JP2004066901A - テザー付フィラーキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一端部がフューエルフラップ10等に係止されたテザー7の他端部の環状部材5をフィラーキャップ1のハンドル部2に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記テザー7のたわみにより環状部材5とフィラーキャップ1との間に回転抵抗力が発生しない装着構造としたことを特徴とするもので、テザー7のたわみに関わりなく、環状部材5に対してフィラーキャップ1を連続的に円滑に回転させて回転螺合開閉を行うことが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一端部がフューエルフラップ等に係止されたテザーの他端部の環状部材をフィラーキャップのハンドル部に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両において、燃料の給油口に螺合装着されるフィラーキャップは燃料の給油中には取り外されて床面等に置かれる。床面に置いた場合は転がって泥土が付着する虞れもあった。しかも、紛失してしまう虞れもあった。そのようなことから、図8に示したように、図示省略のボディにヒンジ開閉自在に設置されたフューエルフラップ等に一端部が係止されたテザー(ひも状体)27の他端部の環状部材25をフィラーキャップ21のハンドル部22に対して相対回転自在に装着することで、フィラーキャップ21の給油口への螺合装着時には、テザー27の他端部の環状部材25を静止させたままで、フィラーキャップ21のハンドル部22を相対回転させて回転螺合させることができ、給油中にはテザー27を介してフィラーキャップ21をフューエルフラップ等に吊り下げておけばよいので、紛失や泥土の付着の虞れがなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に、テザー27はプラスチック性の板体等から構成されていて、テザー27の一端部は非回転の静止側であるフューエルフラップ等に係止され、他端部はフィラーキャップ21のハンドル部22に対する相対回転部である環状部材25を構成している。このため、テザー27とフィラーキャップ21との位置関係によっては、図8(A)の鎖線で示したように、テザー27に撓みを生じさせることがある。これによって、環状部材25の軸心が図8(B)に示すように傾斜し、環状部材25の面部が矢印のようにフィラーキャップ21のハンドル部22の摺動面に押圧力を発生させ、環状部材25ひいてはテザー27の連れ回りを引き起こしたりして、ハンドル部22の連続的で円滑な回転螺合開閉に支障を来す虞れがあった。
【0004】
そのようなことから、図9に示した特開2000−233653号公報に開示されたフィラーキャップのように、開閉操作性を向上させることのできるものが提案された。これは、フィラーキャップ101のハンドル部に、テザー103の巻取り用の溝部106を形成し、フィラーキャップ101の締付け回動時に、該溝部106によって前記テザー103を巻き取り、収納するように構成したので、フィラーキャップ101の開閉操作性を向上させることができるものである。しかしながら、この従来例では、テザー103を巻き取るためにフィラーキャップ101のハンドル部に刻設される溝部106および縁部107は、テザー103の巻取り長さに過不足なく適応させる必要がある上、その形状が複雑で製作が困難であり、コストアップを招いた。また、給油口102に対するフィラーキャップ101の螺合開始位置がずれると、テザー103を溝部106に適正に巻き取れずにテザー103が不足したり余ったりする虞れがあった。
【0005】
