JP2004065770A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004065770A JP2004065770A JP2002231966A JP2002231966A JP2004065770A JP 2004065770 A JP2004065770 A JP 2004065770A JP 2002231966 A JP2002231966 A JP 2002231966A JP 2002231966 A JP2002231966 A JP 2002231966A JP 2004065770 A JP2004065770 A JP 2004065770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- control device
- opening
- symbol
- door member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【課題】遊技内容がバラエティに富んでおり、趣向性が高く、遊技者の遊技に対する興味を長期間に亘って高く保持することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機の遊技領域2は、中央に、複数の障害釘4,4・・からなる鉛直な区画壁5が設けられており、左側の第1領域a1と、右側の第2領域a2との2つの領域に区分されている。区画壁5は、中央より上方に、遊技球略1個分の長さを有する第1通過孔6と、遊技球略2個分の長さを有する第2通過孔7との2つの通過孔を有しており、遊技領域2に打ち出された遊技球が、それらの通過孔6,7を通過した場合のみ、第2領域a2に遊技球が入り込むようになっている。また、第2通過孔7には、平板状の扉部材8が遊技盤9の盤面から出没するように設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】パチンコ機の遊技領域2は、中央に、複数の障害釘4,4・・からなる鉛直な区画壁5が設けられており、左側の第1領域a1と、右側の第2領域a2との2つの領域に区分されている。区画壁5は、中央より上方に、遊技球略1個分の長さを有する第1通過孔6と、遊技球略2個分の長さを有する第2通過孔7との2つの通過孔を有しており、遊技領域2に打ち出された遊技球が、それらの通過孔6,7を通過した場合のみ、第2領域a2に遊技球が入り込むようになっている。また、第2通過孔7には、平板状の扉部材8が遊技盤9の盤面から出没するように設けられている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機の一種として、図柄合わせタイプのパチンコ機が広く知られている。かかる図柄合わせタイプのパチンコ機は、遊技盤上の遊技領域に図柄表示装置が設けられており、変動入賞口に遊技球が入賞した場合に、図柄表示装置に表示されている図柄が変動するとともに、変動入賞口への遊技球の入賞と同時に、内部の制御装置において抽選が実行され、その抽選の結果、大当たりとなった場合には、図柄表示装置に所定の大当たり図柄が表示され、大当たり状態が生起するようになっている。また、大当たり状態が生起すると、大入賞口が所定回数だけ断続的に開成し、多くの賞品球を払い出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の図柄合わせタイプのパチンコ機は、図柄の変動表示内容が種々に工夫されているものの、遊技内容そのものが単純であるため、遊技者に飽きられ易い、という一面がある。
【0004】
本発明の目的は、上記図柄合わせタイプのパチンコ機が有する課題を解消し、遊技内容がバラエティに富んでおり、趣向性が高く、遊技者の遊技に対する興味を長期間に亘って高く保持することが可能な遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の構成のうち、請求項1に記載された発明の構成は、遊技盤面上の遊技領域が、区画壁によって複数の領域に区画されており、それらの各領域に入賞口が別個に設けられているとともに、それらの各入賞口への遊技球の入賞により与えられる特典が互いに異なっている遊技機にある。なお、特典とは、入賞によって直ちに行う賞品球の払い出しのみでなく、入賞装置の扉を所定の回数だけ強制的に開成させる大当たり状態を生起させることや、その大当たり状態を高い確率で生起させる高確率状態を生起させること等、きわめて高い確率で多くの賞品球を獲得できる特別な遊技状態を生起させること等も含まれる。
【0006】
請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明において、区画壁に、遊技球を通過させる通過孔が設けられているとともに、開状態と閉状態とに切り替え制御可能な扉部材が、前記通過孔に設けられていることにある。
【0007】
請求項3に記載された発明の構成は、請求項1、請求項2に記載された発明において、扉部材の開閉制御スイッチが、機台の前面に、遊技者によって操作可能に設けられているとともに、予め設定された規定条件を充足した場合にのみ、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とすることにある。
【0008】
請求項4に記載された発明の構成は、請求項3に記載された発明において、効果音を発生するスピーカと、発光部材と、図柄を変動表示する図柄表示装置とが設けられており、予め設定された所定条件を充足した場合に、大当たり抽選を実行し、その結果、大当たりと判断した場合には、予め設定された所定の大当たり図柄を図柄表示装置に表示した後に、大当たり状態を生起させる遊技機であって、効果音の発生を制御する効果音制御装置と、発光部材の発光を制御する発光制御装置と、図柄表示装置による図柄変動を制御する図柄変動制御装置とが、大当たり状態の生起を制御するメイン制御装置と別個に設けられているとともに、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とするか否かを、効果音制御装置、発光制御装置、図柄変動制御装置の内のいずれかで決定することにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遊技機の一実施形態であるパチンコ機を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明にかかるパチンコ機1の正面を示したものである。パチンコ機1は、周囲が機枠48で覆われており、前面の中央よりやや上側には、幅広な長方形状の前面枠49が、片開き自在に取り付けられている。前面枠49は、略中央に、円形のガラス板が嵌め込まれており、上端際の中央に、報知ランプ51が設けられている。さらに、その報知ランプ51の左右両側には、種々の効果音を発生させるためのスピーカ28,28が設置されている。また、前面枠49の後方には、遊技盤9を嵌め込み設置したミドル枠50が、片開き自在に取り付けられており、その遊技盤9の盤面には、誘導レール52によって、略円形の遊技領域2が区画されている。一方、遊技領域2の下方には、供給皿43と貯留皿44とが、上下に連設されており、貯留皿44の右側には、遊技領域2に遊技球を発射するための発射ハンドル3が突設されている。加えて、発射ハンドルのグリップには、後述する扉部材8を作動させるための開閉制御スイッチである扉開閉スイッチ32が突設されている。
【0011】
図2は、遊技領域2を拡大して示したものである。遊技領域2は、中央に、複数の障害釘4,4・・からなる鉛直な区画壁5が設けられており、左側の第1領域a1と、右側の第2領域a2との2つの領域に区分されている。区画壁5は、中央より上方に、遊技球略1個分の長さを有する第1通過孔6と、遊技球略2個分の長さを有する第2通過孔7との2つの通過孔を有しており、遊技領域2に打ち出された遊技球が、それらの通過孔6,7を通過した場合のみ、第2領域a2に遊技球が入り込むようになっている。また、第2通過孔7には、平板状の扉部材8が遊技盤9の盤面から出没するように設けられている。図3は、扉部材8の設置部分の水平断面を示したものであり、扉部材8は、駆動装置であるソレノイド10への電源のON・OFFにより、プランジャ47が遊技盤9に対して近接・離反することによって、遊技盤9の盤面から突出・盤面内に退入するようになっている。
