JP2004046838A - 形状入力表示装置 - Google Patents

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Kimiyuki Chatani
茶谷 公之
Hideaki Shinozuka
篠塚 英明
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Sony Corp
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Abstract

【課題】所望の形状を迅速かつ確実に入力し、表示させる。
【解決手段】使用者がペン16により筆跡Sを入力したとき、ディスプレイ部には、この筆跡Sが、図6(a)に示されるように一旦表示される。この筆跡Sに対して特徴抽出処理が行なわれ、その結果得られた直線Lおよび円弧Aが、図6(b)に示されるように表示される。例えば、使用者が三角形を描くとき、使用者はペン16で円弧Aの両端ではなく、直線Lの両端と交差するように、新たな線で筆跡Sを入力する。使用者は、筆跡Sを円弧Aに対応して書くよりも、直線Lに対応して描いた方が、描いた図形が三角形として認識され易くなることを容易に認識することができる。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子手帳装置、携帯用コンピュータなどに用いて好適な形状入力表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子手帳装置あるいは携帯用コンピュータなどにおいては、ペンで文字、図形、記号などの所定の形状を入力することができるようになされているものがある。このように、ペンで種々の形状を入力することができるようになされていると、紙に文字や図形などを描く感覚で装置に指令を入力することができるため、初心者でも比較的簡単に種々の入力を行うことができる。
【0003】
図35は、このような従来の装置におけるペン入力の処理を説明するフローチャートである。ステップS1において、使用者がペンでタブレット上に所定の筆跡を入力すると、タブレットと一体化されたLCDなどの表示部に、その筆跡が表示される。また、その筆跡のデータがタブレットの座標上の点(x,y)の集合として取り込まれる。このデータは、ストローク(画)ごとに取り込まれる。第k番目の画のデータは、S(k)として取り込まれる。
【0004】
ステップS2では、筆跡S(k)に対する特徴抽出処理が行われる。この特徴P(k)は、直線L(k)と円弧A(k)の集合として表される。即ち、入力した筆跡が所定の数の直線と円弧の集合として検出される。
【0005】
これらの特徴抽出データP(k)は、それ以前の画で入力され、未解放(まだ処理が終了していない)特徴抽出データとともに、次のステップS3において、形状判定処理に用いられる。即ち、それまでに入力され、まだ認識が行われていない筆跡から、その筆跡に対応する、予め登録されている形状が存在するか否かが判定される。
【0006】
それまでに入力された筆跡から所定の形状が認識されない場合、図形認識処理を終了する。そして、次の新たな筆跡が入力されたとき、ステップS1の処理から同様の処理を繰り返す。
【0007】
ステップS3において、所定の形状が認識された場合、ステップS4に進み、その認識の基礎とされた過去の筆跡データS(k)乃至S(k−c)が消去される。そして、ステップS5に進み、それまでのステップS2における処理の結果得られた特徴抽出データP(k)乃至P(k−c)が、既に形状認識に用いられたデータとして解放される。さらに、ステップS6に進み、ステップS3の形状判定処理の結果認識された図形データF(k−c,k),F(k−c,k)・・・が表示部に表示される。
【0008】
以上の処理を、具体的表示例を参照してさらに説明する。いま図36(a)に示すように、ペンを用いてタブレット(表示部)上に筆跡Sを入力したとする。このとき、ペンの動きがタブレットにより検出され、図36(b)に示すように、その筆跡が表示部に表示される。ペンをタブレットから離すことを契機として、図形認識処理が開始される。
【0009】
次に、使用者が図36(c)に示すように、筆跡Sを1画で描いたとする。即ち、いま使用者は、筆跡Sと筆跡Sとで三角形を描いたものとする。筆跡Sの入力を完了すると、この筆跡Sの特徴抽出処理が行われる。
【0010】
図37(a)は、このような筆跡Sと筆跡Sの特徴抽出結果を示している。この例においては、筆跡Sが、直線Lと円弧Aの2つの特徴を有するものとして検出されている。また、筆跡Sは、直線L,Lと、円弧Aを特徴とする形状として検出されている。
【0011】
尚、この図37(a)に示す特徴(形状)は、筆跡S,Sを処理した結果得られたものを模式的に示したものであって、表示部には実際には表示されない。
【0012】
そして、この直線Lまたは円弧Aと、直線L,Lおよび円弧Aの組合せにより得られる図形が、予め記憶されている形状と比較され、その形状が三角形として予め記憶されている形状に対応するとき、図37(b)に示すように、認識した結果得られた三角形の形状Tが、それまでの筆跡S,Sに代えて表示される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置は、このように、入力された筆跡S,Sを表示部に表示させるとともに、入力された筆跡から、その特徴を抽出し、その特徴から所定の形状を認識することができたとき、その筆跡を消去し、それに代えて、認識した結果得られた図形を表示するようにしている。その結果、使用者は、その装置の認識に際しての癖を理解することができず、所定の形状を認識させるのに時間がかかる課題があった。
