JP2004055137A - 磁気テープおよび磁気テープカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非磁性支持体の一方の面に下塗層および磁性層を有し、非磁性支持体の他方の面にバックコート層を有する磁気テープにおいて、磁性層に添加する磁性粉として、針状の鉄系磁性粉を用いる。磁性層の厚さは0.09μm以下にする。下塗層に添加する非磁性粉として、平均粒子径が10〜100nmの板状の非磁性酸化物粒子を用いる。さらに、磁性層のテープ幅方向の温度張係数が(0〜8)×10-6/℃、湿度膨張係数は(0〜10)×10-6/%RHであり、テープ走行時に走行基準側となる一方のテープエッジまたはその反対側となるテープエッジに存在するエッジウィーブ量が0.8μm以下である構成とする。
【選択図】図4
Description
(1) 磁性層に用いる針状の鉄系磁性粉は、平均長軸長が20〜60nmの鉄系磁性粉であること(請求項2)。
(2) 磁性層に用いる針状の鉄系磁性粉は、鉄に対して、20〜40重量%のコバルトと、10〜30重量%の希土類元素から選ばれる少なくとも1つの元素と、3〜10重量%のアルミニウムとを含むこと(請求項3)。
(3) 磁性層の長手方向の角型比(Br/Bs)が0.80以上であること(請求項4)。
(4) 少なくとも下塗層に用いる板状の非磁性酸化物粒子は、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化鉄のうちから選ばれた少なくとも一種の酸化物粒子であること(請求項5)。
(5) 下塗層またはバックコート層のうちの少なくとも一方に、平均粒子径が10〜100nmの板状の導電性粒子が含有されていること(請求項6)。
(6) 磁性層またはバックコート層に、トラッキング制御用のサーボ信号が記録されていること。
磁性層の厚さは0.09μm以下とするが、0.06μm以下がより好ましい。磁性層の厚さが0.09μmを越えると厚さ損失により、再生出力が小さくなったり、短波長記録の分解能が低下するおそれがある。また、0.01μm未満では均一な塗膜を得るのが困難になるので、通常0.01μm以上である。
下塗層の厚さは、0.3〜1.0μmが好ましく、0.3〜0.8μmがより好ましい。この範囲が好ましいのは、0.3μm未満では磁気記録媒体の耐久性が悪くなる場合があり、1.0μmを越えると磁気記録媒体の耐久性向上効果が飽和するばかりでなく、磁気テープの場合は全厚が厚くなって、1巻当りのテープ長さが短くなり、記録容量が小さくなるためである。
図1の(a)〜(c)は、本発明に係る磁気テープの積層構成例を示したものである。図中の符号3は磁気テープ、符号31は非磁性支持体、符号32は下塗層、符号33は磁性層、符号34はバックコート層をそれぞれ示す。また、符号35は非磁性支持体31と下塗層32との間に設けられた中間層を示す。
図2は本発明が適用される磁気テープカートリッジの一般的な構造を示し、図3はその内部構造を示す。図2において、磁気テープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に接合してなる角箱状のケース本体1を有し、ケース本体1の内部に配置した1個のリール2に磁気テープ3を巻装している。ケース本体1の前壁6の一側端には、テープ引出口4が開口してある。テープ引出口4は、スライド開閉可能なドア5で開閉できるようになっている。リール2に巻装した磁気テープ3をケース外へ引き出し操作するために、磁気テープ3の繰り出し端にテープ引出具7が連結されている。符号20は、ドア5を閉じ勝手に移動付勢するためのドアばねを示す。
本発明は、記録容量、アクセス速度、転送速度が高い磁気テープ、具体的には〔(記録トラック幅)−(再生トラック幅)〕つまりオフトラックマージンが12μm未満と小さく、4000mm/s以上の速度で走行駆動される磁気テープを対象としている。このような磁気テープでは、オフトラックマージンが従来のものよりも小さく、しかもテープ走行速度が速いので、従来においてはトラックずれが生じなかったようなテープ幅方向の変動であってもトラックずれが生じる可能性がある。このため、オフトラックを防止する観点からはエッジウィーブ量をできるだけ小さくするのが好ましいが、そのための技術的な困難性、言い換えれば実現性を考慮すると、オフトラックマージンや、さらにはテープ走行速度および当該エッジウィーブの周期との関連においてエッジウィーブ量を特定範囲のものとするのが効果的である。
