JP2004050918A - 組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車列レーンに対する車両の投入抜出方法を省力化・合理化し、もって組立ラインの組立順序遵守率向上と組立ライン稼働率を可及的に向上させる。
【解決手段】ホストPC15から生産車両の順序に関するデータと各組立待機車両の組立工数データを車列レーンコントローラ16に取込む。車列レーンコントローラ16は塗装ライン3の出口側にあるモニタ18に次の車両をどの車列レーン1に投入すべきかを指示する。作業員P1はモニタ18の表示に従って操作盤8を操作して車両を所定の車列レーン1に投入する。一方、車列レーンコントローラ16はバッファライン2の入口にあるモニタ19にどの車列レーン1の車両をバッファライン2に抜出すかを指示する。この際、下流の組立ラインの稼働率が可及的に平準化する車両の順序となるよう車列レーンコントローラ16により抜出車両が特定される。
【選択図】 図1
【解決手段】ホストPC15から生産車両の順序に関するデータと各組立待機車両の組立工数データを車列レーンコントローラ16に取込む。車列レーンコントローラ16は塗装ライン3の出口側にあるモニタ18に次の車両をどの車列レーン1に投入すべきかを指示する。作業員P1はモニタ18の表示に従って操作盤8を操作して車両を所定の車列レーン1に投入する。一方、車列レーンコントローラ16はバッファライン2の入口にあるモニタ19にどの車列レーン1の車両をバッファライン2に抜出すかを指示する。この際、下流の組立ラインの稼働率が可及的に平準化する車両の順序となるよう車列レーンコントローラ16により抜出車両が特定される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車生産ラインの塗装ラインと組立ラインの間には、通常図2に示すように組立待機車列レーン1とバッファレーン2が配設される。なお、塗装ライン3の終端付近には二度塗用帰還ライン4や塗装直しエリア5などが設けられる。
【0003】
組立待機車列レーン1は、例えば1レーン当たり最大9台収容可能なレーンが6列で構成され、塗装を終えた車両を、二度塗戻し車両と塗装直し車両を除き、車種、四駆車か否か又はサンルーフ車か否か等を基準として各車列レーン1に振分け投入し(図2でC1…、T1…等の表示は車種等による車両の区別を表わす)、車列レーン1の出口側で選択可能な車両に可及的に多様性を持たせるようにしている。この多様性は組立工数の面から見ると工数が多いものから少ないものまで車列レーン1の出口側で幅広く選択可能であることを意味する。
【0004】
車列レーン1の入口側と出口側にはそれぞれ作業員P1,P2が配置され、塗装ライン3から送られてきた車両をどの車列レーン1に振分け投入すべきか、また車列レーン1の先頭に位置する車両のうちどのレーンの車両をバッファレーン2に抜き出すかを、経験に基づき判断して投入側トラバーサ6及び抜取側トラバーサ7の操作盤8,9を操作している。
【0005】
一方、バッファレーン2は車列レーン1から抜き出された車両を一列で並べて下流側組立ラインに送り込むものであって、通常数十台の車両がバッファレーン2で常時待機している。これら待機車両はそのままの順番で組立ラインに流れるわけであるが、例えば組立工数が極大の車両ばかりが連続して流れた後に組立工数が極小の車両ばかりが連続して流れることがあると、組立ラインの稼働率が極大から極小まで大きくぶれて平均稼働率が悪化する。このため、バッファレーン2に並ぶ車両の順番は組立ラインの稼働率を上げるために注意して管理する必要があり、通常はバッファライン2の入口側に配置されたモニタ10にバッファライン2に並んだ数十台の車両を映し出すか図形記号等で表示し、作業員が組立工数が偏らないように車列レーン1の先頭の複数車両の中から最適車両を選択してバッファレーン2に抜出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車列レーン1に対する投入と抜出しは前述のように投入側と抜出側で各作業員の経験に頼って行っていたが、熟練作業員の確保が次第に困難になりつつある状況下では、従来のように作業員の経験に頼って組立ラインの稼働率を可及的に向上させるには限界がある。
【0007】
