JP2004065941A - 洗濯機及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コロイダルシルバーが十分な殺菌効果を有しながらも洗濯物は汚染させない適正範囲内の濃度を有するようにする殺菌洗濯機を提供する。
【解決手段】洗濯物を殺菌するための殺菌水を供給する殺菌水供給装置と、前記殺菌水の濃度を決定するため第1及び第2電圧を出力する駆動部と、前記殺菌水の濃度を検出し、前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように前記駆動部を制御する制御部とを含む。
【選択図】 図3
【解決手段】洗濯物を殺菌するための殺菌水を供給する殺菌水供給装置と、前記殺菌水の濃度を決定するため第1及び第2電圧を出力する駆動部と、前記殺菌水の濃度を検出し、前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように前記駆動部を制御する制御部とを含む。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機に係り、より詳しくは洗濯物を殺菌するための殺菌水供給装置を備えた洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コロイダルシルバー(colloidal silver)は銀イオン(Ag+)を発生させて水に溶解させたもので、抗菌剤又は殺菌剤としても用いられる。コロイダルシルバーはおよそ650種の細菌を殺菌(消毒)するものと報告されている。特に、コロイダルシルバーは一般抗生物質とは異なり、耐性を持っていないという特徴があり、毒性が全くないので大変安全である。コロイダルシルバーを製造する方法には、電気的分解法、化学的分解法、粉砕法などがある。このうち、最も効果に優れたものは電気的分解法であるが、この方法は銀イオンを水に分解させて溶かしたものである。
【0003】
殺菌洗濯機は、このようなコロイダルシルバーの抗菌及び殺菌作用により洗濯物の殺菌を行うため、コロイダルシルバーを生成して供給する殺菌水供給装置を採用した洗濯機である。このような従来の殺菌洗濯機及び殺菌水供給装置を図1及び図2に基づいて説明するとつぎのようである。
【0004】
図1は従来の殺菌洗濯機を示す断面図である。同図に示すように、洗濯水を収容するため本体ケース102の内部に水槽104が設けられ、この水槽104の内部に洗濯槽106が設けられる。洗濯槽106の内部には、洗濯水流を形成するために正回転及び逆回転を行うパルセーター108が取り付けられ、水槽104の下部には、洗濯槽106及びパルセーター108を回転させるための駆動装置110が設けられる。この駆動装置110は、駆動モータ112と、伝動装置114とからなる。駆動モータ112は電源を受けて回転し、伝動装置114は前記回転力をパルセーター108と洗濯槽106に選択的に伝達させる。駆動モータ112と伝動装置114間には動力伝達を媒介するベルト116が介在される。排水組立体118は、洗濯槽106から洗濯水を排水させるための排水管118aと、洗濯槽106から洗濯水を排水するため、前記排水管118aを選択的に開閉する排水管バルブ118bとからなる。
【0005】
図2は従来の殺菌水供給装置の部分断面図である。同図に示すように、殺菌洗濯機に洗濯物を投入し、電源を供給した後、洗濯コースを設定すると、水槽104の内部に洗濯水が供給される。水槽104に給水される洗剤溶解装置(図示せず)を経由しながら洗剤を溶解させ、洗剤と一緒に水槽104の内部に供給される。
【0006】
使用者が殺菌洗濯コースを選択した場合、このような給水動作とともに、入口管212を介して外部水源に連結された殺菌水供給装置120の入口バルブ204が開き、貯蔵容器122の内部に水が供給される。殺菌水供給装置120の2枚の銀板220、222に電源が印加されると、コロイダルシルバー殺菌水が製造される。このコロイダルシルバー殺菌水が洗濯槽106の内部に供給されることにより、洗濯物が殺菌される。
【0007】
すなわち、貯蔵容器122の入口202を通じて供給される水は、貯蔵容器122の第1空間210に先に満たされるにつれて、水の流速及び流れの安定化のために停止され、第1空間210の水が第1仕切り206を越えて第2空間214に流れる。そして、第1空間210を通って第2空間214に流入される水は第2仕切り208の高さに相当する水位まで第2空間214に満たされる。第2空間214に水が満たされた後、水は第2仕切り208を越えて第3空間224に流れ、貯蔵容器122の出口216から出口管124を通じて洗濯槽106の内部に供給される。この際、第2空間214の水は一定量を維持したままで徐々に第3空間224側に流れる。この過程で、2枚の銀板220、222と水間の電気分解によりコロイダルシルバー殺菌水が生成され、この殺菌水は出口216を通じて洗濯槽106に供給される。このような殺菌水の製造は給水の進行中に持続的に行われる。貯蔵容器122の上面218は第2空間214内の水内に銀板220、222を堅く支持する。貯蔵容器122、上面218、入口202、出口216及び放流管128は不伝導性材料から製造される。
【0008】
また、殺菌水を製造する過程において、入口202に供給される水の量が多い場合、貯蔵容器122の内部の水が貯蔵容器122の上部で放流出口126から放流配管128を通じて配水管118a側に流れるため、貯蔵容器122の内部を適正の水位に維持することができる。よって、常に一定濃度のコロイダルシルバー殺菌水を製造することができる。また、殺菌水の製造過程が終了するとき、入口バルブ204が閉じ、貯蔵容器122への給水が中断されるとともに、2枚の銀板220、222への電源印加も中断される。この際、内部に残存する水は二つの仕切り206、208の下部の残水排出孔206a、208aを通じて出口216側に流れてすっかり排出される。
【0009】
水槽104に殺菌水の含まれた洗濯水が満たされた後には、パルセーター108が回転しながら洗濯を行い、洗濯過程で殺菌水により細菌が滅菌される。
【0010】
殺菌水供給装置120は2枚の銀板220、222に正電圧と負電圧を交互に印加して水中で電気分解させることにより、銀イオンを発生させる。この際、銀イオンの発生量、つまりコロイダルシルバーの濃度は2枚の銀板220、222を通じて流れる電流量、又は2枚の銀板220、222に印加される電圧の大きさに比例する。
【0011】
コロイダルシルバーによる殺菌効果はコロイダルシルバーの濃度によって決定される。すなわち、コロイダルシルバーの濃度が低すぎると、殺菌効果が低下する一方、コロイダルシルバーの濃度が高すぎると、却ってコロイダルシルバーが洗濯物を変色させる。したがって、十分な殺菌効果を得るとともに洗濯物が汚染されないようにするため、コロイダルシルバーの濃度を適切に調節しなければならない。適正濃度のコロイダルシルバーを製造するためには、2枚の銀板220、222に印加される電圧、又は2枚の銀板220、222を通じて流れる電流量を適切な大きさに調節しなければならない。
【0012】
