JP2004065861A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】音演出に関する新規な演出方法を提案する。
【解決手段】パチンコ機は、変動表示のBGMとなる変動音を、変動表示の進行に応じてドラム音、ベース音、ギター音と徐々に増やすので、図柄変動と共に遊技の興趣を向上していくことができる。また、パートの増加のタイミングをリーチやスーパーリーチの開始よりも先行することにより、それらの予告を行うこともできる。
【選択図】 図3
【解決手段】パチンコ機は、変動表示のBGMとなる変動音を、変動表示の進行に応じてドラム音、ベース音、ギター音と徐々に増やすので、図柄変動と共に遊技の興趣を向上していくことができる。また、パートの増加のタイミングをリーチやスーパーリーチの開始よりも先行することにより、それらの予告を行うこともできる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に代表される遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年のパチンコ機は、枠デザイン、演出等の向上が著しい。特に画像と音声における技術の向上は著しく、その能力を最大限活用した演出が試みられている。そのような試みの一例に、図柄確定表示中の無音状態を解消すべく、変動音を途切らせない遊技機がある。これにより、変動が続く時は変動演出に連続性を与え、遊技がスムーズに進行しているような印象を与えることができ、遊技者も集中しやすいという効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、音に関しては、画像表示技術に比べるとまだまだ新規な演出を試みる余地があり、これから更に演出上重要になってくると思われる。本発明は、音演出に関する新規な演出方法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1記載の遊技機は、遊技の進行に応じて又は遊技状態の変化に応じて音声を出力する遊技機において、パート増減条件が成立すると、前記音声出力する楽器等のパートを増減変化させることを特徴とする。
【0005】
楽器等を使用する音声出力例えばBGM等は、ドラム音、ベース音、ギター音、ヴォーカル音等のパートによって構成されている。この各パートを個別に音声出力変更が可能としたうえで、請求項1記載の遊技機は、パート増減条件が成立すると音声出力する楽器等のパートを増減変化させるので、新規な音演出が可能になる。
【0006】
パート増減条件は、音声出力のパートを増加したり減少させたりする条件として設定されていればよく、特に限定はないが、例えば図柄変動に際して、変動開始時はドラム音のみ、リーチになるとベース音を加え、スーパーリーチになるとギター音を加え、さらに大当たり表示になるとヴォーカル音を加える、というような演出が可能になる。
【0007】
このように、遊技の進行に応じて又は遊技状態の変化に応じて、BGM等の音声が徐々に完成された状態で出力されたり、逆にパート数を減らしたりすることで、パート数の増減と共に遊技の興趣を向上していくことができる。
また、パートの増減(パート音の消音や発音)のタイミングにより、リーチや大当たりの予告、告知等を行うこともできる。
【0008】
パートの増減は、対象となるパートのボリュームを零にしたり(消音)ボリュームを上げたり(出力)することで行うことができる。
また、例えば音パターン1(ドラム+ベース音)、音パターン2(ギター音)、音パターン3(ヴォーカル音)といった別個のデータとして持ち、図柄変動開始により音パターン1で出力、リーチ予告で音パターン2を重ねて出力、リーチ開始で音パターン3を更に重ねて出力するような構成も可能である。ただし、この構成は各音パターン同士の同期をとるのが難しくなるので、その点ではボリューム操作の方が優れている。
【0009】
なお、周知の曲を各パートに分割して使用することにより、遊技者に曲の完成度など報知が好適に行うことができる。
請求項2の遊技機は、請求項1記載の遊技機において、前記パート増減条件は図柄の表示状態に対応して設定されていることを特徴とする。
【0010】
パート増減条件を図柄の表示状態に対応して設定すると、上でも例示したように、変動開始時はドラム音、リーチでベース音を加え、スーパーリーチでギター音を加え・・・というような演出が可能になり、図柄変動と共に遊技の興趣を向上していくことができる。また、1パートの消音や発音のタイミングにより、リーチ等の予告も行える。
【0011】
請求項3記載の遊技機は、請求項1又は2記載の遊技機において、前記パートの増減変化は予め設定された特別状態中に実行されることを特徴とする。
特別状態とは、パートの増減変化が行われる設定になっている状態であり、例えば高確率状態、時短中、複数の表示モードを持つ場合のどれか1モード中等が例示されるが、これらに限るわけではない。
【0012】
特別状態にパートの増減変化を行うことで、特別状態(例えば高確率中)と通常状態の違いを明確に報知することができる。
請求項4記載の遊技機は、請求項1、2又は3記載の遊技機において、前記音声出力される曲の中には同じ曲であるが前記楽器等のパートの組合わせが異なる複数のバージョンを持つ曲があり、予め設定されている切替条件に従って前記複数のバージョンを切替えて出力することを特徴とする。
【0013】
音声出力される曲のいくつか又は全部は、例えばバージョン1(変動開始時:ピアノ、リーチ:バイオリン、スーパーリーチ:男性の歌声)とバージョン2(変動開始時:木琴、リーチ:縦笛、スーパーリーチ:女性の歌声)というように、複数バージョンがある。
【0014】
バージョンが複数あることから、たとえ変動開始→リーチ→スーパーリーチと発展しても、リーチのところだけバージョン2で他がバージョン1ならば期待できない等、同じ曲を出力してもバージョンにより、リーチ等の信頼度を変えることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例により発明の実施の形態を説明する。
【0016】
【実施例】
図1は遊技機の一種であるパチンコ機の遊技盤10(ガラス越しに見える部分)の正面図である。本実施例では遊技盤10(装着された部品も含む)以外のパチンコ機の機械的な構成(枠装置など)は公知技術に従っているので、図示と説明は省略する。
【0017】
遊技盤10の外形はほぼ矩形で、その前面には外レール11と内レール12とによって囲まれた略円形の遊技領域13が形成されている。