[ α/(Tw−Tr) ]≦0.07 ・・・(1)
[ α/(Tw−Tr) ]×(V/f)≦13.3[ s -1 ] ・・・(2)
ただし、
α:テープ走行時に走行基準側となる一方のテープエッジまたはその反対側となるテープエッジに存在するエッジウィーブの量(エッジウィーブ量)[単位:μm]、
Tw:記録トラック幅[単位:μm]、
Tr:再生トラック幅[単位:μm]、
V:磁気テープのテープ走行速度[単位:mm/s]、
f:当該エッジウィーブの周期[単位:mm]
である。なお、図4では磁気テープ3の走行方向をX−X’で示してある。
テープ走行異常もオフトラックの原因になる。テープ走行異常の原因には、(1)磁気テープの磁性層とスライダ(材料:ALTIC;アルミナ/チタニア/カーバイド)との動摩擦係数と、磁気テープの磁性層とガイドローラ(材質:アルミニウム)との動摩擦係数(磁気テープの磁性層とアルミニウムとの動摩擦係数は、磁気テープの磁性層とSUSとの動摩擦係数と等しいので、通常測定法が確立された後者で代用する)のアンバランス、(2)サーボ信号書き込みヘッドの形状不適切、等がある。特に、磁気テープとスライダ(ALTIC)との動摩擦係数が高いと、磁気ヘッドアレイが磁気テープの幅方向に移動する際に、磁気テープも幅方向に動くためにオフトラック量が大きくなる。したがって、磁気テープ磁性層とスライダ(材料:ALTIC)の動摩擦係数は、0.35以下にすることが好ましい。より好ましくは0.1〜0.3、さらに好ましくは0.1〜0.25である。通常、磁気テープ磁性層とSUSとの動摩擦係数は0.1〜0.3、磁気テープバックコート層とSUSとの動摩擦係数は0.1〜0.3である。なお、これらの動摩擦係数を0.10未満にすることは難しい。
〈非磁性支持体〉
非磁性支持体の幅方向の温度膨張係数は、〔(−10)〜8〕×10-6/℃が好ましく、〔(−10)〜5〕×10-6/℃がより好ましい。この範囲が好ましいのは、この範囲を外れた場合に、磁気テープの幅方向の温度膨張係数の絶対値が、(0〜8)×10-6/℃の範囲から外れるため、オフトラックが生じ、エラーレートが大きくなるためである。
下塗層と磁性層とを含んでなる塗布層に、役割の異なる潤滑剤を使用することができる。下塗層には磁性層と下塗層に含まれる全粉体に対して0.5〜5.0重量%の高級脂肪酸を含有させ、0.2〜3.0重量%の高級脂肪酸のエステルを含有させると、ヘッドとの摩擦係数が小さくなるので好ましい。この範囲の高級脂肪酸添加が好ましいのは0.5重量%未満では、摩擦係数低減効果が小さく、5.0重量%を越えると下塗層が可塑化してしまい強靭性が失われるおそれがあるからである。また、この範囲の高級脂肪酸のエステル添加が好ましいのは、0.2重量%未満では、摩擦係数低減効果が小さく、3.0重量%を越えると磁性層への移入量が多すぎるため、テープとヘッドが貼り付く等の副作用を生じるおそれがあるためである。脂肪酸としては、炭素数10以上の脂肪酸を用いるのが好ましい。炭素数10以上の脂肪酸としては、直鎖、分岐、シス・トランスなどの異性体のいずれでもよいが、潤滑性能にすぐれる直鎖型が好ましい。このような脂肪酸としては、たとえば、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸などが挙げられる。これらの中でも、ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸などが好ましい。磁性層における脂肪酸の添加量としては、下塗層と磁性層の間で脂肪酸が転移するので、特に限定されるものではなく、磁性層と下塗層を合わせた脂肪酸の添加量を上記の量とすればよい。下塗層に脂肪酸を添加すれば、必ずしも磁性層に脂肪酸を添加しなくてもよい。
非磁性支持体の他方の面には、走行性向上を目的に、厚さ0.2〜0.6μmの従来公知のバックコート層を設けるのが望ましい。この範囲が良いのは、0.2μm未満では走行性向上効果が不充分となり、0.6μmを超えるとテープ全厚が厚くなって1巻当たりの記録容量が小さくなるためである。バックコート層とSUSとの動摩擦係数は0.10〜0.30が好ましく、0.10〜0.25がより好ましい。この範囲が好ましいのは、0.10未満になるとガイド部分で滑りやすく走行が不安定になり、0.30を越えるとガイドローラが汚れやすくなるためである。また、[(μmsl )/(μbsus)]は0.8〜1.5が好ましく、0.9〜1.4がより好ましい。この範囲が好ましいのは、磁気テープの蛇行によるトラッキングずれ(オフトラック)が小さくなるためである。
