JP2004066248A - 曲げ加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図ることにある。
【解決手段】上記課題を解決するため、上部テーブル1又は下部テーブル2により構成されるラム1を駆動し、パンチPとダイDによりワークWに曲げ加工を施す曲げ加工装置において、操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rに基づいて、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置a、b、c、d、eから成るラム動作パターンを設定自在とした。
【選択図】 図1
【解決手段】上記課題を解決するため、上部テーブル1又は下部テーブル2により構成されるラム1を駆動し、パンチPとダイDによりワークWに曲げ加工を施す曲げ加工装置において、操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rに基づいて、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置a、b、c、d、eから成るラム動作パターンを設定自在とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図るようにした曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、曲げ加工装置、例えばプレスブレーキは、よく知られているように、上部テーブル50(図9)に装着されたパンチPと、下部テーブル51に装着されたダイDを有し、該パンチPとダイDの協働により、突当52、53に突き当てて位置決めしたワークWの曲げ線mに沿って所定の曲げ加工を施す。
【0003】
このようなプレスブレーキにおいて、例えば下降式の場合には、上部テーブル50であるラムは、上限から(図10)高速度で(接近速度、例えば200mm/s)下降を開始し(t1〜t2)、ワークW上面から2mm〜10mm程度のところで低速度に切り換わり(曲げ速度、例えば20mm/s)(t2〜t3)、その後速度ゼロの加圧状態で曲げ加工が行われ(t3〜t4)、曲げ加工終了後は、下限から高速度で戻り上限に復帰する(戻り速度、例えば200mm/s)(t4〜t5)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、左右のフランジF1(図9)、F2が立っている箱曲げ製品を加工す場合には、パンチPがフランジF1、F2を押しつぶさないように、適切に挿入される必要があり、そのため、作業者は、パンチPの動きを見ながら、ワークWを左右方向(X軸方向)に微妙に位置決めしなければならない。
【0006】
ところが、既述したラム動作パターンの場合に(図10)、ラム50の接近速度(t1〜t2)が速過ぎると、ワークWの左右方向の位置決めが困難となり、速度切り換え位置Z0 で高速から低速になったとしても、パンチPが巧く両フランジF1(図9)、F2の間に挿入されず、それらを潰してしまう。
【0007】
また、従来より、ラム50が(図10)高速度から低速度に切り換わり、パンチPがワークWを曲げ始める場合には、作業者がワークWから手を離すが、高速度から低速度に急激に切り換わると、作業者が手を離すタイミングをつかみにくく、作業がやりにくい。
【0008】
更に、曲げ加工後に(t3〜t4)、ラム50の戻り速度があまりに速いと(t4〜t5)、ワークWの(図11)重量と面積が大きい大板の場合には、該ワークWが、突当52、53とは反対側の作業者側に倒れることがあり、極めて危険である。
【0009】
即ち、従来は、ラム動作パターンが(図10)一律に決められていたので、変更することができず、そのため、作業者が例えば未熟の場合には、作業性が低く、ひいては、加工効率の低下を招来している。
【0010】
本発明の目的は、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、図1〜図8に示すように、
上部テーブル1又は下部テーブル2により構成されるラム1を駆動し、パンチPとダイDによりワークWに曲げ加工を施す曲げ加工装置において、
操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rに基づいて、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)から成るラム動作パターンを設定自在としたことを特徴とする曲げ加工装置という技術的手段が講じられた。
【0012】
従って、本発明の構成によれば、ラム動作パターン線図Rを(図3)操作画面30B1上に表示することにより、該操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rを見ながら、例えばラム動作パターンを構成するラム速度として(図4)、(1)高速度、(3)低速度、(4)ゼロ速度(加圧状態)、(6)戻り高速度の他に、(1)高速度と(3)低速度の間の(2)中速度、(4)ゼロ速度(加圧状態)と(6)戻り高速度の間の(5)戻り中速度、またラム速度切換位置として、(1)高速度から(2)中速度への切換位置(a)、(2)中速度から(3)低速度への切換位置(b)、(3)低速度から(4)ゼロ速度(加圧状態)への切換位置(c)、(4)ゼロ速度(加圧状態)から(5)戻り中速度への切換位置(d)、(5)戻り中速度から(6)戻り高速度への切換位置(e)をそれぞれ設定できるので、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)の急激な変化が無くなって徐々に変化するようになり、従来のように(図9)箱曲げ製品の加工において高速下降するパンチPによりフランジF1、F2を潰したり、曲げ開始時に作業者がワークWから手を離すタイミングを逸したり、大板のワークWが(図11)作業者側に倒れるといった弊害が無くなる。
【0013】
これにより、本発明によれば、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す全体図である。
【0015】
図示する曲げ加工装置は、例えばプレスブレーキと、その制御装置である上位NC装置31及び下位NC装置30により構成されている。
【0016】
このうち、プレスブレーキは、上部テーブル1に装着されたパンチPと、下部テーブル2に装着されたダイDを有し、例えば下降式の場合には、側板7、8に取り付けられた油圧シリンダ5、6によりラムである上部テーブル1が上下動するようになっている。
【0017】