遊技領域13の中央部にはセンターケース14が装着されており、そのセンターケース14にて取り囲まれるようにして図柄表示装置15(全体の図示は省略)のLCDパネル16aが組み付けられている。図柄表示装置15は、表示手段及びインジケータに該当する。センターケース14には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
【0018】
センターケース14の左右上方にはランプ風車19が設置され、それらの下方にはゲート(通過口)21と風車20が設置されている。また、ゲート21の横の内レール12沿いには、電飾24と普通入賞口25とが一体化されたサイドユニット26が設置されている。
【0019】
センターケース14の下方にはチューリップ式の可変入賞装置である普通電動役物28が設置されている。この普通電動役物28は始動領域となる。また、普通電動役物28には、遊技球がゲート21を通過したことに起因して普通図柄を変動した後に静止表示する普通図柄表示器29が付属している。
【0020】
普通電動役物28は、普通図柄表示器29で当たりの普通図柄が確定表示されると設定時間だけ開放される。本実施例ではこの設定時間は、通常確率時は約0.3秒であるが高確率時(または時短遊技)では約2.6秒とされる。ただし、1開放中に3個の入賞があると、前記時間に達しなくとも開放が終了する。
【0021】
普通電動役物28の下方には、開閉板31にて開閉される大入賞口32(図示は開閉板31を手前に倒して大入賞口32を開放した状態である。)と左右の普通入賞口33とを備える大入賞装置35が配され、盤面最下部にはアウト穴36が設けられている。
【0022】
なお、遊技盤10には、多数の遊技釘が植設されているが、これらは周知であるので図示と説明を省略する。
本実施例のパチンコ機の制御系は図2の通りに構成されている。
このパチンコ機は、主制御基板40、賞球制御基板42、発射制御基板44、音制御基板46、ランプ制御基板48及び画像制御基板50を備えている。詳細の図示は省略するが、これらの制御基板はいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御基板40には各種の抽選や選択に使用する乱数カウンタ(複数)が備えられ、音制御基板46には音源ICが備わっている。
【0023】
主制御基板40には、下球皿が満杯状態になったことを検出する満タンスイッチ(満タンSW)、球タンクが空状態になったことを検出する補給スイッチ(補給SW)、発射ハンドルに遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチスイッチ(タッチSW)、遊技球が大入賞口32の内部に設けられている特定領域を通過したことを検出するVスイッチ(VSW)、大入賞口32への入賞球を検出するカウントスイッチ(カウントSW)、普通入賞口25、33への入賞球をそれぞれ検出する賞球払い出しスイッチ(賞球払い出しSW)、普通電動役物28への入賞球を検出する第1種始動口スイッチ(第1種始動口SW)、遊技球がゲート21を通過したことを検出する普通図柄作動スイッチ(普通図柄作動SW)等の検出信号が入力される。
【0024】
主制御基板40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、賞球制御基板42、発射制御基板44、音制御基板46、ランプ制御基板48、画像制御基板50に出力したり、普通電動役物28を開閉する普通役物ソレノイド、大入賞装置35の特定領域を開閉するVソレノイド及び開閉板31を駆動する大入賞口ソレノイドの動作を制御し、また外部接続端子基板を介して外部(ホールコンピュータ)に入賞や大当たり等の情報を出力する。なお、主制御基板40から音制御基板46及びランプ制御基板48へのコマンド等は画像制御基板50経由で送られる。また、画像制御基板50は、独自にコマンドを生成して音制御基板46又はランプ制御基板48に送出することもある。
【0025】
賞球制御基板42は、主制御基板40から送られてくるコマンドに応じて玉切モータを稼働させて賞球を払い出させ、またプリペイドカードユニット(いわゆるCRユニット)とデータを送受し、CR精算表示基板から入力される貸出要求に応じて玉切モータを稼働させて貸球を払い出させ、CR精算表示基板の残高表示を制御する。
【0026】
発射制御基板44は、主制御基板40から送られてくるコマンド(タッチSWの信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドルの回動信号及び発射停止スイッチ(発射停止SW)の信号に基づいて発射モータを制御して遊技球を発射及び停止させ、タッチランプの点灯を制御する。
【0027】
音制御基板46は、主制御基板40又は画像制御基板50から送られてくるコマンドに応じて音声信号を生成し、その音声信号にてスピーカを駆動して音声を出力する。
ランプ制御基板48は、主制御基板40又は画像制御基板50から送られてくるコマンドに応じて普通図柄表示器29の表示を制御するほか、他の各種LED(普通図柄保留LEDを含む)や各種ランプの点灯、消灯等を制御する。
【0028】
画像制御基板50は、LCDパネルユニット16及び付属ユニットと共に図柄表示装置15を構成している。上述のLCDパネル16aはLCDパネルユニット16の一部である。画像制御基板50は、主制御基板40から送られてくるコマンドに応じてLCDパネルユニット16すなわちLCDパネル16aの表示を制御する。また、上述したとおり主制御基板40からのコマンドを音制御基板46及びランプ制御基板48に中継する他、独自のコマンドを音制御基板46又はランプ制御基板48に送出することもある。
【0029】
次に、本実施例のパチンコ機の動作を説明する。
このパチンコ機の遊技形態は、公知の第1種パチンコ機と同様であるので、これについては概略のみを説明する。
すなわち、主制御基板40は、第1種始動口スイッチからの入賞検出信号が入力すると(普通電動役物28に入賞すると)、特別図柄抽選用の乱数カウンタの値を読み込んで、これを通常確率中なら通常用テーブルの当たり値と照合し、高確率中なら高確率用テーブルの当たり値と照合して、大当たりか否かを判定する(大当たり判定)。高確率用テーブルの当たり値の個数は通常用テーブルよりも多いので(約5倍)、大当たりと判定される確率が高い。
【0030】
