JP2004051363A - 自動原稿送り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】健常者の操作性を低下させることなく、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーでも容易に正確に原稿を積載できる自動原稿送り装置を提供する。
【解決手段】原稿トレイ3上に積載された原稿を原稿分離部5により画像読取装置へ分離給送し、原稿を収納した原稿カセット7を原稿トレイ3に対して取り外し可能に装着し、原稿カセット7を原稿トレイ3に装着した状態で、原稿カセット7内に収納された原稿を原稿分離部5により画像読取装置へ給送するようにした。
【選択図】 図4
【解決手段】原稿トレイ3上に積載された原稿を原稿分離部5により画像読取装置へ分離給送し、原稿を収納した原稿カセット7を原稿トレイ3に対して取り外し可能に装着し、原稿カセット7を原稿トレイ3に装着した状態で、原稿カセット7内に収納された原稿を原稿分離部5により画像読取装置へ給送するようにした。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機等の画像形成装置の装置本体、および画像読取装置に搭載される自動原稿送り装置に対して、原稿トレイ上から原稿を給紙する原稿送り装置に係り、原稿を積載する原稿トレイ構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の複写機の一例を示す概略図である。図8に示すように、画像読取装置102に搭載される自動原稿送り装置101は、画像読取装置102の上面に載置されるのが一般的である。
【0003】
自動原稿送り装置101は原稿を積載する原稿トレイ103を備えている。原稿トレイ103は、原稿がスムーズに原稿分離部105に入るよう傾斜させて取り付けられており、その載置面と水平面とはある角度を持って構成されている。この原稿トレイ103の載置面には、原稿の搬送方向Fと略直交方向(以下幅方向と称す)に移動可能な一対の原稿サイドガイド104が該搬送方向Fに沿って平行に設けられ、この原稿サイドガイド104は各サイズの原稿に対応できるように、スライド式の構成が採られている。この原稿サイドガイド104によって分離給紙中に原稿が斜行するのを防いでいる。
【0004】
また、原稿サイドガイド104の幅方向におけるセット位置より、自動原稿送り装置101にセットされた原稿のサイズを認識することができる。
【0005】
自動原稿送り装置101は、自動原稿送り装置101の上面に設けられた原稿トレイ103に1枚又は複数枚置かれた原稿Sを、原稿分離部105により自動原稿送り装置101機内に1枚ずつ搬送し、原稿読取装置102に設けられた原稿台ガラス上106の原稿読取位置まで搬送する。
【0006】
原稿読取位置にある原稿は、原稿読取装置102の内部に設けられた原稿照明装置107から発せられた光に照らされ、原稿面で反射した光が複数のミラー108a、108b、108cにより折り曲げられレンズ109にて収束される。そして、受光素子110上に結像され、画像データとして再現される。
【0007】
画像読取りの終了した原稿は、自動原稿送り装置101の原稿排紙部111に搬送される。同時に、次の原稿が原稿読取位置に搬送され、原稿の読取りが行なわれる。これが、原稿送りから読取読取までの一連の流れである。
【0008】
図8に示すような画像形成装置の一般的な構成としては、最下部からカセット給紙部112、画像形成装置113、画像読取装置102、そして自動原稿送り装置101と配置されている。従って、原稿を載置する原稿トレイ103は、装置の最上段にあることが多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように装置の最上段にあることが多い原稿トレイに関して、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーにとっては、複写機の上部奥側へのアクセスや、自動原稿送り装置101における原稿セット状態の視認が困難で、正確に原稿を原稿トレイ上に載置することができない場合がある。
【0010】
そして、正確に原稿を原稿トレイ上に載置されないと、原稿の給紙不良を引き起こす可能性がある。
【0011】
従って、本発明の目的は、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーが、正確に原稿を原稿トレイ上に載置することを可能にし、同時に、健常者の操作性や視認性を妨げない自動原稿送り装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の問題点を解決する本願発明は、原稿が積載される原稿トレイと、前記原稿トレイ上に積載された原稿を画像読取装置へ給送する給送手段とを有する自動原稿送り装置において、原稿を収納可能とすると共に、前記原稿トレイに対して取り外し可能に装着される原稿カセットを有し、前記原稿カセットを前記原稿トレイに装着した状態で、前記原稿カセット内に収納された原稿を前記給送手段により前記画像読取装置へ給送することを特徴とするものであります。
