JP2004054519A - 顧客紹介システムおよび顧客紹介方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の施設間で顧客を円滑に紹介し合うことのできる方式を確立して利便性の向上および経営の効率化を図るようにした顧客紹介システムおよび顧客紹介方法を提供する。
【解決手段】本顧客紹介システムは、複数の店舗A,B…間を互いに接続するネットワーク回線Lと、各店舗A,B…にそれぞれ設けられ、混雑状況等に関する情報をネットワーク回線Lを介して通信して共有する複数の店舗用端末装置1A,1B…とを備えて構成される。空席待ちをする顧客のいる混雑した店舗Aの端末装置1Aは、共有情報に基づいて顧客を紹介可能な空いた店舗Bを判定し、その店舗Bを紹介先として紹介IDと伴に顧客に伝え、紹介先の店舗用端末装置1Bは、顧客の紹介IDに応じて紹介元の店舗Aを特定し、サービス代金の精算完了後に、所要の紹介料を紹介元の店舗Aに支払うための決済処理を行う。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の施設間で情報を共有して顧客を紹介し合うための顧客紹介システムおよび顧客紹介方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、店舗や駐車場等の各種施設では、混雑などによって顧客が順番待ちをする状況が日常的に生じている。具体的に、飲食店等の店舗の場合、満席のために客が入口付近で待つといった状況が生じており、店舗の入口だけでは収まりきれずに店舗の外まで列が続くといった場合もある。そこで、店舗側は客が列をつくらなくても済むように空席待ちの順番を記入するリストを設け、空席が生じるとリストに記名された順番に客を案内するといった方式などを採用している。また、上記のような空席待ちの場合以外にも、例えば、街の中心地にある駐車場では、満車のために利用者が長い列をつくって入場待ちをしている場合もよくある。この場合、入場待ちの車列が長くなると、その車列が場外の道路までつながることもあり市街地における交通渋滞の1つの要因となっている。このような状況を緩和するための1つの手段として、例えば、駐車場の混雑状況を表示した案内板を路側等に設置し、空いている駐車場を利用者に知らせるといった措置が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような飲食店等における空席待ちの場合、一度入店してしまうと周囲に空いている店があったとしてもそれを知る手立てがない。このため、所望のサービスを受けることができれば他店でも構わないといった客であっても空席が生じるまで待ち続けなければならない。そして、長時間待たされるようになると順番がくる前にあきらめて帰ってしまうこともあり、顧客および店舗の双方の側にとって望ましい状況ではない。
【0004】
また、駐車場への入場待ちの場合には、車列に並ぶ前に上記のような案内板を確認して空いている駐車場を知ることは可能であるが、その案内板に表示されている駐車場の数には限りがあるため、空いている駐車場を見つけるができないときもよくある。入場待ちの車列に並んでしまった利用者は、案内板には表示されていないが少し移動すれば空いている駐車場があったとしてもそれを知る手立てがないため、混雑した駐車場の前で空車を待ち続けることになってしまう。仮に何らかの手段で空いている駐車場を知ることができたとしても、目的地との距離や割引サービスを受けられるか否かなどによって、並んでいる駐車場に入場することを希望して空車を待ち続けることも考えられる。
【0005】
上記のように店舗や駐車場等の収容能力には限界があるため、顧客側にとっては所望のサービスを受けるために長時間待たされる或いはそのサービスを受けることができないといった不便があり、また、施設の経営者側にとっては顧客に対して迷惑をかけてしまう或いは顧客を逃してしまうといった不都合がある。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、複数の施設間で顧客を円滑に紹介し合うことのできる方式を確立して利便性の向上および経営の効率化を図るようにした顧客紹介システムおよび顧客紹介方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明にかかる顧客紹介システムは、複数の施設間で顧客を紹介し合うためのシステムにおいて、前記複数の施設間を互いに接続するネットワーク回線と、前記複数の施設にそれぞれ設けられ、混雑状況に関する情報を含んだ施設情報を前記ネットワーク回線を介して通信し、各施設間で互いの施設情報を共有可能な複数の情報共有手段と、を備えて構成され、前記複数の情報共有手段のうちで、利用待ちをする顧客のいる混雑した施設の情報共有手段は、前記各施設間で共有した施設情報に基づいて、前記顧客を紹介可能な混雑していない施設を判定し、当該施設を紹介先として前記顧客に伝えると共に、紹介元および紹介先の各施設を特定可能な情報を含んだ紹介IDを前記顧客に与え、紹介先の施設の情報共有手段は、前記顧客に与えられた紹介IDに応じて紹介元の施設を特定し、前記顧客による利用料金の精算完了後に、前記各施設間で予め取り決められた紹介料を前記紹介元の施設に対して支払うための決済処理を行うようにしたものである。
【0007】
かかる構成の顧客紹介システムでは、複数の施設の混雑状況等に関する情報が各施設の情報共有手段によりネットワーク回線を介して送受信されて互いの施設情報が共有される。そして、混雑した施設で利用待ちをする顧客に対して、共有した施設情報を基に判定した混雑していない他の施設が紹介IDの付与を伴って紹介される。他の施設の紹介を受けた顧客は、紹介先の施設で紹介IDを伝えて施設を利用し、紹介先の施設の情報共有手段では、紹介IDに応じて特定した紹介元の施設に対する紹介料の決済処理が、紹介客による利用料金の精算完了を条件として行われる。これにより、ネットワーク化された複数の施設間における混雑した施設から空いた施設への顧客の紹介とそれに伴う紹介料の受け渡しを円滑に行うことができるようになる。
【0008】
また、前記複数の情報共有手段の具体的な構成としては、前記ネットワーク回線に情報を送信すると共に、前記ネットワーク回線からの情報を受信する通信部と、該通信部で送受信される情報を処理し、前記施設情報を収集して管理するデータ処理部と、該データ処理部に収集された施設情報に基づいて、前記利用待ちをする顧客の希望条件に応じた施設を検索し、当該施設が前記顧客を受け入れ可能か否かを判定する判定部とを有するようにしてもよい。
【0009】
上記の顧客紹介システムについては、前記複数の情報共有手段のそれぞれにネットワーク回線を介して接続され、前記施設情報の収集および管理と、前記紹介先の施設の判定と、前記紹介IDの発行および管理と、前記紹介料の決済とを一括して処理する中央情報管理手段を備えるようにしてもよい。この場合における複数の情報共有手段の具体的な構成としては、前記ネットワーク回線に情報を送信すると共に、前記ネットワーク回線からの情報を受信する通信部と、該通信部で送受信される情報を処理するデータ処理部と、とを有するようにすることが可能である。これにより、各施設間における顧客紹介に関連する処理が中央情報管理手段において一括して行われるようになる。