【0012】
また、図2の如く、第1領域a1の中央よりやや上側には、第1図柄表示装置11が設けられている。第1図柄表示装置11は、液晶画面12を有しており、その液晶画面12の左表示部位13、右表示部位14、中表示部位15の各表示部位に、一桁の数字や一文字のアルファベット等の所定種類の図柄を表示することができるようになっている。さらに、第1図柄表示装置11の下方には、図柄始動口16が設けられており、その図柄始動口16の内部には、遊技球の入賞を検出する入賞検出装置17が設けられている。また、図柄始動口16の下側には、扉が前方へ開閉する形状の第1大入賞口20が設置されている。
【0013】
一方、第2領域a2の中央よりやや上側には、第2図柄表示装置18が設けられている。第2図柄表示装置18は、7セグメントのLED板19を有しており、そのLED板19に、一桁の数字やアルファベット等の所定種類の図柄を表示することができるようになっている。さらに、第2図柄表示装置18の下方には、扉が前方へ開閉する形状の第2大入賞口21が設置されている。加えて、遊技領域2には、サイドランプ22,22、電飾23,23・・、風車24,24・・等が設けられている。
【0014】
一方、図4は、パチンコ機1の背面を示したものであり、パチンコ機1の中央よりやや下側には、パチンコ機1の作動内容を制御するメイン制御装置25が設置されている。また、メイン制御装置25の上方には、第1図柄表示装置11および第2図柄表示装置18の表示内容を制御するための図柄変動制御装置26が設置されている。また、メイン制御装置25の右側には、遊技領域2に設置されたサイドランプ22,22や電飾23,23・・等の発光部材の発光を制御するための発光制御装置27と、スピーカ28,28によって発せられる効果音の内容を制御するための効果音制御装置29とが設置されている。加えて、発光制御装置27、効果音制御装置29の上方には、遊技球払出装置45が設置されている。
【0015】
また、図5は、パチンコ機1の制御機構を示したものである。メイン制御装置25は、メインCPU33、ROM,RAM等の記憶手段30等を有しており、メインCPU33が、インターフェイス31を介して、図柄始動口16内部の入賞検出装置17、扉部材8を作動させるためのソレノイド10、扉開閉スイッチ32、第1大入賞口20を作動させるための作動装置(ソレノイド等)、第2大入賞口21を作動させるための作動装置(ソレノイド等)、遊技球払出装置45等と接続されている。また、メイン制御装置25には、図柄変動制御装置26、発光制御装置27、効果音制御装置29が接続されている。加えて、メイン制御装置25には、後述する「第1抽選」において「大当たり」の生起を決定するaカウンタ等のループカウンタが内蔵されている。
【0016】
一方、図柄変動制御装置26は、図柄表示CPU34、ROM,RAM等の記憶手段35等を有している。そして、図柄表示CPU34が、インターフェイス36を介して、第1図柄表示装置11、第2図柄表示装置18等と接続されているとともに、メイン制御装置25のメインCPU33と接続されている。加えて、図柄変動制御装置26には、「大当たり」生起時に第1図柄表示装置11に表示する「大当たり図柄」を決定するbカウンタ、「大当たり」が生起しなかった場合(すなわち、「はずれ」となった場合)に、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に表示する「はずれ図柄」を決定するc〜eカウンタ、後述する「第2抽選」において「当たり」の生起を決定するfカウンタ等のループカウンタが内蔵されている。さらに、図柄変動制御装置26の記憶手段35の内部には、図6の如きbカウンタの数値に対応した「大当たり図柄」、図7の如きc〜eカウンタの数値に対応した「はずれ図柄」等が記憶されている。
【0017】
また、発光制御装置27は、発光CPU37、ROM,RAM等の記憶手段38等を有しており、発光CPU37が、インターフェイス39を介して、サイドランプ22,22、電飾23,23・・等の発光部材と接続されているとともに、メイン制御装置25のメインCPU33と接続されている。
【0018】
加えて、効果音制御装置29は、効果音CPU40、ROM,RAM等の記憶手段41等を有しており、効果音CPU40が、インターフェイス42を介して、スピーカ28,28等と接続されているとともに、メイン制御装置25のメインCPU33と接続されている。
【0019】
以下、パチンコ機1の作動内容について説明する。
【0020】
遊技者等によって発射ハンドル3が回動操作された場合には、内蔵された発射装置によって、遊技球が遊技領域2に打ち込まれる。遊技領域2に打ち込まれた遊技球が、図柄始動口16に入賞した場合には、その入賞が図柄始動口16の内部の入賞検出装置17によって検出され、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に表示されている図柄が変動する。なお、図柄の変動は、液晶画面12中の各表示部位13〜15において、「一桁の数字や一文字のアルファベット等が上から下へスクロールして別の数字やアルファベット等に切り替わる動画」を表示すること等によって行われる。
【0021】
一方、入賞検出装置17が遊技球の入賞を検出すると、メイン制御装置25において、aカウンタが、ループカウントしている数値の中から1つの数値を選択する(以下、かかるaカウンタによる数値の選択を「第1抽選」という)。そして、「第1抽選」において、aカウンタが所定の数値(たとえば、“7”)を選択したと判断された場合には、「第1大当たり」が生起し、所定の数値以外の数値を選択したと判断された場合には、「はずれ」となる。
【0022】
「第1大当たり」が生起した場合には、その旨を知らせる「大当たり報知信号」が、メイン制御装置25から図柄変動制御装置26に送信される。図柄変動制御装置26は、その「大当たり報知信号」を受けると、内蔵されたbカウンタが1つの数値を選択し、そのbカウンタによって選択された数値に対応した図柄の組み合わせ(図6参照)を、「大当たり図柄」として、第1図柄表示装置11に表示する。そして、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に「大当たり図柄」が表示された場合には、「第1大当たり状態」が生起し、第1大入賞口20が開成して、遊技球が入賞可能な状態となる。
【0023】
「第1大当たり状態」においては、第1大入賞口20は、所定個数(たとえば、9個)の遊技球の入賞を検知するまで開成し、所定個数の遊技球の入賞を検知すると閉じた状態となる。そして、第1大入賞口20に遊技球が入賞した場合には、予め設定された個数(たとえば、5個)の遊技球が、遊技球払出装置45によって、賞品球として供給皿43に払い出される。また、第1大入賞口20の中央には、Vゾーンが設けられており、所定個数の遊技球の入賞を検知するまでに、1個以上の遊技球がそのVゾーンを通過した場合には、第1大入賞口20は、一旦閉じた後に、再度、開成する。そして、「第1大当たり状態」においては、第1大入賞口20は、所定回数(たとえば、15回)だけ、かかる開閉動作を断続的に繰り返す。したがって、「第1大当たり状態」が生起すると、遊技者は、きわめて高い確率で、多くの賞品球(15×9×5個)を獲得することができる。
【0024】
また、「第1大当たり状態」が生起した場合には、メイン制御装置25から発光制御装置27、および効果音制御装置29に、「第1大当たり状態」が生起した旨の信号が送信される。発光制御装置27は、「第1大当たり状態」が生起した旨の信号を受信すると、所定のプログラムにしたがって、サイドランプ22,22、電飾23,23・・等の発光部材を発光させる。一方、効果音発光制御装置29は、「第1大当たり状態」が生起した旨の信号を受信すると、所定のプログラムにしたがって、スピーカ28,28から効果音を発生させる。
【0025】
