JP2004050290A - プレスの工具交換のための装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレス室内へのアクセスを妨げないようにするプレスの工具交換装置を提供する。
【解決手段】交換装置12.1、12.2が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブル6.1、6.2、6.3の上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に支承されており、若しくは交換装置が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブルの上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に配置されていて、伸縮可能な駆動部によって駆動されるようになっていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】交換装置12.1、12.2が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブル6.1、6.2、6.3の上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に支承されており、若しくは交換装置が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブルの上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に配置されていて、伸縮可能な駆動部によって駆動されるようになっていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス(プレス段若しくは大型多段プレスなど)の製品特有の部品(附属品)の交換のための装置(交換装置)であって、各成形段がそれぞれ、独立の搬送機構、該搬送機構に着脱可能なサッカーガーダ及び、工具、例えば金型の支持のための走行可能なスライドテーブルを備えている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
プレス、プレス段(プレス加工ラインとも呼ぶ)若しくは大型多段プレスなどに、製品搬送若しくは部品搬送のための移動装置が設けられている。ドイツ連邦共和国特許出願公開第10009574号明細書に記載の装置においては、搬送過程が各プレス若しくは各プレス段に所属して配置された別個の搬送機構によって行われる。該個別に制御可能若しくは調整可能な搬送機構が、成形すべきワークを1つの工具段(型段)から取り出して次の工具段へ供給するために役立っている。搬送運動の際の自由度若しくは運動軸の数を増大することによって、搬送中にワークの位置を成形プロセスに最適に適合させることができる。これによって、中間保管場所(一時保管場所)が省略されて、工具段間の間隔が著しく狭められる。このような処置によって、プレス装置の全長が著しく減少される。
【0003】
さらに搬送機構の、製品特有の部品を含めて工具を自動的に交換することが公知である(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4309661号明細書)。該交換装置においては、ワークを支持する横桁若しくはサッカーガーダが、留めピンに差し嵌められている。留めピンがスライドテーブルに取り付けられており、従って横桁若しくはサッカーガーダがプレス室から走出され得る。製造段階中に、留めピンがスライドテーブルの上縁の上側で側方へほぼ水平に旋回させられる。ワーク搬送領域から外側への留めピンの該旋回は、留めピンと搬送機構との衝突を避けるために必要である。
【0004】
前記公知の装置においては欠点として、プレスへのアクセスが困難である。搬送機構を配置したことに基づき、スライドテーブル及び工具とプレススタンドとの間の空間内への通路が著しく狭くなっている。製造中に運転障害が発生した場合には、プレス室若しくはプレス加工スペース内へのアクセスを必要とする。該アクセスが、比較的高い位置に配置されて旋回させられた留めピンによって著しく妨げられる。同様の欠点が、イギリス国特許出願公開第2199781号明細書に記載の装置にもあり、該装置はスライドテーブルの外側の領域に配置されたブラケットを有しており、ブラケットがサッカーガーダのための旋回可能な取り出し装置を備えている。
【0005】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10009574号明細書
【特許文献2】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4309661号明細書
