を差し引いた差額を求め、この差額と申告差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう。
すなわち、景品交換金額または遊技店の売上金額のいずれか一方ではなく、両者の差額である収支が第三者機関により管理される。また、遊技媒体貸出機(62)や遊技媒体計数機(63)という機械の出力データから直接求めた差額と、経営者などの申告差額とを対比することで、脱税などの不正行為に係わる判定が行なわれる。なお、判定装置(40)への情報送信は、管理装置(20)が主導的に送信してもよいし、判定装置(40)からの送信要求に応じて送信する構成でもよい。
請求項2に係わる発明は、前記管理装置(20)は、
前記遊技店IDを設定する遊技店ID設定手段(21)と、
前記遊技媒体計数機(63)から景品遊技媒体数を表わす情報を収集する計数情報収集手段(24)と、
景品交換単価を記憶する単価記憶手段(23)と、
前記申告差額の入力を受け付ける入力手段(22)と、
前記遊技媒体貸出機(62)から売上金額を収集する売上情報収集手段(26)と、
前記計数情報収集手段(24)が前記所定期間中に収集した景品遊技媒体数を累積加算して前記合計数を求める景品遊技媒体数累積手段(30)と、
前記売上情報収集手段(26)が前記所定期間中に収集した売上金額を累積加算して前記合計額を求める売上金額累積手段(31)と、
前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体数累積手段(30)が求めた景品遊技媒体の合計数と、前記単価記憶手段(23)が記憶している景品交換単価と、前記売上金額累積手段(31)が求めた売上の合計額と、前記入力手段(22)で入力した申告差額とを前記判定装置(40)に送信する送信手段(32)と
を有し、
前記判定装置(40)は、
前記管理装置(20)から前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体の合計数と、前記景品交換単価と、前記売上の合計額と、前記申告差額とを受信する受信手段(50)と、
受信した前記遊技店IDを照合する照合手段(43)と、
受信した前記売上の合計額から前記景品遊技媒体の合計数に前記景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を求める差額導出手段(45)と、
前記差額導出手段(45)が求めた差額と前記受信した申告差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう不正判定手段(46、47)と
を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、遊技店に設置された管理装置(20)は、遊技店ID設定手段(21)で遊技店IDの設定を受け付け、単価記憶手段(23)に景品交換単価を記憶し、申告差額の入力を入力手段(22)から受け付ける。さらに、景品遊技媒体数を表わす情報を遊技媒体計数機(63)から計数情報収集手段(24)で収集し、所定期間中に計数情報収集手段(24)が収集した景品遊技媒体数を景品遊技媒体数累積手段(30)で累積加算してその合計数を求める。また売上情報収集手段(26)は遊技媒体貸出機(62)から売上金額を収集し、所定期間中に売上情報収集手段(26)が収集した売上金額を売上金額累積手段(31)で累積加算してその合計額を求める。そして、遊技店IDと、景品遊技媒体数累積手段(30)が求めた景品遊技媒体の合計数と、単価記憶手段(23)が記憶している景品交換単価と、売上金額累積手段(31)が求めた売上の合計額と、入力手段(22)で入力した申告差額とを送信手段(32)で判定装置(40)に送信する。
判定装置(40)は、管理装置(20)から送られてくる遊技店IDと、景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価と、売上の合計額と、申告差額とを受信手段(50)で受信し、受信した遊技店IDを照合手段(43)によって照合することで、どの遊技店に係わる情報であるかを確認したり、偽造情報ではなく監視対象の遊技店から送られてきた真正な情報であることを確認したりする。また、管理装置(20)から受信した売上の合計額から景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を差額導出手段(45)で求め、この差額と先に受信した申告差額とを比較して、不正行為に係わる判定を不正判定手段(46、47)で行なう。
すなわち、景品遊技媒体数や売上金額に係わる情報を収集する毎に管理装置(20)から判定装置(40)に送信するのではなく、所定期間にわたって景品遊技媒体数や売上金額を管理装置(20)側で累積加算し、その累積結果を判定装置(40)に送信して、不正行為に係わる判定が行なわれる。所定期間は、半年や1年など適宜の長さに設定すればよい。これにより判定装置(40)が多数の遊技店を監視する場合でも情報の送受信回数が少なくなり、効率よく情報を受け渡しすることができる。
請求項3に係わる発明は、前記判定装置(40)で求めた差額と前記受信した申告差額との割合に基づいて不正行為に係わる判定を行なう
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、判定装置(40)で求めた差額と申告差額との割合に基づいて不正行為に係わる判定を行なうので、遊技店の規模に係わらず一律の基準で不正行為に係わる判定が可能になる。
請求項4に係わる発明は、遊技機(61)と、遊技機(61)で使用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機(62)と、前記遊技機(61)で遊技したことにより遊技者が獲得した遊技媒体である景品遊技媒体を計数する遊技媒体計数機(63)とが配設された遊技店に設置される管理装置(20)と、
第三者機関に設置される判定装置(40)とを備え、
前記管理装置(20)は、所定期間中に前記遊技媒体貸出機(62)が出力した売上金額情報の合計額から前記所定期間中に前記遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた累積差額を算出し、この累積差額と、遊技店の識別情報である遊技店IDと、前記所定期間中に前記遊技媒体貸出機(62)が出力した売上金額情報の合計額と、前記所定期間中に前記遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価とを前記判定装置(40)に送信し、
前記判定装置(40)は、前記遊技店IDを照合した後、前記管理装置(20)から受信した前記合計額から前記合計数と前記景品交換単価とを乗じて得た金額を差し引いた差額を求め、この差額と前記受信した累積差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう
ことを特徴とする遊技店管理システムである。
上記発明によれば、遊技店に設置された管理装置(20)は、所定期間中に遊技媒体貸出機(62)が出力した売上金額情報の合計額から同じ所定期間中に遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた累積差額を算出し、この累積差額と、遊技店の識別情報である遊技店IDと、前記所定期間中に遊技媒体貸出機(62)が出力した売上金額情報の合計額と、該所定期間中に遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価とを電話回線やネットワーク通信網を通じて判定装置(40)に送信する。第三者機関に設置された判定装置(40)は、管理装置(20)から受信した遊技店IDを照合して遊技店を確認した後、その遊技店の管理装置(20)から送られてきた売上の合計額から景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を求め、この差額と先に受信した累積差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう。
すなわち、景品交換金額または遊技店の売上金額のいずれか一方ではなく、両者の差額である収支が第三者機関により管理される。また、遊技媒体貸出機(62)や遊技媒体計数機(63)の出力データに基づいて遊技店の管理装置(20)側で求めた累積差額と、遊技媒体貸出機(62)や遊技媒体計数機(63)の出力データに基づいて判定装置(40)側で算出した差額とを対比することで、脱税などの不正行為に係わる判定が行なわれる。一部のデータを改竄すると、遊技店の管理装置(20)で求めた累積差額と第三者機関の判定装置(40)で算出した差額とが不整合となって不正が発覚することになる。
請求項5に係わる発明は、前記管理装置(20)は、
前記遊技店IDを設定する遊技店ID設定手段(21)と、