例えば、後述するように作業者がラム動作パターンを設定すれば(図4)、この設定されたラム動作パターンに従って、下位NC装置30を構成するラム駆動制御手段30Fが(図1)油圧シリンダ5、6を駆動し、ラム1が(図4)所定の位置に対応した所定の速度で上下動することにより、ワークWに対して、パンチPとダイDにより曲げ加工を施す。
【0018】
この場合のラム駆動機構の例が、図2に示されている。
【0019】
即ち、図2において、例えば油圧シリンダ6は、その上部室6Aと下部室6Bが共に油タンク10に連通し、サーボモータMで駆動する双方向ポンプ11により、作動油が供給されるようになっている。
【0020】
また、ラム1のストローク位置を検出するラム位置検出手段9(例えばリニアスケール)が、側板8に取り付けられ、該リニアスケール9からの検出信号S1がラム駆動制御手段30Fに入力し、それに基づいてラム駆動制御手段30Fは、速度信号S2を出力して前記サーボモータMを駆動制御する。
【0021】
この構成により、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)と(図4)ラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)から成るラム動作パターンが設定されると、このラム動作パターンに従って、ラム駆動制御手段30Fがラム1を駆動制御する。
【0022】
即ち、ラム駆動制御手段30Fは、リニアスケール9からの検出信号S1が入力されると、現在のラム1の位置を検出する。
【0023】
これにより、ラム駆動制御手段30Fは、前記ラム動作パターンを(図4)記憶手段30Cから呼び出して参照すれば、検出したラム1の位置が、どのラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)の範囲にあるかが判断できるので、それに対応するラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)が得られるように、速度信号S2を出力し、サーボモータMを駆動制御することにより、双方向ポンプ11を回転させ、作動油を油圧シリンダ6へ供給する。
【0024】
例えば、ラム駆動制御手段30Fは、リニアスケール9を介してラム1が(図4)上限位置にあると判断したときには、サーボモータMを(図2)介して双方向ポンプ11を回転させ、ラム1が(図4)(1)高速度で下降するように、油タンク10(図2)から油圧シリンダ6へ供給される油量を制御し、この状態は、ラム速度切換位置(a)(図4)まで継続する。
【0025】
また、例えば、ラム駆動制御手段30Fは、リニアスケール9を介してラム1が(図4)下限位置にあると判断したときには、加工終了後(図4のt5)、サーボモータMを(図2)介して双方向ポンプ11を逆回転させ、ラム1が(図4)(5)戻り中速度で上昇するように、油タンク10(図2)から油圧シリンダ6へ供給される油量を制御し、この状態は、ラム速度切換位置(d)(図4)まで継続する。
【0026】
図2のラム駆動機構は、油圧シリンダ6について説明したが、油圧シリンダ5についても同様であり、その説明は省略する。
【0027】
上記ラムである上部テーブル1(図1)の前方には、操作ボックス30Bが配置され、該操作ボックス30Bは、ワークWの曲げ加工に必要なデータを表示する操作画面30B1と、そのデータを入力する操作キー30B2により構成されている。
【0028】
上記操作ボックス30Bの操作画面30B1上には(図3)、ラム動作パターン線図Rが表示される。
【0029】
このラム動作パターン線図Rは、具体的には、図4に示され、横軸に時間t、縦軸にラム1のストローク位置Zをとり、ラム1の時間に対する位置変化を線で表示したものである。
【0030】
作業者はこの線図Rを見ることにより、ラム速度の変化をイメージし易くなるので、自分の熟練度や嗜好に応じた最適なラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)とラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を任意に設定できる。
【0031】
上記ラム動作パターン線図Rを見ながら、作業者は、操作画面30B1上において、例えば(1)高速度・・・mm/s、(3)低速度・・・mm/s、(4)ゼロ速度(加圧状態)・・・s、(6)戻り高速度・・・mm/sを操作キー30B2のテンキーを押すことにより、設定し、更に、(2)中速度・・・mm/s、(5)戻り中速度・・・mm/sを操作キー30B2の追加ボタンを押すことにより、追加設定する。
【0032】
上記(2)中速度は、(1)高速度と(3)低速度の間の速度であり、(5)戻り中速度は、(4)ゼロ速度(加圧状態)と(6)戻り高速度の間の速度である。
【0033】
また、ラム動作パターン線図Rを見ながら、作業者は、操作画面30B1上において、ラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)(例えばいずれもmm)を設定する。
【0034】
このうち、(a)は、(1)高速度から(2)中速度への、(b)は、(2)中速度から(3)低速度への、(c)は、(3)低速度から(4)ゼロ速度(加圧状態)への、(d)は、(4)ゼロ速度(加圧状態)から(5)戻り中速度への、(e)は、(5)戻り中速度から(6)戻り高速度への、それぞれのラム速度切換位置である。
【0035】
更に、作業者は、このような設定方式の他に、例えば図5に示すように、(3)低速度を更に分割し、各分割速度及びそれらのラム速度切換位置を設定できる。
【0036】
例えば、図5のt3〜t4の(3)低速度を分割し、(7)低速度・・・・・・mm/s、(8)低速度・・・mm/s、(9)低速度・・・mm/s、(10)低速度・・・mm/s、(11)低速度・・・mm/sを追加ボタンを押すことにより設定する。
【0037】
また、このとき、作業者は、上記(7)から(11)までの低速度のラム速度切換位置(f)、(g)、(h)、(i)、(j)(例えばいずれもmm)を設定する。
【0038】
このうち、(f)は、(7)低速度から(8)低速度への、(g)は、(8)低速度から(9)低速度への、(h)は、(9)低速度から(10)低速度への、(i)は、(10)低速度から(11)低速度への、(j)は、(11)低速度から(4)ゼロ速度(加圧状態)への、それぞれのラム速度切換位置である。
【0039】
作業者の中には、(2)中速度から(図5)(3)低速度へ急激に切り換わると、作業がやりずらい人も居るので、このような人にとっては、既述したように、(3)低速度を分割して設定自在とすることは、作業性が向上するという効果がある。