磁気テープを製造するに当たっては、磁性層に対し、次に述べるラッピング、ロータリーおよびティッシュの各処理からなるLRT処理を施す。これにより、表面の平滑性、MRヘッドのスライダ材料やシリンダ材料との動摩擦係数や表面粗さ、表面形状が最適化され、磁気テープの走行性の向上、スペーシングロスの低減、MR再生出力の向上を図ることができる。
まず、この実施例で用いた板状形状を有する酸化物粒子の合成について説明する。
375モルの水酸化ナトリウムと50lの2−アミノエタノールを400lの水に溶解し、アルカリ水溶液を調整した。このアルカリ水溶液とは別に、37モルの塩化アルミニウム(III)七水和物を200lの水に溶解して塩化アルミニウム水溶液を調整した。前記アルカリ水溶液に前記塩化アルミニウム水溶液を滴下して、水酸化アルミニウムを含む沈殿物を作製し、その後塩酸を滴下することにより、pHを10.2にした。この沈殿物を懸濁液の状態で20時間熟成させたのち、約1000倍の水で水洗した。次に、上澄み液を除去した後、この沈殿物の懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH10.0に再調整し、オートクレーブに仕込み、200℃で2時間、水熱処理を施した。
375モルの水酸化ナトリウムと50lの2−アミノエタノールを400lの水に溶解し、アルカリ水溶液を作成した。このアルカリ水溶液とは別に、37モルの塩化第二鉄(III)七水和物を200lの水に溶解した。この塩化第二鉄水溶液と前記アルカリ水溶液を12℃に保持した状態で、前記アルカリ水溶液に、塩化第二鉄水溶液を滴下して、水酸化鉄を含む沈殿物を作製した。このときのpHは、11.3であった。次に室温で約20時間放置した後、1000倍の水で洗浄した後、上澄液を除去し、水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを11.3に調整し、オートクレーブに仕込んで、150℃で2時間の水熱処理を施した。
375モルの水酸化ナトリウムと50lの2−アミノエタノールを400lの水に溶解して、アルカリ水溶液を調製した。これとは別に、33.5モルの塩化インジウム(III)四水和物と3.5モルの塩化スズ(IV)五水和物を200lの水に溶解して、塩化スズと塩化インジウムの水溶液を調製した。前者のアルカリ水溶液に、後者の塩化スズと塩化インジウムの水溶液を滴下して、スズとインジウムから成る水酸化物あるいは水和物の沈殿を作製した。このときのpHは10.2であった。この沈殿物を懸濁液の状態で20時間熟成させたのち、pHが7.6になるまで水洗した。
(1)
・板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm) 40部
・板状ITO粒子(平均粒子径:40nm) 60部
・ステアリン酸(潤滑剤) 2部
・塩化ビニル−ヒドロキシプロピルアクリレート共重合体 8.8部
(含有−SO3 Na基:0.7×10-4当量/g)
・ポリエステルポリウレタン樹脂 4.4部
(含有−SO3 Na基:1.0×10-4当量/g)
・シクロヘキサノン 25部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 10部
(2)
・ステアリン酸ブチル(潤滑剤) 1部
・シクロヘキサノン 70部
・メチルエチルケトン 50部
・トルエン 20部
(3)
・ポリイソシアネート(架橋剤) 2.0部
・シクロヘキサノン 10部
・メチルエチルケトン 15部
・トルエン 10部
《磁性層用塗料成分》
(1)混練
・強磁性鉄系金属粉 100部
〔Co/Fe:25wt%、
Y/Fe:25wt%、
Al/Fe:6wt%、
σs :99A・m2 /kg、
Hc:215kA/m、
平均長軸長:45nm〕
・塩化ビニル−ヒドロキシプロピルアクリレート共重合体 12.3部
(含有−SO3 Na基:0.7×10-4当量/g)
・ポリエステルポリウレタン樹脂 5.5部
(含有−SO3 Na基:1.0×10-4当量/g)
・板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm) 10部
・板状ITO粒子(平均粒子径:40nm) 5部
・メタルアシッドホスフェート 2部
・テトロヒドロフラン(THF) 9部
・メチルエチルケトン/シクロヘキサノン(MEK/A) 20部
(2)希釈工程
・パルミチン酸アミド 1.5部