コロイダルシルバーの濃度は水圧、温度などによって変わるため、銀イオンの濃度を適正範囲内に維持するためには、現在コロイダルシルバーの濃度によって銀板220、222に印加される電圧、又は2枚の銀板220、222を通じて流れる電流量を一つの固定値に固定させずに、適正範囲内で可変的に制御しなければならない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は前記のような従来の問題点を解決するためになされたもので、現在のコロイダルシルバーの濃度に応じて、銀板に印加される電圧の大きさをパルス幅変調信号によって可変的に制御することにより、コロイダルシルバーが十分な殺菌効果を有しながらも洗濯物は汚染させない適正範囲内の濃度を有するようにすることにその目的がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するため、本発明は、洗濯物を殺菌するための殺菌水を供給する殺菌水供給装置と、前記殺菌水の濃度を決定するため第1及び第2電圧を出力する駆動部と、前記殺菌水の濃度を検出し、前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように前記駆動部を制御する制御部とを含んでなる洗濯機を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による殺菌洗濯機及びその制御方法の好ましい実施例を図3、図4及び図5(I)ないし図5(V)に基づいて詳細に説明する。
図3は本発明の殺菌洗濯機に用いられるコロイダルシルバー濃度制御装置を示すブロック図である。同図に示すように、駆動部302は、殺菌水供給装置304に正電圧と負電圧を交互に印加してコロイダルシルバーが製造されるようにする。この駆動部302から殺菌水供給装置304に印加される電圧レベル及び極性は、制御部306から駆動部302に出力されるパルス幅変調信号314のデューティ比と、第1及び第2スイッチング信号316、318とによって制御される。
【0016】
殺菌水供給装置304に供給される電流量は印加電圧の大きさに比例する。殺菌水供給装置304に供給される電流量は電流検出部308と電流−電圧変換部310により検出され、制御部306は殺菌水供給装置304に供給されている電流量を考慮してパルス幅変調信号314のディーティ比を決定する。すなわち、殺菌水供給装置304に供給される電流量が洗濯物の殺菌に必要な適正濃度のコロイダルシルバーを生成し得る適正範囲を外れると、パルス幅変調信号314のパルス幅を増加又は減少させ、殺菌水供給装置304に供給される電流量を適正範囲内の値となるようにする。
【0017】
殺菌水供給装置304に過量の電流が供給されると、コロイダルシルバーの濃度があまり高くなって洗濯物が汚染し得る。電流リミタ312は、電流検出部308で検出された電流量が前もって設定された値を超えるとき、超過信号320を発生させて制御部306に出力する。制御部306は、電流量超過信号320が発生すると、駆動部302へのパルス幅変調信号314のデューティ比を減少させ、殺菌水供給装置304に印加される電圧のレベルを低めるか、又は殺菌水供給装置304への電源供給を完全に遮断してコロイダルシルバーの濃度を低下させる。
【0018】
殺菌水供給装置304のコロイダルシルバー濃度を制御するための駆動部302の構成を図4及び図5(I)ないし図5(V)に基づいて説明するとつぎのようである。
図4は本発明によるコロイダルシルバー濃度制御装置の駆動部を示す回路図である。同図に示すように、電圧(VCC)と第2電圧(GND)間に、PNPバイポーラトランジスタ402とNPNバイポーラトランジスタ404が第1直列回路を構成する。この直列回路と並列に、PNPバイポーラトランジスタ406とNPNバイポーラトランジスタ408が第2直列回路を構成する。
【0019】
第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402のベースと第2電圧(GND)間には、第1及び第2NPNバイポーラトランジスタ410、412が直列に連結される。第1NPNバイポーラトランジスタ410はパルス幅変調信号314により制御され、第2NPNバイポーラトランジスタ412は第1スイッチング信号316により制御される。したがって、パルス幅変調信号314と第1スイッチング信号316の両方がハイレベルであるとき、第1及び第2NPNバイポーラトランジスタ410、412の両方がターンオンされる。この際、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402が始めてターンオンされる。その結果、第2NPNバイポーラトランジスタ412がターンオンされている状態では、パルス幅変調信号314のデューティ比が第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402のターンオン区間を決定する。NPNバイポーラトランジスタ404は第2スイッチング信号318により制御される。第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402とNPNバイポーラトランジスタ404間から出力される第1制御電圧326は殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222のいずれか一枚に印加される。
【0020】
第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406のベースと第2電圧(GND)間には、第3及び第4NPNバイポーラトランジスタ414、416が直列に連結される。第3NPNバイポーラトランジスタ414はパルス幅変調信号314により制御され、第4NPNバイポーラトランジスタ416は第2スイッチング信号318により制御される。したがって、パルス幅変調信号314と第2スイッチング信号318の両方がハイレベルであるとき、第3及び第4NPNバイポーラトランジスタ414、416の両方がターンオンされる。この際、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406が始めてターンオンされる。その結果、NPNバイポーラトランジスタ416がターンオンされている状態においては、パルス幅変調信号314のデューティ比が第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406のターンオン区間を決定する。NPNバイポーラトランジスタ408は第1スイッチング信号318により制御される。第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406とNPNバイポーラトランジスタ408間から出力される第2制御電圧328は、殺菌水供給装置304の2枚の銀板のほかの一枚に印加される。図4において、NPNバイポーラトランジスタ404、416のエミッタ電流は図3に示す電流検出部308により検出され、電流−電圧変換部310で電圧信号に変換される。制御部306はこの電圧信号の大きさから、殺菌水供給装置304に供給される電流の量を把握する。
【0021】
図5(I)ないし図5(V)は図4の駆動部に印加される信号の波形を示すものである。同図に示すように、入力信号である第1及び第2スイッチング信号316、318の位相は互いに反対である。ただし、第1及び第2スイッチング信号316、318のそれぞれが遷移時点間には少しの死区間(td)が存在する。第1及び第2スイッチング信号316、318が同時に遷移すると、二つの信号が重なる区間が発生する。この場合、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222が相互短絡する。第1及び第2スイッチング信号316、318間に死区間(td)を置くと、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222が短絡することを防止することができる。図5(III)に示すように、さらにほかの入力信号であるパルス幅変調信号314は制御部306によりデューティ比が可変する信号である。図5(III)に示すように、パルス幅変調信号314のデューティ比は100%である。
