JP2007262788A - カンヌキ型施錠装置 - Google Patents

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fence
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師幸 菅原
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Abstract

【課題】固定部材と開閉部材間に設けられ、固定部材または開閉部材が変形し、固定部材と開閉部材との相対位置関係が変わった場合でも、施錠可能なカンヌキ型施錠装置の提供を課題とする。
【解決手段】フェンス(固定部材)10と、このフェンス10に対して開閉自在な扉(開閉部材)11との間に取り付けられ、扉11の開放を制限するため、扉11に沿って回動自在に設けられるカンヌキ型施錠装置1である。このカンヌキ型施錠装置1は、フェンス10側に延びるカンヌキ12と、このカンヌキ12にスライド自在に設けられたスライド部材と、フェンス10に設けられる受け金具13と、スライド部材14と受け金具13とを着脱自在に連結する連結部材15とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カンヌキ型施錠装置に係り、更に詳細には、フェンスと扉間に設けられ扉の開放を制限する場合などに適用して好適なカンヌキ型施錠装置に関する。
図8に示すように、例えばフェンス50に開閉自在に設けられた扉51の開放を制限するため、カンヌキ型施錠装置52が多く使用される。
従来のカンヌキ型施錠装置52は、扉51に設けられる支持部53、この支持部53にスライド自在に設けられるカンヌキ54、フェンス50に設けられカンヌキ54を挿入可能な孔55aを有する受け金具55、カンヌキ54の受け金具55から突出した部分に着脱自在に取り付けられる錠前56を有していた。
特開平3−247882号公報 特開平3−176580号公報 特開平4−18173号公報
しかしながら、従来のカンヌキ型施錠装置52は、例えばフェンス50と扉51との一方又は両方が変形して、フェンス50と扉51との相対位置が変化した場合には、カンヌキ54を受け金具55の孔55aに挿入できず、施錠できなくなるという問題があった。
このような問題は、フェンス50と扉51間に設けられるカンヌキ型施錠装置52に限らず、各種の固定部材と開閉部材との間に設けられるカンヌキ型施錠装置に共通して発生する問題である。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、固定部材と開閉部材間に設けられ、固定部材または開閉部材が変形し、固定部材と開閉部材との相対位置関係が変わった場合でも、施錠可能なカンヌキ型施錠装置の提供を課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
(1)本発明は、
固定部材と前記固定部材に対して開閉自在な開閉部材との間に設けられ、前記開閉部材の開放を制限するカンヌキ型施錠装置において、
前記固定部材又は前記開閉部材の一方に沿って回動自在に設けられ、且つ前記固定部材又は前記開閉部材の他方側に延びるカンヌキと、
前記カンヌキにスライド自在に設けられたスライド部材と、
前記固定部材又は前記開閉部材の他方に設けられる受け金具と、
前記スライド部材と前記受け金具とを着脱自在に連結する連結部材と、
を備えたことを特徴とする。
本発明では、カンヌキを回動させると共にスライド部材をカンヌキ上でスライドさせることにより、スライド部材の位置を広範囲に調整できる。
従って、固定部材と開閉部材との相対位置関係が変化しても、スライド部材の位置を受け金具に追従させて調整できるので、スライド部材と受け金具とを連結部材で確実に連結
して施錠できる。
(2)前記受け金具には、所定の大きさの孔が設けられ、
前記スライド部材には、前記受け金具の前記孔に挿入されて反対側に突出し、且つ前記突出した部分に前記連結部材が着脱自在に取り付けられる取付部が設けられ、
前記連結部材は、前記取付部に取り付けられた状態で、前記孔を通過しない大きさを有することが好ましい。
この構成によれば、取付部を受け金具の孔に挿入し、取付部に連結部材を取り付けるだけでスライド部材と受け金具とを連結できるので、スライド部材と受け金具とを連結するための構成を簡略化できる。
(3)前記受け金具が、前記固定部材又は前記開閉部材の他方に沿って回動自在であることが好ましい。
この構成によれば、受け金具を適宜な角度だけ回転させることにより、受け金具の向きをスライド部材に合わせることができるので、スライド部材と受け金具との連結が容易になる。
(4)前記固定部材としてはフェンスを例示でき、前記開閉部材としては扉を例示できる。
例えば、固定部材と開閉部材がフェンスと扉のように薄肉である場合には、双方が変形しやすい。この場合でも、本発明によれば確実に施錠できる。
