JP2004051103A - プルタブ付き易開封性スタンディングパウチおよび包装体 - Google Patents
プルタブ付き易開封性スタンディングパウチおよび包装体 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】スタンディングパウチ(1) の上部側の一方寄りに、袋の上辺より張り出す張出領域(2) を設け、その袋サイド寄りの領域の内部には未開口の吐出路(3) を形成し、袋の中央寄りの上部側の領域はプルタブ部(4) とする。プルタブ部(4) の下方側の領域には、袋支持用つまみ部(8) を設ける。プルタブ部(4) −袋支持用つまみ部(8) 間には易引裂線(6) を設け、その易引裂線(6) の終端Bにはノッチ(7) を設ける。さらに、袋側縁シール部と吐出路(3) の先端側との間の境界線を、ノッチ(7) の側から見て>の形の折れ線に形成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プルタブを指で引きちぎって開封することができるように工夫したプルタブ付き易開封性スタンディングパウチに関するものである。また、それに内容物が充填された包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
洗剤、シャンプーをはじめとする液体商品は、通常はボトルやビンなどの容器に充填した状態で市場に供されるが、省資源、廃棄処理、低コスト化の観点からは、内容物を消費した後の空き容器に、別売のスタンディングパウチの内容物を詰め替えることが望ましい。
【0003】
この目的の詰め替え用のスタンディングパウチとして、注ぎ口を有する種々の形状、形態のものが知られている。パウチには注ぎ口に向かうノッチを設けておき、詰め替えに際してはこのノッチから引き裂きを行って開封する。ノッチの形状は、Iノッチ(直線状のノッチ)、Vノッチ(V字形のノッチ)、Uノッチ(U字形のノッチ)、Uノッチの先端がV字になったノッチなど、種々様々である。
【0004】
特開平2002−68212には、ヒートシール手段にて周縁部を封止して内部に液体を密封可能に形成され、前記周縁部の一部が、内部から細長く袋状に突出する房室(吐出路のこと)を形成するシールパターンにてシールされていて、前記房室を横断する引き裂き経路にて引き裂くことにより注ぎ口を形成可能なフィルム製の詰め替え用パッケージであって、前記房室の側部シール部に、房室の基端から側縁に沿って注ぎ口形成予定部近傍に至る曲線を描くスリット、または前記曲線を内周縁の一部とする切り抜き窓を設けた詰め替え用パッケージが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来知られている詰め替え用のスタンディングパウチは、まずノッチを見つけ、そのノッチの上下付近を指で支えてからノッチより引き裂かなければならないところ、指で支える部位は内容物入りのパウチの一方の片隅近くであるため、引き裂き操作時にパウチが転倒したり落下したりして、内容物がこぼれることがある。また、小さなノッチを見つけることは、近視の人で眼鏡やコンタクトレンズをしていないときであったり、加齢により老眼になりつつある人にとっては、必ずしも容易ではない。加えて、ノッチから引き裂きを行ったときに、引き裂き方によっては表裏のフィルムのうちの少なくとも一方の引き裂き線が途中で予定線から外れて開封がきれいにいかないことがあり、そのときには内容物を空き容器に円滑に注ぎ入れることが難しくなってしまう。そして、円滑に開封ができた場合でも、液体の内容物が袋いっぱいに収容されているので、空き容器への詰め替え操作時にぶよぶよするパウチを手で支えにくい傾向がある。
【0006】
特開平2002−68212の詰め替え用パッケージは、種々の工夫がなされているものの、次のような解決課題を内在している。
1.引き裂きに際し房室(吐出路のこと)を横断する引き裂き線が、表裏のフィルムのうちの少なくとも一方において予定線から外れて開封がきれいにいかないおそれがあり、そのときには内容物を空き容器に円滑に注ぎ入れる操作に支障を来すこと。
2.房室に至る第1スリットのほか、房室を経た切り裂き線を誘導する第2スリットを設けているが、袋の端縁の狭いシール部に第2スリットを設けることは、流通過程においてそこから袋が不測に破れるリスクがあること。
