JP2004070646A - 情報端末装置、サーバ装置、コンテンツ配信システム、コンテンツの同時再生制限方法、及びプログラム - Google Patents

情報端末装置、サーバ装置、コンテンツ配信システム、コンテンツの同時再生制限方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同時に再生可能なコンテンツを制限して、コンテンツのイメージや品位を保つことが可能となる情報端末装置、サーバ装置、コンテンツ配信システム、コンテンツの同時再生制限方法、及びコンテンツの同時再生制限プログラムを提供する。
【解決手段】情報端末装置2において、画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを同時再生するように操作部21で設定すると、合成コンテンツ評価部14は、同時再生できるように設定された複数のコンテンツの再生可否を所定の組み合わせ条件に基づいて判定し、組み合わせ条件を満たす場合に複数のコンテンツの同時再生を許可し、同時再生を許可された複数のコンテンツを再生部17が同時再生するように設定する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報端末装置において、複数のコンテンツの同時再生を制限する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報機器や情報ネットワークの発達に伴い、画像(静止画及び動画)情報、音楽情報、音声情報、文字情報などの単独の情報を含んだディジタルコンテンツ(以下、コンテンツと称する。)を情報端末装置へ配信するサービスが普及しつつある。また、映画のように音声・音楽データ及び動画データが予め一体化されたマルチメディアコンテンツや、種類の異なる別々のコンテンツから同時に再生するコンテンツを選択して配信を受けるマルチメディアコンテンツなどの配信サービスも広まりつつある。このようなコンテンツ配信サービスを利用することで、利用者は、出版物、CD、ビデオなどの情報伝達媒体(メディア)を販売店に買いに行かなくても、家や職場に居ながらにして短時間でコンテンツを入手できる。また、既存のメディアには無いコンテンツを取得することもできる。
【0003】
上記のコンテンツ配信サービスで配信されるコンテンツには、著作権が通常存在している。コンテンツ配信サービスの提供者は、コンテンツを配信する際にサービス利用料金として所定の利用料金を徴収する場合が多いが、このサービス利用料金の一部は、著作権料(補償金)に割り当てられる。
【0004】
また、著作者が著作物について享有できる権利として著作財産権と著作者人格権とがあり、また著作者人格権のひとつに同一性保持権がある。この同一性保持権は、著作物の同一性を保持し、著作者の意に反した変更、切除などの改変を受けないという権利である。したがって、複数のコンテンツがマルチメディアコンテンツとして配信される場合でも、著作者の意に反した変更、切除などの改変を受けていないコンテンツ(著作物)が配信される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
マルチメディアコンテンツは、様々なコンテンツを組み合わせて作成することが可能なため、場合によっては各コンテンツの著作者の意図しない組み合わせのものが作成される場合がある。例えば、気持ちを癒すことを意図して作曲された楽曲が、戦争の映像とともに再生されるマルチメディアコンテンツとして配信された場合、楽曲のイメージが著作者の意図するものと異なってしまう。
【0006】
また、マルチメディアコンテンツを再生可能な情報端末装置、つまり複数のコンテンツを同時に再生可能な情報端末装置では、個別に配信を受けたコンテンツを同時に再生することが可能である。そのため、情報端末装置のユーザが、本人の好みで複数のコンテンツを同時に再生することで、各コンテンツの著作者の意図と異なるイメージを利用者に与えてしまったり、コンテンツの品位を下げてしまったりする可能性がある。
【0007】
このように、従来のコンテンツ配信サービスやこの配信サービスを受ける情報端末装置で取り扱われるコンテンツでは、同一性保持権は侵害されていないものの、コンテンツのイメージが著作者の意図するものと異なるものになってしまったり、コンテンツの品位が下げられてしまったりすることがあった。そのため、著作者によっては、自己の著作物(コンテンツ)を他のコンテンツと組み合わせて同時に再生するのを制限したいという要望があった。
【0008】
しかし、従来のコンテンツ配信サービスやこの配信サービスを受ける情報端末装置では、コンテンツの利用を個別に制限することはできたが、マルチメディアコンテンツを再生する場合や複数のコンテンツを同時に再生する場合に、その再生を制限することができなかった。これは、従来の情報機器では、複数のコンテンツを同時に再生する能力が無かったため、上記の問題が起こり得なかったためであると考えられる。
【0009】
そこで、本発明は上記の問題を解決するために、同時に再生可能なコンテンツを制限して、コンテンツのイメージや品位を保つことが可能となる情報端末装置、サーバ装置、コンテンツ配信システム、コンテンツの同時再生制限方法、及びコンテンツの同時再生制限プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するために以下のように構成される。
【0011】
(1)画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを同時再生できるように設定可能な操作部と、
該同時再生できるように設定された複数のコンテンツの再生可否を所定の組み合わせ条件に基づいて判定し、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を許可する評価部と、
該同時再生を許可された複数のコンテンツを同時再生する再生部と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
この構成において、情報端末装置は、画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを同時再生できるように操作部で設定されると、評価部は、該同時再生できるように設定された複数のコンテンツの再生可否を所定の組み合わせ条件に基づいて判定し、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を許可し、該同時再生を許可された複数のコンテンツを再生部が同時再生する。したがって、複数のコンテンツの再生可否を所定の組み合わせ条件に基づいて判定するので、コンテンツの種類に応じて同時再生を制限することが可能となる。
【0013】
(2)コンテンツを配信するサーバ装置からコンテンツのデータ及び情報を送受する通信部を備えたことを特徴とする。
【0014】
この構成において、情報端末装置は、通信部でコンテンツを配信するサーバ装置からコンテンツのデータ及び情報を送受する。したがって、サーバ装置からコンテンツの配信を受けることが可能となる。
【0015】
(3)前記組み合わせ条件は、各コンテンツが有していることを特徴とする。
【0016】
