JP2004060086A - ミシン及び刺繍方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ニードルパンチ柄を目視確認しながらニードルパンチ加工を施せるようにする。また、ニードルパンチ加工と刺繍加工とを中断なく連続して施せるようにして作業効率を改善する。
【解決手段】基布4と該基布4の下側に重ね合わされた当て布5とに上方から突き刺し、上方へ引き抜かれるときに当て布5の一部繊維5aを引掛けて基布4の上面に引っ張り出すことにより基布4の上面にニードルパンチ柄16を形成するニードルパンチ針6と、上糸8が通されて基布4及び当て布5に上方から突き刺し、基布4及び当て布5の下方にある釜51の下糸52と上糸8との協動により基布4の上面に刺繍柄53を形成する刺繍針7とを備えた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基布と該基布に重ね合わせた当て布とに鉤を設けたニードルパンチ針を突き刺すことにより、鉤が当て布の繊維を引掛けて基布の表面に当て布の繊維を連れ出してニードルパンチ柄を形成するニードルパンチ加工(及び刺繍針による刺繍加工)を施すミシンに関するものである。また、ニードルパンチ柄と刺繍柄とを形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前述のニードルパンチ加工と刺繍加工とを行うミシンとしては、上面に当て布を重ねた基布を刺繍枠に展張保持して、該基布及び当て布に上方からニードルパンチ針を突き刺して基布の下面にニードルパンチ柄を形成するニードルパンチ加工と、刺繍針による刺繍加工とを施すことができるミシンが知られている(特開平11−172566号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この従来のミシンでは、ニードルパンチ加工時にはニードルパンチ柄が基布の下面に形成されたため、ニードルパンチ柄を目視確認することができないという問題があった。また、刺繍加工時には、刺繍柄が当て布又は基布の上面に形成されるので、ニードルパンチ加工から刺繍加工に移るときには、基布のニードルパンチ柄が形成された面に刺繍加工できるように基布と当て布とを刺繍枠から一旦外して裏返す必要があった。また、刺繍加工からニードルパンチ加工に移る際も、基布と当て布とを刺繍枠から外して裏返す必要があった。従って、従来のミシンは、ニードルパンチ加工と刺繍加工とを施すことができるとはいうものの、両方の加工を施す際には、基布と当て布とを刺繍枠から外して裏返すことが不可欠で、加工作業の中断が避けられず効率が悪かった。
【0004】
そこで、本発明の第一の目的は、ニードルパンチ柄を目視確認できるようにすることにある。また、本発明の第二の目的は、ニードルパンチ加工と刺繍加工とを中断することなく連続して施せるようにして、作業効率を改善することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係るミシンは、基布と該基布の下側に重ね合わされた当て布とに上方から突き刺し、上方へ引き抜かれるときに当て布の一部繊維を引掛けて基布の上面に引っ張り出すことにより基布の上面にニードルパンチ柄を形成するニードルパンチ針を備えることを特徴としている。
【0006】
また、本発明の別のミシンは、基布と該基布の下側に重ね合わされた当て布とに上方から突き刺し、上方へ引き抜かれるときに当て布の一部繊維を引掛けて基布の上面に引っ張り出すことにより基布の上面にニードルパンチ柄を形成するニードルパンチ針と、上糸が通されて基布及び当て布に上方から突き刺し、基布及び当て布の下方にある釜の下糸と上糸との協動により基布の少なくとも上面に刺繍柄を形成する刺繍針とを備えることを特徴としている。
【0007】
ニードルパンチ針の断面形状は、特に限定されないが、円柱状や角柱状(例えば三角柱状、四角柱状)等のものを例示できる。
【0008】
ニードルパンチ針の鉤の設け方は、特に限定されないが、基布及び当て布に突き刺すときには基布の繊維を引掛けないようにして基布を傷めず、引き抜く時にだけ繊維を引掛けるようにすることが好ましく、そのためには次の二態様を例示できる。
(1)ニードルパンチ針の表面に凹部が形成され、該凹部の針の先端側の縁から針の基端側の縁に向かって延びるように形成された態様。
(2)ニードルパンチ針の先端側から基端側に向かって斜め側方に突出するように設けた態様。
【0009】
鉤の位置は、特に限定されないが、ニードルパンチ針の外周に例えば10度〜180度の均等角度で適宜設定される。また、一本のニードルパンチ針に設けられる鉤の数は、特に限定されないが、例えば1〜50の範囲で適宜設定される。