【0022】
図5(IV)及び図5(V)に示すように、出力信号である第1及び第2制御電圧326、328の位相も互いに反対である。第1制御電圧326の位相は第1スイッチング信号316の位相と同一であり、第2制御電圧328の位相は第2スイッチング信号318の位相と同一である。第1及び第2制御電圧326、328のレベルはパルス幅変調信号314のデューティ比に比例する。図5(IV)及び図5(V)において、第1及び第2制御電圧326、328のレベル(A)はパルス幅変調信号314のデューティ比が100%である場合であり、レベル(B)はデューティ比がおよそ90%である場合であり、レベル(C)はデューティ比が50%である場合である。
【0023】
殺菌水供給装置304のコロイダルシルバー濃度を制御するための駆動部302の動作を図4及び図5(I)ないし図5(V)に基づいて説明するとつぎのようである。
図5(I)ないし図5(III)に示す入力信号314、316、318のなかで、第1スイッチング信号316がハイレベルであり、第2スイッチング信号318がローレベルである場合、第1スイッチング信号316がハイレベルであるので、第2NPNバイポーラトランジスタ412がターンオンされる。この状態、第1PNPバイポーラトランジスタ410はパルス幅変調信号314がハイレベル区間にある場合にだけターンオンされるので、その結果、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402はパルス幅変調信号314のハイレベル区間と同一のターンオン区間を有する。この際、第2スイッチング信号318はローレベルであるので、第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404はターンオフされる。
【0024】
対照的に、第4NPNバイポーラトランジスタ416はローレベルの第2スイッチング信号318によりターンオフされる。したがって、パルス幅変調信号314により第3NPNバイポーラトランジスタ414のオン、オフ動作は第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406の動作に何の影響も及ぼさない。この際、第1スイッチング信号316はハイレベルであるので、第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408をターンオンさせる。
【0025】
このように、第1スイッチング信号316がハイレベルで、第2スイッチング信号318がローレベルである区間では、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402と第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408のみがターンオンされるため、電圧(VCC)、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402、殺菌水供給装置304、第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408、及び第2電圧(GND)間に閉回路が形成され、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222に電流が流れる。この際、第1制御電圧326は正電圧であり、第2制御電圧328は負電圧である。また、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402のターンオン区間がパルス幅変調信号314のデューティ比に比例するので、第1及び第2制御電圧326、328のレベルはパルス幅変調信号314のデューティ比に比例する。
【0026】
第1及び第2スイッチング信号316、318のレベルが取り替えられ、第1スイッチング信号316がローレベルで、第2スイッチング信号318がハイレベルである場合、第2スイッチング信号318がハイレベルであるので、第4NPNバイポーラトランジスタ416がターンオンされる。この状態で、第3PNPバイポーラトランジスタ414はパルス幅変調信号314がハイレベル区間にあるときにだけターンオンされるので、その結果、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406はパルス幅変調信号314のハイレベル区間と同一のターンオン区間を有する。この際、第1スイッチング信号316はローレベルであるので、第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408はターンオフされる。
【0027】
対照的に、第2NPNバイポーラトランジスタ412はローレベルの第1スイッチング信号316によりターンオフされる。したがって、パルス幅変調信号314による第1NPNバイポーラトランジスタ410のオン、オフ動作は第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402の動作に何の影響も及ぼさない。この際、第2スイッチング信号316はハイレベルであるので、第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404をターンオンさせる。
【0028】
このように、第2スイッチング信号318がハイレベルで、第1スイッチング信号316がローレベルである区間においては、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406と第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404のみがターンオンされるため、電圧(VCC)、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406、殺菌水供給装置304、第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404、及び第2電圧(GND)間に閉回路が形成され、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222に電圧が印加される。この際、第1制御電圧326は負電圧であり、第2制御電圧328は正電圧である。また、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406のターンオン区間がパルス幅変調信号314のデューティ比に比例するので、第1及び第2制御電圧326、328はパルス幅変調信号314のデューティ比に比例する大きさを有する。
【0029】
