JPS6176249A - パレツト交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、マシニングセンタのマシンテーブルとパレッ
トプールのパレット交換位置との間でパレットを交換す
るためのバレット交換装置に関するものである。

〈従来の技術〉゛ −ｍに、マシニングセンタのマシンテーブルとパレット
プールのパレット交換位置との間でパレットを交換する
ものとして、マシンテーブルとパレット交換位置との間
に、２つのパレットを同時に支持できるロークリテーブ
ルを配設し、マシンテーブルに搬入すべきパレットを予
めパレット交換位置よりロークリテーブルの一端に搬出
して待機させ、加工の完了によりマシンテーブル上のパ
レットをロークリテーブルの他端に搬出し、しかる後ロ
ータリテーブルを１８０°旋回させてパレットをローク
リテーブルよりマシンテーブル上に搬入する方式と、マ
シンテーブルにパレットプールを接近して配置し、加工
の完了によりまずマシンテーブル上のパレットをパレッ
ト、プールの空のパレット交換位置に搬出し、しかる後
マシンテーブルに搬入すべきパレットをパレット交換位
置に割出してパレットをマシンテーブル上に搬入する方
式との２つに大別される。

〈発明が解決しようとする問題点〉 前者の方式においては、ロークリテーブルの設置により
占有スペースがきわめて大きくなり、しかもパレット交
換のための動作数（Ｉｉｉ出−旋回→搬入）が多いため
、パレット交換時間の短縮に限界がある問題がある。

また後者の方式においては、占有スペースについての問
題は解決できるが、バレント交換時間の短縮については
前者と同様に期待できな（、特にこの方式においてはパ
レット交換中にパレットプールの割出し動作を必要とす
るため、パレットを交換位置にランダムに割出すもので
は交換時間の著しい増長が避けられない問題がある。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は上記した従来の問題点を解決するためになされ
たもので、第１図に示すように、マシニングセンタ１０
の作業テーブル１７にはパレット２０を滑動可能に係合
支持する円弧状のクランプＬ／　　ＪＬ／　１８　ヲ設
’ｉｔ、またパレットプール１１にはパレット２０をそ
れぞれ滑動可能に係合支持する複数の円弧状の支持レー
ル２６をパレット交換位置Ｐ１に割出し可能に設けて、
このパレット交換位置Ｐ１に割出された支持レール２６
と前記クランプレール１８とによってパレット搬送用の
円軌道を構成させ、また前記作業テーブル１７とパレッ
ト交換位置Ｐ１との間には、両端にパレット２０の係合
ブロック２１に離脱可能に係合する係合フック５０を備
えた旋回アーム４５を旋回可能に設け、この旋回アーム
４５の旋回によって前記作業テーブル１７およびパレッ
ト交換位置Ｐ１との間で２つのパレット２０を前記円軌
道に沿って同時に交換するようにしたものである。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図において、１０はマシニングセンタ
、１１はパレットプール、１２はパレット旋回装置を示
す。マシニングセンタ１０のマシンテーブル１５はベッ
ド１６上に水平移動可能に載置され、このマシンテーブ
ル１５上に作業テーブル１７が回転割出し可能に装架さ
れている。作業テーブル１７には円弧状のクランプレー
ルエ８が昇降可能に装架され、このクランプレール１８
に滑動可能に係合支持されるパレット２０がクランプレ
ール１８の下降により作業テーブル１７上に位置決めク
ランプされ、上昇によりアンクランプされる。マシンテ
ーブル１５上には前記クランプレール１８の両側に整合
する円弧状の案内レール１９が設置されている。しかし
てマシンテーブル１５はパレット交換時には後述するパ
レットプール１１のパレット交換位置に対応する定位置
に位置決めされる。

前記パレットプール１１は、マシンテーブル１５の前方
に設置された機台２３を備え、この機台２３の中央部に
回転板２４が水平面内で向転可能に支承されている。機
台２３にはまた回転板２４の周囲に複数のパレット支持
台２５が回転板２４のまわりに走行可能に支持され、こ
れらパレット支持台２５は回転板２４の円周上等角度位
置にそれぞれ連結されている。パレット支持台２５の上
部にはパレット２０を滑動可能に係合支持する円弧状の
支持レール２６がそれぞれ設けられ、これら支持レール
２６の高さ位置は前記クランプレール１８の上昇時の高
さ位置に一致している。各パレット支持台２５は割出し
駆動装置２７による回転板２４の回転によってマシンテ
ーブル１５側に対応するパレット交換位置Ｐ１に順次割
出される。