【0040】
上記ラム動作パターンは(図4、図5)、曲げ順ごとに設定できる。
【0041】
例えば、本実施形態においては、平板状のワークWを(図6)曲げ線▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼に沿って曲げ加工することにより、フランジF1、F2、F3、F4を有する箱曲げ製品を形成するものとする。
【0042】
この場合、上記曲げ線▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼の順に曲げるとすれば、この曲げ順1、2、3、4ごとに前記ラム動作パターンを設定することができる。換言すれば、曲げ順(工程順)ごとに異なるラム動作パターンを設定できる。
【0043】
更に、ラム動作パターンは、後述する記憶手段30C(図1)に記憶しておき(図8のステップ106)、加工の際に(図8のステップ107)呼び出して使用することができる(図8のステップ108)。
【0044】
この場合、ラム動作パターンは、例えば所定のワークW(図6)について、作業者ごとに、曲げ順ごとに記憶することができる。
【0045】
即ち、ワークWについて、作業者Aは(図7)、曲げ順1のラム動作パターンPA1、曲げ順2のラム動作パターンPA2、曲げ順3のラム動作パターンPA3、曲げ順4のラム動作パターンPA4をそれぞれ設定し(例えば図4)、これらは、記憶手段30Cに記憶される。
【0046】
同様に、作業者B・・・Zは(図7)、曲げ順1、2、3、4ごとのラム動作パターンPB1、PB2、PB3、PB4・・・PZ1、PZ2、PZ3、PZ4をそれぞれ設定し、これらは、記憶手段30Cに記憶される。
【0047】
この場合、同じワークW(図6)であっても、例えば作業者AとBは(図7)、両者の曲げ順1、2、3、4ごとのラム動作パターンPA1、PA2、PA3、PA4とPB1、PB2、PB3、PB4がそれぞれ異なり、これにより、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンが設定自在となっており、各作業者AとBの作業性の向上と加工精度の向上が図られる。
【0048】
一方、下部テーブル2の(図1)後方には、ワークWを位置決めする突当3、4が設けられ、該突当3、4は、よく知られているように、ストレッチ34上でX軸モータ(図示省略)により長手方向(X軸方向)に移動可能であり、またストレッチ34は、Y軸モータ(図示省略)とZ軸モータ(図示省略)により前後方向(Y軸方向)と上下方向(Z軸方向)に移動可能である。
【0049】
上記構成を有するプレスブレーキの制御装置としては、既述した下位NC装置30と(図1)、上位NC装置31がある。
【0050】
このうち、上位NC装置31には、製品情報、例えばCAD情報が内蔵され、該CAD情報は、ワークWの板厚、材質、曲げ線の長さ、製品の曲げ角度、フランジ寸法などの情報を含み、これらが立体姿図、展開図(図6)として構成されている。
【0051】
これらの情報から成るCAD情報は、下位NC装置30に入力され(図8のステップ101)、その後、本発明による所定の動作が行われる(図8のステップ102〜110)。
【0052】
下位NC装置30は(図1)、CPU30Aと、入出力手段30Bと、記憶手段30Cと、加工情報決定手段30Dと、ラム動作パターン設定判断手段30Eと、ラム駆動制御手段30Fと、突当駆動制御手段30Gにより構成されている。
【0053】
CPU30Aは、本発明の動作手順(例えば図8に相当)に従って、加工情報決定手段30D、ラム動作パターン設定判断手段30Eなど図1に示す装置全体を統括制御する。
【0054】
入出力手段30Bは、具体的には、既述した操作ボックス30Bであり、作業者は、操作画面30B1上にラム動作パターン線図Rが表示された場合には(図8のステップ104)、該ラム動作パターン線図Rを見ながら、操作キー30B2を操作することにより、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を設定する(図4〜図5、図8のステップ105)。
【0055】
また、この入出力手段30Bにより、作業者は前記CAD情報を入力でき、更には、既述したように(図8のステップ101)、該入出力手段30Bを介して外部の上位NC装置31からCAD情報を入力することができる。
【0056】
記憶手段30Cは、既述したラム動作パターン線図R(図3)を記憶しておいて作業者の要求に応じて操作画面30B1上に表示し(図8のステップ104)、また、既述したように、作業者が設定したラム動作パターンを(図4〜図5)を一旦記憶し(図8のステップ106)、該ラム動作パターンは加工の際に呼び出して使用される(図8のステップ107、108)。
【0057】
更に、記憶手段30Cは、加工プログラムなどを記憶する。
【0058】
加工情報決定手段30Dは、例えば前記入出力手段30Bを介して上位NC装置31から入力されたCAD情報に基づいて、曲げ順、金型、金型レイアウトなどを決定し(図8のステップ102)、これらのデータは、ラム駆動制御手段30F、突当駆動制御手段30Gに入力される。
【0059】
ラム動作パターン設定判断手段30Eは、ラム動作パターンが設定されているか否かを判断し(図8のステップ103)、設定されていない場合には(NO)、入出力手段30Bを制御して操作画面30B1上にラム動作パターン線図R(図3)を表示させる(図8のステップ104)。
【0060】
これにより、作業者はラム速度とラム速度切換位置から成るラム動作パターンを設定し(図8のステップ105)、設定後のラム動作パターンは記憶手段30Cに記憶される(図8のステップ106)。
【0061】
しかし、ラム動作パターン設定判断手段30Eが、既にラム動作パターンが設定されていると判断した場合には(図8のステップ103のYES)、直接に加工が開始され(図8のステップ107)、既に設定されたラム動作パターンが記憶手段30Cから呼び出される(図8のステップ108)。
【0062】
ラム駆動制御手段30Fは、作業者が前記突当3、4にワークWを突き当てて位置決めした後、フットペダル(図示省略)を踏んだときに、該作業者が設定したラム動作パターンに(例えば図4)従って、既述したように、サーボモータMを(図2)駆動制御し双方向ポンプ11を回転させることにより、油圧シリンダ5、6を作動し、ラム1を所定の位置に対応した所定の速度で上下動させ(図4、ワークWを曲げ加工する(図8のステップ107〜109)。
【0063】