また、「第1大当たり状態」中に図柄始動口16に遊技球が入賞した場合には、第2図柄表示装置18のLED板19に表示された図柄が変動を開始する。また、図柄変動制御装置26において、fカウンタが、ループカウントしている数値の中から1つの数値を選択する(以下、かかるfカウンタによる数値の選択を「第2抽選」という)。なお、「第1大当たり状態」以外の場合に図柄始動口16に遊技球が入賞しても、「第2抽選」は実行されない。そして、「第2抽選」において、fカウンタが所定の数値(たとえば、“7”)を選択したと判断された場合には、「第2大当たり」が生起し、所定の数値以外の数値を選択したと判断された場合には、「はずれ」となる。
【0026】
「第2大当たり」が生起した場合には、第2図柄表示装置18のLED板19に、予め設定された所定の図柄(たとえば、「7」)が表示される。そして、第2図柄表示装置18のLED板19に所定の図柄が表示された場合には、「第2大当たり状態」が生起し、第2大入賞口21が開成して、遊技球が入賞可能な状態となる。
【0027】
「第2大当たり状態」においては、第2大入賞口21は、所定個数(たとえば、9個)の遊技球の入賞あるいは所定時間の経過(たとえば、30秒)を検知するまで開成し、所定個数の遊技球の入賞あるいは所定時間の経過を検知すると閉じた状態となる。そして、第2大入賞口21に遊技球が入賞した場合には、第1大入賞口20への入賞により払い出される賞品球数より多い個数(たとえば、15個)の遊技球が、遊技球払出装置45によって、賞品球として供給皿43に払い出される。また、第2大入賞口21の開口部の中央にも、Vゾーンが設けられており、所定個数の遊技球の入賞を検知するまでに、1個以上の遊技球がそのVゾーンを通過した場合には、第2大入賞口21は、一旦閉じた後に、再度、開成する。そして、「第2大当たり状態」においては、第2大入賞口21は、所定回数(たとえば、15回)だけ、かかる開閉動作を断続的に繰り返す。
【0028】
また、「第2大当たり状態」が生起すると、遊技領域の上方の報知ランプ51が点滅を開始するとともに、扉開閉スイッチ32のプッシュ操作による扉部材8の開成(遊技盤9の盤面内に後退)が可能となる。そして、扉開閉スイッチ32のプッシュ操作によって扉部材8が開成されると、遊技球が容易に第2通過孔7を通過可能となり、通過した遊技球が高い確率で第2大入賞口21へ入賞するようになる。したがって、「第2大当たり状態」が生起すると、遊技者は、短時間の内に、きわめて高い確率で、「第1大当たり状態」のみが生起した場合よりも多くの賞品球(15×9×15個)を獲得することができる。なお、「第2大当たり状態」が生起した場合でも、扉開閉スイッチ32がプッシュ操作されず、扉部材8が閉じたままであると、遊技球がほとんど第2領域a2内へ入り込まないため、第2大入賞口21は、ほとんど遊技球球を入賞させることなく、所定時間の経過を検出することによって閉じてしまう。したがって、扉開閉スイッチ32をプッシュ操作しないと、遊技者は、多くの賞品球を獲得することができない。
【0029】
一方、「第1抽選」において「はずれ」となった場合には、その旨を知らせる「はずれ報知信号」が、メイン制御装置25から図柄変動制御装置26に送信される。図柄変動制御装置26は、その「はずれ報知信号」を受けると、内蔵されたc〜eカウンタが、それぞれ、1つの数値を選択し、それらのc〜eカウンタによって選択された数値に対応した図柄(図7参照)を、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に表示する。なお、「第1抽選」において「はずれ」となった場合には、所定のプログラムが実行され、c〜eカウンタが偶発的に同一の数値を選択しても、「大当たり図柄」に相当する図柄が表示される事態は発生しない。加えて、「第2抽選」において「はずれ」となった場合には、予め設定された所定の図柄(たとえば、「F」)が、第2図柄表示装置18のLED板19に表示される。
【0030】
パチンコ機1は、上記の如く、遊技盤9の盤面上の遊技領域2が、区画壁5によって第1領域a1と第2領域a2とに区画されており、それらの各領域a1,a2に、第1大入賞口20と第2大入賞口21とが別個に設けられているとともに、第2大入賞口21への遊技球の入賞により払い出される賞品球数(15×9×15個)が、第1大入賞口20への遊技球の入賞により払い出される賞品球数(15×9×5個)よりも多く設定されているので、遊技内容がバラエティに富んでおり、趣向性が高い。
【0031】
また、パチンコ機1は、区画壁5に、第2通過孔7が設けられているとともに、開状態と閉状態とに切り替え制御可能な扉部材8が第2通過孔7に設けられているため、「第2大当たり状態」が生起した場合には、扉部材8の開閉状態の違いによって、第2大入賞口21への入賞によって払い出される賞品球の個数が異なるので、遊技内容がエキサイティングであり、遊技者の遊技に対する興味を短期間の内に消失させたりしない。
【0032】
さらに、パチンコ機1は、扉部材8の開閉制御スイッチである扉開閉スイッチ32が、機台の前面に、遊技者によって操作可能に設けられているとともに、「第2大当たり」が生起した場合にのみ、扉開閉スイッチ32による扉部材8の開閉制御を可能とするため、「第1大当たり状態」が生起した後には、遊技者は、「第2大当たり」が生起するか否か(すなわち、第2図柄表示装置18に所定の「当たり図柄」が表示されるか否か)に大きな関心を寄せるようになる。また、遊技者は、扉開閉スイッチ32の操作を介して、従来の図柄合わせタイプのパチンコ機よりも多く遊技に参加することができる。それゆえ、パチンコ機1によれば、遊技者の遊技に対する興味を長期間に亘って高く保持することができる。
【0033】
加えて、パチンコ機1は、効果音の発生を制御する効果音制御装置29と、発光部材の発光を制御する発光制御装置27と、図柄表示装置11,18による図柄変動を制御する図柄変動制御装置26とが、「大当たり状態」の生起を制御するメイン制御装置25と別個に設けられているとともに、開閉制御スイッチ32による扉部材8の開閉制御を可能とするか否か(すなわち、「第2大当たり」を生起させるか否か)を、図柄変動制御装置26で決定するため、作動中におけるメイン制御装置25の負荷が少なくて済むので、エラーが発生しにくい。また、「第1大当たり」の生起の決定と、「第2大当たり」の生起の決定とが、別々の制御装置で行われるため、「大当たり」の生起を決定するプログラムを改竄する等の不正行為を効果的に防止することができる。
【0034】
なお、本発明の遊技機の構成は、上記した各実施例の態様に何ら限定されるものではなく、遊技領域、発射ハンドル、区画壁、通過孔、扉部材、図柄表示装置、大入賞口、図柄始動口、サイドランプ、電飾、メイン制御装置、図柄変動制御装置、発光制御装置、効果音制御装置、扉開閉スイッチ、遊技球払出装置、報知ランプ等の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
【0035】
たとえば、遊技機は、遊技領域を2つに区分したものに限定されず、3つ以上の領域に区分したものでも良い。また、遊技領域を区分する区画壁は、第1通過孔と第2通過孔とを1個ずつ設けたものに限定されず、扉部材を有さない第1通過孔を2個以上設けたものや、扉部材を有する第2通過孔を2個以上設けたもの等に変更することも可能である。さらに、区画壁は、上記実施形態の如く、障害釘を隙間なく植設したものに限定されず、合成樹脂や金属製の帯状体を立設したものでも良い。
【0036】
また、遊技機は、上記実施形態の如く、予め大当たり図柄がループカウンタの数値と対応した状態で記憶手段に記憶されており、大当たり生起時に、抽選によりループカウンタによって選択された数値と対応した大当たり図柄を記憶手段から呼び出して図柄表示装置に表示するものに限定されず、大当たり生起後に、所定のプログラムによって大当たり図柄を作成して図柄表示装置に表示するもの等、別の方式によって大当たり図柄を表示するものに変更することができる。
【0037】