【0010】
ニードルパンチ針のミシンに対する取付手段は、特に限定されないが、ニードルパンチ針を取着した針支持部材を針棒にネジ止めしてもよいし、針を針棒に直接ネジ止めしてもよい。
【0011】
ニードルパンチ針が、布から引き抜く時に鉤が繊維を引掛ける構造であり、基布と当て布とが従来より強い力で引き上げられるので、ニードルパンチ針には布押さえを設けることが好ましい。
【0012】
ニードルパンチ針及び刺繍針とミシンヘッドとの対応は、次の2態様を例示できる。
(a)ニードルパンチ針を備えるミシンヘッドと、刺繍針を備える別のミシンヘッドとがそれぞれ別に設けられた態様。
この場合、ニードルパンチ針を備えるミシンヘッドと、刺繍針を備える別のミシンヘッドとを同期駆動してもよいし、いずれかを選択して駆動するようにしてもよい。
(b)ニードルパンチ針と刺繍針との両方を備えるミシンヘッドが設けられた態様。
この場合、ニードルパンチ針と刺繍針とは同期して駆動されるようになっていても、いずれかを選択して駆動するようにしてもよい。
【0013】
本発明の刺繍製品の刺繍方法は、ニードルパンチ針を基布と該基布の下側に重ね合わされた当て布とに上方から突き刺し、上方へ引き抜くときに当て布の繊維を引掛けて基布の上面に引っ張り出すことにより基布の上面にニードルパンチ柄を形成し、上糸が通された刺繍針を基布及び当て布に上方から突き刺し、基布及び当て布の下方にある釜の下糸との協動により基布の少なくとも上面に刺繍柄を形成することにより基布と当て布とを裏返す必要性をなくしたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したミシンの実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。本実施形態のミシンには、テーブル1上に所定間隔をおいて、ニードルパンチ針6を備える複数(図示例では二つ)のミシンヘッド12と、刺繍針7を備える別の複数(図示例では二つ)のミシンヘッド32とが互い違いに設けられ、ミシンヘッド12とミシンヘッド32とを駆動するモータ2とで構成されている。
【0015】
テーブル1の上側には、四角枠状の縫製枠3が載置され、該縫製枠3は、縫製枠駆動装置(図示略)によりX方向(図1の左右方向)及びY方向(図1の前後方向)に駆動されるようになっている。また、縫製枠3には、後述する基布4と該基布4の下側に重ね合わされた当て布5とが展張保持されている。
【0016】
まず、ニードルパンチ針6を備えるミシンヘッド12について説明すると、ミシンヘッド12には、基布4と当て布5とに上方から突き刺し、上方へ引き抜かれるときに当て布5の一部繊維5aを引掛けて基布4の上面に引っ張り出すことにより基布4の上面にニードルパンチ柄16を形成するニードルパンチ針6が備えられている。
【0017】
ミシンヘッド12の内部には、針棒14が上下駆動可能に支持されている。また、針棒14の下端には、針支持部材15が取付けられている。
【0018】
針支持部材15は、平面正方形状の針支持部15aと針支持部15aの上側に突出して針棒14にネジ止めされる取付部15bとからなっている。針支持部15aの下面には、X方向とY方向とに例えば5つずつ(合計25個)の穴15cが例えば5mm間隔に形成されている。
【0019】
各穴15cには、ニードルパンチ針6の基端がそれぞれ圧入固定されている。ニードルパンチ針6は、丸棒状の基端部6aと、断面正三角形の三角柱状の途中部6bと、針先6cとで構成されている。途中部6bの三つの角には、ニードルパンチ針6の長さ方向に所定間隔をおいて二つずつ凹部6dが形成され、該凹部6dの下縁には、図3〜図4に示すように、当て布5の繊維5aを引掛けて基布4の上面に引っ張り出す鉤6eが形成されている。
【0020】
ミシンヘッド12の直下位置には、ベッド13が設けられている。ベッド13には、ニードルパンチ針6の直径よりも大きな内径を備え、各ニードルパンチ針6の進入を許容する針穴13aが設けられている。各針穴13aは、各ニードルパンチ針6の直下となる位置にそれぞれ設けられている。
【0021】
また、モータ2の回転動力が、駆動プーリ21、ベルト22、クラッチ23、軸24、伝達用歯車25を介して主軸26に伝達されることにより針棒14が上下に駆動されるようになっている。
【0022】
次に、刺繍針7を備えたミシンヘッド32について説明すると、ミシンヘッド32には、上糸8が通されて基布4及び当て布5に上方から突き刺し、基布4及び当て布5の下方にある釜51の下糸52と上糸8との協動により基布4の上面に刺繍柄53を形成する刺繍針7が備えられている。