【特許文献3】
イギリス国特許出願公開第2199781号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、公知技術の前述の欠点を避けるために、工具交換装置、特に製品に適合された部品のための交換装置を改善して、プレス室内へのアクセスを工具交換装置によって妨げないようにすることである。さらに交換装置が安価であり、かつ所要スペースを少なくユニットシステムの形式で構成されるようにしたい。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明に基づき、請求項1に記載の手段では、交換装置が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブルの上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に支承されており、若しくは請求項2に記載の手段では、交換装置が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブルの上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に配置されていて、伸縮可能な駆動部によって駆動されるようになっている。
【0008】
【発明の効果】
本発明に基づく前述の手段によって、プレス室内へのアクセスの妨げが排除される。
【0009】
本発明の有利な実施態様が請求項3乃至11に記載してある。本発明に基づく各手段は個別に用いることも、任意に種々組み合わせて用いることも可能である。
【0010】
コンパクトな構造では交換装置は2つのユニットから成っており、各ユニットがそれぞれスライドテーブルの端部領域に取り付けられている。交換位置への走行(移動)には二種類の運動が考えられる:
1.旋回運動、全体でほぼ90°、
2.鉛直方向の直線運動。
【0011】
旋回駆動部が交換装置の種々の位置若しくは状態を可能にする:
− 製造段階中の水平な位置、
− プレス内でのサッカーガーダの引き渡しにとって、かつプレスの外側でのサッカーガーダの交換にとって必要な角度に傾斜した位置(該位置は工具交換にとっても有利である)、
− 鉛直(垂直)な位置(走出位置若しくは走入位置、別の変化例でプレス内でのサッカーガーダの引き渡しのための位置)。
【0012】
直動駆動部を用いる実施例では、走入した待機位置及び走出した交換位置が設けられている。
【0013】
交換装置がサッカーガーダのための受容機構及び必要に応じて緊締機構を備えている。サッカーガーダに取り付けられたサッカースパイダの不都合な引っ掛かりを避けるために、サッカーガーダがサッカーガーダの軸を中心として回転可能になっている。サッカーガーダの回転装置は、交換装置の構成部分であってもよく、搬送機構の構成部分であってもよい。
【0014】
工具交換に際しては、搬送機構はサッカーガーダと一緒にスタンド領域で待機位置にある。上型がラムの下降運動によって下型に載せられて、金型クランプが開放される。次いで、ラムが再び上昇させられ、工具交換装置がサッカーガーダの受け取りのために交換位置へ走行する。
【0015】
この場合に旋回運動において2つの実施態様が可能である:
1.工具交換装置は、サッカーガーダが搬送機構の待機位置若しくは駐留位置で引き渡され得るように旋回される。この場合、工具交換装置の受容兼クランプ機構若しくは緊締機構を用いてサッカーガーダが受け取られて、次いで搬送機構から連結解除される。連結解除はエネルギー供給通路及び負圧機構にとっても必要である。受け取りの後に、工具交換装置が鉛直な位置へ旋回して、サッカーガーダが、サッカースパイダを支障のない走出に必要な位置へ移すようにサッカーガーダ自体の軸を中心として回転される。
【0016】
2.別の実施態様では、工具交換装置は水平な位置から鉛直な位置へほぼ90°にわたって旋回させられる。搬送機構は待機位置から、サッカーガーダの引き渡しが可能になるまで工具交換装置に向かって旋回する。搬送機構はさらにサッカーガーダを、サッカースパイダの支障のない走出も可能にする値、即ち角度にわたって回転させる。該実施態様では、工具交換装置内のサッカーガーダ・クランプ機構が省略されてよい。
【0017】
交換装置を直動駆動部によって駆動する場合には、搬送機構の運動経過が2で述べたように規定される。交換装置の必要な走出距離を減少させるために、搬送機構が付加的に、サッカースパイダの幅の半分の値よりもわずかに高いところにある下方位置へ走行する。交換装置へのサッカーガーダの引き渡しが、受容部の形状及び位置に応じて鉛直運動並びに水平運動によって行われる。
【0018】
本発明において特に有利には、工具交換装置がユニットシステムの形式で構成されている。このような手段によって、安価でかつコンパクトな構造が達成される。