加えて、遊技機は、区画壁によって区分された各領域に、それぞれ、入賞に伴って遊技者に与えられる価値が異なる入賞口を設けたものであれば良く、上記実施形態の如く、区画壁によって区分された各領域に、それぞれ、入賞に伴って遊技者に与えられる賞品球数が異なる第1大入賞口や第2大入賞口を設けたものに限定されない。たとえば、区画壁によって区分された各領域に、それぞれ、変動入賞口が別個に設けられており、各変動入賞口に入賞した場合に、「大当たり状態」等の特別な遊技状態を生起させるか否かの「抽選」を実行するとともに、1つの変動入賞口への入賞に伴う「抽選」の結果として得られる特典(たとえば、払い出される賞品球数の期待値)と、他の変動入賞口への入賞に伴う「抽選」の結果として得られる特典とが異なっているもの等に変更することも可能である。
【0038】
さらに、本発明の遊技機は、図柄変動制御装置によって、切り替え制御スイッチによる扉部材の開閉状態の切り替えを可能とするか否かを決定するものに限定されず、発光制御装置や効果音制御装置によって、切り替え制御スイッチによる扉部材の開閉状態の切り替えを可能とするか否かを決定するものに変更することも可能である。
【0039】
加えて、本発明の遊技機は、所定条件の充足によって、制御スイッチによる扉部材の開閉状態の切り替え制御が可能となるものに限定されず、所定条件の充足によって、自動的に扉部材が開閉するものに変更することも可能である。なお、扉部材は、上記実施形態の如く、ソレノイドによって作動するものに限定されず、ステッピングモータによって作動するもの等に変更することも可能である。また、開閉制御スイッチは、必ずしも、発射ハンドルに設ける必要はなく、別の場所(たとえば、発射ハンドルを握った手と逆の手で操作可能な場所)に設置することも可能である。加えて、扉部材は、遊技盤の盤面から出没することによって開閉するものに限定されず、遊技盤の盤面に沿ってスライドすることによって開閉するもの等でも良い。
【0040】
なお、本発明のパチンコ機は、パチンコ機ばかりでなく、スロットマシーン等の他の遊技機として応用することも可能である。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載された遊技機は、遊技盤面上の遊技領域が、区画壁によって複数の領域に区画されており、それらの各領域に入賞口が別個に設けられているとともに、それらの各入賞口への遊技球の入賞により与えられる特典が互いに異なっているため、各領域に設けられた入賞口へ遊技球を入賞させることによって異なる特典が得られるので、遊技内容がバラエティに富んでおり、趣向性が高い。
【0042】
請求項2に記載された遊技機は、区画壁に、遊技球を通過させる通過孔が設けられているとともに、開状態と閉状態とに切り替え制御可能な扉部材が、通過孔に設けられているため、扉部材の開閉状態の違いによって、各領域の入賞口への入賞によって得られる特典の獲得確率が変化するので、遊技内容がエキサイティングであり、遊技者の遊技に対する興味を短期間の内に消失させたりしない。
【0043】
請求項3に記載された遊技機は、扉部材の開閉制御スイッチが、機台の前面に、遊技者によって操作可能に設けられているとともに、予め設定された規定条件を充足した場合にのみ、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とするものであるため、請求項3に記載された遊技機によれば、遊技者は、規定条件を充足するか否かに大きな関心を寄せるようになるとともに、開閉制御スイッチの操作を介して、従来の図柄合わせタイプのパチンコ機よりも多く遊技に参加することができるので、遊技者の遊技に対する興味を長期間に亘って高く保持することができる。
【0044】
請求項4に記載された遊技機は、効果音の発生を制御する効果音制御装置と、発光部材の発光を制御する発光制御装置と、図柄表示装置による図柄変動を制御する図柄変動制御装置とが、大当たり状態の生起を制御するメイン制御装置と別個に設けられているとともに、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とするか否かを、効果音制御装置、発光制御装置、図柄変動制御装置の内のいずれかで決定するため、作動中におけるメイン制御装置の負荷が少なくて済むので、エラーが発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】遊技領域を示す説明図である。
【図3】扉部材の設置部分を示す説明図(図2におけるA−A線断面図)である。
【図4】パチンコ機の背面図である。
【図5】パチンコ機の制御機構を示すブロック図である。
【図6】bカウンタの数値と対応した「大当たり図柄」を示す説明図である。
【図7】c〜eカウンタの数値と対応した「はずれ図柄」を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・遊技領域、4・・障害釘、5・・区画壁、6・・第1通過孔、7・・第2通過孔、8・・扉部材、9・・遊技盤、10・・ソレノイド、11・・第1図柄表示装置、18・・第2図柄表示装置、20・・第1大入賞口、21・・第2大入賞口、22・・サイドランプ、23・・電飾、25・・メイン制御装置、26・・図柄変動制御装置、27・・発光制御装置、28・・スピーカ、29・・効果音制御装置、32・・扉開閉スイッチ(開閉制御スイッチ)、a1・・第1領域、a2・・第2領域。
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機の一種として、図柄合わせタイプのパチンコ機が広く知られている。かかる図柄合わせタイプのパチンコ機は、遊技盤上の遊技領域に図柄表示装置が設けられており、変動入賞口に遊技球が入賞した場合に、図柄表示装置に表示されている図柄が変動するとともに、変動入賞口への遊技球の入賞と同時に、内部の制御装置において抽選が実行され、その抽選の結果、大当たりとなった場合には、図柄表示装置に所定の大当たり図柄が表示され、大当たり状態が生起するようになっている。また、大当たり状態が生起すると、大入賞口が所定回数だけ断続的に開成し、多くの賞品球を払い出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の図柄合わせタイプのパチンコ機は、図柄の変動表示内容が種々に工夫されているものの、遊技内容そのものが単純であるため、遊技者に飽きられ易い、という一面がある。
【0004】
本発明の目的は、上記図柄合わせタイプのパチンコ機が有する課題を解消し、遊技内容がバラエティに富んでおり、趣向性が高く、遊技者の遊技に対する興味を長期間に亘って高く保持することが可能な遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の構成のうち、請求項1に記載された発明の構成は、遊技盤面上の遊技領域が、区画壁によって複数の領域に区画されており、それらの各領域に入賞口が別個に設けられているとともに、それらの各入賞口への遊技球の入賞により与えられる特典が互いに異なっている遊技機にある。なお、特典とは、入賞によって直ちに行う賞品球の払い出しのみでなく、入賞装置の扉を所定の回数だけ強制的に開成させる大当たり状態を生起させることや、その大当たり状態を高い確率で生起させる高確率状態を生起させること等、きわめて高い確率で多くの賞品球を獲得できる特別な遊技状態を生起させること等も含まれる。
【0006】
請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明において、区画壁に、遊技球を通過させる通過孔が設けられているとともに、開状態と閉状態とに切り替え制御可能な扉部材が、前記通過孔に設けられていることにある。
【0007】
請求項3に記載された発明の構成は、請求項1、請求項2に記載された発明において、扉部材の開閉制御スイッチが、機台の前面に、遊技者によって操作可能に設けられているとともに、予め設定された規定条件を充足した場合にのみ、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とすることにある。
【0008】