本発明の目的は、車列レーンに対する車両の投入抜出方法を省力化ないし合理化し、もって組立ラインの稼働率を可及的に向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため本発明に係る組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムは、塗装ラインと組立ライン前バッファレーンとの間に配設された組立待機車両の先入れ先出し式複列車列レーンに対する車両の投入及び抜取操作を指示するシステムであって、生産車両の順序に関するデータと各組立待機車両の組立工数データを格納した記憶手段と、前記車列レーン内における各組立待機車両の現位置データと、前記バッファレーン内における各組立待機車両の現位置データを管理する車列レーンコントローラと、前記塗装ラインの出口側で前記記憶手段のデータに基づき組立工数が異なる複数の組立待機車両が前記車列レーン間で分散されるように各車列レーンに塗装後の車両を振分け指示する第1指示手段と、前記バッファレーンの入口側で前記記憶手段と車列レーンコントローラのデータに基づき、前記組立ラインの稼働率を可及的に平準化する抜取車両第1候補を演算し、当該抜取車両第1候補を、前記生産車両の順序を前後所定台数の範囲内での入換えを許容する条件で絞込んで1又は2以上の抜取車両第2候補を演算し、前記車列レーンの複数先頭車両の中から前記抜取車両第2候補に合致する車両又は前記抜取車両第2候補の組立工数に最も近い車両を抜取指示する第2指示手段とを備えたことを特徴とする。前記第1指示手段と第2指示手段は、前記車列レーンコントローラで制御するようにしてもよい。
【0009】
以上のように組立待機車列レーンに対する車両の投入を第1指示手段に従って行い、組立待機車列レーンからの抜取を第2指示手段に従って行うことにより、投入と抜取の車両選択判断を経験に依存しなくて済み、かつ、組立ラインの稼働率の平準化により平均稼働率を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係る組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムの概略構成を示したものである。同図で15は自動車会社の本社に置かれたホストPC(「PC」はパソコンを含むコンピュータ一般を示すものとする)、16は自動車生産工場に置かれた車列レーンコントローラ、17は車列レーンコンベアPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)、18は第1指示手段としてのパソコン付属モニタ、19は第2指示手段としてのパソコン付属モニタである。その他の参照符号は図1と同様である。
【0011】
ホストPC15はどんな車両をどのような順番で生産すべきかといった組立順序データと、各車両の組立工数データを記憶した記憶手段であり、それらのデータを車列レーンコントローラ16がオンラインで受取る。一方、車列レーンコンベアPLC17は、投入側トラバーサ6、車列レーン内コンベア及び抜取側トラバーサ7を統括制御し、車列レーン1に対する車両の投入と抜出しに関する情報を車列レーンコントローラ16に伝達することで、車列レーンコントローラ16が車列レーン1内における車両の位置に関する全ての情報を把握できるようになっている。
【0012】
モニタ18,19には、車列レーンコントローラ16からの指示内容が表示されるようになっている。車列レーンコントローラ16は、ホストPC15から生産車両の順序に関する組立順序データと各組立待機車両の組立工数データを受取り、このデータに基づいて、二度塗戻し車両と塗装直し車両を除いて、組立工数が異なる車両が車列レーン1間で分散されるように演算し、その演算結果である特定投入レーン1の表示をモニタ18上に表示する。作業員P1はモニタ18の表示の通りに操作盤8操作して所定の車両を所定の車列レーン1に投入する。なお、指示内容と同じ車両か異なる車両のいずれを投入した場合でも、当該情報は車列レーンコンベアPLC17を経由して車列レーンコントローラ16に伝達される。
【0013】
一方、車列レーンコントローラ16はホストPC15と車列レーンコントローラ16のデータに基づき、まず組立ラインの稼働率を可及的に平準化する複数の抜取車両第1候補を演算する。次に、当該複数の抜取車両第1候補を、生産車両の順序を前後所定台数(例えば3〜5台)の範囲内での入換えを許容する条件で絞込んで1又は2以上の抜取車両第2候補を演算する。そして車列レーン1の複数先頭車両の中から抜取車両第2候補に合致する車両又は抜取車両第2候補の組立工数に最も近い車両を特定して、モニタ19上に第何レーンの車種何何というように抜取車両を具体的に指示する。作業員P2は当該指示通りに操作盤9を操作し、所定の車両をバッファライン2に抜出す。なお、指示内容と同じ車両か異なる車両のいずれを抜出した場合でも、当該情報は車列レーンコンベアPLC17を経由して車列レーンコントローラ16に伝達される。操作盤8,9は既存設備に配設されている関係で本実施形態ではモニタ18,19は操作盤8,9と別体にしているが、モニタ18のパソコンと操作盤8、モニタ19のパソコンと操作盤9をそれぞれ一体化することも可能であり、さらには作業員P1,P2を省略して車列レーン1に対する車両の投入と抜出を完全自動化することも可能である。
【0014】
【発明の効果】
本発明は前述の如く、車列レーンコントローラからの指示を受けた第1指示手段と第2指示手段に従って塗装後車両を最適車列レーンに投入すると共に最適車両を車列レーンから抜出してバッファレーンに送り込むようにしたから、作業員の経験に頼らない作業が可能となり、組立ラインの稼働率も可及的に向上させることができ、さらに生産車両の順序が投入抜出の基本となっているから、生産計画に可及的に近い車両組立を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムの概略構成図。