このように、駆動部302から殺菌水供給装置304に出力される第1及び第2制御電圧326、328は第1及び第2スイッチング信号316、318により極性が繰り返し切り換えられ、その大きさはパルス幅変調信号314のデューティ比に比例するように制御される。第1及び第2制御電圧316、318は殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222に印加される電圧であるので、殺菌水供給装置304では第1及び第2制御電圧326、328のレベルに比例する濃度のコロイダルシルバーが生成される。結局、制御部306は、殺菌水供給装置304の2枚の銀板間に流れる電流の量を監視することにより、現在発生しているコロイダルシルバーが適正範囲内の濃度を有するかを検出し、仮にコロイダルシルバーが適正範囲を外れる濃度を有すれば、パルス幅変調信号314のデューティ比を可変させて殺菌水供給装置304に印加される第1及び第2制御電圧326、328の大きさを調節する。また、第1及び第2制御電圧326、328の極性が繰り返し切り換えられるため、2枚の銀板で銀イオンの均一な酸化及び還元がなされるので、銀板の消耗がいずれか一枚の銀板に偏重しない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、コロイダルシルバーの濃度に応じて、銀板に印加される電圧の大きさをパルス幅変調信号のデューティ比を可変的に制御することにより、コロイダルシルバーが十分な殺菌効果を有しながらも洗濯物は汚染させない適正範囲内の濃度を維持するようにする。また、2枚の銀板に印加される電圧の極性を繰り返し切り換えることにより、銀板の消耗がどの一枚の銀板に偏重しないようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の殺菌洗濯機の断面図である。
【図2】図1の殺菌水供給装置を示す断面図である。
【図3】本発明の殺菌洗濯機に用いられるコロイダルシルバー濃度制御装置を示すブロック図である。
【図4】本発明によるコロイダルシルバー濃度制御装置の駆動部を示す回路図である。
【図5】本発明によるコロイダルシルバー濃度制御装置の駆動部に印加される信号の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
302 駆動部
304 殺菌水供給装置
306 制御部
308 電流検出部
310 電流−電圧変換部
312 電流リミタ
314 パルス幅変調信号
316 第1スイッチング信号
318 第2スイッチング信号
320 電流量超過信号
326 第1制御電圧
328 第2制御電圧
402、406 PNPバイポーラ
404、408 NPNバイポーラトランジスタ
410 第1NPNバイポーラトランジスタ
412 第2NPNバイポーラトランジスタ
414 第3NPNバイポーラトランジスタ
416 第4NPNバイポーラトランジスタ
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機に係り、より詳しくは洗濯物を殺菌するための殺菌水供給装置を備えた洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コロイダルシルバー(colloidal silver)は銀イオン(Ag+)を発生させて水に溶解させたもので、抗菌剤又は殺菌剤としても用いられる。コロイダルシルバーはおよそ650種の細菌を殺菌(消毒)するものと報告されている。特に、コロイダルシルバーは一般抗生物質とは異なり、耐性を持っていないという特徴があり、毒性が全くないので大変安全である。コロイダルシルバーを製造する方法には、電気的分解法、化学的分解法、粉砕法などがある。このうち、最も効果に優れたものは電気的分解法であるが、この方法は銀イオンを水に分解させて溶かしたものである。
【0003】
殺菌洗濯機は、このようなコロイダルシルバーの抗菌及び殺菌作用により洗濯物の殺菌を行うため、コロイダルシルバーを生成して供給する殺菌水供給装置を採用した洗濯機である。このような従来の殺菌洗濯機及び殺菌水供給装置を図1及び図2に基づいて説明するとつぎのようである。
【0004】
図1は従来の殺菌洗濯機を示す断面図である。同図に示すように、洗濯水を収容するため本体ケース102の内部に水槽104が設けられ、この水槽104の内部に洗濯槽106が設けられる。洗濯槽106の内部には、洗濯水流を形成するために正回転及び逆回転を行うパルセーター108が取り付けられ、水槽104の下部には、洗濯槽106及びパルセーター108を回転させるための駆動装置110が設けられる。この駆動装置110は、駆動モータ112と、伝動装置114とからなる。駆動モータ112は電源を受けて回転し、伝動装置114は前記回転力をパルセーター108と洗濯槽106に選択的に伝達させる。駆動モータ112と伝動装置114間には動力伝達を媒介するベルト116が介在される。排水組立体118は、洗濯槽106から洗濯水を排水させるための排水管118aと、洗濯槽106から洗濯水を排水するため、前記排水管118aを選択的に開閉する排水管バルブ118bとからなる。
【0005】
図2は従来の殺菌水供給装置の部分断面図である。同図に示すように、殺菌洗濯機に洗濯物を投入し、電源を供給した後、洗濯コースを設定すると、水槽104の内部に洗濯水が供給される。水槽104に給水される洗剤溶解装置(図示せず)を経由しながら洗剤を溶解させ、洗剤と一緒に水槽104の内部に供給される。
【0006】
使用者が殺菌洗濯コースを選択した場合、このような給水動作とともに、入口管212を介して外部水源に連結された殺菌水供給装置120の入口バルブ204が開き、貯蔵容器122の内部に水が供給される。殺菌水供給装置120の2枚の銀板220、222に電源が印加されると、コロイダルシルバー殺菌水が製造される。このコロイダルシルバー殺菌水が洗濯槽106の内部に供給されることにより、洗濯物が殺菌される。
【0007】
すなわち、貯蔵容器122の入口202を通じて供給される水は、貯蔵容器122の第1空間210に先に満たされるにつれて、水の流速及び流れの安定化のために停止され、第1空間210の水が第1仕切り206を越えて第2空間214に流れる。そして、第1空間210を通って第2空間214に流入される水は第2仕切り208の高さに相当する水位まで第2空間214に満たされる。第2空間214に水が満たされた後、水は第2仕切り208を越えて第3空間224に流れ、貯蔵容器122の出口216から出口管124を通じて洗濯槽106の内部に供給される。この際、第2空間214の水は一定量を維持したままで徐々に第3空間224側に流れる。この過程で、2枚の銀板220、222と水間の電気分解によりコロイダルシルバー殺菌水が生成され、この殺菌水は出口216を通じて洗濯槽106に供給される。このような殺菌水の製造は給水の進行中に持続的に行われる。貯蔵容器122の上面218は第2空間214内の水内に銀板220、222を堅く支持する。貯蔵容器122、上面218、入口202、出口216及び放流管128は不伝導性材料から製造される。
【0008】
また、殺菌水を製造する過程において、入口202に供給される水の量が多い場合、貯蔵容器122の内部の水が貯蔵容器122の上部で放流出口126から放流配管128を通じて配水管118a側に流れるため、貯蔵容器122の内部を適正の水位に維持することができる。よって、常に一定濃度のコロイダルシルバー殺菌水を製造することができる。また、殺菌水の製造過程が終了するとき、入口バルブ204が閉じ、貯蔵容器122への給水が中断されるとともに、2枚の銀板220、222への電源印加も中断される。この際、内部に残存する水は二つの仕切り206、208の下部の残水排出孔206a、208aを通じて出口216側に流れてすっかり排出される。
【0009】
水槽104に殺菌水の含まれた洗濯水が満たされた後には、パルセーター108が回転しながら洗濯を行い、洗濯過程で殺菌水により細菌が滅菌される。
【0010】
殺菌水供給装置120は2枚の銀板220、222に正電圧と負電圧を交互に印加して水中で電気分解させることにより、銀イオンを発生させる。この際、銀イオンの発生量、つまりコロイダルシルバーの濃度は2枚の銀板220、222を通じて流れる電流量、又は2枚の銀板220、222に印加される電圧の大きさに比例する。
【0011】