請求項4に記載された発明の構成は、請求項3に記載された発明において、効果音を発生するスピーカと、発光部材と、図柄を変動表示する図柄表示装置とが設けられており、予め設定された所定条件を充足した場合に、大当たり抽選を実行し、その結果、大当たりと判断した場合には、予め設定された所定の大当たり図柄を図柄表示装置に表示した後に、大当たり状態を生起させる遊技機であって、効果音の発生を制御する効果音制御装置と、発光部材の発光を制御する発光制御装置と、図柄表示装置による図柄変動を制御する図柄変動制御装置とが、大当たり状態の生起を制御するメイン制御装置と別個に設けられているとともに、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とするか否かを、効果音制御装置、発光制御装置、図柄変動制御装置の内のいずれかで決定することにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遊技機の一実施形態であるパチンコ機を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明にかかるパチンコ機1の正面を示したものである。パチンコ機1は、周囲が機枠48で覆われており、前面の中央よりやや上側には、幅広な長方形状の前面枠49が、片開き自在に取り付けられている。前面枠49は、略中央に、円形のガラス板が嵌め込まれており、上端際の中央に、報知ランプ51が設けられている。さらに、その報知ランプ51の左右両側には、種々の効果音を発生させるためのスピーカ28,28が設置されている。また、前面枠49の後方には、遊技盤9を嵌め込み設置したミドル枠50が、片開き自在に取り付けられており、その遊技盤9の盤面には、誘導レール52によって、略円形の遊技領域2が区画されている。一方、遊技領域2の下方には、供給皿43と貯留皿44とが、上下に連設されており、貯留皿44の右側には、遊技領域2に遊技球を発射するための発射ハンドル3が突設されている。加えて、発射ハンドルのグリップには、後述する扉部材8を作動させるための開閉制御スイッチである扉開閉スイッチ32が突設されている。
【0011】
図2は、遊技領域2を拡大して示したものである。遊技領域2は、中央に、複数の障害釘4,4・・からなる鉛直な区画壁5が設けられており、左側の第1領域a1と、右側の第2領域a2との2つの領域に区分されている。区画壁5は、中央より上方に、遊技球略1個分の長さを有する第1通過孔6と、遊技球略2個分の長さを有する第2通過孔7との2つの通過孔を有しており、遊技領域2に打ち出された遊技球が、それらの通過孔6,7を通過した場合のみ、第2領域a2に遊技球が入り込むようになっている。また、第2通過孔7には、平板状の扉部材8が遊技盤9の盤面から出没するように設けられている。図3は、扉部材8の設置部分の水平断面を示したものであり、扉部材8は、駆動装置であるソレノイド10への電源のON・OFFにより、プランジャ47が遊技盤9に対して近接・離反することによって、遊技盤9の盤面から突出・盤面内に退入するようになっている。
【0012】
また、図2の如く、第1領域a1の中央よりやや上側には、第1図柄表示装置11が設けられている。第1図柄表示装置11は、液晶画面12を有しており、その液晶画面12の左表示部位13、右表示部位14、中表示部位15の各表示部位に、一桁の数字や一文字のアルファベット等の所定種類の図柄を表示することができるようになっている。さらに、第1図柄表示装置11の下方には、図柄始動口16が設けられており、その図柄始動口16の内部には、遊技球の入賞を検出する入賞検出装置17が設けられている。また、図柄始動口16の下側には、扉が前方へ開閉する形状の第1大入賞口20が設置されている。
【0013】
一方、第2領域a2の中央よりやや上側には、第2図柄表示装置18が設けられている。第2図柄表示装置18は、7セグメントのLED板19を有しており、そのLED板19に、一桁の数字やアルファベット等の所定種類の図柄を表示することができるようになっている。さらに、第2図柄表示装置18の下方には、扉が前方へ開閉する形状の第2大入賞口21が設置されている。加えて、遊技領域2には、サイドランプ22,22、電飾23,23・・、風車24,24・・等が設けられている。
【0014】
一方、図4は、パチンコ機1の背面を示したものであり、パチンコ機1の中央よりやや下側には、パチンコ機1の作動内容を制御するメイン制御装置25が設置されている。また、メイン制御装置25の上方には、第1図柄表示装置11および第2図柄表示装置18の表示内容を制御するための図柄変動制御装置26が設置されている。また、メイン制御装置25の右側には、遊技領域2に設置されたサイドランプ22,22や電飾23,23・・等の発光部材の発光を制御するための発光制御装置27と、スピーカ28,28によって発せられる効果音の内容を制御するための効果音制御装置29とが設置されている。加えて、発光制御装置27、効果音制御装置29の上方には、遊技球払出装置45が設置されている。
【0015】
また、図5は、パチンコ機1の制御機構を示したものである。メイン制御装置25は、メインCPU33、ROM,RAM等の記憶手段30等を有しており、メインCPU33が、インターフェイス31を介して、図柄始動口16内部の入賞検出装置17、扉部材8を作動させるためのソレノイド10、扉開閉スイッチ32、第1大入賞口20を作動させるための作動装置(ソレノイド等)、第2大入賞口21を作動させるための作動装置(ソレノイド等)、遊技球払出装置45等と接続されている。また、メイン制御装置25には、図柄変動制御装置26、発光制御装置27、効果音制御装置29が接続されている。加えて、メイン制御装置25には、後述する「第1抽選」において「大当たり」の生起を決定するaカウンタ等のループカウンタが内蔵されている。
【0016】
一方、図柄変動制御装置26は、図柄表示CPU34、ROM,RAM等の記憶手段35等を有している。そして、図柄表示CPU34が、インターフェイス36を介して、第1図柄表示装置11、第2図柄表示装置18等と接続されているとともに、メイン制御装置25のメインCPU33と接続されている。加えて、図柄変動制御装置26には、「大当たり」生起時に第1図柄表示装置11に表示する「大当たり図柄」を決定するbカウンタ、「大当たり」が生起しなかった場合(すなわち、「はずれ」となった場合)に、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に表示する「はずれ図柄」を決定するc〜eカウンタ、後述する「第2抽選」において「当たり」の生起を決定するfカウンタ等のループカウンタが内蔵されている。さらに、図柄変動制御装置26の記憶手段35の内部には、図6の如きbカウンタの数値に対応した「大当たり図柄」、図7の如きc〜eカウンタの数値に対応した「はずれ図柄」等が記憶されている。
【0017】
また、発光制御装置27は、発光CPU37、ROM,RAM等の記憶手段38等を有しており、発光CPU37が、インターフェイス39を介して、サイドランプ22,22、電飾23,23・・等の発光部材と接続されているとともに、メイン制御装置25のメインCPU33と接続されている。
【0018】
加えて、効果音制御装置29は、効果音CPU40、ROM,RAM等の記憶手段41等を有しており、効果音CPU40が、インターフェイス42を介して、スピーカ28,28等と接続されているとともに、メイン制御装置25のメインCPU33と接続されている。
【0019】
以下、パチンコ機1の作動内容について説明する。
【0020】
遊技者等によって発射ハンドル3が回動操作された場合には、内蔵された発射装置によって、遊技球が遊技領域2に打ち込まれる。遊技領域2に打ち込まれた遊技球が、図柄始動口16に入賞した場合には、その入賞が図柄始動口16の内部の入賞検出装置17によって検出され、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に表示されている図柄が変動する。なお、図柄の変動は、液晶画面12中の各表示部位13〜15において、「一桁の数字や一文字のアルファベット等が上から下へスクロールして別の数字やアルファベット等に切り替わる動画」を表示すること等によって行われる。
【0021】