【0023】
ミシンヘッド32の内部には、複数(図示例では5つ)の針棒34が上下駆動可能に支持されている。各針棒34の下端には、刺繍針7がそれぞれ取着されている。また、ミシンヘッド32には、針棒34とともに選択的に駆動される5つの天秤35や糸ガイド36、糸調子器37等が備えられている。
【0024】
また、ミシンヘッド32の上方後側にはスプール立38が備えられ、そのスプール立38に立てられた複数(図示例では5つ)の上糸8のスプール39から上糸8が糸ガイド36を通して糸調子器37に向け繰り出されるようになっている。
【0025】
ミシンヘッド32の後部には、針棒34や天秤35を駆動するための主軸40が備えられている。また、ミシンヘッド32の直下位置には、釜51を内蔵するベッド33が設けられている。ベッド33には、刺繍針7の直下となる位置に刺繍針7を進入させるとともに釜51から下糸52を繰り出すための針穴33aと、釜51を駆動するための釜駆動軸41が備えられている。主軸40と釜駆動軸41とは、連動歯車42と連動軸43とを用いて連動するようになっていて、モータ2の回転動力が、駆動プーリ21、ベルト22、クラッチ44、軸45、伝達用歯車46を介して伝達されることにより針棒34が刺繍針7を上下に駆動するとともにベッド33の下側の釜51が回転駆動されるようになっている。
【0026】
また、クラッチ23とクラッチ44とがベルト22を介してモータ2と接続されるとともに、クラッチ23とクラッチ44とを選択的に繋ぐことにより、ミシンヘッド12の針棒14とミシンヘッド32の針棒34とを切り替えて駆動させられるようになっている。
【0027】
次に、本実施形態のミシンを用いた刺繍方法について説明する。
(1)ニードルパンチ加工
図5に示すように、ニードルパンチデータに基づいて縫製枠3を駆動させながら、ニードルパンチ針6を駆動する。
【0028】
ニードルパンチ針6が、図3(a)に示す上死点位置から図3(b)に示す下死点位置に向かって下方へ駆動され始めると、このとき鉤6eが基布4の繊維及び当て布5の繊維5aを引掛けないので、ニードルパンチ針6は抵抗なく基布4と当て布5とに深く突き刺さる。このとき、凹部6d及び鉤6eが当て布5の下側に到達するが、基布4は傷まない。続いて、ニードルパンチ針6が上方へ駆動され始めると、図4(a)に示すように、鉤6eが当て布5の繊維5aを引掛けて上方へ引張り始め、この引張りにより当て布5は基布4に密着させられる。そして、図4(b)に示すように、ニードルパンチ針6が基布4及び当て布5から引き抜かれると、繊維5aが基布4の上面まで引っ張り出されてニードルパンチ柄16の一部を形成するとともに、基布4と当て布5とが強く密着した状態になる。
【0029】
(2)刺繍加工
図6に示すように、隣り合うミシンヘッド12とミシンヘッド32との間隔と略同一距離だけ縫製枠3がX方向に駆動され、ニードルパンチ柄16がミシンヘッド32の刺繍針7の略直下位置に移動される。そして、刺繍データに基づいて縫製枠3を駆動させながら針棒34の選択と刺繍針7を駆動する。
【0030】
このとき、上糸8が通された刺繍針7が、基布4及び当て布5に上方から突き刺され、基布4及び当て布5の下方にある釜51の下糸52と上糸8との協動により基布4の上面に刺繍柄53が形成される。
【0031】
従って、(1)のニードルパンチ加工と(2)の刺繍加工とを行うことにより、基布4の上面に刺繍柄53を含み、基布4の上面にニードルパンチ柄16をも含む刺繍製品が製造できる。なお、(1)のニードルパンチ加工と(2)の刺繍加工とは、その順に行っても逆の順に行ってもよい。
【0032】
本実施形態の刺繍方法によれば、基布4の上面にニードルパンチ柄16を形成するニードルパンチ針6を備えたことにより、ニードルパンチ柄16を目視確認することができる。これにより、ニードルパンチ柄16の状態を逐次確認しながら加工を続ける場合や、ミシンを自動運転させる場合の運転指図データ取得のための予備運転時に、特に効果的である。
【0033】
また、基布4の上面にニードルパンチ柄16を形成するニードルパンチ針6と基布4の上面に刺繍柄53を形成する刺繍針7とを備えたことで、基布4と当て布5とをX方向に駆動するだけで基布4と当て布5とを裏返すことなくニードルパンチ柄16と刺繍柄53とを基布4の上面に形成することができる。従って、ニードルパンチ加工と刺繍加工とを中断なく連続して施せるようになり作業効率が改善される。これによりニードルパンチ柄と刺繍柄とを備えた製品の生産所要時間が短縮でき、生産量を増やすことができる。