突当駆動制御手段30Gは、前記CAD情報によるワークWの形状、大きさ、加工情報決定手段30Dにより決定されたL値などに基づいて、X軸モータとY軸モータとZ軸モータMを駆動することにより、突当3、4を所定位置に位置決めし、作業者が曲げ順ごとにワークWを位置決めできるようにする。
【0064】
以下、前記構成を有する本発明の動作を図8に基づいて説明する。
【0065】
(1)ラム動作パターンが設定されているか否かの判断。
【0066】
図8のステップ101において、上位NC装置31からCAD情報を入力し、ステップ102において、曲げ順などを決定し、ステップ103において、既にラム動作パターンが設定されているか否かを判断する。
【0067】
即ち、上位NC装置31(図1)から下位NC装置30へ、入出力手段30Bを介してCAD情報が入力されると、該下位NC装置30を構成する加工情報決定手段30Dにより、曲げ順、金型、金型レイアウトなどが決定され、該加工情報決定手段30Dで決定された加工情報がラム駆動制御手段30F、突当駆動制御手段30Gに送信される。
【0068】
そして、前記加工情報決定手段30Dによる曲げ順などの決定後(図8のステップ102)、それを検知したCPU30Aは、ラム動作パターン設定判断手段30Eに指示を出して、ラム動作パターンの設定の有無を判断させる。
【0069】
この場合、作業者が予め操作キー30B2を押すことにより、自分の名前を入力しておけば、ラム動作パターン設定判断手段30Eがその作業者の名前を基準としてラム動作パターンの設定の有無を判断する。
【0070】
例えば、作業者が、自分の名前Qを入力したとすると、ラム動作パターン設定判断手段30Eは、記憶手段30Cの(図7)内容を照合して、この作業者Qのラム動作パターンが記憶手段30Cに記憶されていなければ、ラム動作パターンは設定されていないと判断し(図8のステップ103のNO)、反対に記憶されていれば、ラム動作パターンは設定されていると判断する(図8のステップ103のYES)。
【0071】
(2)ラム動作パターンが設定されていない場合の動作。
【0072】
図8のステップ103において、ラム動作パターンが設定されていないと判断した場合には(NO)、ステップ104において、操作画面30B1上にラム動作パターン線図Rを表示し、ステップ105において、ラム動作パターンを設定し、ステップ106において、設定されたラム動作パターンを記憶し、次段のステップ107に進む。
【0073】
即ち、ラム動作パターン設定判断手段30Eが、例えば前記作業者Qのラム動作パターンが設定されていないと判断した場合には、操作ボックス30Bを制御してその操作画面30B1上にラム動作パターン線図R(図3)を表示させる。
【0074】
操作画面30B1上に表示されたラム動作パターン線図Rを見ながら、作業者Qは、既述したように、自分の熟練の度合いなどに応じて、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を設定し(図4)、更に必要であれば、(3)低速度の分割設定と(図5)そのラム速度切換位置の設定を行う。
【0075】
上記ラム動作パターンが設定されると、それを検知したCPU30Aは(図1)、ラム動作パターン設定判断手段30Eを介して、その設定されたラム動作パターンを記憶手段30Cに記憶させる。
【0076】
(3)ラム動作パターンが設定されている場合の動作。
【0077】
図8のステップ103において、ラム動作パターンが既に設定されていると判断した場合には(YES)、そのラム動作パターンは記憶手段30Cに記憶されていることから、直接にステップ107に進み、加工が開始される。
【0078】
(4)曲げ加工動作。
【0079】
上記図8のステップ107において、加工を開始し、ステップ108において、ラム動作パターンを呼び出し、ステップ109において、曲げ加工を行う。
【0080】
即ち、ラム動作パターンが設定されていない場合であって(図8のステップ103のNO)、作業者が操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rに基づいて、ラム動作パターンを設定し、それが記憶手段30Cに記憶されたときには(図8のステップ104〜106)、又はラム動作パターンが既に設定されている場合には(図8のステップ103のYES)、それを検知したCPU30Aは(図1)、加工開始と判断し、記憶手段30C(図7)から該当する作業者A、B・・・Zのラム動作パターンを呼び出し、それに従って、ラム駆動制御手段30Fを制御する。
【0081】
これにより、ラム駆動制御手段30Fは、所定のラム動作パターン(例えば図4)に従って、ラム1を上下動し、作業者が突当3、4に突き当てて位置決めされたワークWの(図6)各曲げ順1、2、3、4ごとに曲げ加工が行われる。
【0082】
この状態は、加工完了まで継続し、加工完了と判断した場合には(図8のステップ110のYES)、全ての動作が停止される(END)。
【0083】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図るという効果を奏することとなった。
【0084】
また、ラム動作パターンを設定する際には、作業者は操作画面上のラム動作パターン線図を見ながら入力するので、実際の変化をイメージし易く、最適なラム速度とラム速度切換位置を設定できるという効果もある。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明を構成するラム駆動機構を示す図である。
【図3】本発明によるラム動作パターン線図Rを示す図である。
【図4】本発明によるラム動作パターン設定の実施形態を示す図である。
【図5】本発明によるラム動作パターン設定の他の実施形態を示す図である。
【図6】本発明により加工されるワークWの一例を示す図である。
【図7】本発明により設定されたラム動作パターンの記憶例を示す図である。
【図8】本発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】プレスブレーキの一般的説明図である。
【図10】従来のラム動作パターンの説明図である。
【図11】従来技術の課題説明図である。
【符号の説明】
1 上部テーブル
2 下部テーブル
3、4 突当
5、6 油圧シリンダ
7、8 側板
9 ラム位置検出手段
10 油タンク
11 双方向ポンプ
30 下位NC装置
30A CPU
30B 入出力手段(操作ボックス)
30B1 操作画面
30B2 操作キー
30C 記憶手段
30D 加工情報決定手段
30E ラム動作パターン設定判断手段
30F ラム駆動制御手段
30G 突当駆動制御手段
31 上位NC装置
D ダイ
P パンチ
W ワーク
【発明の属する技術分野】