【0013】
上記原稿カセットは、原稿トレイへの着脱時に原稿の位置が変わらないように原稿を保持する保持する保持手段と、前記原稿カセットが原稿トレイへ装着された時に前記保持手段が保持状態を解除可能にする解除手段と、を有する。
【0014】
上記原稿カセットは、少なくとも原稿の2辺で原稿の位置を規制する規制部材を有し、前記規制部材は異なるサイズの原稿の位置を規制すべく移動可能となっている。
【0015】
上記原稿カセットは、収納された原稿のサイズ情報を伝達する情報伝達手段を有する。
【0016】
上述のように構成されたこの発明による自動原稿送り装置によれば、自動原稿送り装置が背の高い複写機の最上部に配置された場合において、健常者は原稿トレイ上に直接原稿を積載することができるので、健常者の操作性や視認性を損なうことがなく、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーにあっては原稿を原稿カセットに収納し、この原稿カセットを自動原稿送り装置の原稿積載トレイ上に装着することにより、自動原稿送り装置に対して正確に原稿を載置することができ、例えばコピーボタンを押すと、自動的に原稿カセット内の原稿が原稿読取装置へ給送されるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1〜7を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0018】
図1を用いて健常者のユーザーの操作手順について説明する。ユーザーは複数の積み重なった原稿S1を原稿トレイ3上に積載し、原稿搬送方向Fにある原稿突き当て部P1に原稿S1の先端が当接するように、原稿トレイ3に沿って原稿S1を滑らせる。
【0019】
不図示のコピーボタンが押されると、原稿トレイ3に置かれた原稿S1は、原稿分離部5により自動原稿送り装置1内に1枚ずつ搬送される。
【0020】
次に、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーの操作手順について図2〜6を用いて説明する。
【0021】
ユーザーは膝の上など作業しやすい場所で原稿カセット7に原稿S2を収納する。この原稿カセット7は、A5R〜A3サイズ原稿が収納できる大きさになっている。
【0022】
図2のように、ボックス型に形成された原稿カセット7は、複数枚の原稿を収納することが可能であり、給紙方向下流側に開口部7aを有している。原稿カセット7は原稿トレイ3に対して着脱可能であり、原稿トレイ3上に取り付ける場合は、原稿搬送方向Fおよび原稿搬送方向Fと直交する方向に位置決めして保持される。
【0023】
図3は原稿カセット7の上視図であるが、構成が分かりやすいようにフレームを一部切り欠いて図示している。原稿カセット7内には、原稿の搬送方向Fと略直交方向(以下幅方向と称す)に移動可能な一対の原稿カセット内サイドガイド6a,6bが該搬送方向Fに沿って平行に設けられている。
【0024】
原稿カセット内サイドガイド6a、6bにはラック8a、8bが固定されていて、これらのラック8a、8bに嵌合するピニオン9が原稿カセット7内に配置され、原稿カセット内サイドガイド6a、6bがシート原稿S2の幅方向に沿ってスライドして互いに接近し、また離れるようになっている。
【0025】
また、ラック8bには先端部がL形状に形成された板ばね状のバネ10が固定され、バネ10はその先端部が溝列部材11のクリック溝に常時嵌合するように付勢されている。そして、原稿カセット内サイドガイド6a、6bをスライドさせると,ばね10の先端部が溝列部材11のクリック溝を移動しながら嵌合するので、種々の定型の原稿幅サイズ位置に落ち着くように、クリック感が得られるようになっている。
【0026】
図3ではクリック溝11cにバネ10が落ち込み、原稿カセット内サイドガイド6a、6bの相対位置距離W0が298(A4サイズ297+1mm)mmに落ち着いている。また、別のクリック溝はB5サイズやA5サイズなど種々別の定型サイズに対応している(W1、2、、、)。
【0027】
また、原稿幅サイズのバラツキを考慮して、原稿カセット内サイドガイド6a、6bの間隔が原稿より小さくならないように、Wnは定型サイズに対して1mm大きくしている。通常では定型サイズ幅に0.5から2mm程度大きく設定される。
【0028】