【0019】
旋回運動のための駆動部も直動駆動部もスライドテーブルに定位置(位置固定的)に取り付けられており、このことは加速すべき質量の減少のほかに電気的な導線の接続にとっても有利である。
【0020】
プレスの外側での装備変えも本発明によって容易になる。下型の緊締箇所へのアクセスも障害なしに可能である。例えば交換装置をサッカーガーダと一緒に90°までの任意の角度範囲にわたって旋回させることによって、最適な交換位置が達成される。さらに、クレーンによる工具又は金型の取り外し若しくは取り付けのために必要な搬送ワイヤの敷設及び機能にとっての障害領域が避けられる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1にプレス1、例えば大型多段プレスの一部分が概略的に示してある。プレスの成形段が符号2.1乃至2.3で表してあり、この場合、成形段2.1及び2.3は半分しか図示されていない。プレス1のラム3.1,3.2,3.3及びスタンド4.1,4.2が図面に見えている。プレス1内に走入されたスライドテーブル5.1,5.2,5.3が下型6.1,6.2,6.3を支持している。上型7.1,7.2,7.3がクランプジョー若しくはチャック工具を用いてラム3.1,3.2,3.3に取り付けられている。搬送機構9.1,9.2を用いてワーク(図示せず)が搬送方向8にプレス1を通して搬送される。このために、搬送機構9.1,9.2にサッカーガーダ(sucker girder)10.1,10.2が回転可能に支承されている。ワークを受容して保持するために、サッカースパイダ11.1,11.2が設けられている。サッカーガーダ10.1,10.2のための交換装置12.1,12.2が、軸13.1,13.2を中心として旋回可能にスライドテーブル5.2,5.3に支承されている。図1は製造状態に対応しており、即ち、交換装置12.1,12.2が水平位置に旋回させられている。軸13.1,13.2の図示の配置位置に基づき、交換装置12.1,12.2がスクラップシャフトの通過可能なカバー14のレベルの下側に位置決めされ、即ちカバー14の下側へ移され得る。これによって中間スペース15が自由にアクセス可能である。
【0022】
図2に、搬送機構9.1,9.2から交換装置12.1,12.2へのサッカーガーダ10.1,10.2の引き渡しの状態(位置)が示してある。搬送機構9.1,9.2の旋回アームが鉛直位置を占めており、かつ交換装置12.1,12.2の受容部が同じ鉛直軸16上へ旋回させられている。駆動部17を用いて搬送機構9.1,9.2が鉛直に走行させられ、これによってサッカーガーダ10.1,10.2が交換装置12.1,12.2の、フォークヘッド18として形成された受容部内に移される。フォークヘッド18に、サッカーガーダ10.1,10.2の確実な保持のためのクランプ装置若しくは締め付け装置が設けられている。サッカースパイダ11.1,11.2が水平位置を占めている。
【0023】
図3には、サッカースパイダ11.1がスライドテーブル5.1,5.2,5.3の走出のために必要な垂直位置を占めた状態で示してある。このために必要なサッカーガーダ10.1の回転運動が交換装置12.1によって行われる。図示の実施例では、交換装置12.1の旋回運動中にベルト伝動部19.1の作動(転動)によってフォークヘッド18が旋回させられる。従って、サッカーガーダ10.1をフォークヘッド18内に保持してあるので、サッカーガーダのほぼ90°にわたる回転が生じる。ベルト伝動部19.1を適切な伝達比で構成していると、フォークヘッドの旋回のための付加的な駆動手段が不要であり、それというのはフォークヘッドの旋回が、交換装置12.1の旋回運動によってのみ行われ得るからである。サッカースパイダの不都合な引っ掛かりなしに、スライドテーブル5.1,5.2,5.3がプレス1から走出させられる。プレス1の外側で、交換装置12.1がサッカーガーダ10.1の交換のために人間工学的に有利な位置へ旋回させられてよい。これによって、操作員による交換過程の作業が著しく容易になる。
【0024】
図4に実施例のさらなる詳細が示してある。交換装置12が二重構造で構成され、即ち2つのユニットから成っており、各ユニットがそれぞれスライドテーブル5の端部領域に配置して支承されている。サッカーガーダ10の受容のためのフォークヘッド18が旋回アーム20の一方の端部に結合されている。旋回アーム20の他方の端部は、回転軸13を中心として回転可能に支承されている。旋回アームの旋回運動が駆動部21によって行われる。フォークヘッド18の旋回運動を生ぜしめるベルト伝動部19が、旋回アーム20に組み込まれている。
【0025】