本発明は作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図るようにした曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、曲げ加工装置、例えばプレスブレーキは、よく知られているように、上部テーブル50(図9)に装着されたパンチPと、下部テーブル51に装着されたダイDを有し、該パンチPとダイDの協働により、突当52、53に突き当てて位置決めしたワークWの曲げ線mに沿って所定の曲げ加工を施す。
【0003】
このようなプレスブレーキにおいて、例えば下降式の場合には、上部テーブル50であるラムは、上限から(図10)高速度で(接近速度、例えば200mm/s)下降を開始し(t1〜t2)、ワークW上面から2mm〜10mm程度のところで低速度に切り換わり(曲げ速度、例えば20mm/s)(t2〜t3)、その後速度ゼロの加圧状態で曲げ加工が行われ(t3〜t4)、曲げ加工終了後は、下限から高速度で戻り上限に復帰する(戻り速度、例えば200mm/s)(t4〜t5)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、左右のフランジF1(図9)、F2が立っている箱曲げ製品を加工す場合には、パンチPがフランジF1、F2を押しつぶさないように、適切に挿入される必要があり、そのため、作業者は、パンチPの動きを見ながら、ワークWを左右方向(X軸方向)に微妙に位置決めしなければならない。
【0006】
ところが、既述したラム動作パターンの場合に(図10)、ラム50の接近速度(t1〜t2)が速過ぎると、ワークWの左右方向の位置決めが困難となり、速度切り換え位置Z0 で高速から低速になったとしても、パンチPが巧く両フランジF1(図9)、F2の間に挿入されず、それらを潰してしまう。
【0007】
また、従来より、ラム50が(図10)高速度から低速度に切り換わり、パンチPがワークWを曲げ始める場合には、作業者がワークWから手を離すが、高速度から低速度に急激に切り換わると、作業者が手を離すタイミングをつかみにくく、作業がやりにくい。
【0008】
更に、曲げ加工後に(t3〜t4)、ラム50の戻り速度があまりに速いと(t4〜t5)、ワークWの(図11)重量と面積が大きい大板の場合には、該ワークWが、突当52、53とは反対側の作業者側に倒れることがあり、極めて危険である。
【0009】
即ち、従来は、ラム動作パターンが(図10)一律に決められていたので、変更することができず、そのため、作業者が例えば未熟の場合には、作業性が低く、ひいては、加工効率の低下を招来している。
【0010】
本発明の目的は、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、図1〜図8に示すように、
上部テーブル1又は下部テーブル2により構成されるラム1を駆動し、パンチPとダイDによりワークWに曲げ加工を施す曲げ加工装置において、
操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rに基づいて、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)から成るラム動作パターンを設定自在としたことを特徴とする曲げ加工装置という技術的手段が講じられた。
【0012】
従って、本発明の構成によれば、ラム動作パターン線図Rを(図3)操作画面30B1上に表示することにより、該操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rを見ながら、例えばラム動作パターンを構成するラム速度として(図4)、(1)高速度、(3)低速度、(4)ゼロ速度(加圧状態)、(6)戻り高速度の他に、(1)高速度と(3)低速度の間の(2)中速度、(4)ゼロ速度(加圧状態)と(6)戻り高速度の間の(5)戻り中速度、またラム速度切換位置として、(1)高速度から(2)中速度への切換位置(a)、(2)中速度から(3)低速度への切換位置(b)、(3)低速度から(4)ゼロ速度(加圧状態)への切換位置(c)、(4)ゼロ速度(加圧状態)から(5)戻り中速度への切換位置(d)、(5)戻り中速度から(6)戻り高速度への切換位置(e)をそれぞれ設定できるので、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)の急激な変化が無くなって徐々に変化するようになり、従来のように(図9)箱曲げ製品の加工において高速下降するパンチPによりフランジF1、F2を潰したり、曲げ開始時に作業者がワークWから手を離すタイミングを逸したり、大板のワークWが(図11)作業者側に倒れるといった弊害が無くなる。
【0013】
これにより、本発明によれば、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す全体図である。
【0015】
図示する曲げ加工装置は、例えばプレスブレーキと、その制御装置である上位NC装置31及び下位NC装置30により構成されている。
【0016】
このうち、プレスブレーキは、上部テーブル1に装着されたパンチPと、下部テーブル2に装着されたダイDを有し、例えば下降式の場合には、側板7、8に取り付けられた油圧シリンダ5、6によりラムである上部テーブル1が上下動するようになっている。
【0017】
例えば、後述するように作業者がラム動作パターンを設定すれば(図4)、この設定されたラム動作パターンに従って、下位NC装置30を構成するラム駆動制御手段30Fが(図1)油圧シリンダ5、6を駆動し、ラム1が(図4)所定の位置に対応した所定の速度で上下動することにより、ワークWに対して、パンチPとダイDにより曲げ加工を施す。
【0018】
この場合のラム駆動機構の例が、図2に示されている。
【0019】
即ち、図2において、例えば油圧シリンダ6は、その上部室6Aと下部室6Bが共に油タンク10に連通し、サーボモータMで駆動する双方向ポンプ11により、作動油が供給されるようになっている。
【0020】
また、ラム1のストローク位置を検出するラム位置検出手段9(例えばリニアスケール)が、側板8に取り付けられ、該リニアスケール9からの検出信号S1がラム駆動制御手段30Fに入力し、それに基づいてラム駆動制御手段30Fは、速度信号S2を出力して前記サーボモータMを駆動制御する。
【0021】
この構成により、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)と(図4)ラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)から成るラム動作パターンが設定されると、このラム動作パターンに従って、ラム駆動制御手段30Fがラム1を駆動制御する。