前記遊技媒体計数機(63)から景品遊技媒体数を表わす情報を収集する計数情報収集手段(24)と、
景品交換単価を記憶する単価記憶手段(23)と、
前記計数情報収集手段(24)が収集した情報が示す景品遊技媒体数に、前記景品交換単価を乗じて計数金額を算出する計数金額算出手段(25)と、
前記遊技媒体貸出機(62)から売上金額を表わす情報を収集する売上情報収集手段(26)と、
前記売上情報収集手段(26)が収集した情報が示す売上金額から前記計数金額算出手段(25)が算出した計数金額を差し引いた差額を算出する差額算出手段(28)と、
前記差額算出手段(28)が前記所定期間中に算出した差額を累積加算して前記累積差額を求める差額累積手段(29)と、
前記計数情報収集手段(24)が前記所定期間中に収集した景品遊技媒体数を累積加算して前記景品遊技媒体の合計数を求める景品遊技媒体数累積手段(30)と、
前記売上情報収集手段(26)が前記所定期間中に収集した売上金額を累積加算して前記売上の合計額を求める売上金額累積手段(31)と、
前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体数累積手段(30)が求めた前記景品遊技媒体の合計数と、前記単価記憶手段(23)が記憶している景品交換単価と、前記売上金額累積手段(31)が求めた前記売上の合計額と、前記差額累積手段(29)が求めた累積差額とを前記判定装置(40)に送信する送信手段(32)と
を有し、
前記判定装置(40)は、
前記管理装置(20)から前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体の合計数と、前記景品交換単価と、前記売上の合計額と、前記累積差額とを受信する受信手段(50)と、
受信した前記遊技店IDを照合する照合手段(43)と、
受信した前記売上の合計額から前記景品遊技媒体の合計数に前記景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を求める差額導出手段(45)と、
前記差額導出手段(45)が求めた差額と前記受信した累積差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう不正判定手段(46、47)と
を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、遊技店に設置された管理装置(20)は、遊技店ID設定手段(21)で遊技店IDの設定を受け付けると共に、単価記憶手段(23)に景品交換単価を記憶する。さらに、景品遊技媒体数を表わす情報を遊技媒体計数機(63)から計数情報収集手段(24)で収集し、この情報が示す景品遊技媒体数に景品交換単価を乗じた計数金額を計数金額算出手段(25)で算出する。また売上金額を表わす情報を遊技媒体貸出機(62)から売上情報収集手段(26)で収集し、差額算出手段(28)は、売上情報収集手段(26)が収集した情報が示す売上金額から計数金額算出手段(25)が算出した計数金額を差し引いた差額を算出する。この差額の算出は、たとえば、営業日毎に行なわれ、差額累積手段(29)は、半年や1年などの所定期間中に算出された差額を累積加算して累積差額を求める。
景品遊技媒体数累積手段(30)は計数情報収集手段(24)が先の所定期間中に収集した景品遊技媒体数を累積加算して景品遊技媒体の合計数を求め、売上金額累積手段(31)は売上情報収集手段(26)が先の所定期間中に収集した売上金額を累積加算して売上の合計額を求める。そして、遊技店IDと、景品交換単価と、所定期間中における景品遊技媒体の合計数と、所定期間中における売上の合計額と、所定期間中における累積差額とを送信手段(32)で判定装置(40)に送信する。
判定装置(40)は、管理装置(20)から送られてくる遊技店IDと、景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価と、売上の合計額と、累積差額とを受信手段(50)で受信し、受信した遊技店IDを照合手段(43)によって照合することで、どの遊技店に係わる情報であるかを確認したり、偽造情報ではなく監視対象の遊技店から送られてきた真正な情報であることを確認したりする。また、管理装置(20)から受信した売上の合計額から景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を差額導出手段(45)で求め、この差額と先に受信した累積差額とを比較して、不正行為に係わる判定を不正判定手段(46、47)で行なう。
すなわち、景品遊技媒体数、売上金額などの情報を収集する毎に管理装置(20)から判定装置(40)に送信するのではなく、所定期間にわたって計数金額や景品遊技媒体数、売上金額を管理装置(20)側で累積加算し、その累積結果を判定装置(40)に送信して、不正行為に係わる判定が行なわれる。
請求項6に係わる発明は、前記判定装置(40)で求めた差額と前記受信した累積差額との割合に基づいて不正行為に係わる判定を行なう
ことを特徴とする請求項4または5に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、判定装置(40)で求めた差額と累積差額との割合に基づいて不正行為に係わる判定を行なうので、遊技店の規模に係わらず一律の基準で不正行為に係わる判定が可能になる。
請求項7に係わる発明は、前記判定装置(40)は、不正行為に係わる判定結果を当該判定結果に係わる遊技店に配信する結果配信手段(48)をさらに有する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、第三者機関に設置された判定装置(40)は、不正行為に係わる判定結果をその判定結果に係わる遊技店に配信する。配信方法は、郵送、電子メール、ファクシミリ送信など如何なる方法でもよい。
請求項8に係わる発明は、前記判定装置(40)は、不正行為に係わる判定結果を当該判定結果に係わる遊技店と対応付けてホームページで公開する公開手段(49)をさらに有する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、第三者機関に設置された判定装置(40)は、不正行為に係わる判定結果をその判定結果に係わる遊技店と対応付けてホームページで公開する。不正行為があることを公開するのではなく、不正行為が無いことあるいは少ないことなど、遊技店の健全性を積極的に示すような内容で判定結果を公開するとよい。たとえば、判定結果に応じて健全性を示すポイントを付与し、遊技店毎に獲得ポイントやポイントに対応する図形やグラフを表示するなどの公開方法がある。
請求項9に係わる発明は、前記判定装置(40)は、前記判定結果を累積記憶する結果記憶手段(52)を備え、
前記公開手段(49)は、遊技店と対応付けて判定結果の履歴をホームページで公開する
ことを特徴とする請求項8に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、第三者機関に設置された判定装置(40)は、判定結果を累積記憶しておき、各遊技店に対する判定結果の履歴をホームページで公開する。履歴を表示することで、不正行為が減少している様子などを把握可能になる。先の例では獲得ポイントの推移を履歴として表示すればよい。
請求項10に係わる発明は、前記判定装置(40)は、認証情報と共に前記管理装置(20)に情報の送信要求を送信し、
前記管理装置(20)は、受信した送信要求が真正か否かを認証する認証手段(33)を有し、認証に成功した場合に前記送信要求のあった判定装置(40)に情報を送信する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、遊技店の管理装置(20)は第三者機関に設置された判定装置(40)からの送信要求に応じて各種情報を判定装置(40)に送信する。また、管理装置(20)は送信要求と共に判定装置(40)から送られてきた認証情報に基づいてその送信要求が真正か否かを認証し、認証に成功した場合にのみ情報の判定装置(40)に送信する。不正者のアクセスに対して遊技店の管理装置(20)が情報を送信することがなくなり、営業情報の漏洩が防止されてセキュリティが向上する。
請求項11に係わる発明は、遊技機(61)から払い出された遊技媒体を貯留するための容器(401)に情報記憶装置(402)を取り付けると共に、遊技機(61)毎に情報発信装置(403)を設けかつ遊技媒体計数機(63)毎に正当性判定装置(404)を設け、
前記情報発信装置(403)は、対応する遊技機(61)が払い出した遊技球を受け入れて貯留する容器(401)の情報記憶装置(402)に前記遊技機(61)の識別情報と払い出した遊技球の数を示す出玉情報とを含む遊技機情報を書き込むと共に、前記遊技機情報を前記正当性判定装置(404)に送信し、