別の実施例が図5に示してある。該実施例ではフォークヘッド18の旋回運動が避けられて、交換装置12のベルト伝動部19が省略されている。サッカースパイダ11を鉛直位置に移すためのサッカーガーダ10の回転が、搬送機構9によって生ぜしめられる。このために、搬送機構9が交換位置へ旋回することによって、サッカーガーダ10を回転させ、これによってサッカースパイダ11が鉛直位置を占める。次いで、搬送機構9の鉛直方向の下降運動によってサッカーガーダ10がフォークヘッド18内に置かれる。サッカーガーダ10を搬送装置から自動的に連結解除した後に、搬送機構が、スライドテーブルの支障のない走出を可能にする位置へ旋回させられる。該実施例では、フォークヘッド18内でのサッカーガーダ10の締め付けが省略されてよい。これによって交換装置12の構造がさらに簡単になる。交換装置12の破線で示す位置は、サッカーガーダ10の交換中若しくは一般的に工具交換又は附属品交換の際の状態に対応するものである。
【0026】
図1の実施例で述べてあるように、交換装置は製造中は開閉可能なカバーの下側で待機位置にある。このことは図5に実線で示してある。
【0027】
図示の待機位置は限定されるものではなく、180°にわたって旋回させられた位置に、即ち例えば図5で見て軸に関して右側へ移されて、直接にスライドテーブルの正面側(フロントサイド)に設けられ(規定され)ていてよい。
【0028】
交換装置12のフレキシブル性、即ち作動機能を拡大するために、交換装置12がさらに別の運動軸、例えば別の旋回軸若しくは回転軸を備えていてよい。旋回アーム20が図5の矢印23で示すように、入れ子式(テレスコープ式)に運動させられるようになっていてよい。該運動がスピンドル駆動部若しくはシリンダーを用いて行われてよい。スライドテーブルを幅広に形成してあり、その結果、サッカースパイダの走出が狭いスペースに基づき困難である場合には、サッカースパイダが工具6,7上に下ろされてよい。この目的のために、旋回アーム20が入れ子式に、下側の工具6上に載せられた上側工具7の上側の位置へ走出させられ、即ち伸ばされるようになっていてよい。図1乃至図3に示してあるように、旋回可能な受容アーム18がサッカースパイダ11と一緒に工具6,7上へ旋回させられてよい。場合によっては旋回アーム20が別の方向へ工具に向けて旋回させられて、付加的に走出状態を適合させるようになっていてよい。
【0029】
直動駆動部を用いた実施例が図6及び図7に示してある。製造中には交換装置12がカバー14の下側の位置に降下されており、中間スペース15が自由に通過できる、即ち自由にアクセス可能である。
【0030】
図7は交換位置を示している。図7から明らかなように、搬送機構9を下方の位置へ走行させることによって、交換装置12の走出距離(上昇距離)が短くなっている。交換装置の行程運動(走出及び走入、昇降運動)がテレスコープ式シリンダー22を用いて行われる。交換装置の行程運動のための駆動部として、別の形式の伸縮機構若しくはリンク式昇降機構が用いられてよい。
【0031】
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想の枠内で当業者の実施可能な種々の構成を含むものである。サッカーガーダのための受容部はフォークヘッドに限定されるものではなく、別の構成手段、例えば受容ピンとして形成されていてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレスの実施例の製造状態での部分正面図。
【図2】図1の実施例の工具交換位置での部分正面図。
【図3】図1の実施例の、スライドテーブルの走出位置での部分正面図。
【図4】プレスの実施例の部分側面図。
【図5】プレスの、旋回駆動部を備える別の実施例の部分正面図。
【図6】プレスの、直動駆動部を備える別の実施例の部分正面図。
【図7】図6の実施例の工具交換位置での部分正面図。
【符号の説明】
1 プレス、 2.1,2.2,2.3 成形段、 3.1,3.2,3.3ラム、 4.1,4.2 スタンド、 5,5.1,5.2,5.3 スライドテーブル、 9.1,9.2 搬送機構、 10,10.1,10.2 サッカーガーダ、 11.1,11.2 サッカースパイダ、 12,12.1,12.2 交換装置、 13,13.1,13.2 旋回軸、 16 鉛直軸、 17 駆動部、 18 フォークヘッド、 19,19.1 ベルト伝動部、 20 旋回アーム
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス(プレス段若しくは大型多段プレスなど)の製品特有の部品(附属品)の交換のための装置(交換装置)であって、各成形段がそれぞれ、独立の搬送機構、該搬送機構に着脱可能なサッカーガーダ及び、工具、例えば金型の支持のための走行可能なスライドテーブルを備えている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