コロイダルシルバーによる殺菌効果はコロイダルシルバーの濃度によって決定される。すなわち、コロイダルシルバーの濃度が低すぎると、殺菌効果が低下する一方、コロイダルシルバーの濃度が高すぎると、却ってコロイダルシルバーが洗濯物を変色させる。したがって、十分な殺菌効果を得るとともに洗濯物が汚染されないようにするため、コロイダルシルバーの濃度を適切に調節しなければならない。適正濃度のコロイダルシルバーを製造するためには、2枚の銀板220、222に印加される電圧、又は2枚の銀板220、222を通じて流れる電流量を適切な大きさに調節しなければならない。
【0012】
コロイダルシルバーの濃度は水圧、温度などによって変わるため、銀イオンの濃度を適正範囲内に維持するためには、現在コロイダルシルバーの濃度によって銀板220、222に印加される電圧、又は2枚の銀板220、222を通じて流れる電流量を一つの固定値に固定させずに、適正範囲内で可変的に制御しなければならない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は前記のような従来の問題点を解決するためになされたもので、現在のコロイダルシルバーの濃度に応じて、銀板に印加される電圧の大きさをパルス幅変調信号によって可変的に制御することにより、コロイダルシルバーが十分な殺菌効果を有しながらも洗濯物は汚染させない適正範囲内の濃度を有するようにすることにその目的がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するため、本発明は、洗濯物を殺菌するための殺菌水を供給する殺菌水供給装置と、前記殺菌水の濃度を決定するため第1及び第2電圧を出力する駆動部と、前記殺菌水の濃度を検出し、前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように前記駆動部を制御する制御部とを含んでなる洗濯機を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による殺菌洗濯機及びその制御方法の好ましい実施例を図3、図4及び図5(I)ないし図5(V)に基づいて詳細に説明する。
図3は本発明の殺菌洗濯機に用いられるコロイダルシルバー濃度制御装置を示すブロック図である。同図に示すように、駆動部302は、殺菌水供給装置304に正電圧と負電圧を交互に印加してコロイダルシルバーが製造されるようにする。この駆動部302から殺菌水供給装置304に印加される電圧レベル及び極性は、制御部306から駆動部302に出力されるパルス幅変調信号314のデューティ比と、第1及び第2スイッチング信号316、318とによって制御される。
【0016】
殺菌水供給装置304に供給される電流量は印加電圧の大きさに比例する。殺菌水供給装置304に供給される電流量は電流検出部308と電流−電圧変換部310により検出され、制御部306は殺菌水供給装置304に供給されている電流量を考慮してパルス幅変調信号314のディーティ比を決定する。すなわち、殺菌水供給装置304に供給される電流量が洗濯物の殺菌に必要な適正濃度のコロイダルシルバーを生成し得る適正範囲を外れると、パルス幅変調信号314のパルス幅を増加又は減少させ、殺菌水供給装置304に供給される電流量を適正範囲内の値となるようにする。
【0017】
殺菌水供給装置304に過量の電流が供給されると、コロイダルシルバーの濃度があまり高くなって洗濯物が汚染し得る。電流リミタ312は、電流検出部308で検出された電流量が前もって設定された値を超えるとき、超過信号320を発生させて制御部306に出力する。制御部306は、電流量超過信号320が発生すると、駆動部302へのパルス幅変調信号314のデューティ比を減少させ、殺菌水供給装置304に印加される電圧のレベルを低めるか、又は殺菌水供給装置304への電源供給を完全に遮断してコロイダルシルバーの濃度を低下させる。
【0018】
殺菌水供給装置304のコロイダルシルバー濃度を制御するための駆動部302の構成を図4及び図5(I)ないし図5(V)に基づいて説明するとつぎのようである。
図4は本発明によるコロイダルシルバー濃度制御装置の駆動部を示す回路図である。同図に示すように、電圧(VCC)と第2電圧(GND)間に、PNPバイポーラトランジスタ402とNPNバイポーラトランジスタ404が第1直列回路を構成する。この直列回路と並列に、PNPバイポーラトランジスタ406とNPNバイポーラトランジスタ408が第2直列回路を構成する。
【0019】
第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402のベースと第2電圧(GND)間には、第1及び第2NPNバイポーラトランジスタ410、412が直列に連結される。第1NPNバイポーラトランジスタ410はパルス幅変調信号314により制御され、第2NPNバイポーラトランジスタ412は第1スイッチング信号316により制御される。したがって、パルス幅変調信号314と第1スイッチング信号316の両方がハイレベルであるとき、第1及び第2NPNバイポーラトランジスタ410、412の両方がターンオンされる。この際、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402が始めてターンオンされる。その結果、第2NPNバイポーラトランジスタ412がターンオンされている状態では、パルス幅変調信号314のデューティ比が第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402のターンオン区間を決定する。NPNバイポーラトランジスタ404は第2スイッチング信号318により制御される。第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402とNPNバイポーラトランジスタ404間から出力される第1制御電圧326は殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222のいずれか一枚に印加される。
【0020】
第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406のベースと第2電圧(GND)間には、第3及び第4NPNバイポーラトランジスタ414、416が直列に連結される。第3NPNバイポーラトランジスタ414はパルス幅変調信号314により制御され、第4NPNバイポーラトランジスタ416は第2スイッチング信号318により制御される。したがって、パルス幅変調信号314と第2スイッチング信号318の両方がハイレベルであるとき、第3及び第4NPNバイポーラトランジスタ414、416の両方がターンオンされる。この際、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406が始めてターンオンされる。その結果、NPNバイポーラトランジスタ416がターンオンされている状態においては、パルス幅変調信号314のデューティ比が第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406のターンオン区間を決定する。NPNバイポーラトランジスタ408は第1スイッチング信号318により制御される。第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406とNPNバイポーラトランジスタ408間から出力される第2制御電圧328は、殺菌水供給装置304の2枚の銀板のほかの一枚に印加される。図4において、NPNバイポーラトランジスタ404、416のエミッタ電流は図3に示す電流検出部308により検出され、電流−電圧変換部310で電圧信号に変換される。制御部306はこの電圧信号の大きさから、殺菌水供給装置304に供給される電流の量を把握する。
