JP2004054776A - 携行荷物の受け渡し支援システム - Google Patents

携行荷物の受け渡し支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】荷物引取時の旅客の負担を軽減し、スムーズな引渡しを可能にする。
【解決手段】出発ターミナル100において、旅客から携行荷物10を預かり、ユニークなタグIDを書込んだ非接触型ICタグ11を取り付けるとともに、当該旅客の所持する携帯電話20のメールアドレス(または電話番号)を識別コードとして入手する。対応関係定義手段30において、タグIDと識別番号との対応づけがなされ、対応関係記憶手段40に格納される。到着ターミナル200では、搬送路L上にタグID読取手段50が設けられ、非接触型ICタグ11のタグIDを読取る。引渡情報送信手段60は、対応関係記憶手段40を参照して、読取ったタグIDに対応する識別コードを認識し、該当する携帯電話20に引渡の場所および時間をメールや電話発呼によって通知する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携行荷物の受け渡し支援システムに関し、特に、空港や駅などのターミナルで、旅客の携行荷物を受け渡しする作業を支援するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
空港や駅などの出発ターミナルでは、機内あるいは車内に持ち込むことのできない大型バッゲージなどの携行荷物(いわゆる手荷物)を旅客から一時的に預かり受け、到着ターミナルにおいてこれを旅客に引き渡す運用が行われている。たとえば、出発ターミナルとなる空港では、通常、航空会社のカウンターで行われる搭乗手続において、旅客から携行荷物を預かり受け、これに紙製のバッゲージタグを添付する作業が行われる。このバッゲージタグには、数字あるいはバーコードなどの形でタグIDが記載されており、このタグIDを目視により、あるいはバーコードリーダなどで読み取り、旅客の個人情報や搭乗予定の便名などのデータとともにコンピュータに入力する処理が行われる。このようにコンピュータに入力されたデータに基づき、タグIDが付与された個々の携行荷物の行き先を決定することができるので、各携行荷物を各旅客が到着するターミナルまで正確に届けることが可能になる。
【0003】
旅客は、到着ターミナルにおいて、自己の携行荷物の引き渡しを受ける。たとえば空港の場合、通常、航空機に積載されてきた積み荷が一括してベルトコンベヤからなる搬送路上に流される。旅客は、このベルトコンベヤ上に流れてくる多数の荷物の中から、自己の携行荷物を見付けだし、これを引き取ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
都市に隣接する大型の空港ターミナルなどでは、毎日、多数の航空機が発着し、多数の利用客が携行荷物の引き渡しを受けることになる。このような大型のターミナルでは、携行荷物の搬送路が複数設けられているのが普通であり、搬送路を構成するベルトコンベヤは、複数のラインに分かれている。このため、旅客は、まず、自分の携行荷物がどのラインへ流れてくるのかを確認する必要がある。通常、空港ターミナルでは、個々の到着便ごとに携行荷物がどのラインに流れてくるのかを報知する情報を旅客に提示しているが、必ずしもすべての旅客が正しいラインを認識できるわけではない。また、正しいラインを認識できた場合であっても、自己の携行荷物が実際に流れてくる時刻を予想することが困難であるため、ベルトコンベヤ上に流れてくる多数の荷物を注視しながら、自己の携行荷物を発見する作業を行わねばならない。
【0005】
このように、従来の携行荷物の受け渡しシステムでは、荷物引取時における旅客の労力が大きく、自己の荷物を取り損ねたり、取り間違えたりする事例も少なくない。また、多数の旅客が自己の荷物を探し求めて引渡場所周辺に集まることになるので、無用な混雑を生む要因にもなっている。
【0006】
そこで本発明は、荷物引取時の旅客の負担を軽減し、スムーズな引渡しが可能となる携行荷物の受け渡し支援システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)  本発明の第1の態様は、出発ターミナルで旅客の携行荷物を預かり受け、これを到着ターミナルで引き渡す際の受け渡しを支援する携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
出発ターミナルにおいて、旅客から預かり受けるべき携行荷物に取り付けるタグに付与されたタグIDと、旅客が携帯する携帯型端末装置の識別コードと、の対応関係を定義する対応関係定義手段と、
