JP2004059208A - 屋外エレベータ - Google Patents

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Yoshinobu Abe
阿 部 義 宣
Kyoichi Matsui
松 井 京 一
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Abstract

【課題】きわめて簡単な構造で昇降ロープの振れ止めを行うことができる屋外エレベータを提供する。
【解決手段】屋外エレベータはガイドレール11に沿って昇降するエレベータかご1と、エレベータかご1の上方に配置された複数のロープ振れ止め機構4とを備えている。ロープ振れ止め機構4はガイドレール11に沿って昇降するとともに、サブロープ6により互いに連結されている。エレベータかご1の上昇および下降に伴って、ロープ振れ止め機構4も上昇しかつ下降する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路シャフトを有しない屋外エレベータに係り、とりわけ、風等による昇降ロープの振れを抑制するロープ振れ止め機構を有する屋外エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にエレベータかごを有する屋外エレベータにおいて、強風時には、エレベータかごを設計上規定した所定の退避位置に退避させるか、運行速度を半減させるなどの運行規制に沿って運用される。ロープ式エレベータにおいては、強風によるメイン/コンペンロープの空力学的抗力のため、メイン/コンペンロープが振れ回り現象を生じさせ、昇降路内機器へ障害を与えている。このようなメイン/コンペンロープの振れ回り現象は、最大の運行障害要因となり、このため強風時管制運行規定が定められている。
【0003】
従来の屋外エレベータにおいては、強風時の管制運行規定は2段階に分かれている。すなわち第1段階では低速運行を実施し、第2段階では所定の退避位置(最上階)への退避して停止させている。この第2段階の際、昇降路内全長にわたってコンペンロープが存在し、強風の風圧によりコンペンロープの振れが生じることがある。メインロープに比較してコンペンロープは予張力が低く、大きな振幅でコンペンロープが振れ回り、昇降路内機器に損傷を与える可能性や、昇降路外に振れ出ての昇降路外施設に損傷を与える可能性がある。そのため、例えば退避・停止時にコンペンロープの振れ範囲を抑制する振れ止め装置を昇降路内に設ける場合がある。
【0004】
この振れ止め機構においては、エレベータかごまたはつり合いおもりとぶつからないように、走行時は機械的動作により退避する構造とする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来から、屋外エレベータの定期的点検/整備、故障時の修理等の作業は、すべて屋外暴露環境においてなされ、安全確保に多大な労力と手間を伴っている。特に、振れ止め機構が故障した場合、安全装置が作動してエレベータかごは昇降不能(退避位置から不動)となる。このため作業者が故障した振れ止め機構取付部に到達するために、昇降路に別途設けられた梯子等を利用し、到達しなければならない。
【0006】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、きわめて簡単な構造で昇降ロープの振れ止めを行うことができる屋外エレベータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ロープにより保持され、昇降路内のガイドレールに沿って昇降する昇降体と、昇降体の上方または下方に配置され、ガイドレールに沿って昇降し、ロープの振れ止めを行う複数のロープ振れ止め機構と、各ロープ振れ止め機構を連結するサブロープとを備えたことを特徴とする屋外エレベータである。
【0008】
本発明は、各ロープ振れ止め機構は、昇降体の上方に配置され、サブロープの上端は昇降路の上方部に保持されていることを特徴とする屋外エレベータである。
【0009】
本発明は、各ロープ振れ止め機構は、昇降体の下方に配置され、サブロープの上端は昇降体の下方部に保持されていることを特徴とする屋外エレベータである。
【0010】
本発明は、ロープ振れ止め機構は、サブロープを自動巻取りする自動巻取り装置を有することを特徴とする屋外エレベータである。