【0014】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、任意の形状を迅速かつ確実に入力し、表示させることができるようにするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の形状入力表示装置は、オンラインで手書き入力した形状を表示する形状入力表示装置において、形状を手書き入力する入力手段としてのペン16と、ペン16により入力された形状を表示する入力形状表示手段としてのプログラム上のステップS11と、ペン16により入力された形状が、予め記憶された形状と対応するか否かを認識する認識手段としてのプログラム上のステップS15と、ステップS15により認識した結果得られた認識形状が複数あるとき、複数の認識形状を、ペン16による入力位置の近傍に、まとめて表示する認識形状表示手段としてのプログラム上のステップS24とを備えることを特徴とする。
【0016】
複数の認識形状を、時間的にずらして自動的に順次表示したり、ペン16による指令が入力される毎に表示することができる。また、複数の前記認識形状を、認識形状を構成する線の属性を変えて同時に表示することもできる。
【0017】
複数の認識形状のうち、表示するものの範囲を指定する指定手段としてのカーソル102をさらに設け、表示する認識形状を、その指定に対応して変更するようにすることができる。
【0018】
また、複数の認識形状を構成する線の太さを選択する選択手段としてのカーソル102をさらに設け、認識形状を構成する線の太さを、その選択に対応して変更することができる。
【0019】
請求項1に記載の形状入力装置においては、認識形状が複数あるとき、複数の認識形状が、ペン16による入力位置の近傍に、まとめて表示される。従って、より迅速かつ確実な認識が可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の形状入力表示装置としてのオンライン手書き形状入力表示装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。CPU1は、ROM2に記憶されているプログラムに従って各部を制御し、形状入力表示動作を実行するようになされている。RAM3には、必要に応じて所定のデータなどが記憶される。バックアップRAM4には、バッテリ5から常に所定の電力が供給されており、装置の電源をオフした場合においても、記憶しておきたい情報を記憶するようになされている。タイマ6は、水晶振動子7を基準にして、バッテリ5で常時動作するようになされている。
【0021】
ディスプレイコントローラ11は、バスライン8を介して入力されるデータをV−RAM12に展開し、そこに展開された画像をディスプレイ部13に表示させるようになされている。入力タブレット15は、ペン16を操作することにより、入力された座標位置データをタブレットインタフェース14に出力し、タブレットインタフェース14は、このデータをバスライン8を介してCPU1あるいはディスプレイコントローラ11に出力するようになされている。
【0022】
マイク18は、集音した音声信号を固体録音処理回路17に出力し、記憶させるようになされている。また、固体録音処理回路17が出力した音声信号は、加算器20を介してスピーカ21に供給され、放音されるようになされている。ダイアラー19は、CPU1に制御され、所定のダイアル信号を加算器20を介してスピーカ21に出力するようになされている。
【0023】
複数のキースイッチ群22は、装置の動作を切り換えるとき操作され、その操作に対応する信号がキーインタフェース23からバスライン8を介してCPU1に出力されるようになされている。また、複数のキースイッチ群24の所定のものを操作することにより電源回路25をオンし、各部に電力を供給させるようにしたり、固体録音処理回路17による録音、再生、停止、音量調整などを実行することができるようになされている。
【0024】
さらに、ソケット26には、図示せぬICカードを挿入することができるようになされており、ICカードインタフェース27は、このICカードに対してデータを授受するようになされている。
【0025】
ピンコネクター29には、例えばモデムなどを接続することができ、拡張用インタフェース28とこのモデムを介して信号を授受できるようになされている。
【0026】
次に、その動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。最初にステップS11において、使用者がペン16を用いて入力タブレット15上に所定の筆跡を入力すると、入力タブレット15は、その座標データを筆跡データとしてタブレットインタフェース14に出力する。タブレットインタフェース14は、この筆跡データをCPU1にバスライン8を介して供給する。CPU1は、この筆跡データをバスライン8を介して、さらにディスプレイコントローラ11に出力する。ディスプレイコントローラ11は、この筆跡データに対応する画素データを生成し、V−RAM12に展開する。そして、このV−RAM12に展開された画素データが、ディスプレイコントローラ11により読み出され、ディスプレイ部13に出力され、表示される。
【0027】
即ち、このようにして、CPU1にペン16で入力した第k画(ストローク)目のデータS(k)が取り込まれる。この筆跡データS(k)は、次式で表されるように、点(x,y)の集合として構成される。