一方、入賞検出装置17が遊技球の入賞を検出すると、メイン制御装置25において、aカウンタが、ループカウントしている数値の中から1つの数値を選択する(以下、かかるaカウンタによる数値の選択を「第1抽選」という)。そして、「第1抽選」において、aカウンタが所定の数値(たとえば、“7”)を選択したと判断された場合には、「第1大当たり」が生起し、所定の数値以外の数値を選択したと判断された場合には、「はずれ」となる。
【0022】
「第1大当たり」が生起した場合には、その旨を知らせる「大当たり報知信号」が、メイン制御装置25から図柄変動制御装置26に送信される。図柄変動制御装置26は、その「大当たり報知信号」を受けると、内蔵されたbカウンタが1つの数値を選択し、そのbカウンタによって選択された数値に対応した図柄の組み合わせ(図6参照)を、「大当たり図柄」として、第1図柄表示装置11に表示する。そして、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に「大当たり図柄」が表示された場合には、「第1大当たり状態」が生起し、第1大入賞口20が開成して、遊技球が入賞可能な状態となる。
【0023】
「第1大当たり状態」においては、第1大入賞口20は、所定個数(たとえば、9個)の遊技球の入賞を検知するまで開成し、所定個数の遊技球の入賞を検知すると閉じた状態となる。そして、第1大入賞口20に遊技球が入賞した場合には、予め設定された個数(たとえば、5個)の遊技球が、遊技球払出装置45によって、賞品球として供給皿43に払い出される。また、第1大入賞口20の中央には、Vゾーンが設けられており、所定個数の遊技球の入賞を検知するまでに、1個以上の遊技球がそのVゾーンを通過した場合には、第1大入賞口20は、一旦閉じた後に、再度、開成する。そして、「第1大当たり状態」においては、第1大入賞口20は、所定回数(たとえば、15回)だけ、かかる開閉動作を断続的に繰り返す。したがって、「第1大当たり状態」が生起すると、遊技者は、きわめて高い確率で、多くの賞品球(15×9×5個)を獲得することができる。
【0024】
また、「第1大当たり状態」が生起した場合には、メイン制御装置25から発光制御装置27、および効果音制御装置29に、「第1大当たり状態」が生起した旨の信号が送信される。発光制御装置27は、「第1大当たり状態」が生起した旨の信号を受信すると、所定のプログラムにしたがって、サイドランプ22,22、電飾23,23・・等の発光部材を発光させる。一方、効果音発光制御装置29は、「第1大当たり状態」が生起した旨の信号を受信すると、所定のプログラムにしたがって、スピーカ28,28から効果音を発生させる。
【0025】
また、「第1大当たり状態」中に図柄始動口16に遊技球が入賞した場合には、第2図柄表示装置18のLED板19に表示された図柄が変動を開始する。また、図柄変動制御装置26において、fカウンタが、ループカウントしている数値の中から1つの数値を選択する(以下、かかるfカウンタによる数値の選択を「第2抽選」という)。なお、「第1大当たり状態」以外の場合に図柄始動口16に遊技球が入賞しても、「第2抽選」は実行されない。そして、「第2抽選」において、fカウンタが所定の数値(たとえば、“7”)を選択したと判断された場合には、「第2大当たり」が生起し、所定の数値以外の数値を選択したと判断された場合には、「はずれ」となる。
【0026】
「第2大当たり」が生起した場合には、第2図柄表示装置18のLED板19に、予め設定された所定の図柄(たとえば、「7」)が表示される。そして、第2図柄表示装置18のLED板19に所定の図柄が表示された場合には、「第2大当たり状態」が生起し、第2大入賞口21が開成して、遊技球が入賞可能な状態となる。
【0027】
「第2大当たり状態」においては、第2大入賞口21は、所定個数(たとえば、9個)の遊技球の入賞あるいは所定時間の経過(たとえば、30秒)を検知するまで開成し、所定個数の遊技球の入賞あるいは所定時間の経過を検知すると閉じた状態となる。そして、第2大入賞口21に遊技球が入賞した場合には、第1大入賞口20への入賞により払い出される賞品球数より多い個数(たとえば、15個)の遊技球が、遊技球払出装置45によって、賞品球として供給皿43に払い出される。また、第2大入賞口21の開口部の中央にも、Vゾーンが設けられており、所定個数の遊技球の入賞を検知するまでに、1個以上の遊技球がそのVゾーンを通過した場合には、第2大入賞口21は、一旦閉じた後に、再度、開成する。そして、「第2大当たり状態」においては、第2大入賞口21は、所定回数(たとえば、15回)だけ、かかる開閉動作を断続的に繰り返す。
【0028】
また、「第2大当たり状態」が生起すると、遊技領域の上方の報知ランプ51が点滅を開始するとともに、扉開閉スイッチ32のプッシュ操作による扉部材8の開成(遊技盤9の盤面内に後退)が可能となる。そして、扉開閉スイッチ32のプッシュ操作によって扉部材8が開成されると、遊技球が容易に第2通過孔7を通過可能となり、通過した遊技球が高い確率で第2大入賞口21へ入賞するようになる。したがって、「第2大当たり状態」が生起すると、遊技者は、短時間の内に、きわめて高い確率で、「第1大当たり状態」のみが生起した場合よりも多くの賞品球(15×9×15個)を獲得することができる。なお、「第2大当たり状態」が生起した場合でも、扉開閉スイッチ32がプッシュ操作されず、扉部材8が閉じたままであると、遊技球がほとんど第2領域a2内へ入り込まないため、第2大入賞口21は、ほとんど遊技球球を入賞させることなく、所定時間の経過を検出することによって閉じてしまう。したがって、扉開閉スイッチ32をプッシュ操作しないと、遊技者は、多くの賞品球を獲得することができない。
【0029】
一方、「第1抽選」において「はずれ」となった場合には、その旨を知らせる「はずれ報知信号」が、メイン制御装置25から図柄変動制御装置26に送信される。図柄変動制御装置26は、その「はずれ報知信号」を受けると、内蔵されたc〜eカウンタが、それぞれ、1つの数値を選択し、それらのc〜eカウンタによって選択された数値に対応した図柄(図7参照)を、第1図柄表示装置11の各表示部位13〜15に表示する。なお、「第1抽選」において「はずれ」となった場合には、所定のプログラムが実行され、c〜eカウンタが偶発的に同一の数値を選択しても、「大当たり図柄」に相当する図柄が表示される事態は発生しない。加えて、「第2抽選」において「はずれ」となった場合には、予め設定された所定の図柄(たとえば、「F」)が、第2図柄表示装置18のLED板19に表示される。
【0030】
パチンコ機1は、上記の如く、遊技盤9の盤面上の遊技領域2が、区画壁5によって第1領域a1と第2領域a2とに区画されており、それらの各領域a1,a2に、第1大入賞口20と第2大入賞口21とが別個に設けられているとともに、第2大入賞口21への遊技球の入賞により払い出される賞品球数(15×9×15個)が、第1大入賞口20への遊技球の入賞により払い出される賞品球数(15×9×5個)よりも多く設定されているので、遊技内容がバラエティに富んでおり、趣向性が高い。
【0031】
また、パチンコ機1は、区画壁5に、第2通過孔7が設けられているとともに、開状態と閉状態とに切り替え制御可能な扉部材8が第2通過孔7に設けられているため、「第2大当たり状態」が生起した場合には、扉部材8の開閉状態の違いによって、第2大入賞口21への入賞によって払い出される賞品球の個数が異なるので、遊技内容がエキサイティングであり、遊技者の遊技に対する興味を短期間の内に消失させたりしない。
【0032】
さらに、パチンコ機1は、扉部材8の開閉制御スイッチである扉開閉スイッチ32が、機台の前面に、遊技者によって操作可能に設けられているとともに、「第2大当たり」が生起した場合にのみ、扉開閉スイッチ32による扉部材8の開閉制御を可能とするため、「第1大当たり状態」が生起した後には、遊技者は、「第2大当たり」が生起するか否か(すなわち、第2図柄表示装置18に所定の「当たり図柄」が表示されるか否か)に大きな関心を寄せるようになる。また、遊技者は、扉開閉スイッチ32の操作を介して、従来の図柄合わせタイプのパチンコ機よりも多く遊技に参加することができる。それゆえ、パチンコ機1によれば、遊技者の遊技に対する興味を長期間に亘って高く保持することができる。