また、原稿カセット内サイドガイド6a、6bの先端は原稿カセット7を原稿トレイ3上へ装着する際に給紙付き当て部P1に相当する位置まで突出しており、原稿を原稿カセット7に収納する際、原稿の原稿搬送方向Fの位置決めを原稿カセット内サイドガイド6a、6bの先端に合わせて収納することで、どのようなサイズの原稿であっても原稿の先端位置が揃うようになる。
【0029】
次に、図2のように、原稿カセット7の底部に設けられた凸状の係合凸部13を原稿トレイ3の表面に開口する凹部状の係合凹部12に係合させることにより、原稿カセット7が原稿トレイ3に位置決めして装着される。この時、原稿トレイ3上の原稿サイドガイド4はA3相当ある原稿カセット7の幅以上の位置までスライドさせ、原稿カセット7の装着に邪魔にならないようにしておく。
【0030】
また、原稿カセット内サイドガイド6の位置から自動原稿送り装置1は原稿のサイズを認識することができるようになっており、原稿カセット7の底部に設けた係合凸部13にその情報を伝えるためのAコネクター14が設けられている。また原稿トレイ3の係合凹部12にもAコネクター14に対向する位置に原稿サイズの情報を受け取るためのBコネクター15が設けられており、原稿カセット7を原稿トレイ3に係合することで、これらの両コネクターが接続され、自動原稿送り装置1は原稿のサイズを、従来から用いられている、原稿サイドガイドに連動して抵抗値が変わることによって検知できるサイズ検知手段によって認識することができる。
【0031】
なお、複写機の制御装置は、前記A,B両コネクターが接続されることで、原稿トレイ3上にある原稿サイドガイド4より原稿カセット内サイドガイド6から得られる原稿サイズの情報を優先的に自動原稿送り装置1に伝達するしくみになっている。
【0032】
このように装着された原稿カセット7に収納された原稿S2は、図4のように原稿分離部5により自動原稿送り装置1内に1枚ずつ搬送される。
【0033】
次に原稿カセット7の詳細を図5および図6を用いて説明する。
【0034】
原稿カセット7は原稿トレイ3に取り付けられていない状態で、収納された原稿が開口部7aから脱落しないように原稿を保持する原稿保持手段を有しており、原稿トレイ3上に取り付けられると、前記原稿保持手段は原稿保持が解除され、給紙可能となる。
【0035】
図5は原稿カセット7の概略断面図であり、図5(a)、5(b)は原稿カセット7が原稿トレイ3から取り外された状態の図である。また、図5(a)は原稿が収納されていない場合、図5(b)は原稿が収納されて保持されている状態、図5(c)は原稿が収納されているが保持されていない状態を示している。
【0036】
図6は原稿カセット7の上視図であり、構成が分かりやすいようにフレームを一部切り欠いて図示しており、原稿トレイ3から取り外された状態の図である。
【0037】
図5、図6において、原稿保持部材16はカセット7の幅方向に延びており、その両側において略直角に夫々折り曲げられたアーム部16aが原稿カセットフレーム7bに固定された軸18に回転自在に軸支されていて、原稿保持部材16がこの軸18を中心として回動可能となっている。
【0038】
一方、原稿カセット7の底部に設けた係合凸部13内には、水平方向に長い長穴20が形成された解除部材19が夫々アーム部16aに対応して設けられており、これらの解除部材19は、長穴20が原稿カセットフレーム7bに固定された軸21に係合することにより矢印a、b方向(水平方向)にスライド可能に設けられている。また、解除部材19の後端部は係合凸部13の原稿搬送方向F上流側端面から外へ突出可能に取付けられている。
【0039】
解除部材19の他端部において、原稿保持部材16のアーム部16aの先端部が軸22により連結され、解除部材19の水平移動に伴ってアーム部16aが軸18を中心に回動可能となっている。また、軸21と軸22との間にはコイルバネ等の引っ張りばねからなる付勢部材23が取り付けられ、この付勢手段23の付勢力により原稿保持部材16は矢印d方向に、解除部材19は後端部が係合凸部13内から後方に突出する矢印b方向に常に付勢されている。なお、解除部材19の後端部は下向きに傾斜した斜面に形成され、係合凹部12に係合凸部13が係合する際に、係合凹部12の縁部に解除部材19の後端部が当接しながら解除部材19が前方に水平移動し、係合凸部13内に収納される。
【0040】
図5(b)は原稿カセット7を原稿トレイ3から取り外され、内部に原稿が収納された状態を示しており、この場合付勢部材23の付勢力により解除部材19が後方に移動し、原稿保持部材がアーム部材16aを介して反時計方向に付勢部材23の付勢力で回動するので、収納される原稿S2の上面e部において原稿保持部材16により原稿カセット7の内底面との間で弾性的に保持されているので、原稿カセット7の開口部7a側が下向きになるような状態でも原稿S2が脱落することがない。
【0041】