前記正当性判定装置(404)は、対応する遊技媒体計数機(63)が遊技媒体を計数している容器(401)の情報記憶装置(402)から遊技機情報を読み出すと共に、前記情報発信装置(403)から遊技機情報を受信し、前記読み出した遊技機情報と前記受信した遊技機情報とを照合して前記遊技媒体計数機(63)が計数している遊技媒体の正当性を判定し、
遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体を正当なものと正当でないものとに区別して扱う
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、遊技機(61)から払い出された遊技媒体を貯留するための各容器(401)にICタグなどの情報記憶装置(402)を取り付けておき、遊技機(61)毎に設けた情報発信装置(403)で、その遊技機(61)が払い出した遊技媒体を受け入れて貯留する容器(401)の情報記憶装置(402)に当該遊技機(61)の識別情報と払い出した遊技球の数を示す出玉情報とを含む遊技機情報を書き込む。また同一の遊技機情報を、遊技媒体計数機(63)毎に設けた正当性判定装置(404)に送信する。正当性判定装置(404)は、対応する遊技媒体計数機(63)が遊技媒体を計数している容器(401)の情報記憶装置(402)から遊技機情報を読み出すと共に、情報発信装置(403)から遊技機情報を受信し、読み出した遊技機情報と受信した遊技機情報とを照合することで、遊技媒体計数機(63)が計数中の遊技媒体の正当性を判定する。たとえば、遊技機情報が示す出玉情報と実際に遊技媒体を計数して得た計数値とを比較して正当性を判定する。
遊技店管理システムは、この判定結果に基づいて、遊技媒体計数機(63)が計数した景品遊技媒体を正当なものと正当でないものとに区別して取り扱う。たとえば、正当と判定されたものだけを対象に景品遊技媒体の合計数を求めたり、正当と判定された景品遊技媒体の合計数と、不正と判定された景品遊技媒体の合計数とを別々に求めて管理したりする。
請求項12に係わる発明は、前記情報発信装置(403)に、当該情報発信装置(403)に対応する遊技機(61)が払い出した遊技媒体に対する景品交換単価を記憶しておくと共に、この景品交換単価を前記情報発信装置(403)からの遊技機情報に含めるようにし、
この遊技機情報を前記正当性判定装置(404)が正当と判定した場合に、前記遊技機情報から景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにした
ことを特徴とする請求項11に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、情報発信装置(403)に、当該情報発信装置(403)に対応する遊技機(61)が払い出す遊技媒体に対する景品交換単価を記憶しておき、これを容器(401)の情報記憶装置(402)に書き込むと共に、正当性判定装置(404)に送信する。正当性判定装置(404)は、遊技機情報が正当であると判定した場合に、遊技媒体計数機(63)が計数した遊技媒体の景品交換単価をその遊技機情報から認識し、遊技店管理システムはこの認識結果に基づいて景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱う。これにより、遊技店内に景品交換単価の異なる遊技機(61)が混在する場合や、バーゲン期間などがあって景品交換単価が変動するような場合にも、遊技店の支出を的確に管理することが可能になる。
請求項13に係わる発明は、前記正当性判定装置(404)に、遊技機(61)の識別情報と対応付けて景品交換単価を記憶しておき、
前記情報発信装置(403)からの遊技機情報を前記正当性判定装置(404)が正当と判定した場合に、前記遊技機情報に含まれる遊技機(61)の識別情報と前記正当性判定装置(404)に記憶させた内容とから景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにした
ことを特徴とする請求項11に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、遊技機(61)の識別情報と対応付けて景品交換単価を正当性判定装置(404)に記憶しておく。そして、遊技機情報を正当と判定したとき、その遊技機情報に含まれる遊技機(61)の識別情報に対応する景品交換単価を正当性判定装置(404)に記憶されている内容から認識する。遊技店管理システムはこの認識結果に基づいて景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱う。
請求項14に係わる発明は、前記情報発信装置(403)は、対応する遊技機(61)が遊技媒体の貸し出しを受ける遊技媒体貸出機(62)の識別情報を前記遊技機情報にさらに含めるようにし
前記正当性判定装置(404)に、遊技媒体貸出機(62)の識別情報と対応付けて景品交換単価を記憶しておき、
前記情報発信装置(403)からの遊技機情報を前記正当性判定装置(404)が正当と判定した場合に、前記遊技機情報に含まれる遊技媒体貸出機(62)の識別情報と前記正当性判定装置(404)に記憶させた内容とに基づいて景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにした
ことを特徴とする請求項11に記載の遊技店管理システムである。
上記発明によれば、情報発信装置(403)は、対応する遊技機(61)が遊技媒体の貸し出しを受ける遊技媒体貸出機(62)の識別情報を遊技機情報に含め、正当性判定装置(404)に遊技媒体貸出機(62)の識別情報と対応付けて景品交換単価を記憶しておく。そして、遊技機情報を正当と判定したとき、その遊技機情報に含まれる遊技媒体貸出機(62)の識別情報に対応する景品交換単価を正当性判定装置(404)に記憶されている内容から認識する。遊技店管理システムはこの認識結果に基づいて景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱う。
本発明に係わる遊技店管理システムによれば、景品交換金額または遊技店の売上金額のいずれか一方ではなく、両者の差額である収支を第三者機関で管理するので、景品遊技媒体の計数値を細工することにより遊技店の支出を不正に増やして純利益を少なめに申告するといった脱税や、売上金額を操作することにより過少申告する脱税など、遊技店における脱税などの不正行為を全体的に防止することができ、しかも第三者機関により公正に脱税の疑いを判断することができる。
また、差額導出手段で求めた差額と申告差額または累積差額との差分の、売上合計額に対する割合に基づいて不正行為に係わる判定を行なうものでは、遊技店の規模に係わらず一律の基準で不正行為に係わる判定が可能になる。
不正行為に係わる判定結果を第三者機関に設置された判定装置からその判定結果に係わる遊技店に配信するものでは、不正行為の疑いがあるが遊技設備などにその原因となる問題が生じていないかなどの注意を促す情報を判定結果として遊技店に送信することにより、遊技店に不正行為に対する注意を与えることができ、遊技業界全体の健全化を図ることができる。
第三者機関に設置された判定装置が不正行為に係わる判定結果や判定結果の履歴をホームページに公開するものでは、たとえば、不正行為の疑いがなかったことをホームページ上に表示すれば、遊技店の健全な経営を遊技客やその他の不特定多数の人々にPRすることができ、遊技店のイメージを良くし遊技客に安心して遊技を行なってもらうことができるので、遊技業界全体のイメージを向上させることができると共に、健全な経営に努める動機付けを遊技店の経営者に与えることができる。
第三者機関に設置された判定装置は遊技店の管理装置に対して送信要求と認証情報とを送信し、管理装置側で認証に成功した場合に当該送信要求のあった判定装置に管理装置から情報を送信するようにしたものでは、不正者からのアクセスに対して遊技店の管理装置が情報を誤って送信することがなくなり、営業情報の漏洩が防止されてセキュリティが向上する。
遊技媒体の容器に取り付けた情報記憶装置に書き込んだ遊技機情報を照合することで、遊技媒体計数機が計数した遊技媒体の正当性を判定し、この判定結果に基づいて景品遊技媒体を正当なものと正当でないものとに区別して取り扱うようにしたものでは、遊技者の不正行為に係わる景品遊技媒体を区別でき、遊技店側の不正行為をより的確に判定することができる。
また、計数した遊技媒体の景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにしたものでは、遊技機の種類や営業日に応じて景品交換単価が変動するような場合にも、遊技店の支出を的確に管理することが可能になる。
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる遊技店管理システム10のシステム構成を示している。本実施の形態では、遊技媒体としてパチンコ球(遊技球)を使用するパチンコ機を遊技機として配列した遊技店を例に説明する。遊技店管理システム10は、パチンコ店などの遊技店における収支を公正に管理するための装置であり、遊技店2に設置される管理装置20と、第三者機関4に設置される判定装置40とを備えている。