主制御基板40は、上記の大当たり判定が当たりであれば、確定図柄として当たり図柄(例えば333、777等の3桁揃い)を決めて、特別図柄の変動開始から確定表示までの変動パターン(変動時間)を決めて、確定図柄と変動パターンのデータを含む表示コマンドを生成して画像制御基板50に送信する。また、大当たりの発生、その内容(確定図柄の種類等)を記憶する。
【0031】
上記の大当たり判定が外れであれば、確定図柄として外れ図柄(当たり図柄以外)及び変動パターンを決めて、同様に表示コマンドを生成して画像制御基板50に送信する。
画像制御基板50は、表示コマンドを受け取ると、LCDパネルユニット16を制御してLCDパネル16aに特別図柄を変動表示させてから特別図柄を確定表示させる。
【0032】
上記の大当たり判定が当たりで当たり図柄が確定表示されるとと特別遊技(大当たり遊技)が実行される。この特別遊技の内容は公知の第1種パチンコ機と同様で、大入賞口32を開放させる(1開放時間は約28秒であるが、ここへの入賞球が規定数(例えば10球)に達すれば28秒に達していなくても閉鎖される。)。大入賞口32が閉鎖されて1ラウンドが終了し、そのラウンド中の大入賞口32への入賞球のいずれかが特別領域を通過していれば(Vスイッチで検出されれば)大入賞口32を再び開放する(次のラウンドが開始される)。ただし、大入賞口32の開放回数が規定数(例えば15ラウンド)まで達した場合は、特別領域を通過していても大入賞口32は再開放されない(大当たり遊技が終了する)。また、大入賞口32への入賞球のいずれも特定領域を通過していないときも、大入賞口32は再開放されない(大当たり遊技が終了する)。
【0033】
そして、大当たり遊技の終了に伴って確率設定処理が行われる。この処理では大当たりの表示に使用した当たり図柄が確変図柄であったか否かを判断し、確変図柄であれば高確率にし(確変突入)、確変図柄でなければ通常確率にする。高確率の状態(確変)は次に大当たりが発生するまで継続する。
【0034】
なお、本実施例では普通電動役物28への入賞に起因する判定で当たりになるとこのような特別遊技が行われるが、この判定で当たったことを条件として実行される特別遊技の形態はこれに限るわけではない。
次に、このパチンコ機に特有の音声出力について説明する。
【0035】
上述した特別図柄の変動表示に際して、そのBGM(変動音)が出力される。本実施例の場合、画像制御基板50は、主制御基板40から送られて来た表示コマンドに応じてLCDパネル16aに特別図柄の変動表示を開始させると(図柄変動開始)、音制御基板46に第1パート(本例ではドラムパート)の出力開始を指示する。これにより、図3に示すように、図柄の変動開始に呼応してドラム音の出力が開始される。
【0036】
特別図柄の変動表示が進行してリーチになると、画像制御基板50は、音制御基板46に第2パート(本例ではベースパート)の出力開始を指示する。これにより、図3に示すように、変動音はリーチ表示の開始に伴ってドラム音とベース音とが重畳した音声に変化する。
【0037】
さらに、リーチが発展してスーパーリーチになると、画像制御基板50は、音制御基板46に第3パート(本例ではギターパート)の出力開始を指示する。これにより、図3に示すように、変動音はスーパーリーチの開始に伴ってドラム音、ベース音及びギター音が重畳した音声に変化する。
【0038】
そして、画像制御基板50は、当たり図柄の確定表示時には音制御基板46に全パートの出力停止を指示し、主制御基板40から大当たり処理の開始が例えばファンファーレ画面の表示コマンドとして通知されると、全パート(ドラム、ベース、ギター及びヴォーカルパート)の出力を指示する。これにより、図3に示すように、当たり図柄の確定表示に伴って変動音が一旦停止し、大当たりの開始と共に全パート揃ったBGMとして出力される。
【0039】
このように、本実施例のパチンコ機は、リーチ表示、スーパーリーチ表示、大当たりの確定表示及び大当たり処理の開始というパート増減条件が成立する毎に音声出力する楽器等のパートを増減変化させるので、新規な音演出が可能になる。
【0040】
特に、リーチ表示及びスーパーリーチ表示をパート増減条件として、条件成立毎に音声出力のパートを増加させるので(大当たりの可能性が高まると音声のパート数が増えるので)、パート数の増加と共に大当たりの期待感を高めて興趣を向上させることができる。
【0041】
また、図3に破線で示すようにリーチ表示になる前にベースパートの出力を開始してリーチ予告としたり、同様にギターパートをスーパーリーチになる前に出力することでスーパーリーチの予告とすることができる。これらの予告は、両方行ってもよいし、一方だけでもよい。また、行わなくてもよい。
【0042】
或いはリーチやスーパーリーチになっても対応するパートの出力を行わずに、いわゆる「法則崩れ」として大当たりの期待感を一層高めるような制御も可能である。
上記のパート増減や予告等の制御処理は、画像制御基板50内での乱数振り分けによって決定してもよいし、主制御基板40から画像制御基板50に送られる変動パターンに基づいて決定してもよい。
【0043】
変動パターンに基づいて行う例を図4により説明する。この音変化出力ルーチンでは、主制御基板40は、第1種始動口スイッチからの入賞検出信号の入力に起因して乱数カウンタの乱数を取得したか否かを判断し(S101)、乱数を取得していれば(S101:YES)、変動パターンが所定のパターンか否かを判断する(S102)。所定のパターンであれば(S102:YES)、音変化出力処理(S103)を実行して、図3に示した条件、タイミングで音制御基板46に対して各パートの出力開始や出力停止を指示する。
【0044】
図4の例は主制御基板40が音変化出力ルーチンを実行してパートの出力開始、出力停止を音制御基板46に指示する例であるが、同様の処理を画像制御基板50が行っても構わない。
また、図3に示した制御処理を主制御基板40が行う(音制御基板46に指示して行わせる)例を図5に従って説明する。
【0045】
図5の音変化出力ルーチンでは、主制御基板40は、第1種始動口スイッチからの入賞検出信号の入力に起因して乱数カウンタの乱数を取得したか否かを判断し(S201)、乱数を取得していれば(S201:YES)、変動パターンが所定のパターンか否かを判断する(S202)。所定のパターンであれば(S202:YES)、大当たり判定の結果が当たりか外れかを判断する(S203)、そして、当たりなら大当たりフラグをセットし(S204)、外れなら同フラグをセットせずに、音変化出力処理を実行する(S205)。
【0046】