図5(c)は、原稿カセット7が原稿トレイ3に装着され給送可能な状態を示している。この時、原稿カセット7は、原稿搬送方向Fおよび幅方向のいずれにおいても位置決めされるように、原稿カセットの係合凸部13が原稿トレイ3の係合凹部12と係合する。また、解除部材19は原稿トレイ3の係合凹部12と係合して矢印a方向に移動し、軸22を介して連動するアーム部16aが付勢部材23の付勢力に抗して矢印c方向に回動し、原稿保持部材16は収納される原稿S2の上面より離れるので、原稿S2の拘束が解かれ、原稿S2が分離部に向けて給紙可能となる。
【0042】
また図5(a)に示すように、原稿カセット7が原稿トレイ3に装着されない状態で原稿カセット7内に原稿S2を収納する場合には、手で解除部材19を矢印a方向に押して原稿保持部材16を矢印c方向に回動させ、原稿S2を挿入し収納する。
【0043】
なお、被健常者にとって、原稿保持部材16を矢印a方向に押した状態を保持して原稿S2を原稿カセット7内に収納することが難しい場合には、複写機の側面に係合凸部13が係合する係合凹部を設け、上方に開口部7aが向いた状態で原稿カセット7をこの係合凹部に係合させると、原稿保持部材16を開放させることができ、片手で解除部材19を押した状態を維持し、他方の手で原稿S2を原稿カセット7内に収納するという作業が不要となる。
【0044】
また、上記した実施の形態では1つの原稿カセットを用いて、各サイズに応じて原稿カセット内のサイドガイドをスライドさせて対応しているが、図7のように各サイズ毎に原稿サイズにあわせた原稿カセット24、25・・・を用い、それを原稿トレイ3に装着し、原稿トレイ3上の原稿サイドガイド4にてサイズを検知する構成でもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えば自動原稿送り装置が背の高い複写機の最上部に配置された場合において、健常者は原稿トレイ上に直接原稿を積載することができるので、健常者の操作性や視認性を損なうことがなく、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーにあっては原稿を原稿カセットに収納し、この原稿カセットを自動原稿送り装置の原稿積載トレイ上に装着することにより、自動原稿送り装置に対して正確に原稿を載置することができ、例えばコピーボタンを押すと、自動的に原稿カセット内の原稿が原稿読取装置へ給送されるようになる。
【0046】
また、原稿カセット内の原稿は、保持手段により保持されているので、原稿トレイへ装着する途中で原稿が飛び出たりすることがない。
【0047】
さらに、規制部材により原稿サイズに合わせて原稿カセット内の所定位置に原稿を収納でき、また原稿サイズの情報を伝達できるので、原稿トレイを用いて原稿を給送する場合と同様の操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、原稿トレイに原稿カセットを装着していない通常の状態を示す図。
【図2】本発明の実施の形態を示し、原稿カセットに原稿カセットを装着する分解斜視図。
【図3】図2の原稿カセットの一部切り欠き上視図。
【図4】図2の側面図。
【図5】原稿カセットの一部を示す側面図で、(a)は原稿トレイ非装着時における原稿の非収納状態、(b)は原稿トレイ非装着時における原稿の収納状態、(c)は原稿トレイへの装着状態を示す。
【図6】図2の原稿カセットの一部切り欠き上視図。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す図
【図8】複写機の概略図。
【符号の説明】
S1、S2 原稿
F 原稿搬送方向
P1 原稿突き当て部
1 自動原稿送り装置
3 原稿
5 原稿分離部
6a,6b 原稿カセット内サイドガイド
7 原稿カセット 7a 開口部 7b 原稿カセットフレーム
8a、8b ラック
9 ピニオン
10 バネ
11 溝列部材 11c クリック溝
12 係合凹部
13 係合凸部
14 Aコネクター
15 Bコネクター
16 原稿保持部材 16a アーム部
18 軸
19 解除部材
20 長穴
21 軸
22 軸
23 付勢部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機等の画像形成装置の装置本体、および画像読取装置に搭載される自動原稿送り装置に対して、原稿トレイ上から原稿を給紙する原稿送り装置に係り、原稿を積載する原稿トレイ構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の複写機の一例を示す概略図である。図8に示すように、画像読取装置102に搭載される自動原稿送り装置101は、画像読取装置102の上面に載置されるのが一般的である。
【0003】
