JP2004045538A - 画像形成後処理装置及びその画像形成装置 - Google Patents

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吉川 直宏
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Abstract

【課題】発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置、及び、その画像形成後処理装置を具備する画像形成装置を提供する。
【解決手段】搬入される被転写体(P)に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニット1と、画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体(P)を装置本体0aに固定されて搬送して排出する固定排出搬送路2と、固定排出搬送路内の被転写体(P)の搬送方向に対して直交する方向に上記画像形成後処理ユニット1を外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段3と、画像形成後処理ユニット引出手段3で引き出される画像形成後処理ユニット1を搬送される被転写体(P)で回動して規制する回動規制手段4とからなる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成後処理装置、及び、その画像形成後処理装置を具備する画像形成装置に関し、詳しくは、搬入される被転写体に対して画像形成後処理をする画像形成後処理装置と、電子写真方法でトナー画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミリ装置あるいはこれらの複合機等の画像形成後処理装置を具備する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成後処理装置、及び、その画像形成後処理装置を具備する、電子写真方法でトナー画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミリ装置等の画像形成装置において、画像形成後処理装置において用紙ジャムが発生した場合に、本体ディスプレイにより発生場所が表示され、その指示に従いジャム処理を行っていた。
又、画像形成後処理装置内にはスティプルユニットと折りユニットが一体的に引き出し可能な構成があり、その構成内でのジャムはそれを引き出すことによりジャム処理が出来るようになっている。
スティプルモードでジャムが発生した状態では引き出しユニットは引き出し可能となり、割り込み動作で通常搬送モードでジャムが発生し且つステイプルトレイに用紙がある場合に引き出し動作が規制されている仕組みも公知である(特開平10−268597号等の公報を参照)。
この場合ステイプルモードでジャムが発生した場合は引き出し可能な構成はいつでも引き出せる状態になっているため、用紙束が引き出し可能な可動部と固定部分との間に跨っている場合でも、引き出しが可能となっている。
ユーザーがその状態で引き出し可能な部分を引き出してしまうと、固定部分である本体と引き出された部分により、用紙束が折れ曲がってしまい、通常のジャム処理方法では対応しきれなくなってしまう場合がある。また、ジャムが発生した用紙束が厚くなると本体部品の破損にもつながる原因となっていた。
更に、この装置ではソレノイドでロック機構を制御しているため、割り込みモード時にジャムが発生した場合に電源が落ちてしまうと、引き出し可能な部分は常に引き出し規制がかかっている状態なので引き出し部分の処理が出来ない困難な状態になっている。
仮に、前カバーを開放した時に画像形成後処理装置の電源はONしたままでソレノイドを動かすことが出来たとしても危険である。
従って、従来の画像形成後処理装置、及び、その画像形成後処理装置を具備する画像形成装置は、画像形成後処理装置内に発生するジャム処理が困難となったり、部品が破損して故障したり、ジャム処理に対応出来なくなったり、危険な状態が発生すると言う不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像形成後処理装置、及び、その画像形成後処理装置を具備する画像形成装置は、画像形成後処理装置内に発生するジャム処理が困難となり、部品が破損したり、ジャム処理に対応出来なくなったり、危険な状態が発生すると言う問題が発生していた。
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置、及び、その画像形成後処理装置を具備する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明は、搬入される被転写体に対して画像形成後処理をする画像形成後処理装置において、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットと、上記画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路と、上記固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に上記画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段と、上記画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される上記画像形成後処理ユニットを搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する回動規制手段とからなる画像形成後処理装置であることを最も主要な特徴とする。
請求項2の本発明は、請求項1に記載の画像形成後処理装置において、画像形成後処理ユニットは、搬入される複数の被転写体を整合して綴じ合わせ処理をするステイプラ処理ユニットからなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項3の本発明は、請求項1又は2に記載の画像形成後処理装置において、画像形成後処理ユニットは、搬入される被転写体の折り処理をする折り処理ユニットからなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項4の本発明は、請求項3に記載の画像形成後処理装置において、固定排出搬送路は、折り処理ユニット側の第1折りローラに対向して配置して搬送される被転写体又は被転写体束を更に加圧して折り処理をする第2折りローラと、搬送される被転写体又は被転写体束を排出する排出ローラとからなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項5の本発明は、請求項4に記載の画像形成後処理装置において、折り部内被転写体検知手段は、第1折りローラと第2折りローラとの間の被転写体又は被転写体束の有無を検知する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項6の本発明は、請求項5に記載の画像形成後処理装置において、折り部内被転写体検知手段は、第1折りローラと第2折りローラとの間の被転写体又は被転写体束を検知して、画像形成後処理ユニットの引き出しの規制状態を警告する警告手段からなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
【0005】
請求項7の本発明は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載の画像形成後処理装置において、画像形成後処理ユニット引出手段は、画像形成後処理ユニットを装置本体の外部の手前側方向に引き出す引き出し支持部材からなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項8の本発明は、請求項7に記載の画像形成後処理装置において、引き出し支持部材は、画像形成後処理ユニットのステイプラ処理ユニットと折り処理ユニットを一体的に装置本体の外部の手前側方向に引き出す画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項9の本発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の画像形成後処理装置において、回動規制手段は、搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と、上記回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と、上記支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する上記回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項10の本発明は、請求項9に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項11の本発明は、請求項9又は10に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、搬送される被転写体又は被転写体束の後端部が画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを通過することによって、上記画像形成後処理ユニットの引き出しの規制を解除する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項12の本発明は、請求項9、10又は11に記載の画像形成後処理装置において、付勢手段は、弾性部材により当接部に付勢力を付与する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
【0006】
請求項13の本発明は、請求項9、10又は11に記載の画像形成後処理装置において、付勢手段は、重力により当接部に付勢力を付与する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項14の本発明は、請求項9、10、11、12又は13に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材である画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項15の本発明は、請求項14に記載の画像形成後処理装置において、引き出し側回動規制部材は、固定排出搬送路側のフレームに係止して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項16の本発明は、請求項14に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、固定排出搬送路側の固定部に形成された溝形状部に係止して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項17の本発明は、請求項9、10、11、12又は13に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、固定側の固定排出搬送路の固定部に支点部材で回動自在に配置した固定側回動規制部材である画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項18の本発明は、請求項17に記載の画像形成後処理装置において、固定側回動規制部材は、画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される方向に回動して画像形成後処理ユニットを規制する画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
【0007】
請求項19の本発明は、請求項10、11、12、13、14、15、16、17又は18に記載の画像形成後処理装置において、第1折りローラは、回転軸を加圧する加圧手段と、上記加圧手段の加圧力を解除又は調整する加圧調整手段からなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項20の本発明は、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18又は19に記載の画像形成後処理装置において、第1折りローラは、回転軸を回動して搬送された被転写体又は被転写体束を排出する排出ハンドルからなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項21の本発明は、請求項10乃至20の何れか一項に記載の画像形成後処理装置において、第2折りローラは、回転軸を加圧する加圧手段と、上記加圧手段の加圧力を解除又は調整する加圧調整手段からなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項22の本発明は、請求項10乃至21の何れか一項に記載の画像形成後処理装置において、第2折りローラは、回転軸を回動して搬送された被転写体又は被転写体束を排出する排出ハンドルからなる画像形成後処理装置であることを主要な特徴とする。
請求項23の本発明は、電子写真方法でトナー画像を形成する画像形成装置において、被転写体にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、上記トナー画像形成手段から排出して搬入された被転写体又は被転写体束を綴じ止め等の画像形成後の処理をする上記請求項1乃至22の何れか一項に記載の画像形成後処理装置とからなる画像形成装置であることを最も主要な特徴とする。
【0008】
【作用】
上記のように構成された画像形成後処理装置及びその画像形成後処理装置を具備する画像形成装置は、請求項1においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項2においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの搬入される複数の被転写体を整合して綴じ合わせ処理をするステイプラ処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項3においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの搬入される被転写体の折り処理をする折り処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