S(k)={(x,y),(x,y),・・・,(x,y)}
【0028】
次にステップS12において、このようにして取り込んだ筆跡データS(k)に対する特徴抽出処理が実行される。即ち、CPU1は筆跡データS(k)から、筆跡を直線L(k)と円弧A(k)とに分解し、その集合を特徴抽出データP(k)とする。即ち、特徴抽出データP(k)は、次式で表すことができる。
P(k)={L(k),・・・,L(k),A(k),・・・,A(k)}
【0029】
即ち、例えば筆跡データS(k)が図3に示すようにして取り込まれているとすると、CPU1は、この点列データ(x,y)の集合を、図4に示すように、直線Lと円弧Aのデータに分解する。図4の実施の形態においては、図3に示した筆跡データS(k)が、直線L,L,・・・と、円弧A,A,A,・・ ・のデータとに分解されている。即ち、CPU1は、図3に示す筆跡S(k)を、図4に示すようにして直線と円弧で近似するのである。
【0030】
筆跡データS(k)に対して抽出された特徴抽出データP(k)は、この実施の形態の場合、仮りに2つの直線L,Lと、3つの円弧A,A,Aにより構成されているとすると、次のように表される。
P(k)=(L,L,A,A,A
【0031】
この特徴抽出データP(k)は、配列あるいはリストなどの方法により管理することが可能である。特徴抽出データP(k)は、抽象化図形の種類(上記実施の形態においては、直線または円弧)、推定中心位置(円弧の場合)、中心角(円弧の場合)、始点、終点、長さ、データサイズ(データ量)、識別IDなどの情報により構成される。
【0032】
ステップS12において、このように特徴抽出データP(k)が抽出されると、次にステップS13に進み、筆跡が消去される。即ち、ステップS11においてディスプレイ部13に表示した筆跡を、ここで消去する。そして、ステップS14において、ステップS12で抽出した処理結果をディスプレイ部13に表示させる。即ち、ステップS12で抽出した直線L(k),・・・,L(k)と、円弧A(k),・・・,A(k)が、ディスプレイ部13上に同時に表示される。これにより、図3に示すような筆跡に代えて、図4に示す直線L,Lや円弧A,A,Aが表示される。
【0033】
次にステップS15に進み、形状判定処理が行われる。即ち、いまステップS12で抽出された特徴抽出データP(k)と、それ以前の第k−1画目乃至第k−c画目の筆跡を入力したときに抽出された特徴抽出データP(k−1)乃至P(k−c)から、これらの直線や円弧により構成される形状が、予め登録してある形状に対応するか否かの判定処理が行われる。例えば、これらの直線や円弧により、三角形、四角形、円など、どのような形状が描かれたのかを判定(認識)するのである。
【0034】
これらの判定の結果、予め登録してある形状が特に認識されなかった場合、処理が終了される。この場合、さらに次の筆跡が入力されたとき、その新たな筆跡データS(k)を取り込み、同様の処理を行うことになる。
【0035】
また、ステップS15において、何等かの形状が認識された場合においては、その認識された図形データF(k−c,k),F(k−c,k),・・・が得られる。このときステップS16に進み、ステップS14において表示した特徴抽出結果P(k),P(k−1),・・・,P(k−c)を消去し、ステップS17において、これらのデータを解放する。即ち、これらのデータにより構成される形状は既に認識されたので、以後の認識処理の対象データとしては用いられないようにする。さらに、ステップS18に進み、ステップS15における形状判定処理の結果得られた認識図形が、ディスプレイ部13に表示される。
【0036】
即ちCPU1は、ステップS15における形状判定処理の結果、特徴抽出の結果得られた直線と円弧により、ROM2やRAM3に予め記憶されている所定の形状が構成されているものと認識された場合、その認識図形データF(k−c,k),F(k−c,k),・・・をディスプレイコントローラ11に出力する。ディスプレイコントローラ11は、この認識図形データに対応する画素データを生成し、V−RAM12上に展開し、記憶させる。そして、このV−RAM12上に展開されたデータを読み出し、ディスプレイ部13上に表示させる。
【0037】
ステップS15における形状判定処理についてさらに説明すると、この形状判定処理は、特徴抽出データを入力として形状判定を行い、処理の結果として図形データを出力するものである。直近に入力された筆跡S(k)の1つ前に入力された筆跡S(k−1)に対する図形認識処理(=特徴抽出処理+形状判定処理)の結果、認識された図形が存在しなかった場合、S(k−1)に対する形状判定処理の入力となった特徴抽出データP(k−1),・・・,P(k−c)、ならびに直近の筆跡S(k)に対する特徴抽出データP(k)が判定の入力とされる。このような場合以外においては、直近の筆跡S(k)に対する特徴抽出データP(k)のみが判定の入力とされる。
【0038】
いま、例えば図5に示す如く、第1画目の筆跡S(1)と第2画目の筆跡S(2)が入力されており、その特徴抽出処理の結果、特徴抽出データL(1),L(1),A(1),L(2)が抽出されているものとする。直近の形状判 定処理では、記憶された図形が存在して(認識されて)おらず、L(1),L(1),A(1)は解放されていない。
【0039】
このような特徴データにより、例えば予め記憶されている矢印の図形が対応するか否かを判定するとき、その判定は次のように行われる。