【0034】
なお、本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。
(1)ニードルパンチ針6を備えたミシンヘッド12をミシンの左半部(又は右半部)に設け、刺繍針7を備えたミシンヘッド32をミシンの右半部(又は左半部)に設けること。
(2)図7に示すように、ニードルパンチ針6と刺繍針7との両方を備えるミシンヘッド60が設けられた多針式ミシンに変更すること。
(3)なお、布押さえ自体は公知であるが、ニードルパンチ針6に布押さえを設けることが好ましい。布押さえとしては、特に限定されないが、図8に示すような、針支持部材15とニードルパンチ針6とを略包み込むとともに各ニードルパンチ針6を遊通させる穴が底部に貫設されたカップ状部材50や、各ニードルパンチ針6を遊通させる穴が形成された板部材や、全てのニードルパンチ針6を内側に遊通させる環状部材をニードルパンチ針の近傍に支持したもの等を例示できる。
(4)ニードルパンチ針6を備えたミシンヘッド12と刺繍針7を備えたミシンヘッド32とを別のモータでそれぞれ駆動すること。
(5)刺繍針7により基布4の上面と下面との両面に刺繍できるミシン構成に変更すること。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したとおり、請求項1記載のミシンによれば、ニードルパンチ柄を目視確認しながらニードルパンチ加工を施すことができる。また、請求項2、3又は4記載のミシン及び請求項5記載の刺繍方法によれば、ニードルパンチ柄を目視確認しながらニードルパンチ加工を施すことができる。さらに、ニードルパンチ加工と刺繍加工とを中断なく連続して施せるようになり作業効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るミシンを示す斜視図である。
【図2】同ミシンの要部を示す(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】同ミシンの(a)はニードルパンチ針が上死点にあるときの断面図、(b)はニードルパンチ針が下死点にきたときの断面図である。
【図4】同ミシンの(a)はニードルパンチ針が下死点から上死点に駆動されている途中の断面図、(b)はニードルパンチ針が上死点に戻ったときの断面図である。
【図5】同ミシンによるニードルパンチ加工の様子を示す斜視図である。
【図6】同ミシンによる刺繍加工の様子を示す斜視図である。
【図7】本発明の変更例を示す斜視図である。
【図8】本発明の別の変更例の要部を示す(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
4  基布
5  当て布
5a 繊維
6  ニードルパンチ針
7  刺繍針
8  上糸
16  ニードルパンチ柄
51  釜
52  下糸
53  刺繍柄

Claims (5)

  1. 基布と該基布の下側に重ね合わされた当て布とに上方から突き刺し、上方へ引き抜かれるときに前記当て布の一部繊維を引掛けて前記基布の上面に引っ張り出すことにより前記基布の上面にニードルパンチ柄を形成するニードルパンチ針を備えることを特徴とするミシン。
  2. 基布と該基布の下側に重ね合わされた当て布とに上方から突き刺し、上方へ引き抜かれるときに前記当て布の一部繊維を引掛けて前記基布の上面に引っ張り出すことにより前記基布の上面にニードルパンチ柄を形成するニードルパンチ針と、
    上糸が通されて前記基布及び当て布に上方から突き刺し、前記基布及び当て布の下方にある釜の下糸と前記上糸との協動により前記基布の少なくとも上面に刺繍柄を形成する刺繍針とを備えることを特徴とするミシン。
  3. 前記ニードルパンチ針を備えるミシンヘッドと、前記刺繍針を備える別のミシンヘッドとがそれぞれ設けられた請求項2記載のミシン。
  4. 前記ニードルパンチ針と前記刺繍針との両方を備えるミシンヘッドが設けられた請求項2記載のミシン。
  5. ニードルパンチ針を基布と該基布の下側に重ね合わされた当て布とに上方から突き刺し、上方へ引き抜くときに前記当て布の繊維を引掛けて前記基布の上面に引っ張り出すことにより前記基布の上面にニードルパンチ柄を形成し、
    上糸が通された刺繍針を前記基布及び当て布に上方から突き刺し、前記基布及び当て布の下方にある釜の下糸と前記上糸との協動により前記基布の少なくとも上面に刺繍柄を形成することにより前記基布と前記当て布とを裏返す必要性をなくしたことを特徴とする刺繍方法。
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