3.指掛け部や摘み部を片方の手の指で持って引き裂くときに、もう一方の手でパウチ全体をつかむか、もう一方の手の指で袋の端縁シール部を保持するかしなければならないところ、端縁シール部は狭くかつ液体の内容物が袋いっぱいに収容されているので、開封時に内容物をこぼすおそれがあり、また空き容器への詰め替え操作時にぶよぶよするパウチを指で支えにくいこと。
【0007】
本発明は、このような背景下において、プルタブ方式を適用すると共に、パウチの上部付近の構造、形状に特別の工夫を講じることにより、注ぎ口となる吐出路を失敗なく開封することができ、その開封にあたっては内容物をこぼすおそれがなく、たとえ吐出路を開封する引き裂き線がずれることがあっても、吐出路の後端側では引き裂き線が収斂されるので、プルタブ部全体を円滑に引きちぎることができ、さらには空き容器への詰め替え注入作業がやりやすいプルタブ付き易開封性スタンディングパウチを提供すること、およびそれに内容物を充填した包装体を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチは、
スタンディングパウチ(1) の上部側の左右のいずれか一方寄りに、袋の上辺より張り出す張出領域(2) が設けられていること、
その張出領域(2) は基本的には表裏のフィルムがシールされたシール面とするが、該張出領域(2) の袋のサイド寄りの領域の内部には注ぎ口となる未開口の吐出路(3) に形成され、該張出領域(2) の袋の中央寄りの少なくとも上部側の領域は開封用のプルタブ部(4) となっていること、
そのプルタブ部(4) の下方側の領域には、開封時に指で袋を保持するための袋支持用つまみ部(8) が設けられていること、
前記のプルタブ部(4) と袋支持用つまみ部(8) との間には、プルタブ部(4) の端縁の下端側を始端Aとし、前記吐出路(3) の先端側近くに至る易引裂線(6) が設けられ、さらにその易引裂線(6) の終端Bには、吐出路(3) の先端側を開口するためのノッチ(7) が設けられていること、
さらに、吐出路(3) を挟んでノッチ(7) とは水平方向の対岸において、袋側縁シール部と吐出路(3) の先端側との間の境界線がノッチ(7) の側から見て>の形の折れ線に形成されていること
を特徴とするものである。
【0009】
本発明の包装体は、上記のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ内に内容物が充填されているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明を詳細に説明する。
【0011】
〈張出領域(2) 〉
本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチにあっては、スタンディングパウチ(1) の上部側の左右のいずれか一方寄りに(右利きの人が多いことを考慮すると、袋の正面から見てたとえば上部側の右寄りに)、袋の上辺より張り出す張出領域(2) を設ける。
【0012】
張出領域(2) の横巾および縦巾は、後述の吐出路(3) およびプルタブ部(4) が配置されるに足る面積を考慮して設計され、横巾について言えば、概ね袋の巾の半分程度とするとバランスがとれるようになる。
【0013】
〈吐出路(3) 、プルタブ部(4) 〉
この張出領域(2) は、基本的には表裏のフィルムがシールされたシール面とするが、該その出領域(2) の袋のサイド寄りの領域の内部に、注ぎ口となる未開口の吐出路(3) を形成するため、その吐出路(3) の部分は未開口の未シール部とする。
【0014】
残余の領域、すなわち張出領域(2) の袋の中央寄りの少なくとも上部側の領域は、開封用のプルタブ部(4) となる。
【0015】
〈袋支持用つまみ部(8) 〉
プルタブ部(4) の下方側の領域には、開封時に指で袋を保持するための袋支持用つまみ部(8) が設けられる。ここで、プルタブ部(4) の下方側の領域とは、張出領域(2) に余裕があれば、その中央寄りの下方側を袋支持用つまみ部(8) とすればよい。張出領域(2) に余裕がないときは、張出領域(2) の形成に際して袋の内部空間(周辺シール部で囲まれた非シール部)に入り込むようにシール部を形成し、そのシールも袋支持用つまみ部(8) として利用すればよい。
【0016】
〈易引裂線(6) 、ノッチ(7) 〉