【図2】従来の組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムの概略構成図。
【符号の説明】
1 組立待機車列レーン
2 バッファレーン
3 塗装ライン
4 二度塗用帰還ライン
5 塗装直しエリア
6 投入側トラバーサ
7 抜取側トラバーサ
8,9 操作盤
10 モニタ
16 車列レーンコントローラ
18,19 モニタ
19 モニタ
P1,P2 作業員
17 車列レーンコンベアPLC
【発明の属する技術分野】本発明は、組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車生産ラインの塗装ラインと組立ラインの間には、通常図2に示すように組立待機車列レーン1とバッファレーン2が配設される。なお、塗装ライン3の終端付近には二度塗用帰還ライン4や塗装直しエリア5などが設けられる。
【0003】
組立待機車列レーン1は、例えば1レーン当たり最大9台収容可能なレーンが6列で構成され、塗装を終えた車両を、二度塗戻し車両と塗装直し車両を除き、車種、四駆車か否か又はサンルーフ車か否か等を基準として各車列レーン1に振分け投入し(図2でC1…、T1…等の表示は車種等による車両の区別を表わす)、車列レーン1の出口側で選択可能な車両に可及的に多様性を持たせるようにしている。この多様性は組立工数の面から見ると工数が多いものから少ないものまで車列レーン1の出口側で幅広く選択可能であることを意味する。
【0004】
車列レーン1の入口側と出口側にはそれぞれ作業員P1,P2が配置され、塗装ライン3から送られてきた車両をどの車列レーン1に振分け投入すべきか、また車列レーン1の先頭に位置する車両のうちどのレーンの車両をバッファレーン2に抜き出すかを、経験に基づき判断して投入側トラバーサ6及び抜取側トラバーサ7の操作盤8,9を操作している。
【0005】
一方、バッファレーン2は車列レーン1から抜き出された車両を一列で並べて下流側組立ラインに送り込むものであって、通常数十台の車両がバッファレーン2で常時待機している。これら待機車両はそのままの順番で組立ラインに流れるわけであるが、例えば組立工数が極大の車両ばかりが連続して流れた後に組立工数が極小の車両ばかりが連続して流れることがあると、組立ラインの稼働率が極大から極小まで大きくぶれて平均稼働率が悪化する。このため、バッファレーン2に並ぶ車両の順番は組立ラインの稼働率を上げるために注意して管理する必要があり、通常はバッファライン2の入口側に配置されたモニタ10にバッファライン2に並んだ数十台の車両を映し出すか図形記号等で表示し、作業員が組立工数が偏らないように車列レーン1の先頭の複数車両の中から最適車両を選択してバッファレーン2に抜出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車列レーン1に対する投入と抜出しは前述のように投入側と抜出側で各作業員の経験に頼って行っていたが、熟練作業員の確保が次第に困難になりつつある状況下では、従来のように作業員の経験に頼って組立ラインの稼働率を可及的に向上させるには限界がある。
【0007】
本発明の目的は、車列レーンに対する車両の投入抜出方法を省力化ないし合理化し、もって組立ラインの稼働率を可及的に向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため本発明に係る組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムは、塗装ラインと組立ライン前バッファレーンとの間に配設された組立待機車両の先入れ先出し式複列車列レーンに対する車両の投入及び抜取操作を指示するシステムであって、生産車両の順序に関するデータと各組立待機車両の組立工数データを格納した記憶手段と、前記車列レーン内における各組立待機車両の現位置データと、前記バッファレーン内における各組立待機車両の現位置データを管理する車列レーンコントローラと、前記塗装ラインの出口側で前記記憶手段のデータに基づき組立工数が異なる複数の組立待機車両が前記車列レーン間で分散されるように各車列レーンに塗装後の車両を振分け指示する第1指示手段と、前記バッファレーンの入口側で前記記憶手段と車列レーンコントローラのデータに基づき、前記組立ラインの稼働率を可及的に平準化する抜取車両第1候補を演算し、当該抜取車両第1候補を、前記生産車両の順序を前後所定台数の範囲内での入換えを許容する条件で絞込んで1又は2以上の抜取車両第2候補を演算し、前記車列レーンの複数先頭車両の中から前記抜取車両第2候補に合致する車両又は前記抜取車両第2候補の組立工数に最も近い車両を抜取指示する第2指示手段とを備えたことを特徴とする。前記第1指示手段と第2指示手段は、前記車列レーンコントローラで制御するようにしてもよい。