音変化出力処理(S205)においては、図3に示したと同様の条件、タイミングで音制御基板46に指示して、変動開始で第1パート、リーチで第2パート、スーパーリーチで第3パートの出力を開始させる。
主制御基板40は、画像制御基板50に対して図柄確定表示コマンドを出力したか否かに基づいて変動表示の終了すなわち特別図柄の確定表示を判断できるので、変動終了であれば(S206:YES)、大当たりフラグがセットされているか否かを判断する(S207)。
【0047】
大当たりフラグがセットされているときは(S207:YES)、大当たりスタートになるのを待って(S208:YES)、音出力再生処理(S209)を実行し音制御基板46に全パート(ドラム、ベース、ギター及びヴォーカルパート)の出力を指示する。これにより、図3に示すように、大当たりの開始と共に全パート揃ったBGMとして出力される。
[変動開始と同期してパートの増減変化を行う際の処理例]
通常状態のときは変動開始と共に変動音(一部又は全パート)の出力を開始するが、特別状態(例えば高確率中)には一部のパートを継続的に出力し続けて変動開始と共に出力パートを増加(又は減少)することで、特別状態中であることと(通常状態との違い)を明確に報知できる。
【0048】
しかし、単に変動開始と共に出力パートを増加した場合、図6に示すような問題が発生する。
すなわち、特別状態(この例では高確率中)に音パート1を継続的に出力していて、第1種始動口スイッチからの始動入賞信号の入力に起因して上述したような大当たり判定、確定図柄及び変動パターンの決定、表示コマンドの送信(これに応じて図柄の変動が開始される。)を行って、変動開始と共に音パート2の出力を開始すると、殆どの場合音パート2がフレーズの途中から開始されてしまうので、遊技者に耳障りで違和感、不快感を与えるおそれがある。
【0049】
これに対しては、図7に示すように、次のフレーズの開始まで待ってから(遅延させて)図柄の変動開始及び音パート2の出力を開始すればよい。こうすれば、音パート2の出力開始のタイミングがフレーズの開始(切り替わり)になるので、スムーズに音が重奏されて遊技者の耳にも心地よく入っていくから、上記のような不具合は生じない。複数パートが出力されている状態からパート数を減らす場合も同様に行えばよい。
[複数バージョンを持つ場合]
1つの曲であるが複数のバージョンがある場合、そのバージョンを使い分け、また両バージョンを混合使用することができる。
【0050】
図8に示すのはその一例で、和風音バージョンと洋風音バージョンを持つ曲があるとして、それぞれ単独使用する場合は、図8(a)、(b)に示すように変動開始と共に第1パート、予告音として第2パート、リーチ開始と共に第3パートと重畳出力することで、上に図3を参照して説明したような効果が得られる。
【0051】
そして、図8(c)に例示するように、変動開始と共に洋風音バージョンの第1パートが出力され、予告音として和風音バージョンの第2パート、リーチ開始と共に和風音バージョンの第3パートと重畳出力するといった、混合出力が可能になる。
【0052】
混合出力を行う場合、図8(a)、(b)に示すように同一バージョンで一貫しているときと図8(c)のように混合出力したときとで予告成立度(例えば大当たりが表示される確率)に差をつけることができる。
一例として、全パートが同一バージョンで一貫して出力されると予告成立度高、混合出力なら予告不成立とすることができる。また、この逆の設定も可能である。さらに、一貫出力されるときでもバージョン毎に予告成立度に差を設けて、例えば和風音バージョンの一貫出力が洋風音バージョンの一貫出力よりも高確率で予告成立とすることも可能である。
【0053】
以上のように、このパチンコ機は、パート増減条件(例えばリーチ開始)が成立すると、音声出力する楽器等のパートを増減変化させるので、新規な音演出が可能になる。また、耳慣れた音声のリズムが複数のバージョンに混合されるため、多数の音声パターンを持つことになり、バラエティに富んだものとなる。
【0054】
変動表示のBGMとなる変動音を、変動表示の進行に応じて徐々にパート数を増やすことで変動音が徐々に完成された状態で出力されるので、パート数の増加と共に変動表示の興趣を向上していくことができる。実施例では、パート増減条件が図柄の表示状態に対応して設定してあって、変動開始時はドラム音、リーチでベース音を加え、スーパーリーチでギター音を加え・・・という演出が行われるから、図柄変動と共に遊技の興趣を向上していくことができる。また、パートの増加のタイミングをリーチやスーパーリーチの開始よりも先行することにより、それらの予告を行うこともできる。
【0055】
パートの増減変化を特別状態中(例えば高確率中、時短中等)に実行することで、特別状態(例えば高確率中)と通常状態の違いを明確に報知できる。この場合、図7で説明したように、特別状態中は音パート1を継続的に出力していて、図柄の変動開始と共に音パート2の出力を開始する場合には、音パート2がフレーズの途中から開始されてしまうのを避けるために、次のフレーズの開始まで図柄の変動開始及び音パート2の出力開始を遅延させる(遅延手段を設ける)と、音パート2の出力開始のタイミングがフレーズの開始(切り替わり)になるので、スムーズに音が重奏されて遊技者の耳にも心地よく入っていき、遊技者に違和感、不快感を与えるおそれはない。
【0056】
バージョンが複数ある曲を使用する場合には、バージョンの違いによって或いは同一バージョンで一貫する場合とそうでないときとで各種予告の信頼度(予告の成立度)に差をつけることができる。
なお、本実施例は公知の第1種パチンコ機の遊技形態で説明したが、第1種パチンコ機に限定するものではない。
【0057】
以上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の遊技盤の正面図。
【図2】実施例のパチンコ機の制御系を説明するブロック図。
【図3】実施例のパチンコ機における変動音の変化のタイムチャート。
【図4】実施例のパチンコ機における音変化出力ルーチンのフローチャート。
【図5】実施例のパチンコ機における他の音変化出力ルーチンのフローチャート。
【図6】音声パート増減時の問題点を説明するタイムチャート。
【図7】図6の解決例を説明するタイムチャート。
【図8】実施例における複数バージョンの出力例の説明図。
【符号の説明】
10 遊技盤
13 遊技領域
15 図柄表示装置
28 普通電動役物
32 大入賞口
35 大入賞装置
40 主制御基板
46 音制御基板
50 画像制御基板