この対応関係定義手段において対応関係が定義されたタグIDと識別コードとを記憶する対応関係記憶手段と、
到着ターミナルにおいて、旅客に引き渡すべき携行荷物に取り付けられたタグに付与されているタグIDを読み取るタグID読取手段と、
対応関係記憶手段内の情報を参照して、タグID読取手段によって読み取られた特定のタグIDに対応する特定の識別コードを認識し、特定の識別コードをもつ特定の携帯型端末装置に対して、特定のタグIDが付与されたタグが取り付けられた特定の携行荷物の到着ターミナル内における引渡場所もしくは引渡時間またはこれら双方を指示する引渡情報を送信する引渡情報送信手段と、
を設けるようにしたものである。
【0008】
(2)  本発明の第2の態様は、上述の第1の態様に係る携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
複数のタグID読取手段を、それぞれ異なる引渡場所へ荷物を搬送する複数の搬送路上に設置するようにし、
引渡情報送信手段が、特定のタグIDを読み取ったタグID読取手段が設置されている搬送路についての引渡場所を指示する引渡情報を、特定のタグIDに対応する特定の識別コードをもつ特定の携帯型端末装置に対して送信するようにしたものである。
【0009】
(3)  本発明の第3の態様は、上述の第1または第2の態様に係る携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
引渡情報送信手段が、特定の携行荷物に関するタグIDの読取時刻に基いて、特定の携行荷物の引渡場所への到達時刻を予想し、当該到達時刻もしくは当該到達時刻に至るまでの時間を引渡情報として送信するようにしたものである。
【0010】
(4)  本発明の第4の態様は、上述の第1〜第3の態様に係る携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
対応関係定義手段が、旅客の携行荷物に取り付けるタグに所定のタグIDを書き込む機能と、旅客が携帯する携帯型端末装置の識別コードを読み取る機能と、を有し、書き込んだタグIDと読み取った識別コードとの間に1対1の対応関係を定義するようにしたものである。
【0011】
(5)  本発明の第5の態様は、上述の第4の態様に係る携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
対応関係定義手段が、非接触型ICタグに対して所定のタグIDを非接触方式で書き込む機能と、携帯型端末装置に装着されたUIMに記録された識別コードを非接触方式で読み取る機能と、を有するようにしたものである。
【0012】
(6)  本発明の第6の態様は、上述の第5の態様に係る携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
タグID読取手段が、非接触型ICタグに書き込まれたタグIDを非接触方式で読み取る機能を有するようにしたものである。
【0013】
(7)  本発明の第7の態様は、上述の第1〜第6の態様に係る携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
引渡情報送信手段が、携帯型端末装置としての携帯電話に対して、文字列からなるメールもしくは音声により引渡情報を送信する機能を有するようにしたものである。
【0014】
(8)  本発明の第8の態様は、上述の第1〜第7の態様に係る携行荷物の受け渡し支援システムにおいて、
対応関係定義手段が、旅客が携帯する携帯電話の電話番号もしくは携帯電話宛のメールアドレスまたはこれらを特定可能なユニークなコードを、識別コードとして用いるようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示する実施形態に基づいて説明する。
【0016】
<<< §1.基本的な実施形態 >>>
図1は、本発明に係る携行荷物の受け渡し支援システムの基本構成を示すブロック図である。このシステムは、出発ターミナルで旅客の携行荷物を預かり受け、これを到着ターミナルで引き渡す際の受け渡しを支援するシステムであり、その特徴は、旅客が身につけている携帯電話等の携帯型端末装置を利用して、預けた携行荷物の引渡場所や引渡時間を通知するというものである。ここでは、航空機を利用する旅客が、出発ターミナル100となる空港において携行荷物10を預け入れ、到着ターミナル200となる空港において携行荷物10の引き渡しを受ける場合に、引渡場所および引渡時間を、当該旅客が身につけている携帯型端末装置20に通知する例について説明を行うことにする。
【0017】