【0022】
即ち、ラム駆動制御手段30Fは、リニアスケール9からの検出信号S1が入力されると、現在のラム1の位置を検出する。
【0023】
これにより、ラム駆動制御手段30Fは、前記ラム動作パターンを(図4)記憶手段30Cから呼び出して参照すれば、検出したラム1の位置が、どのラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)の範囲にあるかが判断できるので、それに対応するラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)が得られるように、速度信号S2を出力し、サーボモータMを駆動制御することにより、双方向ポンプ11を回転させ、作動油を油圧シリンダ6へ供給する。
【0024】
例えば、ラム駆動制御手段30Fは、リニアスケール9を介してラム1が(図4)上限位置にあると判断したときには、サーボモータMを(図2)介して双方向ポンプ11を回転させ、ラム1が(図4)(1)高速度で下降するように、油タンク10(図2)から油圧シリンダ6へ供給される油量を制御し、この状態は、ラム速度切換位置(a)(図4)まで継続する。
【0025】
また、例えば、ラム駆動制御手段30Fは、リニアスケール9を介してラム1が(図4)下限位置にあると判断したときには、加工終了後(図4のt5)、サーボモータMを(図2)介して双方向ポンプ11を逆回転させ、ラム1が(図4)(5)戻り中速度で上昇するように、油タンク10(図2)から油圧シリンダ6へ供給される油量を制御し、この状態は、ラム速度切換位置(d)(図4)まで継続する。
【0026】
図2のラム駆動機構は、油圧シリンダ6について説明したが、油圧シリンダ5についても同様であり、その説明は省略する。
【0027】
上記ラムである上部テーブル1(図1)の前方には、操作ボックス30Bが配置され、該操作ボックス30Bは、ワークWの曲げ加工に必要なデータを表示する操作画面30B1と、そのデータを入力する操作キー30B2により構成されている。
【0028】
上記操作ボックス30Bの操作画面30B1上には(図3)、ラム動作パターン線図Rが表示される。
【0029】
このラム動作パターン線図Rは、具体的には、図4に示され、横軸に時間t、縦軸にラム1のストローク位置Zをとり、ラム1の時間に対する位置変化を線で表示したものである。
【0030】
作業者はこの線図Rを見ることにより、ラム速度の変化をイメージし易くなるので、自分の熟練度や嗜好に応じた最適なラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)とラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を任意に設定できる。
【0031】
上記ラム動作パターン線図Rを見ながら、作業者は、操作画面30B1上において、例えば(1)高速度・・・mm/s、(3)低速度・・・mm/s、(4)ゼロ速度(加圧状態)・・・s、(6)戻り高速度・・・mm/sを操作キー30B2のテンキーを押すことにより、設定し、更に、(2)中速度・・・mm/s、(5)戻り中速度・・・mm/sを操作キー30B2の追加ボタンを押すことにより、追加設定する。
【0032】
上記(2)中速度は、(1)高速度と(3)低速度の間の速度であり、(5)戻り中速度は、(4)ゼロ速度(加圧状態)と(6)戻り高速度の間の速度である。
【0033】
また、ラム動作パターン線図Rを見ながら、作業者は、操作画面30B1上において、ラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)(例えばいずれもmm)を設定する。
【0034】
このうち、(a)は、(1)高速度から(2)中速度への、(b)は、(2)中速度から(3)低速度への、(c)は、(3)低速度から(4)ゼロ速度(加圧状態)への、(d)は、(4)ゼロ速度(加圧状態)から(5)戻り中速度への、(e)は、(5)戻り中速度から(6)戻り高速度への、それぞれのラム速度切換位置である。
【0035】
更に、作業者は、このような設定方式の他に、例えば図5に示すように、(3)低速度を更に分割し、各分割速度及びそれらのラム速度切換位置を設定できる。
【0036】
例えば、図5のt3〜t4の(3)低速度を分割し、(7)低速度・・・・・・mm/s、(8)低速度・・・mm/s、(9)低速度・・・mm/s、(10)低速度・・・mm/s、(11)低速度・・・mm/sを追加ボタンを押すことにより設定する。
【0037】
また、このとき、作業者は、上記(7)から(11)までの低速度のラム速度切換位置(f)、(g)、(h)、(i)、(j)(例えばいずれもmm)を設定する。
【0038】
このうち、(f)は、(7)低速度から(8)低速度への、(g)は、(8)低速度から(9)低速度への、(h)は、(9)低速度から(10)低速度への、(i)は、(10)低速度から(11)低速度への、(j)は、(11)低速度から(4)ゼロ速度(加圧状態)への、それぞれのラム速度切換位置である。
【0039】
作業者の中には、(2)中速度から(図5)(3)低速度へ急激に切り換わると、作業がやりずらい人も居るので、このような人にとっては、既述したように、(3)低速度を分割して設定自在とすることは、作業性が向上するという効果がある。
【0040】
上記ラム動作パターンは(図4、図5)、曲げ順ごとに設定できる。
【0041】
例えば、本実施形態においては、平板状のワークWを(図6)曲げ線▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼に沿って曲げ加工することにより、フランジF1、F2、F3、F4を有する箱曲げ製品を形成するものとする。
【0042】
この場合、上記曲げ線▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼の順に曲げるとすれば、この曲げ順1、2、3、4ごとに前記ラム動作パターンを設定することができる。換言すれば、曲げ順(工程順)ごとに異なるラム動作パターンを設定できる。
【0043】
更に、ラム動作パターンは、後述する記憶手段30C(図1)に記憶しておき(図8のステップ106)、加工の際に(図8のステップ107)呼び出して使用することができる(図8のステップ108)。
【0044】
この場合、ラム動作パターンは、例えば所定のワークW(図6)について、作業者ごとに、曲げ順ごとに記憶することができる。
【0045】