自動原稿送り装置101は原稿を積載する原稿トレイ103を備えている。原稿トレイ103は、原稿がスムーズに原稿分離部105に入るよう傾斜させて取り付けられており、その載置面と水平面とはある角度を持って構成されている。この原稿トレイ103の載置面には、原稿の搬送方向Fと略直交方向(以下幅方向と称す)に移動可能な一対の原稿サイドガイド104が該搬送方向Fに沿って平行に設けられ、この原稿サイドガイド104は各サイズの原稿に対応できるように、スライド式の構成が採られている。この原稿サイドガイド104によって分離給紙中に原稿が斜行するのを防いでいる。
【0004】
また、原稿サイドガイド104の幅方向におけるセット位置より、自動原稿送り装置101にセットされた原稿のサイズを認識することができる。
【0005】
自動原稿送り装置101は、自動原稿送り装置101の上面に設けられた原稿トレイ103に1枚又は複数枚置かれた原稿Sを、原稿分離部105により自動原稿送り装置101機内に1枚ずつ搬送し、原稿読取装置102に設けられた原稿台ガラス上106の原稿読取位置まで搬送する。
【0006】
原稿読取位置にある原稿は、原稿読取装置102の内部に設けられた原稿照明装置107から発せられた光に照らされ、原稿面で反射した光が複数のミラー108a、108b、108cにより折り曲げられレンズ109にて収束される。そして、受光素子110上に結像され、画像データとして再現される。
【0007】
画像読取りの終了した原稿は、自動原稿送り装置101の原稿排紙部111に搬送される。同時に、次の原稿が原稿読取位置に搬送され、原稿の読取りが行なわれる。これが、原稿送りから読取読取までの一連の流れである。
【0008】
図8に示すような画像形成装置の一般的な構成としては、最下部からカセット給紙部112、画像形成装置113、画像読取装置102、そして自動原稿送り装置101と配置されている。従って、原稿を載置する原稿トレイ103は、装置の最上段にあることが多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように装置の最上段にあることが多い原稿トレイに関して、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーにとっては、複写機の上部奥側へのアクセスや、自動原稿送り装置101における原稿セット状態の視認が困難で、正確に原稿を原稿トレイ上に載置することができない場合がある。
【0010】
そして、正確に原稿を原稿トレイ上に載置されないと、原稿の給紙不良を引き起こす可能性がある。
【0011】
従って、本発明の目的は、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーが、正確に原稿を原稿トレイ上に載置することを可能にし、同時に、健常者の操作性や視認性を妨げない自動原稿送り装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の問題点を解決する本願発明は、原稿が積載される原稿トレイと、前記原稿トレイ上に積載された原稿を画像読取装置へ給送する給送手段とを有する自動原稿送り装置において、原稿を収納可能とすると共に、前記原稿トレイに対して取り外し可能に装着される原稿カセットを有し、前記原稿カセットを前記原稿トレイに装着した状態で、前記原稿カセット内に収納された原稿を前記給送手段により前記画像読取装置へ給送することを特徴とするものであります。
【0013】
上記原稿カセットは、原稿トレイへの着脱時に原稿の位置が変わらないように原稿を保持する保持する保持手段と、前記原稿カセットが原稿トレイへ装着された時に前記保持手段が保持状態を解除可能にする解除手段と、を有する。
【0014】
上記原稿カセットは、少なくとも原稿の2辺で原稿の位置を規制する規制部材を有し、前記規制部材は異なるサイズの原稿の位置を規制すべく移動可能となっている。
【0015】
上記原稿カセットは、収納された原稿のサイズ情報を伝達する情報伝達手段を有する。
【0016】
上述のように構成されたこの発明による自動原稿送り装置によれば、自動原稿送り装置が背の高い複写機の最上部に配置された場合において、健常者は原稿トレイ上に直接原稿を積載することができるので、健常者の操作性や視認性を損なうことがなく、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーにあっては原稿を原稿カセットに収納し、この原稿カセットを自動原稿送り装置の原稿積載トレイ上に装着することにより、自動原稿送り装置に対して正確に原稿を載置することができ、例えばコピーボタンを押すと、自動的に原稿カセット内の原稿が原稿読取装置へ給送されるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1〜7を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0018】