本実施形態に係る支援システムは、図示のとおり、対応関係定義手段30、対応関係記憶手段40、タグID読取手段50、引渡情報送信手段60の各構成要素からなる。これらの各構成要素は、実際には、それぞれコンピュータもしくはその周辺機器によって構成されており、相互にLANもしくはインターネットなどのネットワークで接続されている。図示の例では、対応関係定義手段30は、出発ターミナル100内に設置され、タグID読取手段50および引渡情報送信手段60は、到着ターミナル200内に設置され、対応関係記憶手段40は、これら各ターミナルとは異なる場所に設置されているが、各構成要素の配置は、必ずしも図示の例のような配置にする必要はない。もっとも、後述するように、対応関係定義手段30は、旅客が預け入れた携行荷物10に取り付けるタグに付与されたタグIDや旅客が携帯する携帯型端末装置20の識別コードを認識する必要があるので、実用上は、出発ターミナル100内の搭乗手続を行うカウンターの近くに設置するのが好ましい。また、タグID読取手段50は、到着便の貨物室内に積み込まれていた携行荷物10に取り付けられたタグからタグIDを読み取る必要があるので、実用上は、到着ターミナル200内の荷物の搬送路の近くに設置するのが好ましい。
【0018】
通常、出発ターミナル100としての空港に到着した旅客は、搭乗手続を行うための航空会社のカウンターなどで、携行荷物10を預け入れる。このとき、カウンターでは、個々の携行荷物10を特定するために、タグ11を取り付ける作業を行う。このタグ11には、ユニークなタグIDが付与される。タグIDは、文字や数字の組み合わせなどからなるデータであり、個々の携行荷物10を互いに識別することができるようにユニークなコードになっていれば、どのようなデータであってもかまわない。ここでは、説明の便宜上、旅客甲が預け入れた携行荷物10に、「TAG001」なるタグIDが付与されたタグ11が取り付けられたものとしよう。また、ここでは、携帯型端末装置20として、メールアドレス「abc@xyz」が付与された携帯電話を旅客甲が身につけていたとしよう。
【0019】
対応関係定義手段30は、出発ターミナル100において、旅客甲から預かり受けるべき携行荷物10に取り付けるタグ11に付与されたタグID「TAG001」と、旅客甲が携帯する携帯型端末装置20の識別コードと、の対応関係を定義する機能を有する構成要素である。この例では、旅客甲が携帯する携帯型端末装置20は携帯電話であるので、この携帯電話の識別コードが認識されることになる。携帯電話の識別コードとしては、当該携帯電話を特定することができ、後に、当該携帯電話に対してアクセスすることが可能になるようなコードであれば、どのようなコードを用いてもかまわない。ここでは、説明の便宜上、携帯電話のメールアドレス「abc@xyz」を識別コードとして用いた例を示すが、携帯電話の電話番号を識別コードとして用いることもできる。また、携帯電話器のシリアル番号と電話番号との対応表や、携帯電話のシリアル番号とメールアドレスとの対応表などが公開されているのであれば、当該シリアル番号を識別コードとして用いることも可能である。
【0020】
結局、上述の例の場合、図1の対応関係定義手段30のブロック内に示すように、「TAG001」なるタグIDと、「abc@xyz」なる識別コードとの対応関係が、対応関係定義手段30によって定義されることになる。ここで、「TAG001」は甲という特定の旅客の携行荷物10に取り付けられたタグ11に付与されたタグIDであり、「abc@xyz」は甲という同一の旅客の携帯電話20の識別コードということになる。もちろん、別な旅客乙については、たとえば、タグID「TAG002」と識別コード「def@xyz」といった別な対応関係が定義されることになる。
【0021】
対応関係記憶手段40は、この対応関係定義手段30において対応関係が定義されたタグIDと識別コードとを記憶するための構成要素である。図1では、説明の便宜上、単一の出発ターミナル100と単一の到着ターミナル200とが関与する例のみが示されているが、実用上は、多数の空港がそれぞれ出発ターミナル100としても到着ターミナル200としても機能することになる。したがって、本発明に係るシステムを実際に運用する上では、対応関係記憶手段40は、多数の空港に設置された対応関係定義手段30からインターネットなどのネットワークを介してアクセスできるサーバ装置によって構成するのが好ましい。この場合、このサーバ装置には、多数の空港で搭乗手続を行った多数の旅客に関してのタグIDと識別コードとの対応関係を保持するデータベースが構築されることになる。なお、実際の運用上、対応関係記憶手段40内に膨大な数の対応関係が蓄積されるようになる場合には、この対応関係記憶手段40内に記憶された対応関係の情報を、所定のタイミングで(たとえば、一週間が経過した後とか、引渡情報送信手段60に対して識別コードを報知した後に)消去するようにしておくのが好ましい。
