JP2004052946A - 防振装置 - Google Patents

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Masaru Shiida
志比田 勝
Toshihiro Kakimoto
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Abstract

【課題】軸方向の特性と軸直角方向の特性のチューニングが容易な構造の防振装置、またウエイトの変更が容易に可能な構造の防振装置を提供する。
【解決手段】内筒金具12の端部に連設したフランジ状のプレート金具13と、内筒金具12の外方に配したウエイト14とを、両者に加硫接着した第1のゴム部15により結合して第1の部品ユニット10とし、また内筒金具12に嵌着固定される内側筒部材22と、ウエイト14の内周に嵌着固定される外側筒部材24とを、両者に加硫接着した第2のゴム部25により結合して第2の部品ユニットとし、これら両部品ユニット10,20の組み合わせにより構成し、第1と第2のゴム部15,25の硬度を個別に設定することにより、特性をチューニングできるようにする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばエンジンルーム内において振動体側の部材に取付けてダイナミックダンパーとして使用する防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術途発明が解決しようとする課題】
従来より、エンジンルーム内の振動体側のブラケット等に取付けてダイナミックダンパーとして使用する防振装置として、図9及び図10に例示の形態のものが知られている。この防振装置は、振動体側のブラケット等の部材Bに突設されたボルトbに嵌合されてナットnの締付けにより固定される内筒金具52と、その下端部に溶接手段等により連接されてフランジ状をなし前記振動体側の部材Bへの取付けのためのベースとなるプレート金具53と、前記内筒金具52の外方において前記プレート金具53との間に間隔を存して配されたマス部材としてのウエイト54とを有し、このウエイト54は、前記プレート金具53及び前記内筒金具52に対し、該ウエイト54と前記プレート金具53及び前記内筒金具52との間に介在するゴム部55により結合されて支持されており、振動発生時に該ウエイトの共振作用で振動を減衰させるように設けられている。前記ゴム部55は、前記ウエイト54と前記プレート金具53及び前記内筒金具52との双方に加硫接着されている。
【0003】
ところで、前記構造の防振装置の場合、前記ウエイト54を支持する前記ゴム部55が一体のものであるため、軸方向の特性と軸直角方向の特性の比等のチューニングは、該ゴム部55の形状の変更、例えば該ゴム部55の軸方向の寸法h等の変更により対応するのが一般的である。
【0004】
しかし、前記ゴム部55の過度の形状変更は、防振装置全体としての特性に影響を与えることになる。例えば、軸方向の特性と軸直角方向の特性を1:1に近づけるために、前記ゴム部の軸方向寸法hを小さくすると、ダンパー効果も小さくなる。そのため、設計の自由度も限られていた。しかも、前記ゴム部の形状を変更するためには加硫成形用の金型を変更する必要があり、その変更は容易でなく、また費用もかかり不経済なものであった。さらに、前記ウエイトの質量を変更する場合も、そのウエイトの形状の変更に合わせて加硫成形用の金型を変更する必要があり、ウエイトの調整も容易ではなかった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、振動体側の部材に取り付けてダイナミックダンパーとして使用する防振装置として、軸方向の特性と軸直角方向の特性のチューニングが容易な構造の防振装置、またウエイトの変更が容易に可能な構造の防振装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明は、振動体側の部材に取付けて、ゴム部を介して支持したウエイトの共振作用で振動を抑制する防振装置であって、上記の課題を解決するために、振動体側の部材に取付けられる内筒金具と、その一端部に連設されたフランジ状のプレート金具と、前記内筒金具の外方において前記プレート金具との間に間隔を存して配されたウエイトと、前記ウエイトと前記プレート金具との間に介在して両者に加硫接着された第1のゴム部とを有してなる第1の部品ユニットと、前記第1の部品ユニットの前記内筒金具に嵌着固定される内側筒部材と、その外方において前記ウエイトの内周に嵌着固定される外側筒部材と、前記内側筒部材と外側筒部材との間に介在してその両者に加硫接着された第2のゴム部とを有してなる第2の部品ユニットとの組み合わせからなることを特徴とする。