図1を用いて健常者のユーザーの操作手順について説明する。ユーザーは複数の積み重なった原稿S1を原稿トレイ3上に積載し、原稿搬送方向Fにある原稿突き当て部P1に原稿S1の先端が当接するように、原稿トレイ3に沿って原稿S1を滑らせる。
【0019】
不図示のコピーボタンが押されると、原稿トレイ3に置かれた原稿S1は、原稿分離部5により自動原稿送り装置1内に1枚ずつ搬送される。
【0020】
次に、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーの操作手順について図2〜6を用いて説明する。
【0021】
ユーザーは膝の上など作業しやすい場所で原稿カセット7に原稿S2を収納する。この原稿カセット7は、A5R〜A3サイズ原稿が収納できる大きさになっている。
【0022】
図2のように、ボックス型に形成された原稿カセット7は、複数枚の原稿を収納することが可能であり、給紙方向下流側に開口部7aを有している。原稿カセット7は原稿トレイ3に対して着脱可能であり、原稿トレイ3上に取り付ける場合は、原稿搬送方向Fおよび原稿搬送方向Fと直交する方向に位置決めして保持される。
【0023】
図3は原稿カセット7の上視図であるが、構成が分かりやすいようにフレームを一部切り欠いて図示している。原稿カセット7内には、原稿の搬送方向Fと略直交方向(以下幅方向と称す)に移動可能な一対の原稿カセット内サイドガイド6a,6bが該搬送方向Fに沿って平行に設けられている。
【0024】
原稿カセット内サイドガイド6a、6bにはラック8a、8bが固定されていて、これらのラック8a、8bに嵌合するピニオン9が原稿カセット7内に配置され、原稿カセット内サイドガイド6a、6bがシート原稿S2の幅方向に沿ってスライドして互いに接近し、また離れるようになっている。
【0025】
また、ラック8bには先端部がL形状に形成された板ばね状のバネ10が固定され、バネ10はその先端部が溝列部材11のクリック溝に常時嵌合するように付勢されている。そして、原稿カセット内サイドガイド6a、6bをスライドさせると,ばね10の先端部が溝列部材11のクリック溝を移動しながら嵌合するので、種々の定型の原稿幅サイズ位置に落ち着くように、クリック感が得られるようになっている。
【0026】
図3ではクリック溝11cにバネ10が落ち込み、原稿カセット内サイドガイド6a、6bの相対位置距離W0が298(A4サイズ297+1mm)mmに落ち着いている。また、別のクリック溝はB5サイズやA5サイズなど種々別の定型サイズに対応している(W1、2、、、)。
【0027】
また、原稿幅サイズのバラツキを考慮して、原稿カセット内サイドガイド6a、6bの間隔が原稿より小さくならないように、Wnは定型サイズに対して1mm大きくしている。通常では定型サイズ幅に0.5から2mm程度大きく設定される。
【0028】
また、原稿カセット内サイドガイド6a、6bの先端は原稿カセット7を原稿トレイ3上へ装着する際に給紙付き当て部P1に相当する位置まで突出しており、原稿を原稿カセット7に収納する際、原稿の原稿搬送方向Fの位置決めを原稿カセット内サイドガイド6a、6bの先端に合わせて収納することで、どのようなサイズの原稿であっても原稿の先端位置が揃うようになる。
【0029】
次に、図2のように、原稿カセット7の底部に設けられた凸状の係合凸部13を原稿トレイ3の表面に開口する凹部状の係合凹部12に係合させることにより、原稿カセット7が原稿トレイ3に位置決めして装着される。この時、原稿トレイ3上の原稿サイドガイド4はA3相当ある原稿カセット7の幅以上の位置までスライドさせ、原稿カセット7の装着に邪魔にならないようにしておく。
【0030】
また、原稿カセット内サイドガイド6の位置から自動原稿送り装置1は原稿のサイズを認識することができるようになっており、原稿カセット7の底部に設けた係合凸部13にその情報を伝えるためのAコネクター14が設けられている。また原稿トレイ3の係合凹部12にもAコネクター14に対向する位置に原稿サイズの情報を受け取るためのBコネクター15が設けられており、原稿カセット7を原稿トレイ3に係合することで、これらの両コネクターが接続され、自動原稿送り装置1は原稿のサイズを、従来から用いられている、原稿サイドガイドに連動して抵抗値が変わることによって検知できるサイズ検知手段によって認識することができる。
【0031】
なお、複写機の制御装置は、前記A,B両コネクターが接続されることで、原稿トレイ3上にある原稿サイドガイド4より原稿カセット内サイドガイド6から得られる原稿サイズの情報を優先的に自動原稿送り装置1に伝達するしくみになっている。
【0032】
このように装着された原稿カセット7に収納された原稿S2は、図4のように原稿分離部5により自動原稿送り装置1内に1枚ずつ搬送される。
【0033】
次に原稿カセット7の詳細を図5および図6を用いて説明する。
【0034】