【0033】
加えて、パチンコ機1は、効果音の発生を制御する効果音制御装置29と、発光部材の発光を制御する発光制御装置27と、図柄表示装置11,18による図柄変動を制御する図柄変動制御装置26とが、「大当たり状態」の生起を制御するメイン制御装置25と別個に設けられているとともに、開閉制御スイッチ32による扉部材8の開閉制御を可能とするか否か(すなわち、「第2大当たり」を生起させるか否か)を、図柄変動制御装置26で決定するため、作動中におけるメイン制御装置25の負荷が少なくて済むので、エラーが発生しにくい。また、「第1大当たり」の生起の決定と、「第2大当たり」の生起の決定とが、別々の制御装置で行われるため、「大当たり」の生起を決定するプログラムを改竄する等の不正行為を効果的に防止することができる。
【0034】
なお、本発明の遊技機の構成は、上記した各実施例の態様に何ら限定されるものではなく、遊技領域、発射ハンドル、区画壁、通過孔、扉部材、図柄表示装置、大入賞口、図柄始動口、サイドランプ、電飾、メイン制御装置、図柄変動制御装置、発光制御装置、効果音制御装置、扉開閉スイッチ、遊技球払出装置、報知ランプ等の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
【0035】
たとえば、遊技機は、遊技領域を2つに区分したものに限定されず、3つ以上の領域に区分したものでも良い。また、遊技領域を区分する区画壁は、第1通過孔と第2通過孔とを1個ずつ設けたものに限定されず、扉部材を有さない第1通過孔を2個以上設けたものや、扉部材を有する第2通過孔を2個以上設けたもの等に変更することも可能である。さらに、区画壁は、上記実施形態の如く、障害釘を隙間なく植設したものに限定されず、合成樹脂や金属製の帯状体を立設したものでも良い。
【0036】
また、遊技機は、上記実施形態の如く、予め大当たり図柄がループカウンタの数値と対応した状態で記憶手段に記憶されており、大当たり生起時に、抽選によりループカウンタによって選択された数値と対応した大当たり図柄を記憶手段から呼び出して図柄表示装置に表示するものに限定されず、大当たり生起後に、所定のプログラムによって大当たり図柄を作成して図柄表示装置に表示するもの等、別の方式によって大当たり図柄を表示するものに変更することができる。
【0037】
加えて、遊技機は、区画壁によって区分された各領域に、それぞれ、入賞に伴って遊技者に与えられる価値が異なる入賞口を設けたものであれば良く、上記実施形態の如く、区画壁によって区分された各領域に、それぞれ、入賞に伴って遊技者に与えられる賞品球数が異なる第1大入賞口や第2大入賞口を設けたものに限定されない。たとえば、区画壁によって区分された各領域に、それぞれ、変動入賞口が別個に設けられており、各変動入賞口に入賞した場合に、「大当たり状態」等の特別な遊技状態を生起させるか否かの「抽選」を実行するとともに、1つの変動入賞口への入賞に伴う「抽選」の結果として得られる特典(たとえば、払い出される賞品球数の期待値)と、他の変動入賞口への入賞に伴う「抽選」の結果として得られる特典とが異なっているもの等に変更することも可能である。
【0038】
さらに、本発明の遊技機は、図柄変動制御装置によって、切り替え制御スイッチによる扉部材の開閉状態の切り替えを可能とするか否かを決定するものに限定されず、発光制御装置や効果音制御装置によって、切り替え制御スイッチによる扉部材の開閉状態の切り替えを可能とするか否かを決定するものに変更することも可能である。
【0039】
加えて、本発明の遊技機は、所定条件の充足によって、制御スイッチによる扉部材の開閉状態の切り替え制御が可能となるものに限定されず、所定条件の充足によって、自動的に扉部材が開閉するものに変更することも可能である。なお、扉部材は、上記実施形態の如く、ソレノイドによって作動するものに限定されず、ステッピングモータによって作動するもの等に変更することも可能である。また、開閉制御スイッチは、必ずしも、発射ハンドルに設ける必要はなく、別の場所(たとえば、発射ハンドルを握った手と逆の手で操作可能な場所)に設置することも可能である。加えて、扉部材は、遊技盤の盤面から出没することによって開閉するものに限定されず、遊技盤の盤面に沿ってスライドすることによって開閉するもの等でも良い。
【0040】
なお、本発明のパチンコ機は、パチンコ機ばかりでなく、スロットマシーン等の他の遊技機として応用することも可能である。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載された遊技機は、遊技盤面上の遊技領域が、区画壁によって複数の領域に区画されており、それらの各領域に入賞口が別個に設けられているとともに、それらの各入賞口への遊技球の入賞により与えられる特典が互いに異なっているため、各領域に設けられた入賞口へ遊技球を入賞させることによって異なる特典が得られるので、遊技内容がバラエティに富んでおり、趣向性が高い。
【0042】
請求項2に記載された遊技機は、区画壁に、遊技球を通過させる通過孔が設けられているとともに、開状態と閉状態とに切り替え制御可能な扉部材が、通過孔に設けられているため、扉部材の開閉状態の違いによって、各領域の入賞口への入賞によって得られる特典の獲得確率が変化するので、遊技内容がエキサイティングであり、遊技者の遊技に対する興味を短期間の内に消失させたりしない。
【0043】
請求項3に記載された遊技機は、扉部材の開閉制御スイッチが、機台の前面に、遊技者によって操作可能に設けられているとともに、予め設定された規定条件を充足した場合にのみ、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とするものであるため、請求項3に記載された遊技機によれば、遊技者は、規定条件を充足するか否かに大きな関心を寄せるようになるとともに、開閉制御スイッチの操作を介して、従来の図柄合わせタイプのパチンコ機よりも多く遊技に参加することができるので、遊技者の遊技に対する興味を長期間に亘って高く保持することができる。
【0044】
請求項4に記載された遊技機は、効果音の発生を制御する効果音制御装置と、発光部材の発光を制御する発光制御装置と、図柄表示装置による図柄変動を制御する図柄変動制御装置とが、大当たり状態の生起を制御するメイン制御装置と別個に設けられているとともに、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とするか否かを、効果音制御装置、発光制御装置、図柄変動制御装置の内のいずれかで決定するため、作動中におけるメイン制御装置の負荷が少なくて済むので、エラーが発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】遊技領域を示す説明図である。
【図3】扉部材の設置部分を示す説明図(図2におけるA−A線断面図)である。
【図4】パチンコ機の背面図である。
【図5】パチンコ機の制御機構を示すブロック図である。
【図6】bカウンタの数値と対応した「大当たり図柄」を示す説明図である。
【図7】c〜eカウンタの数値と対応した「はずれ図柄」を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・遊技領域、4・・障害釘、5・・区画壁、6・・第1通過孔、7・・第2通過孔、8・・扉部材、9・・遊技盤、10・・ソレノイド、11・・第1図柄表示装置、18・・第2図柄表示装置、20・・第1大入賞口、21・・第2大入賞口、22・・サイドランプ、23・・電飾、25・・メイン制御装置、26・・図柄変動制御装置、27・・発光制御装置、28・・スピーカ、29・・効果音制御装置、32・・扉開閉スイッチ(開閉制御スイッチ)、a1・・第1領域、a2・・第2領域。
Claims (4)
- 遊技盤面上の遊技領域が、区画壁によって複数の領域に区画されており、それらの各領域に入賞口が別個に設けられているとともに、それらの各入賞口への遊技球の入賞により与えられる特典が互いに異なっていることを特徴とする遊技機。