【0007】
この防振装置によれば、前記第1の部品ユニットと、前記第2の部品ユニットとの組合わせにしたことにより、それぞれのユニットに有する前記第1及び第2の両ゴム部の硬度や形状を個別に設定できる。そのため、前記第1及び第2のゴム部の形状変更を要さずに、例えば硬度の変更により、軸方向の特性と軸直角方向の特性、及び両方向の特性の比等を容易にチューニングすることができ、さらには、前記両ゴム部の硬度の変更と、形状の変更の組み合わせによりチューニングすることもできる。そのため、本発明の防振装置は、ゴム部が一体のものよりなる従来品に比して設計の自由度が大きくなり、かつ特性の変更も容易に可能になる。
【0008】
前記の防振装置において、前記第2の部品ユニットの外側筒部材は、前記第1の部品ユニットのウエイト内周に対し圧入されるとともに、該ウエイトの内周に有する段部により位置決めされてなるものが好ましい。これにより、前記第1の部品ユニットと前記第2の部品ユニットの組合わせ状態が均一化し安定したものになる。
【0009】
前記の防振装置において、前記第1のユニット部品のプレート金具と内筒金具が一体形成されてなるものが好ましく、これにより、別体の内筒金具とプレート金具を溶接等の手段で結合する場合よりも部品数が少なく、コスト安価に製造できる。
【0010】
また、本発明のもう一つの防振装置は、軸方向に相対向して配される二つの部品ユニットと、該二つの部品ユニットに保持される環状のウエイトとからなり、前記二つの部品ユニットは、それぞれ、支持側の部材に取付けられる内筒金具と、その一端部に連設されたフランジ状のプレート金具と、前記内筒金具の外方において前記プレート金具との間に間隔を存して配される断面略L形の外側金具とを有し、前記外側金具と前記プレート金具及び内筒金具とが両者に加硫接着されたゴム部を介して一体に結合されてなり、前記ウエイトは、前記二つの部品ユニットが相対向した状態において双方の外側金具に対し嵌着され挟持されてなることを特徴とする。
【0011】
この防振装置の場合、軸方向に相対向する二つの部品ユニットにより一つのウエイトを保持する構成をなしているため、両部品ユニットに有するゴム部の硬度を個別に設定することが可能になる上、それぞれ前記ウエイトを別にして内筒金具、外側金具及びプレート金具をゴム部の加硫成形により一体化できる。従って双方の部品ユニットに保持されるウエイトの形状や外径を変更しても、各部品ユニットの加硫成形には影響せず、従って加硫成形金型の変更を伴うことなくウエイトの質量を変更できることになり、特性の変更やチューニングの調整が容易に可能になる。
【0012】
特に、前記の軸方向に相対向する二つユニット部品が、内筒金具、プレート金具、外側金具及びゴム部の全体を、軸方向中間でウエイトを挟んで略対称形をなすように形成してある場合、型持ち支持して使用した場合の首振りモードをなくしウエイトのローリング運動を抑制でき、軸直角方向に均等に振動させることができ、結果的に軸直角方向の振動倍率低下を防ぐことができ、軸直角方向の特性を改善できる。また両部品ユニットが対称形をなすことにより、一種類の金型で双方の部品ユニットを成形でき、製造コストを低減できることにもなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1は第1の発明の防振装置A1の1実施例を示す縦断面図、図2は同防振装置A1の第1の部品ユニット10と第2の部品ユニット20とを分離した状態の縦断面図、図3は同防振装置A1の平面図、図4は振動体側の部材に取付けた状態の縦断面図である。
【0015】
この防振装置A1は、振動体側のブラケット等の部材Bに取付けて後述するゴム部を介して支持したウエイトの共振作用で振動を抑制するものであって、次の構成を備える第1の部品ユニット10と第2の部品ユニット20とからなる。
【0016】
図に示すように、第1の部品ユニット10は、振動体側の部材であるブラケットBに取付けられる内筒金具12と、その一端部、例えば図のように下端部に溶接により連設された取付用ベースとしてのフランジ状のプレート金具13と、前記内筒金具12の外方において前記プレート金具13との間に間隔を存して配された環状のウエイト14と、前記ウエイト14と前記プレート金具13との間に介在して両者に加硫接着された第1のゴム部15とを有してなる。すなわち、前記内筒金具12及び前記プレート金具13と前記ウエイト14とが、共に加硫成形用の金型にセットされて前記第1のゴム部15が加硫成形されることにより結合され、第1の部品ユニット10が形成されている。
【0017】
第2の部品ユニット20は、前記第1の部品ユニット10の前記内筒金具12に嵌着固定される内側筒部材22と、その外方において前記ウエイト14の内周に嵌着固定される外側筒部材24と、前記内側筒部材22と外側筒部材24との間に介在してその両者に加硫接着された第2のゴム部25とを有してなる。すなわち、前記内側筒部材22と外側筒部材24とが、共に加硫成形用の金型にセットされて前記第2のゴム部25が加硫成形されることにより結合され、第2の部品ユニット20が形成されている。
【0018】
前記のようにそれぞれ別に成形された前記第1の部品ユニット10と、前記第2の部品ユニット20とは、前記内側筒部材22が前記内筒金具12の外周に、また前記外側筒部材24が前記ウエイト14の内周に、それぞれ圧入により嵌着固定されて組み合わされる。これによって、図1に示す防振装置A1が構成される。
【0019】
図の場合、前記ウエイト14の内周には、前記プレート金具13とは反対側の端部から前記外側筒部材24の軸方向長さに略相当する部分が拡径形成されることにより段部16が設けられている。そして、前記外側筒部材24が前記拡径部分17に圧入されるとともに、前記段部16に当接せしめられることにより位置決めされて固定されている。これにより、前記防振装置A1を多数製造する場合においても、前記第1の部品ユニット10と前記第2の部品ユニット20との組合わせ状態が常に一定になり、製品の均一化を図ることができることになる。また、段部16は部品ユニット10の加硫成形時にゴムシールに使用でき、製品仕上げのコストダウンを図ることができる。
【0020】
前記のウエイト14の拡径寸法は、少なくとも前記段部16が外側筒部材14の位置決め機能を発揮できる寸法を確保できるように設定する。実施上は、図のように、前記外側筒部材24の肉厚に略相当する段部16を形成するように拡径形成し、嵌着状態においてウエイト14の内周に段差を生じさせないようにするのが好ましい。
【0021】
上記実施例の防振装置A1は、例えば、主にエンジンルーム内において、図4のように、振動体側のブラケット等の部材Bに対し、ベースとなる前記第1の部品ユニット10のプレート金具13を対接させるようにして、該部材Bに突設されたボルトbに内筒金具12を嵌合し、ナットnの締付けにより固定し、片持ち状態に支持する。こうして、振動発生時に前記ウエイト14の共振作用で振動を減衰させるダンパーとして使用する。
【0022】
この防振装置A1において、軸方向の特性及び軸直角方向の特性及び両方向の特性の比等は、各々別に成形された前記第1の部品ユニット10の第1のゴム部15と、前記第2の部品ユニット20の第2のゴム部25の形状や硬度等により適宜設定でき、又その特性のチューニングも容易に行える。
【0023】
すなわち、前記の第1のゴム部15と、前記第2のゴム部25の硬度や形状を個別に設定できるので、例えば軸方向の特性と軸直角方向の特性の比のチューニングを、前記第1及び第2のゴム部15,25の形状を変更することなく、ゴム硬度の変更のみにより行える。つまり、前記第1及び第2の部品ユニット10及び20の加硫成形用の金型の変更を要することなく、軸方向の特性と軸直角方向の特性の比等を容易にチューニングすることができる。さらには、前記両ゴム部15,25の硬度の変更と、形状の変更の組み合わせによりチューニングすることも可能になる。そのため、ゴム部が一体のものよりなる従来品に比して設計の自由度が大きくなり、かつ特性の変更も容易に可能になる。
【0024】
なお、上記した実施例では、前記第1の部品ユニット10の内筒金具12とプレート金具13の両者を溶接により連設した場合を示したが、このほか、図5に示すように、前記内筒金具12とプレート金具13を絞り加工等により一体成形しておくことも可能である。この場合、製造コストを低減でき、防振装置を安価に得ることができる。
【0025】
図6〜図8は、第2の発明の防振装置A2の実施例を示しており、軸方向に相対向して配される二つの部品ユニット30a,30bと、該二つの部品ユニット30a,30bに保持される環状のウエイト40とからなり、次の構成を備えている。
【0026】
図に示すように、前記二つの部品ユニット30a,30bは、それぞれ、支持側の部材であるブラケットBに取付けられる内筒金具32a,32bと、その一端部に連設されたフランジ状のプレート金具33a,33bと、前記内筒金具32a,32bの外方において前記プレート金具33a,33bとの間に間隔を存して配される断面略L形の外側金具34a,34bとを有し、前記外側金具34a,34bと前記プレート金具33a,33b及び内筒金具32a,32bとが両者に加硫接着されたゴム部35a,35bを介して一体に結合されている。
【0027】
すなわち、前記二つの部品ユニット30a,30bは、それぞれ前記内筒金具32a,32b及び前記プレート金具33a,33bと前記外側金具34a,34bが、共に加硫成形用の金型にセットされて、前記ゴム部35a,35bが加硫成形されることにより、一体に結合されている。
【0028】
そして、前記ウエイト40は、前記二つの部品ユニット30a,30bとは別に形成されており、前記二つの部品ユニット30a,30bが、内筒金具32a,32b同士を相対向させた状態において、双方の外側金具34a,34bに対して圧入嵌着されて挟持されることにより、図6に示す防振装置A2が組立て構成されている。
【0029】
軸方向に相対向する両部品ユニット30a,30bは、図示する実施例のように、内筒金具、プレート金具33a,33b、外側金具34a,34b及びゴム部35a,35bの全体を、軸方向中間でウエイト40を挟んで略対称形をなすように形成しておくのが実施上好ましいが、必ずしも対称形にする必要はなく、例えば、上側なる部品ユニット30bのゴム部35bの外径、あるいはプレート金具33bの外径を小さく形成しておくこともできる。前記のように、両部品ユニット30a,30bが対称形をなす場合は、一種類の金型で双方の部品ユニット30a,30bを成形でき、製造コストを低減できることになる。
【0030】
この実施例の防振装置A2は、図8のように、振動体側のブラケット等の部材Bに対し、一方の部品ユニット30aのプレート金具33aを対接させるようにして、該部材Bに突設されたボルトbにに対し両部品ユニット30a,30bの内筒金具32a,32bを嵌合し、ナットnの締付けにより取付固定し、片持ち支持した状態で、前記ウエイト40の共振作用で振動を減衰させるダンパーとして使用する。
【0031】
この防振装置A1の場合、軸方向に相対向する二つの部品ユニット30a,30bにより一つのウエイト40を保持する構成であり、両部品ユニット32a,32bのゴム部35a,35bの硬度を個別に設定することが可能になる上、それぞれ前記ウエイト40を別にして、内筒金具32a,32b、外側金具34a,34b及びプレート金具33a,33bをゴム部35a,35bの加硫成形により一体化できる。そのため、前記ウエイト40の形状や外径を変更しても、各部品ユニット30a,30bの加硫成形には影響せず、従って加硫成形用の金型の変更を伴うことなくウエイト40の質量を変更できることになり、特性の変更やチューニングの調整が容易に可能になる。
【0032】
特に、前記両部品ユニット30a,30bが図のように対称形をなす場合は、上下のバランスがよく、首振りモードをなくし、ウエイトのローリング運動を抑制でき、軸直角方向に均等に振動させることができ、結果的に軸直角方向の振動倍率低下を防ぐことができ、軸直角方向の特性を改善できることになる。
【0033】
なお、この実施例においても、製造コスト等を考慮して、前記両部品ユニット30a,30bの内筒金具32a,32bとプレート金具33a,33bとを絞り加工等により一体成形しておくことができる。
【0034】
【発明の効果】
上記したように本発明は、振動体側の部材に取り付けてダイナミックダンパーとして使用する防振装置として、軸方向の特性と軸直角方向の特性のチューニングが容易な構造の防振装置、またウエイトの変更が容易に可能な防振装置を容易に且つコスト安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の防振装置の1実施例を示す縦断面図である。
【図2】同上の防振装置の第1の部品ユニットと第2の部品ユニットの分離状態の縦断面図である。
【図3】同上の防振装置の平面図である。
【図4】同上の防振装置の振動体側の部材に取付けた状態の縦断面図である。
【図5】同上の防振装置の他の実施例を示す縦断面図である。
【図6】第2の発明の防振装置の実施例を示す縦断面図である。
【図7】同上の防振装置相対向する両部品ユニットとウエイトを分離した状態の縦断面図である。
【図8】同上の防振装置の振動体側の部材に取付けた状態の半部縦断正面図である。
【図9】従来の防振装置の縦断面図である。
【図10】同上の防振装置の振動体側の部材に取付けた状態の半部縦断正面図である。
【符号の説明】
A1,A2  防振装置
B  振動体側のブラケット
b  ボルト
n  ナット
10  第1の部品ユニット
12  内筒金具
13  プレート金具
14  ウエイト
15  第1のゴム部
20  第2の部品ユニット
22  内側筒部材
24  外側筒部材
25  第2のゴム部
30a,30b 相対向する二つの部品ユニット
32a,32b 内筒金具
33a,33b プレート金具
34a,34b 外側金具
35a,35b ゴム部
40  環状のウエイト

Claims (5)

  1. 振動体側の部材に取付けて、ゴム部を介して支持したウエイトの共振作用で振動を抑制する防振装置であって、
    振動体側の部材に取付けられる内筒金具と、その一端部に連設されたフランジ状のプレート金具と、前記内筒金具の外方において前記プレート金具との間に間隔を存して配されたウエイトと、前記ウエイトと前記プレート金具との間に介在して両者に加硫接着された第1のゴム部とを有してなる第1の部品ユニットと、前記第1の部品ユニットの前記内筒金具に嵌着固定される内側筒部材と、その外方において前記ウエイトの内周に嵌着固定される外側筒部材と、前記内側筒部材と外側筒部材との間に介在してその両者に加硫接着された第2のゴム部とを有してなる第2の部品ユニットと、
    の組み合わせからなることを特徴とする防振装置。
  2. 前記第2の部品ユニットの外側筒部材が、前記第1の部品ユニットのウエイト内周に対し圧入されるとともに、該ウエイトの内周に有する段部により位置決めされてなる請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記第1のユニット部品のプレート金具と内筒金具が一体形成されてなる請求項1または2に記載の防振装置。
  4. 振動体側の部材に取付けて、ゴム部を介して支持したウエイトの共振作用で振動を抑制する防振装置であって、
    軸方向に相対向して配される二つの部品ユニットと、該二つの部品ユニットに保持される環状のウエイトとからなり、
    前記二つの部品ユニットは、それぞれ、支持側の部材に取付けられる内筒金具と、その一端部に連設されたフランジ状のプレート金具と、前記内筒金具の外方において前記プレート金具との間に間隔を存して配される断面略L形の外側金具とを有し、前記外側金具と前記プレート金具及び内筒金具とが両者に加硫接着されたゴム部を介して一体に結合されてなり、前記ウエイトは、前記二つの部品ユニットが相対向した状態において双方の外側金具に対し嵌着され挟持されてなることを特徴とする防振装置
  5. 軸方向に相対向する二つ部品ユニットは、内筒金具、プレート金具、外側金具及びゴム部の全体が、軸方向中間で略対称形をなすように形成されてなる請求項4に記載の防振装置。
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