JP2004051122A - 吐出容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の剤を同時に、高精度で所定の比率に、かつ簡便に吐出させることのできる新たな吐出容器を提供する。
【解決手段】吐出容器１００が、外容器１内に、互いに連動する複数の多段ピストン１０Ａ、１０Ｂと、各多段ピストン１０Ａ、１０Ｂの上昇によりそれぞれ内容積が狭められる複数の剤収容室２０Ａ、２０Ｂと、剤収用室２０Ａ、２０Ｂに連通した吐出孔３０Ａ、３０Ｂからなる。
【選択図】 図１
【解決手段】吐出容器１００が、外容器１内に、互いに連動する複数の多段ピストン１０Ａ、１０Ｂと、各多段ピストン１０Ａ、１０Ｂの上昇によりそれぞれ内容積が狭められる複数の剤収容室２０Ａ、２０Ｂと、剤収用室２０Ａ、２０Ｂに連通した吐出孔３０Ａ、３０Ｂからなる。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一つ外容器内に別個に収容された複数の剤を同時に吐出させることのできる吐出容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より二剤形式の化粧品等として、例えば、酸化染料を含有する第１剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第２剤とからなる二剤形式の染毛剤が知られている。また、ヘアブリーチとして、アルカリ剤を含有する第１剤と過酸化水素を含有する第２剤とからなる二剤形式のものが知られている。
【０００３】
このような二剤形式の化粧品等は、保存安定性の点から第１剤と第２剤とが、それぞれプラスチックチューブ容器や、金属薄とプラスチックシートとの積層シートからなるチューブ容器等の可撓性容器に別個に収容され、使用時に第１剤と第２剤とがそれぞれ吐出され、混合されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用時に第１剤と第２剤とをそれぞれ可撓性容器からしぼり出さなくてはならないという繁雑さがあった。
【０００５】
なお、エアゾール式の吐出容器については、二剤を同時に吐出させるものが市販されているが、エアゾール式の吐出容器の場合、本来の剤の他に噴射剤の充填が必要となり、使用後の処理において環境への影響を配慮する必要がある。また、エアゾール式の吐出容器は、噴射剤の圧力で剤を吐出させるため、剤の粘性や液性、あるいは噴射剤の圧力の影響により剤の吐出量にバラツキが生じやすい。
【０００６】
これに対して、本発明は、複数の剤を同時に、高精度で所定の比率に、かつ簡便に吐出させることのできる新たなノンエアゾール式の吐出容器を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、一つの外容器内に別個に収容した複数の剤のそれぞれを、互いに連動させた多段ピストンを用いて吐出させると、複数の剤を同時に、高精度で所定の比率に、かつ簡便に吐出させられることを見出した。
【０００８】
即ち、本発明は、外容器内に、互いに連動する複数の多段ピストンと各多段ピストンの上昇によりそれぞれ内容積が狭められる複数の剤収容室が設けられ、剤収用室に吐出孔が連通している吐出容器を提供する。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【００１０】
図１は、本発明の一実施例の吐出容器１００の斜視図、図２はその上面図（ａ）と断面図（ｂ）であり、図３は多段ピストンを伸長させた状態の吐出容器１００の断面図である。
【００１１】
この吐出容器１００は、外容器１内の下方に備えられた、２つの多段ピストン１０Ａ、１０Ｂと、外容器１内において各多段ピストンの上方にそれぞれ形成された剤収容室２０Ａ、２０Ｂと、外容器１の上部に形成された吐出孔３０Ａ、３０Ｂからなっている。
【００１２】
ここで、剤収容室２０Ａ、２０Ｂは、それぞれ多段ピストン１０Ａ、１０Ｂの上昇によりピストンヘッド１５が上昇し、内容積が狭められるように形成されている。
【００１３】
また、吐出孔３０Ａ、３０Ｂは、それぞれ連通路３１Ａ、３１Ｂにより剤収容室２０Ａ、２０Ｂに連通している。
【００１４】
多段ピストン１０Ａ、１０Ｂは、それぞれネジ軸１１、底部がネジ軸に昇降自在に螺合した第１ピストン１２、底部１３ａが第１ピストン１２の外面に昇降自在に螺合した第２ピストン１３、底部１４ａが第２ピストン１３の外面に昇降自在に螺合した第３ピストン１４、第３ピストン１４の上端に設けられたピストンヘッド１５からなっている。
【００１５】
