JP2004062137A - プロジェクタ装置 - Google Patents

プロジェクタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004062137A
JP2004062137A JP2002367321A JP2002367321A JP2004062137A JP 2004062137 A JP2004062137 A JP 2004062137A JP 2002367321 A JP2002367321 A JP 2002367321A JP 2002367321 A JP2002367321 A JP 2002367321A JP 2004062137 A JP2004062137 A JP 2004062137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
green
red
blue
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002367321A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3645890B2 (ja
Inventor
Eisaku Shoji
庄司 英策
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp NEC Display Solutions Ltd
Original Assignee
NEC Viewtechnology Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Viewtechnology Ltd filed Critical NEC Viewtechnology Ltd
Priority to JP2002367321A priority Critical patent/JP3645890B2/ja
Priority to US10/454,627 priority patent/US6742898B2/en
Priority to DE60325805T priority patent/DE60325805D1/de
Priority to EP03012816A priority patent/EP1370089B1/en
Publication of JP2004062137A publication Critical patent/JP2004062137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3645890B2 publication Critical patent/JP3645890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/1006Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths
    • G02B27/102Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for generating a colour image from monochromatic image signal sources
    • G02B27/1046Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for generating a colour image from monochromatic image signal sources for use with transmissive spatial light modulators
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/106Beam splitting or combining systems for splitting or combining a plurality of identical beams or images, e.g. image replication
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • G02B27/143Beam splitting or combining systems operating by reflection only using macroscopically faceted or segmented reflective surfaces
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • G02B27/145Beam splitting or combining systems operating by reflection only having sequential partially reflecting surfaces
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • G02B27/149Beam splitting or combining systems operating by reflection only using crossed beamsplitting surfaces, e.g. cross-dichroic cubes or X-cubes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3105Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3164Modulator illumination systems using multiple light sources

Abstract

【課題】プロジェクタ装置において、単一の大型ランプに代えて、複数の小型ランプを使用できるようにする。
【解決手段】開示されるプロジェクタ装置は、ランプと反射鏡とからなる複数の光源を対向して光軸をずらして平行に配置し、各光源の光をシリンドリカルレンズを介してオフセット方向に圧縮した後、直交した反射面を有する反射ミラーによって直角に反射させて同一方向に出射光を形成する光源部30と、各光源部からの入射光を集光し偏光方向を統一して液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光の出射光を形成する集光部40と、集光部の出射光を赤,緑,青の3色光に分解して、赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させて赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成部50と、映像生成部のカラー映像光を投射する投射レンズ17とを備えている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の小出力光源を使用して高輝度を得るようにしたプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネルを用いたプロジェクタ装置は、既に知られているが、従来のこの種プロジェクタ装置では、一般に、光源に単一の大型ランプが使用されていた。