【0011】
本発明は、ロープ振れ止め機構は、サブロープに緩衝部を介して連結され、サブロープによる吊上時の衝撃を抑えることを特徴とする屋外エレベータである。
【0012】
本発明は、ロープ振れ止め機構は、隣り合うロープ振れ止め機構との当接時の衝撃を抑えるための緩衝体を有することを特徴とする屋外エレベータである。
【0013】
本発明は、ロープ振れ止め機構は、昇降体の上方にn−1台配置されるとともに、各ロープ振れ止め機構はサブロープにより1/nローピングにより順次結合され、サブロープはロープの巻上機により駆動されて昇降体の上昇時に、各ロープ振れ止め機構の相対速度が等しくなるようロープ振れ止め機構を上昇させることを特徴とする屋外エレベータである。
【0014】
本発明は、サブロープは平ベルト形状を有していることを特徴とする屋外エレベータである。
【0015】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1(a)(b)は本発明による屋外エレベータの第1の実施の形態を示す図である。
【0016】
図1(a)(b)に示すように、屋外エレベータは昇降路10内に配置されたガイドレール11と、このガイドレール11に沿って昇降するエレベータかご1およびカウンタウェイト1aからなる主昇降体(昇降体)と、主昇降体のうち、例えばエレベータかご1の上方に配置されガイドレール11に沿って昇降する複数のロープ振れ止め機構4とを備えている。
【0017】
このうちエレベータかご1は、エレベータかご1の上部に取付られたメインロープ3と、エレベータかご1の下部に取付られたコンペンロープ13とにより保持されており、これらメインロープ3およびコンペンロープ13により昇降ロープが構成される。またロープ振れ止め機構4は、メインロープ3の振れ止めを行うものである。
【0018】
ところでエレベータかご1とカウンタウェイト1aとは、メインロープ3により連結され、このメインロープ3は昇降路10の上方に設置された巻上機9に巻付けられている。
【0019】
次にロープ振れ止め機構4について更に詳述する。ロープ振れ止め機構4は両端部に案内ガイド5を有し、この案内ガイド5がガイドレール11に係合することによりロープ振れ止め機構4がガイドレール11に沿って昇降するようになっている。またロープ振れ止め機構4は下方部に当て具7を有し、ロープ振れ止め機構4の降下時に、この当て具7が下方に位置する他のロープ振れ止め機構4またはエレベータかご1の受け座8に当接するようになっている。
【0020】
また各ロープ振れ止め機構4はサブロープ6により互いに連結され、サブロープ6の上端は昇降路10の上端部10aに連結されている。
【0021】
また各ロープ振れ止め機構4は、各々軽量材料からなっており、このためロープ振れ止め機構4の昇降を容易に行うことができる。
【0022】
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
【0023】
上述のようにロープ振れ止め機構4はガイドレール11に沿って、垂直方向に自由に移動することができる。巻上機9によってエレベータかご1がガイドユニット2を介してガイドレール11に沿って昇降する。エレベータかご1の上昇時には各ロープ振れ止め機構4は順次、エレベータかご1の上に載って行き、その後エレベータかご1とともに上昇し、最上階では総てのロープ振れ止め機構4がエレベータかご1上に載る。
【0024】
エレベータかご1の下降時には各ロープ振れ止め機構4は順次エレベータかご1から離れて、所定の振れ止め位置に配置される。
【0025】
この間、各ロープ振れ止め機構4によりエレベータかご1に連結されたメインロープ3の振れを抑制することができる。
【0026】
以上のように本実施の形態によれば、ロープ振れ止め機構4の故障によりエレベータを運行停止させる可能性を低減させ、例えば、サブロープ6の破断以外のロープ振れ止め機構の故障を可能な限り抑えることができる。サブロープ6の破断は、通常のエレベータ設計手法に転用・準用により、充分防止することができる。さらに、ロープ振れ止め機構4は垂直方向にのみ動作するものであり、強風が吹き始める以前からメインロープ3の振れ回り範囲を規制することができる。このためメインロープ3の振れ回り規制範囲をエレベータかご1の乗り心地維持の達成可能な狭い範囲に限定することができる。さらに、ロープ振れ止め機構4はエレベータかご1とともに昇降し、エレベータかご1とともにガイドレール11を共用することになる。このためロープ振れ止め機構4を設置するためサブロープ6のみを従来型のエレベータに取り付けるだけでよいので、既設のエレベータにも簡単にオプションとして設置することが可能である。さらに、ロープ振れ止め機構4の固定昇降路機器としてガイドレール11以外のものを有する必要が無いため、ロープ振れ止め機構4の取付位置に制約を受けることはない。