原稿カセット7は原稿トレイ3に取り付けられていない状態で、収納された原稿が開口部7aから脱落しないように原稿を保持する原稿保持手段を有しており、原稿トレイ3上に取り付けられると、前記原稿保持手段は原稿保持が解除され、給紙可能となる。
【0035】
図5は原稿カセット7の概略断面図であり、図5(a)、5(b)は原稿カセット7が原稿トレイ3から取り外された状態の図である。また、図5(a)は原稿が収納されていない場合、図5(b)は原稿が収納されて保持されている状態、図5(c)は原稿が収納されているが保持されていない状態を示している。
【0036】
図6は原稿カセット7の上視図であり、構成が分かりやすいようにフレームを一部切り欠いて図示しており、原稿トレイ3から取り外された状態の図である。
【0037】
図5、図6において、原稿保持部材16はカセット7の幅方向に延びており、その両側において略直角に夫々折り曲げられたアーム部16aが原稿カセットフレーム7bに固定された軸18に回転自在に軸支されていて、原稿保持部材16がこの軸18を中心として回動可能となっている。
【0038】
一方、原稿カセット7の底部に設けた係合凸部13内には、水平方向に長い長穴20が形成された解除部材19が夫々アーム部16aに対応して設けられており、これらの解除部材19は、長穴20が原稿カセットフレーム7bに固定された軸21に係合することにより矢印a、b方向(水平方向)にスライド可能に設けられている。また、解除部材19の後端部は係合凸部13の原稿搬送方向F上流側端面から外へ突出可能に取付けられている。
【0039】
解除部材19の他端部において、原稿保持部材16のアーム部16aの先端部が軸22により連結され、解除部材19の水平移動に伴ってアーム部16aが軸18を中心に回動可能となっている。また、軸21と軸22との間にはコイルバネ等の引っ張りばねからなる付勢部材23が取り付けられ、この付勢手段23の付勢力により原稿保持部材16は矢印d方向に、解除部材19は後端部が係合凸部13内から後方に突出する矢印b方向に常に付勢されている。なお、解除部材19の後端部は下向きに傾斜した斜面に形成され、係合凹部12に係合凸部13が係合する際に、係合凹部12の縁部に解除部材19の後端部が当接しながら解除部材19が前方に水平移動し、係合凸部13内に収納される。
【0040】
図5(b)は原稿カセット7を原稿トレイ3から取り外され、内部に原稿が収納された状態を示しており、この場合付勢部材23の付勢力により解除部材19が後方に移動し、原稿保持部材がアーム部材16aを介して反時計方向に付勢部材23の付勢力で回動するので、収納される原稿S2の上面e部において原稿保持部材16により原稿カセット7の内底面との間で弾性的に保持されているので、原稿カセット7の開口部7a側が下向きになるような状態でも原稿S2が脱落することがない。
【0041】
図5(c)は、原稿カセット7が原稿トレイ3に装着され給送可能な状態を示している。この時、原稿カセット7は、原稿搬送方向Fおよび幅方向のいずれにおいても位置決めされるように、原稿カセットの係合凸部13が原稿トレイ3の係合凹部12と係合する。また、解除部材19は原稿トレイ3の係合凹部12と係合して矢印a方向に移動し、軸22を介して連動するアーム部16aが付勢部材23の付勢力に抗して矢印c方向に回動し、原稿保持部材16は収納される原稿S2の上面より離れるので、原稿S2の拘束が解かれ、原稿S2が分離部に向けて給紙可能となる。
【0042】
また図5(a)に示すように、原稿カセット7が原稿トレイ3に装着されない状態で原稿カセット7内に原稿S2を収納する場合には、手で解除部材19を矢印a方向に押して原稿保持部材16を矢印c方向に回動させ、原稿S2を挿入し収納する。
【0043】
なお、被健常者にとって、原稿保持部材16を矢印a方向に押した状態を保持して原稿S2を原稿カセット7内に収納することが難しい場合には、複写機の側面に係合凸部13が係合する係合凹部を設け、上方に開口部7aが向いた状態で原稿カセット7をこの係合凹部に係合させると、原稿保持部材16を開放させることができ、片手で解除部材19を押した状態を維持し、他方の手で原稿S2を原稿カセット7内に収納するという作業が不要となる。
【0044】
また、上記した実施の形態では1つの原稿カセットを用いて、各サイズに応じて原稿カセット内のサイドガイドをスライドさせて対応しているが、図7のように各サイズ毎に原稿サイズにあわせた原稿カセット24、25・・・を用い、それを原稿トレイ3に装着し、原稿トレイ3上の原稿サイドガイド4にてサイズを検知する構成でもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えば自動原稿送り装置が背の高い複写機の最上部に配置された場合において、健常者は原稿トレイ上に直接原稿を積載することができるので、健常者の操作性や視認性を損なうことがなく、車椅子を余儀なくされた非健常者や身長の低いユーザーにあっては原稿を原稿カセットに収納し、この原稿カセットを自動原稿送り装置の原稿積載トレイ上に装着することにより、自動原稿送り装置に対して正確に原稿を載置することができ、例えばコピーボタンを押すと、自動的に原稿カセット内の原稿が原稿読取装置へ給送されるようになる。