上記のプルタブ部(4) と袋支持用つまみ部(8) との間には、プルタブ部(4) の端縁の下端側を始端Aとし、前記吐出路(3) の先端側近くに至る易引裂線(6) を設ける。さらにその易引裂線(6) の終端Bには、吐出路(3) の先端側を開口するためのノッチ(7) を設ける。
【0017】
始端Aから終端Bに至る易引裂線(6) は、通常は水平方向、場合によっては斜傾方向の直線に形成することができる。また、後述の開封補助手段(5) の設置位置によっては、開封補助手段(5) の下半側を迂回するようにU字状に形成することもできる。
【0018】
易引裂線(6) は、1本のミシン目とすることが多いが、複数本の接近したミシン目としたり、個々のミシン目が八の字形や千鳥形となるようにしたりしてもよい。また、貫通した目でなく、傷付けにより形成した線であってもよい。
【0019】
易引裂線(6) の終端Bに設けるノッチ(7) は、三角形の形状の打ち抜きにより形成したVノッチが最適であるが、Iノッチ、Uノッチ、Uノッチの先端がV字になったノッチなどとすることもできる。また場合によっては、そのようなノッチ形状であれば、微細な傷や微小孔の列で作ったノッチであってもよい。
【0020】
〈吐出路(3) の先端の工夫〉
そして、本発明においては、未シール部である吐出路(3) を挟んでノッチ(7) とは水平方向の対岸において、袋側縁シール部と吐出路(3) の先端側との間の境界線がノッチ(7) の側から見て>の形の折れ線に形成されているようにする。
【0021】
上記の境界線が真直ぐであると、表裏のフィルムの切れる位置がずれて袋側縁シール部(サイドシール部)に到達し、その袋側縁シール部に引っ掛かって、プルタブ部(4) が袋本体から切り離せなくなることがある。しかるに、上記のように境界線をノッチ(7) の側から見て>の形の折れ線に形成すると、易引裂線(6) の始端Aから終端B、さらにはノッチ(7) を経て、吐出路(3) の先端側が引き裂かれたときに、たとえ吐出路(3) の先端側における表裏のフィルムのうちの少なくとも一方の引き裂き線がずれることがあっても、>の形の折れ線のどこかに突き当たって収斂されるので、吐出路(3) の先端側の上方の片を含め、プルタブ部(4) 全体を円滑に引きちぎることができる。
【0022】
〈開封補助手段(5) 〉
張出領域(2) のうちプルタブ部(4) には、開封時に指を通すための指掛け(5a)または開封時の指の滑りを防止するための滑り止め(5b)からなる開封補助手段(5) を設けることが好ましい。
【0023】
前者の指掛け(5a)は、人差し指が通る程度の直径の円形またはそれに近い形状の貫通孔とすることが好ましいが、×印や*印のような切り込みで形成し、指を挿通できるようにしてもよい。なお、たとえば貫通孔を設けてそれを指掛け(5a)とする場合、シール部を打ち抜いて貫通孔を設ける方法のほか、その貫通孔よりも一回り大径の未シール部を設けておいて、その未シール部に打ち抜きによる貫通孔を設けるようにすると、貫通孔の内周に表裏のフィルムがシールされていないリングが形成されるので、貫通孔に指を掛けたときの指への負荷が低減するという利点がある。
【0024】
後者の滑り止め(5b)としては、小さなパンチ孔群や、凹凸の押型によるエンボス加工部などが例示される。
【0025】
〈開封補助手段(5a’) 〉
先に述べた袋支持用つまみ部(8) にも、開封時に指を通すための指掛け(5a’) または開封時の指の滑りを防止するための滑り止め(5b’) からなる開封補助手段(5’)を設けることができる。指掛け(5a’) や滑り止め(5b’) は、先に述べた指掛け(5a)や滑り止め(5b)と同様にして形成することができる。
【0026】
〈吐出路(3) の袋サイド側の工夫〉
吐出路(3) の袋サイド側は、その袋側縁シール部(袋サイド側のシール部)を含めて内側に凹となるようにアール取りし、詰め替え容器口への差し込みないし引っ掛けを行いやすい形状にすることが望ましい。
【0027】
〈充填口(9) 〉
袋の張出領域(2) を設けた側とは反対側の上辺は、そこを非シール部とすることにより、内容物を充填するための充填口(9) とされる。内容物の充填後は、その上辺をシールして、全体を密封することになる。
【0028】
〈パウチの他の部分の構造〉
本発明のパウチは、スタンディングパウチであるので、パウチの底部は常法に従ってスタンディング可能に構成される。パウチの周辺はシール部とする。
【0029】
シール部の適当箇所には、部分的に非シール部を設けても差し支えない。
【0030】