【0027】
またロープ振れ止め機構4はエレベータかご1とともに最上階またはピット底まで移動するため、昇降路10の上端部10a及び底部のみに予め設備した整備・点検区画を設けることにより、比較的安易に点検・整備・修理作業を行うことができる。
【0028】
第2の実施の形態
次に図2により本発明の第2の実施の形態について説明する。図2に示す第2の実施の形態は、ロープ振れ止め機構4の構成が異なるのみであり、他は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。
【0029】
図2において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0030】
図2に示すように、ロープ振れ止め機構4はサブロープ6を自動巻取りする自動巻取り機12を有している。ロープ振れ止め機構4の自動巻取り機12は、エレベータかご1の下降時に直上のロープ振れ止め機構4が接近してサブロープ6が緩んだ場合、サブロープ6を内蔵したスプリング又はその他の反力装置の張力を利用して巻き取るようになっている。
【0031】
本実施の形態によれば、エレベータかご1の下降時にサブロープ6が絡むことが防止される。またサブロープ6の緩みを常時防止することができるので、サブロープ6からロープ振れ止め機構4へ急激な張力が加わることはない。
【0032】
なお、本実施の形態において、ロープ振れ止め機構4を、後述のようにエレベータかご1の下方に配置してもよい(図4参照)。
【0033】
第3の実施の形態
次に図3により本発明の第3の実施の形態について説明する。図3に示す第3の実施の形態は、ロープ振れ止め機構4の構成が異なるのみであり、他は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。
【0034】
図3において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0035】
各ロープ振れ止め機構4はその上方部に、振動および中・低周波音を吸収する制振ゴムまたはスポンジ等からなる緩衝体8aを有している。またロープ振れ止め機構4はその下方部に、下方に位置するロープ振れ止め機構4の緩衝体8aに当接するバネ、弾性樹脂または油圧ダンパ等からなる当て具7aを有している。
【0036】
本実施の形態によれば、ロープ振れ止め機構4が順次互いに当接する際、その衝撃を緩和することができる。このためロープ振れ止め機構4の衝撃時にエレベータかご1内の乗客に不快感を与えることはない。
【0037】
なお、本実施の形態において、ロープ振れ止め機構4を、後述のようにエレベータかご1の下方に配置してもよい。
【0038】
第4の実施の形態
次に図4により本発明の第4の実施の形態について説明する。図4に示す実施の形態は、ロープ振れ止め機構4がエレベータかご1の下方に配置されている点が異なるのみであり、他は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。
【0039】
図4において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0040】
図4に示すように、ロープ振れ止め機構4はエレベータかご1の下方に複数配置され、案内ガイド5によってガイドレール11に沿って、垂直方向に自由に移動する。ロープ振れ止め機構4はコンペンロープ13の水平面内の振れ範囲を規制し、かつロープ振れ止め機構4はコンペンロープ13の走行を阻害しない。
【0041】
最下部のロープ振れ止め機構4は、昇降路10のピット底面18の受け座8bに載るようになっている。ピット底面18の受け座8bにより、最下部のロープ振れ止め機構4はエレベータかご1の下降時に、コンペンシーブ14等に干渉することはない。
【0042】