ピストンヘッド１５は、楕円、多角形等の形態を有し、第３ピストン１４が空転することを防止するものである。また、第１ピストン１２がネジ軸１１に沿って上昇した場合に、第１ピストン１２の底部１２ａがネジ軸１１から抜けないように、第１ピストン１２の底部１２ａとネジ軸１１の上端部は掛合するように形成されている。同様に、第２ピストンの底部１３ａと第１ピストン１２の上部、第３ピストンの底部１４ａと第２ピストン１３の上部も掛合するように形成されている。
【００１６】
外容器１の上部には回転部２が設けられ、回転部２の回転中心に長軸３の一端が固定され、長軸３の他端に底部ギア４の回転中心が固定されている。底部ギア４は、各多段ピストン１０Ａ、１０Ｂのネジ軸１１にそれぞれ固定されている連結ギア５と連結している。
【００１７】
この吐出容器１００から剤収容室２０Ａ、２０Ｂに収容されている剤を吐出させる場合には、手動で回転部２を矢印Ｐのように回転させる。それにより、長軸３を介して回転部２と固定されている底部ギア４が回転し、その回転が連結ギア５に伝わり、連結ギア５に固定されているネジ軸１１が矢印Ｑのように回転する。
【００１８】
図３に示したように、ネジ軸１１が矢印Ｑのように回転すると、ネジ軸に螺合している第１ピストン１２、又は第１ピストン１２と螺合している第２ピストン１３、又は第２ピストン１３と螺合している第３ピストン１４が上昇する。第１ピストン１２、第２ピストン１３、第３ピストン１４のいずれから上昇するかは、これらの間の螺合部の回り易さに応じて定まるが、全てのピストンが伸長しきるまで、トータルのピストン長はネジ軸１１の回転により伸長し、それにより剤収容室２０Ａ、２０Ｂの内容積が狭められ、吐出孔３０Ａ、３０Ｂからそれぞれ剤が吐出する。
【００１９】
本発明の吐出容器１００は、このように多段ピストン１０Ａ、１０Ｂを用いるので、１段のピストンを用いる場合に比して、ピストンのトータルの伸長距離を長くすることができる。したがって、ピストンを伸長させる前の、外容器１内における当初のピストンの占有体積を小さくし、剤収容室の容積率を高めることができる。また、極めて簡便に２剤を同時に吐出させることが可能となる。
【００２０】
本発明の吐出容器において、剤収容室に収容されている個々の剤の吐出量は、剤収容室の底面の大きさ、多段ピストンのネジピッチによるピストンの上昇速度の調整等により適宜精確に定めることができる。
【００２１】
例えば、図４は、本発明の異なる態様の吐出容器１０１の断面図である。この吐出容器１０１は一方の剤収容室２０Ｂの底面積を他方の剤収容室２０Ａの底面積の４倍とし、２つの多段ピストン１０Ａ、１０Ｂが同じ速度で上昇するようにし、それにより、剤収容室２０Ｂに収容されている薬剤が、剤収容室２０Ａに収容されている薬剤の４倍量吐出されるようにしたものである。なお、この吐出容器１０１では、底面積の広い剤収容室２０Ｂに対応するピストン１０Ｂのネジ軸１１と底部ギア４との距離が、もう一方の剤収容室２０Ａに対応する多段ピストン１０Ａのネジ軸１１と底部ギア４との距離に比して長くなるため、剤収容室２０Ｂに対応するネジ軸１１と底部ギア４との間には、複数の連結ギア５、５ｂが設けられ、またこの場合に双方の多段ピストン１０Ａ、１０Ｂの伸長方向が同じになるように、ネジ軸１１の一方には適宜逆ネジが使用される。
【００２２】
図５の吐出容器１０２は、外容器１内における、２つの剤収容室２０Ａ、２０Ｂの容積が所定比率となるように、一方の多段ピストン１０Ｂの垂直方向の設置位置を他方の多段ピストン１０Ａよりも高くし、さらに多段ピストン１０Ａ、１０Ｂのネジピッチを調整するか、あるいは多段ピストン１０Ａの連結ギア５と多段ピストン１０Ｂの連結ギア５の歯数を調整することにより、回転部２の回転によって多段ピストン１０Ａ、１０Ｂが常に一定の伸長速度の比率を保って伸長するようにしたものである。この吐出容器１０２によれば、所定の量比で使用すべき２剤を、その所定の量比で同時に吐出させることができる。
【００２３】
本発明の吐出容器は、ピストンの駆動源についても制限はない。上述のように、回転部２を手動で回転させることによりピストンのネジ軸１１を回転させる他、図６の吐出容器１０３のように、底部ギア４をモータ６で駆動し、それによりネジ軸１１を回転させてもよい。
【００２４】
この他、本発明は種々の態様をとることができる。例えば、外容器内に設ける多段ピストンは２つに限らず、必要な剤収容室の数に応じて３以上としてもよい。また、個々の多段ピストンを構成するピストンの数も３本に限らず、２本でもよく、４本以上としてもよい。複数の多段ピストンを連動させるために、連結ギアに代えてベルトを用いても良い。
【００２５】
本発明の吐出容器は、種々のクリーム状又はゲル状の剤の吐出に使用することができ、例えば、２剤形式の染毛剤、ヘアブリーチ、歯磨剤等のノンエアゾール式の吐出容器として有用なものとなる。
