JP2004053365A - 地絡検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体と電源との地絡を誤検知なく正確に検出する。
【解決手段】車体Bと組電池4との間の静電容量を所定のしきい値と比較することで、車体Bと組電池4との地絡を検出するに際して、車両の静電容量をバッテリコントローラ9により推定し、推定した車両の静電容量に基づいて、しきい値を設定する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高電圧電源を備えた電気自動車の車体と高電圧電源との地絡を検出する地絡検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば電気自動車に設けられた高電圧電源と車体との地絡を検出する技術としては、特開平8−70503号公報に開示されたものが知られている。
【0003】
この従来の電気自動車の地絡検出回路では、直流電源のプラス母線にカップリングコンデンサ、抵抗を介して接続したインピーダンス変換器にデューティ比が50%の矩形波パルスを入力し、この矩形波パルスの出力を基準電圧と比較して、高電圧電源と車体との地絡を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の地絡検出回路では、高電圧電源のプラス母線と接続されたカップリングコンデンサの一端におけるインピーダンスを予め定められたしきい値と比較するようにしているので、車体自身が有する静電容量によって生じるインピーダンスについても検出してしまう。すなわち、地絡を検出するためのインピーダンス成分と、車両の静電容量に起因するインピーダンスとを合計したインピーダンスを検出してしまい、地絡していないにも拘わらず、地絡を検出する誤検知をしてしまう可能性があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、誤検知なく正確に地絡を検出することができる地絡検出装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、車両の静電容量を推定し、この静電容量に基づいて、しきい値を設定し、このしきい値と、車体と電源との静電容量とを比較し、地絡の発生を検出する。
【0007】
【発明の効果】
本発明では、車両の静電容量に基づいて、地絡検出のしきい値を設定するようにしたので、車両(車体)自体が有する静電容量の影響を受けずに地絡の検出を行えるので、誤検知することなく正確に地絡を検出することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
本発明は、例えば図1に示すように構成された電気自動車に適用される。
【0010】
[電気自動車の構成]
本実施の形態の電気自動車(以下、車両ともいう)は、組電池4から放電される直流電力がインバータ1で3相交流電力へと変換され、モータ2へと供給されることで、モータ2が駆動する。このモータ2の駆動力は、減速機5、ドライブシャフト6を介してタイヤ7へと伝達されて、車両が駆動する。
【0011】
また、車両が減速時にモータ2が発生する回生電力が、インバータ1を介して、組電池4へと供給されることで、組電池4が充電される。
【0012】
また組電池4の電力は、車両の補機として搭載されているエアコン用ファンモータ8へも供給され、この電力によってエアコン用ファンモータ8が回転駆動する。
【0013】
このエアコン用ファンモータ8には、エアコン用ファンモータ8を流れる電流を検出する電流センサ14が設けられており、この電流センサ14によって検出された電流値は、後述するバッテリコントローラ9へと出力される。
【0014】
上述のインバータ1及びモータ2は、図示しないアクセルペダルやブレーキペダルの操作に基づいて、要求する駆動力をモータ2が発生するように、車両コントローラ3によって制御される。
【0015】
車両コントローラ3は、CPU21、ROM22、RAM23や図示しない入出力インターフェースなどの周辺部品を備えており、各種演算を行う。車両コントローラ3は、インジケータ10に接続され、各種情報をインジケータ10によって報知すると共に、バッテリコントローラ9と接続され、バッテリコントローラ9と間で各種情報を通信する。
【0016】
11は外気温度を検出する外気温センサであり、12は車両の右ドアに設けられ、車体温度を検出する車体温度センサ、13はエアコン用ファンモータ8の温度を検出する補機温度センサであり、これら外気温センサ11による外気温、車体温度センサ12による車体温度、補機温度センサ13によるエアコン用ファンモータ8の温度は、バッテリコントローラ9へと出力される。
【0017】
また15はエアコンの動作をオンオフする補機動作スイッチであり、16はエアコンの温度を設定する温度設定スイッチであり、これらの補機動作スイッチによるオンオフ信号15および温度設定スイッチ16により設定された温度は、バッテリコントローラ9へと出力される。
【0018】