即ち、ワークWについて、作業者Aは(図7)、曲げ順1のラム動作パターンPA1、曲げ順2のラム動作パターンPA2、曲げ順3のラム動作パターンPA3、曲げ順4のラム動作パターンPA4をそれぞれ設定し(例えば図4)、これらは、記憶手段30Cに記憶される。
【0046】
同様に、作業者B・・・Zは(図7)、曲げ順1、2、3、4ごとのラム動作パターンPB1、PB2、PB3、PB4・・・PZ1、PZ2、PZ3、PZ4をそれぞれ設定し、これらは、記憶手段30Cに記憶される。
【0047】
この場合、同じワークW(図6)であっても、例えば作業者AとBは(図7)、両者の曲げ順1、2、3、4ごとのラム動作パターンPA1、PA2、PA3、PA4とPB1、PB2、PB3、PB4がそれぞれ異なり、これにより、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンが設定自在となっており、各作業者AとBの作業性の向上と加工精度の向上が図られる。
【0048】
一方、下部テーブル2の(図1)後方には、ワークWを位置決めする突当3、4が設けられ、該突当3、4は、よく知られているように、ストレッチ34上でX軸モータ(図示省略)により長手方向(X軸方向)に移動可能であり、またストレッチ34は、Y軸モータ(図示省略)とZ軸モータ(図示省略)により前後方向(Y軸方向)と上下方向(Z軸方向)に移動可能である。
【0049】
上記構成を有するプレスブレーキの制御装置としては、既述した下位NC装置30と(図1)、上位NC装置31がある。
【0050】
このうち、上位NC装置31には、製品情報、例えばCAD情報が内蔵され、該CAD情報は、ワークWの板厚、材質、曲げ線の長さ、製品の曲げ角度、フランジ寸法などの情報を含み、これらが立体姿図、展開図(図6)として構成されている。
【0051】
これらの情報から成るCAD情報は、下位NC装置30に入力され(図8のステップ101)、その後、本発明による所定の動作が行われる(図8のステップ102〜110)。
【0052】
下位NC装置30は(図1)、CPU30Aと、入出力手段30Bと、記憶手段30Cと、加工情報決定手段30Dと、ラム動作パターン設定判断手段30Eと、ラム駆動制御手段30Fと、突当駆動制御手段30Gにより構成されている。
【0053】
CPU30Aは、本発明の動作手順(例えば図8に相当)に従って、加工情報決定手段30D、ラム動作パターン設定判断手段30Eなど図1に示す装置全体を統括制御する。
【0054】
入出力手段30Bは、具体的には、既述した操作ボックス30Bであり、作業者は、操作画面30B1上にラム動作パターン線図Rが表示された場合には(図8のステップ104)、該ラム動作パターン線図Rを見ながら、操作キー30B2を操作することにより、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を設定する(図4〜図5、図8のステップ105)。
【0055】
また、この入出力手段30Bにより、作業者は前記CAD情報を入力でき、更には、既述したように(図8のステップ101)、該入出力手段30Bを介して外部の上位NC装置31からCAD情報を入力することができる。
【0056】
記憶手段30Cは、既述したラム動作パターン線図R(図3)を記憶しておいて作業者の要求に応じて操作画面30B1上に表示し(図8のステップ104)、また、既述したように、作業者が設定したラム動作パターンを(図4〜図5)を一旦記憶し(図8のステップ106)、該ラム動作パターンは加工の際に呼び出して使用される(図8のステップ107、108)。
【0057】
更に、記憶手段30Cは、加工プログラムなどを記憶する。
【0058】
加工情報決定手段30Dは、例えば前記入出力手段30Bを介して上位NC装置31から入力されたCAD情報に基づいて、曲げ順、金型、金型レイアウトなどを決定し(図8のステップ102)、これらのデータは、ラム駆動制御手段30F、突当駆動制御手段30Gに入力される。
【0059】
ラム動作パターン設定判断手段30Eは、ラム動作パターンが設定されているか否かを判断し(図8のステップ103)、設定されていない場合には(NO)、入出力手段30Bを制御して操作画面30B1上にラム動作パターン線図R(図3)を表示させる(図8のステップ104)。
【0060】
これにより、作業者はラム速度とラム速度切換位置から成るラム動作パターンを設定し(図8のステップ105)、設定後のラム動作パターンは記憶手段30Cに記憶される(図8のステップ106)。
【0061】
しかし、ラム動作パターン設定判断手段30Eが、既にラム動作パターンが設定されていると判断した場合には(図8のステップ103のYES)、直接に加工が開始され(図8のステップ107)、既に設定されたラム動作パターンが記憶手段30Cから呼び出される(図8のステップ108)。
【0062】
ラム駆動制御手段30Fは、作業者が前記突当3、4にワークWを突き当てて位置決めした後、フットペダル(図示省略)を踏んだときに、該作業者が設定したラム動作パターンに(例えば図4)従って、既述したように、サーボモータMを(図2)駆動制御し双方向ポンプ11を回転させることにより、油圧シリンダ5、6を作動し、ラム1を所定の位置に対応した所定の速度で上下動させ(図4、ワークWを曲げ加工する(図8のステップ107〜109)。
【0063】
突当駆動制御手段30Gは、前記CAD情報によるワークWの形状、大きさ、加工情報決定手段30Dにより決定されたL値などに基づいて、X軸モータとY軸モータとZ軸モータMを駆動することにより、突当3、4を所定位置に位置決めし、作業者が曲げ順ごとにワークWを位置決めできるようにする。
【0064】
以下、前記構成を有する本発明の動作を図8に基づいて説明する。
【0065】
(1)ラム動作パターンが設定されているか否かの判断。
【0066】
図8のステップ101において、上位NC装置31からCAD情報を入力し、ステップ102において、曲げ順などを決定し、ステップ103において、既にラム動作パターンが設定されているか否かを判断する。
【0067】
即ち、上位NC装置31(図1)から下位NC装置30へ、入出力手段30Bを介してCAD情報が入力されると、該下位NC装置30を構成する加工情報決定手段30Dにより、曲げ順、金型、金型レイアウトなどが決定され、該加工情報決定手段30Dで決定された加工情報がラム駆動制御手段30F、突当駆動制御手段30Gに送信される。
【0068】
そして、前記加工情報決定手段30Dによる曲げ順などの決定後(図8のステップ102)、それを検知したCPU30Aは、ラム動作パターン設定判断手段30Eに指示を出して、ラム動作パターンの設定の有無を判断させる。
【0069】