図9は、従来の液晶パネルを使用したプロジェクタ装置の例を示したものであって、図示のように、ランプ101と、反射鏡102と、インテグレータ103と、偏光変換部104と、フィールドレンズ105と、ダイクロイックミラー106,107と、液晶パネル108R,108G,108Bと、クロスダイクロイックプリズム109と、投射レンズ110とからなる概略構成を有している。
【0003】
図9に示された従来のプロジェクタ装置においては、高出力の大型ランプからなるランプ101から出射した光は、反射鏡102によって反射して平行光に変換されて、インテグレータ103に入射して中心部と周辺部との明るさを平均化されて出射したのち、偏光変換部104を経て液晶パネル108R,108G,108Bの透過特性に対応する直線偏光に変換されたのち、フィールドレンズ105を経て所要の径の平行光線に変換される。
【0004】
フィールドレンズ105から出射した光は、ダイクロイックミラー106に入射して赤色光のみが透過され、それ以外の色光は反射される。ダイクロイックミラー106を透過した赤色光は、映像の明暗に応じて赤色光を透過させる液晶パネル108Rを経て、赤色光からなる映像光を生成する。
さらに、ダイクロイックミラー106で反射した色光は、ダイクロイックミラー107に入射して緑色光が反射され、青色光が透過される。ダイクロイックミラー107で反射した緑色光は、映像の明暗に応じて緑色光を透過させる液晶パネル108Gを経て、緑色光からなる映像光を生成する。
ダイクロイックミラー106を透過した青色光は、映像の明暗に応じて青色光を透過させる液晶パネル108Bを経て、青色光からなる映像光を生成する。
【0005】
液晶パネル108Rで生成された赤色の映像光と、液晶パネル108Gで生成された緑色の映像光と、液晶パネル108Bで生成された青色の映像光とは、クロスダイクロイックプリズム109で合成されて、カラー映像光が生成される。生成されたカラー映像光は、投射レンズ110によって拡大されて、スクリーン111上に投射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプロジェクタ装置では、図9に例示されるように、光源に単一の大型ランプが使用されている。
これは、プロジェクタ装置によって高輝度の映像を得るためには、光源であるランプの出力を大きくする必要があるためである。
しかしながら、大型ランプの場合、大きなスペースを必要とするため、製品であるプロジェクタ装置を小型化することが困難なだけでなく、発生する熱量が大きいため放熱にも特別の配慮が必要になるというように、多くの問題が生じていた。
【0007】
この発明は上述の事情に鑑みてなされたものであって、大型ランプを使用しなくても、高輝度の映像を得ることが可能なプロジェクタ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明はプロジェクタ装置に係り、ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれシリンドリカルレンズを介してオフセット方向に圧縮したのち、直交して配置された反射面を有する反射ミラーによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、上記光源手段からの複数の入射光を集光するとともに偏光方向を統一して、液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光からなる単一の出射光を形成する集光手段と、上記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、上記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項2記載の発明はプロジェクタ装置に係り、ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれ第1及び第2のインテグレータを介して均等化するとともに、上記オフセット方向に圧縮して液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光に変換したのち、直交する反射面を有する反射ミラーによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、上記光源手段からの複数の入射光を集光して、単一の出射光を形成する集光手段と、上記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、上記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴としている。
【0010】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のプロジェクタ装置に係り、上記反射ミラーが、可視光を反射させるとともに、赤外光を透過させるものであることを特徴としている。
【0011】
また、請求項4記載の発明はプロジェクタ装置に係り、ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれシリンドリカルレンズを介してオフセット方向に圧縮したのち、反射面が直交するように配置された反射プリズムによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、上記光源手段からの複数の入射光を集光するとともに偏光方向を統一して、液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光からなる単一の出射光を形成する集光手段と、上記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、上記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴としている。
【0012】
また、請求項5記載の発明はプロジェクタ装置に係り、ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれ第1及び第2のインテグレータを介して均等化するとともに、上記オフセット方向に圧縮して液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光に変換したのち、反射面が直交するように配置された反射プリズムによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、上記光源手段からの複数の入射光を集光して、単一の出射光を形成する集光手段と、上記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、上記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴としている。
【0013】