この構成において、複数のコンテンツの再生可否を判定するための所定の組み合わせ条件を、各コンテンツが有している。したがって、コンテンツを同時再生する際に、コンテンツが有している組み合わせ条件を確認することで、容易に同時再生を制御できる。
【0017】
(4)前記組み合わせ条件は、前記コンテンツを配信するサーバ装置が有していることを特徴とする。
【0018】
この構成において、複数のコンテンツの再生可否を判定するための所定の組み合わせ条件を、コンテンツを配信するサーバ装置が有している。したがって、コンテンツが組み合わせ条件を保持していない場合でも、サーバ装置に対して組み合わせ条件を確認することで、確実にコンテンツの同時再生を制限できる。
【0019】
(5)前記コンテンツは、前記組み合わせ条件に基づいた複数のコンテンツの同時再生可否判定用情報として評価値情報を有していることを特徴とする。
【0020】
この構成において、組み合わせ条件に基づいた複数のコンテンツの再生可否判定用情報として、コンテンツは評価値情報を有している。したがって、評価値情報を用いて再生可否の判定を容易に行うことができる。
【0021】
(6)前記操作部で複数のコンテンツを同時再生できるように設定されると、該同時再生できるように設定された複数のコンテンツの情報を前記サーバ装置へ送信する利用報告部を備えたことを特徴とする。
【0022】
この構成において、利用報告部は、操作部で複数のコンテンツを同時再生できるように設定されると、該同時再生できるように設定された複数のコンテンツの情報を前記サーバ装置へ送信する。したがって、コンテンツの同時再生を行う前に、サーバ装置へ同時再生の設定情報を送るので、コンテンツの同時再生情報をサーバ装置で管理でき、同時再生を禁止したい場合に、同時再生される前に中止させることが可能となる。
【0023】
(7)登録されたユーザ情報を管理するユーザ情報管理部を備え、前記評価部は、前記組み合わせ条件に加えて、該ユーザ情報に基づいて、複数のコンテンツの同時再生可否を判定することを特徴とする。
【0024】
この構成において、評価部は、前記組み合わせ条件に加えて、ユーザ情報管理部が管理するユーザ情報に基づいて、複数のコンテンツの同時再生可否を判定する。したがって、ユーザ情報に応じて、コンテンツの同時再生の制限を変えることが可能となる。
【0025】
(8)前記再生部で複数のコンテンツを同時再生する際に課金する課金部を備えたことを特徴とする。
【0026】
この構成において、情報端末装置では、再生部で複数のコンテンツを同時再生する際に課金部で課金する。したがって、コンテンツを同時再生する際に課金することで、ユーザからコンテンツの使用料を徴収することが可能となる。
【0027】
(9)前記評価部は、同時再生できるように設定された複数のコンテンツの組み合わせ条件、又は該組み合わせ条件とユーザ情報とに応じて、組み合わせ評価値を出力し、前記課金部は、該組み合わせ評価値に応じた課金をすることを特徴とする。
【0028】
この構成において、課金部は、評価部が出力した同時再生できるように設定された複数のコンテンツの組み合わせ条件、又は該組み合わせ条件とユーザ情報とに応じた組み合わせ評価値に応じて課金額を変える。したがって、コンテンツの組み合わせ条件に応じて課金することができる。
【0029】
(10)画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
該コンテンツ記憶部のコンテンツを検索する検索部と、
(1)乃至(9)のいずれかに記載の情報端末装置に対してコンテンツを配信するサーバ通信部と、
該情報端末装置で複数のコンテンツを同時再生する場合の組み合わせ条件、並びに同時再生できるように設定された複数のコンテンツの利用情報を管理・保持する利用情報管理部と、を備えたことを特徴とする。
【0030】
この構成において、サーバ装置では、利用情報管理部で情報端末装置で複数のコンテンツを同時再生する場合の組み合わせ条件、並びに同時再生できるように設定された複数のコンテンツの利用情報を管理・保持するとともに、画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部のコンテンツを検索部で検索して、サーバ通信部で情報端末装置に対してコンテンツを配信する。したがって、コンテンツの利用状況を管理できる。
【0031】
(11)前記利用情報管理部は、(5)に記載の情報端末装置が出力した前記各コンテンツの評価値情報を管理し、同じコンテンツが異なった組み合わせで使用された際の評価値情報を複数保持している場合、該コンテンツの各評価値情報から標準評価値情報を算出して、該標準評価値情報を該コンテンツの評価値情報として付与するか、又は該コンテンツの評価値情報として管理・保持することを特徴とする。
【0032】
この構成において、サーバ装置は、利用情報管理部で、情報端末装置が出力した前記各コンテンツの評価値情報を管理し、同じコンテンツが異なった組み合わせで使用された際の評価値情報を複数保持している場合、該コンテンツの各評価値情報から標準評価値情報を算出して、該標準評価値情報を該コンテンツの評価値情報として付与するか、又は該コンテンツの評価値情報として管理・保持する。したがって、同じコンテンツが異なった組み合わせで複数使用されていると、標準評価値情報を算出することが可能となる。
【0033】
(12)前記利用情報管理部は、前記コンテンツの標準評価値情報を、前記コンテンツの単独使用時の評価値情報として前記コンテンツに付与するか、又は管理・保持することを特徴とすることを特徴とする。
【0034】
この構成において、サーバ装置の利用情報管理部は、コンテンツの標準評価値情報を、前記コンテンツの単独使用時の評価値情報として前記コンテンツに付与するか、又は管理・保持する。したがって、コンテンツの単独使用時の評価値情報として、外部での評価値を利用することが可能となる。
【0035】
(13)(1)乃至(9)のいずれかに記載の情報端末装置と、(10)乃至(12)に記載のサーバ装置と、から成ることを特徴とする。
【0036】
この構成において、コンテンツ配信システムは、(1)乃至(9)のいずれかに記載の情報端末装置と、(10)乃至(12)に記載のサーバ装置と、から成る。したがって、複数のコンテンツを同時再生する前に再生の可否を判定可能なシステムを構成することが可能となり、複数のコンテンツを同時再生を再生前に制限することが可能となる。
【0037】
(14)(1)乃至(9)のいずれかに記載の情報端末装置のコンテンツ同時再生制限方法であって、
複数のコンテンツを同時再生できるように設定した際に、複数のコンテンツの同時再生可否の評価・判定を、所定の組み合わせ条件に基づいて行い、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を可能にすることを特徴とする。
【0038】
この構成において、(1)乃至(9)のいずれかに記載の情報端末装置では、複数のコンテンツを同時再生できるように設定した際に、複数のコンテンツの同時再生可否の評価・判定を、所定の組み合わせ条件に基づいて行い、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を可能にする。したがって、複数のコンテンツの同時再生を再生前に制限することができる。
【0039】