プレス、プレス段(プレス加工ラインとも呼ぶ)若しくは大型多段プレスなどに、製品搬送若しくは部品搬送のための移動装置が設けられている。ドイツ連邦共和国特許出願公開第10009574号明細書に記載の装置においては、搬送過程が各プレス若しくは各プレス段に所属して配置された別個の搬送機構によって行われる。該個別に制御可能若しくは調整可能な搬送機構が、成形すべきワークを1つの工具段(型段)から取り出して次の工具段へ供給するために役立っている。搬送運動の際の自由度若しくは運動軸の数を増大することによって、搬送中にワークの位置を成形プロセスに最適に適合させることができる。これによって、中間保管場所(一時保管場所)が省略されて、工具段間の間隔が著しく狭められる。このような処置によって、プレス装置の全長が著しく減少される。
【0003】
さらに搬送機構の、製品特有の部品を含めて工具を自動的に交換することが公知である(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4309661号明細書)。該交換装置においては、ワークを支持する横桁若しくはサッカーガーダが、留めピンに差し嵌められている。留めピンがスライドテーブルに取り付けられており、従って横桁若しくはサッカーガーダがプレス室から走出され得る。製造段階中に、留めピンがスライドテーブルの上縁の上側で側方へほぼ水平に旋回させられる。ワーク搬送領域から外側への留めピンの該旋回は、留めピンと搬送機構との衝突を避けるために必要である。
【0004】
前記公知の装置においては欠点として、プレスへのアクセスが困難である。搬送機構を配置したことに基づき、スライドテーブル及び工具とプレススタンドとの間の空間内への通路が著しく狭くなっている。製造中に運転障害が発生した場合には、プレス室若しくはプレス加工スペース内へのアクセスを必要とする。該アクセスが、比較的高い位置に配置されて旋回させられた留めピンによって著しく妨げられる。同様の欠点が、イギリス国特許出願公開第2199781号明細書に記載の装置にもあり、該装置はスライドテーブルの外側の領域に配置されたブラケットを有しており、ブラケットがサッカーガーダのための旋回可能な取り出し装置を備えている。
【0005】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10009574号明細書
【特許文献2】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4309661号明細書
【特許文献3】
イギリス国特許出願公開第2199781号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、公知技術の前述の欠点を避けるために、工具交換装置、特に製品に適合された部品のための交換装置を改善して、プレス室内へのアクセスを工具交換装置によって妨げないようにすることである。さらに交換装置が安価であり、かつ所要スペースを少なくユニットシステムの形式で構成されるようにしたい。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明に基づき、請求項1に記載の手段では、交換装置が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブルの上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に支承されており、若しくは請求項2に記載の手段では、交換装置が回転軸を中心として旋回可能に、スライドテーブルの上縁の下側で製品搬送方向に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に配置されていて、伸縮可能な駆動部によって駆動されるようになっている。
【0008】
【発明の効果】
本発明に基づく前述の手段によって、プレス室内へのアクセスの妨げが排除される。
【0009】
本発明の有利な実施態様が請求項3乃至11に記載してある。本発明に基づく各手段は個別に用いることも、任意に種々組み合わせて用いることも可能である。
【0010】
コンパクトな構造では交換装置は2つのユニットから成っており、各ユニットがそれぞれスライドテーブルの端部領域に取り付けられている。交換位置への走行(移動)には二種類の運動が考えられる:
1.旋回運動、全体でほぼ90°、
2.鉛直方向の直線運動。
【0011】
旋回駆動部が交換装置の種々の位置若しくは状態を可能にする:
− 製造段階中の水平な位置、
− プレス内でのサッカーガーダの引き渡しにとって、かつプレスの外側でのサッカーガーダの交換にとって必要な角度に傾斜した位置(該位置は工具交換にとっても有利である)、