【0022】
一方、タグID読取手段50は、到着ターミナル200において、旅客に引き渡すべき携行荷物に取り付けられたタグに付与されているタグIDを読み取る構成要素である。到着ターミナル200では、到着便の貨物室に積み込まれていた荷物がベルトコンベヤなどの搬送路Lに沿って引渡場所Pまで搬送されることになる。タグID読取手段50は、この搬送路の途中で、携行荷物10に取り付けられたタグ11のタグIDを読み取る処理を行うことになる。したがって、旅客甲が預けた携行荷物10については、タグ11に付与されている「TAG001」なるタグIDが読み取られる。
【0023】
引渡情報送信手段60は、インターネットなどのネットワークを介して、対応関係記憶手段40をアクセスし、この中にデータベースとして蓄積されている情報を参照して、タグID読取手段50によって読み取られた特定のタグIDに対応する特定の識別コードを認識し、この特定の識別コードをもつ特定の携帯型端末装置20に対して、この特定のタグIDが付与されたタグが取り付けられた特定の携行荷物10の到着ターミナル200内における引渡場所Pもしくは引渡時間またはこれら双方を指示する引渡情報を送信する機能を有する。上述の例の場合、タグID読取手段50によって、旅客甲の携行荷物10から「TAG001」なるタグIDが読み取られ、その事実が引渡情報送信手段60に報告されると、引渡情報送信手段60は、ネットワーク経由で対応関係記憶手段40をアクセスし、「TAG001」なるタグIDに対応する識別コードが「abc@xyz」であることを認識する。そこで、引渡情報送信手段60は、この識別コード「abc@xyz」で示されるメールアドレス宛に、旅客甲の携行荷物10の引渡場所Pおよび引渡時間を指示する引渡情報を送信する処理を行う。
【0024】
ここで、引渡場所Pおよび引渡時間は、タグID読取手段50の設置場所に基づいて決定することができる。すなわち、携行荷物10は、タグID読取手段50の設置場所を通る搬送路Lに沿って搬送されてゆくので、その終着点として引渡場所Pが決定される。図1には、単一の搬送路Lしか示されていないが、実用上は、複数の搬送路の終着点として複数の引渡場所が設けられている。そのような場合には、個々の搬送路ごとにそれぞれ別個独立したタグID読取手段50を設けるようにしておき、引渡情報送信手段60が、どの搬送路上に設けられたタグID読取手段50から報告されたタグIDであるかを認識しながら、特定の引渡場所を指示する処理を行うようにすればよい。また、引渡時間は、携行荷物10が搬送路Lに沿って搬送され、引渡場所Pに到達すると予想される時間を、搬送路Lの長さや搬送速度に基づいて求めればよい。たとえば、タグID読取手段50の設置場所から引渡場所Pまでの搬送時間が3分であり、タグID読取手段50によるタグIDの読取時刻が17:10であったとすれば、「旅客甲様:<<手荷物引取のおしらせ>> お客様の手荷物は、引渡場所Pにて17:13頃お渡しできます」のようなメールを送信する処理を行えばよい。あるいは、「お客様の手荷物は、引渡場所Pに3分後に出てまいります。」のように、引渡までの所要時間を通知するようにしてもかまわない。このように、本発明において旅客に通知される「引渡時間」とは、引渡が可能になる時刻でもよいし、引渡が可能になるまでの所要時間でもよい。
【0025】
さて、本発明に係る携行荷物の受け渡し支援システムを利用する場合、到着ターミナル200への到着便に搭乗していた旅客甲は、空港ロビーにて、メールの着信を待てばよい。上述の例の場合、旅客甲が身につけている携帯電話20のメールアドレス「abc@xyz」に、やがて「お客様の手荷物は、引渡場所Pに17:13頃に出てまいります。」のように、引渡場所と引渡時間を知らせるメールが着信することになる。旅客甲は、このようなメールによる通知を受け、自分の携行荷物10が、どこにいつごろ出てくるのかを認識することができるので、非常にスムーズな引き取りが可能になる。もちろん、本発明を実施する上で、旅客に通知する引渡情報には、必ずしも引渡場所と引渡時間との双方を含ませる必要はなく、空港の規模や混雑具合などを考慮して、引渡場所のみを通知したり、引渡時間のみを通知するようにしてもかまわない。
【0026】
<<< §2.実用的な実施形態 >>>
