JP2004043815A - 硬化性シリコーンレジン組成物およびその硬化物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (A)一分子中に少なくとも2個のアルケニル基を含有するフェニルシリコーンレジン、(B)環状オルガノハイドロジェンシロキサンまたは式:(CH3)2HSiO1/2で示されるシロキサン単位を含有するシリコーンレジン、 (C)ヒドロシリル化反応用触媒、(D)ヒドロシリル化反応抑制剤からなることを特徴とする硬化性シリコーンレジン組成物および該組成物を硬化してなる硬化物。
【選択図】 なし
Description
すなわち、本発明の目的は、表面タックのない透明な硬化物を形成する硬化性シリコーンレジン組成物およびその硬化物に関する。
{式中、R1はアルキル基、アルケニル基またはフェニル基であり、0≦a≦3である。x>0、y>0であり、かつ、(x+y)=1である。}で表され、一分子中に少なくとも2個のアルケニル基を含有するシリコーンレジン、
(B)一般式:
平均単位式:[(CH3)2HSiO1/2]p(C6H5SiO3/2)q[(CH3) C6H5SiO2/2]r(SiO4/2)s
{式中、p>0であり、q,rおよびsは0以上の数であるが、qかsの少なくともどちらか一方は0を越える数である。(q+r+s)>0であり、(p+q+r+s)=1である。}で表されるシリコーンレジン
(A)成分中のアルケニル基に対して、ケイ素原子結合水素原子のモル比が0.5〜5となる量、
(C)ヒドロシリル化反応用触媒
および
(D)ヒドロシリル化反応抑制剤
からなることを特徴とする硬化性シリコーンレジン組成物および該組成物を硬化してなる硬化物に関する。
(A)成分は本発明組成物の主剤であり、上記の平均単位式で表される。上式中、R1はアルキル基、アルケニル基またはフェニル基である。アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が挙げられ、特に、メチル基が好ましい。アルケニル基としては炭素原子数12以下のものが好ましく、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基が挙げられる。これらの中でも、ビニル基、ブテニル基、ヘキセニル基が好ましく、特に、ブテニル基やヘキセニル基等の炭素原子数4以上のアルケニル基がより好ましく、ヘキセニル基がもっとも好ましい。これらのアルケニル基は一分子中に少なくとも2個存在し、3個以上が好ましい。一種類のアルケニル基でもよく、また、二種類以上のアルケニル基でもよい。0≦a≦3である。xは0を越える数であり、0.2〜0.9であることが好ましく、0.4〜0.9がより好ましい。yは0を越える数であり、0.1〜0.8であることが好ましく、0.1〜0.6がより好ましい。尚、xとyの合計は1である。このシリコーンレジンの数平均分子量は800〜80000の範囲であることが好ましく、1000〜20000の範囲がより好ましい。このような(A)成分は、一種類のシリコーンレジンでもよく、また、二種類以上のシリコーンレジンからなる混合物でもよい。25℃における性状は、液状もしくは固体状のいずれであってもよい。固体状の場合には、有機溶剤を用いることにより、他の成分と均一に混合することができる。
(C6H5SiO3/2)x[(CH3)2SiO2/2]z[(CH2=CH)CH3SiO2/2]w
(C6H5SiO3/2)x[(CH3)2SiO2/2]z[(CH2=CHC4H8)CH3SiO2/2]w
(C6H5SiO3/2)x[(CH2=CH) CH3SiO2/2]z
(C6H5SiO3/2)x[(CH2=CHC4H8)CH3SiO2/2]z
(C6H5SiO3/2)x(CH3SiO3/2)z[(CH2=CH)CH3SiO2/2]w
(C6H5SiO3/2)x(CH3SiO3/2)z[(CH2=CHC4H8)CH3SiO2/2]w
上記一般式で表される環状シロキサン中、R2はアルキル基またはフェニル基である。アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が挙げられるが、炭素原子数が2以上のものが好ましく、特にエチル基が好ましい。mおよびnはそれぞれ2以上の数である。(m+n)は4〜20の数であることが好ましく、4〜10がより好ましい。このような環状シロキサンは常圧での沸点が150℃以上であることが好ましい。また、一種類の環状シロキサンでもよく、二種類以上からなる環状シロキサンの混合物であってもよい。このような環状シロキサンは工業上入手可能である。
[(CH3)2HSiO1/2]p(SiO4/2)b
[(CH3)2HSiO1/2]p(C6H5SiO3/2)c
[(CH3)2HSiO1/2]p[(CH3)C6H5SiO2/2]d(SiO4/2)e