【0010】
前述した顧客紹介システムについては、前記複数の施設が店舗であり、満席状態の店舗で空席待ちをする顧客を空席のある他の店舗に紹介するようにしてもよく、或いは、前記複数の施設が駐車場であり、満車状態の駐車場で空車待ちをする利用者を空車状態の他の駐車場に紹介するようにしても構わない。後者の場合における複数の情報共有手段は、利用者の車両に搭載された車載器との間で狭域無線通信により情報の伝達を行うことが可能な無線通信部をそれぞれ有するようにするのが好ましい。
【0011】
また、上述した顧客紹介システムにおける紹介料の支払いおよび受領は、前記ネットワーク回線を利用して電子決済されることが望ましい。これにより、複数の施設間における顧客の紹介がより円滑に行われるようになる。
本発明にかかる顧客紹介方法は、複数の施設間で顧客を紹介し合うための方法であって、前記複数の施設間を互いに接続するネットワーク回線を利用し、混雑状況に関する情報を含んだ施設情報を通信して各施設間で互いの施設情報を共有し、前記複数の施設のうちで、利用待ちをする顧客のいる混雑した施設においては、前記各施設間で共有した施設情報に基づいて、前記顧客を紹介可能な混雑していない施設を判定し、当該施設を紹介先として前記顧客に伝えると共に、紹介元および紹介先の各施設を特定可能な情報を含んだ紹介IDが前記顧客に与え、紹介先の施設においては、前記顧客に与えられた紹介IDに応じて紹介元の施設を特定し、前記顧客による利用料金の精算完了後に、前記各施設間で予め取り決められた紹介料を前記紹介元の施設に対して支払うための決済処理を行うことを特徴とする方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。
図1において、本顧客紹介システムは、例えば複数の店舗A,B…にそれぞれ設けられた情報共有手段としての店舗用端末装置1A,1B…がネットワーク回線Lを介して接続され、店舗同士が互いの混雑状況等に関する情報(施設情報)を共有することにより満席状態の店舗から空席のある店舗に顧客を紹介するシステムであって、紹介元となる店舗(例えば店舗A)は後述するような紹介IDの受け渡しに基づいて紹介先となる店舗(例えば店舗B)から所要の紹介料を自動的に受け取ることができるようにしたものである。
【0013】
各店舗用端末装置1A,1B,…は、例えば図2に示すように、通信部11、データ処理部12および判定部13をそれぞれ有する。通信部11は、ネットワーク回線Lに接続されていて、データ処理部12から出力される情報を所要の通信プロトコルに従ってネットワーク回線Lに送信すると共に、ネットワーク回線Lを介して送られてくる他の店舗からの情報を受信処理してデータ処理部12に出力する。ネットワーク回線Lは、公衆通信回線やローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等を利用することが可能であって有線および無線を問わない。
【0014】
データ処理部12は、ここでは図示を省略した入力手段を介して入力される自店舗に関する情報や顧客の要望に関する情報等を処理して通信部11に出力すると共に、通信部11から送られてくる他の店舗に関する情報を収集する。また、データ処理部12は、紹介IDの発行や紹介料の決済等の処理も行う。判定部13は、データ処理部12に収集された他の店舗の情報に基づいて、空席待ちをしている顧客の要望に沿った他の店舗を検索し、その店舗に顧客を紹介可能か否かを判定する。
【0015】
次に、第1実施形態の動作を図3および図4のフローチャートに従って説明する。ここでは、店舗Aで空席待ちをしている客を店舗Bに紹介する場合の動作について具体的に考えることにする。
本顧客紹介システムでは、まず、図3のステップ100(図中S100で示し、以下同様とする)に示すように、各店舗A,B…の混雑状況等に関する情報がネットワーク回線Lを介して予め設定した一定時間ごとに交換されて、各々の情報が互いの店舗間で共有される。上記の混雑状況等に関する情報は、具体的には、例えば図5に示すように、収容人数、サービス内容、料金、営業時間、空席数および他の店舗からの紹介可否等とすることが可能である。この場合、空席数および他の店舗からの紹介可否についてはリアルタイム情報とするのがよい。なお、ネットワーク回線Lを介して接続された店舗間で共有される情報は上記の一例に限られるものではない。
【0016】
そして、例えば店舗Aが満席になって客が空席待ちをするようになった場合、ステップ101において、店舗Aの店員等は、空席待ちをしている顧客に対して他の店舗の利用を希望するか否かの問いかけを行う。その問いかけを受けた客は、ステップ102において、店舗Aでサービスを受けることをあきらめて空いている他の店舗の紹介を受けるか否かを判断する。他店の紹介を希望する場合には、ステップ103に進んで、他店の紹介を受けたい旨を返答すると共に、サービス内容や料金等に関する希望条件を店舗Aの店員等に伝える。他店の紹介を希望しない場合には、ステップ103’に進んで、店舗Aで空席が生じるまでそのまま待ち続ける。
【0017】
客からの紹介希望の返答を受けた紹介元となる店舗Aの店員等は、ステップ104において、店舗用端末装置1Aを使用して客の希望条件にあった店舗を検索する。データ処理部12に収集された他店情報のうちから紹介客の要望に沿うような店舗が見つかった場合には、その店舗に現在空席があるかと他店からの紹介を受け入れてくれるかを判定する。ここでは店舗Bが紹介先として選ばれたとすると、店舗Aからネットワーク回線Lを介して店舗Bに、実際に客の紹介を受け入れてくれるかの問い合わせが行われる。店舗Aからの問い合わせを受けた店舗Bは、ステップ105において、店舗Aから紹介される客を実際に受け入れることが可能であるか否かを判断し、可能であると判断した場合には、紹介IDを発行してネットワーク回線Lを介して店舗Aに伝える。
【0018】
この紹介先で発行される紹介IDは、紹介元の店舗Aを特定することが可能な識別情報を含むものとする。また、店舗Aからの顧客紹介の問い合わせに応じて店舗Bが空席を確保(予約)するといった運用が行われる場合には、確保した空席に対応した情報も紹介IDに含まれるようにするのがよい。なお、本発明は、紹介元からの問い合わせに対して紹介先が必ず空席を確保しなければならないという運用形態に限定されるものではなく、例えば所要数の空席があれば客の紹介を受け入れるといった運用形態も可能である。
【0019】
紹介先の店舗Bからの返答を受けた紹介元の店舗Aは、ステップ106において、店舗Bが実際に客の紹介を受け入れ可能であるかを判定し、受け入れ可能の場合には、ステップ107に進んで、店舗Bで発行された紹介IDを客に通知すると共に、店舗Bまでの道順等の誘導情報を客に知らせる。一方、店舗Bの受け入れ不可が判定された場合には、ステップ107’に移って別の店舗の検索が再度行われる。