〈パウチを構成する包材〉
パウチを構成する包材としては、「基材層/シーラント層」の基本の層構成を有するものが用いられ、シーラント層の方が袋の内面側の層となる。
【0031】
基材層の例は、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、二軸延伸ナイロンフィルム(ONy)、二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)、無延伸ポリプロピレンフィルム、無延伸ナイロンフィルム、セルロース系フィルム、合成紙、金属箔(アルミニウム箔等)などである。基材層は、2層以上で構成してもよい。また基材層は、ガスバリア性樹脂層(エチレン−ビニルアルコール共重合体層、アクリロニトリル含量の高いアクリロニトリル系重合体層、ポリ塩化ビニリデン系樹脂層等)、接着性樹脂層、アンカーコーティング層、蒸着層(金属蒸着層やセラミックス蒸着層)、印刷層(パターン状やベタ状、基材層の内面側または外面側に形成)、トップコート層(アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、マレイン酸系樹脂、ポリウレタン系樹脂、セルロース系樹高分子等)などを有していてもよい。基材層の厚みは、所定の強度が得られる限りにおいて任意であるが、たとえば12〜120μm 程度とすることが多い。
【0032】
合成紙を用いるときの合成紙は、ポリプロピレン系の3層以上の層構成を有する合成紙であることが好ましい。そのようなポリプロピレン系の3層以上の合成紙の一例は、無機質充填剤入りのポリプロピレンを溶融製膜したものを縦方向に延伸し、ついでその縦延伸フィルムの両面に無機質充填剤入りのポリプロピレンを押出コートしてから、今度は横方向に延伸して得た3層構成の二軸延伸フィルムである。ポリプロピレン系の3層以上の合成紙の他の一例は、無機質充填剤入りのポリプロピレンを共押出製膜して3層フィルムを得た後、まず縦方向に延伸し、ついで横方向に延伸し、さらにこのようにして得た二軸延伸フィルムの両側にアンダーコーティング層およびトップコーティング層を設け、さらにプレススムージング処理を行った5層構造のものである。
【0033】
一方、シーラント層としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、リニア低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−不飽和カルボン酸エステル共重合体、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体、アイオノマー、エチレン−プロピレン共重合体等のポリエチレン系樹脂;CPPと称されるポリプロピレン系樹脂;をはじめ、ヒートシール性を有する種々の樹脂の層があげられる。シーラント層は、2層以上で構成してもよい。シーラント層の厚みにも限定はないが、たとえば5〜200μm 程度、殊に15〜170μm 程度とすることが多い。
【0034】
各層間の積層は、蒸着層の形成の場合を除き、ドライラミネート法、ウエットラミネート法、流延法、サンドラミネート法、共押出法、エクストルージョンコーティング法、印刷法などの方法によりなされる。
【0035】
パウチを構成する包材(表裏のフィルム)においては、両サイドに向かう方向の配向性が、上下方向に向かう方向の配向性よりも若干大になるように設定することが好ましい。その方が引き裂きが円滑になしうるからである。
【0036】
〈包装体〉
本発明の包装体は、上記のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ内に内容物が充填されているものである。
【0037】
内容物は、シャンプー・リンス等のヘアケア製品、洗剤、飲料水、液状食品、液状栄養補助食品、調味料、食用油、化粧料、液体肥料、農薬、消臭剤、抗菌剤をはじめ、液体状のものであれば任意である。場合によっては、粉体状ないし顆粒状のものであってもよい。
【0038】
この包装体は、空き容器に詰め替えるためのものとして特に有用であるが、詰め替えをしないものであっても差し支えない。
【0039】
【実施例】
次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。各図において、シール部は散点で示してある。
【0040】
実施例1