このような(B)成分のシリコーンレジンは、例えば、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、ジメチルクロロシラン、ジメチルアルコキシシラン等の有機ケイ素化合物と特定濃度の塩酸水溶液との混合系にアルキルシリケートを滴下することにより製造することができる。このとき、アルキルシリケートの滴下量によってシリコーンレジンの平均分子量を自由に制御して、任意の分子量を有する(B)成分を得ることができる。
本発明の硬化物は、上記の硬化性シリコーンレジン組成物を硬化することにより得られる。硬化するための温度は限定されず、例えば、30〜350℃の比較的低温で十分である。また、この硬化物は、JIS K 6249に規定される方法に従ってタイプAデュロメータにより測定した硬度が30以上であることが好ましく、50以上であることがより好ましい。本発明の硬化物は基材上に密着もしくは接着した状態で使用でき、また、シート、フィルム等に成形した状態で使用することもできる。基材としては、例えば、シリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム等のゴム;アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、PPS樹脂等のプラスチック;ガラス、セラミック、金属が挙げられる。硬化物の厚さは限定されず、例えば、厚さ5mm以上にしても表面にクラックが発生せず、また、厚さ5mm未満の薄膜にしても十分な機械的強度を有するという特徴を有する。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。実施例中、粘度は25℃における値であり、EMD回転粘度計[東京計器製]により測定した。また、屈折率は屈折率計[エルマ社製]により25℃における値を測定し、透過率は分光光度計[島津製作所製;UV-265FW]により10mmセルの450nmにおける透過率を測定した。硬化物の硬度は、JIS K 6249に規定される方法に従って、タイプAデュロメータにより測定した。
攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロートを備えた10リットルフラスコに、トルエン2843.2g、2-プロパノール(IPA)598.2g、イオン交換水(以下、水と略す)977.5g(54.2mol)を投入して攪拌した。次いでフラスコを氷水で冷却して、フェニルトリクロロシラン2701.5g(12.8mol)、ジメチルジクロロシラン134.9g(1.04mol)、ヘキセニルメチルジクロロシラン681.2g(3.45mol)、トルエン623.3gの混合物を50g/minで滴下した。滴下終了後、マントルヒーターでフラスコを加熱して、80℃で1時間還流した。これを室温まで冷却後、分液により水層を除去して、水3kgを入れて10分間攪拌し、さらに分液し水層を除去した。この操作を3回繰り返した。次いでこれに、7.4重量%炭酸水素ナトリウム水溶液1.08kgの混合物を加え、85〜87℃で1時間還流した。室温まで冷却後分液して水層を除去した後、有機層を減圧ろ過した(ろ紙:アドバンテック東洋製GC-90)。得られたろ液を、攪拌機、還流冷却管、Dean-Stark管、温度計をセットした10リットルフラスコに投入して、46.8重量%水酸化カリウム水溶液14.1gを加え、還流温度88〜115℃で加熱して共沸脱水した。反応溶液から3gを抜き取ってアルミ皿に入れて5分間放置した後、150℃のオーブン中で30分間加熱して不揮発分を測定した。不揮発分は41.2%であったので、50%になるまで115〜122℃で加熱してトルエンを1146g除去した。次いで、122℃で3時間攪拌した後100℃まで冷却し、酢酸7.9gを加えて中和した。中和後、90〜100℃で1時間攪拌して室温まで冷却し、ろ紙(アドバンテック東洋製;GC-90)を用いてろ過することにより酢酸カリウムを除去した。得られたろ液を、蒸留装置を備えた10リットルセパラブルフラスコに投入して、100℃/30mmHg〜150℃/7mmHgの条件下にトルエンおよび酢酸を減圧留去して、下記平均単位式で表わされるシリコーンレジン2125gを得た(収率95.9%)。このシリコーンレジンの数平均分子量は2300であった。
(C6H5SiO3/2)0.74[(CH3)2SiO2/2]0.06[(CH2=CHC4H8)CH3SiO2/2]0.20
攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロートを備えた5リットルフラスコに、トルエン1004.1g、IPA166.0g、水363.6g(20.2mol)を投入して攪拌した。次いでフラスコを氷水で冷却して、フェニルトリクロロシラン740.4g(3.50mol)、ジメチルジクロロシラン271.1g(2.10mol)、ヘキセニルメチルジクロロシラン275.7g(1.40mol)、トルエン425.0gの混合物を10g/minで滴下した。滴下終了後、マントルヒーターでフラスコを加熱して、80℃で1時間還流した。これを室温まで冷却してから分液により水層を除去した後、水2kgを入れて10分間攪拌してさらに分液により水層を除去した。この操作を3回繰り返した。次いで、5.6重量%炭酸水素ナトリウム水溶液529gの混合物を加えて、80〜83℃で1時間還流した。室温まで冷却後分液して水層を除去した後、有機層をろ紙(アドバンテック東洋製;GC-90)により減圧ろ過した。得られたろ液を、攪拌機、還流冷却管、Dean-Stark管、温度計をセットした5リットルフラスコに投入して、14.1重量%水酸化カリウム水溶液18.6gを加えて、還流温度83〜110℃で加熱し共沸脱水した。反応溶液から3gを抜き取ってアルミ皿に入れて5分間放置した後、150℃のオーブンで30分間加熱して、不揮発分を測定した。不揮発分は33.0%であったので、50%になるまで115〜122℃で加熱してトルエンを780g除去した。次いで122℃で3時間攪拌した後100℃まで冷却して、酢酸3.1gを加えて中和した。中和後、90〜100℃で1時間攪拌してから室温まで冷却して、ろ紙(アドバンテック東洋製;GC-90)を用いてろ過することにより酢酸カリウムを除去した。このろ液を2リットルセパラブルフラスコに投入して、真空エバポレーターにて100℃/30mmHg〜150℃/7mmHgの条件下にトルエンおよび酢酸を減圧留去して、下記平均単位式で表わされるシリコーンレジン751.0gを得た(収率93.2%)。このシリコーンレジンの数平均分子量は1300であった。
(C6H5SiO3/2)0.50[(CH3)2SiO2/2]0.30[(CH2=CHC4H8)CH3SiO2/2]0.20
攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロートを備えた5リットルフラスコに、トルエン1005.2g、IPA 240.4g、水344.2g(19.1mol)を投入して攪拌した。次いでフラスコを氷水で冷却しながら、フェニルトリクロロシラン735.2g(3.47mol)、ジメチルジクロロシラン358.9g(2.78mol)、ヘキセニルメチルジクロロシラン136.9g(0.694mol)、トルエン401.8gの混合物を10g/minで滴下した。滴下終了後、マントルヒーターでフラスコを加熱し、80℃で1時間還流した。これを室温まで冷却してから分液により水層を除去した後、水2kgを入れ10分間攪拌してさらに分液して水層を除去した。この操作を3回繰り返した。次いで、5.5重量%炭酸水素ナトリウム水溶液529gの混合物を加えて、80〜83℃で1時間還流した。室温まで冷却後分液して水層を除去した後、有機層をろ紙(アドバンテック東洋製;GC-90)を用いて減圧ろ過した。このろ液を、攪拌機、還流冷却管、Dean-Stark管、温度計をセットした5リットルフラスコに投入した後、41.8重量%水酸化カリウム水溶液5.5gを加えて、還流温度84〜110℃で加熱し共沸脱水した。反応溶液から3gを抜き取ってアルミ皿に入れて5分間放置した後、150℃のオーブン中で30分間加熱して不揮発分を測定した。不揮発分は34.8%であったので、50%になるまで115〜122℃で加熱してトルエンを655g除去した。次いで、122℃で3時間攪拌後100℃まで冷却して、酢酸2.7gを加え中和した。中和後、90〜100℃で1時間攪拌後室温まで冷却して、ろ紙(アドバンテック東洋製;GC-90)を用いてろ過することにより酢酸カリウムを除去した。得られたろ液を2リットルセパラブルフラスコに投入し、真空エバポレーターにて100℃/30mmHg〜150℃/7mmHgの条件下にトルエンおよび酢酸を減圧留去して、下記平均単位式で表わされるシリコーンレジン706.7gを得た(収率94.0%)。このシリコーンレジンの数平均分子量は1700であった。
(C6H5SiO3/2)0.50[(CH3)2SiO2/2]0.40[(CH2=CHC4H8)CH3SiO2/2]0.10
攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロートを備えた2リットルフラスコに、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン268g(2.00mol)、水134g(7.44mol)を入れて攪拌した後、氷水で15℃まで冷却した。次いで、濃塩酸90gをゆっくり滴下して滴下終了後、メタノール11gを加えた。さらに20℃の温度条件下でテトラメトキシシラン335g(2.20mol)をゆっくり滴下した。滴下終了後、水280gを加えて5分間攪拌後、5分間静置した。ここで生成した低分子ポリマー層(a)を分液により除去して三角フラスコにとっておいた。一方、低分子ポリマー層(a)を除去した反応溶液に、n−ヘキサン280gを加えて10分間攪拌後、5分間静置した。分液により水層を除去した後、先ほど除去した低分子ポリマー層(a)と水280gを加えて5分間攪拌後、5分間静置した。さらに分液により水層を除去後、n−ヘキサンを蒸留により留去して、下記平均単位式で示されるシリコーンレジン394gを得た(収率95.1%)。このシリコーンレジンの数平均分子量は1000であった。