【0009】
請求項4においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する、折り処理ユニット側の第1折りローラに対向して配置して搬送される被転写体又は被転写体束を更に加圧して折り処理をする第2折りローラと搬送される被転写体又は被転写体束を排出する排出ローラとからなる固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの搬入される被転写体の折り処理をする折り処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項5においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する、折り処理ユニット側の第1折りローラに対向して配置して搬送される被転写体又は被転写体束を更に加圧して折り処理をする第2折りローラと搬送される被転写体又は被転写体束を排出する排出ローラとからなる固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの搬入される被転写体の折り処理をする折り処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制すると共に折り部内被転写体検知手段は第1折りローラと第2折りローラとの間の被転写体又は被転写体束の有無を検知する。
【0010】
請求項6においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する、折り処理ユニット側の第1折りローラに対向して配置して搬送される被転写体又は被転写体束を更に加圧して折り処理をする第2折りローラと搬送される被転写体又は被転写体束を排出する排出ローラとからなる固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの搬入される被転写体の折り処理をする折り処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制すると共に折り部内被転写体検知手段は第1折りローラと第2折りローラとの間の被転写体又は被転写体束の有無を検知して警告手で段画像形成後処理ユニットの引き出しの規制状態を警告する。
請求項7においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制すると共に画像形成後処理ユニット引出手段は引き出し支持部材で画像形成後処理ユニットを装置本体の外部の手前側方向に引き出す。
【0011】
請求項8においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制すると共に画像形成後処理ユニット引出手段は引き出し支持部材で画像形成後処理ユニットのステイプラ処理ユニットと折り処理ユニットを一体的を装置本体の外部の手前側方向に引き出す。
請求項9においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項10においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材が、画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
【0012】
請求項11においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制すると共に回動規制部材は搬送される被転写体又は被転写体束の後端部が画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを通過することによって画像形成後処理ユニットの引き出しの規制を解除する。
請求項12においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段の弾性部材とからなる回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
【0013】
請求項13においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する重力による付勢手段とからなる回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項14においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材の引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
【0014】
請求項15においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材の引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して、固定排出搬送路側のフレームに係止して規制する。
請求項16においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材の引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して、固定排出搬送路側の固定部に形成された溝形状部に係止して規制する。
【0015】
請求項17においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材の固定側の固定排出搬送路の固定部に支点部材で回動自在に配置した固定側回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項18においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材の固定側の固定排出搬送路の固定部に支点部材で回動自在に配置した固定側回動規制部材が、搬送される被転写体又は被転写体束で画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される方向に回動して規制する。
【0016】
請求項19においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材が、画像形成後処理ユニットの回転軸を加圧する加圧手段と加圧手段の加圧力を解除又は調整する加圧調整手段からなる第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項20においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材が、画像形成後処理ユニットの回転軸を回動して搬送された被転写体又は被転写体束を排出する排出ハンドルからなる第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
【0017】
請求項21においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材が、画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された回転軸を加圧する加圧手段と加圧手段の加圧力を解除又は調整する加圧調整手段からなる第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項22においては、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを、回動規制手段の搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなる回動規制部材が、画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された回転軸を回動して搬送された被転写体又は被転写体束を排出する排出ハンドルからなる第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に、搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する。
請求項23においては、被転写体にトナー画像を形成するトナー画像形成手段から排出して搬入された被転写体又は被転写体束を、請求項1乃至22の何れか一項に記載の画像形成後処理装置が、綴じ止め等の画像形成後処理をする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は搬入される被転写体に対して画像形成後処理をする画像形成後処理装置(後処理装置)0の全体構成説明図であり、この後処理装置0は、画像形成装置20から排出されて搬入される被転写体(P)の転写用紙に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニット(後処理ユニット)1と、後処理ユニット1で画像形成後処理をした被転写体(P)又は被転写体(P)束を装置本体0aに固定されて搬送して排出する固定排出搬送路2と、上記固定排出搬送路2内の被転写体(P)又は被転写体(P)束の搬送方向に対して直交する方向に後処理ユニット1を外部に引き出す後処理ユニット引出手段3と、後処理ユニット引出手段3で引き出される後処理ユニット1を搬送される被転写体(P)又は被転写体(P)束で回動して規制する回動規制手段4とからなり、発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できるようになっている。
上記後処理装置0は、図示のように上記画像形成装置20の側部に取り付けられており、上記画像形成装置20の排紙コロ対21oより排出された画像形成後の被転写体(P)は上記用紙後処理装置0に導かれる。
被転写体(P)は、1枚の被転写体(P)に画像形成後処理を施す穿孔手段6のパンチユニットを有する搬送路(A)を通り、トレイ7の上トレイ7aへ導く搬送路(B)、上記トレイ7のシフトトレイ7bへ導く搬送路(C)、ステイプラ処理ユニット1aの端面綴じステイプラ1a、又は、中綴じステイプラ1aが整合、及び、スティプル綴じ等を行う綴じ処理トレイ7cへ導く搬送路(D)へ、分岐爪0b、及び、分岐爪0cによって振り分けられるように構成されている。
上記綴じ処理トレイ7cの上記端面綴じステイプラ1a、又は、上記中綴じステイプラ1aで整合、及び、スティプル等を施された被転写体(P)は、偏向手段である分岐ガイド板1cと可動ガイド1dにより、上記シフトトレイ7bへ導く搬送路(C)、折り処理ユニット1bで折り等を施す折り処理トレイ7dへ振り分けられるように構成され、上記折り処理トレイ7dで上記折り処理ユニット1bで折り等を施された被転写体(P)は上記固定排出搬送路2を通り上記トレイ7の下トレイ7eへ導かれる。
又、搬送路(D)内に分岐爪0dが配置されており図示してない低荷重バネにより図示の状態に保持されており、被転写体(P)の後端がこれを通過した後、搬送ローラ0e、搬送ローラ0f、スティプル排出ローラ0gの内少なくとも上記搬送ローラ0eを逆転する事で後端を収容部7fへ導き滞留させ、次被転写体(P)と重ね合せて搬送する事が可能なように構成されている。この動作を繰返すことで2枚以上の用紙を重ね合せて搬送する事も可能である。
【0019】
各搬送路(B)、搬送路(C)、搬送路(D)の上流で、各々に対し共通な搬送路(A)は、上記画像形成装置20から受け入れる被転写体(P)を検出する入口センサ6a、その下流に入口ローラ6b、上記穿孔手段6のパンチユニット、搬送ローラ6c、上記分岐爪0b、上記分岐爪0cを順次配置されている。
上記分岐爪0b、上記分岐爪0cは、図示しないバネにより図示の状態に保持されており、図示しないソレノイドをONする事により、上記分岐爪0bは上方に、上記分岐爪0cは下方に、各々回動する事で、搬送路(B)、搬送路(C)、搬送路(D)へ被転写体(P)を振り分ける。
搬送路(B)へ被転写体(P)を導く場合は、上記分岐爪0bは図示の状態で図示しないソレノイドはOFF、搬送路(C)へ被転写体(P)を導く場合は、図示の状態から図示しないソレノイドをONする事により、上記分岐爪0bは上方に、上記分岐爪0cは下方に、回動した状態となり、搬送路(D)へ被転写体(P)を導く場合は、上記分岐爪0cは図示の状態で図示しないソレノイドはOFF、上記分岐爪0bは図示の状態から図示しないソレノイドをONする事により、上方に回動した状態となる。
上記後処理装置0が有する被転写体積載装置8は、シフト排出ローラ8aの駆動ローラ8aと従動ローラ8a、戻しコロ8bと、被転写体面検知センサ8cと、シフトトレイ7bと、昇降機構8d(図2乃至図4を参照)と、シフト機構8e(図5乃至図7を参照)等により構成される。
【0020】
図2乃至図4において、上記戻しコロ8b(図2と図3を参照)は、上記シフト排出ローラ8aの上記駆動ローラ8aと上記従動ローラ8a(図1を参照)から排出された被転写体(P)と接して被転写体(P)の後端を図示しないエンドフェンスに突き当てて揃えるためのスポンジ製のコロで、上記駆動ローラ8aと上記従動ローラ8a(図1を参照)の回転力で回転するようになっている。
上記戻しコロ8b(図2と図3を参照)の近傍には、トレイ上昇リミットスイッチ8bが設けられており、シフトトレイ7bが上昇して上記戻しコロ8b(図2と図3を参照)を図示の矢印(E)方向に押し上げると(図3を参照)、トレイ上昇リミットスイッチ8bがオンしてトレイ昇降モータ8dが停止して、上記シフトトレイ7bのオーバーランが防止されるようになっている。
上記戻しコロ8bの近傍には、シフトトレイ7bの被転写体面位置を検知する被転写体面位置検知手段としての被転写体面検知センサ8cが設けられている(図1と図2を参照)。
上記被転写体面検知センサ8cは、図4に示すように、被転写体面検知レバー8cと、スティプル用被転写体面検知センサ8cとノンスティプル用被転写体面検知センサ8cとで構成されている。
上記被転写体面検知レバー8cは、軸8c11を中心に回動可能に設けられておりシフトトレイ7bに積載された被転写体(P)の後端上面に接触する接触部8c12と、扇形の遮蔽部8c13を有している(図4を参照)。