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一記載のプロジェクタ装置に係り、上記ランプが、超高圧水銀灯であることを特徴としている。
【0014】
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一記載のプロジェクタ装置に係り、上記投射レンズが、ズーム機能を有することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
◇第1実施例
図1は、この発明の第1実施例であるプロジェクタ装置の構成を示す図、図2は、本実施例における光源と反射ミラーとの配置を示す図、図3は、本実施例における反射ミラーの詳細構成を示す図である。
【0016】
この例のプロジェクタ装置は、図1に示すように、ランプ1a,1bと、反射鏡2a,2bと、シリンドリカルレンズ3a,3bと、反射ミラー4a,4bと、シリンドリカルレンズ5と、インテグレータ6,7と、偏光変換部8と、フィールドレンズ9と、ダイクロイックミラー10,11と、平面鏡12a,12b,12cと、フィールドレンズ13と、コンデンサーレンズ14R,14G,14Bと、液晶パネル15R,15G,15Bと、クロスダイクロイックプリズム16と、投射レンズ17とから概略構成されている。
【0017】
これらのうち、ランプ1aと反射鏡2a、及びランプ1bと反射鏡2bは、それぞれ光源を形成するものである。また、ランプ1a,1bと、反射鏡2a,2bと、シリンドリカルレンズ3a,3bと、反射ミラー4a,4bとは光源部30を形成し、シリンドリカルレンズ5と、インテグレータ6,7と、偏光変換部8と、フィールドレンズ9とは集光部40を形成し、ダイクロイックミラー10,11と、平面鏡12a,12b,12cと、フィールドレンズ13と、コンデンサーレンズ14R,14G,14Bと、液晶パネル15R,15G,15Bと、クロスダイクロイックプリズム16とは映像生成部50を形成している。
【0018】
光源部30において、ランプ1a,1bは、例えば超高圧水銀灯からなる小型ランプで構成されている。反射鏡2a,2bは放物面鏡からなり、それぞれランプ1a,1bから放射された光を平行光線に変換する。
シリンドリカルレンズ3a,3bは、一方の面が非球面の凸面からなる楕円筒状レンズであって、入射光を楕円の短軸方向に収束して出射する。反射ミラー4a,4bは、紙面に対して手前側と奥側とにあって互いに直交するように配置された平面鏡からなり、それぞれシリンドリカルレンズ3a,3bからの出射光を直角方向に反射させるとともに、赤外光の反射を防止するコールドミラーの機能を兼ねている。
【0019】
集光部40において、シリンドリカルレンズ5は、一方の面が非球面の凹面からなる板状レンズであり、入射光を曲面の軸と直交方向に発散させて出射する。インテグレータ6,7は、表面に多数の微小矩形レンズを形成した透明板からなり、入射光の中心部と周辺部との透過光の光度を均一化するとともに、光束を平行化して偏光変換部8に対する入射光の損失を低減する。
偏光変換部8は、入射光を特定方向の直線偏光に変換して出射する。フィールドレンズ9は、偏光変換部8からの入射光を平行光線に変換して、ダイクロイックミラー10へ出射する。
【0020】
映像生成部50において、ダイクロイックミラー10は、入射光から赤色光を透過させ、それ以外の色光を反射させる。ダイクロイックミラー11は、ダイクロイックミラー10からの入射光から緑色光を反射させ、青色光を透過させる。
平面鏡12aは、ダイクロイックミラー10からの赤色光を反射させて、コンデンサーレンズ14Rに入射させる。平面鏡12bは、ダイクロイックミラー11からの青色光を反射させて、フィールドレンズ13に入射させる。平面鏡12cは、フィールドレンズ13からの青色光を反射させて、コンデンサーレンズ14Bに入射させる。
【0021】
フィールドレンズ13は、平面鏡12bからの青色光を集光して平面鏡12cに入射させる。コンデンサーレンズ14Rは、平面鏡12aからの赤色光を集光して液晶パネル15Rに入射させる。コンデンサーレンズ14Gは、ダイクロイックミラー11からの緑色光を集光して液晶パネル14Gに入射させる。コンデンサーレンズ14Bは、平面鏡12cからの青色光を集光して液晶パネル15Bに入射させる。
【0022】
液晶パネル15R,15G,15Bは、入力信号に応じて、入力光を画素ごとに空間光変調して出射する機能を有している。液晶パネル15Rは、コンデンサーレンズ14Rからの赤色光を、赤色映像の明暗に応じて透過させる。液晶パネル15Gは、コンデンサーレンズ14Gからの緑色光を、緑色映像の明暗に応じて透過させる。液晶パネル15Bは、コンデンサーレンズ14Bからの青色光を、青色映像の明暗に応じて透過させる。
クロスダイクロイックプリズム16は、液晶パネル15Rからの赤色の映像光と、液晶パネル15Gからの緑色の映像光と、液晶パネル15Bからの青色の映像光とを合成して、カラー映像光を生成する。
【0023】
投射レンズ17は、クロスダイクロイックプリズム16からのカラー映像光を拡大して、スクリーン18上に投影する。スクリーン18は白色の反射面からなり、投射レンズ17からのカラー映像を表示する。
【0024】
図2においては、図1に平面図で示されたプロジェクタ装置における、光源と反射ミラーとの具体的な配置の例として、光源部30が側面図によって示されている。
図示のように、ランプ1aと、反射鏡2aと、シリンドリカルレンズ3aは上側にあり、ランプ1bと、反射鏡2bと、シリンドリカルレンズ3bとは下側にあるように、上下方向にオフセットして配置されている。反射ミラー4aと反射ミラー4bは、それぞれの長手方向の中心軸が光源の中心軸と一致するように、中心軸X−X上に、直交して上下に配置されている。
【0025】
図3においては、図1,図2に示された反射ミラー4a,4bの具体的な配置の例が、斜視図によって示されている。
図示のように、反射ミラー4a,4bは、それぞれの短辺方向の中心軸X−Xが一致するように、直交して上下に配置されている。
なお、反射ミラー4a,4bは、ランプ1a,1bからの可視域の光は反射させるが、赤外域の光は透過させるような特性を有しており、後続の光学系に熱線を伝達させないようにするので、後続の光学系における光による発熱の影響を防止するための、コールドミラーの役目を兼ねている。
【0026】
以下、図1乃至図3を参照して、この例のプロジェクタ装置の動作について説明する。
ランプ1a,1bから出射した光は、それぞれ反射鏡2a,2bによって反射して平行光線に変換された後、それぞれシリンドリカルレンズ3a,3bに入射される。
シリンドリカルレンズ3a,3bは、一方の面が楕円筒状の凸面をなすとともに、楕円の短軸方向がランプ1a,1bのオフセット方向と一致するように配置されているので、入射光束を反射ミラー4a,4bの高さ方向に圧縮して出射する。
【0027】
反射ミラー4a,4bは直交して上下に配置されているので、反射ミラー4a,4bからの反射光は、シリンドリカルレンズ5を上下方向に2分割したそれぞれの部分に等分に入射する。
さらに、シリンドリカルレンズ5は、一方の面が楕円筒状の凹面をなしているので、入射光束を均等に発散して出射する。