管理装置20および判定装置40はインターネットなどのネットワーク6を介して接続されている。管理装置20と判定装置40との間を接続するネットワークはインターネットに限らず、電話回線、専用回線などでもよい。ネットワーク6にはさらに、遊技客などが使用する通信端末装置8が接続される。通信端末装置8は、ホームページを閲覧可能な機能を備えた通信装置であればよく、パーソナルコンピュータのほか携帯電話などでもよい。
判定装置40を設置する第三者機関4は、遊技店の不正行為を監視する公正中立な機関が好ましい。図では遊技店2を1店舗のみ記載したが、実際には第三者機関4は多数の遊技店を監視するようになっている。図1を詳細に説明する前に、まず、遊技店2の機器構成について説明する。
図2は、遊技店2における機器構成を示している。遊技店2には、パチンコ機などの遊技機61と、この遊技機61で使用される遊技球(遊技媒体)を貸し出す遊技媒体貸出機62とを並設して一対にしたものを、背中合わせの2列にして多数収容する遊技機島が通路を挟んでいくつか設置されている。遊技機島の中央や端部には、遊技機61で遊技したことにより遊技者が獲得した遊技球である景品玉(景品遊技媒体)を回収して計数する遊技媒体計数機63が設置されている。
遊技機島には、中継器としての台コントローラ64が複数配設されており、各台コントローラ64には対をなす遊技機61と遊技媒体貸出機62または遊技媒体計数機63が接続されている。台コントローラ64は、対応する遊技機61、遊技媒体貸出機62もしくは遊技媒体計数機63の動作状態を表わす信号や制御信号の送受信を検知、監視、制御するものである。
台コントローラ64は、遊技機島内部に配設された通信回線であるHALL−BUS65を介して、ゲートウェイを兼ねた島コントローラ66に接続されている。遊技機61および遊技媒体貸出機62、遊技媒体計数機63が出力する各種信号は台コントローラ64に入力された後、島コントローラ66に収集されて一時的に記憶される。
島コントローラ66は、HALL情報ネットワークとしてのLAN(Local Area Network)67とも接続されている。LAN67には、先に説明した管理装置20のほかに、ホール管理端末機71、景品管理端末機72、ホール管理コンピュータ73、情報表示端末機74などが接続されている。これら各種装置には、ディスプレイ(液晶やCRT)、プリンタ、モデム、インカム(音声出力装置)等が必要に応じて更に接続されている。なお、ホール管理コンピュータ73は、ネットワーク6を介して判定装置40やその他の外部装置から電子メールを受信する電子メール受信手段73aの機能を有している。
各遊技機61は、当該遊技機61の稼動状態や特賞の発生状況などを示す各種のステータス情報や入玉数、出玉数などを表した稼動情報を出力する。また、遊技媒体貸出機62は、投入された現金やプリペイドカードによって支払われた金額に見合った個数の遊技球を貸し出すと共に、その売上金額を表した売上金額情報を出力する。遊技媒体計数機63は、景品玉の計数値(景品玉数又は景品遊技媒体数)を表した景品玉数情報を出力する。これらの情報はLAN67を通じてホール管理コンピュータ73や判定装置40に入力される。
管理装置20は、通信機能を備えたサーバ装置やコンピュータ装置で構成される。管理装置20は、遊技店ID設定手段21と、入力手段22と、景品交換単価記憶手段23と、計数情報収集手段24と、計数金額算出手段25と、売上情報収集手段26と、差額算出手段28と、差額累積手段29と、景品玉数累積手段30と、売上金額累積手段31と、データ送受信手段32と、遊技店ID判定手段33との機能を備えている。
遊技店ID設定手段21は、当該管理装置20が管理対象にしている遊技店2を一意に特定する識別情報としての遊技店IDと認証用のパスワードとの設定を受け付け、それらを記憶する機能を果たす。遊技店IDは、たとえば、第三者機関4が各遊技店2に割り当て、パスワードは遊技店2側で設定して第三者機関4に通知して登録するようになっている。入力手段22は、遊技店2の経営者などから、所定期間中における売上金額から景品交換金額を差し引いた差額を表した申告差額などの入力を受け付ける機能を果たす。
景品交換単価記憶手段23は、景品玉を景品に交換する際の単価である景品交換単価を記憶する単価記憶手段としての機能を果たす。ここでは、景品交換単価はホール管理コンピュータ73や入力手段22から入力される。なお遊技媒体計数機63が景品玉数情報と共に景品交換単価情報を出力するようにし、ここから景品交換単価情報を取得するように構成してもよい。計数情報収集手段24は、遊技媒体計数機63が出力した景品玉数情報および景品交換単価情報を収集する。計数金額算出手段25は、計数情報収集手段24が収集した景品玉数情報が示す景品玉数に景品交換単価情報が示す単価を乗じた計数金額を算出する機能を果たす。
売上情報収集手段26は、遊技媒体貸出機62が出力した売上金額情報を収集する。差額算出手段28は、売上情報収集手段26が収集した情報が示す売上金額から計数金額算出手段25が算出した計数金額を差し引いた差額を算出する。この算出は、たとえば、営業日毎に営業終了後に行なわれる。すなわち、計数金額算出手段25は1日分の計数金額を累積加算し、売上情報収集手段26は1日分の売上金額情報の合計金額を求め、差額算出手段28は営業終了後にその日の売上金額からその日の計数金額を減算してその1日分の差額を求める。
差額累積手段29は、差額算出手段28が所定期間中に算出した差額を累積加算した累積差額を求める機能を果たす。所定期間は、入力手段22などを通じて、たとえば、半年や1年に設定される。脱税に関する不正行為を監視する場合には、課税対象期間に合わせるとよい。景品玉数累積手段30は、計数情報収集手段24が前記所定期間中に収集した景品玉数情報が示す景品玉数を累積加算した景品玉の合計数を求めて記憶する景品遊技媒体累積手段としての機能を果たす。売上金額累積手段31は、売上情報収集手段26が前記所定期間中に収集した売上金額情報が示す売上金額を累積加算した売上の合計額を求めて記憶する機能を果たす。
データ送受信手段32は、ネットワーク6を通じて各種の情報を判定装置40との間で送受信する機能を果たす。たとえば、遊技店IDと、景品玉数累積手段30が求めた景品玉の合計数と、景品交換単価記憶手段23が記憶している景品交換単価と、売上金額累積手段31が求めた売上の合計額と、差額累積手段29が求めた累積差額または入力手段22から入力された申告差額などを第三者機関4の判定装置40に送信する送信手段としての機能を果たす。
遊技店ID判定手段33は、判定装置40から送信要求と共に送信されてくる認証情報に基づいて、該送信要求が真正か否かを認証する機能を果たす。具体的には、判定装置40から送信要求と共に送られてくる遊技店IDとパスワードとが当該管理装置20の遊技店ID設定手段21に設定されている遊技店IDおよびパスワードと一致するか否かにより認証を行なう。
次に、図1に基づいて判定装置40の構成を説明する。
第三者機関4に設置される判定装置40は、通信機能を備えたサーバ装置やコンピュータ装置などで構成された管理用PC41とその周辺装置とで構成される。管理用PC41は、遊技店ID配信手段42と、遊技店ID照合手段43と、計数金額算出手段44と、差額導出手段45と、差額判定手段46と、不正判断手段47と、結果配信手段48と、公開手段49と、各種情報の送受信を行なう通信部50とを備えている。管理用PC41には、遊技店IDデータベース51およびデータベース52のほかディスプレイ装置、プリンタ装置などが接続されている。
遊技店IDデータベース51には、監視対象として登録されている遊技店の遊技店IDとパスワードとが認証情報として登録されている。また、各遊技店のネットワークアドレスなども登録されている。通信部50は、ネットワーク6を通じて各種の情報を送受信する機能を果たす。管理用PC41の遊技店ID配信手段42は監視対象となっているいずれかの遊技店の遊技店IDとパスワードとネットワークアドレスとを遊技店IDデータベース51から読み出し、当該ネットワークアドレスに対して不正行為判定用の情報の送信要求と認証情報とを通信部50を用いて送信する機能を果たす。
通信部50は、この送信要求に応じて管理装置20から送られてくる遊技店IDと、景品玉の合計数と、景品交換単価と、売上の合計額と、累積差額または申告差額とを受信する受信手段としての機能も果たす。
遊技店ID照合手段43は、管理装置20から送られてきた情報に含まれる遊技機IDと送信要求の送信先の遊技店IDとを照合することで、今回受信した情報が送信要求を行なった遊技店から送られてきた情報であることを確認する照合手段としての機能を果たす。