上方に位置する上記スティプル用被転写体面検知センサ8cは主にスティプル排出制御に用いられ、上記ノンスティプル用被転写体面検知センサ8cは主にシフト排出制御に用いられる。
【0021】
上記被転写体面検知センサ8cは、上記遮蔽部8c13によって遮られたときに上記スティプル用被転写体面検知センサ8cとノンスティプル用被転写体面検知センサ8cがオンするようになっている。
従って、シフトトレイ7bが上昇して接触部8c12が図示の矢印(F)方向の上方に回動すると、上記スティプル用被転写体面検知センサ8cがオフし、更に、回動すると上記ノンスティプル用被転写体面検知センサ8cがオンする。
被転写体(P)の積載量が所定の高さに達したことが上記スティプル用被転写体面検知センサ8cと上記ノンスティプル用被転写体面検知センサ8cによって検知されると、シフトトレイ7bは所定量下降される。これにより、シフトトレイ7bの被転写体面位置は略一定に保たれる。
シフトトレイ7bは、駆動軸8dを駆動ユニットにより駆動される事により昇降する。
上記駆動軸8dと従動軸8dとの間にはタイミングプーリを介してタイミングベルト8dがテンションをもって掛けられている。上記タイミングベルト8dにシフトトレイ7bを支持する基板8dが固定されており、かかる構成によって上記タイミングベルト8dに上記トレイ7を含むユニットが昇降可能に吊り下げられている。上記タイミングベルト8dにシフトトレイ7bを上下方向に移動させる駆動源としての正逆転可能な上記トレイ昇降モータ8dで発生した動力がウォームギヤ8dを介して上記駆動軸8dに固定されたギヤ列の最終ギヤに伝達されるようになっている。途中、上記ウォームギヤ8dを介しているため、シフトトレイ7bを一定位置に保持する事が出来、シフトトレイ7bの不意の落下事故等を防止する事が出来るようになっている。
シフトトレイ7bの上記基板8dには、遮蔽板8d51が一体に形成されており、下方には積載被転写体(P)の満載を検出する満杯検知センサ8dと下限位置を検出する下限センサ8dが配置されており上記遮蔽板8d51によって上記満杯検知センサ8dと上記下限センサ8d(いずれもフォトインタラプタ)とがオンとオフされるようになっている。
上記満杯検知センサ8dと上記下限センサ8dはフォトセンサであり、上記遮蔽板8d51によって遮られたときにオンするようになっている。
【0022】
図5乃至図7において、上記シフト機構8eは、シフトモータ8eを駆動源にしてシフトカム8eを回転させる。
上記シフトカム8eには回転軸中心から一定量離れた位置にピンが立っており、そのピンと、シフトトレイ7b上の積載被転写体(P)の後端をガイドし被転写体(P)排出方向と直交方向に嵌合されているエンドフェンス8eの長穴8e31とは嵌合しており、上記シフトカム8eの回転により前記ピンと嵌合している上記エンドフェンス8eは被転写体(P)排出方向と直交方向の図示の矢印(G)方向に移動し、それに伴いシフトトレイ7bも図示の矢印(H)方向に移動する。
シフトトレイ7bは手前と奥の2つの位置で停止しその停止位置はシフトセンサ8eにより検出され上記シフトモータ8eのオンとオフにより成される。
図8において、上記シフト排出ローラ8aは、上記駆動ローラ8aと上記従動ローラ8aを有し、上記従動ローラ8aは被転写体(P)排出方向上流側を支持され図示の矢印(I)方向の上下方向に回動自在に設けられた開閉ガイド板8fの自由端部に回転自在に支持されている。
上記従動ローラ8aは自重、又は、付勢力により上記駆動ローラ8aに当接し、被転写体(P)は両上記従動ローラは8aと上記駆動ローラ8a間に挟持されて排出される。
綴じ処理された被転写体(P)束が排出される時は、上記開閉ガイド板8fが上方に回動され、所定のタイミングで戻されるようになっており、このタイミングはシフト排出センサ8aの検知信号に基づいて決定さる。
その停止位置は排出ガイド板開閉センサ8fの検知信号に基づいて決定され、排出ガイド板開閉モータ8fにより駆動される。
【0023】
図9乃至図15において、上記スティプル排出ローラ0gにより綴じ処理トレイ7cへ導かれた被転写体(P)は、順次積載される。
この場合、被転写体(P)ごとに叩きコロ1aで縦方向である図示の矢印(J)方向の被転写体(P)の搬送方向の整合が行われ、ジョガーフェンス1a12にて横方向である図示の矢印(K)方向の被転写体(P)の搬送方向の整合が行われる(図9を参照)。
ジョブの切れ目、すなわち、被転写体(P)束の最終紙から次の被転写体(P)束先頭用紙までの間で、制御手段9からのスティプル信号により上記端面綴じスティプラ1aが駆動され、綴じ処理が行われる。
綴じ処理が行われた被転写体(P)束は、ただちに放出爪1aを有する放出ベルト1aにより上記シフト排出ローラ8aへ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイ7bに排出される(図11を参照)。
上記放出爪1aは、放出ベルトHPセンサ1aによりそのホームポジションを検知されるようになっており、上記放出ベルトHPセンサ1aは上記放出ベルト1aに設けられた上記放出爪1aによりオンとオフする(図12を参照)。
上記放出ベルト1aの外周上には対向する位置に2つの放出爪1aが配置されており、綴じ処理トレイ7cに収容された被転写体(P)束を交互に移動搬送する。
又、必要に応じて上記放出ベルト1aを逆回転し、被転写体(P)束を移動するように待機している上記放出爪1aと対向側の上記放出爪1aの背面で、上記トレイ7の上記綴じ処理トレイ7cに収容された被転写体(P)束の搬送方向先端を揃えても良い。
放出モータ1aにより駆動される上記放出ベルト1aの駆動軸1aには、被転写体(P)幅方向整合中心に上記放出ベルト1aとその駆動プーリ1a91とが配置され、それに対して対称に放出ローラ1a10が配置固定されており、上記放出ローラ1a10の周速は上記放出ベルト1aの周速より速くなるように設定されている(図13を参照)。
上記叩きコロ1aは、支点1a31を中心に叩きソレノイド(SOL)1a32によって振り子運動を与えられ、反時計回りに回転して、上記トレイ7の上記綴じ処理トレイ7cへ送り込まれた被転写体(P)に間欠的に作用して被転写体(P)を後端フェンス1a11に突き当てる(図9と図10を参照)。
上記ジョガーフェンス1a12は、正逆転可能なジョガーモータ1a121によりタイミングベルトを介して駆動され、被転写体(P)幅方向に往復移動する(図9を参照)。
【0024】
上記端面綴じスティプラ1aは、図14に図示するように、正逆転可能なスティプラ移動モータ1a13によりタイミングベルト1a131を介して駆動され、被転写体(P)端部の所定位置を綴じるために被転写体(P)幅方向に移動する。
その移動範囲の一側端には、上記端面綴じスティプラ1aのホームポジションを検出するスティプラ移動HPセンサ1a132が設けられており、被転写体(P)幅方向の綴じ位置は、上記スティプラ移動HPセンサ1a132で検知されたホームポジションからの上記端面綴じスティプラ1aの移動量により制御される。
図15に図示するように、上記端面綴じスティプラ1aは、上記斜めモータ1a17によって斜めに回動する。
上記中綴じスティプラ1aは、図1と図13に図示するように、上記後端フェンス1a11から上記中綴じスティプラ1aの針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大被転写体(P)サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるように配置され。且つ、用紙幅方向整合中心に対して対称に2つ配置されステー1a14に固定されている。
【0025】
図16乃至図18において、分岐ガイド板1cは、支点1cを中心に図示の矢印(L)方向の上下方向に回動自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ1cを有しており、スプリング1cにより上記放出ローラ1a10に加圧される。
又、上記分岐ガイド板1cの位置は、束分岐駆動モータ1cより駆動を得て回転するカム1cのカム面1cと当接することにより決められる。
可動ガイド1dは、上記放出ローラ1a10の上記駆動軸1aに回動自在に支持され、上記可動ガイド1dには回動自在に連結されたリンクアーム1dが設けられている。リンクアーム1dは、側板0h(図13を参照)に固定された軸1dと長穴部1dで嵌合されており、これにより上記可動ガイド1dの回動範囲は規制されて、スプリング1dにより下方に付勢される事で図16に図示の位置に保持される。
更に、上記束分岐駆動モータ1cより駆動を得て回転する上記カム1cの上記カム面1cにより上記リンクアーム1dが押されると連結されている上記可動ガイド1dは上方へ回動する。
上記カム1cは、束分岐ガイドHPセンサ1dをその遮蔽部1dにより検知させることで、そのホームポジションを得て、上記束分岐駆動モータ1cの駆動パルスによりその停止位置を制御する。
図16は、上記カム1cが、ホームポジションにある時の上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dの位置関係を示す。
上記可動ガイド1dのガイド面1dは、上記シフト駆動ローラ8aと従動ローラ8aへの経路において、被転写体(P)をガイドする機能を有している。
図17は、上記カム1cが、回転することにより、上記分岐ガイド板1cが下方へ回動し上記加圧コロ1cが上記放出ローラ1a10に加圧していることを示す。
図18は、上記カム1cが、更に、回転することにより、上記可動ガイド1dが上方に回動し、上記トレイの上記綴じ処理トレイ7cから上記トレイの上記折り処理トレイ7dに導く経路を、上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dとで形成することを示す。
又、奥行き方向の位置関係は、図13に図示する。
尚、分岐ガイド板1cと可動ガイド1dは、上記束分岐駆動モータ1cの1つの駆動モータにより動作するが、個々に駆動モータを設けて、被転写体(P)のサイズや綴じ枚数に応じて、移動タイミングや停止位置を制御可能に構成しても良い。
【0026】
図19と図20において、折りプレート1bは、前後の上記側板0hに立てられた各2本の軸1b31に長穴部1b32が嵌合することで支持され、軸部1b33とリンクアーム1b34の長穴部1b35は嵌合されており、上記リンクアーム1b34が支点1b36を中心に揺動することで、上記折りプレート1bは図示の矢印(M)方向の左右に往復移動する。
上記リンクアーム1b34の長穴部1b37と折りプレート駆動カム1b38の軸部1b39は嵌合されており、上記折りプレート駆動カム1b38の回転運動により上記リンクアーム1b34が揺動する。
上記折りプレート駆動カム1b38は、折りプレート駆動モータ1b40により図示の矢印(N)方向に回転して、その停止位置は半月形状の遮蔽部1b41の両端部を折りプレートHPセンサ1b42により検知することで決定される。
図19は、折り処理トレイ7dの被転写体(P)束の収容領域7dから完全に退避したホームポジション位置を示す。
上記折りプレート駆動カム1b38を図示の矢印(N)方向に回転させると上記折りプレート1bは図示の矢印(O)方向に移動し、上記トレイ7の上記折り処理トレイ7dの上記用紙束収容領域7dに突出する。
図20は、折り処理トレイ7dの被転写体(P)束中央を第1折りローラ1bのニップに押し込む位置を示す。
上記折りプレート駆動カム1b38を図示の矢印(Q)方向に回転させると、上記折りプレート1bは図示の矢印(R)方向に移動し、上記トレイ7の上記折り処理トレイ7dの上記用紙束収容領域7dから退避する。
【0027】
上記後処理装置0では、被転写体(P)は、後処理モードに応じて下記の排出形態をとる(図1を参照)。
▲1▼ノンスティプルモードa:上記画像形成装置20の上記排紙コロ対21oから排出された被転写体(P)は、搬送路(A)から搬送路(B)を通り上記トレイ7の上記上トレイ7aへ排出される。
▲2▼ノンスティプルモードb:上記画像形成装置20の上記排紙コロ対21oから排出された被転写体(P)は、搬送路(A)から搬送路(C)を通りシフトトレイ7bへ排出される。
▲3▼ソート、スタックモード:上記画像形成装置20の上記排紙コロ対21oから排出された被転写体(P)は、搬送路(A)から搬送路(C)を通りシフトトレイ7bへ排出される。
その際、上記シフトトレイ7bが、部の区切れ毎に排出方向と直交方向に揺動する事で排出される被転写体(P)は仕分けられる。
▲4▼スティプルモード:上記画像形成装置20の上記排紙コロ対21oから排出された被転写体(P)は、搬送路(A)から搬送路(D)を経て上記トレイの上記綴じ処理トレイ7cで整合、及び、綴じを施され搬送路(C)を通りシフトトレイ7bへ排出される。
▲5▼中綴じ製本モード:上記画像形成装置20の上記排紙コロ対21oから排出された被転写体(P)は、搬送路(A)から搬送路(D)を経て閉じ処理トレイ7cで整合、及び、中央綴じを施され、更に、折り処理トレイ7dで中央折りを施され固定排出搬送路2を通り、下トレイ7eへ排出されるようになっている。
【0028】
▲1▼ノンスティプルモードaの動作を以下に説明する。
搬送路(A)から上記分岐爪0bで振り分けられた被転写体(P)は、搬送路(B)に導かれ搬送ローラ0iと上排出ローラ0jによって上トレイ7aへ排出される。
又、上記上排出ローラ0jの近傍に配置され被転写体(P)の排出を検出する上排出センサ0kによって排出の状態を監視する。
▲2▼ノンスティプルモードbの動作を以下に説明する。
搬送路(A)から上記分岐爪0bと分岐爪0cで振り分けられた被転写体(P)は、搬送路(C)に導かれ搬送ローラ0l、搬送ローラ0mと上記シフト排出ローラ8aによってシフトトレイ7bへ排出される。
又、上記シフト排出ローラ8aの近傍に配置され被転写体(P)の排出を検出する上記シフト排出センサ8aによって排出の状態を監視する。
▲3▼ソート、スタックモードの動作を以下に説明する。
ノンスティプルモードb時と同様の搬送排出を行う。その際、シフトトレイ7bが、部の区切れ毎に排出方向と直交方向に揺動する事で排出される被転写体(P)は仕分けられる。
▲4▼スティプルモードの動作を以下に説明する。