【0020】
店舗Aの店員から紹介IDと誘導情報を知らされた客は、ステップ108で誘導情報に従い店舗Bに移動する。
そして、店舗Bに到着すると、図4のステップ109で、紹介客は店舗Aで通知された紹介IDを店舗Bの店員等に伝える。店舗Bの店員等は、ステップ110において、客から伝えられた紹介IDを店舗用端末装置1Bを使用して照合し、自店で発行した正当な紹介IDであることを確認すると、ステップ111に進んで確保等しておいた空席に客を案内してサービスを提供する。サービスの提供を受けた客は、ステップ112でそのサービスに対する代金を店舗Bに対して支払うことになる。
【0021】
店舗Aからの紹介客が支払った代金を受領した店舗Bは、ステップ113において、各店舗間で予め取り決めておいた所要の紹介料を紹介元に対して支払い、紹介元の店舗Aは紹介先の店舗Bから支払われた紹介料を受領する。なお、店舗間の紹介料の支払いおよび受領は、ネットワーク回線Lを介して電子決済されるようにするのが望ましい。また、紹介料を客ごとに個別に決済しても一定期間の紹介料をまとめて決済してもよい。
【0022】
上記のように第1実施形態の顧客紹介システムによれば、複数の店舗A,B…の情報をネットワーク回線Lを介して共有し、満席状態の店舗の客を空席のある店舗に紹介IDの発行を伴って紹介するようにして、顧客が紹介先の店舗でサービスを受けて代金を支払ったことが確認されることにより、紹介先の店舗から紹介元の店舗に紹介料が自動的に支払われるようになる。これにより、客は満席の店舗から空席のある他の店舗を基本的に無料で紹介してもらうことができるため、空席待ちを殆どすることなく所望のサービスを受けることが可能になる。また、紹介元の店舗は、顧客に対して空席待ちで迷惑をかけるといった状況を軽減できると共に、従来は満席であきらめて帰ってしまっていた客についても紹介料を得ることが可能になる。さらに、紹介先の店舗は、これまでは来店しないような客を紹介料の支払いによって新たに獲得することができる。
【0023】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。なお、第1実施形態の構成と同様の部分には同じ符号が付してあり、以下、他の実施形態についても同様とする。
図6において、第2実施形態のシステム構成が前述した第1実施形態の場合と異なる点は、中央情報管理手段としての中央情報管理装置2を備えた情報管理センターを設け、各店舗用端末装置1A,1B…がネットワーク回線Lを介して中央情報管理装置2にそれぞれ接続され、各々の店舗A,B…に関する情報の収集、紹介先の店舗の検索、紹介IDの発行および管理、紹介料の決済等が情報管理センターにおいて一括して処理されるようにした点である。
【0024】
中央情報管理装置2は、例えば図7に示すように、通信部21およびデータ収集管理部22を有する。通信部21は、ネットワーク回線Lに接続されていて、ネットワーク回線Lを介して送られてくる各店舗(図7の例では店舗A〜E)からの情報を受信処理してデータ収集管理部22に出力すると共に、データ収集管理部22から出力される情報を所要の通信プロトコルに従ってネットワーク回線Lに送信する。データ収集管理部22は、通信部11から送られてくる各店舗に関する情報を収集し、各々の店舗から要求に応じて紹介客の要望に沿った店舗の検索を行うと共に紹介IDの発行および管理を行い、店舗間での客の紹介が成立した際の紹介料の決済を一括して処理する。
【0025】
各店舗用端末装置1A,1B…は、通信部11およびデータ処理部12をそれぞれ有する。通信部11は、ネットワーク回線Lに接続されていて、ネットワーク回線Lを介して情報管理センターから送られてくる情報を受信処理してデータ処理部12に出力すると共に、データ処理部12から出力される情報を所要の通信プロトコルに従ってネットワーク回線Lに送信する。データ処理部12は、図示しない入力手段を介して入力される自店舗に関する情報や顧客の要望に関する情報等を処理して通信部11に出力すると共に、通信部11から送られてくる情報を収集する。
【0026】
次に、第2実施形態の動作を図8および図9のフローチャートに従って説明する。ここでも店舗Aで空席待ちをしている客を店舗Bに紹介する場合の動作について具体的に考えることにする。
本顧客紹介システムでは、まず、図8のステップ200に示すように、各店舗A,B…に関する情報がネットワーク回線Lを介して予め設定した一定時間ごとに情報管理センターに送信され、前述の図5に例示した場合と同様の各店舗の情報が中央情報管理装置2に収集されて管理される。
【0027】
そして、例えば店舗Aが満席になって客が空席待ちをするようになった場合には、第1実施形態の場合と同様にして、ステップ201で店舗Aの店員等が空席待ちをしている顧客に対して他の店舗の利用を希望するか否かの問いかけを行い、その問いかけを受けた客は、ステップ202で他の店舗の紹介を受けるか否かを判断し、他店の紹介を希望する場合にはステップ203に進んで他店の紹介を受けたい旨を返答すると共に、サービス内容や料金等に関する希望条件を店舗Aの店員等に伝える。他店の紹介を希望しない場合にはステップ203’に進んで、店舗Aで空席が生じるまでそのまま待ち続ける。
【0028】
客からの紹介希望の返答を受けた店舗Aの店員等は、ステップ204において、店舗用端末装置1Aを使用して客の要望にあった他の店舗の検索と紹介客の受け入れ可否の問い合わせを情報管理センターに対して行う。紹介元となる店舗Aからの問い合わせを受けた情報管理センターは、ステップ205において、店舗Aから送信される客の希望条件に従い、データ収集管理部22に収集された店舗情報のうちから客の要望に沿う店舗を検索し、該当した店舗に現在空席があるかと他店からの紹介を受け入れてくれるかを判定する。ここでは店舗Bが紹介先として選ばれたとすると、ステップ206において、情報管理センターからネットワーク回線Lを介して店舗Bに、実際に客の紹介を受け入れてくれるかの問い合わせが行われる。情報管理センターからの問い合わせを受けた店舗Bは、ステップ207において、店舗Aから紹介される客を実際に受け入れることが可能であるか否かを判断し、その結果をネットワーク回線Lを介して情報管理センターに返答する。
【0029】
紹介先の店舗Bからの返答を受けた情報管理センターは、ステップ208において、店舗Bが実際に客の紹介を受け入れ可能であるかを判定し、受け入れ可能の場合には、ステップ209に進んで、紹介元および紹介先の各店舗を特定することが可能な情報を含んだ紹介IDを発行し、その紹介IDを店舗Aから店舗Bまでの誘導情報と共にネットワーク回線Lを介して店舗Aに通知する。一方、店舗Bが受け入れ不可の場合には、ステップ205に戻って別の店舗の検索が再度行われる。
【0030】