【0009】
以上のように組立待機車列レーンに対する車両の投入を第1指示手段に従って行い、組立待機車列レーンからの抜取を第2指示手段に従って行うことにより、投入と抜取の車両選択判断を経験に依存しなくて済み、かつ、組立ラインの稼働率の平準化により平均稼働率を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係る組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムの概略構成を示したものである。同図で15は自動車会社の本社に置かれたホストPC(「PC」はパソコンを含むコンピュータ一般を示すものとする)、16は自動車生産工場に置かれた車列レーンコントローラ、17は車列レーンコンベアPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)、18は第1指示手段としてのパソコン付属モニタ、19は第2指示手段としてのパソコン付属モニタである。その他の参照符号は図1と同様である。
【0011】
ホストPC15はどんな車両をどのような順番で生産すべきかといった組立順序データと、各車両の組立工数データを記憶した記憶手段であり、それらのデータを車列レーンコントローラ16がオンラインで受取る。一方、車列レーンコンベアPLC17は、投入側トラバーサ6、車列レーン内コンベア及び抜取側トラバーサ7を統括制御し、車列レーン1に対する車両の投入と抜出しに関する情報を車列レーンコントローラ16に伝達することで、車列レーンコントローラ16が車列レーン1内における車両の位置に関する全ての情報を把握できるようになっている。
【0012】
モニタ18,19には、車列レーンコントローラ16からの指示内容が表示されるようになっている。車列レーンコントローラ16は、ホストPC15から生産車両の順序に関する組立順序データと各組立待機車両の組立工数データを受取り、このデータに基づいて、二度塗戻し車両と塗装直し車両を除いて、組立工数が異なる車両が車列レーン1間で分散されるように演算し、その演算結果である特定投入レーン1の表示をモニタ18上に表示する。作業員P1はモニタ18の表示の通りに操作盤8操作して所定の車両を所定の車列レーン1に投入する。なお、指示内容と同じ車両か異なる車両のいずれを投入した場合でも、当該情報は車列レーンコンベアPLC17を経由して車列レーンコントローラ16に伝達される。
【0013】
一方、車列レーンコントローラ16はホストPC15と車列レーンコントローラ16のデータに基づき、まず組立ラインの稼働率を可及的に平準化する複数の抜取車両第1候補を演算する。次に、当該複数の抜取車両第1候補を、生産車両の順序を前後所定台数(例えば3〜5台)の範囲内での入換えを許容する条件で絞込んで1又は2以上の抜取車両第2候補を演算する。そして車列レーン1の複数先頭車両の中から抜取車両第2候補に合致する車両又は抜取車両第2候補の組立工数に最も近い車両を特定して、モニタ19上に第何レーンの車種何何というように抜取車両を具体的に指示する。作業員P2は当該指示通りに操作盤9を操作し、所定の車両をバッファライン2に抜出す。なお、指示内容と同じ車両か異なる車両のいずれを抜出した場合でも、当該情報は車列レーンコンベアPLC17を経由して車列レーンコントローラ16に伝達される。操作盤8,9は既存設備に配設されている関係で本実施形態ではモニタ18,19は操作盤8,9と別体にしているが、モニタ18のパソコンと操作盤8、モニタ19のパソコンと操作盤9をそれぞれ一体化することも可能であり、さらには作業員P1,P2を省略して車列レーン1に対する車両の投入と抜出を完全自動化することも可能である。
【0014】
【発明の効果】
本発明は前述の如く、車列レーンコントローラからの指示を受けた第1指示手段と第2指示手段に従って塗装後車両を最適車列レーンに投入すると共に最適車両を車列レーンから抜出してバッファレーンに送り込むようにしたから、作業員の経験に頼らない作業が可能となり、組立ラインの稼働率も可及的に向上させることができ、さらに生産車両の順序が投入抜出の基本となっているから、生産計画に可及的に近い車両組立を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムの概略構成図。
【図2】従来の組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システムの概略構成図。
【符号の説明】
1 組立待機車列レーン
2 バッファレーン
3 塗装ライン
4 二度塗用帰還ライン
5 塗装直しエリア
6 投入側トラバーサ
7 抜取側トラバーサ
8,9 操作盤
10 モニタ
16 車列レーンコントローラ
18,19 モニタ
19 モニタ
P1,P2 作業員
17 車列レーンコンベアPLC
Claims (2)