・ステアリン酸n−ブチル 1.0部
・テトラヒドロフラン 65部
・メチルエチルケトン 245部
・トルエン 85部
(3)配合
・ポリイソシアネート(架橋剤) 2.0部
・シクロヘキサノン 30部
・カーボンブラック(平均粒子径:25nm) 9部
・カーボンブラック(平均粒子径:0.35μm) 1部
・板状酸化鉄粒子(平均粒子径:50nm) 10部
・板状ITO粒子(平均粒子径:40nm) 80部
・ニトロセルロース(H1) 44部
・ポリエステルポリウレタン樹脂 30部
(含有−SO3 Na基:1.0×10-4当量/g)
・シクロヘキサノン 260部
・トルエン 260部
・メチルエチルケトン 525部
磁性層用塗料の成分中、板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm)10部、板状ITO粒子(平均粒子径:40nm)5部の代わりに、粒状アルミナ粒子(平均粒子径:80nm)10部、カーボンブラック(平均粒子径:75nm)2部を用いた以外は、実施例1と同様にして実施例2のコンピュータ用テープを作成した。
バックコート層用塗料の成分中、カーボンブラック(平均粒子径:25nm)9 部、カーボンブラック(平均粒子径:0.35μm)1部、板状酸化鉄粒子(平均粒子径:50nm)10部、板状ITO粒子(平均粒子径:40nm)80部の代わりに、カーボンブラック(平均粒子径:25nm)80部、カーボンブラック(平均粒子径:0.35μm)10部、粒状酸化鉄粒子(平均粒子径:0.4μm)10部を用いた以外は、実施例2と同様にして実施例3のコンピュータ用テープを作成した。
下塗層用塗料の成分中、板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm)40部、板状ITO粒子(平均粒子径:40nm)60部の代わりに、板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm)70部、カーボンブラック(平均粒子径:25nm)30部を用いた以外は、実施例3と同様にして実施例4のコンピュータ用テープを作製した。
スリットマシンの構成要素を、テンションカットローラをサクションタイプの吸引部を多孔質金属を埋め込んだメッシュサクション、刃物駆動部に動力を伝達する機構を持たないモーター直結のダイレクトドライブから、テンションカットローラを通常のサクションタイプ、刃物駆動部に動力を伝達する機構をゴムベルトとゴムカップリングに変更した以外は実施例1と同様にして、実施例5のコンピュータ用テープを作製した。
磁性粉を、強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:25wt%、Y/Fe:25wt%、Al/Fe:6wt%、σs :99A・m2 /kg、Hc:215kA/m、平均長軸長:45nm〕の代わりに強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:21wt%、Y/Fe:8wt%、Al/Fe:6wt%、σs :155A・m2 /kg、Hc:188.2kA/m、平均長軸長:45nm〕に変更した以外は、実施例2と同様にして実施例6のコンピュータ用テープを作成した。
磁性粉を、強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:25wt%、Y/Fe:25wt%、Al/Fe:6wt%、σs :99A・m2 /kg、Hc:215kA/m、平均長軸長:45nm〕の代わりに強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:25wt%、Y/Fe:9.3wt%、Al/Fe:3.5wt%、σs :155A・m2 /kg、Hc:188.2kA/m、平均長軸長:100nm〕に変更した以外は、実施例3と同様にして実施例7のコンピュータ用テープを作成した。
磁性粉を、強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:25wt%、Y/Fe:25wt%、Al/Fe:6wt%、σs :99A・m2 /kg、Hc:215kA/m、平均長軸長:45nm〕の代わりに強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:22wt%、Y/Fe:23wt%、Al/Fe:10wt%、σs :92A・m2 /kg、Hc:111.4kA/m、平均長軸長:30nm〕に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例8のコンピュータ用テープを作成した。