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に代表される遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年のパチンコ機は、枠デザイン、演出等の向上が著しい。特に画像と音声における技術の向上は著しく、その能力を最大限活用した演出が試みられている。そのような試みの一例に、図柄確定表示中の無音状態を解消すべく、変動音を途切らせない遊技機がある。これにより、変動が続く時は変動演出に連続性を与え、遊技がスムーズに進行しているような印象を与えることができ、遊技者も集中しやすいという効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、音に関しては、画像表示技術に比べるとまだまだ新規な演出を試みる余地があり、これから更に演出上重要になってくると思われる。本発明は、音演出に関する新規な演出方法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1記載の遊技機は、遊技の進行に応じて又は遊技状態の変化に応じて音声を出力する遊技機において、パート増減条件が成立すると、前記音声出力する楽器等のパートを増減変化させることを特徴とする。
【0005】
楽器等を使用する音声出力例えばBGM等は、ドラム音、ベース音、ギター音、ヴォーカル音等のパートによって構成されている。この各パートを個別に音声出力変更が可能としたうえで、請求項1記載の遊技機は、パート増減条件が成立すると音声出力する楽器等のパートを増減変化させるので、新規な音演出が可能になる。
【0006】
パート増減条件は、音声出力のパートを増加したり減少させたりする条件として設定されていればよく、特に限定はないが、例えば図柄変動に際して、変動開始時はドラム音のみ、リーチになるとベース音を加え、スーパーリーチになるとギター音を加え、さらに大当たり表示になるとヴォーカル音を加える、というような演出が可能になる。
【0007】
このように、遊技の進行に応じて又は遊技状態の変化に応じて、BGM等の音声が徐々に完成された状態で出力されたり、逆にパート数を減らしたりすることで、パート数の増減と共に遊技の興趣を向上していくことができる。
また、パートの増減(パート音の消音や発音)のタイミングにより、リーチや大当たりの予告、告知等を行うこともできる。
【0008】
パートの増減は、対象となるパートのボリュームを零にしたり(消音)ボリュームを上げたり(出力)することで行うことができる。
また、例えば音パターン1(ドラム+ベース音)、音パターン2(ギター音)、音パターン3(ヴォーカル音)といった別個のデータとして持ち、図柄変動開始により音パターン1で出力、リーチ予告で音パターン2を重ねて出力、リーチ開始で音パターン3を更に重ねて出力するような構成も可能である。ただし、この構成は各音パターン同士の同期をとるのが難しくなるので、その点ではボリューム操作の方が優れている。
【0009】
なお、周知の曲を各パートに分割して使用することにより、遊技者に曲の完成度など報知が好適に行うことができる。
請求項2の遊技機は、請求項1記載の遊技機において、前記パート増減条件は図柄の表示状態に対応して設定されていることを特徴とする。
【0010】
パート増減条件を図柄の表示状態に対応して設定すると、上でも例示したように、変動開始時はドラム音、リーチでベース音を加え、スーパーリーチでギター音を加え・・・というような演出が可能になり、図柄変動と共に遊技の興趣を向上していくことができる。また、1パートの消音や発音のタイミングにより、リーチ等の予告も行える。
【0011】
請求項3記載の遊技機は、請求項1又は2記載の遊技機において、前記パートの増減変化は予め設定された特別状態中に実行されることを特徴とする。
特別状態とは、パートの増減変化が行われる設定になっている状態であり、例えば高確率状態、時短中、複数の表示モードを持つ場合のどれか1モード中等が例示されるが、これらに限るわけではない。
【0012】
特別状態にパートの増減変化を行うことで、特別状態(例えば高確率中)と通常状態の違いを明確に報知することができる。
請求項4記載の遊技機は、請求項1、2又は3記載の遊技機において、前記音声出力される曲の中には同じ曲であるが前記楽器等のパートの組合わせが異なる複数のバージョンを持つ曲があり、予め設定されている切替条件に従って前記複数のバージョンを切替えて出力することを特徴とする。
【0013】
音声出力される曲のいくつか又は全部は、例えばバージョン1(変動開始時:ピアノ、リーチ:バイオリン、スーパーリーチ:男性の歌声)とバージョン2(変動開始時:木琴、リーチ:縦笛、スーパーリーチ:女性の歌声)というように、複数バージョンがある。
【0014】
バージョンが複数あることから、たとえ変動開始→リーチ→スーパーリーチと発展しても、リーチのところだけバージョン2で他がバージョン1ならば期待できない等、同じ曲を出力してもバージョンにより、リーチ等の信頼度を変えることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例により発明の実施の形態を説明する。
【0016】
【実施例】
図1は遊技機の一種であるパチンコ機の遊技盤10(ガラス越しに見える部分)の正面図である。本実施例では遊技盤10(装着された部品も含む)以外のパチンコ機の機械的な構成(枠装置など)は公知技術に従っているので、図示と説明は省略する。
【0017】
遊技盤10の外形はほぼ矩形で、その前面には外レール11と内レール12とによって囲まれた略円形の遊技領域13が形成されている。
遊技領域13の中央部にはセンターケース14が装着されており、そのセンターケース14にて取り囲まれるようにして図柄表示装置15(全体の図示は省略)のLCDパネル16aが組み付けられている。図柄表示装置15は、表示手段及びインジケータに該当する。センターケース14には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
【0018】
センターケース14の左右上方にはランプ風車19が設置され、それらの下方にはゲート(通過口)21と風車20が設置されている。また、ゲート21の横の内レール12沿いには、電飾24と普通入賞口25とが一体化されたサイドユニット26が設置されている。
【0019】
センターケース14の下方にはチューリップ式の可変入賞装置である普通電動役物28が設置されている。この普通電動役物28は始動領域となる。また、普通電動役物28には、遊技球がゲート21を通過したことに起因して普通図柄を変動した後に静止表示する普通図柄表示器29が付属している。