この場合、作業者が予め操作キー30B2を押すことにより、自分の名前を入力しておけば、ラム動作パターン設定判断手段30Eがその作業者の名前を基準としてラム動作パターンの設定の有無を判断する。
【0070】
例えば、作業者が、自分の名前Qを入力したとすると、ラム動作パターン設定判断手段30Eは、記憶手段30Cの(図7)内容を照合して、この作業者Qのラム動作パターンが記憶手段30Cに記憶されていなければ、ラム動作パターンは設定されていないと判断し(図8のステップ103のNO)、反対に記憶されていれば、ラム動作パターンは設定されていると判断する(図8のステップ103のYES)。
【0071】
(2)ラム動作パターンが設定されていない場合の動作。
【0072】
図8のステップ103において、ラム動作パターンが設定されていないと判断した場合には(NO)、ステップ104において、操作画面30B1上にラム動作パターン線図Rを表示し、ステップ105において、ラム動作パターンを設定し、ステップ106において、設定されたラム動作パターンを記憶し、次段のステップ107に進む。
【0073】
即ち、ラム動作パターン設定判断手段30Eが、例えば前記作業者Qのラム動作パターンが設定されていないと判断した場合には、操作ボックス30Bを制御してその操作画面30B1上にラム動作パターン線図R(図3)を表示させる。
【0074】
操作画面30B1上に表示されたラム動作パターン線図Rを見ながら、作業者Qは、既述したように、自分の熟練の度合いなどに応じて、ラム速度(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及びラム速度切換位置(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を設定し(図4)、更に必要であれば、(3)低速度の分割設定と(図5)そのラム速度切換位置の設定を行う。
【0075】
上記ラム動作パターンが設定されると、それを検知したCPU30Aは(図1)、ラム動作パターン設定判断手段30Eを介して、その設定されたラム動作パターンを記憶手段30Cに記憶させる。
【0076】
(3)ラム動作パターンが設定されている場合の動作。
【0077】
図8のステップ103において、ラム動作パターンが既に設定されていると判断した場合には(YES)、そのラム動作パターンは記憶手段30Cに記憶されていることから、直接にステップ107に進み、加工が開始される。
【0078】
(4)曲げ加工動作。
【0079】
上記図8のステップ107において、加工を開始し、ステップ108において、ラム動作パターンを呼び出し、ステップ109において、曲げ加工を行う。
【0080】
即ち、ラム動作パターンが設定されていない場合であって(図8のステップ103のNO)、作業者が操作画面30B1上のラム動作パターン線図Rに基づいて、ラム動作パターンを設定し、それが記憶手段30Cに記憶されたときには(図8のステップ104〜106)、又はラム動作パターンが既に設定されている場合には(図8のステップ103のYES)、それを検知したCPU30Aは(図1)、加工開始と判断し、記憶手段30C(図7)から該当する作業者A、B・・・Zのラム動作パターンを呼び出し、それに従って、ラム駆動制御手段30Fを制御する。
【0081】
これにより、ラム駆動制御手段30Fは、所定のラム動作パターン(例えば図4)に従って、ラム1を上下動し、作業者が突当3、4に突き当てて位置決めされたワークWの(図6)各曲げ順1、2、3、4ごとに曲げ加工が行われる。
【0082】
この状態は、加工完了まで継続し、加工完了と判断した場合には(図8のステップ110のYES)、全ての動作が停止される(END)。
【0083】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、作業者の熟練の度合いや嗜好の違いに応じて、ラム動作パターンを設定自在とすることにより、作業性の向上と加工精度の向上を図るという効果を奏することとなった。
【0084】
また、ラム動作パターンを設定する際には、作業者は操作画面上のラム動作パターン線図を見ながら入力するので、実際の変化をイメージし易く、最適なラム速度とラム速度切換位置を設定できるという効果もある。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明を構成するラム駆動機構を示す図である。
【図3】本発明によるラム動作パターン線図Rを示す図である。
【図4】本発明によるラム動作パターン設定の実施形態を示す図である。
【図5】本発明によるラム動作パターン設定の他の実施形態を示す図である。
【図6】本発明により加工されるワークWの一例を示す図である。
【図7】本発明により設定されたラム動作パターンの記憶例を示す図である。
【図8】本発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】プレスブレーキの一般的説明図である。
【図10】従来のラム動作パターンの説明図である。
【図11】従来技術の課題説明図である。
【符号の説明】
1 上部テーブル
2 下部テーブル
3、4 突当
5、6 油圧シリンダ
7、8 側板
9 ラム位置検出手段
10 油タンク
11 双方向ポンプ
30 下位NC装置
30A CPU
30B 入出力手段(操作ボックス)
30B1 操作画面
30B2 操作キー
30C 記憶手段
30D 加工情報決定手段
30E ラム動作パターン設定判断手段
30F ラム駆動制御手段
30G 突当駆動制御手段
31 上位NC装置
D ダイ
P パンチ
W ワーク
Claims (4)
- 上部テーブル又は下部テーブルにより構成されるラムを駆動し、パンチとダイによりワークに曲げ加工を施す曲げ加工装置において、
操作画面上のラム動作パターン線図に基づいて、ラム速度及びラム速度切換位置から成るラム動作パターンを設定自在としたことを特徴とする曲げ加工装置。 - 上記ラム速度として、高速度、該高速度と低速度との間の中速度、低速度、ゼロ速度、該ゼロ速度と戻り高速度との間の戻り中速度、戻り高速度を設定自在とし、ラム速度切換位置として、高速度から中速度への切換位置、中速度から低速度への切換位置、低速度からゼロ速度への切換位置、ゼロ速度から戻り中速度への切換位置、戻り中速度から戻り高速度への切換位置を設定自在とした請求項1記載の曲げ加工装置。
- 上記ラム速度のうちの低速度を分割し、各分割速度及びそれらのラム速度切換位置を設定自在とした請求項1記載の曲げ加工装置。
- 上記設定されたラム動作パターンは記憶され、次加工の際に呼び出し自在とした請求項1記載の曲げ加工装置。
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