図1は、本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチの一例を示した正面図である。
図2は、図1における吐出路(3) の先端側の部分の引き裂き状態を示した説明図である。
【0041】
基材フィルムの一例としての厚み12μm の二軸延伸ナイロンフィルム(Ny)の片面にグラビア印刷により印刷層(Pt)を設け、その印刷層(Pt)上から厚み12μm の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET) にアルミニウム蒸着層(VM)をPRT側がNy側になるようにドライラミネート(DL)し、さらにラミネート物のPETのVM側に、シーラント層となる厚み130μm のリニア低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE) を、低密度ポリエチレン(LDPE)の厚み15μm の溶融押出層を介して押出ラミネートした。これにより、「Ny/Pt/DL/PET/VM/LDPE/LLDPE」の層構成を有する積層フィルムが得られた。ただし、この層構成は、説明のためにあくまで一例を示したものであり、種々のバリエーションが可能である。
【0042】
この積層フィルムを半折、半裁した後、上下に間隔をあけて水平方向に平行に走行させ、走行する2枚のフィルムのサイドから底部用の2つ折りしたフィルムを差し込んでいき、必要部のシール、トリミング、打ち抜き、個々の袋への裁断を行って、図1に示したスタンディングパウチを製造した。なお、個々の袋としたときに水平方向の引き裂きが円滑になされるように、上記の積層フィルムは、走行方向の配向性が巾方向の配向性よりも若干大になるようにした。
【0043】
図1のように、スタンディングパウチ(1) の上部側の右寄りのほぼ半分には、袋の上辺より張り出す張出領域(2) を設けてある。
【0044】
この張出領域(2) の袋のサイド寄りの領域の内部には、注ぎ口となる未開口の吐出路(3) を形成してある。吐出路(3) は、シールに際して、袋本体部の内容物収容部のように、未シール部とすることにより形成したものである。なお、吐出路(3) の袋サイド側は、その袋サイド側のシール部を含めて内側に凹となるようにアール取りし、詰め替え容器口凸への差し込みないし引っ掛けを行いやすい形状にしてある。
【0045】
そして、張出領域(2) の袋の中央寄りの領域で、後述の易引裂線(6) よりも上方の領域が、開封用のプルタブ部(4) となる。
【0046】
後述の易引裂線(6) を境界にして、このプルタブ部(4) の下方側の領域には、開封時に指で袋を保持するための袋支持用つまみ部(8) (シール部である)を設けてある。この袋支持用つまみ部(8) は、袋の内部空間(周辺シール部で囲まれた非シール部)に入り込むように、張出領域(2) の形成に際してのシールを工夫することにより形成してある。(張出領域(2) のプルタブ部(4) よりも下方の領域も、袋支持用つまみ部(8) の一部となっている。)
【0047】
上記のプルタブ部(4) には、打ち抜きにより形成した直径20mmの円形の貫通孔からなる指掛け(5a)(開封補助手段(5) の一例)を設けてある。図1では指掛け(5a)を一重円で描いてあるが、打ち抜き前の表裏のフィルムの重ね合わせ体には、その貫通孔の直径よりも一回り大きい直径24mmの非シール部を設けてあり、打ち抜きによる貫通孔設置後には、リング状となった非シール部により貫通孔(指掛け(5a))に指を掛けたときの指への負荷が低減するようにしてある。
【0048】
そして、上記のプルタブ部(4) と袋支持用つまみ部(8) との間には、プルタブ部(4) の端縁の下端側を始端Aとし、吐出路(3) の先端側近くに至るミシン目の易引裂線(6) を、指掛け(5a)の下半側を迂回するようにU字状に形成してある。
【0049】
易引裂線(6) の終端Bには、吐出路(3) の先端側を開口するためのノッチ(7) を設けてあり、このノッチ(7) は、三角形の形状に打ち抜くことにより形成したVノッチとしてある。
【0050】
上記の吐出路(3) (未シール部である)を挟んでノッチ(7) とは水平方向の対岸においては、図1のように、袋側縁シール部と吐出路(3) の先端側との間の境界線がノッチ(7) の側から見て>の形の折れ線に形成してある。
【0051】