磁性粉を、強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:25wt%、Y/Fe:25wt%、Al/Fe:6wt%、σs :99A・m2 /kg、Hc:215kA/m、平均長軸長:45nm〕の代わりに強磁性鉄系金属粉〔Co/Fe:21wt%、Y/Fe :14wt%、Al/Fe:5wt%、σs :119A・m2 /kg、Hc:181.4kA/m、平均長軸長:60nm〕に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例9のコンピュータ用テープを作成した。
下塗層用塗料の成分中、板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm)40部、板状ITO粒子(平均粒子径:40nm)60部の代わりに、針状酸化鉄粒子(平均粒子径:100nm)60部、粒状アルミナ粒子(平均粒子径:80nm)10部、カーボンブラック(平均粒子径:25nm)30部を用い、スリットマシンの構成要素を、テンションカットローラをサクションタイプの吸引部を多孔質金属を埋め込んだメッシュサクション、刃物駆動部に動力を伝達する機構を持たないモーター直結のダイレクトドライブから、テンションカットローラを通常のサクションタイプ、刃物駆動部に動力を伝達する機構をゴムベルトとゴムカップリングに変更した以外は実施例7と同様にして、比較例1のコンピュータ用テープを作製した。
下塗層用塗料の成分中、板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm)の代わりに、板状アルミナ粒子(平均粒子径:150nm)を用い、スリットマシンの構成要素を、テンションカットローラをサクションタイプの吸引部を多孔質金属を埋め込んだメッシュサクション、刃物駆動部に動力を伝達する機構を持たないモーター直結のダイレクトドライブから、テンションカットローラを通常のサクションタイプ、刃物駆動部に動力を伝達する機構をゴムベルトとゴムカップリングに変更した以外は実施例4と同様にして、比較例2のコンピュータ用テープを作製した。
下塗層用塗料の成分中、板状アルミナ粒子(平均粒子径:50nm)40部、板状ITO粒子(平均粒子径:40nm)60部の代わりに、針状酸化鉄粒子(平均粒子径:100nm)60部、粒状アルミナ粒子(平均粒子径:80nm)10部、カーボンブラック(平均粒子径:25nm)30部を用い、スリットマシンの構成要素を、テンションカットローラをサクションタイプの吸引部を多孔質金属を埋め込んだメッシュサクション、刃物駆動部に動力を伝達する機構を持たないモーター直結のダイレクトドライブから、テンションカットローラを通常のサクションタイプ、刃物駆動部に動力を伝達する機構をゴムベルトとゴムカップリングに変更した以外は実施例3と同様にして、比較例3のコンピュータ用テープを作製した。
テープの電磁変換特性測定には、ドラムテスターを用いた。ドラムテスターには電磁誘導型ヘッド(トラック幅25μm、ギャップ長0.1μm)とMRヘッド(トラック幅8μm)を装着し、誘導型ヘッドで記録、MRヘッドで再生を行った。両ヘッドは回転ドラムに対して異なる場所に設置されており、両ヘッドを上下方向に操作することで、トラッキングを合わせることができる。磁気テープはカートリッジに巻き込んだ状態から適切な量を引き出して廃棄し、更に60cmを切り出し、更に4mm幅に加工して回転ドラムの外周に巻き付けた。
エラーレートは、薄手テープも測定できるように改造したLTOドライブを用いて記録(記録波長0.55μm)・再生することによって求めた。エラーレートは、ドライブから出力されるエラー情報(エラービット数)をもとに、下式より求めた。
作製した磁気テープ原反の幅方向から、幅12.65mm、長さ150mmの試料を準備し、温度膨張係数は、20℃、60%RHと40℃、60%RHとの試料長の差から、求めた。湿度膨張係数は、20℃、30%RHと20℃、70%RHとの試料長の差から、求めた。ここで求めた温度膨張係数および湿度膨張係数は、いずれもテープ幅方向におけるものである。