情報管理センターからの紹介先の返答を受けた店舗Aは、ステップ210において、情報管理センターから通知された紹介IDと誘導情報を客に知らせる。店舗Aの店員から紹介IDと誘導情報を知らされた客は、ステップ211で誘導情報に従い店舗Bに移動する。
そして、店舗Bに到着すると、図9のステップ212で、紹介客は店舗Aで通知された紹介IDを店舗Bの店員等に伝える。そして、店舗Bの店員等は、ステップ213において、客から伝えられた紹介IDが正当なものであるか否かを店舗用端末装置1Bを使用して情報管理センターに問い合わせる。店舗Bからの問い合わせ受けた情報管理センターは、ステップ214において、店舗Bから伝えられる紹介IDの照合処理を実行し、当該紹介IDが店舗Bを紹介先とする正当なものであることを確認してその結果を店舗Bに伝える。情報管理センターから正当な紹介IDであることを知らされた店舗Bは、ステップ215で空席等に客を案内してサービスを提供し、サービスの提供を受けた客は、ステップ216でそのサービスに対する代金を店舗Bに支払う。
【0031】
店舗Aからの紹介客が支払った代金を受領した店舗Bは、ステップ217において、各店舗間で予め取り決めておいた所要の紹介料を情報管理センターに対して支払う。店舗Bからの紹介料を受領した情報管理センターは、ステップ218において、その紹介料を店舗Aに支払って紹介料の決済を行い、紹介元の店舗Aは紹介先の店舗Bから支払われた紹介料を情報管理センターを介して受領する。なお、情報管理センターと各店舗の間の紹介料の決済は、第1実施形態の場合と同様に、ネットワーク回線Lを介して電子決済されるようにするのが望ましく、また、紹介料を客ごとに個別に決済しても一定期間の紹介料を各店舗に対応させてまとめて決済してもよい。
【0032】
上記のように第2実施形態の顧客紹介システムによれば、前述の第1実施形態の場合と同様の効果が得られるのに加えて、情報管理センターを設けて複数の店舗間における情報の共有、店舗の検索、紹介IDの発行および管理、紹介料の決済を一括して処理するようにしたことで、各店舗用端末装置の構成を簡略化することができ、ネットワーク化される店舗数の多い大規模なシステムを低コストで実現することが可能である。
【0033】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図10は、本発明の第3実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。
図10において、本顧客紹介システムは、例えば複数の駐車場a,b…にそれぞれ設けられた駐車場管理装置3a,3b…がネットワーク回線Lを介して接続され、駐車場同士が互いの情報を共有することにより満車状態の駐車場から空車状態の駐車場に利用者(顧客)を紹介するシステムであって、紹介元となる駐車場(例えば駐車場a)は紹介IDの受け渡しに基づいて紹介先となる駐車場(例えば駐車場b)から所要の紹介料を自動的に受け取ることができるようにしたものである。また、本システムは、各駐車場管理装置3a,3b…と利用者との間での情報の伝達を、利用者の車に搭載された車載器4を利用して無線信号により行うものとする。
【0034】
各駐車場管理装置3a,3b…は、例えば図11のブロック図に示すように、ネットワーク通信部31、データ処理部32、判定部33、無線通信部34、入口ゲート35、精算機36、出口ゲート37および機器制御部38をそれぞれ有する。ネットワーク通信部31は、ネットワーク回線Lに接続されていて、データ処理部32から出力される情報を所要の通信プロトコルに従ってネットワーク回線Lに送信すると共に、ネットワーク回線Lを介して送られてくる他の駐車場からの情報を受信処理してデータ処理部32に出力する。ネットワーク回線Lは、公衆通信回線やローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等を利用することが可能であって有線および無線を問わない。
【0035】
データ処理部32は、機器制御部38を介して伝えられる駐車場の混雑状況等に関する情報や無線通信部34で受信された利用者の要望に関する情報などを処理してネットワーク通信部31に出力すると共に、ネットワーク通信部31から送られてくる他の駐車場に関する情報を収集する。また、データ処理部32は、紹介IDの発行や紹介料の決済等の処理も行う。判定部33は、データ処理部32に収集された他の駐車場の情報に基づいて、空車待ちをしている利用者の要望に沿った他の駐車場を検索し、その駐車場に利用者を紹介可能か否かを判定する。
【0036】
無線通信部34は、駐車場の入口付近で空車待ちをする利用者の車に搭載された車載器4との間で狭域無線通信(DSRC)を行う機能を備える。この無線通信部34は、ここでは機器制御部38を介してデータ処理部32に接続されていて、データ処理部32に収集された他の駐車場に関する情報や紹介ID等を利用者の車載器4に送信すると共に、車載器4から送信される利用者の希望条件等を受信してデータ処理部32に伝えるものである。
【0037】
入口ゲート35は、満車時における利用者の入場等を制限するために駐車場の入口通路に設けられ、図示を省略した駐車券発行機に連動して開閉する一般的なゲート装置である。精算機36は、駐車場の利用料金の精算処理を行う周知の装置である。出口ゲート37は、精算機36での精算処理に連動して開閉し、不正な利用者の退場を制限するために駐車場の出口通路に設けられた一般的なゲート装置である。上記各機器の動作は、機器制御部38によって制御される。
【0038】
車載器4は、例えば図12に示すように、無線通信部41およびデータ処理部42を有する。無線通信部41は、各駐車場管理装置3a,3b…の無線通信部34の通信可能領域内に位置するようになると、駐車場側から発信される無線信号を受信処理してデータ処理部42に出力することが可能であると共に、データ処理部42から出力される利用者側の情報を無線信号により発信することが可能である。データ処理部42は、無線通信部41から出力される他の駐車場に関する情報を図示しないカーナビゲーションシステム等の入出力装置を介して利用者に知らせると共に、カーナビゲーションシステム等を介して入力される利用者の希望条件等に関する情報を無線通信部41に出力する。
【0039】
次に、第3実施形態の動作を図13および図14のフローチャートに従って説明する。ここでは、駐車場aで空車待ちをしている利用者を駐車場bに紹介する場合の動作について具体的に考えることにする。
本顧客紹介システムでは、まず、図13のステップ300に示すように、各駐車場a,b…に関する情報がネットワーク回線Lを介して予め設定した一定時間ごとに交換されて、各々の情報が互いの駐車場間で共有される。上記の駐車場に関する情報は、例えば図15に示すように、収容台数、料金、提携先、現在の駐車台数、現在の待ち時間、他の駐車場からの紹介可否等とすることが可能である。この場合の提携先とは、駐車料金の割引または無料サービスを受けることが可能なデパートや商店等のことであり、当該駐車場との間で提携サービスに関する契約等を予め結んでいるものとする。また、上記の現在の駐車台数、現在の待ち時間、他の駐車場からの紹介可否についてはリアルタイム情報とするのがよい。なお、ネットワーク回線Lを介して接続された駐車場間で共有される情報は上記の一例に限られるものではない。