そこで、本発明は前記従来のテザー付フィラーキャップの課題を解決し、簡素な構造のままに、僅かな構造改変のみにて、ハンドル部の連続的で円滑な回転螺合開閉を可能にするとともに、テザーとフィラーキャップの位置関係が常に一定で、適正なフィラーキャップの螺合開始位置が確保できる低コストなテザー付フィラーキャップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、一端部がフューエルフラップ等に係止されたテザーの他端部の環状部材をフィラーキャップのハンドル部に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記テザーのたわみにより環状部材とフィラーキャップとの間に回転抵抗力が発生しない装着構造としたことを特徴とする。また本発明は、一端部がフューエルフラップ等に係止されたテザーの他端部の環状部材をフィラーキャップのハンドル部に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記環状部材とテザーの他端部とを分割して相対回転自在に係合したことを特徴とする。また本発明は、前記環状部材に対するテザーの回転軸を、フィラーキャップのハンドル部の回転軸と略直交する面上に設けたことを特徴とする。また本発明は、前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転を所定の角度以内に規制するように構成したことを特徴とする。また本発明は、前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転の規制を、テザーの他端部に形成され環状部材に当接する角度規制部により行われるように構成したことを特徴とする。また本発明は、前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転の規制を、テザーの他端部のジョイント部近傍において環状部材に形成した角度規制片により行われるように構成したことを特徴とする。
【0007】
以上の解決手段により、環状部材によるハンドル部とテザーとの簡素な構造のままに、テザーのたわみにより環状部材とフィラーキャップとの間に回転抵抗力が発生しない僅かな構造改変のみの装着構造として、ハンドル部の連続的で円滑な回転螺合開閉を可能にするとともに、テザーとフィラーキャップの位置関係が常に一定で、適正なフィラーキャップの螺合開始位置が確保できる。
【0008】
【実施の形態】
以下、本発明のテザー付フィラーキャップを図面に基づいて詳細に説明する。図1(A)は本発明の第1実施の形態のテザー付フィラーキャップの斜視図、図1(B)は本発明のテザー付フィラーキャップが螺合装着された給油口近傍の斜視図である。本発明の基本的な構成は、図1(A)(B)に示すように、一端部がフューエルフラップ10等に係止されたテザー7の他端部の環状部材5をフィラーキャップ1のハンドル部2に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記テザー7のたわみにより環状部材5とフィラーキャップ1との間に回転抵抗力が発生しない装着構造としたことを特徴とする。図示の第1実施の形態のものでは、前記環状部材5とテザー7の他端部とを分割して相対回転自在に係合したもので、環状部材5に対するテザー7の回転軸を、フィラーキャップ1のハンドル部2の回転軸と略直交させたものである。すなわち、環状部材5に対するテザー7の回転軸は、フィラーキャップ1のハンドル部2の回転軸と略直交する面上に設定されている。
【0009】
以下、詳細に説明する。図1(B)に示すように、燃料タンクに給油管を介して接続された給油口9は、車体側面にヒンジ開閉自在に設置されたフューエルフラップ10等によって開閉される。給油口9に螺合装着されるフィラーキャップ1は、給油中に紛失したり泥土が付着することがないように、一端部をフューエルフラップ10等に係止されたテザー7の他端部が接続される。図1(A)に明確なように、フィラーキャップ1のハンドル部2に刻設された環状溝部3に回転摺動自在に環状部材5が嵌合され、フィラーキャップ1の螺合部4を給油口に回転螺合する際に、静止側であるテザー7に接続された環状部材5の静止を確保する。本実施の形態では、環状部材5とテザー7の他端部との接続は、環状部材5の一部を延設して略直角に起立折曲形成したテザー係合片6に、テザー7の他端部に折曲形成した軸ジョイント部7Aを軸支して構成するものである。これにより、図1(A)の鎖線のように、テザー7とフィラーキャップ1との位置関係によって、テザー7が環状部材5とハンドル部2との相対回転面に対して略直角方向に撓んだとしても、軸ジョイント部7Aの存在によって、環状部材5をフィラーキャップ1のハンドル部2に対して押し付ける力が発生することがなく、円滑にハンドル部2の螺合回転を行うことができる。
【0010】