搬送路(A)から上記分岐爪0bと上記分岐爪0cで振り分けられた被転写体(P)は、搬送路(D)に導かれ、搬送ローラ0m、上記搬送ローラ0e、上記搬送ローラ0f、上記スティプル排出ローラ0gにより上記トレイ7の上記綴じ処理トレイ7cに排出される。
上記トレイ7の上記綴じ処理トレイ7cでは、上記スティプル排出ローラ0gにより順次排出される被転写体(P)を整合し所定枚数に達すると上記端面綴じスティプラ1aにより綴じ処理を行う。
その後、綴じられた被転写体(P)束は上記放出爪1aにより下流へ搬送され上記シフト排出ローラ8aによりシフトトレイ7bへ排出される。
又、上記シフト排出ローラ8aの近傍に配置され被転写体(P)の排出を検出する上記シフト排出センサ8aによって排紙の状態を監視する。
【0029】
スティプルモード時の上記トレイ7の上記閉じ処理トレイ7cの動作について説明する。
スティプルモードが選択されると、図9と図10に図示するように、上記ジョガーフェンス1a12はホームポジションより移動し、閉じ処理トレイ7cに排出される被転写体(P)幅より片側7mm離れた待機位置で待機する。
被転写体(P)がスティプル排出ローラ0gによって搬送され、被転写体(P)後端がスティプル排出センサ0nを通過すると、上記ジョガーフェンス1a12待機位置から5mm内側に移動して停止する。
又、上記スティプル排出センサ0nは、被転写体(P)後端通過時点にそれを検知し、その信号が上記制御手段9のCPU9aに入力される(図30を参照)。上記制御手段9の上記CPU9aは、この信号の受信時点から上記スティプル排出ローラ0gを駆動する図示しないスティプル搬送モータからの発信パルス数をカウントし、所定パルス発信後に上記叩きソレノイド(SOL)1a32をオンさせる。
上記叩きコロ1aは、上記叩きソレノイド(SOL)1a32のオンとオフにより振り子運動をし、オン時には被転写体(P)を叩いて下方向に戻し、後端フェンス1a11に突き当てて被転写体(P)揃えを行う。
このとき、閉じ処理トレイ7cに収容される被転写体(P)が上記入口センサ6aあるいは上記スティプル排出センサ0nを通過する度にその信号が上記制御手段9の上記CPU9aに入力され、被転写体(P)枚数がカウントされる。
【0030】
上記叩きソレノイド(SOL)1a32がオフされて所定時間経過後、上記ジョガーフェンス1a12は、上記ジョガーモータ1a121によって、更に、2.6mm内側に移動して一旦停止し、横揃えが終了する。
上記ジョガーフェンス1a12は、その後7mmから6mm外側に移動して待機位置に戻り、次の被転写体(P)を待つ。
この動作を最終頁まで行う。その後再び7mm内側に移動して停止し、被転写体(P)束の両側端を押えてスティプル動作に備える。
その後、所定時間後に図示しないスティプルモータにより、上記端面綴じスティプラ1aが作動し、綴じ処理が行われる。
このとき、2ヶ所以上の綴じが指定されていれば、1ヶ所の綴じ処理が終了した後、上記スティプラ移動モータ1a13が駆動され、上記端面綴じスティプラ1aが被転写体(P)後端に沿って適正位置まで移動され、2ヶ所目の綴じ処理が行なわれる(図14を参照)。
又、3ヶ所目以降が指定されている場合は、これを繰返す。
【0031】
綴じ処理が終了すると、上記放出モータ1aが駆動され、上記放出ベルト1aが駆動される(図9を参照)。
このとき、図示しない排紙モータも駆動され、上記放出爪1aにより持ち上げられた被転写体(P)束を受け入れるべく上記シフト排出8aが回転し始める。
このとき、上記ジョガーフェンス1a12は被転写体(P)サイズ、及び、綴じ枚数により異なるように制御される。
例えば、綴じ枚数が設定枚数より少ない、あるいは設定サイズより小さい場合には、上記ジョガーフェンス1a12により被転写体(P)束を押えながら上記放出爪1aにより被転写体(P)束後端を引っかけ搬送する。
そして、被転写体有無センサ1a15、上記放出ベルトHPセンサ1aによる検知より所定パルス後に上記ジョガーフェンス1a12を2mm退避させ、上記ジョガーフェンス1a12による被転写体(P)への拘束を解除する。
この所定パルスは、上記放出爪1aが被転写体(P)後端と接触してから上記ジョガーフェンス1a12の先端を抜ける間で設定されている。
又、綴じ枚数が設定枚数より多い、あるいは設定サイズより大きい場合には、予め上記ジョガーフェンス1a12を2mm退避させ、放出を行う。
いずれの場合も被転写体(P)束が上記ジョガーフェンス1a12を抜けきると、上記ジョガーフェンス1a12は、更に、5mm外側に移動して待機位置に復帰し、次の被転写体(P)に備える。
尚、被転写体(P)に対する上記ジョガーフェンス1a12の距離により拘束力を調整することも可能である。
【0032】
▲5▼中綴じ製本モードの動作を以下に説明する。
搬送路(A)から上記分岐爪0bと上記分岐爪0cで振り分けられた被転写体(P)は、搬送路(D)に導かれ、上記搬送ローラ0m、上記搬送ローラ0e、上記搬送ローラ0f、上記スティプル排出ローラ0gにより綴じ処理トレイ7cに排出される。
綴じ処理トレイ7cでは、▲4▼スティプルモード時と同様にスティプル排出ローラ0gにより順次排出される被転写体(P)を整合し、スティプルする直前までは同様の動作をする(図23を参照)。
その後、図24の位置に、被転写体(P)束は放出爪1aにより用紙サイズ毎に設定された所定距離下流へ運ばれ、その中央を上記中綴じスティプラ1aにより綴じ処理される。
図25に図示の位置に、綴じられた被転写体(P)束は、上記放出爪1aにより下流へ、被転写体(P)サイズ毎に設定された所定移動距離を搬送されて一旦停止する。
この移動距離は上記放出モータ1aの駆動パルスにより管理される(図11を参照)。
その後、図25に図示するように、被転写体(P)束先端部は上記放出ローラ1a10と上記加圧コロ1cにより挟持され、上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dとが回動することで形成される折り処理トレイ7dへ導かれる経路を通過するべく、再度上記放出爪1aと上記放出ローラ1a10により下流へ搬送される。
【0033】
上記放出ローラ1a10は上記放出ベルト1aの上記駆動軸1aに設けられており上記放出ベルト1aと同期して駆動される。
そして、図26に図示するように、被転写体(P)束は被転写体束搬送ローラ上1bと被転写体束搬送ローラ下1bにより、予めその被転写体(P)サイズに応じた位置にホームポジションから移動し下側の端面をガイドするべく停止している可動後端フェンス1bまで搬送される。
このとき、上記放出爪1aは、上記放出ベルト1aの外周上に対向する位置に配置されたもう1つの上記放出爪1aが上記後端フェンス1a11近傍に達した位置で停止し、上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dはホームポジションへ復帰し、次の被転写体(P)に備える。
図27に図示するように、上記可動後端フェンス1bに突き当てられた被転写体(P)束は、上記被転写体束搬送ローラ下1bの加圧を解除される。
その後、図28に図示するように、綴じられた針部近傍は略直角方向に上記折りプレート1bにより押され、その対向する上記第1折りローラ1bのニップへと導かれる。
予め回転していた上記第1折りローラ1bはその用紙束を加圧搬送することで、被転写体(P)束中央に折りを施すようになっている。
図29に図示するように、折りを施された被転写体(P)束は第2の折りローラ1bにより折りぐせを強化され、上記固定排出搬送路2の排出ローラ2aにより下トレイ7eへ排出される。
このとき、被転写体(P)束後端が折り部内被転写体検知手段5のセンサに検知されると、上記折りプレート1b、上記可動後端フェンス1bはホームポジションに復帰し、上記被転写体束搬送ローラ下1bの加圧は復帰され、次の被転写体(P)に備える。
又、次のジョブが同被転写体(P)サイズ同枚数であれば、上記可動後端フェンス1bはその位置で待機しても良い。
【0034】
図21と図22において、上記後処理ユニット1は、上記放出ローラ1a10の表面の円弧を屈曲部として上記折り処理ユニット1bの上記折り処理トレイ7d側を垂直に、上記ステイプラ処理ユニット1aの上記綴じ処理トレイ7cを急角度で傾斜した状態に一体で配置されてユニット化されて、開口部3bから奥行き方向に設けた引き出し支持部材3aの上支持レール3aと下支持レール3aに図22において図示の矢印(R)方向の手前方向に引き出し可能に支持されている。
又、上記収容領域7dの搬送ガイド板下7d11と搬送ガイド板上7d12は、上記後処理ユニット1の奥側で図示しないヒンジを介して手前側を開放端として図示の矢印(S)方向に開放可能に取り付けられ、その開放端のロック部材7dのマグネットからなるロック部材下7d21、ロック部材上7d22でロックするようになっている。
このように構成すると、被転写体(P)ジャムが生じた場合、上記後処理ユニット1を引き出してジャム処理を、更に、容易に行なうことが出来る。
その際、上記折り処理トレイ7d側で被転写体(P)、又は、転写用紙束のジャムが生じた場合には、上記後処理ユニット1を半分程度引き出すと、上記搬送ガイド板下7d11と上記搬送ガイド板上7d12は、ジャム処理を行なうに足るだけ開放されるので、短時間で容易にジャム処理が可能である。
又、ジャム処理が終了すると、上記後処理ユニット1を押し込めば、上記搬送ガイド板下7d11と上記搬送ガイド板上7d12が上記開口部3bの縁部に当接して自動的に閉鎖され、上記ロック部材7dのマグネットからなる上記ロック部材下7d21、上記ロック部材上7d22によって自動的にロックされるので、上記搬送ガイド板下7d11と上記搬送ガイド板上7d12の閉め忘れによって、次工程に進むことが出来ないと言う事態が生じることはなく、更に、ジャム処理が短時間で容易に確実に行なわれる。
【0035】
尚、上記ステイプラ処理ユニット1aの上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理ユニット1bの上記折り処理トレイ7dを別別に引き出すようにすることも可能である。
具体的には、上記ステイプラ処理ユニット1aの上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理ユニット1bの上記折り処理トレイ7dが別の図示しないフレームに取り付けられて、それぞれスライド方式で引き出せるようにする。
このような場合も、上記後処理ユニット引出手段3は、上記第1折りローラ1bと上記第2折りローラ1b間にあり、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記ステイプラ処理ユニット1aの上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理ユニット1bの上記折り処理トレイ7dの間で滞留した場合は、両方の上記ステイプラ処理ユニット1aの上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理ユニット1bの上記折り処理トレイ7dを同時に引き出すことにより、ジャム処理は可能で、コスト面を考慮すれば、規制手段は必要でない。
【0036】
図30において、上記制御手段9は、上記CPU9a、I/Oインターフェース9b等を有するマイクロコンピュータであり、図示しない画像形成装置本体のコントロールパネルの各スイッチ等、及び、上記被転写体面検知センサ8c等の各センサからの信号が上記I/Oインターフェース9bを介して上記CPU9aへ入力される。
上記CPU9aは、入力された信号に基づいて、シフトトレイ7b用の上記トレイ昇降モータ8d、上記開閉ガイド板8fを開閉する上記排出ガイド板開閉モータ8f、上記チレイ7の上記シフトトレイ7bを移動する上記シフトモータ8e、上記叩きコロ1aを駆動する図示しない叩きコロモータ、上記叩きソレノイド(SOL)1a32等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、上記放出ベルト1aを駆動する上記放出モータ1a、上記端面綴じスティプラ1aを移動する上記スティプラ移動モータ1a13、上記端面綴じスティプラ1aを斜めに回転する上記斜めモータ1a17、上記ジョガーフェンス1a12を移動する上記ジョガーモータ1a121、上記分岐ガイド板1c、及び、上記可動ガイド1dを回動する束分岐駆動モータ1c、その束を搬送する搬送ローラを駆動する図示しない束搬送モータ、上記可動後端フェンス1bを移動する図示しない後端フェンス移動モータ、上記折りプレート1bを移動する上記折りプレート駆動モータ1b40、上記第1折りローラ1bを駆動する図示しない折りローラ駆動モータ等の駆動を制御する。
スティプル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モータのパルス信号は上記CPU9aに入力されてカウントされ、このカウントに応じて上記叩きソレノド(SOL)1a32、及び、上記ジョガーモータ1a121が制御される。
【0037】
図31乃至図33において、綴じ処理トレイ7cに排出された被転写体(P)束は、放出爪1aにより図24の位置まで運ばれ、そこで中綴じされた被転写体(P)束は、再び、上記放出爪1aにより搬送され上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dをガイドに折り処理トレイ7dの可動後端フェンス1bまで運ばれる(図26を参照)。
その後、上記折り処理ユニット1bの上記折りプレート1bにより被転写体(P)束が上記第1折りローラ1bのニップへと導かれる。
その時の回動規制部材4aの引出し側回動規制部材4aは、図31に図示のようになっている。
引出し側回動規制部材4aは、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1に支点部材4bで回動自在に配置されている。
その後、上記第1折りローラ1bにより上記固定排出搬送路2にある上記第2折りローラ1bに搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が弾性部材4dで付勢されてガイド1b15内の被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送路に確実に回動する引出し側回動規制部材4aの当接部4cに接触して、引出し側回動規制部材4aが図32に図示するようになり、上記装置本体0aと一体のフレーム2bをストッパーとして、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出し動作を規制している状態になっている。