しかしてパレット交換位置Ｐ１に割出されたパレット支
持台２５の支持レール２６の両側に整合する案内レール
２８が機台２３上に設置され、これら支持レール２６お
よび案内レール２８は前記マシンテーブル１５がパレッ
ト交換のために定位置に位置決めされたとき、作業テー
ブル１７上のクランプレール１８および案内レール１９
とによってパレソ１１１９送用の円軌道を構成するよう
になっている。

前記パレット支持台２５には、第２図に示すように第１
の位置決めロッド２９が上下動可能に支持され、その上
端は支持レール２６の上面に対し出没可能となっている
。位置決めロッド２９は通常スプリング３０の全力によ
り支持レール２６より突出した位置に保持され、支持レ
ール２６に係合支持されたパレット２０の中心穴３１に
係合してパレット２０の移動を拘束するようになってい
る。

また前記機台２３には、シリンダ装置３３によって上下
動される第２の位置決めロッド３４が支持され、この位
置決めロッド３４はパレット交換位置ＰＬに割出された
パレット支持台２５の係合穴３５に前説可能に係合して
パレット支持台２５を位置決めするようになっている。

位置決めロッド３４には機台２３に枢支された作動レバ
ー３６の一端が連結され、この作動レバー３６の他端は
パレット交換位置ＰＩに割出されたパレット支持台２５
の第１の位置決めロッド２９に係合する位置に延在され
ている。しかしてパレット支持台２５をパレット交換位
置Ｐ１に位置決めするためにシリンダ装置３３により第
２の位置決めロッド３４を上昇させると、この位置決め
ロッド３４の上昇に′連動して作動レバー３６が枢動さ
れ、第１の位置決めロッド２９をスプリング３０に抗し
て下降させてパレット２０の中心穴３１より離脱させる
ようになっている。

前記パレット旋回装置１２は、パレットプール１１のパ
レット交換位置Ｐ１とマシンテーブル１５との間に設置
された機台４０を備え、この機台４０上に支持台４１が
設置され、この支持台４１に形成されたシリンダ４２に
ピストン４３が昇降可能に嵌装されている。ピストン４
３には回転軸４４が同心的に回転軸承され、この回転軸
４４の上端に第１の旋回アーム４５が固着されている。

また回転軸４４の下部にはビニオン４６が形成され、こ
のピニオン４６は支持台４１に設置された旋回駆動シリ
ンダ４７　（第１図参照）に連結せるラック軸４８にス
ライド可能に噛合されている。

前記旋回アーム４５はピストン４３の昇降により、パレ
ット２０の係合ブロック２１との係脱を行い、上昇した
状態では旋回アーム４５の両端フック５０はパレット２
０の係合ブロック２１と係合しないが、その状態におい
てマシンテーブル１５がパレット交換のための定位置に
位置決めされ、かつパレットプール１１のパレット交換
位置Ｐ１にパレット取付台２５が割出された状態で前記
ピストン４３が下降されると、旋回アーム４５の両端フ
ック５０は、作業テーブル１７およびパレット取付台２
５上の両バレット２０の係合ブロック２１にそれぞれ係
合する。この状態において前記旋回駆動シリンダ４７を
作動させて旋回アーム４５を１８０°旋回させることよ
り、クランプレール１８および支持レール２６上の両パ
レット２゜が前記円軌道に案内されて交換される。

また前記機台２３上には、前記パレット交換位置Ｐ１に
隣接するパレット搬出位置Ｐ２に対応してローディング
位置Ｐ３が配設され、このローディング位置Ｐ３にパレ
ット支持台２５上の支持レール２６と半円状の円弧軌道
を構成する円弧状の固定レール５１が設置されている。

かかる円弧軌道の中心部には第２の旋回アーム５２が旋
回かつ昇降可能に支持され、この旋回アーム５２は前記
第１の旋回アーム４５と同様に下降した位置でパレット
支持台２５上のパレット２０の係合ブロック２１に係合
し、旋回によってパレッ１−２０を工作物の着税のため
にローディング位置Ｐ３に移し替えるようになっている
。なお、前記パレット搬出位置Ｐ２にも前記と同様にパ
レット支持台２５を位置決めし、かつパレット２０の拘
束を解除する機構が設けられている。