続いて、本発明のより実用的な実施形態を述べる。まず、対応関係定義手段30の実用的な実施形態の一例を示すことにする。対応関係定義手段30は、前述したように、出発ターミナル100において、旅客から預かり受けるべき携行荷物10に取り付けるタグ11に付与されたタグIDと、旅客が携帯する携帯型端末装置20の識別コードと、の対応関係を定義することができれば、どのような構成のものでもかまわない。たとえば、タグ11として、紙製のタグを用い、この紙製のタグに文字および数字としてタグIDを印刷しておき、キーボードなどからこのタグIDを手作業で入力し、一方、旅客が所持する携帯電話のメールアドレスや電話番号などの識別コードを手作業で入力する機能をもったコンピュータを、対応関係定義手段30として用いることも可能である。ただ、実用上は、このような手作業による入力は、非常に効率が悪い。そこで、タグIDをより簡単な作業で入力できるようにするために、タグ11にタグIDをバーコードの形式で印刷しておき、これをバーコードリーダで読み取るような方法を採ることも可能である。
【0027】
ただ、ここでは、より実用的な実施形態として、タグ11として非接触型ICタグを用い、携帯型端末装置20の識別コードとして、携帯電話などに装着されたUIM(User Identity Module)に記録された識別コードを用いる実施例を説明する。図2は、このような実施例における対応関係定義手段30の構成を示すブロック図である。図示のとおり、対応関係定義手段30は、タグID書込部31、識別コード読取部32、通信ユニット33を有している。通信ユニット33は、携行荷物10に取り付けられた非接触型ICタグ11および携帯電話20に装着されたUIM21と無線により交信する機能を有している。
【0028】
非接触型ICタグ11は、ICを内蔵し、通信ユニット33との間で無線交信する機能を有し、所定のデータを外部から書込むことができ、また、外部へ読み出すことができる記憶素子として機能することができる。一方、UIM21は、「User Identity Module」と呼ばれるカード内蔵型のICモジュールであり、現在、第三世代の移動通信端末(たとえば、(株)NTTドコモでは、「FOMA」なる通信サービスが提供されている)に装着して利用されている。UIM21内には、電話番号や加入者IDなどが書込まれており、これを差し換えることにより、端末の機種変更などの要望に簡単に応じることができるようになる。非接触型ICタグ11もUIM21も非接触状態で外部と交信することが可能であり、通信ユニット33は、所定の無線到達範囲内に存在する非接触型ICタグ11およびUIM21に対して無線通信を行う機能を有している。
【0029】
タグID書込部31は、通信ユニット33を介して、非接触型ICタグ11内に所定のタグIDを書込む機能を有している。この実施形態の場合、タグID書込部31は、ユニークなタグIDを自動発生する機能を有し、たとえば、「TAG001」,「TAG002」,「TAG003」,……のように、所定のアルゴリズムに従って、順次ユニークなタグIDを発生させ、これを順次非接触型ICタグ11に書込む処理を行う。一方、識別コード読取部32は、通信ユニット33を介して、携帯電話20内に装着されたUIM21に書込まれている識別コードを読み取る機能を有している。ここでは、便宜上、携帯電話20のメールアドレス「abc@xyz」を識別コードとして読み取る例を示すことにするが、もちろん、UIM21内に書込まれている識別コードが電話番号であった場合には、この電話番号を識別コードとして読み取ることになる。
【0030】
結局、図2の実施例に示す対応関係定義手段30は、旅客の携行荷物10に取り付ける非接触型ICタグ11に対して所定のタグIDを非接触方式で書き込む機能と、携帯型端末装置20に装着されているUIM21に記録された識別コードを非接触方式で読み取る機能と、を有していることになり、書き込んだタグIDと読み取った識別コードとの間に1対1の対応関係を定義することができる。このように、対応関係定義手段30に、非接触形式でタグIDの書込みおよび識別コードの読取りを行う機能を設けておくことは、搭乗カウンターにおける手続きをスムーズにする上では非常に効果的である。すなわち、搭乗カウンター周辺に通信ユニット33を設置しておき、この搭乗カウンターに携行荷物10を預けてもらうようにすれば、通信ユニット33は、この預け入れの際に非接触型ICタグ11にタグIDの書込み処理を行うことができる。また、このとき、旅客も搭乗カウンターにおいて所定の搭乗手続を行うことになるので、旅客が所持している携帯電話20を通信ユニット33の近傍に差し出してもらうようにすれば、通信ユニット33によりUIM21内の識別コードの読取り処理も行うことができる。もちろん、旅客が携帯電話20をポケットやバッグに入れたままの状態で、通信ユニット33による識別コードの読取りが可能であれば、旅客には、携帯電話20を差し出してもらう必要はない。