− 鉛直(垂直)な位置(走出位置若しくは走入位置、別の変化例でプレス内でのサッカーガーダの引き渡しのための位置)。
【0012】
直動駆動部を用いる実施例では、走入した待機位置及び走出した交換位置が設けられている。
【0013】
交換装置がサッカーガーダのための受容機構及び必要に応じて緊締機構を備えている。サッカーガーダに取り付けられたサッカースパイダの不都合な引っ掛かりを避けるために、サッカーガーダがサッカーガーダの軸を中心として回転可能になっている。サッカーガーダの回転装置は、交換装置の構成部分であってもよく、搬送機構の構成部分であってもよい。
【0014】
工具交換に際しては、搬送機構はサッカーガーダと一緒にスタンド領域で待機位置にある。上型がラムの下降運動によって下型に載せられて、金型クランプが開放される。次いで、ラムが再び上昇させられ、工具交換装置がサッカーガーダの受け取りのために交換位置へ走行する。
【0015】
この場合に旋回運動において2つの実施態様が可能である:
1.工具交換装置は、サッカーガーダが搬送機構の待機位置若しくは駐留位置で引き渡され得るように旋回される。この場合、工具交換装置の受容兼クランプ機構若しくは緊締機構を用いてサッカーガーダが受け取られて、次いで搬送機構から連結解除される。連結解除はエネルギー供給通路及び負圧機構にとっても必要である。受け取りの後に、工具交換装置が鉛直な位置へ旋回して、サッカーガーダが、サッカースパイダを支障のない走出に必要な位置へ移すようにサッカーガーダ自体の軸を中心として回転される。
【0016】
2.別の実施態様では、工具交換装置は水平な位置から鉛直な位置へほぼ90°にわたって旋回させられる。搬送機構は待機位置から、サッカーガーダの引き渡しが可能になるまで工具交換装置に向かって旋回する。搬送機構はさらにサッカーガーダを、サッカースパイダの支障のない走出も可能にする値、即ち角度にわたって回転させる。該実施態様では、工具交換装置内のサッカーガーダ・クランプ機構が省略されてよい。
【0017】
交換装置を直動駆動部によって駆動する場合には、搬送機構の運動経過が2で述べたように規定される。交換装置の必要な走出距離を減少させるために、搬送機構が付加的に、サッカースパイダの幅の半分の値よりもわずかに高いところにある下方位置へ走行する。交換装置へのサッカーガーダの引き渡しが、受容部の形状及び位置に応じて鉛直運動並びに水平運動によって行われる。
【0018】
本発明において特に有利には、工具交換装置がユニットシステムの形式で構成されている。このような手段によって、安価でかつコンパクトな構造が達成される。
【0019】
旋回運動のための駆動部も直動駆動部もスライドテーブルに定位置(位置固定的)に取り付けられており、このことは加速すべき質量の減少のほかに電気的な導線の接続にとっても有利である。
【0020】
プレスの外側での装備変えも本発明によって容易になる。下型の緊締箇所へのアクセスも障害なしに可能である。例えば交換装置をサッカーガーダと一緒に90°までの任意の角度範囲にわたって旋回させることによって、最適な交換位置が達成される。さらに、クレーンによる工具又は金型の取り外し若しくは取り付けのために必要な搬送ワイヤの敷設及び機能にとっての障害領域が避けられる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1にプレス1、例えば大型多段プレスの一部分が概略的に示してある。プレスの成形段が符号2.1乃至2.3で表してあり、この場合、成形段2.1及び2.3は半分しか図示されていない。プレス1のラム3.1,3.2,3.3及びスタンド4.1,4.2が図面に見えている。プレス1内に走入されたスライドテーブル5.1,5.2,5.3が下型6.1,6.2,6.3を支持している。上型7.1,7.2,7.3がクランプジョー若しくはチャック工具を用いてラム3.1,3.2,3.3に取り付けられている。搬送機構9.1,9.2を用いてワーク(図示せず)が搬送方向8にプレス1を通して搬送される。このために、搬送機構9.1,9.2にサッカーガーダ(sucker girder)10.1,10.2が回転可能に支承されている。ワークを受容して保持するために、サッカースパイダ11.1,11.2が設けられている。サッカーガーダ10.1,10.2のための交換装置12.1,12.2が、軸13.1,13.2を中心として旋回可能にスライドテーブル5.2,5.3に支承されている。図1は製造状態に対応しており、即ち、交換装置12.1,12.2が水平位置に旋回させられている。軸13.1,13.2の図示の配置位置に基づき、交換装置12.1,12.2がスクラップシャフトの通過可能なカバー14のレベルの下側に位置決めされ、即ちカバー14の下側へ移され得る。これによって中間スペース15が自由にアクセス可能である。
【0022】