【0021】
図5(I)ないし図5(V)は図4の駆動部に印加される信号の波形を示すものである。同図に示すように、入力信号である第1及び第2スイッチング信号316、318の位相は互いに反対である。ただし、第1及び第2スイッチング信号316、318のそれぞれが遷移時点間には少しの死区間(td)が存在する。第1及び第2スイッチング信号316、318が同時に遷移すると、二つの信号が重なる区間が発生する。この場合、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222が相互短絡する。第1及び第2スイッチング信号316、318間に死区間(td)を置くと、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222が短絡することを防止することができる。図5(III)に示すように、さらにほかの入力信号であるパルス幅変調信号314は制御部306によりデューティ比が可変する信号である。図5(III)に示すように、パルス幅変調信号314のデューティ比は100%である。
【0022】
図5(IV)及び図5(V)に示すように、出力信号である第1及び第2制御電圧326、328の位相も互いに反対である。第1制御電圧326の位相は第1スイッチング信号316の位相と同一であり、第2制御電圧328の位相は第2スイッチング信号318の位相と同一である。第1及び第2制御電圧326、328のレベルはパルス幅変調信号314のデューティ比に比例する。図5(IV)及び図5(V)において、第1及び第2制御電圧326、328のレベル(A)はパルス幅変調信号314のデューティ比が100%である場合であり、レベル(B)はデューティ比がおよそ90%である場合であり、レベル(C)はデューティ比が50%である場合である。
【0023】
殺菌水供給装置304のコロイダルシルバー濃度を制御するための駆動部302の動作を図4及び図5(I)ないし図5(V)に基づいて説明するとつぎのようである。
図5(I)ないし図5(III)に示す入力信号314、316、318のなかで、第1スイッチング信号316がハイレベルであり、第2スイッチング信号318がローレベルである場合、第1スイッチング信号316がハイレベルであるので、第2NPNバイポーラトランジスタ412がターンオンされる。この状態、第1PNPバイポーラトランジスタ410はパルス幅変調信号314がハイレベル区間にある場合にだけターンオンされるので、その結果、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402はパルス幅変調信号314のハイレベル区間と同一のターンオン区間を有する。この際、第2スイッチング信号318はローレベルであるので、第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404はターンオフされる。
【0024】
対照的に、第4NPNバイポーラトランジスタ416はローレベルの第2スイッチング信号318によりターンオフされる。したがって、パルス幅変調信号314により第3NPNバイポーラトランジスタ414のオン、オフ動作は第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406の動作に何の影響も及ぼさない。この際、第1スイッチング信号316はハイレベルであるので、第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408をターンオンさせる。
【0025】
このように、第1スイッチング信号316がハイレベルで、第2スイッチング信号318がローレベルである区間では、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402と第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408のみがターンオンされるため、電圧(VCC)、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402、殺菌水供給装置304、第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408、及び第2電圧(GND)間に閉回路が形成され、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222に電流が流れる。この際、第1制御電圧326は正電圧であり、第2制御電圧328は負電圧である。また、第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402のターンオン区間がパルス幅変調信号314のデューティ比に比例するので、第1及び第2制御電圧326、328のレベルはパルス幅変調信号314のデューティ比に比例する。
【0026】
第1及び第2スイッチング信号316、318のレベルが取り替えられ、第1スイッチング信号316がローレベルで、第2スイッチング信号318がハイレベルである場合、第2スイッチング信号318がハイレベルであるので、第4NPNバイポーラトランジスタ416がターンオンされる。この状態で、第3PNPバイポーラトランジスタ414はパルス幅変調信号314がハイレベル区間にあるときにだけターンオンされるので、その結果、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406はパルス幅変調信号314のハイレベル区間と同一のターンオン区間を有する。この際、第1スイッチング信号316はローレベルであるので、第2直列回路のNPNバイポーラトランジスタ408はターンオフされる。
【0027】
対照的に、第2NPNバイポーラトランジスタ412はローレベルの第1スイッチング信号316によりターンオフされる。したがって、パルス幅変調信号314による第1NPNバイポーラトランジスタ410のオン、オフ動作は第1直列回路のPNPバイポーラトランジスタ402の動作に何の影響も及ぼさない。この際、第2スイッチング信号316はハイレベルであるので、第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404をターンオンさせる。
【0028】
このように、第2スイッチング信号318がハイレベルで、第1スイッチング信号316がローレベルである区間においては、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406と第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404のみがターンオンされるため、電圧(VCC)、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406、殺菌水供給装置304、第1直列回路のNPNバイポーラトランジスタ404、及び第2電圧(GND)間に閉回路が形成され、殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222に電圧が印加される。この際、第1制御電圧326は負電圧であり、第2制御電圧328は正電圧である。また、第2直列回路のPNPバイポーラトランジスタ406のターンオン区間がパルス幅変調信号314のデューティ比に比例するので、第1及び第2制御電圧326、328はパルス幅変調信号314のデューティ比に比例する大きさを有する。
【0029】