- 区画壁に、遊技球を通過させる通過孔が設けられているとともに、開状態と閉状態とに切り替え制御可能な扉部材が、前記通過孔に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 扉部材の開閉制御スイッチが、機台の前面に、遊技者によって操作可能に設けられているとともに、
予め設定された規定条件を充足した場合にのみ、開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とすることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の遊技機。 - 効果音を発生するスピーカと、発光部材と、図柄を変動表示する図柄表示装置とが設けられており、予め設定された所定条件を充足した場合に、抽選を実行し、その結果、大当たりと判断した場合には、予め設定された所定の大当たり図柄を図柄表示装置に表示した後に、大当たり状態を生起させる遊技機であって、
効果音の発生を制御する効果音制御装置と、発光部材の発光を制御する発光制御装置と、図柄表示装置による図柄変動を制御する図柄変動制御装置とが、大当たり状態の生起を制御するメイン制御装置と別個に設けられているとともに、
開閉制御スイッチによる扉部材の開閉制御を可能とするか否かを、効果音制御装置、発光制御装置、図柄変動制御装置の内のいずれかで決定することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002231966A JP2004065770A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002231966A JP2004065770A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004065770A true JP2004065770A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32017563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002231966A Pending JP2004065770A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004065770A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006006411A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
JP2006025834A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6363480A (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-19 | 株式会社 三共 | 弾球遊技機 |
JPS63161983A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | 株式会社ソフイア | パチンコ機 |
JPH04126173A (ja) * | 1990-09-17 | 1992-04-27 | Takeya:Kk | パチンコ機 |
JPH09103548A (ja) * | 1996-09-12 | 1997-04-22 | Heiwa Corp | パチンコ機 |
JP2001246068A (ja) * | 2000-03-07 | 2001-09-11 | Ace Denken:Kk | 遊技機 |
JP2001300041A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-30 | Kyoraku Sangyo | パチンコ遊技機 |
-
2002
- 2002-08-08 JP JP2002231966A patent/JP2004065770A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6363480A (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-19 | 株式会社 三共 | 弾球遊技機 |
JPS63161983A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | 株式会社ソフイア | パチンコ機 |
JPH04126173A (ja) * | 1990-09-17 | 1992-04-27 | Takeya:Kk | パチンコ機 |
JPH09103548A (ja) * | 1996-09-12 | 1997-04-22 | Heiwa Corp | パチンコ機 |
JP2001246068A (ja) * | 2000-03-07 | 2001-09-11 | Ace Denken:Kk | 遊技機 |
JP2001300041A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-30 | Kyoraku Sangyo | パチンコ遊技機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006006411A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
JP2006025834A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5865105B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2004283246A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2010088509A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2001029551A (ja) | 遊技機 | |
JP2003047728A (ja) | 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
JP2003019296A (ja) | 遊技機 | |
JP2004121620A (ja) | 遊技機 | |
JP2004105295A (ja) | 遊技機 | |
JP2016093703A (ja) | 遊技機 | |
JP2004065770A (ja) | 遊技機 | |
JP6481109B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3201798B2 (ja) | 弾球遊技機の可変入賞球装置 | |
JP2840101B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4556021B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2014161375A5 (ja) | ||
JP2005211120A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2000014889A (ja) | 遊技機 | |
JP2017209584A (ja) | 遊技機 | |
JP2834820B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4461700B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4438316B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2000070490A (ja) | 遊技機 | |
JP3302392B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004105654A (ja) | 遊技機 | |
JP2005118469A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081224 |