そのため、易引裂線(6) の始端Aから終端B、さらにはノッチ(7) を経て、吐出路(3) の先端側が引き裂かれたときに、通常であれば図2(イ)のように水平方向に引き裂かれるところ、たとえ表裏のフィルムのうちの少なくとも一方の引き裂き線が図2(ロ)や図2(ハ)のように水平方向よりも上または下にずれることがあった場合でも、>の形の折れ線の2辺のどちらかに突き当って頂点に誘導、収斂されるので、吐出路(3) の先端側の上方の片を含め、プルタブ部(4) 全体を円滑に引きちぎることができるようになる。
【0052】
図1において、袋の張出領域(2) を設けた側とは反対側の上辺は、そこを非シール部としておき、ここを充填口(9) として利用する。充填口(9) から内容物を充填した後は、その上辺(充填口(9) )をシールして、全体を密封する。
【0053】
上記構造の多数のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチを作製し、洗剤あるいは人間用またはペット用のシャンプーを充填して包装体となし、そのうちの200個を無作為に抽出して、プルタブ部(4) の指掛け(5a)に指を通してプルタブ部(4) を引きちぎる操作をしたところ、表裏のフィルムのうちの片方または双方の引き裂き線が、図2(ロ)、(ハ)のように吐出路(3) の先端側近くの箇所で水平方向に比しずれるケースもあったが、そのようなケースも含めて、200個のうちの全数が円滑にプルタブ部(4) を引きちぎることができ、吐出路(3) を開口することができた。
【0054】
実施例2
図3は、本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチの他の一例を示した正面図である。
【0055】
この実施例においては、開封作業がより円滑にできるようにするため、プルタブ部(4) の下方側の袋支持用つまみ部(8) (開封補助手段(5’)の一例)にも、指を通すための指掛け(5a’) を設けてある。指掛け(5a’) を設けると、それを設けない場合に比し、開封操作がさらに円滑になる。
【0056】
実施例3〜7
図4〜8は、本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチのさらに他の例を示した正面図である。
【0057】
実施例3〜7(図4〜8)のいずれにおいても、易引裂線(6) は水平方向の直線で形成してあり、実施例1の場合と同様の好ましい操作性が得られる。
【0058】
図4の実施例3は、基本の態様である。
図5の実施例4は、基本の態様に付加して、プルタブ部(4) に指掛け(5a)を形成した場合である。
図6の実施例5は、基本の態様に付加して、プルタブ部(4) に指掛け(5a)を形成すると共に、袋支持用つまみ部(8) に指掛け(5a’) を形成した場合である。
図7の実施例6は、基本の態様に付加して、プルタブ部(4) に小さなパンチ孔群からなる滑り止め(5b)を形成すると共に、袋支持用つまみ部(8) にも小さなパンチ孔群からなる滑り止め(5b’) を形成した場合である。
図8の実施例7は、基本の態様に付加して、プルタブ部(4) に凹凸のエンボス加工部からなる滑り止め(5b)を形成すると共に、袋支持用つまみ部(8) にも凹凸のエンボス加工部からなる滑り止め(5b’) を形成した場合である。
【0059】
【発明の効果】
本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチにあっては、プルタブ方式を適用すると共に、パウチの上部付近の構造、形状に特別の工夫を講じてある。
【0060】
袋側縁シール部と吐出路(3) の先端側との間の境界線がノッチ(7) の側から見て>の形の折れ線に形成されているため、たとえ吐出路を開封する引き裂き線がずれることがあっても、吐出路の後端側では引き裂き線が収斂されるので、プルタブ部全体を円滑に引きちぎることができる。
【0061】
プルタブ部(4) の下方側の領域には袋支持用つまみ部(8) を設けてあるので、ると、開封時に指で袋を保持する操作がしやすくなり、袋を圧縮することなく保持できるため、開封の瞬間に誤って内容物を押し出してこぼすようなトラブルを防止することができる。また、空き容器への詰め替え操作もしやすくなる。
【0062】
本発明によれば、注ぎ口となる吐出路を失敗なく開封することができ、その開封にあたっては内容物をこぼすおそれがなく、さらには空き容器への詰め替え注入作業がやりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチの一例を示した正面図である。