図2に、搬送機構9.1,9.2から交換装置12.1,12.2へのサッカーガーダ10.1,10.2の引き渡しの状態(位置)が示してある。搬送機構9.1,9.2の旋回アームが鉛直位置を占めており、かつ交換装置12.1,12.2の受容部が同じ鉛直軸16上へ旋回させられている。駆動部17を用いて搬送機構9.1,9.2が鉛直に走行させられ、これによってサッカーガーダ10.1,10.2が交換装置12.1,12.2の、フォークヘッド18として形成された受容部内に移される。フォークヘッド18に、サッカーガーダ10.1,10.2の確実な保持のためのクランプ装置若しくは締め付け装置が設けられている。サッカースパイダ11.1,11.2が水平位置を占めている。
【0023】
図3には、サッカースパイダ11.1がスライドテーブル5.1,5.2,5.3の走出のために必要な垂直位置を占めた状態で示してある。このために必要なサッカーガーダ10.1の回転運動が交換装置12.1によって行われる。図示の実施例では、交換装置12.1の旋回運動中にベルト伝動部19.1の作動(転動)によってフォークヘッド18が旋回させられる。従って、サッカーガーダ10.1をフォークヘッド18内に保持してあるので、サッカーガーダのほぼ90°にわたる回転が生じる。ベルト伝動部19.1を適切な伝達比で構成していると、フォークヘッドの旋回のための付加的な駆動手段が不要であり、それというのはフォークヘッドの旋回が、交換装置12.1の旋回運動によってのみ行われ得るからである。サッカースパイダの不都合な引っ掛かりなしに、スライドテーブル5.1,5.2,5.3がプレス1から走出させられる。プレス1の外側で、交換装置12.1がサッカーガーダ10.1の交換のために人間工学的に有利な位置へ旋回させられてよい。これによって、操作員による交換過程の作業が著しく容易になる。
【0024】
図4に実施例のさらなる詳細が示してある。交換装置12が二重構造で構成され、即ち2つのユニットから成っており、各ユニットがそれぞれスライドテーブル5の端部領域に配置して支承されている。サッカーガーダ10の受容のためのフォークヘッド18が旋回アーム20の一方の端部に結合されている。旋回アーム20の他方の端部は、回転軸13を中心として回転可能に支承されている。旋回アームの旋回運動が駆動部21によって行われる。フォークヘッド18の旋回運動を生ぜしめるベルト伝動部19が、旋回アーム20に組み込まれている。
【0025】
別の実施例が図5に示してある。該実施例ではフォークヘッド18の旋回運動が避けられて、交換装置12のベルト伝動部19が省略されている。サッカースパイダ11を鉛直位置に移すためのサッカーガーダ10の回転が、搬送機構9によって生ぜしめられる。このために、搬送機構9が交換位置へ旋回することによって、サッカーガーダ10を回転させ、これによってサッカースパイダ11が鉛直位置を占める。次いで、搬送機構9の鉛直方向の下降運動によってサッカーガーダ10がフォークヘッド18内に置かれる。サッカーガーダ10を搬送装置から自動的に連結解除した後に、搬送機構が、スライドテーブルの支障のない走出を可能にする位置へ旋回させられる。該実施例では、フォークヘッド18内でのサッカーガーダ10の締め付けが省略されてよい。これによって交換装置12の構造がさらに簡単になる。交換装置12の破線で示す位置は、サッカーガーダ10の交換中若しくは一般的に工具交換又は附属品交換の際の状態に対応するものである。
【0026】
図1の実施例で述べてあるように、交換装置は製造中は開閉可能なカバーの下側で待機位置にある。このことは図5に実線で示してある。
【0027】
図示の待機位置は限定されるものではなく、180°にわたって旋回させられた位置に、即ち例えば図5で見て軸に関して右側へ移されて、直接にスライドテーブルの正面側(フロントサイド)に設けられ(規定され)ていてよい。
【0028】
交換装置12のフレキシブル性、即ち作動機能を拡大するために、交換装置12がさらに別の運動軸、例えば別の旋回軸若しくは回転軸を備えていてよい。旋回アーム20が図5の矢印23で示すように、入れ子式(テレスコープ式)に運動させられるようになっていてよい。該運動がスピンドル駆動部若しくはシリンダーを用いて行われてよい。スライドテーブルを幅広に形成してあり、その結果、サッカースパイダの走出が狭いスペースに基づき困難である場合には、サッカースパイダが工具6,7上に下ろされてよい。この目的のために、旋回アーム20が入れ子式に、下側の工具6上に載せられた上側工具7の上側の位置へ走出させられ、即ち伸ばされるようになっていてよい。図1乃至図3に示してあるように、旋回可能な受容アーム18がサッカースパイダ11と一緒に工具6,7上へ旋回させられてよい。場合によっては旋回アーム20が別の方向へ工具に向けて旋回させられて、付加的に走出状態を適合させるようになっていてよい。
【0029】