【0031】
このように、図2に示す実施形態における対応関係定義手段30は、非接触型ICタグ11に対してはユニークなタグIDを書込む処理を行い、UIM21に対しては記録されていた識別コードを読取る処理を行い、書込んだタグIDと読取った識別コードとの対応関係を定義することになるが、もちろん、予めユニークなタグIDが記録されている非接触型ICタグ11を利用する場合には、タグID書込部31の代わりに、タグID読取部を設けるようにして、非接触型ICタグ11から読取ったタグIDとUIM21から読取った識別コードとの対応関係を定義するようにしてもかまわない。こうして定義された一対のタグIDおよび識別コードは、インターネットなどのネットワークを介して、対応関係記憶手段40を構成するサーバ装置へと転送され、データベースとして格納されることは既に述べたとおりである。
【0032】
続いて、ここで述べる実用的な実施形態における到着ターミナル200に配置される各構成要素について説明する。既に述べたとおり、到着ターミナル200には、タグID読取手段50と引渡情報送信手段60とが設けられるが、ここで述べる実施形態では、複数のタグID読取手段50が、それぞれ異なる引渡場所へ荷物を搬送する複数の搬送路上に設置されている。図3は、到着ターミナル200に設置された複数の搬送路A,B,Cを示す平面図である。図において、太線で示す隔壁Wで隔てられた左側の領域が、空港到着ロビーのバッゲージ引取所であり、右側の領域が、到着便に積載されていたバッゲージの一時積載所である。右側の一時積載所から左側のバッゲージ引取所へは、矩形状の搬送路をなすベルトコンベヤが設けられている。図示の例では、搬送路A,B,Cを構成する合計3組のベルトコンベヤが配置されている。到着便から搬送されてきたバッゲージ(携行荷物10)は、荷物ストック70A,70B,70Cとして一時的に各ベルトコンベヤの脇に積載された後、一個ずつベルトコンベヤに載せられ、図において反時計回りの方向に搬送されることになる。結局、旅客は、バッゲージ引取所における引渡場所A,B,Cのいずれかにおいて、携行荷物10の引取りを行うことができる。
【0033】
図示のとおり、ベルトコンベヤからなる各搬送路A,B,C上には、それぞれ別個独立したタグID読取手段50A,50B,50Cが設置されており、それぞれ各搬送路上を通過する携行荷物10に取り付けられた非接触型ICタグ11のタグIDを読取ることができる。図4は、各タグID読取手段50の構成を示すブロック図である。図示のとおり、タグID読取手段50には、タグID読取部51と通信ユニット52とが備わっており、タグID読取部51は、通信ユニット52を介して、非接触型ICタグ11内に記録されているタグIDを読み取る機能を有する。この読み取り処理は、無線を利用した非接触方式で行われるため、ベルトコンベヤ上を搬送される携行荷物10のいずれの箇所に非接触型ICタグ11が取り付けられていても、タグIDを正確に読取ることができる。
【0034】
こうして、3つの搬送路A,B,C上に配置された3台のタグID読取手段50A,50B,50Cのそれぞれによって、個々の携行荷物10ごとのタグIDが読取られ、その結果が引渡情報送信手段60へと報告されることになる。図5は、ここで述べる実施形態における引渡情報送信手段60の構成および動作を説明するブロック図である。図示のとおり、引渡情報送信手段60は、引渡情報作成部61と引渡情報送信部62を有している。引渡情報作成部61は、3台のタグID読取手段50A,50B,50Cのそれぞれから特定のタグIDを読取った旨の報告を受けると、インターネットなどのネットワークを介して対応関係記憶手段40をアクセスし、報告を受けた特定のタグIDに対応する識別コードを参照し、通知を行うべき携帯型端末装置20のメールアドレスあるいは電話番号を認識する。同時に、引渡情報作成部61は、通知内容となる引渡情報を作成する。この引渡情報は、特定のタグIDを読み取ったタグID読取手段が設置されている搬送路についての引渡場所および引渡時間を示す情報である。こうして引渡情報作成部61によって作成された引渡情報と、通知先となる特定の携帯型端末装置20のメールアドレスあるいは電話番号は、引渡情報送信部62へと与えられる。引渡情報送信部62は、与えられたメールアドレスあるいは電話番号宛に、与えられた引渡情報の送信を行う。
【0035】