各ロープ振れ止め機構4は、サブロープ6により互いに連結され、サブロープ6の上端はエレベータかご1の下方部に保持されている。
【0043】
エレベータかご1がガイドユニット2を介してガイドレール11に沿って昇降する際、エレベータかご1の上昇時には各ロープ振れ止め機構4は、サブロープ6によってエレベータかご1に牽引されて、順次、受け座8bから離れる。その後、エレベータかご1に牽引されてロープ振れ止め機構4が上昇し、エレベータかご1が最上階に達すると、総てのロープ振れ止め機構4がエレベータかご1に吊下され、所定の振れ止め位置に配置される。エレベータかご1の下降時には、各ロープ振れ止め機構4は順次受け座8bに着床し、エレベータかご1が下方へ達した際には、総てのロープ振れ止め機構4は受け座8b上に積み重なる。
【0044】
なお、図4において、最下部以外のロープ振れ止め機構4は、下方部に当て具7を有している。
【0045】
第5の実施の形態
次に図5により本発明の第5の実施の形態について説明する。図5に示す実施の形態は、ロープ振れ止め機構4の構成が異なるのみであり、他は図4に示す第4の実施の形態と略同一である。
【0046】
図5において、図4に示す第4の実施の形態と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0047】
図5に示すように、ロープ振れ止め機構4は、下方に設けた緩衝部15を介してサブロープ6に連結されている。このように緩衝部15を介してサブロープをロープ振れ止め機構4に連結することにより、サブロープ6により吊上時にロープ振れ止め機構4に生じる衝撃を抑えることができる。
【0048】
第6の実施の形態
次に図6により、本発明の第6の実施の形態について説明する。
【0049】
図6に示す実施の形態は、ロープ振れ止め機構4を連結するサブロープ6が、特有の構成を有するものであり、他は図1乃至図5に示す実施の形態と略同一である。
【0050】
図6に示すように、サブロープ6は捩り荷重に対しては容易に捩れるが、引張荷重に対しては強い平ベルト形状の高強度繊維織物からなっている。すなわち、サブロープ6は風に対して容易に捩れて風圧を避け、このためサブロープ6が大きく振れることはない。
【0051】
第7の実施の形態
次に図7により、本発明の第7の実施の形態について説明する。
【0052】
図7に示す実施の形態は、エレベータかご1の上方に等間隔をおいてn−1台のロープ振れ止め機構4a,…4bが配置され、各ロープ振れ止め機構4a,…4bはサブロープ6により1/nローピングにより順次連結されている。
【0053】
すなわち各ロープ振れ止め機構4a,…4bは上シーブ17と、下シーブ同軸ドラム16とを有し、サブロープ6により1/nローピングにより連結されている。
【0054】
また昇降路10の上端部10aにも、下シーブ16が設けられている。
【0055】
サブロープ6の上端部は巻上機9に連結されており、巻上機9はエレベータかご1を巻上げる際、同時にエレベータかご1の巻上速度の1/nの速度で最上部のロープ振れ止め機構4aを巻き上げ、最上部のロープ振れ止め機構4の下シーブ同軸ドラム16により最上部から2台目のロープ振れ止め機構を1/nの速度で巻上げる。順次同様にして上のロープ振れ止め機構4の下シーブ同軸ドラム16が直下のロープ振れ止め機構をエレベータかご1の1/nの速度で巻き上げ、この結果n−1台目のロープ振れ止め機構4c(エレベータかご1直上のロープ振れ止め機構4c)はエレベータかご1の巻上速度のn−1/nの速度で巻上げる。
【0056】
このようにして、各ロープ振れ止め機構4a,…4bを各々の相対速度が等しくなるよう上昇させ、かつ下降させることができる。
【0057】
このため、エレベータかご1が最下位置にあるとき、ロープ振れ止め機構4a,…4bは等間隔に配置され、エレベータかご1が最上位置にあるとき、ロープ振れ止め機構4a,…4bはエレベータかご1上に積み重なる。
【0058】
本実施の形態によれば、巻上機9を用いて各ロープ振れ止め機構4a,…4bを駆動することにより、振れ止め機構4a,…4bをエレベータかご1の上方に等間隔をおいて配置することができる。このため振れ止め機構4a,…4bを効果的に用いてメインロープ3の振れを抑制することができる。
【0059】