(5)前記連結部材としては、錠前を例示できる。この場合には、市販の錠前を連結部材として使用できるので、連結部材を特別に製造する必要がない。
本発明によれば、カンヌキが回動可能であり、更にスライド部材をカンヌキ上でスライドできるので、スライド部材の位置を広範囲に調整できる。
従って、固定部材と開閉部材との相対位置関係が変わった場合でも、スライド部材の位置を受け金具に追従させて調整することにより、スライド部材と受け金具とを連結部材で連結して確実に施錠できる。
以下、本発明に係るカンヌキ型施錠装置の実施の形態を、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る実施の形態のカンヌキ型施錠装置1を示す。このカンヌキ型施錠装置1は、固定部材であるフェンス10と、このフェンス10に対して開閉自在な開閉部材である扉11との間に、扉11の開放を制限するために設けられる。
カンヌキ型施錠装置1は、扉11に沿って回動自在に設けられ、扉11の反対側のフェンス10側まで延びるカンヌキ12と、フェンス10に沿って回動自在に設けられる受け金具13と、カンヌキ12にスライド自在に設けられたスライド部材14と、スライド部材14と受け金具13とを連結する連結部材としての錠前15とを備えている。
次に、上記各構成要素について説明する。フェンス10は、例えば薄肉の網状部材で形
成されている。フェンス10における受け金具13が取り付けられる位置の裏側には、補強部材17が設けられている。また、フェンス10には、枠部18が設けられている。
扉11は、例えばヒンジ(図示せず)などでフェンス10に開閉自在に取り付けられている。この扉11は、フェンス10と同様に薄肉の網状部材で形成されている。扉11には、枠部19が設けられている。
また、扉11のカンヌキ12が取り付けられる位置の裏側には、補強部材20が設けられている。この補強部材20には、図2に示すように、扉11側に配置された回動部材23が、ボルト21及び二重ナット22,22で回動自在に取り付けられている。この回動部材23の外周面23aに、上記カンヌキ12の一端部が固定されている。
これにより、カンヌキ12は、回動部材23を中心として時計回転方向と反時計回転方向の両方に回転可能である。なお、カンヌキ12は、一方向にのみ回転可能に支持することもできる。
カンヌキ12は、その断面が円形に形成されている。また、図1に示すように、カンヌキ12の先端には、スライド部材14の抜け止め用として、カンヌキ12の直径より大径の抜け止め部材24が設けられている。
受け金具13は、図3に示すように、所定の大きさの孔13aを有するリング部25と、このリング部25の直線部分25aに設けられた軸部26とを有している。軸部26の先端部には、ネジ26aが設けられている。
受け金具13の軸部26は、フェンス10及び補強部材17を貫通して補強部材17のの裏側に突出している。軸部26のネジ26aには、二重ナット27,27が螺入されている。これにより、リング部25が、フェンス10に沿って回動自在に支持されている。
スライド部材14は、図4に示すように、断面が四角形の移動部30と、この移動部30に設けられ断面が四角形の錠前取付部31とを有している。
移動部30には、カンヌキ12の直径より僅かに大きな直径を有する貫通孔30aが設けられている。また、錠前取付部31にも、所定の直径を有する貫通孔31aが設けられている。
移動部30の貫通孔30aには、カンヌキ12がスライド自在に挿入されている。また、錠前取付部31の貫通孔31aには、錠前15が着脱自在に取り付けられる。
この錠前15は、図5に示すように、スライド部材14の錠前取付部31に取り付けられた状態で、受け金具13の孔13aと対向する部分の最大寸法L1が、孔13aの錠前15と対向する部分の最大寸法L2より大きく形成されている。
これにより、錠前15がスライド部材14の錠前取付部31に取り付けられた状態で、孔13aを通過しないように構成されている。
なお、本実施形態では、錠前15として南京錠が使用されているが、これ以外の各種の錠前を使用できる。
次に、このカンヌキ型施錠装置1の作用を説明する。いま、図6に示すように、フェンス10又は扉11の一方若しくは両方が変形し、フェンス10と扉11との相対位置関係
が変化すると、カンヌキ12を支持する回動部材23と、スライド部材14を連結すべき受け金具13との相対位置関係も変化する。
この場合には、カンヌキ12の回転方向の位置を調整すると共に、スライド部材14をスライドさせて、スライド部材14の位置を受け金具13に追従させて調整する。また、受け金具13の回転方向の位置を調整して、受け金具13の向きをスライド部材14に合わせる。
そして、カンヌキ12を受け金具13側に回転させて、スライド部材14の錠前取付部31を、受け金具13の孔13aに挿入する。次に、図7に示すように、錠前取付部31に錠前15を取り付ける。これにより、受け金具13とスライド部材14とが連結され、カンヌキ型施錠装置1が施錠される。