(15)画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えたコンテンツの複数同時再生を制限するためにコンピュータを、
複数のコンテンツを同時再生できるように設定する操作手段、
同時再生できるように設定された複数のコンテンツを、所定の組み合わせ条件に基づいて評価・判定し、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を許可する評価手段、
該複数のコンテンツを同時再生する再生手段、として機能させる。
【0040】
この構成において、画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えたコンテンツの複数同時再生を制限するためのプログラムは、複数のコンテンツを同時再生できるように設定する操作手段、同時再生できるように設定された複数のコンテンツを、所定の組み合わせ条件に基づいて評価・判定し、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を許可する評価手段、該複数のコンテンツを同時再生する再生手段、としてコンピュータを機能させる。したがって、コンテンツの種類に応じて同時再生を制限できる。
【0041】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの概略構成を示したブロック図である。なお、以下において複数のコンテンツを同時に再生するように設定することを連携とも称する。また、複数のコンテンツを同時に再生することを合成とも称する。さらに、複数のコンテンツを同時に再生するよう設定した際に、他のコンテンツと同時に再生するように設定した主となるコンテンツをメインコンテンツとも称し、従となるコンテンツをサブコンテンツとも称する。
【0042】
コンテンツ配信システム1は、情報端末装置2及びサーバ装置3によって構成され、両者はネットワーク4を介して接続されている。
【0043】
情報端末装置2は、連携条件取得部11、連携コンテンツ取得部12、連携コンテンツ判定部13、合成コンテンツ評価部14、ユーザ情報管理部15、課金部16、再生部17、利用報告部18、通信部19、制御部20、操作部21、表示部22,及び記憶部23を備えている。また、サーバ装置3は、サーバ通信部31、制御部32、検索部33、コンテンツ記憶部34、利用情報管理部35、及び課金処理部36を備えている。
【0044】
情報端末装置2において、連携条件取得部11は、あるコンテンツ(メインコンテンツ)と同時に他のコンテンツ(サブコンテンツ)を再生するように設定された場合に、他のコンテンツの同時再生可否を決める条件として設定された組み合わせ条件を取得するためのものである。
【0045】
ここで、情報端末装置2では、各コンテンツが単独で再生される場合、単独再生の可否を評価する単独評価値情報が参照される。また、メインコンテンツとして複数のコンテンツと同時再生される場合、同時再生するサブコンテンツに対する組み合わせ条件が参照される。さらに、サブコンテンツとして複数のコンテンツが同時再生される場合、同時再生の可否評価判定用に設定された連携評価値情報が参照される。これらの情報(単独評価値情報、組み合わせ条件、及び連携評価値情報)は、コンテンツ自身が内部データとして備えている場合と、コンテンツが別ファイルとして有している場合と、コンテンツは保持せずにサーバ装置3が保持している場合と、がある。
【0046】
これら評価値情報のうち、例えば、単独評価値情報はそのコンテンツの品位を表す絶対値として表され、連携評価値情報は、連携によって低下する品位を表す相対量として表される。なお、情報が表すものはコンテンツの品位に限らず、コンテンツの作成者、作成環境、データサイズや品質や時間などの再生条件など、コンテンツをある尺度で評価した値であれば何でも良い。
【0047】
連携コンテンツ取得部12は、これら評価値情報を備えたサブコンテンツを、また、サブコンテンツ自身が評価値情報を備えていない場合はサブコンテンツとともに評価値情報を、通信部19を介してサーバ装置3から取得するためのものである。
【0048】
連携コンテンツ判定部13では、連携コンテンツ取得部12が取得したサブコンテンツが、連携条件取得部11が取得した組み合わせ条件を満たすか否かを判定する。条件の例としてはMIME/Type、拡張子含む一部文字列等で判別されるコンテンツの種類、ファイル内の特定フィールドにある文字列等で判別されるコンテンツの判別情報、電子透かしに組み込まれているコンテンツの認証情報などがある。また、電子署名で保証されたコンテンツのみ使用するように条件を設定する方法もある。この場合、誰が保証したものでも使用可能にする方法と、ある程度保証者を限定する方法がある。さらに、条件としてメインコンテンツの組み合わせ条件に連携する(同時再生可能な)コンテンツの取得先のURLを記載しておき、このURLのホームページからダウンロードしたコンテンツのみ同時再生が可能とするように設定する方法もある。
【0049】
また、連携コンテンツ判定部13は、連携コンテンツ取得部12が取得したサブコンテンツの単独評価値情報が、連携条件取得部11が取得したメインコンテンツの組み合わせ条件を満たしているか否かの判定を行い、判定結果を出力する。この判定は、サブコンテンツの単独評価値が、メインコンテンツの組み合わせ条件のうち、対応する評価値の条件を満たしているかどうかにより行われる。条件を満たさないコンテンツの再生は、不可と判定される。
【0050】
合成コンテンツ評価部14は、ユーザ情報や連携するコンテンツの評価値情報などにより所定の演算を行って、メインコンテンツとサブコンテンツとを同時に再生させた場合のメインコンテンツの品位などの評価値の変動などを組み合わせ評価値として算出して、同時再生できるように設定された複数のコンテンツをメインコンテンツの組み合わせ条件に基づいて判定する。
【0051】
この組み合わせ評価値は例えば、連携するサブコンテンツの連携評価値情報の和、連携するサブコンテンツの既に利用した回数や時間に応じた値、連携するサブコンテンツの数に応じた値、サブコンテンツが連携を行う時間に応じた値などを、メインコンテンツの単独評価値情報から減算するなどして算出される。そして、連携コンテンツ判定部13での判定と同様に、算出された組み合わせ評価値値がメインコンテンツの組み合わせ条件のうちの対応する条件を満たしているかどうかで連携可否の判定が行われる。この判定は、連携されるすべてのコンテンツの再生を不可とする判定であっても良いし、条件を満たさない一部のコンテンツの再生だけを不可とするものであっても良い。
【0052】
また、算出された組み合わせ評価値が、後述するユーザ情報の品位などの条件を満たしているか否かにより判定を行っても良い。これにより、ユーザに対して、コンテンツの品位などによりコンテンツの連携を制限することが可能となる。
【0053】
なお、システムによっては、連携コンテンツ判定部13と合成コンテンツ評価部14とのいずれか一方のみを備えた構成であっても良い。
【0054】
ユーザ情報管理部15は、情報端末装置2に登録されたユーザ情報を管理するためのものであり、例えば、ユーザが利用可能なコンテンツの品位などの条件を設定する。また、メインコンテンツに設定された組み合わせ条件が、ユーザ情報を加味するように設定されていた場合、ユーザ情報管理部15は、合成コンテンツ評価部14へ判定に必要なユーザ情報を出力する。