【0046】
また、原稿カセット内の原稿は、保持手段により保持されているので、原稿トレイへ装着する途中で原稿が飛び出たりすることがない。
【0047】
さらに、規制部材により原稿サイズに合わせて原稿カセット内の所定位置に原稿を収納でき、また原稿サイズの情報を伝達できるので、原稿トレイを用いて原稿を給送する場合と同様の操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、原稿トレイに原稿カセットを装着していない通常の状態を示す図。
【図2】本発明の実施の形態を示し、原稿カセットに原稿カセットを装着する分解斜視図。
【図3】図2の原稿カセットの一部切り欠き上視図。
【図4】図2の側面図。
【図5】原稿カセットの一部を示す側面図で、(a)は原稿トレイ非装着時における原稿の非収納状態、(b)は原稿トレイ非装着時における原稿の収納状態、(c)は原稿トレイへの装着状態を示す。
【図6】図2の原稿カセットの一部切り欠き上視図。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す図
【図8】複写機の概略図。
【符号の説明】
S1、S2 原稿
F 原稿搬送方向
P1 原稿突き当て部
1 自動原稿送り装置
3 原稿
5 原稿分離部
6a,6b 原稿カセット内サイドガイド
7 原稿カセット 7a 開口部 7b 原稿カセットフレーム
8a、8b ラック
9 ピニオン
10 バネ
11 溝列部材 11c クリック溝
12 係合凹部
13 係合凸部
14 Aコネクター
15 Bコネクター
16 原稿保持部材 16a アーム部
18 軸
19 解除部材
20 長穴
21 軸
22 軸
23 付勢部材
Claims (5)
- 原稿が積載される原稿トレイと、前記原稿トレイ上に積載された原稿を画像読取装置へ給送する給送手段とを有する自動原稿送り装置において、
原稿を収納可能とすると共に、前記原稿トレイに対して取り外し可能に装着される原稿カセットを有し、前記原稿カセットを前記原稿トレイに装着した状態で、前記原稿カセット内に収納された原稿を前記給送手段により前記画像読取装置へ給送することを特徴とする自動原稿送り装置。 - 前記原稿カセットは、前記原稿トレイへの脱着時に前記原稿カセット内の原稿の位置が変わらないように原稿を保持する保持手段と、前記原稿カセットが原稿トレイへ装着された時に前記保持手段の原稿保持状態を解除可能にする解除手段とを有することを特徴とした請求項1記載の自動原稿送り装置。
- 前記原稿カセットは、少なくとも原稿の2辺で原稿の位置を規制する規制部材を有することを特徴とした請求項1または2に記載の自動原稿送り装置。
- 前記規制部材は、異なるサイズの原稿の位置を規制すべく移動可能となっていることを特徴とした請求項3に記載の自動原稿送り装置。
- 前記原稿カセットは、収納された原稿のサイズ情報を伝達する情報伝達手段を有することを特徴とした請求項1から4のいずれかに記載の自動原稿送り装置。
Priority Applications (1)
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JP2002215192A JP2004051363A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | 自動原稿送り装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012076829A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Brother Industries Ltd | 原稿搬送装置、画像読取装置、及び画像形成装置 |
-
2002
- 2002-07-24 JP JP2002215192A patent/JP2004051363A/ja active Pending
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US8684351B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-04-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Document holding device for an image processing system |
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