【0040】
そして、例えば駐車場aが満車になって空車待ちの状態になった場合、ステップ301において、駐車場管理装置3aは、無線通信部34の通信可能領域内に進入し駐車場aに入場しようとする利用者の車両に対して、他の駐車場の利用を希望するか否かの問いかけを行うための無線信号を発信する。その無線信号は利用者の車載器4で受信され、駐車場aが満車であることと他の駐車場の利用を希望するかが入出力装置を介して利用者に伝えられる。駐車場a側からの送信情報を受けた利用者は、ステップ302において、駐車場aに駐車することをあきらめて空いている他の駐車場の紹介を受けるか否かを判断する。他の駐車場の紹介を希望する場合には、ステップ303に進んで、他の駐車場の紹介を受けたい旨の返答と共に、料金や場所、提携先等に関する希望条件を入出力装置を利用して入力する。入力された利用者の返答および希望条件は車載器4において無線信号に変換されて駐車場管理装置3aに向けて発信される。一方、他の駐車場の紹介を希望しない場合には、ステップ303’に進んで、駐車場aが空車状態となるまでそのまま待ち続ける。
【0041】
利用者からの紹介希望の返答を受けた駐車場管理装置3aは、ステップ304において、利用者の希望条件にあった駐車場を検索する。データ処理部32に収集された他の駐車場に関する情報のうちから利用者の要望に沿うような駐車場が見つかった場合には、その駐車場に現在空いた駐車スペースがあるかと他の駐車場からの紹介を受け入れてくれるかとを判定する。ここでは駐車場bが紹介先として選ばれたとすると、ステップ305において、駐車場管理装置3aからネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3bに、実際に客の紹介を受け入れてくれるかの問い合わせが行われる。駐車場aからの問い合わせを受けた駐車場bは、ステップ306において、駐車場aから紹介される利用者を実際に受け入れることが可能であるか否かを判断し、その結果をネットワーク回線Lを介して駐車場aに伝える。
【0042】
紹介先の駐車場管理装置3bからの返答を受けた紹介元の駐車場管理装置3aは、ステップ307において、駐車場bが実際に利用者の紹介を受け入れ可能であるかを判定し、受け入れ可能の場合には、ステップ308に進んで、駐車場bに関する情報(料金や場所、提携先等)を紹介する無線信号を利用者側に発信する。一方、駐車場bの受け入れ不可が判定された場合には、ステップ304に戻って別の駐車場の検索が再度行われる。
【0043】
駐車場bの紹介を受けた利用者は、ステップ309において駐車場bを利用するか否かを判断し、利用する場合にはステップ310に進んで、利用希望の返答を示す無線信号を駐車場管理装置3aに発信する。一方、駐車場bの利用を希望しない場合には、ステップ303に戻ってより詳細な希望条件を入力する。
利用者側からの駐車場bの利用希望の返答を受けた駐車場管理装置3aは、ステップ311において、紹介IDの発行を要求する信号をネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3bに送信する。紹介IDの発行要求を受けた駐車場管理装置3bは、ステップ312で紹介IDを発行して、その紹介IDをネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3aに送信する。この紹介先で発行される紹介IDは、紹介元の駐車場aを特定することが可能な識別情報を含むものとする。また、駐車場aからの利用者の紹介に応じて駐車スペースが駐車場bに確保(予約)されるといった運用が行われる場合には、確保した駐車スペースに対応した情報も紹介IDに含まれるようにするのがよい。なお、本発明は、紹介元からの利用者の紹介に対して紹介先が必ず駐車スペースを確保しなければならないという運用形態に限定されるものではなく、例えば所要数の空いた駐車スペースがあれば利用者の紹介を受け入れるといった運用形態も可能である。
【0044】
紹介先の駐車場bからの紹介IDを受信した駐車場管理装置3aは、ステップ313において、その紹介IDと駐車場bまでの経路案内とを示す無線信号を利用者側に発信する。紹介IDおよび経路案内を受信した車載器4は、紹介IDを記憶すると共に駐車場bまでの経路を入出力装置に出力する。利用者は、ステップ314で入出力装置に出力される案内に従い駐車場bに移動する。
【0045】
そして、駐車場bに到着して無線通信部34の通信可能領域内に利用者の車両が進入したことが検知されると、図14のステップ315において、その検知結果を知らせる無線信号が発信されて利用者の車載器4で受信される。駐車場b側からの発信信号を受信した車載器4は、ステップ316において駐車場bへの入場要求を示す無線信号を発信し、その信号を受信した駐車場管理装置3bは、ステップ317で利用者に対して紹介IDの送信を要求する無線信号を発信する。紹介IDの送信要求を受けた車載器4は、ステップ318において駐車場aで通知された紹介IDを無線信号にして発信し、車載器4からの紹介IDを受信した駐車場管理装置3bは、その紹介IDが自装置で発行した正当なIDであることを確認した後、ステップ319において、例えば紹介IDを含んだ所要の情報を記録した駐車券等を利用者に対して発行する一般的な入場処理を実行する。そして、発行された駐車券を利用者が受け取るとステップ320で入口ゲート35が開放され、利用者は駐車場b内に入場して空いた駐車スペースに車両を駐車する。
【0046】
次に、上記の利用者が駐車場bから出場しようとする際には、ステップ321において、精算機36等の設置された出場通路に利用者の車両が進入してきたことが検知されると、利用者に対して入場時に発行された駐車券を精算機36に挿入する旨の案内が行われ、利用者はステップ322で駐車券を精算機36に挿入する。精算機36は、ステップ323において、挿入された駐車券に記録された情報を読み取って、紹介IDに対応した紹介元の駐車場aで利用者が得ることのできる割引等のサービス内容をネットワーク回線Lを介して紹介元の駐車場管理装置3aに問い合わせる。
【0047】
なお、ここでは入場時に紹介IDを記録した駐車券を発行し、出場時に駐車券の記録情報を読み取って紹介IDを判断する運用形態としたが、例えば、出場車両の車載器4との間で無線信号の交信が可能な通信機能を精算機36に備えるようにし、紹介IDを駐車券に記録させるのに代えて、精算機36から出場車両の車載器4に紹介IDの送信要求を示す無線信号を発信し、それに応答して車載器4から精算機36に紹介IDを送信するような運用形態としてもよい。
【0048】