その後、被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が上記第2折りローラ1bまで搬送されると上記第1折りローラ1bの加圧は解除され上記第2折りローラ1bにより搬送される。
【0038】
被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端が引出し側回動規制部材4aを抜けると図33のように上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aがもとの位置に戻り、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の規制が解除されて引き出し可能な状態になる。
従って、上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aは、上記後処理ユニット1の上記第1折りローラ1bから上記固定排出搬送路2に配置された上記第2折りローラ1bに被転写体(P)、又は、転写用紙束を搬送中に上記後処理ユニット引出手段3で引き出される後処理ユニット1を規制して、搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端部が上記後処理ユニット引出手段3で引き出される上記後処理ユニット1を通過することによって上記後処理ユニット1の引き出しの規制を解除するようにして、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止するようになっている。
【0039】
上記第1折りローラ1bには、上回転軸1b111を手動でまわすことのできる排出ハンドル1b14と、下回転軸1b112を図示の矢印(T)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える加圧手段1b12と、上記加圧手段1b12の加圧力を解除又は調節する加圧調整手段1b13の調節螺子を備える。
上記第2折りローラ1bには、上回転軸1b211を手動でまわすことのできる排出ハンドル1b24と、下回転軸1b212を図示の矢印(U)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える加圧手段1b22と、上記加圧手段1b22の加圧力を解除又は調節する加圧調整手段1b23の調節螺子を備える。
そこで、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bと上記第2折りローラ1b間に滞留している場合、まず、上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力を上記加圧調整手段1b13で解除する。、
上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力が解除されたら、次に、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわしてジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
又、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第1折りローラ1bの上記排出ハンドル1b14を被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送方向とは逆向きに進む方向に引き出し可能な上記後処理ユニット1に被転写体(P)、又は、転写用紙束を送り引き出し、引出し側回動規制部材4aが解除されたら、引き出し可能な上記後処理ユニット1を引き出してジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
更に、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第2折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわしジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
【0040】
図34乃至図36において、綴じ処理トレイ7cに排出された被転写体(P)束は、上記放出爪1aにより図24の位置まで運ばれ、そこで中綴じされた被転写体(P)束は、再び、上記放出爪1aにより搬送され上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dをガイドにり処理トレイ7dの上記可動後端フェンス1bまで運ばれる(図26を参照)。
その後、上記折り処理ユニット1bの上記折りプレート1bにより被転写体(P)束が上記第1折りローラ1bのニップへと導かれる。
その時の固定側回動規制部材4aは、図34に図示のようになっている。
固定側回動規制部材4aは、固定排出搬送路2の固定部に支点部材4bで回動自在に配置されている。
その後、上記第1折りローラ1bにより上記固定排出搬送路2にある上記第2折りローラ1bに搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が上記付勢手段4dの上記弾性部材4dで付勢されて上記固定排出搬送路2に確実に回動する当接部4cに接触して、固定側回動規制部材4aが図35に図示するようになり、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出される方向に回動して、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出し動作を規制している状態になっている。
その後、被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が上記第2折りローラ1bまで搬送されると上記第1折りローラ1bの加圧は解除され上記第2折りローラ1bにより搬送される。
被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端が上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aを抜けると図36のように固定側回動規制部材4aがもとの位置に戻り、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の規制が解除されて引き出し可能な状態になる。
従って、固定側回動規制部材4aは、第1折りローラ1bから第2折りローラ1bに被転写体(P)、又は、転写用紙束を搬送中に上記後処理ユニット引出手段3で引き出される後処理ユニット1を規制して、搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端部が上記後処理ユニット引出手段3で引き出される上記後処理ユニット1を通過することによって上記後処理ユニット1の引き出しの規制を解除するようにして、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止するようになっている。
【0041】
上記第1折りローラ1bには、上回転軸1b111を手動でまわすことのできる上記排出ハンドル1b14と、下回転軸1b112を図示の矢印(T)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える上記加圧手段1b12と、上記加圧手段1b12の加圧力を解除又は調節する上記加圧調整手段1b13の調節螺子からなる。
上記第2折りローラ1bには、上回転軸1b211を手動でまわすことのできる上記排出ハンドル1b24と、上記下回転軸1b212を図示の矢印(U)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える上記加圧手段1b22と、上記加圧手段1b22の加圧力を解除又は調節する上記加圧調整手段1b23の調節螺子からなる。
そこで、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bと上記第2折りローラ1b間に滞留している場合、まず、上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力を上記加圧調整手段1b13で解除する。、
上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力が解除されたら、次に、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわしてジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
【0042】
又、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第1折りローラ1bの上記排出ハンドル1b14を被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送方向とは逆向きに進む方向に引き出し可能な上記後処理ユニット1に被転写体(P)、又は、転写用紙束を送り引き出し、上記回動規制手段4の上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aが解除されたら、引き出し可能な上記後処理ユニット1を引き出してジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
更に、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第2折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわしジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
尚、引き出し側回動規制部材4a、又は、固定側回動規制部材4aにより上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出しが規制されているときに、被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送が停止した場合、上記折り部内被転写体検知手段5により停止した被転写体(P)、又は、転写用紙束の有無が自動的に検知されて上記画像形成装置20の操作部21qに配置された警告手段5aの警告音、又は、ディスプレイに警告表示されて、例えば、「上記後処理ユニットの引き出しが出来ません」と警告するようになっていて、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、更に、ジャム処理が容易で効率が向上する上記後処理装置0を提供することが出来るようになった(図43を参照)。
【0043】
図37乃至図38において、綴じ処理トレイ7cに排出された被転写体(P)束は、上記放出爪1aにより図24の位置まで運ばれ、そこで中綴じされた被転写体(P)束は、再び、上記放出爪1aにより搬送され上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dをガイドに折り処理トレイ7dの上記可動後端フェンス1bまで運ばれる(図26を参照)。
その後、上記折り処理ユニット1bの上記折りプレート1bにより被転写体(P)束が上記第1折りローラ1bのニップへと導かれる。
その時の回動規制部材4aの引出し側回動規制部材4aは、図37に図示のようになっている。
上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aは、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1に上記支点部材4bで回動自在に配置されている。
その後、上記第1折りローラ1bにより上記固定排出搬送路2にある上記第2折りローラ1bに搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が上記付勢手段4dの上記弾性部材4dで付勢されて上記ガイド1b15内の被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送路に確実に回動する上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aの上記当接部4cに接触して、上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aが図38に図示するようになり、上記固定排出搬送路2側の固定部に形成された溝形状部2cに係止して、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出し動作を規制している状態になっている。
その後、被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が上記第2折りローラ1bまで搬送されると上記第1折りローラ1bの加圧は解除され上記第2折りローラ1bにより搬送される。
被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端が上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aを抜けると、上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aがもとの位置に戻り、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の規制が解除されて引き出し可能な状態になる。
従って、上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aは、上記後処理ユニット1の上記第1折りローラ1bから上記固定排出搬送路2に配置された上記第2折りローラ1bに被転写体(P)、又は、転写用紙束を搬送中に上記後処理ユニット引出手段3で引き出される後処理ユニット1を規制して、搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端部が上記後処理ユニット引出手段3で引き出される上記後処理ユニット1を通過することによって上記後処理ユニット1の引き出しの規制を解除するようにして、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止するようになっている。