このように、シリンドリカルレンズ3a,3bと、反射ミラー4a,4bと、シリンドリカルレンズ5との組み合わせによって、出射光を平均化して効率よくインテグレータ6,7に入射する作用を行っている。
【0028】
インテグレータ6,7は、透明な平面板上に微小な矩形の凸レンズを多数形成したものであって、入射光の中心部と周辺部との光量を平均化する作用を行う。
これによって、反射ミラー4a,4bからの入射光が集光されて、ダイクロイックミラー10,11及びクロスダイクロイックプリズム16に到達する際に、反射ミラー4a,4bからの入射角度の違いによる影響を受けにくくなり、従って、スクリーン18上におけるカラー映像の色むらが生じにくくなる。
【0029】
インテグレータ7を通過した光は、偏光変換部8に入射されて特定方向の直線偏光に変換されて出射する。これは、液晶パネル15R,15G,15Bが、特定方向の直線偏光を効率よく透過させる特性を有しているので、この特性と適合させるためである。
偏光変換部8からの出射光は、フィールドレンズ9を経て平行光線に変換されて、ダイクロイックミラー10に入射して、赤色光が透過されるとともに、それ以外の色光が反射される。ダイクロイックミラー10で分光された赤色光は、平面鏡12aで反射したのち、コンデンサーレンズ14Rによって集光されて液晶パネル15Rに照射される。
【0030】
また、ダイクロイックミラー10によって分光した色光は、ダイクロイックミラー11に入射して、緑色光が反射されるとともに、青色光が透過される。ダイクロイックミラー11で反射した緑色光は、コンデンサーレンズ14Gによって集光されて液晶パネル15Gに照射される。
さらに、ダイクロイックミラー11を透過した青色光は、平面鏡12bで反射され、フィールドレンズ13で平行光線に変換され、平面鏡12cで反射されたのち、コンデンサーレンズ14Bで集光されて液晶パネル15Bに照射される。
【0031】
液晶パネル15R,15G,15Bでは、それぞれの入射光に対する透過光強度が、入力映像信号の赤色光,緑色光,青色光のそれぞれの成分に応じて、画素単位で空間光変調されるので、入力映像信号の赤色光,緑色光,青色光のそれぞれの成分に対応する映像光を生じる。
液晶パネル15R,15G,15Bからのそれぞれの映像光は、クロスダイクロイックプリズム16で色合成される。クロスダイクロイックプリズム16は、赤色映像光と緑色映像光と青色映像光とを同一方向に合成して、カラー映像光として出射する。
【0032】
クロスダイクロイックプリズム16からのカラー映像光は、投射レンズ17によって拡大されて、スクリーン18上に投射されて映像として表示される。投射レンズ17は、焦点調整機能を有しているので、焦点調節を行うことによって、スクリーン18上に鮮明なカラー映像を表示することができる。
【0033】
このように、この例のプロジェクタ装置によれば、小出力の2個の小型ランプを使用することによって、高出力の大型ランプを使用しなくても、同等以上の輝度を有する映像を表示することができる。
【0034】
◇第2実施例
図4は、この発明の第2実施例であるプロジェクタ装置における、光源と反射プリズムとの配置を示す図、図5は、本実施例における反射プリズムの詳細構成を示す図である。
図4においては、光源部30Aのみが示されているが、後段の集光部40,映像生成部50及び投射レンズ17の構成は、図1に示された第1実施例の場合と同様である。
【0035】
この例のプロジェクタ装置の光源部30Aにおいては、図1に示された第1実施例の場合と比べて、反射ミラー4a,4bに代えて、反射プリズム19a,19bを有する点が異なっている。なお、ランプ1a,1bと反射鏡2a,2b及びシリンドリカルレンズ3a,3bの構成は第1実施例の場合と同様なので、これらについての詳細な説明を省略する。
【0036】
図4において、反射プリズム19a,反射プリズム19bは、それぞれ紙面に対して手前側と奥側にあって上下にオフセットして配置されていて、ランプ1aからの光は、プリズム19aに入射してその45°をなす斜面で反射して右側に出射し、ランプ1bからの光は、プリズム19bに入射してその45°をなす斜面で反射して同様に右側に出射して、集光部に入射するようになっている。
【0037】
シリンドリカルレンズ3a,3bは、第1実施例の場合と同様に、一方の面が楕円筒状の凸面をなすとともに、楕円の短軸方向がランプ1a,1bのオフセット方向と一致するように配置されているので、入射光束を反射プリズム19a,19bの高さ方向に圧縮して出射する。
従って、反射プリズム19aからの出射光と反射プリズム19bからの出射光とは、紙面の手前側と奥側とに、それぞれ紙面の奥行き方向に圧縮された状態で、図1に示すシリンドリカルレンズ5に入射し、インテグレータ6,7等を経て1つの光束にまとめられて、以降の光学系に送られる。
【0038】
図5においては、図4に示された反射プリズム19a,19bの具体的な配置の例が、斜視図によって示されている。
図5は、反射プリズム19a,19bを、図4に示す系の右側面側から見た斜視図を示し、反射プリズム19a,19bは、互いに逆向きに上下に重ねて配置されていることが示されいる。
【0039】
このように、この例のプロジェクタ装置によれば、反射ミラーに代えて反射プリズムを用いることによって、第1実施例の場合と同様の効果を得ることができる。
【0040】
◇第3実施例
図6は、この発明の第3実施例であるプロジェクタ装置の構成を示す図、図7は、本実施例における光源と反射ミラーとの配置を示す図である。
【0041】
この例のプロジェクタ装置は、図6に示すように、ランプ21a,21bと、反射鏡22a,22bと、インテグレータ23a,23bと、インテグレータ24a,24bと、偏光変換部25a,25bと、反射ミラー26a,26bと、フィールドレンズ27と、反射ミラー28a,28bと、ダイクロイックミラー10,11と、平面鏡12a,12b,12cと、フィールドレンズ13と、コンデンサーレンズ14R,14G,14Bと、液晶パネル15R,15G,15Bと、クロスダイクロイックプリズム16と、投射レンズ17とから概略構成されている。
【0042】
これらのうち、ランプ21aと反射鏡22a、及びランプ21bと反射鏡22bは、それぞれ光源を形成するものである。また、ランプ21a,21bと、反射鏡22a,22bと、インテグレータ23a,23bと、インテグレータ24a,24bと、偏光変換部25a,25bと、反射ミラー26a,26bとは、光源部30Bを形成し、フィールドレンズ27と反射ミラー28a,28bとは集光部40Aを形成し、ダイクロイックミラー10,11と、平面鏡12a,12b,12cと、フィールドレンズ13と、コンデンサーレンズ14R,14G,14Bと、液晶パネル15R,15G,15Bと、クロスダイクロイックプリズム16とは映像生成部50を形成している。
これらのうち映像生成部50と、投射レンズ17とは、図1に示された第1実施例の場合と同様なので、その構成についての詳細な説明を省略する。
【0043】
光源部30Bにおいて、ランプ21a,21bは、例えば超高圧水銀灯からなる小型ランプで構成されている。反射鏡22a,22bは放物面鏡、又は放物面に限りなく近い長楕円面鏡からなり、それぞれランプ21a,21bから放射された光を平行光線に変換する。