【００２６】
【発明の効果】
本発明の吐出容器によれば、多段ピストンを用いることにより、複数の剤を同時に、高精度で所定の比率に、かつ簡便に吐出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】吐出容器の斜視図である。
【図２】吐出容器の上面図（ａ）と断面図（ｂ）である。
【図３】多段ピストンを伸長させた状態の吐出容器の断面図である。
【図４】異なる態様の吐出容器の断面図である。
【図５】異なる態様の吐出容器の断面図である。
【図６】異なる態様の吐出容器の断面図である。
【符号の説明】
１ 外容器
２ 回転部
１０Ａ、１０Ｂ 多段ピストン
１１ ネジ軸
１２ 第１ピストン
１３ 第２ピストン
１４ 第３ピストン
２０Ａ、２０Ｂ 剤収容室
３０Ａ、３０Ｂ 吐出孔
１００、１０１、１０２、１０３ 吐出容器
【発明の属する技術分野】
本発明は、一つ外容器内に別個に収容された複数の剤を同時に吐出させることのできる吐出容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より二剤形式の化粧品等として、例えば、酸化染料を含有する第１剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第２剤とからなる二剤形式の染毛剤が知られている。また、ヘアブリーチとして、アルカリ剤を含有する第１剤と過酸化水素を含有する第２剤とからなる二剤形式のものが知られている。
【０００３】
このような二剤形式の化粧品等は、保存安定性の点から第１剤と第２剤とが、それぞれプラスチックチューブ容器や、金属薄とプラスチックシートとの積層シートからなるチューブ容器等の可撓性容器に別個に収容され、使用時に第１剤と第２剤とがそれぞれ吐出され、混合されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用時に第１剤と第２剤とをそれぞれ可撓性容器からしぼり出さなくてはならないという繁雑さがあった。
【０００５】
なお、エアゾール式の吐出容器については、二剤を同時に吐出させるものが市販されているが、エアゾール式の吐出容器の場合、本来の剤の他に噴射剤の充填が必要となり、使用後の処理において環境への影響を配慮する必要がある。また、エアゾール式の吐出容器は、噴射剤の圧力で剤を吐出させるため、剤の粘性や液性、あるいは噴射剤の圧力の影響により剤の吐出量にバラツキが生じやすい。
【０００６】
これに対して、本発明は、複数の剤を同時に、高精度で所定の比率に、かつ簡便に吐出させることのできる新たなノンエアゾール式の吐出容器を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、一つの外容器内に別個に収容した複数の剤のそれぞれを、互いに連動させた多段ピストンを用いて吐出させると、複数の剤を同時に、高精度で所定の比率に、かつ簡便に吐出させられることを見出した。
【０００８】
即ち、本発明は、外容器内に、互いに連動する複数の多段ピストンと各多段ピストンの上昇によりそれぞれ内容積が狭められる複数の剤収容室が設けられ、剤収用室に吐出孔が連通している吐出容器を提供する。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【００１０】
図１は、本発明の一実施例の吐出容器１００の斜視図、図２はその上面図（ａ）と断面図（ｂ）であり、図３は多段ピストンを伸長させた状態の吐出容器１００の断面図である。
【００１１】
この吐出容器１００は、外容器１内の下方に備えられた、２つの多段ピストン１０Ａ、１０Ｂと、外容器１内において各多段ピストンの上方にそれぞれ形成された剤収容室２０Ａ、２０Ｂと、外容器１の上部に形成された吐出孔３０Ａ、３０Ｂからなっている。
【００１２】
ここで、剤収容室２０Ａ、２０Ｂは、それぞれ多段ピストン１０Ａ、１０Ｂの上昇によりピストンヘッド１５が上昇し、内容積が狭められるように形成されている。
【００１３】
また、吐出孔３０Ａ、３０Ｂは、それぞれ連通路３１Ａ、３１Ｂにより剤収容室２０Ａ、２０Ｂに連通している。
【００１４】
多段ピストン１０Ａ、１０Ｂは、それぞれネジ軸１１、底部がネジ軸に昇降自在に螺合した第１ピストン１２、底部１３ａが第１ピストン１２の外面に昇降自在に螺合した第２ピストン１３、底部１４ａが第２ピストン１３の外面に昇降自在に螺合した第３ピストン１４、第３ピストン１４の上端に設けられたピストンヘッド１５からなっている。
【００１５】