【図2】図1における吐出路(3) の先端側の部分の引き裂き状態を示した説明図である。
【図3】本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチの他の一例を示した正面図である。
【図4】本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチのさらに他の例を示した正面図である。
【図5】本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチのさらに他の例を示した正面図である。
【図6】本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチのさらに他の例を示した正面図である。
【図7】本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチのさらに他の例を示した正面図である。
【図8】本発明のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチのさらに他の例を示した正面図である。
【符号の説明】
(1) …スタンディングパウチ、
(2) …張出領域、
(3) …吐出路、
(4) …プルタブ部、
(5) …開封補助手段、
(5a)…指掛け、(5b)…滑り止め、
(5’)…開封補助手段、
(5a’) …指掛け、(5b’) …滑り止め、
(6) …易引裂線、
A…始端、B…終端、
(7) …ノッチ、
(8) …袋支持用つまみ部、
(9) …充填口
Claims (6)
- スタンディングパウチ(1) の上部側の左右のいずれか一方寄りに、袋の上辺より張り出す張出領域(2) が設けられていること、
その張出領域(2) は基本的には表裏のフィルムがシールされたシール面とするが、該張出領域(2) の袋のサイド寄りの領域の内部には注ぎ口となる未開口の吐出路(3) に形成され、該張出領域(2) の袋の中央寄りの少なくとも上部側の領域は開封用のプルタブ部(4) となっていること、
そのプルタブ部(4) の下方側の領域には、開封時に指で袋を保持するための袋支持用つまみ部(8) が設けられていること、
前記のプルタブ部(4) と袋支持用つまみ部(8) との間には、プルタブ部(4) の端縁の下端側を始端Aとし、前記吐出路(3) の先端側近くに至る易引裂線(6) が設けられ、さらにその易引裂線(6) の終端Bには、吐出路(3) の先端側を開口するためのノッチ(7) が設けられていること、
さらに、吐出路(3) を挟んでノッチ(7) とは水平方向の対岸において、袋側縁シール部と吐出路(3) の先端側との間の境界線がノッチ(7) の側から見て>の形の折れ線に形成されていること
を特徴とするプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ。 - プルタブ部(4) に、開封時に指を通すための指掛け(5a)または開封時の指の滑りを防止するための滑り止め(5b)からなる開封補助手段(5) が設けられている請求項1記載のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ。
- 始端Aから終端Bに至る易引裂線(6) が直線に形成されている請求項1記載のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ。
- 始端Aから終端Bに至る易引裂線(6) が、開封補助手段(5) の下半側を迂回するようにU字状に形成されている請求項2記載のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ。
- 袋支持用つまみ部(8) に、開封時に指を通すための指掛け(5a’) または開封時の指の滑りを防止するための滑り止め(5b’) からなる開封補助手段(5’)が設けられている請求項1または2記載のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ。
- 請求項1のプルタブ付き易開封性スタンディングパウチ内に内容物が充填されている包装体。
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