インテグレータ23a,24aと、インテグレータ23b,24bとは、それぞれが表面に多数の微小なレンズエレメントを組み合わせて形成した透明板からなり、照明系に組み込まれたとき照射光束の照度を均一化する作用を行うとともに、この際、インテグレータ23a,23bによって、入射光を反射ミラー26a,26bに対応する高さに縦方向に圧縮して出射する機能を有している。
【0044】
偏光変換部25a,25bは、入射光を特定方向の直線偏光に変換して出射するが、この際、インテグレータ23a,24aと、インテグレータ23b,24bとのレンズエレメントの配列と、偏光変換部25a,25bの短冊状のマイクロ構造とのピッチをそれぞれ整合させることによって、光のロスを少なくするように構成されている。
反射ミラー26a,26bは、紙面に対して手前側と奥側とにあって互いに直交するように配置された平面鏡からなり、それぞれ偏光変換部25a,25bからの出射光を直角方向に反射させるとともに、赤外光の反射を防止するコールドミラーの機能を兼ねている。
【0045】
また、集光部40Aにおいて、フィールドレンズ27は、反射ミラー26a,26bからの光を集光して反射ミラー28aに入射する。反射ミラー28aは、フィールドレンズ27からの光を直角方向に反射し、反射ミラー28bは、反射ミラー28aからの光を直角方向に反射して映像生成部50に入射する。
【0046】
図7においては、図6に平面図で示された光源部30Bにおける、光源と反射ミラーとの具体的な配置の例として、光源部30Bが側面図によって示されている。
図示のように、ランプ21aと、反射鏡22aと、インテグレータ23a,24aと、偏光変換部25aと、反射ミラー26aとは上側にあり、ランプ21bと、反射鏡22bと、インテグレータ23b,24bと、偏光変換部25bとは下側にあるように、上下方向にオフセットして配置されている。反射ミラー26aと反射ミラー26bは、それぞれの長手方向の中心軸が光源の中心軸と一致するように、中心軸X−X上に、直交して上下に配置されている。
【0047】
この例の光源部30Bにおける、反射ミラー26aと反射ミラー26bとの具体的な構成と配置は、図3に示された第1実施例の場合と同様なので、これについての詳細な説明を省略する。
【0048】
以下、図6,図7を参照して、この例のプロジェクタ装置の動作について説明する。
ランプ21a,21bから出射した光は、それぞれ反射鏡22a,22bによって反射して平行光線に変換された後、それぞれインテグレータ23a,23bに入射される。
インテグレータ23a,23bは、入射光をそれぞれ反射ミラー26a,26bの高さ方向に圧縮するとともに、入射光の中心部と周辺部との光量を平均化して出射する作用を行う。インテグレータ23a,23bからの出射光は、インテグレータ24a,24bに入射されて、さらに中心部と周辺部との出射光量を平均化されることによって、最終的に液晶パネル15R,15G,15Bに照射される照明光束の照度が均一化される。
【0049】
インテグレータ24a,24bを透過した光は、それぞれ偏光変換部25a,25bにおいて、各液晶パネルの偏光方向と一致する方向に、その偏光方向を統一される。偏光変換部25a,25bから出射された光は、それぞれ反射ミラー6a,6bによって直角方向に反射されるが、この際、反射ミラー26a,26bを図7に示されたように上下に配置することによって、フィールドレンズ27を上下に2分割した上半分と下半分とをそれぞれ照射するようになる。
これによって、フィールドレンズ27からの照明光が上下2分割されるので、それぞれの光が後段のダイクロイックミラー10,11に到達した際に、入射角度の違いによる影響を受けにくくなり、従って、スクリーン18上における色むらを軽減することができるようになる。
【0050】
フィールドレンズ27を透過した光は、反射ミラー28a,28bによって2回、直角方向に反射されてダイクロイックミラー10に入射する。反射ミラー28a,28bは、装置全体をコンパクト化するとともに、投射レンズ17を装置のセンターに配置できるようにする機能を有している。
ダイクロイックミラー10では、入力白色光から赤色光を透過して分離し、ダイクロイックミラー11では、ダイクロイックミラー10からの反射光から緑色光を反射して分離し、青色光を透過させる。
【0051】
ダイクロイックミラー10で分光された赤色光は、平面鏡12aで反射してコンデンサレンズ14Rに入射され、コンデンサレンズ14Rで集光されて液晶パネル15Rに照射される。ダイクロイックミラー11で分光された緑色光は、コンデンサレンズ14Gで集光されて液晶パネル15Gに照射される。ダイクロイックミラー11を透過した青色光は、平面鏡12bで反射し、フィールドレンズ13で集光され、平面鏡12cで反射したのち、コンデンサレンズ14Bで集光されて液晶パネル15Bに照射される。
【0052】
液晶パネル15R,15G,15Bでは、それぞれ照射された赤色光,緑色光,青色光を、それぞれの電気的入力に応じて空間光変調して、それぞれ赤色映像,緑色映像,青色映像の各部の明暗に応じた映像光を生成する。
クロスダイクロイックプリズム16は、赤色映像光と緑色映像光と青色映像光とを色合成して、カラー映像光を生成し、カラー映像光は、投射レンズ17を経て拡大されて、スクリーン18上に投影される。投射レンズ17は、焦点調整機能を有しているので、焦点調節を行うことによって、スクリーン18上に鮮明なカラー映像を表示することができる。
【0053】
このように、この例のプロジェクタ装置によれば、小出力の2個の小型ランプを使用することによって、高出力の大型ランプを使用しなくても、同等以上の輝度を有する映像を表示することができる。
【0054】
◇第4実施例
図8は、この発明の第4実施例であるプロジェクタ装置における、光源と反射プリズムとの配置を示す図である。
図8においては、光源部30Cのみが示されているが、後段の集光部40A,映像生成部50及び投射レンズ17の構成は、図6に示された第3実施例の場合と同様である。
【0055】
この例のプロジェクタ装置の光源部30Cにおいては、図6に示された第3実施例の場合と比べて、、反射ミラー26a,26bに代えて、反射プリズム29a,29bを有する点が異なっている。なお、ランプ21a,21b及び反射鏡22a,22bと、インテグレータ23a,24a及び偏光変換部25aと、インテグレータ23b,24b及び偏光変換部25bとの構成は、図6に示された第3実施例における光源部30Bの場合と同様なので、これらについての詳細な説明を省略する。
【0056】
図8において、反射プリズム29a,29bは、それぞれ紙面に対して手前側と奥側とにあって、それぞれの45°をなす斜面が互いに直交するように上下に配置された直角プリズムからなっていて、ランプ21aからの光は、プリズム29aに入射してその斜面で反射して右側に出射し、ランプ21bからの光は、プリズム29bに入射してその斜面で反射して同様に右側に出射されて、集光部に入射するようになっている。
この例における、反射プリズム29a,29bの具体的な配置は、図5に示された第2実施例の場合の反射プリズム19a,19bと同様なので、これについての詳細な説明を省略する。
【0057】