このように、本発明のカンヌキ型施錠装置1は、カンヌキ12が回動部材23を中心として回動自在であると共に、スライド部材14がカンヌキ12上をスライド自在であるので、スライド部材14の位置を広範囲に調整できる。
従って、フェンス10と扉11の相対位置関係が変化しても、スライド部材14の位置を受け金具13に追従させて調整することにより、スライド部材14と受け金具13とを連結して確実に施錠できる。これにより、扉11の開放を確実に防止できる。
また、受け金具13を回転させることにより、孔13aの向きをスライド部材14の錠前取付部31に合わせて調整できるので、スライド部材14の取付部31を孔31に挿入しやすくなる。
なお、上記実施の形態では、扉11にカンヌキ12を設け、フェンス10に受け金具13を設けたが、扉11に受け金具13を設け、フェンス10にカンヌキ12を設けても良い。
また、上記実施の形態では、受け金具13に孔13aを設けると共に、スライド部材14に孔13aの反対側に突出する錠前取付部31を設け、この錠前取付部31に錠前15を取り付けることにより、スライド部材14と受け金具13とを連結したが、スライド部材14と受け金具13とを連結部材で着脱自在に連結できる構成であれば、任意の構成とすることができる。
更に、上記実施の形態では、本発明をフェンス10と扉11間に設けられるカンヌキ型施錠装置に適用した場合について説明したが、本発明は、各種の固定部材と開閉部材の間に設けられる各種のカンヌキ型施錠装置に適用できる。
本発明の実施の形態に係るカンヌキ型施錠装置を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカンヌキを回動自在に支持する回動部材を示す図であり、図1のA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係る受け金具を示す図であり、図1のB−B断面図である。 本発明の実施の形態に係るスライド部材を示す図であり、図1のC−C断面である。 本発明の実施の形態に係る受け金具の孔と錠前との関係を示す図であり、図4のD−D断面図である。 本発明の実施の形態に係るカンヌキ型施錠装置の作用を説明する図であり、スライド部材と受け金具とを連結する直前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカンヌキ型施錠装置の作用を説明する図であり、スライド部材と受け金具との連結状態を示す図である。 従来例に係るカンヌキ型施錠装置を示す図である。
符号の説明
1 カンヌキ型施錠装置
10 フェンス
11 扉
12 カンヌキ
13 受け金具
13a 受け金具の孔
14 スライド部材
15 錠前(連結部材)
17 補強部材
18 枠部
19 枠部
20 補強部材
21 ボルト
22 ナット
23 回動部材
23a 回動部材の外周面
24 抜け止め部材
25 リング部
25a 直線部分
26 軸部
26a ネジ
27 ナット
30 移動部
30a 貫通孔
31 錠前取付部(取付部)
31a 貫通孔
50 フェンス
51 扉
52 カンヌキ型施錠装置
53 支持部
54 カンヌキ
55 受け金具
55a 孔
56 錠前

Claims (5)

  1. 固定部材と、前記固定部材に対して開閉自在な開閉部材との間に設けられ、前記開閉部材の開放を制限するカンヌキ型施錠装置において、
    前記固定部材又は前記開閉部材の一方に沿って回動自在に設けられ、且つ前記固定部材又は前記開閉部材の他方に延びるカンヌキと、
    前記カンヌキにスライド自在に設けられたスライド部材と、
    前記固定部材又は前記開閉部材の他方に設けられる受け金具と、
    前記スライド部材と前記受け金具とを着脱自在に連結する連結部材と、
    を備えたことを特徴とするカンヌキ型施錠装置。
  2. 前記受け金具には、所定の大きさの孔が設けられ、
    前記スライド部材には、前記受け金具の前記孔に挿入されて反対側に突出し、且つ前記突出した部分に前記連結部材が着脱自在に取り付けられる取付部が設けられ、
    前記連結部材は、前記取付部に取り付けられた状態で、前記孔を通過しない大きさを有することを特徴とする請求項1に記載のカンヌキ型施錠装置。
  3. 前記受け金具が、前記固定部材又は前記開閉部材の他方に沿って回動自在であることを特徴とする請求項1または2に記載のカンヌキ型施錠装置。
  4. 前記固定部材はフェンスであり、前記開閉部材は扉であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のカンヌキ型施錠装置。
  5. 前記連結部材は、錠前であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のカンヌキ型施錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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