(1)特徴抽出データから3つの抽出直線データを選択する。
(2)3つの直線データのうち、最も長いものを直線Aとする。
(3)直線Aの両端点のうち、いずれか一方の端点の近傍に、残りの2つの直線データが位置しているか否かを判定する。
(4)残りの2本の直線が、矢印の羽部分に相当する位置、かつ、方向を持っているか否かを判定する。
(5)以上のすべての条件を満たす場合、選択した3本の直線により矢印が構成されているものと判定(認識)する。
【0040】
次に、以上の処理における具体的表示例について、図6および図7を参照してさらに説明する。いま、使用者が三角形を描こうとして、その1辺として、図6(a)に示すように、筆跡Sを描いたものとする。図形認識処理は、画(ストローク)の入力後に起動され、特徴抽出処理と形状判定処理を行って終了する。
【0041】
ディスプレイ部13には、いま筆跡Sがペン16で手書き入力されたため、この筆跡Sが、図6(a)に示すように一旦表示される。この筆跡Sに対して、まず特徴抽出処理が行われる。図6(b)は、この特徴抽出処理の結果得られた直線と円弧が表示された状態を示している。同図に示すように、この実施の形態においては、筆跡Sが直線Lと円弧Aとして検出されている。その結果、筆跡Sの表示が消去された後、直線Lと円弧Aとが、ディスプレイ13上に、図6(b)に示すように表示される。この実施の形態においては、直線Lと円弧Aが離れて表示されているが、この表示は筆跡Sの特徴抽出の結果行われるもので あり、その表示位置も、その特徴を構成する筆跡データの位置に対応して行われる。従って、その表示位置は重なる場合もある。
【0042】
また、この実施の形態においては、直線が破線により、円弧が実線により表示されるようになされている。
【0043】
このように、直線Lと円弧Aが特徴として検出された段階において形状判定処理が行われるが、1本の直線Lまたは円弧Aによっては、特定の図形は予め登録されていない。その結果、次の筆跡の入力待ちの状態となる。
【0044】
図6(c)は、使用者がペン16を用いて三角形の残りの2辺を1画で描いた状態を示している。いま、使用者は三角形を描こうとしているのであるから、この残りの2辺に対応する筆跡Sの始点と終点を、円弧Aの両端ではなく、直線Lの両端と交差するように描くことになる。換言すれば、使用者は、筆跡Sを円弧Aに対応して描くよりも、直線Lに対応して描いた方が、描いた図形が三角形として認識され易くなることを容易に認識することができる。もし、円弧Aに対応して筆跡Sを描けば、その図形は三角形ではなく、扇形として認識され易くなることは容易に想到し得るところである。
【0045】
即ち、このように使用者は、認識処理の中間段階の結果としての特徴抽出処理の表示を見ながら、それに対応して、次の筆跡を入力するようにすることで、装置のパターン認識の癖を把握しながら、所望の形状を迅速かつ確実に入力し、表示させることが可能となるのである。
【0046】
図7(a)は、筆跡Sに対する特徴抽出処理結果が表示された状態を示して いる。この実施の形態においては、筆跡Sが2つの直線LとL、および1つの円弧Aにより表されている。ここで、例えば、3つの直線L,L,Lが図形認識のための候補として選択されると、その始点と終点が、それぞれ他の直線の始点または終点の近傍に位置しているため、この3本の直線により三角形が描かれたものと認識される。その結果、直線L,L,L、および円弧A,Aの表 示が消去され、図7(b)に示すように、最終的に図形認識処理の結果得られた三角形Tが表示される。
【0047】
図7(a)に示す複数の直線と円弧により、他にも認識することができる図形が存在する場合においては、その図形も、この三角形Tと同時に、あるいは所 定の操作をしたとき、この三角形Tに代えて順次表示させるようにすることができる。
【0048】
図8は、特徴抽出データの表示例の他の実施の形態を示している。図8(a)においては、直線が、より太い(例えば1.5mmの太さの)実線で表され、円弧が、より細い太さ(例えば0.5mmの太さ)で表示される。
【0049】
図8(b)においては、直線が所定の色彩(例えば青色)で表示され、円弧が、それ以外の色彩(例えば赤)で表示される。
【0050】
図8(c)においては、直線と円弧が、例えば0.1秒ごとに交互に表示される。
【0051】
さらに、図8(d)においては、筆跡に加えて、特徴抽出データが別の領域に同時に表示されるようになされている。
【0052】
図9は、特徴抽出データの組合せの他の実施の形態を示している。同図(a)においては、直線、円弧、およびスプライン曲線が特徴抽出データとして用意されている。即ち、入力した筆跡は、この直線、円弧、またはスプライン曲線の組合せとして検出(近似)される。
【0053】
図9(b)においては、直線、スプライン曲線、L字および楕円により特徴抽出データが構成されている。
【0054】
このように、どのような形状を特徴抽出データとして予め登録しておくかは任意である。
【0055】
以上の実施の形態においては、特徴抽出処理結果を表示するようにしたが、これらの特徴抽出処理結果から認識された認識候補が複数存在する場合、これを表示させる実施の形態について、以下に説明する。
【0056】
いま、例えば図10に示すように、ペン16を用いて2つの直線を入力し、それらが直線L1とL2として認識表示されている状態において、さらに筆跡S3を入力したとする。そして、この筆跡S3の特徴が抽出され、その特徴抽出処理結果として、図11に示すように、2つの円弧A1,A2と、1本の直線L3が表示されたものとする。以上の処理は、上述した、例えば図2のステップS11とステップS14において行われるものである。
【0057】
そして、これらの特徴抽出処理結果から予め記憶されている形状を認識すると、例えば図12乃至図14に示すように、3つの形状が得られるものとする。図12は、直線L1,L2と円弧A2により、扇型の図形が認識された場合を表しており、図13は、2つのL1,L2と1つの円弧A1により、他の扇型の図形が認識された場合を示している。また、図14は、3本の直線L1,L2,L3により、三角形の図形が認識された場合を示している。
【0058】
この実施の形態においては、このようにして得られた3つの認識候補を順次時間的にずらして、自動的にまとめて表示させるようにする。
【0059】
即ち、図15に示すように、最初にn番目の認識候補を時間tだけ表示した後、時間Tだけ経過するのを待って、次のn−1番目の候補を時間tn−1だけ表示する。その後、時間Tn−1だけ間隔をおいて、次の候補を表示する。以下、同様の処理を繰り返し、最後に第1番目の候補が表示される。この認識候補の表示の順番は、この実施の形態の場合、各認識候補の得点(スコア)の順番とする。即ち、最も得点の少ない(正しい認識である可能性が少ない)第n番目の候補が最初に表示され、以下、可能性の少ない候補が順次先に表示された後、最後に最も可能性が高い認識候補が表示される。即ち、これにより、使用者は、すべての認識候補を一覧することができる。
【0060】
尚、上記した時間tとTは、それぞれ一定の値tまたはTとすることができる。また、これらの値は、使用者が必要に応じて所定の値に調整することができるようにしてもよい。
【0061】
このような処理を行うには、図2のフローチャートにおけるステップS18の形状判定処理結果の表示の処理を、例えば図16のフローチャートに示すように行うようにすればよい。
【0062】
即ち、この実施の形態においては、ステップS21において、ステップS15で行われた形状判定処理の結果得られた認識候補の図形データの集合R(n)(={F,F,・・・,Fn−1})が受け取られる。次にステップS22において、認識候補の有無が判定される。認識された図形データが存在しない場合においては、処理が終了される。認識された図形データが存在する場合においては、ステップS23に進み、変数iに初期値n−1が設定される。即ち、これにより、一番最初に表示される図形データが指定されることになる。
【0063】
次にステップS24に進み、ステップS23で指定した変数iに対応する認識結果Fを表示する。いまの場合、ステップS23において、i=n−1として設定しているため、図形データFn−1が表示されることになる。
【0064】
次にステップS25において、認識の結果得られた図形が他にもあるかどうか判定され、他に認識結果が存在しない場合においては、処理が終了される。他にも認識の結果得られた図形が存在する場合においては、ステップS26に進み、ステップS24で表示を開始した後、予め設定した時間tだけ時間が経過したか否か判定される。時間が時間tだけまだ経過していないと判定されたとき、時間tだけ経過するまで待機する。
【0065】
そして、時間tだけ経過したとき、ステップS27に進み、ステップS24で表示した認識結果Fを消去する。そしてステップS28に進み、時間Tだけ経過するまで待機する。このように、前の認識結果を消去した後、次の認識結果を表示するまでしばらく待機するのは、ディスプレイ部13がLCDにより構成され、急速な表示の切り換えが困難であるためである。また、別のもう1つの理由は、あまりに迅速に表示を切り換えると、画面が見にくくなるためである。
【0066】
以上のようにして、ステップS28において、前の認識結果を消去した後、時間Tが経過したと判定されたとき、ステップS29に進み、変数iが1だけデクリメントされる。即ち、次に表示される認識結果が、より高い得点の認識結果に切り換えられる。そしてステップS24に進み、ステップS29で指定した変数iに対応する新たな認識結果Fが表示される。
【0067】
以下、同様の処理が繰り返されて、得点の少ない認識結果Fn−1から、得点の最も大きい認識結果Fが、自動的に所定の時間毎順次切り換えられて表示される。
【0068】
以上の実施の形態においては、得点の低いものから順次得点の高いものに認識結果を順番に表示させるようにした。このようにするには、得点の順番に認識結果F乃至Fn−1を予めソートしておく必要がある。
【0069】
図16の実施の形態においては、得点の低いものから順番に認識結果を表示させるようにしたが、逆に、得点の高いものから順番に表示させるようにすることも可能である。
【0070】
図17は、認識結果を所定時間毎に自動的に順次表示する他の実施の形態を示している。この処理も、図2におけるステップS18における処理として実行されるものである。
【0071】
最初にステップS41において、認識候補のすべての集合R(n)(={F,F,・・・,Fn−1})とともに、各認識結果Fに対応する得点(スコア)G(n)(={g,g,・・・,gn−1})が受け取られる。次にステップS42において、認識結果が存在するか否かが判定され、存在しないと判定された場合、処理は終了される。1つでも認識結果が存在すると判定された場合、ステップS43に進み、変数iとmaxにn−1がセットされ、変数gにgn−1がセットされる。変数maxは、最高得点の認識結果Fを特定する変数iを記憶するものであり、変数gは、その得点(最高得点)を記憶するものである。
【0072】
次にステップS44に進み、ステップS43で設定した変数iに対応する認識結果Fを表示する。ステップS45において、この表示を開始した後、時間tだけ経過するまで待機し、時間tだけ経過したとき、ステップS46に進み、ステップS44で表示した認識結果Fを消去する。
【0073】
次にステップS47に進み、他にも認識結果が存在するか否かを判定し、他にも認識結果が存在する場合、ステップS48に進み、時間Tだけ経過するまで待機する。ステップS46において、前に表示した認識結果を消去した後、時間Tだけ経過したと判定された場合、ステップS49に進み、変数iを1だけデクリメントする。そしてステップS50において、ステップS49において新たに指定した変数iに対応する認識結果Fの得点gが、ステップS43において設定した値gより大きいか否かが判定される。これから表示しようとする認識結果Fの得点gの方が大きい場合、ステップS51に進み、その変数iを変数maxに設定し、また、その得点gを変数gに設定する。
【0074】
このように、変数maxとgに最大の得点を有する認識結果を特定する変数iと、その得点gを記憶した後、ステップS44に戻り、ステップS49で設定した新たな変数iに対応する認識結果Fを表示する。ステップS50において、ステップS49で指定した新たな認識結果の得点gが、変数gに既に記憶されている得点と等しいか、それより小さいと判定された場合、ステップS51における記憶処理は省略されて、ステップS44に進み、それ以降の処理が実行される。
【0075】
即ち、以上の動作が繰り返されることにより、認識結果F乃至Fn−1が順次所定の時間毎に自動的に切り換えて表示される。これらの認識結果は、得点の順番に必ずしもソートされているものではないので、表示される順番は、得点とは無関係である。しかしながら、最後に表示される認識結果は、最も得点の高いものであることが望ましい。これは、最終的には、使用者がその得点の高い認識結果を選択する可能性が高いためである。
【0076】
そこでステップS47において、他に表示すべき認識結果が、もはや存在しないと判定された場合、ステップS52に進み、ステップS51において変数maxに記憶した値に対応する最高点の認識結果Fmaxを画面上に表示させる。
【0077】
尚、以上の図16と図17に示す実施の形態においては、所定の時間が経過すると、その都度、自動的に、表示を次の認識結果に切り換えるようにしたが、例えば使用者がペン16を操作して、所定の入力を行ったとき、その都度次の候補を順次切り換え表示させるようにすることも可能である。
【0078】
また、以上の実施の形態においては、ペン16を用いて筆跡を入力したその位置に、各認識結果が時間をずらして順次まとめて切り換え表示される。この認識結果の表示を、時間をずらして表示させるのではなく、同時に表示させるようにすることも可能である。図18は、その表示例を示している。この実施の形態においては、3つの認識候補F,F,Fが、ぼかし具合を変化させて同時に表示されている。
【0079】
即ち、認識結果Fは、図19に示すように、線分の幅が1ピクセル(1画素)の幅とされるとともに、その濃さがレベル15とされている。これに対して、認識結果Fは、図20に示すように、線の太さが3ピクセルにより表され、中央の1ピクセルの濃さはレベル9とされ、左右の各ピクセルの濃さはレベル3とされている。即ち、図19における場合と同様に、線分の濃さのレベルの合計は、15(=9+3+3)となるようになされている。
【0080】
また、認識結果Fは、図21に示すように、その線分の太さが5ピクセル分とされ、その中央のピクセルの濃さのレベルは5とされ、その左右に隣接する各ピクセルの濃さのレベルは3とされ、さらに、その外側の各ピクセルの濃さのレベルは2とされている。従って、この場合も、濃さのレベルの合計は、15(=5+3+3+2+2)となるようになされている。
【0081】
即ち、この実施の形態においては、各線分の断面における各ピクセルの濃さのレベルの総和が、各認識結果Fにおいて一定となるようになされている。
【0082】
図18に示した実施の形態をまとめると、表1に示すようになる。即ち、この実施の形態においては、最も得点の高い認識結果の形状が、最も細い線で、かつ、最も濃く表示される。そして、得点が低くなるにつれて、線の太さが太くなり、線の濃さも薄くなっていく。
【0083】
【表1】
Figure 2004046838
【0084】
以上の実施の形態においては、認識結果が図形であったが、文字である場合においても、同様に、実際に文字を入力した位置の近傍に、認識結果を表示させるようにすることができる。但し、文字の場合は、異なる認識結果を時間的にずらして表示するようにすることは、特に問題は生じないが、同じ位置に重ねて表示すると、表示された認識候補を使用者がどのような文字であるのか、認識することが困難になる。そこで、この場合においては、第1候補を入力した位置に表示し、第2候補以下の認識候補の文字を、その位置から1文字分ずつ順次ずらして表示させるようにすることができる。図22乃至図25は、この場合の実施の形態を示している。
【0085】
図22の実施の形態においては、各認識候補の色がそれぞれ異なる色相で表示されている。この実施の形態においては、表2にも示すように、第1候補が黒色、第2候補が赤色、第3候補が黄色で、それぞれ表示されている。
【0086】
【表2】
Figure 2004046838
【0087】
図23の実施の形態においては、各認識候補の線の種類が異なるように表示されている。この実施の形態においては、表3にも示すように、第1候補が実線で表示され、第2候補が鎖線で表示され、そして第3候補が点線で表示されている。
【0088】
【表3】
Figure 2004046838
【0089】
図24の実施の形態においては、線の太さが異なるように、各認識候補が表示されている。この実施の形態においては、表4にも示すように、第1候補が太線、第2候補が中線、そして第3候補が細線で表示されている。
【0090】
【表4】
Figure 2004046838
【0091】
さらに、図25の実施の形態においては、上述した図18乃至図21に示した実施の形態における場合と同様に、各認識候補の線の太さと濃さが変化するように表示されている。
【0092】
尚、このように、各候補の線の色相、線の種類、線の太さなど、線の属性を変更させる場合においては、図26乃至図28に示すように、図形の場合にも適用することが可能である。この場合、各認識結果は、ほぼ同一位置に表示されている。表5乃至表7に示すように、これらの実施の形態においても、各候補が、黒、赤、黄色といった色相、あるいは、実線、鎖線、点線といった線の種類、あるいは、太線、中線、細線といった線の太さにより識別表示されている。
【0093】
【表5】
Figure 2004046838
【0094】
【表6】
Figure 2004046838
【0095】
【表7】
Figure 2004046838
【0096】
勿論、上記した実施の形態は、必要に応じて組み合わせることが可能である。即ち、線の色相、線の種類および線の太さを、それぞれ適宜組み合わせて、さらに、より認識し易くすることができる。
【0097】
以上においては、複数の認識候補を時間をずらして、あるいは色を変えるなどして、同時に表示させるようにしたが、次に、このように表示された認識候補のうち、所定のものを選択する実施の形態について説明する。
【0098】
図29の実施の形態においては、複数の認識候補が、異なる色相で表示されている。そして、所定の色彩の認識候補をペン16で直接指定することにより、最終的な認識候補の選択が行われるようになされている。
【0099】
図30の実施の形態においては、各認識候補が異なる色相で表示されると同時に、選択枠91が画面上に表示されている。そして、この選択枠91に、各認識候補の色相に対応する文字が表示されており、使用者は、ペン16で、この選択枠91に表示されている文字のうち、最終的に選択したい認識結果に対応する文字を指定するようになされている。
【0100】
図31の実施の形態においては、認識結果が線の太さと濃さを変えることで表示されている。そして、この実施の形態においては、スケール101が表示されている。ペン16でスケール101の所定の位置を操作すると、その位置にカーソル102が移動する。画面上には、このカーソル102で指定する範囲の濃さの認識候補のみが表示される。そして、その状態において、最も細く、かつ濃い線で表示されている認識結果が選択される。
【0101】
例えば図32に示すように、スケール101の左端部と右端部の間には、認識候補F乃至Fn−1が対応づけられており、カーソル102を移動させることにより、そのうちのカーソル102で囲まれる3つ(この実施の形態の場合、F,F,Fの3つ)の認識候補が画面上に表示される。そして、確定処理を行うと、そのうちの、例えば中央の最も線が濃く、かつ細く表示されている認識候補Fが選択される。
【0102】
図33は、スケール101におけるカーソル102の位置を相対的に移動した場合における各候補の表示状態の変化を模式的に示している。この実施の形態の場合、カーソル102で4つの候補が指定されるようになっている。図33(a)に示すように、カーソル102をスケール101の左端に位置させた場合においては、左端の認識候補Fが最も鮮明に表示され、その右側の認識候補F,F,Fは、順次次第にぼけて表示される。
【0103】
そして、図33(b)に示すように、カーソル102を例えば1メモリだけ右側に移動させると、それまで若干ぼけて表示されていた認識結果Fが最も鮮明に表示され、それまで最も鮮明に表示されていた認識結果Fは、若干ぼけた表示状態に変化する。カーソル102を図33(c)に示すように、さらに1メモリだけ右側に移動させると、認識結果Fが最も鮮明に表示され、その左側の認識候補FとFは、それぞれ次第にぼけた表示状態に変化する。
【0104】
尚、このように、スケール101上のカーソル102を動かす構成により、例えば図34に示すように、認識した結果得られた形状(この実施の形態の場合、文字)の太さをスケール101上におけるカーソル102の位置に対応して変化させるようにすることもできる。この実施の形態の場合、カーソル102を左側に移動させるほど、線が細く表示され、右側に移動させるほど、線が太く表示される。
【0105】
【発明の効果】
以上の如く請求項1に記載の形状入力装置によれば、認識形状が複数あるとき、複数の認識形状を、入力位置の近傍に、まとめて表示するようにしたので、より迅速かつ確実な認識が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形状入力表示装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図3】図2のステップS11における筆跡データを説明する図である。
【図4】図2のステップS12における特徴抽出処理を説明する図である。
【図5】図2におけるステップS15の形状判定処理の例を説明する図である。
【図6】図2の処理動作を説明する具体的表示例の図である。
【図7】図6に続く図である。
【図8】特徴抽出データの他の表示例を説明する図である。
【図9】特徴抽出データの他の組合せ例を説明する図である。
【図10】図2のステップS11における表示状態を説明する図である。
【図11】図2のステップS14における表示状態を説明する図である。
【図12】図16のステップS24における所定の時刻における表示状態を説明する図である。
【図13】図16のステップS24における他の所定の時刻における表示状態を説明する図である。
【図14】図16のステップS24におけるさらに他の所定の時刻における表示状態を説明する図である。
【図15】図16の実施の形態の動作を説明するタイミングチャートである。
【図16】図2のステップS18における他の処理例を説明するフローチャートである。
【図17】図2のステップS18におけるさらに他の処理例を説明するフローチャートである。
【図18】図2のステップS18の表示例を説明する図である。
【図19】図18の認識結果Fの線分の表示状態を説明する図である。
【図20】図18の認識結果Fの線分の表示状態を説明する図である。
【図21】図18の認識結果Fの線分の表示状態を説明する図である。
【図22】図2のステップS18における文字の表示状態を説明する図である。
【図23】図2のステップS18における文字の他の表示状態を説明する図である。
【図24】図2のステップS18における文字のさらに他の表示状態を説明する図である。
【図25】図2のステップS18における文字の他の表示状態を説明する図である。
【図26】図2のステップS18における図形の表示状態を説明する図である。
【図27】図2のステップS18における図形の他の表示状態を説明する図である。
【図28】図2のステップS18における図形のさらに他の表示状態を説明する図である。
【図29】表示されている複数の認識結果から所定の認識結果を選択する例を説明する図である。
【図30】表示されている複数の認識結果から所定の認識結果を選択する他の例を説明する図である。
【図31】表示されている複数の認識結果から所定の認識結果を選択するさらに他の例を説明する図である。
【図32】図31におけるスケール101とカーソル102のより詳細な構成を説明する図である。
【図33】図31におけるスケール101上においてカーソル102を移動した場合における他の表示の変化を説明する図である。
【図34】カーソルの移動に対応して文字の太さを変化させる様子を説明する図である。
【図35】従来の形状入力表示装置の処理例を説明するフローチャートである。
【図36】図35の処理を説明する図である。
【図37】図36に続く図である。
【符号の説明】
1 CPU, 2 ROM, 3 RAM, 8 バスライン, 11 ディスプレイコントローラ, 12 V−RAM, 13 ディスプレイ部, 14タブレットインタフェース, 15 入力タブレット, 16 ペン, 101 スケール, 102 カーソル

Claims (6)

  1. オンラインで手書き入力した形状を表示する形状入力表示装置において、
    形状を手書き入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された形状を表示する入力形状表示手段と、
    前記入力手段により入力された形状が、予め記憶された形状と対応するか否かを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識した結果得られた認識形状が複数あるとき、複数の前記認識形状を、前記入力手段による入力位置の近傍に、まとめて表示する認識形状表示手段と
    を備えることを特徴とする形状入力表示装置。
  2. 前記認識形状表示手段は、複数の前記認識形状を、時間的にずらして自動的に順次表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の形状入力装置。
  3. 複数の前記認識形状の表示を指令する指令手段をさらに備え、
    前記認識形状表示手段は、複数の前記認識形状を、前記指令手段より指令が入力される毎に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の形状入力装置。
  4. 前記認識形状表示手段は、複数の前記認識形状を、前記認識形状を構成する線の属性を変えて同時に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の形状入力装置。
  5. 複数の前記認識形状のうち、表示するものの範囲を指定する指定手段をさらに備え、
    前記認識形状表示手段は、表示する前記認識形状を、前記指定手段の指定に対応して変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の形状入力装置。
  6. 複数の前記認識形状を構成する線の太さを選択する選択手段をさらに備え、
    前記認識形状表示手段は、前記認識形状を構成する線の太さを、前記選択手段の選択に対応して変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の形状入力装置。
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JP2015118694A (ja) * 2013-11-13 2015-06-25 ブラザー工業株式会社 電子筆記装置及び電子筆記処理プログラム

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