このように、この例のプロジェクタ装置によれば、光源部において、反射ミラーに代えて反射プリズムを用いることによって、第3実施例の場合と同様の効果を得ることができる。
【0058】
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えばランプ1a,1b,21a,21bとしては、超高圧水銀灯に限らず、メタルハロイドランプ,ハロゲンランプ,キセノンランプ等を使用してもよい。また、投射レンズ17として、投射距離を変えないでも投射画面の大きさを任意に変更できるようにズーム機能を有するものを用いてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のプロジェクタ装置によれば、複数の小出力の小型ランプを使用することによって、高出力の大型ランプを使用しなくても、同等以上の輝度を有する映像を表示することができる。
この際、少出力の小型のランプを使用することによって、製品であるプロジェクタ装置を小型化することが可能になるとともに、複数のランプを用いているので、ランプの交換等の場合にも一部のランプのみの交換で済むので、プロジェクタ装置の保守が容易になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるプロジェクタ装置の構成を示す図である。
【図2】同実施例における光源と反射ミラーとの配置を示す図である。
【図3】同実施例における反射ミラーの詳細構成を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例であるプロジェクタ装置における、光源と反射プリズムとの配置を示す図である。
【図5】同実施例における反射プリズムの詳細構成を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例であるプロジェクタ装置の構成を示す図である。
【図7】本実施例における光源と反射ミラーとの配置を示す図である。
【図8】本発明の第4実施例であるプロジェクタ装置における、光源と反射プリズムとの配置を示す図である。
【図9】従来の液晶パネルを使用したプロジェクタ装置の例を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b,21a,21b   ランプ
2a,2b,22a,22b   反射鏡
3a,3b,5         シリンドリカルレンズ
4a,4b,26a,26b,28a,28b   反射ミラー
6,7,23a,23b,24a,24b   インテグレータ
8,25a,25b   偏光変換部(偏光変換手段)
9,13,27     フィールドレンズ
10,11        ダイクロイックミラー
12a,12b,12c   平面鏡
14R,14G,14B   コンデンサーレンズ
15R,15G,15B   液晶パネル
16   クロスダイクロイックプリズム
17   投射レンズ
18   スクリーン
19a,19b,29a,29b   反射プリズム
30,30A,30B,30C    光源部(光源手段)
40,40A   集光部(集光手段)
50       映像生成部(映像生成手段)

Claims (7)

  1. ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれシリンドリカルレンズを介してオフセット方向に圧縮したのち、直交して配置された反射面を有する反射ミラーによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、
    前記光源手段からの複数の入射光を集光するとともに偏光方向を統一して、液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光からなる単一の出射光を形成する集光手段と、
    前記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、
    前記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれ第1及び第2のインテグレータを介して均等化するとともに、前記オフセット方向に圧縮して液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光に変換したのち、直交する反射面を有する反射ミラーによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、
    前記光源手段からの複数の入射光を集光して、単一の出射光を形成する集光手段と、
    前記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、
    前記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴とするプロジェクタ装置。
  3. 前記反射ミラーが、可視光を反射させるとともに、赤外光を透過させるものであることを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ装置。
  4. ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれシリンドリカルレンズを介してオフセット方向に圧縮したのち、反射面が直交するように配置された反射プリズムによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、
    前記光源手段からの複数の入射光を集光するとともに偏光方向を統一して、液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光からなる単一の出射光を形成する集光手段と、
    前記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、
    前記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴とするプロジェクタ装置。
  5. ランプと反射鏡とからなる複数の光源を、対向方向にそれぞれの光軸をオフセットさせて平行に配置し、それぞれの光源からの光を、それぞれ第1及び第2のインテグレータを介して均等化するとともに、前記オフセット方向に圧縮して液晶パネルの偏光方向と一致した直線偏光に変換したのち、反射面が直交するように配置された反射プリズムによってそれぞれ直角に反射させて同一方向に出射光を形成するように構成されている光源手段と、
    前記光源手段からの複数の入射光を集光して、単一の出射光を形成する集光手段と、
    前記集光手段からの出射光を赤,緑,青の3色光に分解するとともに、該分解された各色光を、それぞれ赤,緑,青の映像に応じて空間光変調する液晶パネルを透過させることによって、赤,緑,青の映像光を形成したのち合成してカラー映像光を生成する映像生成手段と、
    前記映像生成手段のカラー映像光を投射する投射レンズとを備えたことを特徴とするプロジェクタ装置。
  6. 前記ランプが、超高圧水銀灯であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一記載のプロジェクタ装置。