引渡情報作成部61は、タグIDが報告されたタグID読取手段50がいずれの搬送路に設置されたものであるかを確認することにより、通知すべき引渡場所を決定することができる。すなわち、図3に示す構成の場合、タグID読取手段50AによってタグIDが読取られた携行荷物10は、搬送路Aに沿って搬送され、引渡場所Aで引き渡されることになり、タグID読取手段50BによってタグIDが読取られた携行荷物10は、搬送路Bに沿って搬送され、引渡場所Bで引き渡されることになり、タグID読取手段50CによってタグIDが読取られた携行荷物10は、搬送路Cに沿って搬送され、引渡場所Cで引き渡されることになる。また、引渡情報作成部61は、特定の携行荷物10に関するタグIDの読取時刻に基いて、当該特定の携行荷物10の引渡場所への到達時刻を予想し、当該到達時刻もしくは当該到達時刻に至るまでの時間を、旅客に対して通知すべき引渡時間として決定することができる。たとえば、タグID読取手段50Aの設置位置から搬送路Aに沿って引渡場所Aまで携行荷物10が搬送される時間が3分であり、タグIDの読取りが17:10に行われたのであれば、「引渡場所Aに17:13頃出てきます」あるいは「引渡場所Aに3分後に出てきます」といった引渡情報が作成され、ただちに送信されることになる。
【0036】
引渡情報送信部62は、このような引渡情報を、文字列からなるメールとして送信することもできるし、音声によって送信することもできる。前者の送信方法を採る場合には、識別コードとして携帯型端末装置20宛のメールアドレスを用いるようにし、引渡情報作成部61において文字列からなる引渡情報を作成するようにすればよい。引渡情報送信部62として、メールサーバ装置などを用いるようにすれば、携帯型端末装置20宛の電子メールとして、引渡情報を送信することができる。なお、携帯型端末装置20が通常の電子メールを直接取り扱うことができない携帯電話などであった場合には、必要に応じて、当該携帯電話を提供する通信事業者が設けたプロトコル変換サーバ経由で送信を行うようにする。一方、後者の送信方法を採る場合には、識別コードとして携帯型端末装置20宛の電話番号を用いるようにし、引渡情報作成部61において音声からなる引渡情報を作成するようにすればよい。引渡情報送信部62として、音声による電話発呼機能を有するサーバ装置などを用いるようにすれば、携帯型端末装置20に対して直接電話による発呼を行い、旅客が応答したら、音声によって引渡情報を伝達することができる。
【0037】
いずれにしても、この携行荷物の受け渡し支援システムを利用すれば、到着便から降りた旅客は、引渡情報の通知があるまで到着ロビーなどで待機していればよく、「引渡場所Aに3分後に出てきます」といった引渡情報が通知された時点で、バッゲージ引取所の該当する引渡場所へ出向けばよいことになる。このように、本発明に係る支援システムを利用すれば、旅客は、いつどこで携行荷物の引き渡しを受けることができるのかを予め知ることができるため、複数の引渡場所が存在するような場合にも無用な混乱が生じることがなくなり、引渡場所付近の混雑を解消することができる。
【0038】
以上、本発明を図示する実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。たとえば、上述の実施形態は、出発ターミナル100および到着ターミナル200として空港を想定した説明を行ったが、本発明は、必ずしも空港における携行荷物の受け渡しへの適用に限定されるものではなく、列車やバスなどのターミナルにおいても利用可能である。また、上述の実施形態では、携帯型端末装置20から読み出し、対応関係記憶手段40内に格納する識別コードとして、メールアドレスあるいは電話番号を用いていたが、識別コードとしては、携帯型端末装置20を特定することができればどのようなコードを用いてもかまわない。もちろん、引渡情報送信部62から携帯型端末装置20へ引渡情報を送信するためには、メールアドレスや電話番号など、携帯型端末装置20をアクセスするためのアドレス情報が必要になるが、このようなアドレス情報そのものを識別コードとして用いる代わりに、このようなアドレス情報を何らかの方法で特定可能なユニークなコードを識別コードとして用いることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明に係る携行荷物の受け渡し支援システムによれば、荷物引取時の旅客の負担を軽減することができ、スムーズな引渡しが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携行荷物の受け渡し支援システムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の具体的な実施形態における対応関係定義手段30の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の具体的な実施形態において、到着ターミナル200に設置された複数の搬送路A,B,Cを示す平面図である。