このように、駆動部302から殺菌水供給装置304に出力される第1及び第2制御電圧326、328は第1及び第2スイッチング信号316、318により極性が繰り返し切り換えられ、その大きさはパルス幅変調信号314のデューティ比に比例するように制御される。第1及び第2制御電圧316、318は殺菌水供給装置304の2枚の銀板220、222に印加される電圧であるので、殺菌水供給装置304では第1及び第2制御電圧326、328のレベルに比例する濃度のコロイダルシルバーが生成される。結局、制御部306は、殺菌水供給装置304の2枚の銀板間に流れる電流の量を監視することにより、現在発生しているコロイダルシルバーが適正範囲内の濃度を有するかを検出し、仮にコロイダルシルバーが適正範囲を外れる濃度を有すれば、パルス幅変調信号314のデューティ比を可変させて殺菌水供給装置304に印加される第1及び第2制御電圧326、328の大きさを調節する。また、第1及び第2制御電圧326、328の極性が繰り返し切り換えられるため、2枚の銀板で銀イオンの均一な酸化及び還元がなされるので、銀板の消耗がいずれか一枚の銀板に偏重しない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、コロイダルシルバーの濃度に応じて、銀板に印加される電圧の大きさをパルス幅変調信号のデューティ比を可変的に制御することにより、コロイダルシルバーが十分な殺菌効果を有しながらも洗濯物は汚染させない適正範囲内の濃度を維持するようにする。また、2枚の銀板に印加される電圧の極性を繰り返し切り換えることにより、銀板の消耗がどの一枚の銀板に偏重しないようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の殺菌洗濯機の断面図である。
【図2】図1の殺菌水供給装置を示す断面図である。
【図3】本発明の殺菌洗濯機に用いられるコロイダルシルバー濃度制御装置を示すブロック図である。
【図4】本発明によるコロイダルシルバー濃度制御装置の駆動部を示す回路図である。
【図5】本発明によるコロイダルシルバー濃度制御装置の駆動部に印加される信号の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
302 駆動部
304 殺菌水供給装置
306 制御部
308 電流検出部
310 電流−電圧変換部
312 電流リミタ
314 パルス幅変調信号
316 第1スイッチング信号
318 第2スイッチング信号
320 電流量超過信号
326 第1制御電圧
328 第2制御電圧
402、406 PNPバイポーラ
404、408 NPNバイポーラトランジスタ
410 第1NPNバイポーラトランジスタ
412 第2NPNバイポーラトランジスタ
414 第3NPNバイポーラトランジスタ
416 第4NPNバイポーラトランジスタ
Claims (42)
- 洗濯物を殺菌するための殺菌水を供給する殺菌水供給装置と、
前記殺菌水の濃度を決定するため第1及び第2電圧を出力する駆動部と、
前記殺菌水の濃度を検出し、前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように前記駆動部を制御する制御部とを含んでなることを特徴とする洗濯機。 - 前記制御部がパルス幅変調信号を用いて前記駆動部を制御して、前記駆動部が前記パルス幅変調信号のデューティ比に比例する第1及び第2制御電圧を出力するようにすることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
- 前記制御部は前記駆動部を制御して、前記第1及び第2制御電圧の位相を繰り返し切り換えることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
- 前記殺菌水は、前記殺菌水供給装置に設けられた2枚の銀板に第1及び第2制御電圧をそれぞれ印加し水中で電気分解を行うことにより生成されるコロイダルシルバーであることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
- 前記殺菌水の濃度は前記第1及び第2電圧のレベルに比例することを特徴とする請求項4に記載の洗濯機。
- 前記洗濯機は、前記駆動部から前記殺菌水供給装置に供給される電流の量を検出する電流検出部をさらに含み、
前記制御部は前記電流検出部が検出した電流量により殺菌水の濃度を決定することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 - 前記洗濯機は、前記駆動部から前記殺菌水供給装置に供給される電流量が前もって設定された基準値より多いと、超過電流信号を出力する電流リミタをさらに含み、
前記制御部は、前記電流リミタから前記超過電流信号を受信すると、前記駆動部を制御して殺菌水の濃度を減少させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 - 前記駆動部は前記制御部から相反の位相を有する第1及び第2スイッチング信号を受信し、
前記駆動部は、
前記第1スイッチング信号が前もって設定された電圧レベルであると、前記パルス幅変調信号に応じてターンオンされ、前記パルス幅変調信号のデューティ比に比例する第1制御信号を出力する第1スイッチング部と、
前記第2スイッチング信号が前もって設定された電圧レベルであると、前記パルス幅変調信号に応じてターンオンされ、前記パルス幅変調信号のデューティ比に比例する第2制御信号を出力する第2スイッチング部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 - 殺菌水供給装置を内蔵し、殺菌水を供給して洗濯物を殺菌する洗濯機において、
前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように、前記殺菌水の濃度を電気分解により制御する制御部を含むことを特徴とする洗濯機。 - 殺菌水供給装置を内蔵し、殺菌水を供給して洗濯物を殺菌する洗濯機において、
前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように、前記殺菌水の濃度をイオン生成により制御する制御部を含むことを特徴とする洗濯機。 - 洗濯物を殺菌するための殺菌水を供給する殺菌水供給装置と前記殺菌水を発生させる駆動部を有する洗濯機において、
前記殺菌水の濃度を検出し、前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように前記駆動部を制御する制御部を含んでなることを特徴とする洗濯機。 - 前記制御部は、パルス幅変調信号を用いて前記駆動部を制御して、前記駆動部が前記駆動部を制御するため制御電圧を出力するようにすることを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。
- 前記制御電圧は第1及び第2制御電圧であり、前記第1及び第2制御電圧はパルス幅変調信号のデューティ比に比例することを特徴とする請求項12に記載の洗濯機。
- 前記パルス幅変調信号のパルス幅は前記殺菌水の濃度を変えることを特徴とする請求項12に記載の洗濯機。
- 前記制御部は前記駆動部を制御して、前記第1及び第2制御電圧の位相を繰り返し切り換えるようにすることを特徴とする請求項13に記載の洗濯機。
- 前記殺菌水は水中の銀イオンからなるコロイダルシルバーであることを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。
- 前記殺菌水は、水中の多数枚の銀板に電圧を印加して前記多数枚の銀板を水中で電気分解して生成されるコロイダルシルバーであることを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。