【0055】
課金部16は、ユーザが複数のコンテンツを同時に再生した際に、コンテンツの使用料として課金を行うためのものである。また、課金部16は、合成コンテンツ評価部14が出力した組み合わせ評価値に応じて、課金額を設定する。例えば、連携により低下する評価値に応じて、課金額を増やしても良い。
【0056】
再生部17は、連携コンテンツ判定部13、または、合成コンテンツ評価部14から出力される判定に基づき、合成コンテンツの再生を行うためのものであり、記憶部23に記憶された画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報などを備えたコンテンツを複数同時に再生する。
【0057】
利用報告部18は、情報端末装置2において複数のコンテンツを同時再生できるように設定されると、同時再生できるように設定された複数のコンテンツの情報(利用情報)をサーバ装置3へ送信するためのものである。これにより、コンテンツの利用についての情報を著作者に報告することが可能となる。
【0058】
通信部19は、ネットワーク4を介してサーバ装置3と通信を行って、情報のやり取りを行うためのものである。
【0059】
制御部20は、情報端末装置2の各部を制御するためのものである。操作部21は、情報端末装置2の各種入力や各種操作を行うためのものである。表示部22は、ユーザに対して伝達したい事項を表示するためのものである。記憶部23は、サーバ装置3から配信を受けたコンテンツを保持記憶しておくためのものである。
【0060】
サーバ装置3において、サーバ通信部31は、ネットワーク4を介して情報端末装置2にコンテンツを配信したり、合成コンテンツの組み合わせ評価値情報や利用情報などの情報をやり取りしたりするためのものである。制御部32は、サーバ装置3の各部を制御するためのものである。検索部33は、コンテンツ記憶部34に記憶された複数のコンテンツを検索するためのものである。コンテンツ記憶部34は、情報端末装置2に配信するコンテンツを複数記憶しておくためのものである。
【0061】
利用情報管理部35は、コンテンツが他のコンテンツと同時再生される場合の情報を管理するためのものである。管理する情報は、各コンテンツの組み合わせ条件、評価値情報の他、コンテンツの利用者、コンテンツ(合成コンテンツ)の組み合わせ、利用回数や利用時間などの利用情報などである。
【0062】
課金処理部36は、情報端末装置2の課金部16から出力された情報に基づいて、カード会社や銀行などに課金情報を送信する処理を行うためのものである。
【0063】
本発明では、上記の構成のコンテンツ配信システム1において、以下のような動作を行うように設定する。
【0064】
1.メインコンテンツを利用する際に、他のサブコンテンツとの同時再生を制限する組み合わせ条件を設定して、コンテンツの連携を制限する。すなわち、メインコンテンツとともに、サブコンテンツを同時に再生する場合、ある種のサブコンテンツは、メインコンテンツの品位を低下させてしまう場合がある。また、このような場合、ある種のサブコンテンツをメインコンテンツとともに同時再生させたくないと要望する著作者は多い。そこで、メインコンテンツに、同時に再生しても良いサブコンテンツの条件を設定しておく。そして、情報端末装置2のユーザによって、メインコンテンツとサブコンテンツとを同時再生するように設定された場合、メインコンテンツに設定された条件に基づいて同時再生の可否を判定する。判定の結果、条件を満たしていれば、メインコンテンツとサブコンテンツとを同時再生可能とし、条件を満たしていなければ、メインコンテンツとサブコンテンツとを同時再生不可とする。
【0065】
図2は、組み合わせ条件の一例である。図2に示したように、組み合わせ条件としては、例えば、各コンテンツの連携を評価するために所定の連携評価値情報を付与しておき、同時再生するように設定された場合、コンテンツの各連携評価値情報を合算した値に基づいて、同時再生の可否を決定するようにしても良い。また、同時再生するコンテンツの再生時間、同時再生するコンテンツの数量、コンテンツの種類などに応じて再生の可否を決定するようにしても良い。
【0066】
連携可能なコンテンツに関する組み合わせ条件は、コンテンツがその内部にデータとして持っている構成でも良い。また、この組み合わせ条件を別ファイルとしてコンテンツに添付させておいても良い。また、組み合わせ条件はコンテンツ単位に限らず、複数のコンテンツを集めたコンテンツパッケージを単位として設定しても良い。この場合、連携による同時再生の可否は、コンテンツパッケージ同士、または、コンテンツパッケージと他のコンテンツとの間で判定される。
【0067】
さらに、コンテンツを配信するサーバ装置がこの組み合わせ条件を保持、管理するようにしても良い。この場合、従来の評価値情報を備えていないコンテンツに対しても、サーバ装置で設定した評価値情報を付与することができるので、従来のコンテンツに評価値情報を持たせるために、コンテンツデータを書き換えしなくても良く、従来のコンテンツをそのまま利用することができる。また、この場合、必要に応じて連携可能なコンテンツに関する情報をサーバ装置から取得するようにすると良い。
【0068】
2.連携に関する情報をサーバ装置に、また可能な場合は著作者に、自動報告する。すなわち、マルチメディアコンテンツにおいて、又は複数のコンテンツを同時に再生する場合において、複数のコンテンツを同時に再生するように設定された場合、この利用情報を利用報告部18から通信部19及びネットワーク4を介してサーバ装置3に報告する。この情報はサーバ装置3の利用情報管理部35に蓄積されるとともに、制御部32で同時再生の可否の判定が行わる。メインコンテンツの著作者がすぐに対応可能な場合は著作者にこの報告がなされ、著作者は複数のコンテンツの連携を行っても良いか否かの決定をすることができる。また、著作者がすぐに応答できない場合は、予めサーバ装置3に設定された評価情報に基づいてこの連携が問題ないか否かを判定し、判定結果を情報端末装置2へ返送する。この場合、サーバ装置3から返送した判定結果は、サーバ装置3で保持され、後ほど著作者に報告するように設定することもできる。
【0069】
これにより、著作者は、同時再生するメインコンテンツとサブコンテンツとの組み合わせが望ましいものであったか否かを確認することができる。また、組み合わせが望ましいものでない場合、著作者がすぐに対応可能な時はその場で、又は著作者がすぐに対応可できない時は次に同じ設定がされた場合に、その組み合わせを禁止することができる。
【0070】
3.組み合わせ評価値に応じて課金する。すなわち、同時に再生するコンテンツの種類、数、時間に応じて、コンテンツの組み合わせ評価値が変わるため、これらに応じて段階的に課金するようにする。また、組み合わせ評価値に制限範囲を設定する。例えば、メインコンテンツと同時に再生するサブコンテンツの品位低下度に下限を設けておく。この場合、ユーザによって設定されたサブコンテンツの評価値情報が、品位低下度の下限以下であれば使用させないようにする。また、サブコンテンツの評価値情報が、品位低下度の下限よりも上であれば、サブコンテンツの評価値情報に応じて課金額を変化させるようにする。
【0071】
4.組み合わせ条件の制限範囲を利用者のユーザ情報に応じて変更する。すなわち、利用者の年令や性別など予め情報端末装置2に登録されたユーザ情報に応じて、コンテンツの組み合わせ条件の制限範囲を変化させて利用制限を行う。例えば、メインコンテンツとあるサブコンテンツとを連携させる場合、組み合わせ条件として利用者の年令が18歳未満の場合は連携禁止とし、利用者が18歳以上の場合は所定の利用料を支払えば、連携が可能となるような制限を設けておくと良い。これにより、同時再生する複数のコンテンツをユーザ情報に応じて利用制限できる。
【0072】
5.連携コンテンツの評価値情報を相対評価し、標準値として他にも利用する。例えば、メインコンテンツAと連携可能な複数のサブコンテンツが予めパッケージとして指定され、そのうちのサブコンテンツBには所定の連携評価値情報Xが付与されている。一方、メインコンテンツAと連携可能な複数のサブコンテンツが予めパッケージとして指定され、そのうちのサブコンテンツBには別の所定の連携評価値情報Yが付与されている。また、他のコンテンツパッケージにもサブコンテンツBが使用され、サブコンテンツBの評価値情報として、それぞれ異なった連携評価値情報が付与されている。このような場合に、各コンテンツパッケージに使用されているサブコンテンツBの連携評価値情報に着目して、各連携評価値情報から標準評価値情報を算出する。演算方法としては、各コンテンツの連携評価値から相加平均や加重平均を求めた値を標準評価値とすると良い。
【0073】
また、このようにして求めた標準評価値情報は、一般的な評価値として利用することができる。よって、あるメインコンテンツの著作者がコンテンツパッケージを作成する際にサブコンテンツBを利用する場合に、サブコンテンツBの評価値情報として、前記の標準評価値情報を使用することで、客観的な評価値を付与することができる。
【0074】
さらに、標準評価値情報は、サブコンテンツを単独で再生する際の単独評価値情報として利用することができる。つまり、情報端末装置2では、コンテンツを単独で再生する際には、コンテンツの単独評価値情報やユーザ情報に基づいて単独再生の可否を判定する。例えば、登録ユーザが18歳未満の場合に、単独評価値情報がある条件を満たさない場合は、再生を禁止するなどである。このような場合に、前記の標準評価値情報を使用することで、客観的な評価値を付与することができる。
【0075】
次に、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの具体的な実施例について説明する。図3は、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの実施例を説明するためのフローチャートである。この実施例では、メインコンテンツとサブコンテンツとが一体的に構成されたコンテンツパッケージをダウンロードする場合について説明する。
【0076】
コンテンツパッケージは、コンテンツの提供者、又はメインコンテンツの著作者により、図2のように、1つのメインコンテンツと、複数のサブコンテンツと、が予め組み合わせされた構成で作成されて、サーバ装置3のコンテンツ記憶部34に記憶されている。
【0077】
情報端末装置2のユーザは、操作部21を操作してあるコンテンツパッケージの取得を情報端末装置2に指示する(s1)。情報端末装置2の制御部20は、操作部21から入力された所定の条件を取得情報として通信部19を介してサーバ装置3に送信する(s2)。
【0078】
サーバ装置3では、サーバ通信部31でこの取得情報が受信され、検索部33に送られる。検索部33は、この取得情報に基づいてコンテンツ記憶部34を検索し、検索結果に応じて指示されたコンテンツパッケージのデータがサーバ通信部31から情報端末装置2に送信される(s3)。
【0079】
情報端末装置2では、通信部19で受信されたコンテンツパッケージのデータが記憶部23に転送され、記憶部23にコンテンツパッケージのデータが記憶される(s4)。この際、サーバ装置3は、情報端末装置2へコンテンツパッケージのデータと同時に、そのメインコンテンツの組み合わせ条件、サブコンテンツ評価値情報も送信する(s5)。
【0080】
情報端末装置2の制御部20は、受信したコンテンツパッケージのメインコンテンツの組み合わせ条件を記憶部23から連携条件取得部11へ転送させる。さらに、コンテンツパッケージのサブコンテンツの評価値情報を記憶部23から連携コンテンツ取得部12へ転送させる。連携コンテンツ判定部13では、メインコンテンツの組み合わせ条件をサブコンテンツの評価値情報が満たしているか否かの判定を行う(s6)。
【0081】
組み合わせ条件を満たしていないサブコンテンツがある場合は、そのサブコンテンツはメインコンテンツと同時再生が禁止されている旨の表示を表示部22に表示する(s7)。そして、メインコンテンツと同時再生するサブコンテンツが選択されるのを入力待ちし、サブコンテンツが選択されたら(s8)、合成コンテンツ評価部14は、メインコンテンツと選択されたサブコンテンツとを連携した場合の組み合わせ条件の変動について評価を行う(s9)。また、この時、組み合わせ条件にユーザ情報を加味して評価を行う。なお、合成コンテンツ評価部14は、ユーザ情報管理部15からユーザ情報を取得する。
【0082】
s9において、評価の結果、メインコンテンツとサブコンテンツとを同時再生できない場合は、その旨を表示して(s10)、処理を終了する。一方、s9において、評価の結果メインコンテンツとサブコンテンツとを同時再生できる場合は、評価結果である組み合わせ評価値を課金部16へ、また、メインコンテンツ及びサブコンテンツの利用情報を利用報告部18へ出力する。利用報告部18は、通信部19を介してサーバ装置3へコンテンツの利用情報を送信する(s11)。
【0083】
サーバ装置3では、この利用情報がサーバ通信部31を介して利用情報管理部35に送られる。そして、制御部32は、利用情報管理部35に入力された利用情報に基づいて利用の可否を判定し(s12)、その結果を送信する(s13)。
【0084】
すなわち、著作者の意向により利用を禁止する場合は、利用禁止情報を情報端末装置2へ送信する。一方、著作者の意向により利用を禁止されない場合は、利用許可情報を情報端末装置2へ送信する。
【0085】
情報端末装置2の制御部20は、利用禁止情報を受信すると(s14)、s10の処理を行って、処理を終了する。
【0086】
一方、情報端末装置2は利用許可情報を受信すると(s14)、合成コンテンツ評価部14が、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を許可する。再生部17は、同時に再生するように設定されたタイミング、又はユーザからコンテンツの同時再生の指示があると、メインコンテンツと指示されたサブコンテンツとの同時再生を行う(s15)。また、s15において、再生部17が、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を行う際には、課金部16へ再生信号が出力される。課金部16は所定の課金処理を行い、その課金情報をサーバ装置3に送信する(s16)。サーバ装置3の課金処理部36は、サーバ通信部31を介して課金情報を受信すると、所定の課金情報送信処理を行う(s17)。情報端末装置2の制御部20は、コンテンツの再生が完了すると、処理を終了する。
【0087】
なお、本発明の情報端末装置としては、例えばパソコンや携帯電話が好適であり、また、携帯電話用のマルチメディアコンテンツフォーマットとしては、SMAF(Synthetic music Mobile Application Format)が好適である。
【0088】
次に、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの別の実施例について説明する。図4は、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムで図3とは別のコンテンツを再生する場合の動作を説明するためのフローチャートである。この実施例では、情報端末装置において複数の取得済みコンテンツからメインコンテンツとサブコンテンツとを選択して、同時再生するように設定する場合について説明する。
【0089】
情報端末装置2では、上記のように、複数のコンテンツを既に取得済みであり、これらのコンテンツは記憶部23に記憶されている。
【0090】
情報端末装置2において、操作部21からコンテンツA(例えば、音楽コンテンツであるSMF(Standard MIDI File))をメインコンテンツとして動作させるように設定されると(s21)、コンテンツAが保持する組み合わせ条件は連携条件取得部11に送られる(s22)。なお、コンテンツAの組み合わせ条件をコンテンツAが保持していない場合はサーバ装置3から取得する。
【0091】
続いて、コンテンツB(例えば、動画コンテンツ)をサブコンテンツとして動作させるように操作部21から設定されると(s23)、制御部20は記憶部23から連携コンテンツ取得部12へコンテンツBの評価値情報を転送させる(s24)。なお、コンテンツBの評価値情報をコンテンツBが保持していない場合はサーバ装置3から取得する。
【0092】
連携コンテンツ判定部13は、連携条件取得部11からコンテンツAの組み合わせ条件を取得するとともに、連携コンテンツ取得部12からコンテンツBの単独評価値情報を取得して、コンテンツAとコンテンツBとを同時再生(連携)可能か否か判定を行う(s25)。
【0093】
判定の結果、コンテンツAの組み合わせ条件に基づいて、コンテンツBの単独評価値情報を参照して判定した結果、同時再生が不可能な場合は、その旨を表示して(s26)、処理を終了する。
【0094】
一方、判定の結果、同時再生が可能な場合、合成コンテンツ評価部14で、コンテンツBの連携評価値情報とユーザ情報管理部15が管理するユーザ情報を加味して、コンテンツAとコンテンツBとを同時再生した場合の組み合わせ条件や品位低下度について評価を行う(s27)。
【0095】
評価の結果、同時再生が不可能な場合は、s26の処理を行って、処理を終了する。一方、同時再生が可能な場合、合成コンテンツ評価部14は、コンテンツAとコンテンツBとを同時再生する利用情報を利用報告部18へ出力する。利用報告部14へ出力された利用情報は、通信部19を介してサーバ装置3に送信される(s28)。
【0096】
サーバ装置3は、この利用情報を受信すると、利用情報管理部35に格納する。また、制御部32は、利用情報管理部35に入力された利用情報に基づいて利用の可否を判定し(s29)、その結果を送信する(s30)。
【0097】
すなわち、著作者の意向により利用を禁止する場合は、利用禁止情報を情報端末装置2へ送信する。一方、著作者の意向により利用を禁止されない場合は、利用許可情報を情報端末装置2へ送信する。
【0098】
情報端末装置2の制御部20は、利用禁止情報を受信すると(s31)、s26の処理を行って、処理を終了する。
【0099】
一方、情報端末装置2の通信部19は、利用許可情報を受信すると(s31)、合成コンテンツ評価部14にこの情報を転送する。合成コンテンツ評価部14は、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を許可し、再生部17は、同時に再生するように設定されたタイミングで、又はユーザからコンテンツの同時再生の指示があると、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を行う(s32)。
【0100】
また、s32において、再生部17が、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を行う際には、課金部16へ再生信号が出力され、課金部16は所定の課金処理を行う(s33)。サーバ装置3の課金処理部36は、サーバ通信部31を介して課金情報を受信すると、所定の課金情報送信処理を行う(s34)。情報端末装置2の制御部20は、コンテンツの再生が完了すると、処理を終了する。
【0101】
なお、利用情報に基づく著作者の以降による利用者の可否の判定は、サーバ装置1から予め受信しておいた利用許可情報、利用禁止情報に基づいて、その都度サーバ装置1に問い合わせることなく情報端末装置2で行っても良い。
【0102】
次に、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムのさらに別の実施例について説明する。図5は、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムで図4とは別のコンテンツを再生する場合の動作を説明するためのフローチャートである。この実施例では、情報端末装置において取得済みの複数のコンテンツから選択したメインコンテンツと、サーバ装置から配信を受けたサブコンテンツと、を同時再生するように設定する場合について説明する。
【0103】
ここで、以下の説明において、メインコンテンツとして選択するコンテンツCは音楽コンテンツであるSMFであり、SMFのメタイベントに組み合わせ条件が記載されているものとする。また、組み合わせ条件のひとつとして連携コンテンツの取得先のURLが記載されているものとし、このURLから取得したデータファイルのみ連携可能とする。
【0104】
情報端末装置2では、上記のように、複数のコンテンツを既に取得済みであり、これらのコンテンツは記憶部23に記憶されている。
【0105】
情報端末装置2において、操作部21からコンテンツCをメインコンテンツとして動作させるように設定されると(s41)、コンテンツCが保持する組み合わせ条件は連携条件取得部11に送られる(s42)。
【0106】
連携条件取得部11は、コンテンツCの組み合わせ条件を確認する。コンテンツCの組み合わせ条件には、上記のように連携コンテンツ取得先のURLが記載されされているので、連携条件取得部11は、通信部19を介してURLで指定されたサーバ装置3からコンテンツのリストをダウンロードするように設定し、ダウンロードした複数のコンテンツのリストは連携コンテンツ取得部12で取得される。また、ダウンロードした複数のサブコンテンツのリストは、表示部22に表示される(s43)。ユーザによってリストからコンテンツDがサブコンテンツとして選択されると(s44)、連携コンテンツ取得部12はコンテンツDをダウンロードして記憶部23に記憶し(s45)、制御部20は記憶部23から連携コンテンツ取得部12へコンテンツDが保持する評価値情報を送信させる(s46)。
【0107】
連携コンテンツ判定部13は、連携条件取得部11からコンテンツCの組み合わせ条件を取得するとともに、連携コンテンツ取得部12からコンテンツDの単独評価値情報を取得して、コンテンツCとコンテンツDとを同時再生(連携)可能か否か判定を行う(s47)。
【0108】
判定の結果、コンテンツCの組み合わせ条件に基づいて、コンテンツDの単独評価値情報を参照して判定した結果、同時再生が不可能な場合は、その旨を表示して(s48)、処理を終了する。
【0109】
一方、判定の結果が同時再生が可能な場合、合成コンテンツ評価部14でコンテンツDの連携評価値情報やユーザ情報管理部15が管理するユーザ情報を加味してコンテンツCとコンテンツDとを同時再生した場合の組み合わせ条件や品位低下度について評価を行う(s49)。
【0110】
評価の結果、同時再生が不可能な場合は、s48の処理を行って、処理を終了する。一方、同時再生が可能な場合、合成コンテンツ評価部14は、コンテンツCとコンテンツDとを同時再生する利用情報を利用報告部18へ出力する。利用報告部14へ出力された利用情報は、通信部19を介してサーバ装置3に出力される(s50)。
【0111】
サーバ装置3は、この利用情報を受信すると、利用情報管理部35に格納する。また、制御部32は、利用情報管理部35に入力された利用情報に基づいて利用の可否を判定し(s51)、その結果を送信する(s52)。
【0112】
すなわち、著作者の意向により利用を禁止する場合は、利用禁止情報を情報端末装置2へ送信する。一方、著作者の意向により利用を禁止されない場合は、利用許可情報を情報端末装置2へ送信する。
【0113】
情報端末装置2の制御部20は、利用禁止情報を受信すると(s53)、s48の処理を行って、処理を終了する。
【0114】
一方、情報端末装置2の通信部19は、利用許可情報を受信すると(s53)、合成コンテンツ評価部14にこの情報を転送する。合成コンテンツ評価部14は、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を許可し、再生部17は、同時に再生するように設定されたタイミングで、又はユーザからコンテンツの同時再生の指示があると、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を行う(s54)。
【0115】
また、s54において、再生部17が、メインコンテンツとサブコンテンツとの同時再生を行う際には、課金部16へ再生信号が出力され、課金部16は所定の課金処理を行う(s55)。サーバ装置3の課金処理部36は、サーバ通信部31を介して課金情報を受信すると、所定の課金情報送信処理を行う(s56)。情報端末装置2の制御部20は、コンテンツの再生が完了すると、処理を終了する。
【0116】
なお、利用情報に基づく著作者の以降による利用者の可否の判定は、サーバ装置1から予め受信しておいた利用許可情報、利用禁止情報に基づいて、その都度サーバ装置1に問い合わせることなく情報端末装置2で行っても良い。
【0117】
ここで、コンピュータ又はコンピュータを備えた情報端末装置において、所定のプログラムを実行することで、上記の情報端末装置2を構成する各部(各手段)として機能させることができる。つまり、画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えたコンテンツの複数同時再生を制限するために、コンピュータ又はコンピュータを備えた情報端末装置を、複数のコンテンツを同時再生できるように設定する操作部(操作手段)21、同時再生できるように設定された複数のコンテンツを、所定の組み合わせ条件に基づいて評価・判定し、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を許可する合成コンテンツ評価部(評価手段)14、該複数のコンテンツを同時再生する再生部(再生手段)17として機能させるプログラムを実行すれば良い。
【0118】
また、上記の各部としてコンピュータ又はコンピュータを備えた情報端末装置を機能させるためのプログラムは、予め記憶部23に記憶させておき、コンピュータ又はコンピュータを備えた情報端末装置を起動させた時に、このプログラムを読み出して実行するようにすると良い。
【0119】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。すなわち、複数のコンテンツの再生可否を所定の組み合わせ条件に基づいて判定するので、コンテンツの種類に応じて同時再生を制限することができる。
【0120】
また、情報端末装置が、通信部でコンテンツを配信するサーバ装置とコンテンツのデータ及び情報を送受するので、サーバ装置からコンテンツの配信を受けることができる。
【0121】
さらに、複数のコンテンツの再生可否を判定するための所定の組み合わせ条件を各コンテンツが有しているので、コンテンツを同時再生する際に、コンテンツが有している組み合わせ条件を確認することで、容易に同時再生を制御できる。
【0122】
加えて、複数のコンテンツの再生可否を判定するための所定の組み合わせ条件をコンテンツを配信するサーバ装置が有しているので、コンテンツが組み合わせ条件を保持していない場合でも、サーバ装置に対して組み合わせ条件を確認することで、確実にコンテンツの同時再生を制限できる。
【0123】
また、組み合わせ条件に基づいた複数のコンテンツの再生可否判定用情報として各コンテンツは評価値情報を有しているので、この評価値情報を用いて再生可否の判定を容易に行うことができる。
【0124】
さらに、コンテンツの同時再生を行う前に、サーバ装置へ同時再生の利用情報を送るので、コンテンツの同時再生情報をサーバ装置で管理でき、同時再生を禁止したい場合に、同時再生される前に中止させることができる。
【0125】
加えて、合成コンテンツ評価部は、前記組み合わせ条件に加えて、ユーザ情報管理部が管理するユーザ情報に基づいて、複数のコンテンツの同時再生可否を判定するので、ユーザ情報に応じて、コンテンツの同時再生の制限を変えることができる。
【0126】
また、情報端末装置は、課金部を備えているので、コンテンツを同時再生する際に課金することで、ユーザからコンテンツの使用料を徴収することができる。
【0127】
さらに、課金部は、評価部が出力した同時再生できるように設定された複数のコンテンツの組み合わせ条件、又は該組み合わせ条件とユーザ情報とに応じた異なる組み合わせ評価値に応じて課金額を変えるので、コンテンツの組み合わせ条件に応じて課金することができる。
【0128】
加えて、サーバ装置では、情報端末装置で複数のコンテンツを同時再生する場合の組み合わせ条件、並びに同時再生できるように設定された複数のコンテンツの利用情報を利用情報管理部で管理・保持するとともに、画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部のコンテンツを検索部で検索して、サーバ通信部で情報端末装置に対してコンテンツを配信するので、コンテンツの利用状況を管理できる。
【0129】