【図4】図3に示す実施形態における各タグID読取手段50の構成を示すブロック図である。
【図5】図3に示す実施形態に用いるための引渡情報送信手段60の構成および動作を説明するブロック図である。
【符号の説明】
10:携行荷物
11:非接触型ICタグ
20:携帯型端末装置(携帯電話)
21:UIM(User Identity Module)
30:対応関係定義手段
31:タグID書込部
32:識別コード読取部
33:通信ユニット
40:対応関係記憶手段
50,50A,50B,50C:タグID読取手段
60:引渡情報送信手段
70A,70B,70C:荷物ストック
A,B,C:引渡場所
L:搬送路
P:引渡場所

Claims (8)

  1. 出発ターミナルで旅客の携行荷物を預かり受け、これを到着ターミナルで引き渡す際の受け渡しを支援するシステムであって、
    出発ターミナルにおいて、旅客から預かり受けるべき携行荷物に取り付けるタグに付与されたタグIDと、旅客が携帯する携帯型端末装置の識別コードと、の対応関係を定義する対応関係定義手段と、
    前記対応関係定義手段において対応関係が定義されたタグIDと識別コードとを記憶する対応関係記憶手段と、
    到着ターミナルにおいて、旅客に引き渡すべき携行荷物に取り付けられたタグに付与されているタグIDを読み取るタグID読取手段と、
    前記対応関係記憶手段内の情報を参照して、前記タグID読取手段によって読み取られた特定のタグIDに対応する特定の識別コードを認識し、前記特定の識別コードをもつ特定の携帯型端末装置に対して、前記特定のタグIDが付与されたタグが取り付けられた特定の携行荷物の到着ターミナル内における引渡場所もしくは引渡時間またはこれら双方を指示する引渡情報を送信する引渡情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
  2. 請求項1に記載の支援システムにおいて、
    複数のタグID読取手段が、それぞれ異なる引渡場所へ荷物を搬送する複数の搬送路上に設置され、
    引渡情報送信手段が、特定のタグIDを読み取ったタグID読取手段が設置されている搬送路についての引渡場所を指示する引渡情報を、前記特定のタグIDに対応する特定の識別コードをもつ特定の携帯型端末装置に対して送信することを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
  3. 請求項1または2に記載の支援システムにおいて、
    引渡情報送信手段が、特定の携行荷物に関するタグIDの読取時刻に基いて、前記特定の携行荷物の引渡場所への到達時刻を予想し、当該到達時刻もしくは当該到達時刻に至るまでの時間を引渡情報として送信することを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の支援システムにおいて、
    対応関係定義手段が、旅客の携行荷物に取り付けるタグに所定のタグIDを書き込む機能と、前記旅客が携帯する携帯型端末装置の識別コードを読み取る機能と、を有し、書き込んだタグIDと読み取った識別コードとの間に1対1の対応関係を定義することを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
  5. 請求項4に記載の支援システムにおいて、
    対応関係定義手段が、非接触型ICタグに対して所定のタグIDを非接触方式で書き込む機能と、携帯型端末装置に装着されたUIMに記録された識別コードを非接触方式で読み取る機能と、を有することを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
  6. 請求項5に記載の支援システムにおいて、
    タグID読取手段が、非接触型ICタグに書き込まれたタグIDを非接触方式で読み取る機能を有することを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の支援システムにおいて、
    引渡情報送信手段が、携帯型端末装置としての携帯電話に対して、文字列からなるメールもしくは音声により引渡情報を送信する機能を有することを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の支援システムにおいて、
    対応関係定義手段が、旅客が携帯する携帯電話の電話番号もしくは携帯電話宛のメールアドレスまたはこれらを特定可能なユニークなコードを、識別コードとして用いることを特徴とする携行荷物の受け渡し支援システム。
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