図2は、前記テザー7のたわみにより環状部材5とフィラーキャップ1との間に回転抵抗力が発生しない装着構造としての変形例を示すもので、図2(A)の例は、環状部材5から延設形成されたテザー係合片6は前記図1の例のもののように折曲されることなく、孔部6Aが穿設され、該孔部6Aにテザー7の他端部に形成した馬蹄形状の差込みジョイント部7Bを挿入係止して構成したものである。図2(B)の例は、図示省略の環状部材5から延設形成されたテザー係合片6に凹設されたボール穴に、テザー7の他端部に形成した球状の球形ジョイント部7Cを挿入係止して構成したものである。これらの構成によって、テザー7が鎖線のように環状部材5とハンドル部2との相対回転面に対して撓んだとしても、環状部材5をフィラーキャップ1のハンドル部2に対して押し付ける力が発生することがなく、円滑にハンドル部2の螺合回転を行うことができる。
【0011】
図3は、本発明の第2実施の形態のテザー付フィラーキャップを示すもので、図3(A)は側面図、図3(B)は変形例を示す要部斜視図である。図3(A)に示すように、本実施の形態のものは、環状部材5に対するテザー7の他端部の相対回転を所定の角度以内に規制するように構成したものである。好適には、テザー7の可動範囲は、環状部材5とハンドル部2との相対回転面に対して正負15°ずつの30°程度の角度範囲とされる。図3(A)の例では、環状部材5の延設部から略直交起立させたテザー係合片6に軸ジョイント部にて軸支されたものにおいて、軸ジョイント部の角度規制を行うようにしたものである。つまり、テザー7の他端部の軸ジョイント部における角度規制部7Eがテザー係合片6の水平板部6Bに当接してテザー7の角度の上限を規制し(実線)、テザー7自体が水平板部6Bに当接してテザー7の角度の下限を規制する(鎖線)。図3(B)の例は、環状部材5の延設部に、該環状部材5の回転面内にヒンジを有する軸ジョイント部7Dによりテザー7の他端部が軸支されたもので、環状部材5の回転面に対してテザー7の他端部を矢印Aのように相対回転させるとともに、軸ジョイント部7Dにおける軸と軸受とを遊嵌嵌合させることで、テザー7の他端部を矢印Bのように環状部材5の回転面内にて角度規制を行えるように構成したものである。
【0012】
本実施の形態では、このような構成により以下のような効果がある。図5に示したものでは、テザー7の他端部がフィラーキャップ1のハンドル部2に対して回転規制がない構成であるが、このような場合に、テザー7の他端部が環状部材5のテザー係合片6に軸ジョイント部等により回転自在に接続されているため、図5(A)のように、フィラーキャップ1が真下を向いて吊り下げられる。このため、フィラーキャップ1を給油口9に螺合する開始位置は比較的自由に選択できることになり、フィラーキャップ1の螺合開始位置によっては、図5(B)のように、テザー7が余分にたるんで連れ回りを招きかねない他、螺合終了時にフューエルフラップ10が閉じにくい事態も招くが、図4に示したように、テザー7の他端部がフィラーキャップ1のハンドル部2に対して回転規制がなされた場合には、テザー7に対してフィラーキャップ1が横方向を向いて傾斜して吊り下げられるため、テザー7に対するフィラーキャップ1の傾斜位置関係が一定に維持され、フィラーキャップ1の給油口9への螺合開始位置も規制されることになる。したがって、テザー7のたるみ量等も適正に維持されて、螺合時に連れ回りが発生せず、円滑な回転螺合と、螺合終了時のフューエルフラップ10の閉鎖も円滑となる。
【0013】
図6は、本発明のテザー付フィラーキャップの第3実施の形態を示すもので、図6(A)は平面図、図6(B)は側面図である。本実施の形態のものは、前記第2実施の形態のものの、環状部材5に対するテザー7の他端部の相対回転を所定の角度以内に規制するものの具体的な例で、本実施の形態では、環状部材5のテザー係合片6に軸支されたテザー7の他端部の延設部に角度規制部8を形成したものである。このような構成により、テザー7のテザー係合片6に対する矢印Cのような回転は、テザー7の他端部自体および前記角度規制部8がテザー係合片6における水平板部6Bに衝接干渉されることによって、角度規制される。このため、図4にて説明したように、フィラーキャップ1の給油口9への螺合開始位置が適正に維持され、螺合時の連れ回りが防止でき、円滑な回転螺合と、フューエルフラップ10の閉鎖も円滑となる。
【0014】