ピストンヘッド１５は、楕円、多角形等の形態を有し、第３ピストン１４が空転することを防止するものである。また、第１ピストン１２がネジ軸１１に沿って上昇した場合に、第１ピストン１２の底部１２ａがネジ軸１１から抜けないように、第１ピストン１２の底部１２ａとネジ軸１１の上端部は掛合するように形成されている。同様に、第２ピストンの底部１３ａと第１ピストン１２の上部、第３ピストンの底部１４ａと第２ピストン１３の上部も掛合するように形成されている。
【００１６】
外容器１の上部には回転部２が設けられ、回転部２の回転中心に長軸３の一端が固定され、長軸３の他端に底部ギア４の回転中心が固定されている。底部ギア４は、各多段ピストン１０Ａ、１０Ｂのネジ軸１１にそれぞれ固定されている連結ギア５と連結している。
【００１７】
この吐出容器１００から剤収容室２０Ａ、２０Ｂに収容されている剤を吐出させる場合には、手動で回転部２を矢印Ｐのように回転させる。それにより、長軸３を介して回転部２と固定されている底部ギア４が回転し、その回転が連結ギア５に伝わり、連結ギア５に固定されているネジ軸１１が矢印Ｑのように回転する。
【００１８】
図３に示したように、ネジ軸１１が矢印Ｑのように回転すると、ネジ軸に螺合している第１ピストン１２、又は第１ピストン１２と螺合している第２ピストン１３、又は第２ピストン１３と螺合している第３ピストン１４が上昇する。第１ピストン１２、第２ピストン１３、第３ピストン１４のいずれから上昇するかは、これらの間の螺合部の回り易さに応じて定まるが、全てのピストンが伸長しきるまで、トータルのピストン長はネジ軸１１の回転により伸長し、それにより剤収容室２０Ａ、２０Ｂの内容積が狭められ、吐出孔３０Ａ、３０Ｂからそれぞれ剤が吐出する。
【００１９】
本発明の吐出容器１００は、このように多段ピストン１０Ａ、１０Ｂを用いるので、１段のピストンを用いる場合に比して、ピストンのトータルの伸長距離を長くすることができる。したがって、ピストンを伸長させる前の、外容器１内における当初のピストンの占有体積を小さくし、剤収容室の容積率を高めることができる。また、極めて簡便に２剤を同時に吐出させることが可能となる。
【００２０】
本発明の吐出容器において、剤収容室に収容されている個々の剤の吐出量は、剤収容室の底面の大きさ、多段ピストンのネジピッチによるピストンの上昇速度の調整等により適宜精確に定めることができる。
【００２１】
例えば、図４は、本発明の異なる態様の吐出容器１０１の断面図である。この吐出容器１０１は一方の剤収容室２０Ｂの底面積を他方の剤収容室２０Ａの底面積の４倍とし、２つの多段ピストン１０Ａ、１０Ｂが同じ速度で上昇するようにし、それにより、剤収容室２０Ｂに収容されている薬剤が、剤収容室２０Ａに収容されている薬剤の４倍量吐出されるようにしたものである。なお、この吐出容器１０１では、底面積の広い剤収容室２０Ｂに対応するピストン１０Ｂのネジ軸１１と底部ギア４との距離が、もう一方の剤収容室２０Ａに対応する多段ピストン１０Ａのネジ軸１１と底部ギア４との距離に比して長くなるため、剤収容室２０Ｂに対応するネジ軸１１と底部ギア４との間には、複数の連結ギア５、５ｂが設けられ、またこの場合に双方の多段ピストン１０Ａ、１０Ｂの伸長方向が同じになるように、ネジ軸１１の一方には適宜逆ネジが使用される。
【００２２】
図５の吐出容器１０２は、外容器１内における、２つの剤収容室２０Ａ、２０Ｂの容積が所定比率となるように、一方の多段ピストン１０Ｂの垂直方向の設置位置を他方の多段ピストン１０Ａよりも高くし、さらに多段ピストン１０Ａ、１０Ｂのネジピッチを調整するか、あるいは多段ピストン１０Ａの連結ギア５と多段ピストン１０Ｂの連結ギア５の歯数を調整することにより、回転部２の回転によって多段ピストン１０Ａ、１０Ｂが常に一定の伸長速度の比率を保って伸長するようにしたものである。この吐出容器１０２によれば、所定の量比で使用すべき２剤を、その所定の量比で同時に吐出させることができる。
【００２３】
本発明の吐出容器は、ピストンの駆動源についても制限はない。上述のように、回転部２を手動で回転させることによりピストンのネジ軸１１を回転させる他、図６の吐出容器１０３のように、底部ギア４をモータ６で駆動し、それによりネジ軸１１を回転させてもよい。
【００２４】
この他、本発明は種々の態様をとることができる。例えば、外容器内に設ける多段ピストンは２つに限らず、必要な剤収容室の数に応じて３以上としてもよい。また、個々の多段ピストンを構成するピストンの数も３本に限らず、２本でもよく、４本以上としてもよい。複数の多段ピストンを連動させるために、連結ギアに代えてベルトを用いても良い。
【００２５】
本発明の吐出容器は、種々のクリーム状又はゲル状の剤の吐出に使用することができ、例えば、２剤形式の染毛剤、ヘアブリーチ、歯磨剤等のノンエアゾール式の吐出容器として有用なものとなる。
【００２６】
【発明の効果】