走行基準側となるテープエッジにおけるエッジウィーブ量は、サーボライター(走行速度5m/s)にエッジウィーブ量測定装置(キーエンス社製)を取り付け、テープ長さ50mにわたって連続測定した。ついで、得られたエッジウィーブ量のフーリエ解析を行い、周期f(mm)のエッジウィーブ量を求めた。テープ走行速度を、V(mm/s)としたときの周波数V/f(1/s)が50(1/s)以上の成分がオフトラックの原因になるので、本発明でいうエッジウィーブ量とは、V/f(1/s)が50(1/s)以上のものをいう。実施例、比較例ではV/f(V=4000mm/s,f=65mm)=61.5(1/s)のエッジウィーブ量を求めた。エッジウィーブオフトラック量はLTOドライブ装置でテープを走行させ求めた。
温度10℃、湿度10%RHから、温度29℃、湿度80%RHに環境が変化したときのトラック位置の最大ズレ量(サーボトラックから1400μm離れた位置のトラックズレ)をテープの温度膨張係数、湿度膨張係数からもとめた。
上記エッジウィーブオフトラック量と温度、湿度オフトラック量の合計値から、記録トラック幅12μm、再生ヘッドトラック幅10μmの条件で記録再生を行ったときの、同一装置を使用した場合の出力低下量と、トラック位置が1.5μmずれた装置を使用した場合の出力低下量を計算によりもとめた。
2 リール
3 磁気テープ
3・3' テープエッジ
31 非磁性支持体
32 下塗層
33 磁性層
34 バックコート層
α エッジウィーブ量
f エッジウィーブ
Claims (13)
- 非磁性支持体と、非磁性支持体の一方の面に設けられた、非磁性粉を含む下塗層と、この下塗層の上側に設けられた、磁性粉を含む磁性層とを有し、
非磁性支持体の他方の面に、非磁性粉を含むバックコート層を有する磁気テープであって、
前記磁性粉が針状の鉄系磁性粉で、
前記磁性層の厚さが0.09μm以下で、
前記下塗層中の非磁性粉として、平均粒子径が10〜100nmの板状の非磁性酸化物粒子を含有することを特徴とする磁気テープ。 - 針状の鉄系磁性粉は、平均長軸長が20〜60nmの鉄系磁性粉である、請求項1記載の磁気テープ。
- 針状の鉄系磁性粉は、鉄に対して、20〜40重量%のコバルトと、10〜30重量%の希土類元素から選ばれる少なくとも1つの元素と、3〜10重量%のアルミニウムとを含む、請求項2記載の磁気テープ。
- 磁性層の長手方向の角型比(Br/Bs)が0.80以上である、請求項3記載の磁気テープ。
- 板状の非磁性酸化物粒子は、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化鉄のうちから選ばれた少なくとも一種の酸化物粒子である、請求項1ないし4のいずれかに記載の磁気テープ。
- 下塗層またはバックコート層のうちの少なくとも一方に、平均粒子径が10〜100nmの板状の導電性粒子が含有されている、請求項1ないし5のいずれかに記載の磁気テープ。
- 磁性層またはバックコート層に、トラッキング制御用のサーボ信号が記録されている、請求項1ないし6のいずれかに記載の磁気テープ。
- 非磁性支持体と、非磁性支持体の一方の面に設けられた、非磁性粉を含む下塗層と、この下塗層の上側に設けられた、磁性粉を含む磁性層とを有し、
非磁性支持体の他方の面に、非磁性粉を含むバックコート層を有する磁気テープであって、
前記磁性粉が針状の鉄系磁性粉で、
前記磁性層のテープ幅方向の温度張係数が(0〜8)×10-6/℃、湿度膨張係数が(0〜10)×10-6/%RHで、
テープ走行時に走行基準側となる一方のテープエッジまたはその反対側となるテープエッジに存在するエッジウィーブ量が0.8μm以下であることを特徴とする磁気テープ。 - 針状の鉄系磁性粉は、平均長軸長が20〜60nmの鉄系磁性粉である、請求項8記載の磁気テープ。
- 箱状のケース本体の内部に、請求項1ないし9のいずれかに記載の磁気テープを巻装した1個のリールが配置されており、当該磁気テープに記録されたサーボ信号によってトラッキング制御されることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
- サーボ信号は、磁気テープの磁性層またはバックコート層に磁気信号として記録されている、請求項10記載の磁気テープカートリッジ。
- サーボ信号は、磁気テープのバックコート層に光学信号として記録されている、請求項10記載の磁気テープカートリッジ。
- 磁気テープにおける磁気記録信号は、磁気抵抗効果型素子を利用した再生ヘッドによって再生される、請求項10ないし12のいずれかに記載の磁気テープカートリッジ。
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