図7は、本発明のテザー付フィラーキャップの第4実施の形態を示すもので、図7(A)は平面図、図7(B)は側面図である。本実施の形態のものも、前記第2実施の形態のものの、環状部材5に対するテザー7の他端部の相対回転を所定の角度以内に規制するものの具体的な例で、本実施の形態では、環状部材5に対するテザー7の他端部の相対回転の規制を、テザー7の他端部のジョイント部7A近傍において環状部材5(テザー係合片6)に形成した角度規制片11により行われるように構成したものである。角度規制片11としては、テザー係合片6の内側面のテザー7の他端部の回転軌跡内に突出する部材を別途設置して構成してもよいが、テザー係合片6の一部を切り起こして切起し部としてもよい。このようにして、角度規制片11がテザー7の他端部の上方の角度規制を行い、テザー係合片6の水平板部6Bがテザー7の他端部の下方の角度規制を行うことで、フィラーキャップ1の給油口9への螺合開始位置が適正に維持され、螺合時の連れ回りが防止でき、円滑な回転螺合と、フューエルフラップ10の閉鎖も円滑にすることができる。なお、前記図2の例の差込みジョイント部7Bや球形ジョイント部7Cを用いたものも、それらの回転角度の規制を行えるように、テザー7の他端部の回転軌跡内に突出する規制部材をテザー係合片6から形成することができる。なお、図6の第3実施の形態のものと図7の第4実施の形態のものを併設することもできる。
【0015】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、テザーの形状、材質およびその一端部のフューエルフラップ等への係止形態、フィラーキャップの形状、形式およびその環状溝部への環状部材の相対回転自在な装着形態、環状部材の形状、材質(テザーと同質でもよいし、別材質でもよい)、環状部材におけるテザー係合片の形成形態(平板状、略直角に起立折曲の他、テザーのたわみにより環状部材とフィラーキャップとの間に回転抵抗力を発生させないなら直角以外の適宜に折曲されてもよい)および該テザー係合片へのテザー他端部の相対回転自在な係合形態、環状部材に対するテザーの他端部の相対回転の角度規制形態等については適宜選定できる。
【0016】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明では、一端部がフューエルフラップ等に係止されたテザーの他端部の環状部材をフィラーキャップのハンドル部に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記テザーのたわみにより環状部材とフィラーキャップとの間に回転抵抗力が発生しない装着構造としたことにより、テザーのたわみに関わりなく、環状部材に対してフィラーキャップを連続的に円滑に回転させて回転螺合開閉を行うことが可能となる。
また、一端部がフューエルフラップ等に係止されたテザーの他端部の環状部材をフィラーキャップのハンドル部に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記環状部材とテザーの他端部とを分割して相対回転自在に係合した場合は、環状部材の僅かな構造改変を加えるだけで、テザーのたわみを環状部材との間の相対回転で確実に逃がすことができ、フィラーキャップのハンドル部の連続的で円滑な回転螺合開閉が可能となる。
【0017】
さらに、前記環状部材に対するテザーの回転軸を、フィラーキャップのハンドル部の回転軸と略直交する面上に設けた場合は、テザーの他端部により環状部材からの回転抵抗力を最も受け易い回転面に直交する方向の押付け力を効果的に相対回転で確実に逃がすことができる。
さらにまた、前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転を所定の角度以内に規制するように構成した場合は、給油中に取り外されたフィラーキャップがテザーに対して傾斜位置関係が一定に維持されて吊り下げられ、フィラーキャップの給油口への螺合開始位置も規制されて常に適正となり、テザーのたるみ量等も適正に維持されて、螺合時に連れ回りが発生せず、円滑な回転螺合と、螺合終了時のフューエルフラップの閉鎖も円滑となる。
また、前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転の規制を、テザーの他端部に形成され環状部材に当接する角度規制部により行われるように構成した場合は、テザーの他端部の僅かな変更のみにて環状部材側に何らの構造改変を伴うことなくテザー他端部の回転角度規制を行うことができる。