バッテリコントローラ9は、CPU31、ROM32、RAM33、タイマー34や図示しない入出力インターフェースなどの周辺部品を備えており、各種入力情報に基づいて、後述の異常検出処理を行う。
【0019】
17は地絡検知回路であって、組電池4のプラス母線には絶縁抵抗Riの一端が接続され、この絶縁抵抗Riによって組電池4と車体Bとが絶縁されている。また車体Bが有する静電容量を、車体静電容量Ciとして示す。
【0020】
絶縁抵抗Riの一端には、コンデンサCの一端が接続され、このコンデンサCの他端には抵抗R1、バッファ41が直列に接続され、バッファ41はバッテリコントローラ9の出力端子OUTおよび入力端子IN1へと接続される。またコンデンサCの他端には、抵抗R2を介して、バッファ42が接続され、バッファ42はバッテリコントローラ9の入力端子IN2へと接続される。
【0021】
地絡検知回路17は、バッテリコントローラ9の出力端子OUTから出力される矩形波パルスを、バッテリコントローラ9の入力端子IN1で取り込むと共に、バッファ41を介して抵抗R1、抵抗R2およびコンデンサCへと印加したうえで、バッファ42を介して入力端子IN2へと取り込む。
【0022】
[電気自動車の異常検出処理]
つぎに、上述した電気自動車における異常検出処理について図2〜図4のフローチャートを参照して説明する。
【0023】
なお、このフローチャートに基づく制御プログラムは、バッテリコントローラ9によって行われる。
【0024】
この異常検出処理では、先ず、ステップS1において、図示しないイグニッションスイッチ(以下、IGNスイッチと記す)の状態を検出し、IGNスイッチがオン状態であるか否かの判定をし、IGNスイッチがオン状態である場合にステップS2に処理を進める。
【0025】
ステップS2〜ステップS4においては、車体温度、外気温及び補機温度により車体静電容量Ciを推定するために、車体温度センサ12からのセンサ信号を読み込みんで車体温度を検出し(ステップS2)、外気温センサ11からのセンサ信号を読み込んで外気温を検出し(ステップS3)、更に、補機温度センサ15からのセンサ信号を読み込んで補機温度を検出して(ステップS4)、ステップS5に処理を進める。
【0026】
ステップS5においては、図5の車体温度に応じた車体静電容量Ciの変化を記述したマップデータを参照して、ステップS2にて検出した車体温度に対する車体静電容量Ciを算出して、ステップS6に処理を進める。図5に示すマップデータは、電気自動車の設計時に予め実験などにより車体温度に対する車体静電容量Ciの変化を求めておいてROM32に格納されている。
【0027】
ステップS6においては、図6の補機温度に応じた補正係数を記述した補正テーブルデータを参照して、ステップS4にて検出した補機温度に対する補正係数を算出する。図6に示す補正テーブルデータは、図7に示すような補機温度に応じた車体静電容量Ciの変化から、ステップS5にて算出した車体静電容量Ciを補正する補正係数を補機温度ごとに設定しておき、ROM32に格納されている。そして、算出した補正係数をステップS5にて検出した車体静電容量Ciに乗じる補正することで、補機温度に応じた補正をしてステップS7に処理を進める。
【0028】
ステップS7においては、補機動作スイッチ15の状態を検出して、補機動作スイッチ15がオン状態であるか否かを判定し、補機動作スイッチ15がオン状態でないと判定した場合には補機(エアコン用ファンモータ8)の状態に応じた車体静電容量Ciの補正をせずにステップS11に処理を進め、補機動作スイッチ15がオン状態であると判定した場合にはステップS8に処理を進める。
【0029】
ステップS8においては、温度設定スイッチ16により設定されている設定温度を検出して、ステップS9に処理を進める。
【0030】
ステップS9においては、ステップS3にて検出した外気温とステップS8にて検出した設定温度との温度差を算出してステップS10に処理を進める。
【0031】
ステップS10においては、図8の温度差に応じた補正係数を記述した補正テーブルデータを参照して、ステップS9にて算出した補機差に対する補正係数を算出する。図8に示す補正テーブルデータは、図9に示すような温度差に応じた車体静電容量Ciの変化から、ステップS6にて補正した車体静電容量Ciを補正する補正係数を温度差ごとに設定しておき、ROM32に格納されている。そして、算出した補正係数をステップS6にて補正した車体静電容量Ciに乗じる補正することで、補機状況に応じた補正をしてステップS11に処理を進める。
【0032】
ステップS11においては、電流センサ14からセンサ信号を読み込み、エアコン用ファンモータ8に流れている電流値を検出してステップS12に処理を進める。
【0033】
ステップS12においては、ステップS10又はステップS6にて算出した車体静電容量Ciを図10に示す補正テーブルデータを参照して、車体静電容量Ciに応じた出力周波数を設定してステップS13に処理を進める。
【0034】
ステップS13においては、ステップS12にて設定された周波数の矩形波パルスを生成して出力端子OUTから出力し、この出力タイミングと同時にタイマ34による計時を開始させて、ステップS14に処理を進める。
【0035】
ステップS14においては、ステップS13にて出力した矩形波パルスが入力端子IN2によって入力された矩形波パルスの立ち上がり時間をタイマ34にて計測してステップS15に処理を進める。
【0036】
ステップS15においては、図11に示す出力周波数に対する立ち上がり時間の許容範囲を記述した補正テーブルデータを参照して、ステップS14にて計測した矩形波パルスの立ち上がり時間が許容範囲内であるか否かを判定する。立ち上がり時間が許容範囲であると判定した場合にはステップS16に処理を進め、立ち上がり時間が許容範囲でないと判定した場合にはステップS17に処理を進める。
【0037】
ステップS16及びステップS17においては、ステップS14にて入力した矩形波パルスの振幅を検出し、図3のステップS18及び図4のステップS19にそれぞれ処理を進める。
【0038】
ステップS18及びステップS19においては、ステップS16にて検出した矩形波パルスの振幅が予め設定したしきい値以下であるか否かを判定する。このしきい値は、図12に示すような車体静電容量Ciに対する判定しきい値の変化を記述した補正テーブルデータがバッテリコントローラ9により参照され、ステップS6又はステップS10にて算出した車体静電容量Ciに応じた値が設定される。
【0039】
ステップS18及びステップS19において矩形波パルスの振幅がしきい値以下であると判定した場合にはステップS20及びステップS21にそれぞれに処理を進め、組電池4と車体Bとの地絡が発生していると判定してステップS22及びステップS23にそれぞれ処理を進め、地絡が発生している旨を車両コントローラ3に通知する。そして、車両コントローラ3では、組電池4と車体Bとの地絡が発生していることを操作者に通知するようにインジケータ10を駆動して処理を終了する。
【0040】
ステップS18において矩形波パルスの振幅がしきい値以下でないと判定した場合にはステップS24に処理を進め、電流センサ14からのセンサ信号を読み込み、エアコン用ファンモータ8に流れている電流値を検出する。そして、今回に検出した電流値とステップS11にて検出した電流値とを比較して、ステップS11時点での電流値から今回の電流値が変化しているか否かを判定することで、エアコン用ファンモータ8の動作状態が変化しているか否かを判定する。補機の動作状態が変化していると判定した場合にはステップS1に処理を戻して上述の処理を繰り返し、補機の動作状態が変化していないと判定した場合にはステップS25に処理を進める。
【0041】
ステップS25においては、ステップS13にて計時を開始させたタイマ34の計時時間が一定時間を経過したか否かを判定し、一定時間経過したと判定した場合にはステップS1に処理を戻し、一定時間経過していないと判定した場合にはステップS16に処理を戻して更にステップS16以降の処理を繰り返す。
【0042】
また、図4のステップS19にて矩形波パルスの振幅がしきい値以下でないと判定した場合にはステップS26に処理を進め、車体静電容量Ciが異常値であると判定し、その旨を車両コントローラ3に通知する。そして、車両コントローラ3では、車体静電容量Ciが異常値であることを操作者に通知するようにインジケータ10を駆動して処理を終了する。
【0043】
なお、上述した一例では、先ず車体温度に応じた車体静電容量Ciを求め、補機温度及び補機状況に応じて車体静電容量Ciを補正する場合について説明したが、これに限らず、補機温度や補機状況に応じて車体静電容量Ciを求めた後に、例えば図13に示すような車体温度に応じた補正係数を求めて車体静電容量Ciを補正しても良い。
【0044】
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る電気自動車によれば、補機の動作により車体静電容量Ciが上昇して組電池4の車体Bに対する絶縁抵抗Riが低下するという影響を受ける場合であっても、矩形波パルスの振幅を検出して車体静電容量Ciに対するしきい値を変更し、このしきい値を用いて地絡を検出するので、補機の動作状態により車両自身の静電容量に影響して、絶縁抵抗の値が変化する場合であっても、正確に地絡を検出することができる。
【0045】
また、この電気自動車によれば、車両内の補機(エアコン用ファンモータ8)の状態を検出し、一定期間ごと、又はエアコン用ファンモータ8の動作状態が変化した場合に、ステップS1に処理を戻して車体Bとプラス母線4Aとの間の静電容量を検出するようにしたので、車体静電容量Ciが補機のオン/オフや駆動量等の動作状態に応じて変化する場合であっても、正確に地絡を検出することができる。
【0046】
更に、この電気自動車によれば、車体温度や補機温度に基づいて車体静電容量Ciを求めて地絡検出回路17に出力する矩形波パルスの周波数を変化させ、絶縁抵抗Riの低下を検出することができ、車体温度や補機温度が変化した場合であっても正確に地絡を検出することができる。
【0047】
更にまた、この電気自動車によれば、車体静電容量Ciが所定の範囲外となった場合には車体静電容量の異常と判定するので、絶縁抵抗Riの低下と区別して操作者に通知することができる。
【0048】
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0049】
以下に、上述の発明の実施の形態と、特許請求の範囲との対応関係について述べる。
【0050】
バッテリコントローラ9、外気温センサ11、車体温度センサ12、補機温度センサ13、補機動作スイッチ15、温度設定スイッチ16及び図2のステップS2〜ステップS10が静電容量推定手段を、バッテリコントローラ9、地絡検出回路17及び図2のステップS2〜ステップS10、図3、図4のステップS18〜ステップS21が地絡検出手段を、バッテリコントローラ9及び図3、図4のステップS18、ステップS19がしきい値設定手段を構成する。またバッテリコントローラ9、図2のステップS6、ステップS10、ステップS12が周波数設定手段を構成する。またバッテリコントローラ9、図4のステップS26が、異常判断手段を構成する。またバッテリコントローラ9、図3のステップS24が補機状態検出手段を構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電気自動車の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した電気自動車による異常検出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明を適用した電気自動車による異常検出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明を適用した電気自動車による異常検出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】車体温度に応じた車体静電容量の変化を示す図である。
【図6】補機温度に対する補正係数の補正テーブルデータを示す図である。
【図7】補機温度に対する車体静電容量の変化を示す図である。
【図8】外気温とエアコンの設定温度との温度差に対する補正係数の補正テーブルデータを示す図である。
【図9】外気温とエアコンの設定温度との温度差に対する車体静電容量の変化を示す図である。
【図10】車体静電容量に対する矩形波パルスの周波数の補正テーブルデータを示す図である。
【図11】矩形波パルスの周波数に対する矩形波パルスの立ち上がり時間の補正テーブルデータを示す図である。
【図12】車体静電容量に対する判定しきい値の変化を示す図である。
【図13】車体温度に対する補正係数の補正テーブルデータを示す図である。
【符号の説明】
1 インバータ
2 モータ
3 車両コントローラ
4 組電池
5 減速機
6 ドライブシャフト
7 タイヤ
8 エアコン用ファンモータ
9 バッテリコントローラ
10 インジケータ
11 外気温センサ
12 車体温度センサ
13 補機温度センサ
14 電流センサ
15 補機動作スイッチ
16 温度設定スイッチ
17 地絡検出回路
21 CPU
22 ROM
23 RAM
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 タイマ
41 バッファ
42 バッファ

Claims (6)

  1. 車体と電源との間の静電容量を所定のしきい値と比較することで、車体と電源との地絡を検出する地絡検出手段と、
    車両の静電容量を推定する静電容量推定手段と、
    上記静電容量推定手段により推定された車両の静電容量に基づいて、上記しきい値を設定するしきい値設定手段と
    を備えることを特徴とする地絡検出装置。
  2. 上記しきい値設定手段は、上記静電容量推定手段により推定された車両の静電容量に基づいて、周波数を設定する周波数設定手段を有し、
    上記周波数設定手段で設定された周波数の交流信号を、上記地絡検出手段へと出力した結果における交流信号の入力に基づいて、しきい値が設定されることを特徴とする請求項1に記載の地絡検出装置。
  3. 上記静電容量推定手段は、少なくとも車体の温度と車両に搭載された補機の温度とに基づいて、車両の静電容量を推定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地絡検出装置。
  4. 車体と電源との静電容量とが所定の範囲を超える場合には、異常と判断する異常判断手段を有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の地絡検出装置。
  5. 車両に搭載された補機の運転状態を検出する補機状態検出手段を備え、
    上記地絡検出手段は、上記補機状態検出手段により補機の運転状態が変化した場合に、車体と電源との地絡を検出することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の地絡検出装置。
  6. 上記地絡検出手段による地絡の検出は、一定期間ごとに行われることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の地絡検出装置。
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