- 前記殺菌水の濃度は前記第1及び第2制御電圧のレベルに比例することを特徴とする請求項13に記載の洗濯機。
- 前記洗濯機は、前記駆動部から前記殺菌水供給装置に供給される電流量を検出する電流検出部をさらに含み、
前記制御部は前記電流検出部が検出した電流量により前記殺菌水の濃度を決定することを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。 - 前記洗濯機は、前記駆動部からの電流量が前もって設定された値より多いと、前記制御部に信号を出力する電流リミタをさらに含み、
前記制御部は前記電流リミタから出力された信号に応じて前記駆動部を制御することを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。 - 洗濯機の殺菌装置において、
洗濯物に殺菌水を供給する殺菌水供給装置と、
前記殺菌水の濃度を決定するため電圧を出力する駆動部と、
前記殺菌水が前もって設定された範囲内の濃度を有するように前記駆動部を制御する制御部とを含んでなることを特徴とする殺菌装置。 - 前記殺菌装置は、
前記殺菌水供給装置内に収容された水と、
前記殺菌水供給装置内の水の中に設けられた第1及び第2銀板と、
前記2枚の銀板にそれぞれ第1及び第2電圧を印加して電気分解を行う駆動回路とをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の殺菌装置。 - 前記殺菌装置は、前記駆動回路から前記殺菌水供給装置に供給される電流量を検出する電流検出器をさらに含み、
前記制御部は前記電流検出器が検出した電流量により前記殺菌水の濃度を決定することを特徴とする請求項21に記載の殺菌装置。 - 前記殺菌装置は、前記駆動回路から前記殺菌水供給装置に供給される電流量が前もって設定された値より多いと、前記駆動回路から供給される電流を制限して前記殺菌水の濃度を減少させる電流リミタをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の殺菌装置。
- 前記駆動回路は、
第1スイッチング信号が前もって設定された電圧レベルにあると、パルス幅変調信号に応じてターンオンされ、前記パルス幅変調信号のデューティ比に比例する第1制御信号を出力する第1スイッチング部と、
第2スイッチング信号が前もって設定された電圧レベルにあると、前記パルス幅変調信号に応じてターンオンされ、前記パルス幅変調信号のデューティ比に比例する第2制御信号を出力する第2スイッチング部とを含み、
前記第1及び第2スイッチング部は前記制御部から相反の位相を有する第1及び第2スイッチング信号をそれぞれ受信することを特徴とする請求項21に記載の殺菌装置。 - 洗濯機の洗濯物殺菌方法において、
殺菌水を発生させる段階と、
前記発生された殺菌水を供給する段階と、
前記殺菌水の濃度を検出する段階と、
前記殺菌水の濃度を前もって設定された範囲内に制御する段階とを含んでなることを特徴とする洗濯物殺菌方法。 - 前記制御段階は、前記殺菌水の濃度を変化させるため、パルス幅変調信号に応じて第1及び第2制御電圧を出力する段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記制御段階は、前記殺菌水の濃度を変化させるため、パルス幅変調信号のパルス幅を変化させる段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記第1及び第2制御電圧は前記パルス幅変調信号のデューティ比に比例することを特徴とする請求項27に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記制御段階は、前記第1及び第2制御電圧の位相を繰り返し切り換える段階を含むことを特徴とする請求項27に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記殺菌水発生段階は、前記殺菌水として水中にイオンを生成させる段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記殺菌水発生段階は、前記殺菌水として水中に銀イオンを生成させる段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記殺菌水発生段階は、水中に銀イオンを電気分解させて前記殺菌水を製造する段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記制御段階は、
多数枚の銀板に電圧を印加する段階と、
水中に前記多数枚の銀板を電気分解させてコロイダルシルバーとして前記殺菌水を製造する段階とを含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。 - 前記制御段階は、前記第1及び第2制御電圧のレベルに応じて前記殺菌水の濃度を調節する段階をさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の洗濯物殺菌方法。
- 前記洗濯物殺菌方法は、
前記殺菌水供給装置に電流を供給する段階と、
前記殺菌水供給装置に供給された電流量を検出する段階とをさらに含み、
前記制御段階は、前記検出段階で検出された電流量によって前記殺菌水の濃度を決定する段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。 - 前記洗濯物殺菌方法は、駆動部からの電流量が前もって設定された値より多いと信号を出力する段階をさらに含み、
前記制御段階は、前記出力された信号に応じて前記駆動部を制御する段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の洗濯物殺菌方法。 - 洗濯物を殺菌するための洗濯水を供給する洗濯機の駆動部において、
第1電圧と第2電圧間に直列に連結された第1及び第2スイッチからなる第1直列回路、及び前記第1電圧と第2電圧間に直列に連結された第3及び第4スイッチからなる第2直列回路であって、前記第1電圧と第2電圧間に並列に連結される第1及び第2直列回路と、
前記第1及び第2スイッチの第1ノードに連結され、水中に配置された第1金属板と、
前記第3及び第4スイッチの第2ノードに連結され、水中に配置された第2金属板と、
前記第1ないし第4スイッチを制御して前記第1金属板と第2金属板間に電圧を繰り返して交互に発生させ、前記金属板を電気分解させて前記殺菌水を生成する制御部とを含んでなることを特徴とする洗濯機の駆動部。 - 前記スイッチはトランジスタスイッチであることを特徴とする請求項38に記載の洗濯機の駆動部。
- 前記金属板は銀から製造されることを特徴とする請求項38に記載の洗濯機の駆動部。
- 洗濯機の洗濯物殺菌方法において、
前もって設定された濃度の殺菌水を提供するため第1及び第2制御電圧の極性を繰り返し切り換えることにより殺菌水を発生させる段階と、
前記発生された殺菌水を供給する段階と、
前記殺菌水の濃度を検出する段階と、
前記殺菌水の濃度を前もって設定された範囲に制御する段階とを含んでなることを特徴とする洗濯機の洗濯物殺菌方法。 - 殺菌水供給装置を内蔵し、洗濯物を殺菌するため殺菌水を供給する洗濯機において、
第1及び第2制御電圧の極性を繰り返し切り換えて殺菌水の濃度を制御し、2枚の電気分解板のいずれか一枚の板のみが消耗されることを防止する制御部を含んでなることを特徴とする洗濯機。
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