  7. 前記投射レンズが、ズーム機能を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一記載のプロジェクタ装置。
JP2002367321A 2002-06-07 2002-12-18 プロジェクタ装置 Expired - Fee Related JP3645890B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002367321A JP3645890B2 (ja) 2002-06-07 2002-12-18 プロジェクタ装置
US10/454,627 US6742898B2 (en) 2002-06-07 2003-06-05 Projector device
DE60325805T DE60325805D1 (de) 2002-06-07 2003-06-05 Projektionsgerät mit einer doppelten Lichtquelle
EP03012816A EP1370089B1 (en) 2002-06-07 2003-06-05 Projector device including a double light source

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002166685 2002-06-07
JP2002367321A JP3645890B2 (ja) 2002-06-07 2002-12-18 プロジェクタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004062137A true JP2004062137A (ja) 2004-02-26
JP3645890B2 JP3645890B2 (ja) 2005-05-11

Family

ID=29552398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002367321A Expired - Fee Related JP3645890B2 (ja) 2002-06-07 2002-12-18 プロジェクタ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6742898B2 (ja)
EP (1) EP1370089B1 (ja)
JP (1) JP3645890B2 (ja)
DE (1) DE60325805D1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330282A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Sony Corp 画像投影装置及び画像投影方法
JP2009031715A (ja) * 2007-06-27 2009-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 照明装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
JP2009128689A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Ricoh Co Ltd 投射型表示装置
JP2010026262A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Panasonic Corp 照明光学装置及びそれを用いた投写型表示装置
US7722193B2 (en) 2005-11-23 2010-05-25 Qisda Corporation Light source apparatus for optical projecting system
JP2011523191A (ja) * 2008-06-10 2011-08-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光出力デバイス及び方法
US8215779B2 (en) 2008-07-09 2012-07-10 Seiko Epson Corporation Projector having a plurality of light source devices

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW587195B (en) * 2003-02-21 2004-05-11 Benq Corp Light source of a projector
US7628494B2 (en) * 2004-12-07 2009-12-08 Seiko Epson Corporation Illuminating apparatus and projector
TWI303010B (en) * 2005-05-19 2008-11-11 Benq Corp Projector having a detachable light module
TWI292051B (en) * 2006-01-19 2008-01-01 Coretronic Corp Illumination system and projection apparatus
TW200728891A (en) * 2006-01-27 2007-08-01 Coretronic Corp Projector
EP2031443A4 (en) * 2006-06-02 2010-11-10 Panasonic Corp OPTICAL ILLUMINATION DEVICE AND PROJECTION DISPLAY DEVICE
GB0619943D0 (en) * 2006-10-09 2006-11-15 Digital Projection Ltd Light source
JP5268429B2 (ja) 2008-05-28 2013-08-21 キヤノン株式会社 画像表示装置および照明光学系
JP2010032944A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Panasonic Corp 投写型表示装置
WO2010116427A1 (ja) * 2009-04-08 2010-10-14 三菱電機株式会社 投写型表示装置
US8905578B2 (en) * 2011-09-26 2014-12-09 Projectdesign AG Laser array illumination for bright projectors
CN104252047A (zh) * 2013-06-26 2014-12-31 Cq科技有限公司 具有消散斑功能的激光投影系统
JP6421930B2 (ja) * 2014-01-09 2018-11-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置及び投写型映像表示装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05196892A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Canon Inc 偏光照明装置及び該偏光照明装置を用いた投写型表示装置