【0020】
普通電動役物28は、普通図柄表示器29で当たりの普通図柄が確定表示されると設定時間だけ開放される。本実施例ではこの設定時間は、通常確率時は約0.3秒であるが高確率時(または時短遊技)では約2.6秒とされる。ただし、1開放中に3個の入賞があると、前記時間に達しなくとも開放が終了する。
【0021】
普通電動役物28の下方には、開閉板31にて開閉される大入賞口32(図示は開閉板31を手前に倒して大入賞口32を開放した状態である。)と左右の普通入賞口33とを備える大入賞装置35が配され、盤面最下部にはアウト穴36が設けられている。
【0022】
なお、遊技盤10には、多数の遊技釘が植設されているが、これらは周知であるので図示と説明を省略する。
本実施例のパチンコ機の制御系は図2の通りに構成されている。
このパチンコ機は、主制御基板40、賞球制御基板42、発射制御基板44、音制御基板46、ランプ制御基板48及び画像制御基板50を備えている。詳細の図示は省略するが、これらの制御基板はいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御基板40には各種の抽選や選択に使用する乱数カウンタ(複数)が備えられ、音制御基板46には音源ICが備わっている。
【0023】
主制御基板40には、下球皿が満杯状態になったことを検出する満タンスイッチ(満タンSW)、球タンクが空状態になったことを検出する補給スイッチ(補給SW)、発射ハンドルに遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチスイッチ(タッチSW)、遊技球が大入賞口32の内部に設けられている特定領域を通過したことを検出するVスイッチ(VSW)、大入賞口32への入賞球を検出するカウントスイッチ(カウントSW)、普通入賞口25、33への入賞球をそれぞれ検出する賞球払い出しスイッチ(賞球払い出しSW)、普通電動役物28への入賞球を検出する第1種始動口スイッチ(第1種始動口SW)、遊技球がゲート21を通過したことを検出する普通図柄作動スイッチ(普通図柄作動SW)等の検出信号が入力される。
【0024】
主制御基板40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、賞球制御基板42、発射制御基板44、音制御基板46、ランプ制御基板48、画像制御基板50に出力したり、普通電動役物28を開閉する普通役物ソレノイド、大入賞装置35の特定領域を開閉するVソレノイド及び開閉板31を駆動する大入賞口ソレノイドの動作を制御し、また外部接続端子基板を介して外部(ホールコンピュータ)に入賞や大当たり等の情報を出力する。なお、主制御基板40から音制御基板46及びランプ制御基板48へのコマンド等は画像制御基板50経由で送られる。また、画像制御基板50は、独自にコマンドを生成して音制御基板46又はランプ制御基板48に送出することもある。
【0025】
賞球制御基板42は、主制御基板40から送られてくるコマンドに応じて玉切モータを稼働させて賞球を払い出させ、またプリペイドカードユニット(いわゆるCRユニット)とデータを送受し、CR精算表示基板から入力される貸出要求に応じて玉切モータを稼働させて貸球を払い出させ、CR精算表示基板の残高表示を制御する。
【0026】
発射制御基板44は、主制御基板40から送られてくるコマンド(タッチSWの信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドルの回動信号及び発射停止スイッチ(発射停止SW)の信号に基づいて発射モータを制御して遊技球を発射及び停止させ、タッチランプの点灯を制御する。
【0027】
音制御基板46は、主制御基板40又は画像制御基板50から送られてくるコマンドに応じて音声信号を生成し、その音声信号にてスピーカを駆動して音声を出力する。
ランプ制御基板48は、主制御基板40又は画像制御基板50から送られてくるコマンドに応じて普通図柄表示器29の表示を制御するほか、他の各種LED(普通図柄保留LEDを含む)や各種ランプの点灯、消灯等を制御する。
【0028】
画像制御基板50は、LCDパネルユニット16及び付属ユニットと共に図柄表示装置15を構成している。上述のLCDパネル16aはLCDパネルユニット16の一部である。画像制御基板50は、主制御基板40から送られてくるコマンドに応じてLCDパネルユニット16すなわちLCDパネル16aの表示を制御する。また、上述したとおり主制御基板40からのコマンドを音制御基板46及びランプ制御基板48に中継する他、独自のコマンドを音制御基板46又はランプ制御基板48に送出することもある。
【0029】
次に、本実施例のパチンコ機の動作を説明する。
このパチンコ機の遊技形態は、公知の第1種パチンコ機と同様であるので、これについては概略のみを説明する。
すなわち、主制御基板40は、第1種始動口スイッチからの入賞検出信号が入力すると(普通電動役物28に入賞すると)、特別図柄抽選用の乱数カウンタの値を読み込んで、これを通常確率中なら通常用テーブルの当たり値と照合し、高確率中なら高確率用テーブルの当たり値と照合して、大当たりか否かを判定する(大当たり判定)。高確率用テーブルの当たり値の個数は通常用テーブルよりも多いので(約5倍)、大当たりと判定される確率が高い。
【0030】
主制御基板40は、上記の大当たり判定が当たりであれば、確定図柄として当たり図柄(例えば333、777等の3桁揃い)を決めて、特別図柄の変動開始から確定表示までの変動パターン(変動時間)を決めて、確定図柄と変動パターンのデータを含む表示コマンドを生成して画像制御基板50に送信する。また、大当たりの発生、その内容(確定図柄の種類等)を記憶する。
【0031】
上記の大当たり判定が外れであれば、確定図柄として外れ図柄(当たり図柄以外)及び変動パターンを決めて、同様に表示コマンドを生成して画像制御基板50に送信する。
画像制御基板50は、表示コマンドを受け取ると、LCDパネルユニット16を制御してLCDパネル16aに特別図柄を変動表示させてから特別図柄を確定表示させる。
【0032】