直動駆動部を用いた実施例が図6及び図7に示してある。製造中には交換装置12がカバー14の下側の位置に降下されており、中間スペース15が自由に通過できる、即ち自由にアクセス可能である。
【0030】
図7は交換位置を示している。図7から明らかなように、搬送機構9を下方の位置へ走行させることによって、交換装置12の走出距離(上昇距離)が短くなっている。交換装置の行程運動(走出及び走入、昇降運動)がテレスコープ式シリンダー22を用いて行われる。交換装置の行程運動のための駆動部として、別の形式の伸縮機構若しくはリンク式昇降機構が用いられてよい。
【0031】
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想の枠内で当業者の実施可能な種々の構成を含むものである。サッカーガーダのための受容部はフォークヘッドに限定されるものではなく、別の構成手段、例えば受容ピンとして形成されていてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレスの実施例の製造状態での部分正面図。
【図2】図1の実施例の工具交換位置での部分正面図。
【図3】図1の実施例の、スライドテーブルの走出位置での部分正面図。
【図4】プレスの実施例の部分側面図。
【図5】プレスの、旋回駆動部を備える別の実施例の部分正面図。
【図6】プレスの、直動駆動部を備える別の実施例の部分正面図。
【図7】図6の実施例の工具交換位置での部分正面図。
【符号の説明】
1 プレス、 2.1,2.2,2.3 成形段、 3.1,3.2,3.3ラム、 4.1,4.2 スタンド、 5,5.1,5.2,5.3 スライドテーブル、 9.1,9.2 搬送機構、 10,10.1,10.2 サッカーガーダ、 11.1,11.2 サッカースパイダ、 12,12.1,12.2 交換装置、 13,13.1,13.2 旋回軸、 16 鉛直軸、 17 駆動部、 18 フォークヘッド、 19,19.1 ベルト伝動部、 20 旋回アーム
Claims (11)
- プレス内の製品特有の部品の交換のための装置であって、各成形段(2)がそれぞれ、独立の搬送機構(9)、該搬送機構に着脱可能なサッカーガーダ(10)及び、工具(6,7)の支持のための走行可能なスライドテーブル(5)を備えている形式のものにおいて、
交換装置(12)が回転軸(13)を中心として旋回可能に、スライドテーブル(5)の上縁の下側で製品搬送方向(8)に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に支承されていることを特徴とする、プレスの工具交換のための装置。 - プレス内の製品特有の部品の交換のための装置であって、各成形段(2)がそれぞれ、独立の搬送機構(9)、該搬送機構に着脱可能なサッカーガーダ(10)及び、工具(6,7)の支持のための走行可能なスライドテーブル(5)を備えている形式のものにおいて、
交換装置(12)が回転軸(13)を中心として旋回可能に、スライドテーブル(5)の上縁の下側で製品搬送方向(8)に対して横方向にスライドテーブルの端部領域に配置されていて、伸縮可能な駆動部(22)によって駆動されるようになっていることを特徴とする、プレスの工具交換のための装置。 - 交換装置(12)が一方の端部領域にサッカーガーダ(10)のための受容部(18)を備えていて、かつ他方の端部領域に旋回駆動部(21)若しくは伸縮シリンダー(22)を備えている請求項1又は2記載の装置。
- 旋回駆動部(21)が交換装置(12)を、回転軸(13)を中心として90°の角度範囲にわたって旋回させるようになっており、終端位置がほぼ水平位置と鉛直位置である請求項1記載の装置。
- 水平位置が製造位置として規定されており、製造位置で交換装置(12)がカバー(14)の下側にある請求項4記載の装置。
- 交換装置(12)がサッカーガーダ(10)の受容に際して鉛直位置若しくは水平位置を占めている請求項1記載の装置。
- サッカースパイダ(11)を支持するサッカーガーダ(10)が、交換装置(12)若しくは搬送機構(9)によって回転させられて、サッカースパイダ(11)がほぼ鉛直位置を占めるようになっている請求項1又は2記載の装置。
- 交換装置(12)内に、受容部(18)の回転のためのベルト伝動部(19)が組み込まれている請求項3記載の装置。
- 交換装置(12)の旋回アーム(20)が伸縮アームとして形成されている請求項1記載の装置。
- 交換装置(12)が製造位置でカバー(14)の下側へ走入されて配置されている請求項2記載の装置。
- 2つの交換装置(12)を用いてあり、該各交換装置がそれぞれスライドテーブル(5)の各端部領域に配置されている請求項1又は2記載の装置。
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