【0018】
さらに、前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転の規制を、テザーの他端部のジョイント部近傍において環状部材に形成した角度規制片により行われるように構成した場合は、環状部材の切起し等の簡単な成型により、テザー側に何らの構造改変を伴うことなく低コストでテザー他端部の回転角度規制を行うことができる。
かくして本発明によれば、簡素な構造のままに、僅かな構造改変のみにて、ハンドル部の連続的で円滑な回転螺合開閉を可能にするとともに、テザーとフィラーキャップの位置関係が常に一定で、適正なフィラーキャップの螺合開始位置が確保できる低コストなテザー付フィラーキャップが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテザー付フィラーキャップの第1実施の形態を示すもので、図1(A)は斜視図、図1(B)はフィラーキャップが螺合装着された給油口近傍の斜視図である。
【図2】同、前記テザーと環状部材との装着構造の変形例を示す図である。
【図3】本発明のテザー付フィラーキャップの第2実施の形態のを示すもので、図3(A)は側面図、図3(B)は変形例を示す要部斜視図である。
【図4】テザーの他端部がフィラーキャップに対して回転規制がなされた場合のフィラーキャップの吊下げ状態を示す図である。
【図5】テザーの他端部がフィラーキャップに対して回転規制がない場合のフィラーキャップの吊下げ状態および給油口への装着状態を示す図である。
【図6】本発明のテザー付フィラーキャップの第3実施の形態を示すもので、図6(A)は平面図、図6(B)は側面図である。
【図7】本発明のテザー付フィラーキャップの第4実施の形態を示すもので、図7(A)は平面図、図7(B)は側面図である。
【図8】従来のテザー付フィラーキャップの斜視図および側面図である。
【図9】改良された従来のテザー付フィラーキャップの斜視図である。
【符号の説明】
1 フィラーキャップ
2 ハンドル部
3 環状溝部
4 螺合部
5 環状部材
6 テザー係合片
6A 孔部
6B 水平板部
7 テザー
7A 軸ジョイント部
7B 差込みジョイント部
7C 球形ジョイント部
7D 軸ジョイント部
7E 角度規制部
8 角度規制部
9 給油口
10 フューエルフラップ
11 角度規制片(切起し部)
Claims (6)
- 一端部がフューエルフラップ等に係止されたテザーの他端部の環状部材をフィラーキャップのハンドル部に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記テザーのたわみにより環状部材とフィラーキャップとの間に回転抵抗力が発生しない装着構造としたことを特徴とするテザー付フィラーキャップ。
- 一端部がフューエルフラップ等に係止されたテザーの他端部の環状部材をフィラーキャップのハンドル部に対して相対回転自在に装着したテザー付フィラーキャップにおいて、前記環状部材とテザーの他端部とを分割して相対回転自在に係合したことを特徴とする請求項1に記載のテザー付フィラーキャップ。
- 前記環状部材に対するテザーの回転軸を、フィラーキャップのハンドル部の回転軸と略直交する面上に設けたことを特徴とする請求項2に記載のテザー付フィラーキャップ。
- 前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転を所定の角度以内に規制するように構成したことを特徴とする請求項2または3に記載のテザー付フィラーキャップ。
- 前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転の規制を、テザーの他端部に形成され環状部材に当接する角度規制部により行われるように構成したことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のテザー付フィラーキャップ。
- 前記環状部材に対するテザーの他端部の相対回転の規制を、テザーの他端部のジョイント部近傍において環状部材に形成した角度規制片により行われるように構成したことを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のテザー付フィラーキャップ。
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