【0044】
上記第1折りローラ1bには、上記上回転軸1b111を手動でまわすことのできる上記排出ハンドル1b14と、上記下回転軸1b112を図示の矢印(T)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える上記加圧手段1b12と、上記加圧手段1b12の加圧力を解除又は調節する上記加圧調整手段1b13の調節螺子からなる。
上記第2折りローラ1bには、上記上回転軸1b211を手動でまわすことのできる上記排出ハンドル1b24と、上記下回転軸1b212を図示の矢印(U)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える上記加圧手段1b22と、上記加圧手段1b22の加圧力を解除又は調節する上記加圧調整手段1b23の調節螺子からなる。
そこで、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bと上記第2折りローラ1b間に滞留している場合、まず、上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力を上記加圧調整手段1b13で解除する。
上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力が解除されたら、次に、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわしジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
【0045】
又、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第1折りローラ1bの上記排出ハンドル1b14を被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送方向とは逆向きに進む方向に引き出し可能な上記後処理ユニット1に被転写体(P)、又は、転写用紙束を送り引き出し、上記回動規制手段4の上記回動規制部材4aの上記引出し側回動規制部材4aが解除されたら、引き出し可能な上記後処理ユニット1を引き出してジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
更に、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第2折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわし、ジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
【0046】
図39乃至図40において、綴じ処理トレイ7cに排出された被転写体(P)束は、上記放出爪1aにより図24の位置まで運ばれ、そこで中綴じされた被転写体(P)束は、再び、上記放出爪1aにより搬送され上記分岐ガイド板1cと上記可動ガイド1dをガイドに上記トレイ7の上記折り処理トレイ7dの上記可動後端フェンス1bまで運ばれる(図26を参照)。
その後、上記折り処理ユニット1bの上記折りプレート1bにより被転写体(P)束が上記第1折りローラ1bのニップへと導かれる。
その時の上記回動規制手段4の上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aは、図39に図示のようになっている。
上記回動規制部材4aの固定側回動規制部材4aは、上記固定排出搬送路2の固定部に上記支点部材4bで回動自在に配置されている。
その後、上記第1折りローラ1bにより上記固定排出搬送路2にある上記第2折りローラ1bに搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が部品数が少なくて低コストの重力で付勢されて上記固定排出搬送路2に確実に回動する上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aの上記当接部4cに接触して、上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aが図40に図示するようになり、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出される方向に回動して、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出し動作を規制している状態になっている。
その後、被転写体(P)、又は、転写用紙束先端が上記第2折りローラ1bまで搬送されると上記第1折りローラ1bの加圧は解除され上記第2折りローラ1bにより搬送される。
【0047】
被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端が上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aを抜けると上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aがもとの位置に戻り、上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の規制が解除されて引き出し可能な状態になる。
従って、上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aは、上記後処理ユニット1の上記第1折りローラ1bから上記固定排出搬送路2に配置された上記第2折りローラ1bに被転写体(P)、又は、転写用紙束を搬送中に上記後処理ユニット引出手段3で引き出される後処理ユニット1を規制して、搬送される被転写体(P)、又は、転写用紙束の後端部が上記後処理ユニット引出手段3で引き出される上記後処理ユニット1を通過することによって上記後処理ユニット1の引き出しの規制を解除するようにして、低コストで部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止するようになっている。
【0048】
上記第1折りローラ1bには、上記上回転軸1b111を手動でまわすことのできる上記排出ハンドル1b14と、上記下回転軸1b112を図示の矢印(T)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える上記加圧手段1b12と、上記加圧手段1b12の加圧力を解除又は調節する上記加圧調整手段1b13の調節螺子からなる。
上記第2折りローラ1bには、上記上回転軸1b211を手動でまわすことのできる上記排出ハンドル1b24と、上記下回転軸1b212を図示の矢印(U)方向に加圧する軸受部を弾性部材で支える上記加圧手段1b22と、上記加圧手段1b22の加圧力を解除又は調節する上記加圧調整手段1b23の調節螺子からなる。
そこで、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bと上記第2折りローラ1b間に滞留している場合、まず、上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力を上記加圧調整手段1b13で解除する。
上記第1折りローラ1bにかかっている上記加圧手段1b12の加圧力が解除されたら、次に、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわしジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
又、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第1折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第1折りローラ1bの上記排出ハンドル1b14を被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送方向とは逆向きに進む方向に引き出し可能な上記後処理ユニット1に被転写体(P)、又は、転写用紙束を送り引き出し、上記回動規制手段4の上記回動規制部材4aの上記固定側回動規制部材4aが解除されたら、引き出し可能な上記後処理ユニット1を引き出してジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
【0049】
更に、被転写体(P)、又は、転写用紙束が上記第2折りローラ1bのみに噛んでいて、且つ、上記折り部内被転写体検知手段5により検知されている場合は、上記第2折りローラ1bの上記排出ハンドル1b24を被転写体(P)、又は、転写用紙束が排出される方向にまわし、ジャム処理が、更に、容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できて行なわれる上記後処理装置0を提供することが出来るようになった。
尚、上記回動規制手段4の上記回動規制部材4aの上記引き出し側回動規制部材4a、又は、上記固定側回動規制部材4aにより上記綴じ処理トレイ7cと上記折り処理トレイ7dが一体で配置されてユニット化された上記後処理ユニット1の引き出しが規制されているときに、被転写体(P)、又は、転写用紙束の搬送が停止した場合、上記折り部内被転写体検知手段5により被転写体(P)、又は、転写用紙束が自動的に検知されて上記画像形成装置20の上記操作部21qに配置された上記警告手段5aの警告音、又は、ディスプレイに警告表示されて、例えば、「上記後処理ユニットの引き出しが出来ません」と警告するようになっていて、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、更に、ジャム処理が容易で効率が向上する上記後処理装置0を提供することが出来るようになった(図43を参照)。
【0050】
図41乃至図43において、上記後処理装置0を具備する上記画像形成装置20は、画像を形成するトナー画像形成手段21、被転写体(P)を上記トナー画像形成手段21に供給する給紙装置22、形成画像を読み込むためのスキャナー23、及び、ARDF24等で構成されている。
搬入される被転写体(P)を綴じ止めのステイプル処理やパンチ処理等を行なう画像形成後処理機能を有したユニットとなっている上記後処理装置0は、図示のように上記画像形成装置20の側部に取り付けられており、上記トナー画像形成手段21で画像が形成されて搬入された被転写体(P)に対して穴あけ、ステイプル綴じの端綴じ、又は、中綴じ等の後処理を行う。
尚、一般的な被転写体(P)の流れは、図示の様に上記給紙装置22→上記トナー画像形成手段21→上記後処理装置0となる(図41を参照)。
上記画像形成装置20は、形成画像を読み込むための上記スキャナー23、及び、上記ARDF24等の無いプリンター形態のシステムの場合も(図42を参照)、その他の構成は、上記コピア形態と同様である。
【0051】
電子写真方法でトナー画像を形成する上記画像形成装置20の上記トナー画像形成手段21は、中間転写ベルト21a、又は、ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトと、上記中間転写ベルト21a、又は、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトに形成されたトナー画像を被転写体(P)、又は、上記中間転写ベルト21aに転写する転写手段21c、又は、転写手段21dと、上記転写手段21c、又は、上記転写手段21dのニップ部(N)に回動搬入される上記中間転写ベルト21a、又は、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトの回動搬入方向(V)を不変状態で懸架して維持しながら、上記中間転写ベルト21a、又は、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトに回動搬入方向(W)の上流側に配置されて張力を付与するテンションローラ21e、又は、テンションローラ21f、帯電器21g。光書き込みユニット21h、現像手段21i、搬送ローラ21j、定着装置21k、駆動ローラ21l、クリーニング対向ローラ21m、レジストローラ21n、上記排紙ローラ対21o、上記操作部21q、感光体クリーニング装置21r等で構成されている(図43を参照)。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトは、転写ローラ21dに対向する対向転写ローラ21dや上記テンションローラ21f等の複数の支持ローラに掛け回され懸架された潜像担持体としての感光体ベルトである。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトは、図中の矢印(V)方向に回動駆動され、その周りには、上記帯電器21g、上記光書き込みユニット21h、上記現像手段21iの4組のブラック(Black)現像装置21i、シアン(Cyan)現像装置21i、マゼンタ(Magenta)現像装置21i、イエロー(Yellow)現像装置21i、上記中間転写ベルト21a、上記感光体クリーニング装置21r等が配置されている。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトの表面には、有機感光層が形成されている。
上記トナー画像形成手段21において、画像形成動作を実行するときは、上記操作部21qの図示しない画像形成動作スイッチのオン(ON)で、上記帯電器21gに高電圧が印加されることにより、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトが一様に帯電される。
そして、図示しない画像信号処理部では、カラー画像情報、例えば、外部のコンピュータから送られてきたカラー画像信号が光書き込み信号に変換されて、上記光書き込みユニット21hに送られる。
【0052】