本発明の吐出容器によれば、多段ピストンを用いることにより、複数の剤を同時に、高精度で所定の比率に、かつ簡便に吐出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】吐出容器の斜視図である。
【図２】吐出容器の上面図（ａ）と断面図（ｂ）である。
【図３】多段ピストンを伸長させた状態の吐出容器の断面図である。
【図４】異なる態様の吐出容器の断面図である。
【図５】異なる態様の吐出容器の断面図である。
【図６】異なる態様の吐出容器の断面図である。
【符号の説明】
１ 外容器
２ 回転部
１０Ａ、１０Ｂ 多段ピストン
１１ ネジ軸
１２ 第１ピストン
１３ 第２ピストン
１４ 第３ピストン
２０Ａ、２０Ｂ 剤収容室
３０Ａ、３０Ｂ 吐出孔
１００、１０１、１０２、１０３ 吐出容器
Claims (4)
- 外容器内に、互いに連動する複数の多段ピストンと各多段ピストンの上昇によりそれぞれ内容積が狭められる複数の剤収容室が設けられ、剤収用室に吐出孔が連通している吐出容器。
- 多段ピストンが、少なくとも、ネジ軸、底部がネジ軸に昇降自在に螺合した第１ピストン、底部が第１ピストンに昇降自在に螺合した第２ピストン、及び底部が第２ピストンに昇降自在に螺合した第３ピストンからなる請求項１記載の吐出容器。
- 外容器の上部に回転部が設けられ、回転部の回転中心に長軸の一端が固定され、長軸の他端に底部ギアの回転中心が固定され、底部ギアと各多段ピストンのネジ軸が連結ギアを介して連結している請求項２記載の吐出容器。
- 各多段ピストンのネジ軸がモータで駆動される請求項２記載の吐出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002207765A JP3988556B2 (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002207765A JP3988556B2 (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 吐出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004051122A true JP2004051122A (ja) | 2004-02-19 |
| JP3988556B2 JP3988556B2 (ja) | 2007-10-10 |
Family
ID=31932089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002207765A Expired - Fee Related JP3988556B2 (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 吐出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3988556B2 (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101253103B1 (ko) | 2011-07-07 | 2013-04-10 | (주)연우 | 전동식 화장품 강제 토출 용기 |
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| WO2016076665A1 (ko) * | 2014-11-13 | 2016-05-19 | 정열 | 다단 기어 구동식 페이스트 물질 토출용기 |
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| US11278099B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-03-22 | L'oreal | Formula delivery appliance |
| US11291284B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-04-05 | L'oreal | Formula delivery head |
| US11470940B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-10-18 | L'oreal | Formula delivery device |
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2002
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