JP2924654B2 (ja) * 1994-07-29 1999-07-26 日本ビクター株式会社 ビデオプロジェクタ
JPH08304753A (ja) 1995-04-28 1996-11-22 Ikegami Tsushinki Co Ltd 液晶プロジェクタ
JP3888486B2 (ja) * 1997-07-25 2007-03-07 フジノン株式会社 投射型表示装置
JP4090094B2 (ja) 1997-09-19 2008-05-28 株式会社長野光学研究所 光源装置
JPH11160655A (ja) 1997-11-28 1999-06-18 Nagano Kogaku Kenkyusho:Kk 偏光光源装置
JP2000171901A (ja) * 1998-09-28 2000-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明光学装置および投写型表示装置
JP4045692B2 (ja) * 1998-10-09 2008-02-13 コニカミノルタオプト株式会社 投射型画像表示装置
JP3347676B2 (ja) * 1998-10-29 2002-11-20 キヤノン株式会社 照明装置およびそれを用いた投射型表示装置
JP2000180795A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Nec Corp プロジェクタ装置
DE19925318C1 (de) * 1999-05-27 2001-02-15 Globalpatent Consulting Gmbh Farbbildprojektor mit zeitgesteuerten LED-Lichtquellen
EP1115255A1 (en) 2000-01-04 2001-07-11 CTX Opto-Electronics Corporation Liquid crystal projector with two light sources
JP3472249B2 (ja) 2000-08-25 2003-12-02 キヤノン株式会社 複数の光源を使用する照明装置、照明制御装置及び方法、並びに、露光装置
JP2002341291A (ja) 2001-05-16 2002-11-27 Nagano Kogaku Kenkyusho:Kk 偏光光源装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330282A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Sony Corp 画像投影装置及び画像投影方法
US7722193B2 (en) 2005-11-23 2010-05-25 Qisda Corporation Light source apparatus for optical projecting system
JP2009031715A (ja) * 2007-06-27 2009-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 照明装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
JP2009128689A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Ricoh Co Ltd 投射型表示装置
JP2011523191A (ja) * 2008-06-10 2011-08-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光出力デバイス及び方法
US8215779B2 (en) 2008-07-09 2012-07-10 Seiko Epson Corporation Projector having a plurality of light source devices
JP2010026262A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Panasonic Corp 照明光学装置及びそれを用いた投写型表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE60325805D1 (de) 2009-03-05
EP1370089B1 (en) 2009-01-14
EP1370089A1 (en) 2003-12-10
JP3645890B2 (ja) 2005-05-11
US6742898B2 (en) 2004-06-01
US20030227598A1 (en) 2003-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3645890B2 (ja) プロジェクタ装置
US20050128730A1 (en) Projector optics and projector with light source of LEDs
JP2007503625A (ja) ライトパイプに基づく投影エンジン
JP2020516930A (ja) 表示システム
KR100975057B1 (ko) 투사형 화상표시장치
JP2004226613A (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
JP2004240021A (ja) 偏光変換素子および照明光学系、ならびにプロジェクタ
JP2002072083A (ja) 照明装置と液晶プロジェクタ
KR101057996B1 (ko) 투사형 화상표시장치
CN108957924B (zh) 激光照明设备及使用该设备的投影系统
WO2021093656A1 (zh) 投影系统
JP2010026260A (ja) 照明光学装置及びそれを用いた投写型表示装置
JP5505064B2 (ja) 照明装置及びそれを備えた投写型表示装置
JP5097042B2 (ja) 照明光学装置及びそれを用いた投写型表示装置
KR101058008B1 (ko) 프로젝션 시스템
JP2010026261A (ja) 照明光学装置及びそれを用いた投写型表示装置
JPH11271668A (ja) 照明光学装置および投写型表示装置
JP2011191737A (ja) 投射型表示装置
JP2010054767A (ja) 投射型画像表示装置
KR100883593B1 (ko) 프로젝션 장치
JP2004053641A (ja) 偏光照明光学系およびこれを用いた投写型表示装置
CN114384750B (zh) 一种投影装置
JP2000330204A (ja) 照明装置及び液晶プロジェクタ
JPH1164792A (ja) 照明装置および画像投影装置
KR100760104B1 (ko) 조명 장치 및 이를 이용한 프로젝션 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees