JP2004052276A - 柱と梁との接合構造 - Google Patents

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Kazuhiro Ito
伊東 和廣
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Shimizu Corp
清水建設株式会社
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Abstract

【課題】鉄骨造の梁をコンクリート造の柱に確実かつ簡便に接合する。
【解決手段】コンクリート造の柱1に鉄骨造の梁2を接合するための構造であって、梁鉄骨6の端部にプレキャストコンクリート部7を一体に設けておき、そのプレキャストコンクリート部を仕口部3に対して鋼棒8等の緊結具により緊結することで梁を柱に対して接合する。柱として鋼管4内にコンクリート5を充填した充填鋼管コンクリート柱を採用し、その鋼管に梁端部のプレキャストコンクリート部を支持するブラケット17を設けておく。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の構造に係わり、特にコンクリート造の柱に鉄骨造の梁を接合するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、建物の構造としては鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄骨造(S造)が最も一般的であるが、近年においては施工の合理化や工期短縮、コスト削減等を目的として種々の構造が提案され、なかでも比較的小規模で簡易な建物に適用して好適な構造として、柱をコンクリート造とし梁を鉄骨造とする複合構造、特に柱として鋼管内にコンクリートを充填する充填鋼管コンクリート柱を採用するものが有望視されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような複合構造では鉄骨造の梁をコンクリート造の柱に対して接合することになるため、そのような複合構造を真に有効なものとするためには、異種の構造部材どうしを構造的に確実にかつ可及的に簡便に接合し得る合理的な手法の開発が不可欠である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記事情に鑑み、請求項1の発明は、コンクリート造の柱に鉄骨造の梁を接合するための構造であって、梁鉄骨の端部にプレキャストコンクリート部を一体に設けておき、そのプレキャストコンクリート部を仕口部に対して緊結具により緊結することで梁を柱に対して接合することを特徴とする。
【0005】
請求項2の発明は、柱として鋼管内にコンクリートを充填した充填鋼管コンクリート柱を採用し、その鋼管に梁端部のプレキャストコンクリート部を支持するブラケットを設けておくことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の構造の一例を図1〜図6を参照して説明する。図1は柱1と梁2との仕口部3の概略構成を示す立断面図、図2は平面図であり、これらは建物の外周部に位置する柱1に対して3方向から3本の梁2(2a、2b)を接合した場合、すなわち柱1の正面に1本の梁2aを接合するとともに柱1の両側に2本の梁2bを接合した場合の例を示している。
【0007】
柱1は鋼管4内にコンクリート5を充填した充填鋼管コンクリート造のものであり、梁2は梁鉄骨6を主体とする鉄骨造のものであるが、梁2の端部にはプレキャストコンクリート部7が一体に設けられ、本例ではそれらの梁2のプレキャストコンクリート部7を仕口部3に対して鋼棒8により緊結することで柱1と梁2とを接合することを基本としている。
【0008】
より詳細に説明すると、図3および図4に示すように、梁2(2a、2b)はいずれもH形鋼からなる梁鉄骨6の端部にプレキャストコンクリート部7が一体に設けられ、そのプレキャストコンクリート部7にはスタラップ9がその上部(後工程でスラブ19内に埋設される部分)を除いて埋設されていて、梁2の端部のみは実質的に鉄骨鉄筋コンクリート造と同様の構造とされている。
【0009】
そして、プレキャストコンクリート部7には梁鉄骨6の片側に3本ずつ計6本のシース管10が水平に埋設されており、それらシース管10の後部はプレキャストコンクリート部7の後方に突出し、図3に示す梁2aにおいてはシース管10の突出長さは仕口部3を貫通し得るように設定され、この梁2aを仕口部3に緊結するための緊結具としての鋼棒8がそのシース管10に通されるようになっている。また、図4に示す梁2bにおいては、シース管10の突出長さは上記の梁2aの場合よりも半分程度に短くされていて、図2にも示したようにそれらの梁2bを柱1の両側に接合する際にはシース管10の先端どうしが仕口部3において互いに突き合わされてスリーブ11により連結され、それらシース管10内に通した鋼棒8により双方の梁2bが連結された状態で仕口部3に対して緊結状態で定着されるようになっている。なお、梁2aと梁2bとでは、それらのプレキャストコンクリート部7に対するシース管10の位置が上下方向に若干ずれており、双方のシース管10どうしが仕口部3において干渉しないようにされている。
【0010】
また、プレキャストコンクリート部7の前面側には梁鉄骨6に補強リブとして溶接された支圧板12が設けられ、その支圧板12には鋼棒8を通すためのシース管10に通じる貫通孔13が形成されている。なお、シース管10の両端部にはプレキャストコンクリート部7および仕口部3と一体化を図るための補強用のスパイラル筋14が予め取り付けられ、あるいは仕口部に配置された後に後付けされるようになっている。
【0011】
一方、柱1は、円形断面の鋼管4内にコンクリート5が充填されて形成される充填鋼管コンクリート造のものであり、図1に示すように仕口部3を挟む上下の階の柱1どうしが仕口部3を上下に挿通して上下の鋼管4内に差し込まれるつなぎ筋15により接合されるようになっており、かつ図2に示すようにその仕口部3には補強鉄筋16が配筋されるようになっている。また、図5に示すように、鋼管4の上端部には各梁2のプレキャストコンクリート部7を支持するアングル材等のブラケット17が溶接されており、ブラケット17と鋼管4との間に生じる隙間は塞ぎ板18により塞がれ、それら塞ぎ板8が仕口部3に打設されるコンクリート5に対する底型枠として機能するようになっている。なお、図示例のような円形の鋼管4に代えて角形の鋼管を用いることで角形断面の柱とすることもも勿論可能であり、その場合は柱1の断面がそのまま仕口部3の断面となるので、円形鋼管を用いる場合のような塞ぎ板18は不要である。
【0012】
上記構造の仕口部3の施工手順を図6に示す。(a)に示すように施工済みのスラブ19上につなぎ筋15が突出している状態から、つなぎ筋15の外側に鋼管4を建て込み、(b)に示すように鋼管4の上部につなぎ筋15および補強鉄筋16を配筋する。そして、予め製作した梁2aを揚重し、(c)に示すようにその端部のプレキャストコンクリート部7をブラケット17に支持することで鋼管4間に架け渡す。これによりシース管10は自ずと仕口部3を貫通する状態となる。
【0013】
また、同様にして(d)に示すように梁2bを揚重し、その両端部のプレキャストコンクリート部7をブラケット17に支持することで鋼管4間に架け渡し、双方のシース管10どうしをスリーブ11により連結する(あるいは一方のシース管10の先端部を他方のシース管10内に直接的に差し込むことでも良い)。
以上により仕口部3は3方向がプレキャストコンクリート部7により取り囲まれるので、他の一面に型枠20を取り付けて仕口部3にコンクリートの打設空間を形成し、鋼管4内および仕口部3にコンクリート5を打設する。所定のコンクリート強度が発現した後、型枠20を脱型し、シース管10に鋼棒8を通し、それら鋼棒8を緊張して定着することで各梁2を仕口部3に対して緊結する。しかる後に、床型枠、床配筋を行い、その上にコンクリートを打設してスラブ19を形成する。以上で1フロア分の作業が終了し、以降、以上の手順を繰り返す。
【0014】
上記構造によれば、梁2の端部に設けたプレキャストコンクリート部7を柱1に対して緊結材8により緊結することで、異種の構造部材である鉄骨造の梁2とコンクリート造の梁1とを極めて単純にして簡潔な手法にて確実強固に接合することが可能である。特に、従来においては鉄骨梁の接合に際しては現場溶接を伴うことが通常であるが、上記構造では現場溶接は一切不要であり、当然に溶接後の超音波探傷検査も不要となるから、溶接を伴う場合に比較して作業性を格段に向上させることができる。また、従来においては鉄骨梁を柱に対して接合する場合には梁接合用の腕部(ブラケット)を柱に設けておくことも行われるが、上記構造ではそのような必要もなく、そのような場合に較べて柱の製作や現場への搬入も容易となる。
【0015】
また、鋼管4に設けたアングル材等のブラケット17によって梁2の端部のプレキャストコンクリート部7を支持することにより、梁2のレベル調整を高精度で行えるし、梁2を支持するための仮設の支保工も不要であり、また、プレキャストコンクリート部7により仕口部3が取り囲まれるので仕口部3における型枠もごくわずかで済む。
【0016】
なお、上記のように充填鋼管コンクリート造の柱1を採用することにより、柱型枠が不要であることはもとより、鋼管4によって梁2を支持することで梁2の支保工も不要であるので、本発明においてはそのような充填鋼管コンクリート造の柱1を採用することが最適であるが、柱1としてはコンクリートを主体とするものであれば良く、たとえばプレキャストコンクリート柱やハーフPC柱も採用可能であるし、さらには通常のRC造の柱も採用可能である。
【0017】
また、梁2としては梁鉄骨6の端部にプレキャストコンクリート部7を一体に設けるものであれば良く、その限りにおいて適宜の変更が可能であり、梁鉄骨6もH形鋼に限ることはない。また、上記実施形態における梁2aにあっては、その製作時に予め鋼棒8をシース管10内に通しておくことも考えられる。なお、緊結具としては鋼材8に限らずPC鋼材等も採用可能であり、緊結具を支障なく通すことができる場合にはプレキャストコンクリート部7に貫通孔のみを形成しておいてシース管10を省略することも考えられる。
【0018】
勿論、上記のように柱1に対して3方向の梁2(2a、2b)を接合する場合のみならず、建物の角部において2方向の梁を接合する場合、建物の内部において4方向の梁を接合する場合にも同様に適用できることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の発明は、梁鉄骨の端部にプレキャストコンクリート部を一体に設けておき、そのプレキャストコンクリート部を仕口部に対して緊結具により緊結することで梁を柱に対して接合するので、異種の構造部材である鉄骨造の梁とコンクリート造の梁とを極めて単純にして容易な手法にて確実強固に接合することが可能である。
【0020】
請求項2の発明は、柱として鋼管内にコンクリートを充填した充填鋼管コンクリート柱を採用し、その鋼管に梁端部のプレキャストコンクリート部を支持するブラケットを設けておくので、梁のレベル調整を高精度で行えるし、梁を支持するための仮設の支保工も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接合構造の一例を示す立断面図である。
【図2】同、平断面図である。
【図3】同、梁の構成例を示す図である。
【図4】同、梁の他の構成例を示す図である。
【図5】同、部分斜視図である。
【図6】同、施工手順を示す図である。
【符号の説明】
1 柱
2(2a、2b) 梁
3 仕口部
4 鋼管
5 コンクリート
6 梁鉄骨
7 プレキャストコンクリート部
8 鋼棒(緊結具)
12 支圧板
17 ブラケット

Claims (2)

  1. コンクリート造の柱に鉄骨造の梁を接合するための構造であって、梁鉄骨の端部にプレキャストコンクリート部を一体に設けておき、そのプレキャストコンクリート部を仕口部に対して緊結具により緊結することで梁を柱に対して接合することを特徴とする柱と梁との接合構造。
  2. 柱として鋼管内にコンクリートを充填した充填鋼管コンクリート柱を採用し、その鋼管に梁端部のプレキャストコンクリート部を支持するブラケットを設けておくことを特徴とする請求項1記載の柱と梁との接合構造。
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