また、サーバ装置は、利用情報管理部で、情報端末装置で利用された前記各コンテンツの評価値情報を管理し、同じコンテンツが異なった組み合わせで使用された際の評価値情報を複数保持している場合、該コンテンツの各評価値情報から標準評価値情報を算出して、該標準評価値情報を該コンテンツの評価値情報として付与するか、又は該コンテンツの評価値情報として管理・保持するので、同じコンテンツが異なった組み合わせで複数使用されていると、標準評価値情報を算出することができる。
【0130】
さらに、サーバ装置の利用情報管理部は、コンテンツの標準評価値情報を、前記コンテンツの単独使用時の評価値情報として前記コンテンツに付与するか、又は管理・保持するので、コンテンツの単独使用時の評価値情報として、外部での評価値を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの概略構成を示したブロック図である。
【図2】組み合わせ条件の一例である。
【図3】本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの実施例を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムで図3とは別のコンテンツを再生する場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムで図4とは別のコンテンツを再生する場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1−コンテンツ配信システム  2−情報端末装置
3−サーバ装置       11−連携条件取得部
12−連携コンテンツ取得部  13−連携コンテンツ判定部
14−合成コンテンツ評価部  15−ユーザ情報管理部
16−課金部         17−再生部
18−利用報告部       19−通信部
20−制御部         21−操作部
22−表示部
31−サーバ通信部      32−制御部
33−検索部         34−コンテンツ記憶部
35−利用情報管理部     36−課金処理部

Claims (15)

  1. 画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを同時再生できるように設定可能な操作部と、
    該同時再生できるように設定された複数のコンテンツの再生可否を所定の組み合わせ条件に基づいて判定し、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を許可する評価部と、
    該同時再生を許可された複数のコンテンツを同時再生する再生部と、を備えたことを特徴とする情報端末装置。
  2. コンテンツを配信するサーバ装置からコンテンツのデータ及び情報を送受する通信部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 前記組み合わせ条件は、各コンテンツが有していることを特徴とする請求項1または2に記載の情報端末装置。
  4. 前記組み合わせ条件は、前記コンテンツを配信するサーバ装置が有していることを特徴とする請求項1または2に記載の情報端末装置。
  5. 前記コンテンツは、前記組み合わせ条件に基づいた複数のコンテンツの同時再生可否判定用情報として評価値情報を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報端末装置。
  6. 前記操作部で複数のコンテンツを同時再生できるように設定されると、該同時再生できるように設定された複数のコンテンツの情報を前記サーバ装置へ送信する利用報告部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報端末装置。
  7. 登録されたユーザ情報を管理するユーザ情報管理部を備え、前記評価部は、前記組み合わせ条件に加えて、該ユーザ情報に基づいて、複数のコンテンツの同時再生可否を判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の情報端末装置。
  8. 前記再生部で複数のコンテンツを同時再生する際に課金する課金部を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報端末装置。
  9. 前記評価部は、同時再生できるように設定された複数のコンテンツの組み合わせ条件、又は該組み合わせ条件とユーザ情報とに応じて、組み合わせ評価値を出力し、前記課金部は、該組み合わせ評価値に応じた課金をすることを特徴とする請求項8に記載の情報端末装置。
  10. 画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えた複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
    該コンテンツ記憶部のコンテンツを検索する検索部と、
    請求項1乃至9のいずれかに記載の情報端末装置に対してコンテンツを配信するサーバ通信部と、
    該情報端末装置で複数のコンテンツを同時再生する場合の組み合わせ条件、並びに同時再生できるように設定された複数のコンテンツの利用情報を管理・保持する利用情報管理部と、を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  11. 前記利用情報管理部は、請求項5に記載の情報端末装置が出力した前記各コンテンツの評価値情報を管理し、同じコンテンツが異なった組み合わせで使用された際の評価値情報を複数保持している場合、該コンテンツの各評価値情報から標準評価値情報を算出して、該標準評価値情報を該コンテンツの評価値情報として付与するか、又は該コンテンツの評価値情報として管理・保持することを特徴とする請求項10に記載のサーバ装置。
  12. 前記利用情報管理部は、前記コンテンツの標準評価値情報を、前記コンテンツの単独使用時の評価値情報として前記コンテンツに付与するか、又は管理・保持することを特徴とする請求項10に記載のサーバ装置。
  13. 請求項1乃至9のいずれかに記載の情報端末装置と、請求項10乃至12に記載のサーバ装置と、から成ることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  14. 請求項1乃至9のいずれかに記載の情報端末装置のコンテンツ同時再生制限方法であって、
    複数のコンテンツを同時再生できるように設定した際に、複数のコンテンツの同時再生可否の評価・判定を、所定の組み合わせ条件に基づいて行い、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を可能にすることを特徴とするコンテンツ同時再生制限方法。
  15. 画像情報、音楽情報、音声情報、及び文字情報の全部又は一部を備えたコンテンツの複数同時再生を制限するためにコンピュータを、
    複数のコンテンツを同時再生できるように設定する操作手段、
    同時再生できるように設定された複数のコンテンツを、所定の組み合わせ条件に基づいて評価・判定し、該組み合わせ条件を満たす場合に該複数のコンテンツの同時再生を許可する評価手段、
    該複数のコンテンツを同時再生する再生手段、として機能させるためのプログラム。
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