上記光書き込みユニット21hでは、上記光書き込み信号に基づいて、光源としてのレーザが制御され、ポリゴンミラー、f/θレンズ、及び、反射ミラー等を介して、ブラック(Black)、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の画像信号に対応した光書き込みが行われ、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上に静電潜像が形成される。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上の静電潜像は、各色トナーをそれぞれ有する、上記現像手段21iの4組の各上記ブラック現像装置21i、上記シアン現像装置21i、上記マゼンタ現像装置21i、上記イエロー現像装置21iによって各色ごとに現像される。
これにより、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上には、各色ごとにトナー画像が形成される。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトと上記中間転写ベルト21aとの接触部においては、上記中間転写ベルト21aにトナーと逆極性の電荷を印加することにより、上記中間転写ベルト21a上に、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上に形成されたトナー画像が転写される。
このトナー画像の形成、及び、転写動作を4回繰り返すことにより、上記中間転写ベルト21a上に、4色重ねのカラートナー画像が形成される。
【0053】
上記中間転写ベルト21a上のカラートナー画像は、上記給紙装置22から上記搬送ローラ21j、上記レジストローラ対21nによって送られてきた被転写体(P)に、2次転写部材としての、上記転写手段21cの簡単な構造の転写ローラ21cと対向転写ローラ21cによって転写される。
カラートナー画像が転写された被転写体(P)は、上記定着装置21kに搬送され、カラートナー像が溶融定着された後、上記排紙コロ対21oから、上記後処理装置0に排紙、搬入され画像形成後処理が必要に応じて行なわれて収納されるようになっている。
上記中間転写ベルト21aは、ウレタンベースの弾性体部材からなるベルトであり、各上記駆動ローラ21l、上記クリーニング対向ローラ21m、上記転写手段21cの上記転写ローラ21cに対向する上記対向転写ローラ21c、上記テンションローラ21e等に懸架されて図示の矢印(V)方向に回動する。
上記テンションローラ21eを除く、各上記駆動ローラ21l、上記クリーニング対向ローラ21m、上記転写手段21cの上記転写ローラ21cに対向する上記対向転写ローラ21c等は中間転写ユニットのフレームに対して位置固定であり、上記中間転写ベルト21aへの張力は上記テンションローラ21eによって架けられる。
従って、発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる上記後処理装置0を具備する上記画像形成装置20を提供することが出来るようになった。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、請求項1の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項2の発明によれば、搬入される複数の被転写体を整合して綴じ合わせ処理をするステイプラ処理ユニットで発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項3の発明によれば、搬入される被転写体の折り処理をする折り処理ユニットで発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項4の発明によれば、搬入される被転写体の折りぐせを強化する折り処理をする折り処理ユニットで発生するジャム処理が容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項5の発明によれば、引き出しが規制されているときの引き出し部の被転写体の有無が自動的に検知され、搬入される被転写体の折りぐせを強化する折り処理をする折り処理ユニットで発生するジャム処理が更に容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項6の発明によれば、引き出しが規制されているときの引き出し部の被転写体の有無が自動的に検知され、搬入される被転写体の折りぐせを強化する折り処理をする折り処理ユニットで発生するジャム処理が更に容易で効率が向上して、部品破損等の故障の発生を未然に確実に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項7の発明によれば、発生するジャム処理が更に容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
【0055】
請求項8の発明によれば、発生するジャム処理が更に容易で、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる低コストの画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項9の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項10の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、簡単な機構で後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項11の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、簡単な機構で引き出しの規制と搬送される被転写体又は被転写体束の後端部が画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを通過することによって、画像形成後処理ユニットの引き出しの規制の解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項12の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に確実に行なわれ、部品破損等の故障の発生を確実に未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項13の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる低コストの画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
【0056】
請求項14の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材による簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項15の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材が固定排出搬送路側のフレームに係止する簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項16の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材が固定排出搬送路側の固定部に形成された溝形状部に係止する簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項17の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、固定側の固定排出搬送路の固定部に支点部材で回動自在に配置した固定側回動規制部材による簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項18の発明によれば、発生するジャム処理が容易で、固定側の固定排出搬送路の固定部に支点部材で回動自在に配置した固定側回動規制部材の画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される方向に回動して画像形成後処理ユニットを規制する簡単な機構で引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
【0057】
請求項19の発明によれば、発生するジャム処理が更に容易で、簡単な機構で画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項20の発明によれば、発生するジャム処理が更に容易で、簡単な機構で画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項21の発明によれば、発生するジャム処理が更に容易で、簡単な機構で画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項22の発明によれば、発生するジャム処理が更に容易で、簡単な機構で画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットの引き出しの規制と解除が自動的に行なわれ、部品破損等の故障の発生を未然に防止して、安全性も確保できる画像形成後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項23の発明によれば、発生するジャム処理が容易で部品破損等の故障の発生を未然に防止して安全性も確保できる画像形成後処理装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置を説明する説明図。
【図2】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の主要部を説明する斜視図。
【図3】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する拡大図。
【図4】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する拡大図。
【図5】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する斜視図。
【図6】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大斜視図。
【図7】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する拡大斜視図。
【図8】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する斜視図。
【図9】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する斜視図。
【図10】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する説明図。
【図11】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する斜視図。
【図12】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する拡大斜視図。
【図13】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する説明図。
【図14】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の動作を説明する斜視図。
【図15】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の動作を説明する斜視図。
【図16】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する拡大説明図。
【図17】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図。
【図18】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する拡大説明図。
【図19】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の動作を説明する拡大説明図。
【図20】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の動作を説明する拡大説明図。
【図21】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する説明図。
【図22】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の動作を説明する斜視図。
【図23】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する説明図。
【図24】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の状態を説明する説明図。
【図25】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図。
【図26】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図。
【図27】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図。
【図28】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図。
【図29】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図。
【図30】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明するブロック図。
【図31】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部を説明する拡大説明図。
【図32】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図。