- 塗装ラインと組立ライン前バッファレーンとの間に配設された組立待機車両の先入れ先出し式複列車列レーンに対する車両の投入及び抜取操作を指示するシステムであって、
生産車両の順序に関するデータと各組立待機車両の組立工数データを格納した記憶手段と、
前記車列レーン内における各組立待機車両の現位置データと、前記バッファレーン内における各組立待機車両の現位置データを管理する車列レーンコントローラと、
前記塗装ラインの出口側で前記記憶手段のデータに基づき組立工数が異なる複数の組立待機車両が前記車列レーン間で分散されるように各車列レーンに塗装後の車両を振分け指示する第1指示手段と、
前記バッファレーンの入口側で前記記憶手段と車列レーンコントローラのデータに基づき、前記組立ラインの稼働率を可及的に平準化する抜取車両第1候補を演算し、当該第1抜取車両候補を、前記生産車両の順序を前後所定台数の範囲内での入換えを許容する条件で絞込んで抜取車両第2候補を演算し、前記車列レーンの複数先頭車両の中から前記抜取車両第2候補に合致する車両又は前記抜取車両第2候補の組立工数に最も近い車両を抜取指示する第2指示手段とを備えたことを特徴とする組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システム。 - 前記第1指示手段と第2指示手段を前記車列レーンコントローラで制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002209568A JP2004050918A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | 組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002209568A JP2004050918A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | 組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004050918A true JP2004050918A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31933376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002209568A Withdrawn JP2004050918A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | 組立待機車列レーンの車両投入抜取指示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004050918A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100634476B1 (ko) | 2005-11-17 | 2006-10-16 | 김석화 | 트래버스를 이용한 부품적재 자동 제어방법 |
KR101382350B1 (ko) * | 2008-03-13 | 2014-04-08 | 기아자동차 주식회사 | 도장공장의 버퍼 운영시스템 및 방법 |
US10654138B2 (en) | 2015-08-20 | 2020-05-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Production facility, production facility design method, production facility control method, and manufacturing method |
-
2002
- 2002-07-18 JP JP2002209568A patent/JP2004050918A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100634476B1 (ko) | 2005-11-17 | 2006-10-16 | 김석화 | 트래버스를 이용한 부품적재 자동 제어방법 |
KR101382350B1 (ko) * | 2008-03-13 | 2014-04-08 | 기아자동차 주식회사 | 도장공장의 버퍼 운영시스템 및 방법 |
US10654138B2 (en) | 2015-08-20 | 2020-05-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Production facility, production facility design method, production facility control method, and manufacturing method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |