JPH07296103A - オンライン文字認識装置 - Google Patents

オンライン文字認識装置

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JPH07296103A
JPH07296103A JP6092694A JP9269494A JPH07296103A JP H07296103 A JPH07296103 A JP H07296103A JP 6092694 A JP6092694 A JP 6092694A JP 9269494 A JP9269494 A JP 9269494A JP H07296103 A JPH07296103 A JP H07296103A
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JP
Japan
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stroke
stroke data
data
handwriting
input
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Application number
JP6092694A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Toda
俊之 戸田
Shinichi Matsui
真一 松居
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力した文字のストローク単位での書換えを
可能とすることにより、文字入力の修正作業を簡単に行
うことのできるオンライン文字認識装置を提供する。 【構成】 初期入力においては、初期の筆跡データから
ストロークデータを抽出し、ストローク順に記憶する。
記憶されている初期のストロークデータを基にして文字
認識し、結果を表示する。書換え処理においては、修正
筆跡データからストローク単位に修正用のストロークデ
ータを抽出する。記憶されているストロークデータの中
から、修正の対象とする被修正ストロークデータを抽出
する(S12)。被修正ストロークデータを、修正用の
ストロークデータに置換し記憶する(S14〜S1
7)。記憶されている更新後のストロークデータを基に
して文字認識し、結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンライン文字認識装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのペンによる入力手
法が研究、実用化されてきており、その中核をなすもの
がオンライン手書き文字認識装置である。オンライン手
書き文字認識装置は、ペンで文字を書いている筆点運動
の情報を逐次的に得て文字を認識するものであるので、
すでに紙に書かれている手書き文字の認識と比べて、入
力された文字をストロークに分解して構造解析による認
識することが容易であり、高い認識率を得やすいという
特徴がある。
【0003】オンライン文字認識装置では、一般に、使
用者が入力した筆跡の特徴量と、各文字の特徴量を記述
した認識辞書との照合を行い、認識結果として複数の候
補文字を表示し、その中から正解文字を使用者が選択す
るようになっている。ところで、従来のオンライン文字
認識装置では、例えば適切でない入力により候補文字中
に正解文字がない場合には、使用者によって最初から再
入力を行わなければならないという問題があった。
【0004】これに対し、特開昭60−259011号
公報に記載されているように、1つの文字中に余分なス
トロークが混入した場合、削除を行いたいストロークの
始点を使用者が指示して削除することができる装置や、
特開昭62−118490号に記載されているように、
文字記入終了後、欠落したストロークを追加記入するこ
とができる装置も開発されている。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特開
昭60−259011号公報に記載された装置のような
場合、ストローク毎に削除することはできても、ストロ
ーク毎の修正を行うことはできなかった。また、特開昭
62−118490号に記載された装置においても、所
望のストロークの書き換えを行なうことができないとい
う問題があった。
【0006】そこで、ストロークごとの書換えが可能な
装置を開発することが望まれるが、ここで、例えば、誤
って本来複数のストロークで書くべきところを、続けて
1ストロークで書いた場合、それを別々のストロークに
分けて書き直すことができるものでなければ、結局、文
字を最初から書き直さなければならないという問題が生
ずることになる。
【0007】また一方、上記のように、使用者が削除し
ようとするストロークを指定するときに、そのストロー
クの始点を指示することによって対象ストロークの指定
を行う方法によると、画数の多い複雑な文字の場合、ス
トロークの指定を誤る可能性が高いという問題もある。
本発明は、かかる課題に鑑みて成されたものであり、入
力した文字のストローク単位での書換えを可能とするこ
とにより、文字入力の修正作業を簡単に行うことのでき
るオンライン文字認識装置を提供することを目的とし、
さらに修正するストロークの指定を間違いなく行うこと
のできるオンライン文字認識装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のオンライン文字認識装置は、第1の
平面入力部に手書入力した筆跡から初期筆跡データを取
り込む初期入力手段と、第2の平面入力部に手書入力し
た修正用の筆跡から修正筆跡データを取り込む修正入力
手段と、初期入力手段又は修正入力手段によって取り込
まれた筆跡データから、各ストローク単位のストローク
データを抽出するストロークデータ抽出手段と、ストロ
ークデータ抽出手段によって抽出されたストロークデー
タをストローク順に記憶するストロークデータ記憶手段
と、ストロークデータ記憶手段に記憶されているストロ
ークデータを、筆跡表示画面に表示するストロークデー
タ表示手段と、ストロークデータ記憶手段に記憶されて
いるストロークデータを基にして、文字認識して結果を
表示する文字認識処理手段と、ストロークデータ記憶手
段に保持されているストロークデータの中から、修正の
対象とする被修正ストロークデータを抽出するストロー
クデータ抽出手段と、ストロークデータ抽出手段によっ
て抽出された被修正ストロークデータを、修正入力手段
に入力された筆跡を基にストロークデータ抽出手段が抽
出したストロークデータに置換するストロークデータ置
換手段と、を有することを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載のオンライン文字認識
装置は、請求項1記載のオンライン文字認識装置に対し
て、第1の平面入力部と第2の平面入力部と筆跡表示画
面とは、共通の座標を有しており、修正入力手段が取り
込んだ修正筆跡データ及び前記ストロークデータ抽出手
段によって抽出されるストロークデータは、共通の座標
の座標データを含んでおり、ストロークデータ抽出手段
は、修正入力手段が取り込んだ修正筆跡データと、スト
ロークデータ記憶手段に記憶されているストロークデー
タとを順に参照して、互いの座標データの重なりが最も
大きいかあるいは最近傍のストロークデータを被修正ス
トロークデータとして抽出することを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載のオンライン文字認識
装置は、請求項1記載のオンライン文字認識装置に対し
て、第2の平面入力部と筆跡表示画面とは、共通の座標
を有しており、筆跡表示画面は、各ストロークデータと
対応する領域を有しており、修正入力手段が取り込んだ
修正筆跡データは、共通の座標の座標データを含んでお
り、ストロークデータ表示手段は、ストロークデータ
を、対応する領域にストローク単位で表示し、ストロー
クデータ抽出手段は、修正筆跡データと、各ストローク
データと対応する領域とを比較することによって、被修
正ストロークデータを抽出することを特徴としている。
【0011】また、請求項4記載のオンライン文字認識
装置は、請求項1記載のオンライン文字認識装置に対し
て、さらに、ストロークデータ表示手段が、ストローク
データ記憶手段に保持されているストロークデータを、
使用者が指示する画数だけ呼び出して表示するよう制御
するストロークデータ呼出手段を備え、ストロークデー
タ抽出手段は、ストロークデータ呼出手段が呼び出して
いるストロークデータの画数を基に被修正ストロークデ
ータを抽出することを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載のオンライン文字認識
装置は、請求項1記載のオンライン文字認識装置に対し
て、第2の平面入力部と筆跡表示画面とが共通の座標を
有しており、さらに、修正入力手段が取り込んだ修正筆
跡データを筆跡表示画面に表示する筆跡表示手段と、筆
跡表示手段が表示する修正筆跡データの表示と、ストロ
ークデータ表示手段が表示するストロークデータの表示
とを、異なる表示線種又は異なる線幅又は異なる表示色
で表示する表示区別手段とを有することを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】請求項1記載のオンライン文字認識装置は、そ
の初期の処理において、ストロークデータ抽出手段は、
初期入力手段が取り込んだ初期筆跡データからストロー
ク単位に初期のストロークデータを抽出する。ストロー
クデータ記憶手段は、ストロークデータ抽出手段によっ
て抽出された初期のストロークデータをストローク順に
記憶する。ストロークデータは、ストロークデータ記憶
手段に記憶されている初期のストロークデータを筆跡表
示画面に表示する。文字認識処理手段は、ストロークデ
ータ記憶手段に記憶されている初期のストロークデータ
を基にして文字認識し、結果を表示する。
【0014】そして、書換え処理において、ストローク
データ抽出手段は、修正入力手段が取り込んだ修正筆跡
データからストローク単位に修正用のストロークデータ
を抽出する。ストロークデータ抽出手段は、ストローク
データ記憶手段に保持されているストロークデータの中
から、修正の対象とする被修正ストロークデータを抽出
する。ストロークデータ置換手段は、被修正ストローク
データを、修正用のストロークデータに置換する。スト
ロークデータ記憶手段は、修正用のストロークデータを
含んだ更新後のストロークデータを記憶する。文字認識
処理手段は、ストロークデータ記憶手段に記憶されてい
る更新後のストロークデータを基にして文字認識し、結
果を表示する。
【0015】請求項2記載のオンライン文字認識装置に
おいては、第1の平面入力部と第2の平面入力部と筆跡
表示画面とは、共通の座標を有しており、修正入力手段
が取り込んだ修正筆跡データ及びストロークデータ抽出
手段によって抽出されるストロークデータは、共通の座
標の座標データを含んでいる。ストロークデータ抽出手
段は、修正入力手段が取り込んだ修正筆跡データが有す
る座標データと、ストロークデータ記憶手段に記憶され
ているストロークデータが有する座標データとを順に参
照して、互いの座標データの重なりが最も大きいかある
いは最近傍のストロークデータを被修正ストロークデー
タとして抽出する。
【0016】請求項3記載のオンライン文字認識装置に
おいては、第2の平面入力部と筆跡表示画面とは、共通
の座標を有しており、筆跡表示画面は、各ストロークデ
ータと対応する領域を有しており、修正入力手段が取り
込んだ修正筆跡データは、共通の座標の座標データを含
んでいる。ストロークデータ表示手段は、ストロークデ
ータを、対応する領域にストローク単位で表示し、スト
ロークデータ抽出手段は、修正筆跡データと、各ストロ
ークデータと対応する領域とを比較することによって、
被修正ストロークデータを抽出する。
【0017】請求項4記載のオンライン文字認識装置に
おいて、ストロークデータ呼出手段は、ストロークデー
タ表示手段がストロークデータ記憶手段に保持されてい
るストロークデータを筆跡表示画面に表示するとき、使
用者が指示する画数だけ呼び出して表示するよう制御す
る。ストロークデータ抽出手段は、ストロークデータ呼
出手段が呼び出しているストロークデータの画数を基に
被修正ストロークデータを抽出する。
【0018】請求項5記載のオンライン文字認識装置
は、第2の平面入力部と筆跡表示画面とが共通の座標を
有している。筆跡表示手段は、修正入力手段が取り込ん
だ修正筆跡データを筆跡表示画面に表示する。表示区別
手段は、筆跡表示手段が表示する修正筆跡データの表示
と、ストロークデータ表示手段が表示するストロークデ
ータの表示とを、異なる表示線種又は異なる線幅又は異
なる表示色で表示する。
【0019】従って、筆跡表示画面に表示されているス
トロークデータと修正筆跡データを使用者が容易に区別
できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)本実施例においては、初期の手書入力の入
力表示枠と、修正用の手書入力の入力表示枠が同じであ
る。
【0021】図1は、本発明の一実施例におけるオンラ
イン文字認識装置の概略構成図である。このオンライン
文字認識装置は、文字の入力および修正動作の指示を入
力する入力手段1と、文字の筆跡および認識結果を表示
する表示手段2と、入力手段1が取り込んだ筆跡データ
からストローク毎のストロークデータを抽出したり、ス
トロークデータ単位の修正を行うストロークデータ処理
手段3と、ストロークデータを保持するストロークデー
タ記憶手段4と、認識処理および結果表示などの処理・
制御を行う文字認識処理手段5を備えている。
【0022】入力手段1は、透明なタブレットを備えて
おり、使用者がペンでタブレット上を押圧して座標位置
を指示したり、ペンで押圧しながらタブレット上を移動
することによって筆跡データを入力することができるよ
うになっている。また、表示手段2は、LCDなどの画
面を備えている。そして上記タブレットは、前記画面上
に積層された構成となっており、タブレットと画面と
は、共通の座標を有している。
【0023】また、このような構成の入力手段1と表示
手段2にわたって、使用者が文字単位の入力および修正
のための再入力を入力表示枠に行うと共に、入力された
筆跡を入力表示枠に表示する文字入力表示手段6と、各
ストローク毎の筆跡を表示手段2の画面上のストローク
表示枠に表示するストローク表示手段7とが備えられて
いる。
【0024】文字入力表示手段6においては、画面の入
力表示枠に相当するタブレットの領域が手書き入力の領
域となっており、文字入力及び修正の為の筆跡を入力す
るときには、使用者が文字入力表示手段6の入力表示枠
にペンで入力を行うようになっている。そして入力時に
は、入力された筆跡が入力表示枠内に表示されるように
なっている。
【0025】また、ストローク表示手段7が画面上に表
示するストローク表示枠は複数の枠を有しており、その
各枠にストロークデータ記憶手段4に記憶されているス
トロークデータが1画目から順に表示されるようになっ
ている。入力手段1は、文字入力表示手段6の入力表示
枠に入力された筆跡のデータを、ストロークデータ処理
手段3に送り、ストロークデータ処理手段3は、その筆
跡のデータをもとにストロークデータを抽出したり、そ
のストロークデータをストロークデータ記憶手段4に登
録したり、あるいは、ストロークデータ記憶手段4に記
憶されているストロークデータの修正を行ったりする。
このストロークデータは、例えば、各ストローク毎のタ
ブレットの座標値、あるいはドットパターン等のデータ
であり、さらに、各ストロークの特徴量等のデータを含
んでもよい。
【0026】文字認識処理手段5は、ストロークデータ
記憶手段4に記憶されているストロークデータを基に、
文字認識処理を行い、その結果を表示手段2に表示す
る。ストロークデータ記憶手段4においては、図1に示
されるようにストロークデータは、1画目から順に記憶
されている。また図には示されないが、ストロークデー
タ記憶手段4は、記憶されているストロークデータ数を
示すカウンタNを備えているものとする。
【0027】また、図1にはその様子が示されていない
が、文字認識処理手段5は、認識結果の文字を表示手段
2の画面に表示し、使用者が表示された認識結果の文字
の中に所望の文字があれば、それを選択することによっ
て文字認識が終了するようになっている。次に具体的な
修正処理手順について、図2、3を参照しながら説明す
る。
【0028】まず、文字入力表示手段6への修正用の入
力について、例えば図2(a)に示すような5画で書か
れた「亜」の文字筆跡が与えられている状態において、
第4画目の筆跡を図2(b)に示す3画のストローク
(再入力筆跡10)に置き換えたい場合は、新たなスト
ロークを図2(b)のよう第4画目の筆跡の上に再入力
する。
【0029】ストロークデータ処理手段3によって、ス
トロークデータ記憶手段4に保持されている第4画目の
ストロークデータは、再入力されたストロークの第1画
目のストロークデータに置換され、再入力されたストロ
ークの第2画目、第3画目は、第5画目、第6画目のス
トロークデータとして保持される。また、再入力前の第
5画目のストロークデータは、第7画目のストロークデ
ータとして保持され、文字認識処理手段5によって、再
び文字認識処理が行われる。
【0030】ここで、ストロークデータ処理手段3が、
修正用入力の筆跡から被修正ストロークを判別する手法
について説明する。例えば、図3に示すように、ストロ
ークデータ記憶手段4に記憶されている元のストローク
データ9と、修正用の筆跡10とを、共にドットパター
ンで表現し、元のストロークデータの筆跡ドット11と
修正用の筆跡ドット12との重なる点の数を、ストロー
クデータ記憶手段4に記憶されている元のストロークデ
ータ全てについてそれぞれ計数する。そして、最も多く
の重なる点を持つストロークデータを被修正ストローク
とすることによって判別することができる。
【0031】なお、被修正ストロークの判別方法として
は、この他に、元のストロークデータと修正用の筆跡デ
ータとの両者の重心座標、始点または終点座標間の距離
が最小のものを被修正ストロークとすることも可能であ
る。また、初期入力の筆跡ドット11または再入力の筆
跡ドット12は、確実のために数ドット分の幅を持たせ
て計数する構成にしてもよい。
【0032】ストロークの削除は、例えば、使用者が削
除対象のストロークを構成するドットの上あるいは近傍
にペンを一定時間以上置くことによって指示するように
する。このとき、ストロークデータ処理手段3は、次の
ようにして、使用者からストローク削除の指示がなされ
たことと、削除対象のストロークを判別することができ
る。
【0033】文字入力表示手段6の同じ位置あるいは近
傍において一定時間以上入力があれば、ストロークデー
タ記憶手段4に記憶されている元のストロークデータを
順に照合して、入力された位置にドットを有するストロ
ークデータがあればそのストロークデータを削除対象の
ストロークデータとする。次にこのオンライン文字認識
装置の動作について、図4に示すストロークデータ処理
手段3の制御フローチャートを参照しながら説明する。
【0034】文字入力時においては、使用者が文字入力
表示手段6の入力表示枠に入力すると、入力手段1はそ
の筆跡データをストロークデータ処理手段3に送る。ス
トロークデータ処理手段3は、入力手段1から入力され
た筆跡データをもとにストロークデータを生成し、スト
ロークデータ記憶手段4にストロークデータを登録する
(S1,S2)。そして、カウンタNにそのストローク
数を登録しておく。ここで、ストローク表示手段7は、
ストローク表示枠にストローク毎の筆跡を表示する(S
3)。
【0035】文字認識処理手段5に文字認識処理を指示
することによって、文字認識処理手段5では、ストロー
クデータ記憶手段4に記憶されているストロークデータ
にもとづいて文字認識処理し、認識した結果を表示手段
2の画面上に表示する(S4)。ここで、画面上に表示
された結果の中に、所望の文字があれば、使用者がそれ
を選択して終了するが、所望の文字がなければ、文字入
力表示手段6の入力表示枠に修正用の入力を行うことに
よって、更新したストロークデータをもとに再度文字認
識を行う。
【0036】ストロークデータ処理手段3では、入力手
段1から修正用の入力があれば、以下に示すように、ス
トローク修正1のサブルーチンを行う(S5〜S7)。
図5は、ステップS6のストローク修正1のサブルーチ
ンのフローチャートである。入力された修正用の入力
が、ストローク削除の入力か、書換えの入力かを判定す
る。判定の方法は、例えば、上記の方法により文字入力
表示手段6の同じ位置あるいは近傍において一定時間以
上入力があり使用者からストローク削除の指示がなされ
た判別したときは、ストローク削除の入力と判定し、そ
れ以外は、書換えの入力と判定する(S11)。また、
上述した方法により、何画目のストロークを修正するか
を判定し、その値Lを獲得し記憶しておく(S12)。
【0037】そして、ストロークデータ記憶手段4に記
憶されているストロークデータを以下のように更新す
る。書換えの場合、入力された修正用の筆跡をもとに、
修正用ストロークデータを生成し、修正用筆跡のストロ
ーク数Mを記憶しておく(S14)。修正用筆跡のスト
ロークMが2画以上の場合は、ストロークデータ記憶手
段4に記憶されている(L+1)画目〜N画目のストロ
ークデータを、(Mー1)画分づつ後方へ移動し(S1
5,16)、S14で生成した修正用のストロークデー
タをストロークデータ記憶手段4のL画目〜(L+M−
1)画目のストロークデータとして登録する(S1
7)。そして、カウンタNの値を(M−1)増加する
(S18)。
【0038】削除の場合は、ストロークデータ記憶手段
4に記憶されている(L+1)画目〜N画目のストロー
クデータを、1画分づつ前方へ移動する。すなわち、元
の(L+1)画目のデータがL画目のデータとなり、元
の(L+2)画目のデータが(L+1)画目のデータと
なり、元のl画目のストロークデータは削除される(S
19)。そして、カウンタNの値を1減らす(S2
0)。
【0039】このように、ストローク修正処理が終わっ
たあと、再びステップS4に戻り、文字認識処理手段5
によって、更新後のストロークデータにもとづいて文字
認識が行われ、以下同様にして、使用者によって文字が
選択されるか、あるいは別の終了指示がなされるまで処
理が繰り返される。なお、ストロークデータ記憶手段4
に記憶するデータ構造は、図6に示すように、線形構造
とすることもできる。この場合、各ストロークデータ記
憶部には、次の画数のストロークデータを記憶している
メモリの番地が保持されることによって(例えば、第1
画目のストロークデータ記憶部には、第1画目のストロ
ークデータと第2画目のストロークデータを記憶してい
るメモリ番地が保持されている)1画目から最後の画ま
でのストロークデータが順に記憶されている。
【0040】この場合、ストロークデータ処理手段3に
よるストローク修正は以下のようにして行うことができ
る。図6(a)は、初期のストロークデータ構造を示し
ている。図6(b)は、削除時の動作を説明する図であ
り、図6(c)は、挿入時の動作を説明する図である 例えば、上記ステップS19におけるL画目のデータの
削除は、(L−1)画目のデータに合わせ持っているL
画目のデータのメモリ番地を、L画目のデータに合わせ
持っている(L+1)画目のデータのメモリ番地に置き
換えることによって削除することができる。
【0041】また、例えば、上記ステップS15〜S1
7におけるストロークデータの書換えは、次に様にして
行うことができる。ただし、ここではM=1について説
明する(M≧2の場合も同様に可能である)。(L−
1)画目と画目の間に新たに挿入されるストロークデー
タの記憶部を設け(図6(c)においては、n画目の後
に設けられている)、ここに新たなL画目のストローク
データを置く。それと共に、(L−1)画目に保持され
ているメモリ番地を、新たに挿入したL画目のデータの
メモリ番地に置き換える。また、新たに挿入したL画目
には、(L+1)番目のデータのメモリ番地を保持す
る。
【0042】(実施例2)本実施例は、ストローク表示
枠に修正用の入力を行う例である。本実施例のオンライ
ン文字認識装置の全体の構成は、図1に示した実施例1
の装置と同様である。ただし、文字入力表示手段6は、
初期の筆跡を入力する機能は持つが、修正用の筆跡を入
力する機能は持たず、その代わりに、ストローク表示手
段7が、ストローク毎の表示と共に、修正用の筆跡の入
力を行う機能を持っている。
【0043】即ち、ストローク表示手段7が画面に表示
するストローク表示枠の各枠に対応するタブレットの領
域は、入力手段1における修正用の手書き入力を行う領
域となっている。そして、使用者が修正用の手書き入力
を行う枠に表示されているストロークデータが、書き換
えられるようになっている。また、ストロークの修正時
には、使用者がストローク表示手段7のストローク表示
枠に修正用の筆跡を入力することができ、修正用の入力
がなされると、その筆跡がストローク表示枠に表示され
るようになっている。
【0044】なお、修正用の入力としては、書換え、削
除の他にストロークの追加もできるようになっている。
図7は、本実際例におけるストロークの修正方法を説明
する図である。文字入力表示手段6に文字を入力した
後、認識処理終了後、もしくは使用者の指示によりスト
ローク表示手段7に図7(a)に示すように各ストロー
ク毎に筆跡が表示される。ここで、修正したいストロー
クがある場合は、被修正ストロークが表示されている枠
に再入力する。
【0045】例えば、図7(a)の第4画目のストロー
クを再入力したい場合、図7(b)に示すように第4番
目の枠に新たなストロークを入力する。これによって第
4画目のストロークデータが再入力されたストロークデ
ータに置換・追加され、ストロークデータ記憶手段4に
保持され再び認識処理が行われる。また、図7(a)の
ストローク表示手段7の第6番目以降の枠にストローク
を入力することによって、初期入力された筆跡の第6画
目以降のストロークを追加入力することも可能である。
【0046】また、使用者がストロークの削除を指示す
る方法としては、図7(c)に示すように、ストローク
表示手段7のストローク表示枠の各枠に対応する削除枠
を有するストローク削除手段13を、入力手段1及び表
示手段2にわたって設けておき、使用者がストローク削
除手段13の削除枠をペンで押さえることによって、そ
の枠のストロークデータを削除するようにすることがで
きる。
【0047】あるいは、図7(c)に示すように、削除
を意味する特定の筆跡14を設定しておき、使用者がス
トローク表示手段7のストローク表示枠内に筆跡14を
入力するときに、その枠に対応するストロークデータを
消去するようにしてもよい。次に、本実施例のオンライ
ン文字認識装置の動作について、ストロークデータ処理
手段3の制御フローチャートを参照しながら説明する。
【0048】本実施例のストロークデータ処理手段3の
制御フローチャートは、図4に示した実施例1のフロー
チャートと同様であるが、ステップS6のストローク修
正においては、図8に示すストローク修正2のサブルー
チンのフローチャートに従って処理される。ストローク
修正2においては、まず、入力された修正用の入力が、
ストローク削除の入力か、書換えの入力かを判定する。
判定する方法は、上述したように、ストローク削除手段
13の削除枠が押されたか、あるいは、削除を意味する
筆跡14がなされたと判別したときは、ストローク削除
の入力と判定し、それ以外は、書換え又は追加の入力と
判定する(S31)。
【0049】また、ストローク表示手段7の何画目のス
トローク表示枠に入力されたかを判断し、その値Kを獲
得し記憶しておく。(修正の場合、K画目のストローク
を被修正ストロークと判断している)(S32)。そし
て、ストロークデータ記憶手段4に記憶されているスト
ロークデータを以下のように更新する。
【0050】上記ステップS31で削除でない(即ち、
書換え又は追加)と判断された場合、入力された修正用
の筆跡をもとに、修正用ストロークデータを生成し、修
正用筆跡のストローク数Mを記憶しておく(S34)。
KとMを比較し、K≦Nであるならば書換えと判断し
て、以下のステップS36〜S39を行う(S35)。
【0051】修正用筆跡のストロークMが2画以上の場
合は、ストロークデータ記憶手段4に記憶されている
(L+1)画目〜N画目のストロークデータを、(Mー
1)画分づつ後方へ移動し(S36,37)、S34で
生成した修正用のストロークデータをストロークデータ
記憶手段4のK画目〜(K+M−1)画目のストローク
データとして登録する(S38)。そして、カウンタN
の値を(M−1)増加する(S39)。
【0052】ステップS35でK>Nであるならば、追
加と判断して、修正用筆跡のストロークデータを(N+
1)画目〜(N+M)画目のストロークデータとして登
録すし、カウンタNの値をMだけ増加する(S40,S
41)。ステップS33で、削除と判断された場合は、
ストロークデータ記憶手段4に記憶されている(K+
1)画目〜N画目のストロークデータを、1画分づつ前
方へ移動する。すなわち、元の(K+1)画目のデータ
がK画目のデータとなり、元の(K+2)画目のデータ
が(K+1)画目のデータとなり、元のK画目のストロ
ークデータは削除される(S42)。そして、カウンタ
Nの値を1減らす(S43)。
【0053】このように、ストローク修正処理が終わっ
たあと、再び、図4のステップS4に戻り、文字認識処
理手段5によって、更新後のストロークデータにもとづ
いて文字認識が行われ、以下同様にして、使用者によっ
て文字が選択されるか、あるいは別の終了指示がなされ
るまで処理が繰り返される。 (実施例3)本実施例は、ストローク呼出手段を用いて
ストロークを修正する例である。
【0054】本実施例のオンライン文字認識装置の全体
の構成は、図1に示した実施例1の装置と同様である
が、ストロークデータ記憶手段4は、文字入力表示手段
6及びストローク表示手段7において何画目まで表示す
るかを示す表示画数カウンタPを備えており、また、ス
トローク送りボタン15とストローク戻しボタン16を
有するストローク呼出スイッチ8(図9参照)が備えら
れている。
【0055】ストローク呼出スイッチ8は、図9に示さ
れるように、文字入力表示手段6の入力表示枠の横に、
そのスイッチ枠が表示されている。そして、使用者がス
トローク呼出スイッチ8を操作することによって、表示
画数カウンタPの値を増減すると、文字入力表示手段6
及びストローク表示手段7がP画目まで表示するように
なっている。
【0056】そして、ストロークの修正時に、使用者が
文字入力表示手段6に入力すると、その時に文字入力表
示手段6及びストローク表示手段7に表示されているス
トロークデータはそのまま残して、表示されていないス
トロークがその修正用の筆跡データに置き替えられるよ
うになっている。図9を用いて、ストローク呼出スイッ
チ8を用いる修正方法について説明する。
【0057】図9(a)に示すように、文字入力表示手
段6に初期の文字入力を終了した後、ストローク送りボ
タン15を押下すると、まず1回目には図9(b−1)
に示されるように第1画目のストロークが文字入力表示
手段6に表示される。以降、2回目の押下が行われる
と、図9(b−2)に示されるように第2画目までのス
トロークが表示され、3回目の押下で第3画目(図9
(b−3))、4回目で第4画目(図9(b−4))ま
でが順次表示される。
【0058】一方、ストローク戻しボタン16を押下す
ると、例えば、図9(b−4)に示されるように、第4
画目までのストロークが表示されている状態では、図9
(c)に示すように第3画目のストロークまでの表示に
戻すことが可能である。なお、ストローク呼出スイッチ
8は、このように送りボタン15と戻しボタン16を設
ける他に、例えば、特定の筆跡が文字入力表示手段6に
入力されたときにストロークの送り及び戻しと判定する
ような構成にしてもよい。
【0059】そして、このように残しておくストローク
を呼出した後、次のように呼び出された画数以降のスト
ロークの追加入力を行う。例えば、第4画目以降のスト
ロークを再入力したい場合は、先のストローク呼出スイ
ッチ8を用いて第3画目のストロークまでを呼出してお
き、図9(d)に示すように文字入力表示手段6に再入
力したいストロークを追加入力することによって、既に
入力された第3画目までのストロークの後に、新たに再
入力ストロークが追加され、再び認識処理を行うことが
できる。
【0060】なお、ストローク呼出スイッチ8によって
呼出されるストロークの表示手段については文字入力表
示手段6以外に設けることも可能である。次に、本実施
例のオンライン文字認識装置の動作について、図10に
示すストロークデータ処理手段3の制御フローチャート
を参照しながら説明する。文字入力時においては、実施
例1のステップS1〜S3と同様に処理が行われ(S5
1〜S53)、この時、表示画数カウンタPの値は、記
憶手段4に記憶されているストロークデータ数Nと同じ
値になるので、文字入力表示手段6及びストローク表示
手段7においては、入力された筆跡データの全ストロー
ク筆跡が表示される(S54)。そして、文字認識処理
手段5に文字認識処理を指示することによって、文字認
識処理手段5では、ストロークデータ記憶手段4に記憶
されているストロークデータにもとづいて文字認識処理
し、認識した結果を表示手段2の画面上に表示する。そ
して、表示画数カウンタPの値を0にセットして、文字
入力表示手段6及びストローク表示手段7の筆跡データ
の表示を消去する(S55)。
【0061】ここで、画面上に表示された結果の中に、
所望の文字があれば、使用者がそれを選択して終了する
が、所望の文字がなければ、ストローク呼出スイッチ8
を操作して、残しておくストロークだけを表示させ、文
字入力表示手段6の入力表示枠に修正用の入力を行うこ
とによって、再度修正したストロークデータをもとに文
字認識を行う。
【0062】ストロークデータ処理手段3では、入力手
段1からストローク戻し・送りの入力があれば、ストロ
ーク戻し・送りのサブルーチンを行い(S56,S5
7)、修正用の入力があれば、ストローク修正3のサブ
ルーチンを行う(S58,S59)。図11は、ステッ
プS57のストローク戻し・送りのサブルーチンのフロ
ーチャートである。ストローク戻し・送りのサブルーチ
ンでは、、入力が送りの場合は表示画数カウンタPの値
を1増加させ、送りの場合は1減少させる。ただし、P
の値は0〜Nの範囲でなくなる場合は処理を行わないも
のとする。更新された表示画数カウンタPの値に従っ
て、文字入力表示手段6及びストローク表示手段7で
は、新たなストローク数での表示がなされる(S71〜
S73)。
【0063】図12は、ストローク修正3のサブルーチ
ンのフローチャートである。ストローク修正3では、ま
ず、(P+1)画目〜N画目のストロークデータを消去
する(S81)。そして、入力された修正用の筆跡をも
とに修正用のストロークデータを生成し、修正用筆跡の
ストローク数Mを獲得し記憶しておく(S82)。その
生成した修正用のストロークデータを(P+1)画目〜
(P+M)画目のストロークデータとして登録し(S8
3)、カウンタNの値をP+Mにする(S84)。この
ようにストロークデータの更新が終わった後、文字認識
処理手段5に文字認識処理を指示することによって、文
字認識処理手段5では、ストロークデータ記憶手段4に
記憶されているストロークデータにもとづいて文字認識
処理し、認識した結果を表示手段2の画面上に表示する
(S85)。
【0064】以下同様にして、使用者によって文字が選
択されるか、あるいは別の終了指示がなされるまで処理
が繰り返される。 (実施例4)本実施例のオンライン文字認識装置は、実
施例1のオンライン文字認識装置において、さらに、ス
テップS5でストローク修正入力がなされたとき、初期
入力筆跡表示の線種、線幅または色の変更を行う表示区
別手段を備えている。
【0065】図13の(a−1)と(b−1)は、本実
施例のオンライン文字認識装置の筆跡の表示を説明する
図である。図13(a−1)では、初期入力された筆跡
を破線17で表示し、再入力筆跡を実線18で表示する
例を示している。また、図13(b−1)では、初期入
力された筆跡を細線19で表示し、再入力筆跡を太線2
0で表示する例を示している。再入力筆跡の色を黒、初
期入力筆跡の色を黄色にするなどの色による表示変更も
可能である。
【0066】なお、実施例2のオンライン文字認識装置
においても、同様に、ストローク表示手段7にてストロ
ークの表示がなされた後、再入力される際に、初期入力
筆跡表示の線種、線幅または色の変更を行う表示区別手
段を備える構成にすれば、図13(a−2),(b−
2)に示すように、ストローク表示手段7の被修正スト
ロークの表示されているストローク表示枠に対して、使
用者の指示または再入力開始時に初期入力された筆跡の
線種、線幅または色の変更を行うことが可能である。
【0067】このように表示区別手段を備えることによ
って、文字入力表示手段6に文字入力終了後、再入力が
行われる際、使用者の指示または再入力開始時に初期入
力された筆跡の線種、線幅または色の変更が行われるの
で、再入力される筆跡の視認性を向上させることができ
る。なお、上記実施例においては、入力手段1のタブレ
ットと表示手段2の画面とは、積層された一体の構成に
なっているが、共通の座標を有するものであれば、一体
でなくても同様に実施可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるオン
ライン文字認識装置は、入力した文字のストローク単位
での書換えが可能であるので、文字入力の修正作業を簡
単に行うことができる。また、1画のストロークデータ
を、別々のストロークに分けて再入力することもでき
る。
【0069】また、修正用の手書入力時に、元のストロ
ークデータと最も多くの重なる点を持つあるいは最近傍
のストロークデータを被修正ストロークデータとするこ
とによって、あるいは、ストローク表示枠に修正用の手
書入力を行うようにすることによって、あるいは、スト
ローク呼出スイッチを設けることによって、修正するス
トロークの指定を間違いなく行うことができる。
【0070】また、ストロークデータの表示と再入力の
筆跡の表示とを区別して表示することによって、再入力
される筆跡の視認性を向上させることができる。従っ
て、手書き文字入力の修正を簡単に、確実に行うことが
できるオンライン文字認識装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるオンライン文字認識
装置の構成図である。
【図2】文字入力表示手段6における手書入力に係る説
明図である。
【図3】実施例1に係る被修正ストローク判定方法の説
明図である。
【図4】実施例1に係るストロークデータ処理手段3の
制御フローチャートである。
【図5】実施例1に係るストローク修正1のサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図6】実施例1に係るストロークデータ記憶手段4に
記憶するストロークデータの構造を説明する図である。
【図7】実施例2に係るストロークの修正方法を説明す
る図である。
【図8】実施例2に係るストローク修正2のサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図9】実施例3に係るストローク呼出スイッチ用いた
修正方法を説明する図である。
【図10】実施例3に係るストロークデータ処理手段3
の制御フローチャート
【図11】実施例3に係るストローク戻し・送りのサブ
ルーチンのフローチャートである。
【図12】実施例3に係るストローク修正3のサブルー
チンのフローチャートである。
【図13】実施例4に係る筆跡の表示を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 入力手段 2 表示手段 3 ストロークデータ処理手段 4 ストロークデータ記憶手段 5 文字認識処理手段 6 文字入力表示手段 7 ストローク表示手段 8 ストロークデータ呼出スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の平面入力部に手書入力した筆跡か
    ら初期筆跡データを取り込む初期入力手段と、 第2の平面入力部に手書入力した修正用の筆跡から修正
    筆跡データを取り込む修正入力手段と、 前記初期入力手段又は修正入力手段によって取り込まれ
    た筆跡データから、各ストローク単位のストロークデー
    タを抽出するストロークデータ抽出手段と、 ストロークデータ抽出手段によって抽出されたストロー
    クデータをストローク順に記憶するストロークデータ記
    憶手段と、 前記ストロークデータ記憶手段に記憶されているストロ
    ークデータを、筆跡表示画面に表示するストロークデー
    タ表示手段と、 前記ストロークデータ記憶手段に記憶されているストロ
    ークデータを基にして、文字認識して結果を表示する文
    字認識処理手段と、 ストロークデータ記憶手段に保持されているストローク
    データの中から、修正の対象とする被修正ストロークデ
    ータを抽出するストロークデータ抽出手段と、ストロー
    クデータ抽出手段によって抽出された被修正ストローク
    データを、修正入力手段に入力された筆跡を基にストロ
    ークデータ抽出手段が抽出したストロークデータに置換
    するストロークデータ置換手段と、 を有することを特徴とするオンライン文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の平面入力部と第2の平面入力
    部と筆跡表示画面とは、共通の座標を有しており、 前記修正入力手段が取り込んだ修正筆跡データ及び前記
    ストロークデータ抽出手段によって抽出されるストロー
    クデータは、前記共通の座標の座標データを含んでお
    り、 前記ストロークデータ抽出手段は、前記修正入力手段が
    取り込んだ修正筆跡データと、前記ストロークデータ記
    憶手段に記憶されているストロークデータとを順に参照
    して、互いの座標データの重なりが最も大きいかあるい
    は最近傍のストロークデータを被修正ストロークデータ
    として抽出することを特徴とする請求項1記載のオンラ
    イン文字認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオンライン文字認識装置
    において、 第2の平面入力部と筆跡表示画面とは、共通の座標を有
    しており、 筆跡表示画面は、各ストロークデータと対応する領域を
    有しており、 前記修正入力手段が取り込んだ修正筆跡データは、前記
    共通の座標の座標データを含んでおり、 前記ストロークデータ表示手段は、ストロークデータ
    を、対応する領域にストローク単位で表示し、 前記ストロークデータ抽出手段は、修正筆跡データと、
    各ストロークデータと対応する領域とを比較することに
    よって、被修正ストロークデータを抽出することを特徴
    とする請求項1記載のオンライン文字認識装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のオンライン文字認識装置
    は、 さらに、前記ストロークデータ表示手段が、前記ストロ
    ークデータ記憶手段に保持されているストロークデータ
    を、使用者が指示する画数だけ呼び出して表示するよう
    制御するストロークデータ呼出手段を備え、 前記ストロークデータ抽出手段は、ストロークデータ呼
    出手段が呼び出しているストロークデータの画数に対応
    する被修正ストロークデータを抽出することを特徴とす
    る請求項1記載のオンライン文字認識装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のオンライン文字認識装置
    は、第2の平面入力部と筆跡表示画面とが共通の座標を
    有しており、さらに、前記修正入力手段が取り込んだ修
    正筆跡データを前記筆跡表示画面に表示する筆跡表示手
    段と、 前記筆跡表示手段が表示する修正筆跡データの表示と、
    ストロークデータ表示手段が表示するストロークデータ
    の表示とを、異なる表示線種又は異なる線幅又は異なる
    表示色で表示する表示区別手段とを有することを特徴と
    する請求項1記載のオンライン文字認識装置。
JP6092694A 1994-04-28 1994-04-28 オンライン文字認識装置 Pending JPH07296103A (ja)

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