【図33】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する拡大説明図。
【図34】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の主要部を説明する拡大説明図。
【図35】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図。
【図36】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する拡大説明図。
【図37】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の主要部を説明する拡大説明図。
【図38】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図。
【図39】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の主要部を説明する拡大説明図。
【図40】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図。
【図41】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置を具備する画像形成装置の概略を説明する説明図。
【図42】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成後処理装置を具備する画像形成装置の概略を説明する説明図。
【図43】本発明の実施の形態例を示す画像形成後処理装置を具備する画像形成装置の主要部を説明する説明図。
【符号の説明】
0 画像形成後処理装置、0a 装置本体、0b 分岐爪、0c 分岐爪、0d 分岐爪、0e 搬送ローラ、0f 搬送ローラ、0g ステイプル排出ローラ、0h 側板、0i 搬送ローラ、0j 上排出ローラ、0k 上排出センサ、0l 搬送ローラ、0m 搬送ローラ、0n ステイプル排出センサ
1 画像形成後処理ユニット、1a ステイプラ処理ユニット、1a 端面綴じステイプラ、1a 中綴じステイプラ、1a 叩きコロ、1a31 支点、1a32 叩きソレノイド(SOL)、1a 放出爪、1a 放出ベルト、1a 放出ベルトHPセンサ、1a 放出モータ、1a 駆動軸、1a91 駆動プーリ、1a10 放出ローラ、1a11 後端フエンス、1a12 ジョガーフエンス、1a121 ジョガーモータ、1a13 ステイプラ移動モータ、1a131 タイミングベルト、1a132 スティプラ移動HPセンサ、1a14 ステー、1a15 被転写体有無センサ、1a16 放出ベルトHPセンサ、1a17 斜めモータ、1b 折り処理ユニット、1b 第1折りローラ、1b11 回転軸、1b111 上回転軸、1b112 下回転軸、1b12 加圧手段、1b13 加圧調整手段、1b14 排出ハンドル、1b15 ガイド、1b 第2折りローラ、1b21 回転軸、1b211 上回転軸、1b212 下回転軸、1b22 加圧手段、1b23 加圧調整手段、1b24 排出ハンドル、1b 折りプレート、1b31 軸、1b32 長穴部、1b33 軸部、1b34 リンクアーム、1b35 長穴部、1b36 支点、1b37 長穴部、1b38 折りプレート駆動カム、1b39 軸部、1b40 折りプレート駆動モータ、1b41 遮蔽版、1b42 折りプレートHPセンサ、1b 被転写体束搬送ローラ上、1b 被転写体束搬送ローラ下、1b 可動後端フェンス、1c 分岐ガイド板、1c 支点、1c 加圧コロ、1c スプリング、1c 束分岐駆動モータ、1c カム、1c カム面、1d 可動ガイド、1d リンクアーム、1d 軸、1d 長穴部、1d スプリング、1d 束分岐ガイドHPセンサ、1d 遮蔽部、1d ガイド面、2 固定排出搬送路、2a 排出ローラ、2b フレーム、2c 溝形状部
3 画像形成後処理ユニット引出手段、3a 引き出し支持部材、3a 上支持レール、3a 下支持レール、3b 開口部
4 回動規制手段、4a 回動規制部材、4a 引き出し側回動規制部材、4a 固定側回動規制部材、4b 支点保持部材、4c 当接部、4d 付勢手段、4d 弾性部材
5 折り部内被転写体検知手段、5a 警告手段
6 穿孔手段、6a 入口センサ、6b 搬送ローラ、6c 搬送ローラ
7 トレイ、7a 上トレイ、7b シフトトレイ、7c 綴じ処理トレイ、7d 折り処理トレイ、7d 収容領域、7d11 搬送ガイド板下、7d12 搬送ガイド板上、7d ロック部材、7d21 ロック部材下、7d22 ロック部材上、7e 下トレイ、7f 収容部
8 被転写体積載装置、8a シフト排出ローラ、8a 駆動ローラ、8a 従動ローラ、8a シフト排出センサ、8b 戻しコロ、8b トレイ上昇リミットスイッチ、8c 被転写体面検知センサ、8c 被転写体面検知レバー、8c11 軸、8c12 接触部、8c13 遮蔽部、8c スティプル用被転写体面検知センサ、8c ノンスティプル用被転写体面検知センサ、8d 昇降機構、8d トレイ昇降モータ、8d 駆動軸、8d 従動軸、8d タイミングベルト、8d 基板、8d51 遮蔽版、8d ウオームギヤ、8d 満杯検知センサ、8d 下限センサ、8e シフト機構、8e シフトモータ、8e シフトカム、8e エンドフエンス、8e31 長穴、8e シフトセンサ、8f 開閉ガイド板、8f 排出ガイド板開閉センサ、8f 排出ガイド板開閉モータ
9 制御手段、9a CPU、9b I/Oインターフェース
20 画像形成装置
21 トナー画像形成手段、21a 中間転写ベルト、21b ベルト形状の像担持体、21c 転写手段、21c 転写ローラ、21c 対向転写ローラ、 21d 転写手段、21d 転写ローラ、21d 対向転写ローラ、21e テンションローラ、21f テンションローラ、21g 帯電器、21h 光書き込みユニット、21i 現像手段、21i ブラック現像装置、21i シアン現像装置、21i マゼンタ現像装置、21i イエロー現像装置、21j 搬送ローラ、21k 定着装置、21l 駆動ローラ、21m クリーニング対向ローラ、21n レジストローラ対、21o 排紙コロ対、21q 操作部、21r 感光体クリーニング装置
22 給紙装置
23 スキャナ
24 ARDF

Claims (23)

  1. 搬入される被転写体に対して画像形成後処理をする画像形成後処理装置において、搬入される被転写体に対して画像形成後に1又は複数の後処理を行なう画像形成後処理ユニットと、上記画像形成後処理ユニットで画像形成後処理をした被転写体又は被転写体束を装置本体に固定されて搬送して排出する固定排出搬送路と、上記固定排出搬送路内の被転写体又は被転写体束の搬送方向に対して直交する方向に上記画像形成後処理ユニットを外部に引き出す画像形成後処理ユニット引出手段と、上記画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される上記画像形成後処理ユニットを搬送される被転写体又は被転写体束で回動して規制する回動規制手段とからなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成後処理装置において、画像形成後処理ユニットは、搬入される複数の被転写体を整合して綴じ合わせ処理をするステイプラ処理ユニットからなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成後処理装置において、画像形成後処理ユニットは、搬入される被転写体の折り処理をする折り処理ユニットからなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成後処理装置において、固定排出搬送路は、折り処理ユニット側の第1折りローラに対向して配置して搬送される被転写体又は被転写体束を更に加圧して折り処理をする第2折りローラと、搬送される被転写体又は被転写体束を排出する排出ローラとからなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成後処理装置において、折り部内被転写体検知手段は、第1折りローラと第2折りローラとの間の被転写体又は被転写体束の有無を検知することを特徴とする画像形成後処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成後処理装置において、折り部内被転写体検知手段は、第1折りローラと第2折りローラとの間の被転写体又は被転写体束を検知して、画像形成後処理ユニットの引き出しの規制状態を警告する警告手段からなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の画像形成後処理装置において、画像形成後処理ユニット引出手段は、画像形成後処理ユニットを装置本体の外部の手前側方向に引き出す引き出し支持部材からなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成後処理装置において、引き出し支持部材は、画像形成後処理ユニットのステイプラ処理ユニットと折り処理ユニットを一体的に装置本体の外部の手前側方向に引き出すことを特徴とする画像形成後処理装置。
  9. 請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の画像形成後処理装置において、回動規制手段は、搬送される被転写体又は被転写体束の当接で回動して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制する回動規制部材と、上記回動規制部材を回動自在に保持する支点保持部材と、上記支点保持部材を支点として回動して搬送される被転写体又は被転写体束に当接する上記回動規制部材と一体の当接部を固定排出搬送路又は被転写体の搬送路内に回動する付勢力を付与する付勢手段とからなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、画像形成後処理ユニットの第1折りローラから固定排出搬送路に配置された第2折りローラに被転写体又は被転写体束を搬送中に画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制することを特徴とする画像形成後処理装置。
  11. 請求項9又は10に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、搬送される被転写体又は被転写体束の後端部が画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを通過することによって、上記画像形成後処理ユニットの引き出しの規制を解除することを特徴とする画像形成後処理装置。
  12. 請求項9、10又は11に記載の画像形成後処理装置において、付勢手段は、弾性部材により当接部に付勢力を付与することを特徴とする画像形成後処理装置。
  13. 請求項9、10又は11に記載の画像形成後処理装置において、付勢手段は、重力により当接部に付勢力を付与することを特徴とする画像形成後処理装置。
  14. 請求項9、10、11、12又は13に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、引き出し側の画像形成後処理ユニットに支点部材で回動自在に配置した引き出し側回動規制部材であることを特徴とする画像形成後処理装置。
  15. 請求項14に記載の画像形成後処理装置において、引き出し側回動規制部材は、固定排出搬送路側のフレームに係止して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制することを特徴とする画像形成後処理装置。
  16. 請求項14に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、固定排出搬送路側の固定部に形成された溝形状部に係止して画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される画像形成後処理ユニットを規制することを特徴とする画像形成後処理装置。
  17. 請求項9、10、11、12又は13に記載の画像形成後処理装置において、回動規制部材は、固定側の固定排出搬送路の固定部に支点部材で回動自在に配置した固定側回動規制部材であることを特徴とする画像形成後処理装置。
  18. 請求項17に記載の画像形成後処理装置において、固定側回動規制部材は、画像形成後処理ユニット引出手段で引き出される方向に回動して画像形成後処理ユニットを規制することを特徴とする画像形成後処理装置。
  19. 請求項10、11、12、13、14、15、16、17又は18に記載の画像形成後処理装置において、第1折りローラは、回転軸を加圧する加圧手段と、上記加圧手段の加圧力を解除又は調整する加圧調整手段からなることを特徴とする画像形成後処理装置。
  20. 請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18又は19に記載の画像形成後処理装置において、第1折りローラは、回転軸を回動して搬送された被転写体又は被転写体束を排出する排出ハンドルを備えることを特徴とする画像形成後処理装置。
  21. 請求項10乃至20の何れか一項に記載の画像形成後処理装置において、第2折りローラは、回転軸を加圧する加圧手段と、上記加圧手段の加圧力を解除又は調整する加圧調整手段を備えることを特徴とする画像形成後処理装置。
  22. 請求項10乃至21の何れか一項に記載の画像形成後処理装置において、第2折りローラは、回転軸を回動して搬送された被転写体又は被転写体束を排出する排出ハンドルを備えることを特徴とする画像形成後処理装置。
  23. 電子写真方法でトナー画像を形成する画像形成装置において、被転写体にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、上記トナー画像形成手段から排出して搬入された被転写体又は被転写体束を綴じ止め等の画像形成後の処理をする上記請求項1乃至22の何れか一項に記載の画像形成後処理装置とからなることを特徴とする画像形成装置。
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