上記の大当たり判定が当たりで当たり図柄が確定表示されるとと特別遊技(大当たり遊技)が実行される。この特別遊技の内容は公知の第1種パチンコ機と同様で、大入賞口32を開放させる(1開放時間は約28秒であるが、ここへの入賞球が規定数(例えば10球)に達すれば28秒に達していなくても閉鎖される。)。大入賞口32が閉鎖されて1ラウンドが終了し、そのラウンド中の大入賞口32への入賞球のいずれかが特別領域を通過していれば(Vスイッチで検出されれば)大入賞口32を再び開放する(次のラウンドが開始される)。ただし、大入賞口32の開放回数が規定数(例えば15ラウンド)まで達した場合は、特別領域を通過していても大入賞口32は再開放されない(大当たり遊技が終了する)。また、大入賞口32への入賞球のいずれも特定領域を通過していないときも、大入賞口32は再開放されない(大当たり遊技が終了する)。
【0033】
そして、大当たり遊技の終了に伴って確率設定処理が行われる。この処理では大当たりの表示に使用した当たり図柄が確変図柄であったか否かを判断し、確変図柄であれば高確率にし(確変突入)、確変図柄でなければ通常確率にする。高確率の状態(確変)は次に大当たりが発生するまで継続する。
【0034】
なお、本実施例では普通電動役物28への入賞に起因する判定で当たりになるとこのような特別遊技が行われるが、この判定で当たったことを条件として実行される特別遊技の形態はこれに限るわけではない。
次に、このパチンコ機に特有の音声出力について説明する。
【0035】
上述した特別図柄の変動表示に際して、そのBGM(変動音)が出力される。本実施例の場合、画像制御基板50は、主制御基板40から送られて来た表示コマンドに応じてLCDパネル16aに特別図柄の変動表示を開始させると(図柄変動開始)、音制御基板46に第1パート(本例ではドラムパート)の出力開始を指示する。これにより、図3に示すように、図柄の変動開始に呼応してドラム音の出力が開始される。
【0036】
特別図柄の変動表示が進行してリーチになると、画像制御基板50は、音制御基板46に第2パート(本例ではベースパート)の出力開始を指示する。これにより、図3に示すように、変動音はリーチ表示の開始に伴ってドラム音とベース音とが重畳した音声に変化する。
【0037】
さらに、リーチが発展してスーパーリーチになると、画像制御基板50は、音制御基板46に第3パート(本例ではギターパート)の出力開始を指示する。これにより、図3に示すように、変動音はスーパーリーチの開始に伴ってドラム音、ベース音及びギター音が重畳した音声に変化する。
【0038】
そして、画像制御基板50は、当たり図柄の確定表示時には音制御基板46に全パートの出力停止を指示し、主制御基板40から大当たり処理の開始が例えばファンファーレ画面の表示コマンドとして通知されると、全パート(ドラム、ベース、ギター及びヴォーカルパート)の出力を指示する。これにより、図3に示すように、当たり図柄の確定表示に伴って変動音が一旦停止し、大当たりの開始と共に全パート揃ったBGMとして出力される。
【0039】
このように、本実施例のパチンコ機は、リーチ表示、スーパーリーチ表示、大当たりの確定表示及び大当たり処理の開始というパート増減条件が成立する毎に音声出力する楽器等のパートを増減変化させるので、新規な音演出が可能になる。
【0040】
特に、リーチ表示及びスーパーリーチ表示をパート増減条件として、条件成立毎に音声出力のパートを増加させるので(大当たりの可能性が高まると音声のパート数が増えるので)、パート数の増加と共に大当たりの期待感を高めて興趣を向上させることができる。
【0041】
また、図3に破線で示すようにリーチ表示になる前にベースパートの出力を開始してリーチ予告としたり、同様にギターパートをスーパーリーチになる前に出力することでスーパーリーチの予告とすることができる。これらの予告は、両方行ってもよいし、一方だけでもよい。また、行わなくてもよい。
【0042】
或いはリーチやスーパーリーチになっても対応するパートの出力を行わずに、いわゆる「法則崩れ」として大当たりの期待感を一層高めるような制御も可能である。
上記のパート増減や予告等の制御処理は、画像制御基板50内での乱数振り分けによって決定してもよいし、主制御基板40から画像制御基板50に送られる変動パターンに基づいて決定してもよい。
【0043】
変動パターンに基づいて行う例を図4により説明する。この音変化出力ルーチンでは、主制御基板40は、第1種始動口スイッチからの入賞検出信号の入力に起因して乱数カウンタの乱数を取得したか否かを判断し(S101)、乱数を取得していれば(S101:YES)、変動パターンが所定のパターンか否かを判断する(S102)。所定のパターンであれば(S102:YES)、音変化出力処理(S103)を実行して、図3に示した条件、タイミングで音制御基板46に対して各パートの出力開始や出力停止を指示する。
【0044】
図4の例は主制御基板40が音変化出力ルーチンを実行してパートの出力開始、出力停止を音制御基板46に指示する例であるが、同様の処理を画像制御基板50が行っても構わない。
また、図3に示した制御処理を主制御基板40が行う(音制御基板46に指示して行わせる)例を図5に従って説明する。
【0045】
図5の音変化出力ルーチンでは、主制御基板40は、第1種始動口スイッチからの入賞検出信号の入力に起因して乱数カウンタの乱数を取得したか否かを判断し(S201)、乱数を取得していれば(S201:YES)、変動パターンが所定のパターンか否かを判断する(S202)。所定のパターンであれば(S202:YES)、大当たり判定の結果が当たりか外れかを判断する(S203)、そして、当たりなら大当たりフラグをセットし(S204)、外れなら同フラグをセットせずに、音変化出力処理を実行する(S205)。
【0046】
音変化出力処理(S205)においては、図3に示したと同様の条件、タイミングで音制御基板46に指示して、変動開始で第1パート、リーチで第2パート、スーパーリーチで第3パートの出力を開始させる。
主制御基板40は、画像制御基板50に対して図柄確定表示コマンドを出力したか否かに基づいて変動表示の終了すなわち特別図柄の確定表示を判断できるので、変動終了であれば(S206:YES)、大当たりフラグがセットされているか否かを判断する(S207)。
【0047】
大当たりフラグがセットされているときは(S207:YES)、大当たりスタートになるのを待って(S208:YES)、音出力再生処理(S209)を実行し音制御基板46に全パート(ドラム、ベース、ギター及びヴォーカルパート)の出力を指示する。これにより、図3に示すように、大当たりの開始と共に全パート揃ったBGMとして出力される。
[変動開始と同期してパートの増減変化を行う際の処理例]