またロープ振れ止め機構4a,…4bを駆動するため、巻上機9を用いることができるので、既設のエレベータシステムを利用して本発明を適用することができる。さらにロープ振れ止め機構4a,…4bを最上部までもってくることができるので、昇降路10頂部のみに予め設備した整備・点検区画を設けることにより、比較的安易に点検・整備・修理作業を行うことが出来る。
【0060】
第8の実施の形態
次に図8により、本発明の第8の実施の形態について説明する。
【0061】
図8に示す実施の形態は、ロープ振れ止め機構4の断面形状を特定の形状に定めたものであり、他は図1乃至図7に示す実施の形態と略同一である。
【0062】
図8(a)に斜視図として示すロープ振れ止め機構4は、図8(b)に示すような断面を有し、これにより下方への空力降力(ダウンフォース)を発生させている。
【0063】
なお、図8(b)に示す断面に限らず、ロープ振れ止め機構4は図8(c)に示すような断面形状を有していてもよい。図8(c)に示す断面形状は、航空機主翼の高揚力装置「固定前縁スラット」に基づいて定められている。
【0064】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、きわめて簡単な構造で昇降ロープの振れ止めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による屋外エレベータの第1の実施の形態を示す図。
【図2】本発明による屋外エレベータの第2の実施の形態を示す図。
【図3】本発明による屋外エレベータの第3の実施の形態を示す図。
【図4】本発明による屋外エレベータの第4の実施の形態を示す図。
【図5】本発明による屋外エレベータの第5の実施の形態を示す図。
【図6】本発明による屋外エレベータの第6の実施の形態を示す図。
【図7】本発明による屋外エレベータの第7の実施の形態を示す図。
【図8】本発明による屋外エレベータの第8の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
1 エレベータかご
3 メインロープ
4 ロープ振れ止め機構
6 サブロープ
7,7a 当て具
8 受け座
8a 緩衝体
9 巻上機
10 昇降路
11 ガイドレール
13 コンペンロープ
15 緩衝部

Claims (8)

  1. ロープにより保持され、昇降路内のガイドレールに沿って昇降する昇降体と、
    前記昇降体の上方または下方に配置され、前記ガイドレールに沿って昇降し、前記ロープの振れ止めを行う複数のロープ振れ止め機構と、
    各ロープ振れ止め機構を連結するサブロープとを備えたことを特徴とする屋外エレベータ。
  2. 各ロープ振れ止め機構は、前記昇降体の上方に配置され、前記サブロープの上端は前記昇降路の上方部に保持されていることを特徴とする請求項1記載の屋外エレベータ。
  3. 各ロープ振れ止め機構は、前記昇降体の下方に配置され、前記サブロープの上端は前記昇降体の下方部に保持されていることを特徴とする請求項1記載の屋外エレベータ。
  4. 前記ロープ振れ止め機構は、前記サブロープを自動巻取りする自動巻取り装置を有することを特徴とする請求項1記載の屋外エレベータ。
  5. 前記ロープ振れ止め機構は、前記サブロープに緩衝部を介して連結され、前記サブロープによる吊上時の衝撃を抑えることを特徴とする請求項1記載の屋外エレベータ。
  6. 前記ロープ振れ止め機構は、隣り合うロープ振れ止め機構との当接時の衝撃を抑えるための緩衝体を有することを特徴とする請求項1記載の屋外エレベータ。
  7. 前記ロープ振れ止め機構は、前記昇降体の上方にn−1台配置されるとともに、各ロープ振れ止め機構は前記サブロープにより1/nローピングにより順次結合され、
    前記サブロープは前記ロープの巻上機により駆動されて前記昇降体の上昇時に、各ロープ振れ止め機構の相対速度が等しくなるようロープ振れ止め機構を上昇させることを特徴とする請求項1記載の屋外エレベータ。
  8. 前記サブロープは平ベルト形状を有していることを特徴とする請求項1記載の屋外エレベータ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111372883A (zh) * 2017-09-15 2020-07-03 安利马克集团管理公司 电梯系统

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