紹介先からの問い合わせを受けた駐車場管理装置3aは、ステップ324において、提携先と契約したサービス内容をネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3bに返答する。紹介元からの返答を受けた駐車場管理装置3bは、ステップ325において、紹介元でのサービス内容を加味して駐車料金を算出し、その結果を精算機36に表示等する。そして、ステップ326において、利用者は精算機36に表示等された金額を確認して駐車料金を精算機36に投入し、精算機36では釣り銭の返却などの精算処理が実行される。駐車料金の精算が完了すると、ステップ327で出口ゲートが開放されて、利用者は駐車場bから出場する。なお、提携先とのサービス内容に従って駐車料金が無料になる利用者については、その利用記録を精算機36に残すなどの処理を行うことで精算完了として扱い出口ゲートが開放されるものとする。このような無料サービスを受けた利用者に対して紹介先で発生する駐車料金は、例えば、上記の利用記録に基づいて、紹介元の駐車場と提携先の間で結ばれた契約内容に従い提携先等から紹介先の駐車場に支払われるものとする。
【0049】
駐車場aから紹介された利用者による駐車料金の精算処理が完了すると、紹介先の駐車場bは、ステップ328において、各駐車場間で予め取り決めておいた所要の紹介料を紹介元に対して支払い、紹介元の駐車場aは、紹介先から支払われた紹介料を受領する。なお、駐車場間の紹介料の決済は、各々の駐車場管理装置間でネットワーク回線Lを介して電子決済されるようにするのが望ましい。また、紹介料を利用者ごとに個別に決済しても一定期間の紹介料をまとめて決済してもよい。
【0050】
上記のように第3実施形態の顧客紹介システムによれば、複数の駐車場a,b…の情報をネットワーク回線Lを介して共有し、満車状態の駐車場の利用者を空き駐車スペースのある駐車場に紹介IDの発行を伴って紹介するようにして、利用者が紹介先の駐車場で駐車料金の精算処理を完了したことが確認されることにより、紹介先の駐車場から紹介元の駐車場に紹介料が自動的に支払われるようになる。これにより、利用者は満車状態の駐車場から所望の条件に沿った空車のある他の駐車場を基本的に無料で紹介してもらうことができるため、空車待ちを殆どすることなく希望の条件で車両を駐車することが可能になる。また、紹介元の駐車場は、利用者に対して空車待ちで迷惑をかけるといった状況を軽減できると共に、従来は満車で入場をあきらめてしまっていた利用者についても紹介料を得ることが可能になる。さらに、紹介先の駐車場は、これまでは入場しないような利用者を紹介料の支払いによって新たに獲得することができる。加えて、入場待ちの車列が生じることが少なくなるため、市街地等における交通渋滞を軽減することが可能になる。
【0051】
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図16は、本発明の第4実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。
図16において、第4実施形態のシステム構成が前述した第3実施形態の場合と異なる点は、中央情報管理装置2を備えた情報管理センターを設け、各駐車場管理装置1a,1b…がネットワーク回線Lを介して中央情報管理装置2にそれぞれ接続され、各々の駐車場a,b…に関する情報の収集、紹介先の駐車場の検索、紹介IDの発行および管理、紹介料の決済等が情報管理センターにおいて一括して処理されるようにした点である。
【0052】
中央情報管理装置2は、上述した第2実施形態の場合と同様の構成である。具体的には、通信部21およびデータ収集管理部22を有し、通信部21は、ネットワーク回線Lに接続されていて、ネットワーク回線Lを介して送られてくる各駐車場(図16の例では駐車場a〜e)からの情報を受信処理してデータ収集管理部22に出力すると共に、データ収集管理部22から出力される情報を所要の通信プロトコルに従ってネットワーク回線Lに送信する。データ収集管理部22は、通信部11から送られてくる各駐車場に関する情報を収集し、各々の駐車場から要求に応じて紹介客の要望に沿った駐車場の検索を行うと共に紹介IDの発行および管理を行い、駐車場間での利用者の紹介が成立した際の紹介料の決済を一括して処理する。
【0053】
各駐車場管理装置3a,3b…は、例えば図17のブロック図に示すように、ネットワーク通信部31、データ処理部32、無線通信部34、入口ゲート35、精算機36、出口ゲート37および機器制御部38をそれぞれ有する。この構成は、前述の図11に示した第3実施形態に用いられる駐車場管理装置の構成について判定部33を省略したものに相当し、判定部33以外の他の部分は第3実施形態の場合と同様であるためここでの説明は省略する。
【0054】
次に、第4実施形態の動作を図18〜図20のフローチャートに従って説明する。ここでも駐車場aで空車待ちをする利用者を駐車場bに紹介する場合の動作について具体的に考えることにする。
本顧客紹介システムでは、まず、図18のステップ400に示すように、各駐車場a,b…に関する情報がネットワーク回線Lを介して予め設定した一定時間ごとに情報管理センターに送信され、前述の図15に例示した場合と同様の各駐車場の情報が中央情報管理装置2に収集されて管理される。
【0055】
そして、例えば駐車場aが満車になって利用者が空車待ちをするようになった場合には、第3実施形態の場合と同様にして、駐車場管理装置3aは、ステップ401で入場車両に対して他の駐車場の利用を希望するか否かの問いかけを行う無線信号を発信し、その無線信号が車載器4で受信されて、駐車場aの満車と他の駐車場の利用を希望するかが利用者に伝えられる。利用者は、ステップ402で駐車場aの利用をあきらめて他の駐車場の紹介を受けるか否かを判断し、紹介を希望する場合には、ステップ403に進んでその旨の返答と共に希望条件を入力して無線信号により駐車場管理装置3aに伝え、紹介を希望しない場合には、ステップ403’に進んで駐車場aで空車が生じるまでそのまま待ち続ける。
【0056】
利用者からの紹介希望の返答を受けた駐車場管理装置3aは、ステップ404において、利用者の要望にあった他の駐車場の検索と紹介客の受け入れ可否の問い合わせをネットワーク回線Lを介して情報管理センターに行う。紹介元となる駐車場aからの問い合わせを受けた情報管理センターは、ステップ405において、駐車場aから送信される利用者の希望条件に従い、データ収集管理部22に収集された駐車場情報のうちから利用者の要望に沿う駐車場を検索し、該当した駐車場に現在空車があるかと他の駐車場からの紹介を受け入れてくれるかを判定する。ここでは駐車場bが紹介先として選ばれたとすると、ステップ406において、情報管理センターからネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3bに、実際に利用者の紹介を受け入れてくれるかの問い合わせが行われる。情報管理センターからの問い合わせを受けた駐車場管理装置3bは、ステップ407において、駐車場aから紹介される利用者を実際に受け入れることが可能であるか否かを判断し、その結果をネットワーク回線Lを介して情報管理センターに返答する。