次に上記した構成における動作について説明する。

パレットプール１１のパレット交換位置Ｐ１には次にマ
シニングセンタ１０に搬入すべきバレ・ノド２０が割出
され、シリンダ装置３３の作動によりパレット支持台２
５がパレット交換位置Ｐ１に割出されるとともに、支持
レール２６に対するパレット２０の拘束が解除される。

その状態でマシニングセンタ１０内の工作物の加工が終
了すると、パレット２０の交換のためにマシンテーブル
１５が定位置に位置決めされ、しかる後クランプレール
１８が上昇され、パレット２０がアンクランプされる。

しかしてクランプレール１８の上昇によってこのクラン
プレール１８とパレット交換位置Ｐ１に割出された支持
レール２６とで同一高さの円軌道が構成される。

続いて第１の旋回アーム４５が下降され、その両端フッ
ク５０が両パレット２０の係合プロ・７り２１に係合さ
れる。その状態で旋回アーム４５が１８０°旋回され、
作業テーブル１７上のパレ・ノド２０がクランプレール
１８および支持レール２６に案内されてパレット交換位
置Ｐ１に搬出されると同時に、パレット交換位置Ｐ１の
パレット２０が支持レール２６およびクランプレール１
８に案内されて作業テーブル１７上に搬入される。しか
る後クランプレール１８が下降されてパレット２０が作
業テーブル１７上に位置決めクランプされると同時に、
旋回アーム４５が上昇され、その係合フック５０が両パ
レット２０の係合ブロック２１より離脱される。しかし
て作業テーブル１７に搬入されたパレット２０上の工作
物を加工するために、マシンテーブル１５が所定位置に
移動される。

なお、パレットプール１１に戻された加工済の工作物を
載置したパレット２０は、パレット搬出位置Ｐ２より第
２の旋回アーム５２によってロー　　□ディング位置Ｐ
３に搬出され、このローディング位置Ｐ３において作業
者等により加工済の工作物がパレット２０より取外され
、新たに未加工の工作物がパレット２０に取付けられた
後、旋回アーム５２の旋回によって再びパレソ）ｔｉｌ
ｔ出位置Ｐ２に戻される。

〈発明の効果〉 以上述べたように本発明は、マシンテーブルに円弧状の
クランプレールを設けるとともに、パレットプールの複
数のパレット支持台にパレットを滑動可能に係合支持す
る円弧状の支持レールを設け、マシンテーブルがパレッ
ト交換のために定位置に位置決めされたとき、マシンテ
ーブル上のクランプレールとパレット交換位置に割出さ
れたパレット支持台上の支持レールとによってパレット
搬送用の円軌道を構成し、この円軌道に沿ってパレット
を同時に交換するものであるので、パレットプールをマ
シニングセンタのマシンテーブルに可及的に接近して配
設することができ、占有スペースを小さくできる効果が
あり、しかもマシンテーブルとパレットプールとの間で
パレットを同時に交換できるため、パレット交換時間を
従来のものに比べて著しく短縮できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はパレット
交換装置の平面図、第２図は第１の■−■線矢視断面図
である。 １０・・・マシニングセンタ、１１・・・パレットプー
ル、１２・・・パレット旋回装置、１５・・・マシンテ
ーブル、１７・・・作業テーブル、１８・・・クランプ
レール、２０・・・パレット、２５・・・パレット支持
台、２６・・・支持レール、２７・・・割出し駆動装置
、４２・・・昇降シリンンダ、４４・・・回転軸、４５
・・・旋回アーム、４７・・・旋回駆動シリンダ、Ｐｌ
・・パレット交換位置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）マシニングセンタの作業テーブルと、パレットプ
   ールの交換位置との間でパレットを交換するものにおい
   て、前記作業テーブルにはパレットを滑動可能に支持し
   作業テーブル上にクランプする円弧状のクランプレール
   が昇降可能に設けられ、前記パレットプールにはパレッ
   トをそれぞれ滑動可能に支持する複数の支持レールが前
   記交換位置に順次割出し可能に備えられ、これら支持レ
   ールは前記交換位置において前記クランプレールとによ
   ってパレット搬送用の円軌道を構成するようにそれぞれ
   円弧状に構成され、前記作業テーブルと交換位置との間
   には、両端にパレットの係合ブロックに離脱可能に係合
   する係合フックを備えた旋回アームが水平面内で旋回可
   能に設けられてなるパレット交換装置。