計数金額算出手段44は、管理装置20から受信した景品玉の合計数に、同じく管理装置20から受信した景品交換単価を乗じた計数金額を算出する。差額導出手段45は、管理装置20から受信した売上の合計額から計数金額算出手段44が算出した計数金額を差し引いた差額を算出する機能を果たす。差額判定手段46は、差額導出手段45が求めた差額と管理装置20から受信した累積差額または申告差額とを比較し、これらの差が所定の許容範囲内であるか否かを判定する。不正判断手段47は、差額判定手段46の判定結果からその遊技店で脱税などの不正行為の疑いがあるか否かを判定する。差額導出手段45と差額判定手段46と不正判断手段47とにより不正判定手段としての機能を果たしている。
結果配信手段48は、不正判断手段47の判定結果を当該判定結果に係わる遊技店に配信する機能を果たす。ここでは、電子メールを該当する遊技店のホール管理コンピュータ73に送信するようになっている。データベース52は、不正判断手段47の判定結果を当該判定結果に係わる遊技店の遊技店IDと対応付けて累積記憶する機能を果たす。また、管理装置20から受信したすべての情報を累積記憶するようになっている。公開手段49は、結果配信手段48の判定結果やデータベース52に累積記憶されている判定結果の履歴を遊技店の店名やIDなどの識別情報と対応付けてホームページ上に公開する機能を果たす。
次に、遊技店管理システム10の動作の流れを説明する。
図3は、遊技店2に設置された管理装置20が行なう処理の流れを示している。店内の各遊技媒体計数機63から送られてくる景品玉数情報を計数情報収集手段24で収集すると共に(ステップS101)、店内の各遊技媒体貸出機62から送られてくる売上金額情報を売上情報収集手段26で収集する処理を(ステップS102)、本日の営業が終了するまで継続実行する(ステップS103;N)。営業が終了すると(ステップS103;Y)、当該1日に収集した景品玉数情報が示す景品玉数を合算し、この合算した景品玉数に景品交換単価を乗じて本日1日分の景品交換金額である計数金額を算出する(ステップS104)。そして、本日1日に収集した売上金額情報が示す売上金額を合算し、この合算した売上金額から先に求めた計数金額を差し引いて本日1日分の差額を算出する(ステップS105)。
差額累積手段29はこの差額と前日までの差額とを累積加算した累積差額を求めて記憶し、売上金額累積手段31は、本日分の売上金額を前日までの売上金額に累積加算した合計額を求めて記憶し、景品玉数累積手段30は、本日分の景品玉数を前日までの景品玉数に累積加算した合計数を求めて記憶する(ステップS106)。
以上の動作を1年や半年など設定された所定期間にわたって繰り返し行ない(ステップS107;N)、所定期間を経過したら(ステップS107;Y)、当該所定期間における累積差額、景品玉数の合計数、売上金額の合計額、景品交換単価に関するデータを確定させ(ステップS108)、第三者機関4の判定装置40からの送信要求を待機する(ステップS109;N)。第三者機関4の判定装置40から送信要求を受けると(ステップS109;Y)、当該送信要求と共に送られてくる認証情報に基づいて、その送信要求が真正な判定装置40からのものか否かを遊技店ID判定手段33で判定する(ステップS110)。詳細には、認証情報として送られてくる遊技店IDとパスワードとが当該管理装置20の遊技店ID設定手段21に設定されている遊技店IDおよびパスワードと一致するか否かによって認証する。
認証に失敗した場合は(ステップS111;N)、送信要求の受信待機状態に戻る(ステップS109)。認証に成功すると(ステップS111;Y)、遊技店IDと先に確定させておいたデータ、すなわち、当該所定期間における累積差額、景品玉数の合計数、売上金額の合計額、景品交換単価に関するデータとを前記送信要求の送信元の判定装置40に送信して(ステップS112)処理を終了する(エンド)。
なお、図では省略したが、ステップS108でデータを確定した後は、次の所定期間に対する処理(ステップS101〜107;N)が開始される。また累積差額に代えて、遊技店2の経営者などに所定期間における売上金額の合計から景品交換金額の合計を差し引いた金額を申告差額として入力手段22などから入力させ、当該申告差額を判定装置40に送信してもよい。また、累積差額と申告差額の双方を判定装置40に送信するように構成してもよい。
図4は、第三者機関4に設置された判定装置40が行なう処理の流れを示している。所定期間を過ぎて監視・判定の時期が到来すると、判定装置40は遊技店IDデータベース51に登録されている監視対象の全遊技店に対して以下のような処理を行なう。まず遊技店ID配信手段42がいずれかの遊技店に係わる遊技店IDとパスワードとその遊技店のネットワークアドレスなどを遊技店IDデータベース51から読み出して取得し(ステップS201)、その遊技店の管理装置20に対してデータの送信要求と認証情報(遊技店IDとパスワード)とを送信する(ステップS202)。
この送信要求が管理装置20で認証されるとその管理装置20から遊技店IDなどのデータが送信されてくるので、これを受信する(ステップS203)。そして、受信した遊技店IDが送信要求の遊技店IDと一致するか否かを遊技店ID照合手段43で照合する(ステップS204)。照合失敗の場合は、図示省略のエラー処理を行なう。
照合に成功すると、その遊技店2の管理装置20から受信した景品玉数の合計数に景品交換単価を乗じた計数金額を計数金額算出手段44で算出し(ステップS205)、さらに前記管理装置20から受信した売上金額の合計額から先に算出した計数金額を減算した差額を差額導出手段45で導出する(ステップS206)。差額判定手段46はこの差額と管理装置20から受信した累積差額およびまたは申告差額とを比較し、これらの差分(食い違い額)が一定の許容範囲内か否かを判定し(ステップS207)、不正判断手段47は、たとえば、差分が許容範囲内にない場合には、その遊技店で脱税などの不正行為の疑いがあると判定する(ステップS208)。
不正判断手段47は、差分(食い違い額)の大きさに応じて不正行為の疑いを複数段階(たとえば10段階)に評価する。ここでは、差分が予め定めた最小範囲内のときは最優良と判定してその遊技店に最大ポイントを付与し、差分が大きくなるほど付与するポイント数を少なくしている。なお、許容範囲を超えている場合は、付与するポイントをゼロにしたり、超えている額の大きさに応じてマイナスポイントを付与したりするように構成してもよい。
また、差額導出手段45で求めた差額と累積差額または申告差額との割合に基づいて不正行為の疑いを判定してもよい。すなわち、差額導出手段45で求めた差額と累積差額または申告差額との差分(食い違い額)が同じであっても、差額(収支)が少ない場合と多い場合とでは不正の程度が異なるが、差額導出手段45で求めた差額と累積差額または申告差額との割合に基づいて判定すれば、遊技店の規模に係わらず一律の基準で不正の程度を判定することができる。
たとえば、差額(収支)が5000万円で申告差額が4500万円の遊技店と、差額(収支)が2000万円で申告差額が1800万円の遊技店について差分(食い違い額)で判断すると、前者が500万円で後者が200万円となり前者の方が不正の程度が高いと判定されるが、割合でみると両者同じ(前者は4500÷5000=0.9、後者は1800÷2000=0.9)になる。すなわち、いずれの遊技店も収支に対して90%の健全性となり、遊技店の規模に依存しない平等な判定を行なうことができる。
次に、不正判断手段47での判定結果(ポイント数など)および管理装置20から受信した各種データをその遊技店に係わる判定の履歴情報としてデータベース52に累積記憶する(ステップS209)。その後、不正判断手段47の判定結果をその遊技店に向けて配信する(ステップS210)。ここでは、電子メールで判定結果を配信する。判定結果は、メッセージや先のポイント数などで通知される。また、参考データとして、売上の合計額、差分(食い違い額)などを判定結果の通知に加えてもよいし、これらの数値だけを判定結果として通知してもよい。
不正行為の疑いがある場合には、たとえば、「不正行為の疑いがあります。遊技設備の不良が原因でこのような結果が生じているかもしれませんので、点検してください。」などといった柔和な表現で判定結果を通知するとよい。
以上のような処理を監視対象の全遊技店に対して行ない(ステップS211;N)、全遊技店に対して処理が完了すると(ステップS211;Y)、判定結果をインターネット上で公開するためのホームページを作成あるいは更新する(ステップS212)。
このように、景品交換金額または遊技店の売上金額のいずれか一方ではなく、両者の差額である収支を第三者機関4で管理するので、景品玉の計数値を細工することにより遊技店の支出を不正に増やして純利益を少なめに申告するといった脱税や、売上金額を操作することにより過少申告する脱税など、遊技店における脱税などの不正行為を全体的に防止することができ、しかも第三者機関4により公正に脱税の疑いを判断することができる。
また、管理装置20側で景品玉数などのデータを所定期間にわたって累積し、その累積値を所定期間の終了後に判定装置40に送信するので、データを収集毎に送信したり、営業終了毎に送信したりする場合に比べて、データの送信量および送信回数が少なくなり、特に、複数の管理装置20を監視対象にしている判定装置40での通信負担・処理負担が軽減する。
また、判定結果を該当する遊技店に配信して通知するので、不正行為の疑いの有無を確実に遊技店に伝えることができ、各遊技店では、売上金額の集計異常や景品玉数の計数値異常などに繋がる遊技設備の不具合を調べて、適切な対処が可能になる。なお、遊技店への判定結果の通知は、ホームページで公開する前に行なうとよい。たとえば、遊技店側で判定結果に異議がある場合など、公開前に事情を調べて対応することができ、一方的に遊技店に不利益が及ぶことを防止することができる。
なお、申告差額に基づいて不正行為に係わる判定を行なえば、遊技店経営者による人為的な不正行為を判定することができる。また累積差額に基づいて不正行為に係わる判定を行なえば、遊技設備の障害や電磁波などが原因で不正行為の疑いが生じているのではないかという判断が可能になる。これら両者(申告差額と累積差額による判断)を実施することで、不正行為に対する判断をより詳細かつ的確に行なうことができる。
図5は、判定結果を公開するホームページの各種態様を例示している。図5(a)は、遊技店別にその遊技店がこれまでに獲得したポイントを表示するホームページ300を例示している。星印301の数が多いほど、健全な経営を続けていることがわかる。他店に比べて星印301の数が少ない遊技店は、その少ない分だけ不正行為の疑いがあったことを示している。たとえば、A店は過去7回の監視ですべて健全と判断されて7ポイントを獲得し、B店は不正行為の疑いが1回あったので、1ポイント少ない6ポイントを獲得していることが分かる。
図5(b)〜図5(d)のホームページ310、320、330では、健全性の程度を複数段階に示している。図5(b)のホームページ310では星印の色分けで健全性の程度を示している。この例では黒塗りの星印311は健全な経営状態を示し、白抜きの星印312は健全ではあるものの、差分(食い違い額)がやや多めで要注意の状態を示している。
図5(c)のホームページ320では、星印が大きいほど、健全性が高いことを示している。小さい星印321は、要注意状態であることを示している。図5(d)のホームページ330はマークの形状で経営の健全性を複数段階に表示している。図5(d)では、たとえば、丸印331は極めて健全であることを、星印332は通常程度の健全性があることを、三角印333は要注意状態であることを示している。
図5(e)のホームページ340は、判定結果の履歴をその判定結果を得た時期と対応付けて表示している。この例では、星印341が表示されている期間は健全であることを示し、星印341が表示されていない期間は不正行為のあったことを示している。たとえば、A店は、1〜6月、7〜12月の両期間とも健全な経営であるが、B店は7〜12月の期間に星印341の表示がなく、この期間に不正行為の疑いがあったことを示している。図5(e)において、マークの色わけ・大きさ・形状などによって健全性を複数段階に表示してもよい。
このようにホームページに不正行為に係わる判定結果を公開することで、不正行為の疑いがなかったことや健全な経営を行なっていることを遊技客やその他の不特定多数の人々にPRすることができる。その結果、遊技店のイメージを良くし遊技客に安心して遊技を行なってもらうことができたり、遊技業界全体のイメージを向上させたりすることができると共に、健全な経営に努める動機付けを遊技店の経営者に与えることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6は、第2の実施の形態に係わる遊技店管理システム10aのシステム構成を示している。第2の実施の形態では、遊技媒体計数機63が計数した遊技球の正当性を判定したり、正当と判定された遊技球を景品交換単価別に管理したりする機能を第1の実施の形態で示した遊技店管理システム10に付加したものである。以下、その付加機能について説明する。
図7は、正当性判定機能に係わる機器構成を示している。遊技機61から払い出された遊技媒体を貯留して遊技媒体計数機63へ運ぶための容器401には、情報を読み書き可能に記憶する情報記憶装置402が取り付けてある。容器401は、パチンコにおいては一般に玉箱と称される。情報記憶装置402は、容器401に取り付けて情報を読み書き可能に記憶できるものであればその方式や形態などは問わないが、好ましくは、非接触で読み書きができ、しかも内部に電源を有することなく動作できるものがよい。ここでは、このような仕様を満たすRFID(Radio Frequency IDentification system)を情報記憶装置402として使用している。情報記憶装置402は遊技店2で使用する各容器401の底部などに埋め込むように取り付けられている。
当該遊技店2では、各遊技機61に対応付けて情報発信装置403を設置してあり、さらに各遊技媒体計数機63に対応つけて正当性判定装置404を設けてある。また正当性判定装置404は情報受信装置405を有している。ここでは、情報受信装置405を別体に構成して正当性判定装置404に接続してある。
情報発信装置403は、容器401の情報記憶装置402に所定の遊技機情報を書き込む機能と、情報記憶装置402に書き込んだ遊技機情報と同じ遊技機情報を遊技媒体計数機63の正当性判定装置404に送信する機能とを果たす。情報発信装置403は、遊技機島において複数の遊技機61を並設するための天板のうち、対応する遊技機61で使用する容器401が設置される箇所に設けてある。なお、図示省略のアンテナのみをこの箇所に設け、正当性判定装置404の本体を別の箇所(たとえば、遊技機島の内部)に設置してもよい。
情報発信装置403は、前記所定箇所に容器401がセットされたことを検知すると、当該情報発信装置403に対応付けされている遊技機61の識別情報である遊技機IDとこの遊技機61と対になっている遊技媒体貸出機62の識別情報である貸出機IDとをその容器401の情報記憶装置402に書き込む。また、遊技機61が該当の容器401に払い出した遊技媒体の個数を計数し、その個数とこの遊技媒体に対する景品交換単価とを情報記憶装置402に書き込む機能を備えている。景品交換単価は情報発信装置403の図示省略した不揮発メモリに予め記憶させてある。この景品交換単価は適宜、設定変更することができる。たとえば、ホール管理コンピュータ73からLAN67やHALL−BUS65、台コントローラ64を通じて景品交換単価を書き換えできるように構成するとよい。
容器401の情報記憶装置402に書き込んだものと同じ遊技機情報を遊技媒体計数機63の正当性判定装置404に送信する動作は、たとえば、容器401が取り除かれたことを検知したとき、あるいは対応する遊技機61や遊技媒体貸出機62で精算スイッチが操作されたことを検知したときなどに実行される。また、遊技店内のすべての正当性判定装置404に対して遊技機情報を送信してもよいし、一部のもの、たとえば、同じ遊技機島に属する遊技媒体計数機63に対応する正当性判定装置404にのみ送信するようにしてもよい。
正当性判定装置404は対応する遊技媒体計数機63に内蔵してあり、情報受信装置405は当該遊技媒体計数機63のうち、遊技媒体を計数するために容器401がセットされる箇所に設けてある。正当性判定装置404は、情報発信装置403が書き込んだ遊技機情報を、セットされた容器401の情報記憶装置402から読み出す機能を果たす。読み出した情報は正当性判定装置404に入力される。正当性判定装置404はさらに情報発信装置403が送信した遊技機情報を受信する機能を備えている。また、設定部404aを有している。設定部404aは、正当性の判定条件や正当性判定装置404が動作するための各種設定値の設定変更を受け付ける機能を果たす。
次に、正当性の判定に係わる動作を説明する。
遊技者が遊技機61手前の天板の所定箇所に容器401をセットして遊技を行なうと、その遊技機61に対応する情報発信装置403は、該遊技機61の遊技機IDと、対応する遊技媒体貸出機62の貸出機IDと、セットされている容器401に払い出された遊技媒体の数を示す出玉情報と、景品交換単価とを含む遊技機情報を容器401の情報記憶装置402に書き込む。また同じ遊技機情報を遊技媒体計数機63の正当性判定装置404に向けて送信する。
遊技媒体計数機63に容器401がセットされると、該遊技媒体計数機63の情報受信装置405はこのセットされた容器401の情報記憶装置402から遊技機情報を読み出して正当性判定装置404に出力する。正当性判定装置404は、情報受信装置405から入力された遊技機情報と情報発信装置403から直接受信した遊技機情報とを比較して、遊技媒体計数機63が計数している遊技媒体の正当性を判定する。
たとえば、遊技機情報に含まれている出玉情報と遊技媒体計数機63で実際に計数した計数値とを比較し、これらの差分が一定の許容数以下ならば正当と判定し、許容数を超える場合は不正と判定する。また、不正と判定した場合でも、遊技機情報に含まれる出玉情報と計数値のうち、信頼できる方(たとえば少ない方)の数に相当する分は正当な遊技媒体と判定し、残りを不正と判定してもよい。
そして、判定結果と、計数値と、遊技機情報から取得した景品交換単価とを管理装置20に送信する。また店内のディスプレイに表示するために必要に応じて出力したり、これらの情報を印刷したレシートを発行したりする。
管理装置20は、正当と判定された遊技媒体と正当でないと判定された遊技媒体とを区別して取り扱うようになっている。たとえば、正当と判定された遊技媒体だけを計数金額算出手段25で計数金額を算出する対象にすると共に、正当と判定された遊技媒体の数だけを景品玉数累積手段30で累積加算する。また、不正と判定された遊技媒体の数を別途累積加算して記憶し、不正行為の疑いがあると第三者機関4の判定装置40で判定されたような場合に、釈明のためのデータとして使用できるようになっている。
遊技機情報に含まれている景品交換単価から、遊技媒体計数機63で計数した遊技媒体の景品交換単価が分かるので、管理装置20は景品交換単価毎に景品玉数を管理する。たとえば、計数金額算出手段25は、遊技媒体計数機63の正当性判定装置404から一対になって送られてくる景品玉数情報と景品交換単価情報とを乗じて計数金額を求める。また、景品玉数累積手段30と景品交換単価記憶手段23の機能とを統合して景品玉数を景品交換単価別に累積記憶して管理するようになっている。
管理装置20は判定装置40に対して、景品交換単価別にその単価と景品玉数とを対応付けた情報を送信する。判定装置40は、この情報から景品交換単価別に計数金額を算出し、その合計金額を景品玉全体の計数金額として処理する。
このような構成により、遊技媒体計数機63が計数した遊技媒体の正当性を判定し、正当な景品玉と正当でない景品玉とを区別して管理できる。特に、正当性を判定することで遊技者の不正行為に係わる景品玉を識別できるので、遊技者による不正行為を分離して経営側の不正行為に係わる監視をより的確に行なうことができる。また、計数した遊技媒体の景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにしたので、遊技機61の種類や営業日に応じて景品交換単価が変動するような場合にも、遊技店の支出を的確に管理することが可能になる。
なお、上記の例では、情報発信装置403に景品交換単価を記憶しておき、遊技機情報に景品交換単価を含めるように構成したが、正当性判定装置404側に遊技機IDや貸出機IDと対応付けて景品交換単価を記憶するように構成してもよい。この場合、遊技機情報に含まれる遊技機IDまたは貸出機IDに対応付けて正当性判定装置404に記憶されている景品交換単価を、今回計数した遊技媒体の景品交換単価と認識して処理すればよい。また、ホール管理コンピュータ73から各正当性判定装置404が記憶している景品交換単価を書き替えできるように構成するとよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態ではパチンコ球を遊技媒体とした遊技機を扱うシステムを例示したが、メダルを遊技媒体とするスロットマシンやその他の遊技機を対象としてもよい。
また、実施の形態では申告差額と累積差額の双方を扱い得るシステムを例示したが、いずれか一方のみでもよい。
ホームページへの公開形式や各遊技店への判定結果の通知形式は実施の形態で例示したものに限定されない。たとえば、健全の度合いやその変化をグラフで示したりしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係わる遊技店管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる遊技店管理システムにおける遊技店側の装置構成を示すブロック図である。 遊技店に設置される管理装置が行なう処理を示す流れ図である。 第三者機関に設置される判定装置が行なう処理を示す流れ図である。 判定結果を公開するホームページの各種態様を例示した説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる遊技店管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる遊技店管理システムのうち正当性の判定に係わる部分の構成を示すブロック図である。
符号の説明
2…遊技店
4…第三者機関
6…ネットワーク
8…通信端末装置
10、10a…遊技店管理システム
20…管理装置
21…遊技店ID設定手段
22…入力手段
23…景品交換単価記憶手段
24…計数情報収集手段
25…計数金額算出手段
26…売上情報収集手段
28…差額算出手段
29…差額累積手段
30…景品玉数累積手段
31…売上金額累積手段
32…データ送受信手段
33…遊技店ID判定手段
40…判定装置
41…管理用PC
42…遊技店ID配信手段
43…遊技店ID照合手段
44…計数金額算出手段
45…差額導出手段
46…差額判定手段
47…不正判断手段
48…結果配信手段
49…公開手段
50…通信部
51…遊技店IDデータベース
52…データベース
61…遊技機
62…遊技媒体貸出機
63…遊技媒体計数機
64…台コントローラ
65…HALL−BUS
66…島コントローラ
67…LAN
71…ホール管理端末機
72…景品管理端末機
73…ホール管理コンピュータ
73a…電子メール受信手段
74…情報表示端末機
300…判定結果公開用のホームページ
301…健全経営を示す星印
310…判定結果公開用のホームページ
311…健全経営を示す黒塗りの星印
312…要注意状態を示す白抜きの星印
320…判定結果公開用のホームページ
321…要注意状態を示す小さい星印
330…判定結果公開用のホームページ
331…優良経営を示す丸印
332…通常の健全経営を示す星印
333…要注意状態を示す三角印
340…判定結果公開用のホームページ
341…健全経営を示す星印
401…容器(玉箱)
402…情報記憶装置
403…情報発信装置
404…正当性判定装置
404a…設定部
405…情報受信装置

Claims (14)

  1. 遊技機と、遊技機で使用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機と、前記遊技機で遊技したことにより遊技者が獲得した遊技媒体である景品遊技媒体を計数する遊技媒体計数機とが配設された遊技店に設置される管理装置と、
    第三者機関に設置される判定装置とを備え、
    前記管理装置は、所定期間中における売上金額から景品交換金額を差し引いた差額を表わす申告差額の入力を受け付け、この申告差額と、遊技店の識別情報である遊技店IDと、前記所定期間中に前記遊技媒体貸出機が出力した売上金額情報の合計額と、前記所定期間中に前記遊技媒体計数機が計数した景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価とを前記判定装置に送信し、
    前記判定装置は、前記遊技店IDを照合した後、前記管理装置から受信した前記合計額から前記合計数に前記景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を求め、この差額と前記受信した申告差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう
    ことを特徴とする遊技店管理システム。
  2. 前記管理装置は、
    前記遊技店IDを設定する遊技店ID設定手段と、
    前記遊技媒体計数機から景品遊技媒体数を表わす情報を収集する計数情報収集手段と、
    景品交換単価を記憶する単価記憶手段と、
    前記申告差額の入力を受け付ける入力手段と、
    前記遊技媒体貸出機から売上金額を収集する売上情報収集手段と、
    前記計数情報収集手段が前記所定期間中に収集した景品遊技媒体数を累積加算して前記合計数を求める景品遊技媒体数累積手段と、
    前記売上情報収集手段が前記所定期間中に収集した売上金額を累積加算して前記合計額を求める売上金額累積手段と、
    前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体数累積手段が求めた景品遊技媒体の合計数と、前記単価記憶手段が記憶している景品交換単価と、前記売上金額累積手段が求めた売上の合計額と、前記入力手段で入力した申告差額とを前記判定装置に送信する送信手段と
    を有し、
    前記判定装置は、
    前記管理装置から前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体の合計数と、前記景品交換単価と、前記売上の合計額と、前記申告差額とを受信する受信手段と、
    受信した前記遊技店IDを照合する照合手段と、
    受信した前記売上の合計額から前記景品遊技媒体の合計数に前記景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を求める差額導出手段と、
    前記差額導出手段が求めた差額と前記受信した申告差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう不正判定手段と
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技店管理システム。
  3. 前記判定装置で求めた差額と前記受信した申告差額との割合に基づいて不正行為に係わる判定を行なう
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技店管理システム。
  4. 遊技機と、遊技機で使用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機と、前記遊技機で遊技したことにより遊技者が獲得した遊技媒体である景品遊技媒体を計数する遊技媒体計数機とが配設された遊技店に設置される管理装置と、
    第三者機関に設置される判定装置とを備え、
    前記管理装置は、所定期間中に前記遊技媒体貸出機が出力した売上金額情報の合計額から前記所定期間中に前記遊技媒体計数機が計数した景品遊技媒体の合計数に景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた累積差額を算出し、この累積差額と、遊技店の識別情報である遊技店IDと、前記所定期間中に前記遊技媒体貸出機が出力した売上金額情報の合計額と、前記所定期間中に前記遊技媒体計数機が計数した景品遊技媒体の合計数と、景品交換単価とを前記判定装置に送信し、
    前記判定装置は、前記遊技店IDを照合した後、前記管理装置から受信した前記合計額から前記合計数と前記景品交換単価とを乗じて得た金額を差し引いた差額を求め、この差額と前記受信した累積差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう
    ことを特徴とする遊技店管理システム。
  5. 前記管理装置は、
    前記遊技店IDを設定する遊技店ID設定手段と、
    前記遊技媒体計数機から景品遊技媒体数を表わす情報を収集する計数情報収集手段と、
    景品交換単価を記憶する単価記憶手段と、
    前記計数情報収集手段が収集した情報が示す景品遊技媒体数に、前記景品交換単価を乗じて計数金額を算出する計数金額算出手段と、
    前記遊技媒体貸出機から売上金額を表わす情報を収集する売上情報収集手段と、
    前記売上情報収集手段が収集した情報が示す売上金額から前記計数金額算出手段が算出した計数金額を差し引いた差額を算出する差額算出手段と、
    前記差額算出手段が前記所定期間中に算出した差額を累積加算して前記累積差額を求める差額累積手段と、
    前記計数情報収集手段が前記所定期間中に収集した景品遊技媒体数を累積加算して前記景品遊技媒体の合計数を求める景品遊技媒体数累積手段と、
    前記売上情報収集手段が前記所定期間中に収集した売上金額を累積加算して前記売上の合計額を求める売上金額累積手段と、
    前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体数累積手段が求めた前記景品遊技媒体の合計数と、前記単価記憶手段が記憶している景品交換単価と、前記売上金額累積手段が求めた前記売上の合計額と、前記差額累積手段が求めた累積差額とを前記判定装置に送信する送信手段と
    を有し、
    前記判定装置は、
    前記管理装置から前記遊技店IDと、前記景品遊技媒体の合計数と、前記景品交換単価と、前記売上の合計額と、前記累積差額とを受信する受信手段と、
    受信した前記遊技店IDを照合する照合手段と、
    受信した前記売上の合計額から前記景品遊技媒体の合計数に前記景品交換単価を乗じて得た金額を差し引いた差額を求める差額導出手段と、
    前記差額導出手段が求めた差額と前記受信した累積差額とを比較して、不正行為に係わる判定を行なう不正判定手段と
    を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技店管理システム。
  6. 前記判定装置で求めた差額と前記受信した累積差額との割合に基づいて不正行為に係わる判定を行なう
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の遊技店管理システム。
  7. 前記判定装置は、不正行為に係わる判定結果を当該判定結果に係わる遊技店に配信する結果配信手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技店管理システム。
  8. 前記判定装置は、不正行為に係わる判定結果を当該判定結果に係わる遊技店と対応付けてホームページで公開する公開手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の遊技店管理システム。
  9. 前記判定装置は、前記判定結果を累積記憶する結果記憶手段を備え、
    前記公開手段は、遊技店と対応付けて判定結果の履歴をホームページで公開する
    ことを特徴とする請求項8に記載の遊技店管理システム。
  10. 前記判定装置は、認証情報と共に前記管理装置に情報の送信要求を送信し、
    前記管理装置は、受信した送信要求が真正か否かを認証する認証手段を有し、認証に成功した場合に前記送信要求のあった判定装置に情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載の遊技店管理システム。
  11. 遊技機から払い出された遊技媒体を貯留するための容器に情報記憶装置を取り付けると共に、遊技機毎に情報発信装置を設けかつ遊技媒体計数機毎に正当性判定装置を設け、
    前記情報発信装置は、対応する遊技機が払い出した遊技球を受け入れて貯留する容器の情報記憶装置に前記遊技機の識別情報と払い出した遊技球の数を示す出玉情報とを含む遊技機情報を書き込むと共に、前記遊技機情報を前記正当性判定装置に送信し、
    前記正当性判定装置は、対応する遊技媒体計数機が遊技媒体を計数している容器の情報記憶装置から遊技機情報を読み出すと共に、前記情報発信装置から遊技機情報を受信し、前記読み出した遊技機情報と前記受信した遊技機情報とを照合して前記遊技媒体計数機が計数している遊技媒体の正当性を判定し、
    遊技媒体計数機が計数した景品遊技媒体を正当なものと正当でないものとに区別して扱う
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10に記載の遊技店管理システム。
  12. 前記情報発信装置に、当該情報発信装置に対応する遊技機が払い出した遊技媒体に対する景品交換単価を記憶しておくと共に、この景品交換単価を前記情報発信装置からの遊技機情報に含めるようにし、
    この遊技機情報を前記正当性判定装置が正当と判定した場合に、前記遊技機情報から景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにした
    ことを特徴とする請求項11に記載の遊技店管理システム。
  13. 前記正当性判定装置に、遊技機の識別情報と対応付けて景品交換単価を記憶しておき、
    前記情報発信装置からの遊技機情報を前記正当性判定装置が正当と判定した場合に、前記遊技機情報に含まれる遊技機の識別情報と前記正当性判定装置に記憶させた内容とから景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにした
    ことを特徴とする請求項11に記載の遊技店管理システム。
  14. 前記情報発信装置は、対応する遊技機が遊技媒体の貸し出しを受ける遊技媒体貸出機の識別情報を前記遊技機情報にさらに含めるようにし
    前記正当性判定装置に、遊技媒体貸出機の識別情報と対応付けて景品交換単価を記憶しておき、
    前記情報発信装置からの遊技機情報を前記正当性判定装置が正当と判定した場合に、前記遊技機情報に含まれる遊技媒体貸出機の識別情報と前記正当性判定装置に記憶させた内容とに基づいて景品交換単価を認識して、景品遊技媒体の合計数を景品交換単価別に取り扱うようにした
    ことを特徴とする請求項11に記載の遊技店管理システム。
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