【0057】
紹介先の駐車場bからの返答を受けた情報管理センターは、ステップ408において、駐車場bが実際に利用者の紹介を受け入れ可能であるかを判定し、受け入れ可能の場合には、ステップ409に進んで、駐車場bを紹介先とする情報がネットワーク回線Lを介して紹介元の駐車場管理装置3aに送信される。一方、駐車場bが受け入れ不可の場合には、ステップ405に戻って別の駐車場の検索が再度行われる。
【0058】
情報管理センターからの紹介先の返答を受けた駐車場管理装置3aは、ステップ410において、駐車場bに関する情報(料金や場所、提携先等)を紹介する無線信号を利用者側に発信する。駐車場bの紹介を受けた利用者は、ステップ411において駐車場bを利用するか否かを判断し、利用する場合にはステップ412に進んで、利用希望の返答を示す無線信号を駐車場管理装置3aに発信する。一方、駐車場bの利用を希望しない場合には、ステップ403に戻ってより詳細な希望条件を入力する。
【0059】
利用者側からの駐車場bの利用希望の返答を受けた駐車場管理装置3aは、ステップ413において、紹介IDの発行を要求する信号をネットワーク回線Lを介して情報管理センターに送信する。紹介IDの発行要求を受けた情報管理センターは、ステップ414において、紹介元および紹介先の各駐車場を特定することが可能な情報を含んだ紹介IDを発行し、その紹介IDを駐車場aから駐車場bまでの経路案内と共にネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3aに通知する。
【0060】
情報管理センターからの紹介ID等の返答を受けた駐車場管理装置3aは、ステップ415において、情報管理センターから通知された紹介IDと駐車場bまでの経路案内を示す無線信号を発信し、その無線信号を受信した車載器4は、紹介IDを記憶すると共に駐車場bまでの経路を入出力装置に出力する。利用者は、ステップ416で入出力装置に出力される案内に従い駐車場bに移動する。
【0061】
そして、駐車場bに到着して無線通信部34の通信可能領域内に利用者の車両が進入したことが検知されると、図19のステップ417において、その検知結果を知らせる無線信号が発信されて利用者の車載器4で受信される。駐車場b側からの発信信号を受信した車載器4は、ステップ418において駐車場bへの入場要求を示す無線信号を発信し、その信号を受信した駐車場管理装置3bは、ステップ419で利用者に対して紹介IDの送信を要求する無線信号を発信する。紹介IDの送信要求を受けた車載器4は、ステップ420において駐車場aで通知された紹介IDを無線信号にして発信し、車載器4からの紹介IDを受信した駐車場管理装置3bは、その紹介IDをステップ421で情報管理センターに転送して正当な紹介IDであるか否かを問い合わせる。駐車場bからの問い合わせ受けた情報管理センターは、ステップ422において、駐車場bからの紹介IDの照合処理を実行し、当該紹介IDが駐車場bを紹介先とする正当なものであることを確認してその結果をネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3bに伝える。情報管理センターから正当な紹介IDであることを知らされた駐車場管理装置3bは、ステップ423において、例えば紹介IDを含んだ所要の情報を記録した駐車券等を利用者に対して発行する一般的な入場処理を実行する。そして、発行された駐車券を利用者が受け取るとステップ424で入口ゲート35が開放され、利用者は駐車場b内に入場して空いた駐車スペースに車両を駐車する。
【0062】
次に、上記の利用者が駐車場bから出場しようとする際には、図20のステップ425において、出場通路に利用者の車両が進入してきたことが検知されると、利用者に対して入場時に発行された駐車券を精算機36に挿入する旨の案内が行われ、利用者はステップ426で駐車券を精算機36に挿入する。精算機36は、ステップ427において、挿入された駐車券に記録された情報を読み取って、紹介IDに対応した紹介元の駐車場aで利用者が得ることのできる割引等のサービス内容をネットワーク回線Lを介して情報管理センターに問い合わせる。
【0063】
紹介先からの問い合わせを受けた情報管理センターは、ステップ428において、紹介元の駐車場aでのサービス内容をネットワーク回線Lを介して駐車場管理装置3bに返答する。情報管理センターからの返答を受けた駐車場管理装置3bは、ステップ429において、紹介元でのサービス内容を加味して駐車料金を算出し、その結果を精算機36に表示等する。そして、ステップ430において、利用者は精算機36に表示等された金額を確認して駐車料金を精算機36に投入し、精算機36では釣り銭の返却などの精算処理が実行される。駐車料金の精算が完了すると、ステップ431で出口ゲートが開放されて、利用者は駐車場bから出場する。
【0064】
駐車場aから紹介された利用者による駐車料金の精算処理が完了すると、紹介先の駐車場bは、ステップ432において、各駐車場間で予め取り決めておいた所要の紹介料を情報管理センターに対して支払い、情報管理センターは駐車場bによって支払われた紹介料を紹介元の駐車場aに支払って決済し、駐車場aは紹介先から支払われた紹介料を受領する。
【0065】
上記のように第4実施形態の顧客紹介システムによれば、前述の第3実施形態の場合と同様の効果が得られるのに加えて、情報管理センターを設けて複数の駐車場間における情報の共有、駐車場の検索、紹介IDの発行および管理、紹介料の決済を一括して処理するようにしたことで、各駐車場管理装置の構成を簡略化することができ、ネットワーク化される駐車場数の多い大規模なシステムを低コストで実現することが可能である。
【0066】
なお、上述した第3、4実施形態では、各駐車場管理装置と利用者の間での情報の伝達を車載器を利用して無線信号により行うようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、車両に車載器を搭載していない場合には、駐車場の管理者等が他の駐車場に関する情報や紹介IDを利用者に対して伝えるようにしてもよい。この場合、駐車場の管理者等はネットワーク回線Lに接続可能な携帯端末装置等を所持して情報の入出力を行うようにするのが便利である。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の顧客紹介システムおよび顧客紹介方法は、複数の施設をネットワーク回線を介して互いに接続し、各施設の混雑状況等に関する情報を各々の施設間で共有し、混雑した施設で利用待ちをする顧客を混雑していない施設に紹介IDの付与を伴って紹介するようにして、顧客が紹介先の施設で利用料金を精算したことを条件に、紹介先の施設から紹介元の施設に紹介料が支払われるようにしたことによって、顧客は、混雑した施設から空いた他の施設を紹介してもらうことができるため、利用待ちを殆どすることなく所望の施設を利用することが可能になる。また、紹介元の施設は、顧客に対して利用待ちで迷惑をかけるといった状況を軽減できると共に、従来は混雑により利用をあきらめて帰ってしまっていた顧客についても紹介料を得ることができる。さらに、紹介先の施設は、通常は利用しないような客を紹介料の支払いによって新たに獲得することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。
【図2】同上第1実施形態で用いられる店舗用端末装置の構成例を示す図である。
【図3】同上第1実施形態の動作を説明するための第1のフローチャートである。
【図4】同上第1実施形態の動作を説明するための第2のフローチャートである。
【図5】同上第1実施形態において店舗間で共有される情報の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。
【図7】同上第2実施形態で用いられる各装置の構成例を示す図である。
【図8】同上第2実施形態の動作を説明するための第1のフローチャートである。
【図9】同上第1実施形態の動作を説明するための第2のフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。
【図11】同上第3実施形態で用いられる駐車場管理装置の構成例を示す図である。
【図12】同上第3実施形態で用いられる車載器の構成例を示す図である。
【図13】同上第3実施形態の動作を説明するための第1のフローチャートである。
【図14】同上第3実施形態の動作を説明するための第2のフローチャートである。
【図15】同上第3実施形態において駐車場間で共有される情報の一例を示す図である。
【図16】本発明の第4実施形態にかかる顧客紹介システムの構成を示す図である。
【図17】同上第4実施形態で用いられる駐車場管理装置の構成例を示す図である。
【図18】同上第4実施形態の動作を説明するための第1のフローチャートである。
【図19】同上第4実施形態の動作を説明するための第2のフローチャートである。
【図20】同上第4実施形態の動作を説明するための第3のフローチャートである。
【符号の説明】
1A〜1E  店舗用端末装置
11  通信部
12  データ処理部
13  判定部
2  中央情報管理装置
21  通信部
22  データ収集管理部
3a〜3e  駐車場管理装置
31  ネットワーク通信部
32  データ処理部
33  判定部
34  無線通信部
35  入口ゲート
36  精算機
37  出口ゲート
38  機器制御部
4  車載器
41  無線通信部
42  データ処理部
A〜E  店舗
a〜e  駐車場
L  ネットワーク回線

Claims (9)

  1. 複数の施設間で顧客を紹介し合うための顧客紹介システムにおいて、
    前記複数の施設間を互いに接続するネットワーク回線と、前記複数の施設にそれぞれ設けられ、混雑状況に関する情報を含んだ施設情報を前記ネットワーク回線を介して通信し、各施設間で互いの施設情報を共有可能な複数の情報共有手段と、を備えて構成され、
    前記複数の情報共有手段のうちで、利用待ちをする顧客のいる混雑した施設の情報共有手段は、前記各施設間で共有した施設情報に基づいて、前記顧客を紹介可能な混雑していない施設を判定し、当該施設を紹介先として前記顧客に伝えると共に、紹介元および紹介先の各施設を特定可能な情報を含んだ紹介IDを前記顧客に与え、紹介先の施設の情報共有手段は、前記顧客に与えられた紹介IDに応じて紹介元の施設を特定し、前記顧客による利用料金の精算完了後に、前記各施設間で予め取り決められた紹介料を前記紹介元の施設に対して支払うための決済処理を行うことを特徴とする顧客紹介システム。
  2. 前記複数の情報共有手段は、それぞれ、前記ネットワーク回線に情報を送信すると共に、前記ネットワーク回線からの情報を受信する通信部と、該通信部で送受信される情報を処理し、前記施設情報を収集して管理するデータ処理部と、該データ処理部に収集された施設情報に基づいて、前記利用待ちをする顧客の希望条件に応じた施設を検索し、当該施設が前記顧客を受け入れ可能か否かを判定する判定部とを有することを特徴とする請求項1に記載の顧客紹介システム。
  3. 前記複数の情報共有手段のそれぞれにネットワーク回線を介して接続され、前記施設情報の収集および管理と、前記紹介先の施設の判定と、前記紹介IDの発行および管理と、前記紹介料の決済とを一括して処理する中央情報管理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の顧客紹介システム。
  4. 前記複数の情報共有手段は、それぞれ、前記ネットワーク回線に情報を送信すると共に、前記ネットワーク回線からの情報を受信する通信部と、該通信部で送受信される情報を処理するデータ処理部と、とを有することを特徴とする請求項3に記載の顧客紹介システム。
  5. 前記複数の施設が店舗であり、満席状態の店舗で空席待ちをする顧客を空席のある他の店舗に紹介することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の顧客紹介システム。
  6. 前記複数の施設が駐車場であり、満車状態の駐車場で空車待ちをする利用者を空車状態の他の駐車場に紹介することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の顧客紹介システム。
  7. 前記複数の情報共有手段は、利用者の車両に搭載された車載器との間で狭域無線通信により情報の伝達を行うことが可能な無線通信部をそれぞれ有することを特徴とする請求項6に記載の顧客紹介システム。
  8. 前記紹介料の支払いおよび受領が前記ネットワーク回線を利用して電子決済されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の顧客紹介システム。
  9. 複数の施設間で顧客を紹介し合うための顧客紹介方法であって、
    前記複数の施設間を互いに接続するネットワーク回線を利用し、混雑状況に関する情報を含んだ施設情報を通信して各施設間で互いの施設情報を共有し、
    前記複数の施設のうちで、利用待ちをする顧客のいる混雑した施設においては、前記各施設間で共有した施設情報に基づいて、前記顧客を紹介可能な混雑していない施設を判定し、当該施設を紹介先として前記顧客に伝えると共に、紹介元および紹介先の各施設を特定可能な情報を含んだ紹介IDが前記顧客に与え、
    紹介先の施設においては、前記顧客に与えられた紹介IDに応じて紹介元の施設を特定し、前記顧客による利用料金の精算完了後に、前記各施設間で予め取り決められた紹介料を前記紹介元の施設に対して支払うための決済処理を行うことを特徴とする顧客紹介方法。
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