通常状態のときは変動開始と共に変動音(一部又は全パート)の出力を開始するが、特別状態(例えば高確率中)には一部のパートを継続的に出力し続けて変動開始と共に出力パートを増加(又は減少)することで、特別状態中であることと(通常状態との違い)を明確に報知できる。
【0048】
しかし、単に変動開始と共に出力パートを増加した場合、図6に示すような問題が発生する。
すなわち、特別状態(この例では高確率中)に音パート1を継続的に出力していて、第1種始動口スイッチからの始動入賞信号の入力に起因して上述したような大当たり判定、確定図柄及び変動パターンの決定、表示コマンドの送信(これに応じて図柄の変動が開始される。)を行って、変動開始と共に音パート2の出力を開始すると、殆どの場合音パート2がフレーズの途中から開始されてしまうので、遊技者に耳障りで違和感、不快感を与えるおそれがある。
【0049】
これに対しては、図7に示すように、次のフレーズの開始まで待ってから(遅延させて)図柄の変動開始及び音パート2の出力を開始すればよい。こうすれば、音パート2の出力開始のタイミングがフレーズの開始(切り替わり)になるので、スムーズに音が重奏されて遊技者の耳にも心地よく入っていくから、上記のような不具合は生じない。複数パートが出力されている状態からパート数を減らす場合も同様に行えばよい。
[複数バージョンを持つ場合]
1つの曲であるが複数のバージョンがある場合、そのバージョンを使い分け、また両バージョンを混合使用することができる。
【0050】
図8に示すのはその一例で、和風音バージョンと洋風音バージョンを持つ曲があるとして、それぞれ単独使用する場合は、図8(a)、(b)に示すように変動開始と共に第1パート、予告音として第2パート、リーチ開始と共に第3パートと重畳出力することで、上に図3を参照して説明したような効果が得られる。
【0051】
そして、図8(c)に例示するように、変動開始と共に洋風音バージョンの第1パートが出力され、予告音として和風音バージョンの第2パート、リーチ開始と共に和風音バージョンの第3パートと重畳出力するといった、混合出力が可能になる。
【0052】
混合出力を行う場合、図8(a)、(b)に示すように同一バージョンで一貫しているときと図8(c)のように混合出力したときとで予告成立度(例えば大当たりが表示される確率)に差をつけることができる。
一例として、全パートが同一バージョンで一貫して出力されると予告成立度高、混合出力なら予告不成立とすることができる。また、この逆の設定も可能である。さらに、一貫出力されるときでもバージョン毎に予告成立度に差を設けて、例えば和風音バージョンの一貫出力が洋風音バージョンの一貫出力よりも高確率で予告成立とすることも可能である。
【0053】
以上のように、このパチンコ機は、パート増減条件(例えばリーチ開始)が成立すると、音声出力する楽器等のパートを増減変化させるので、新規な音演出が可能になる。また、耳慣れた音声のリズムが複数のバージョンに混合されるため、多数の音声パターンを持つことになり、バラエティに富んだものとなる。
【0054】
変動表示のBGMとなる変動音を、変動表示の進行に応じて徐々にパート数を増やすことで変動音が徐々に完成された状態で出力されるので、パート数の増加と共に変動表示の興趣を向上していくことができる。実施例では、パート増減条件が図柄の表示状態に対応して設定してあって、変動開始時はドラム音、リーチでベース音を加え、スーパーリーチでギター音を加え・・・という演出が行われるから、図柄変動と共に遊技の興趣を向上していくことができる。また、パートの増加のタイミングをリーチやスーパーリーチの開始よりも先行することにより、それらの予告を行うこともできる。
【0055】
パートの増減変化を特別状態中(例えば高確率中、時短中等)に実行することで、特別状態(例えば高確率中)と通常状態の違いを明確に報知できる。この場合、図7で説明したように、特別状態中は音パート1を継続的に出力していて、図柄の変動開始と共に音パート2の出力を開始する場合には、音パート2がフレーズの途中から開始されてしまうのを避けるために、次のフレーズの開始まで図柄の変動開始及び音パート2の出力開始を遅延させる(遅延手段を設ける)と、音パート2の出力開始のタイミングがフレーズの開始(切り替わり)になるので、スムーズに音が重奏されて遊技者の耳にも心地よく入っていき、遊技者に違和感、不快感を与えるおそれはない。
【0056】
バージョンが複数ある曲を使用する場合には、バージョンの違いによって或いは同一バージョンで一貫する場合とそうでないときとで各種予告の信頼度(予告の成立度)に差をつけることができる。
なお、本実施例は公知の第1種パチンコ機の遊技形態で説明したが、第1種パチンコ機に限定するものではない。
【0057】
以上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の遊技盤の正面図。
【図2】実施例のパチンコ機の制御系を説明するブロック図。
【図3】実施例のパチンコ機における変動音の変化のタイムチャート。
【図4】実施例のパチンコ機における音変化出力ルーチンのフローチャート。
【図5】実施例のパチンコ機における他の音変化出力ルーチンのフローチャート。
【図6】音声パート増減時の問題点を説明するタイムチャート。
【図7】図6の解決例を説明するタイムチャート。
【図8】実施例における複数バージョンの出力例の説明図。
【符号の説明】
10 遊技盤
13 遊技領域
15 図柄表示装置
28 普通電動役物
32 大入賞口
35 大入賞装置
40 主制御基板
46 音制御基板
50 画像制御基板
Claims (4)
- 遊技の進行に応じて又は遊技状態の変化に応じて音声を出力する遊技機において、
パート増減条件が成立すると、前記音声出力する楽器等のパートを増減変化させることを特徴とする遊技機。 - 請求項1記載の遊技機において、
前記パート増減条件は図柄の表示状態に対応して設定されていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2記載の遊技機において、
前記パートの増減変化は予め設定された特別状態中に実行されることを特徴とする遊技機。 - 請求項1、2又は3記載の遊技機において、
同じ曲であるが前記楽器等のパートの組合わせが異なる複数のバージョンを持つ曲があり、予め設定されている切替条件に従って前記複数のバージョンを切替えて出力することを特徴とする遊技機。
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