[(CH3)2HSiO1/2]0.62(SiO4/2)0.38
得られた硬化性シリコーンレジン組成物の粘度、屈折率および透過率を測定した。また、この組成物を150℃、15分、10Mpaの圧力でプレスキュアして得た硬化物の硬度を測定した。これらの結果を表1に示した。また、得られた組成物をアルミ皿に入れて、150℃のオーブンで30分間加熱して透明な硬化物を得た。この硬化物の表面を指触により測定したところ、べたつきは全く認められず、表面タックのない硬化物であることが判明した。また、得られた組成物をガラス板に塗工して150℃のオーブンで30分間加熱したところ、得られた硬化皮膜はガラス板と強固に密着していた。
得られた硬化性シリコーンレジン組成物の粘度、屈折率および透過率を測定した。また、この組成物を150℃、15分、10Mpaの圧力でプレスキュアして得た硬化物の硬度を測定した。これらの結果を表1に示した。また、得られた組成物をアルミ皿に入れて、150℃のオーブンで30分間加熱して透明な硬化物を得た。この硬化物の表面を指触により測定したところ、べたつきは全く認められず、表面タックのない硬化物であることが判明した。また、得られた組成物をガラス板に塗工して150℃のオーブンで30分間加熱したところ、得られた硬化皮膜はガラス板と強固に密着していた。
得られた硬化性シリコーンレジン組成物の粘度、屈折率および透過率を測定した。また、この組成物を150℃、15分、10Mpaの圧力でプレスキュアして得た硬化物の硬度を測定した。これらの結果を表1に示した。また、得られた組成物をアルミ皿に入れて、150℃のオーブンで30分間加熱して透明な硬化物を得た。この硬化物の表面を指触により測定したところ、べたつきは全く認められず、表面タックのない硬化物であることが判明した。また、得られた組成物をガラス板に塗工して150℃のオーブンで30分間加熱したところ、得られた硬化皮膜はガラス板と強固に密着していた。
得られた硬化性シリコーンレジン組成物の粘度、屈折率および透過率を測定した。また、この組成物を150℃、15分、10Mpaの圧力でプレスキュアして得た硬化物の硬度を測定した。これらの結果を表1に示した。また、得られた組成物をアルミ皿に入れて、150℃のオーブンで30分間加熱して透明な硬化物を得た。この硬化物の表面を指触により測定したところ、べたつきは全く認められず、表面タックのない硬化物であることが判明した。
常圧下60℃で、参考例2で得られたシリコーンレジン656g、式:
得られた組成物をアルミ皿に入れて、150℃のオーブンで30分間加熱して硬化物を得た。この硬化物の表面を指触により測定したところ、べたつきが認められ、表面タック性が不十分であることが判明した。
Claims (8)
- (A)平均単位式:(C6H5SiO3/2)x[R1 aSiO(4-a)/2]y
{式中、R1はアルキル基、アルケニル基またはフェニル基であり、0≦a≦3である。x>0、y>0であり、かつ、(x+y)=1である。}で表され、一分子中に少なくとも2個のアルケニル基を含有するシリコーンレジン、
(B)一般式:
平均単位式:[(CH3)2HSiO1/2]p(C6H5SiO3/2)q[(CH3) C6H5SiO2/2]r(SiO4/2)s
{式中、p>0であり、q,rおよびsは0以上の数であるが、qかsの少なくともどちらか一方は0を越える数である。(q+r+s)>0であり、(p+q+r+s)=1である。}で表されるシリコーンレジン
(A)成分中のアルケニル基に対して、ケイ素原子結合水素原子のモル比が0.5〜5となる量、
(C)ヒドロシリル化反応用触媒
および
(D)ヒドロシリル化反応抑制剤
からなることを特徴とする硬化性シリコーンレジン組成物。 - (A)成分中のアルケニル基が炭素原子数4以上のアルケニル基であることを特徴とする、請求項1に記載の硬化性シリコーンレジン組成物。
- 炭素原子数4以上のアルケニル基がヘキセニル基であることを特徴とする、請求項2に記載の硬化性シリコーンレジン組成物。
- (B)成分中のR2が炭素原子数2以上のアルキル基であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の硬化性シリコーンレジン組成物。
- 炭素原子数2以上のアルキル基がエチル基であることを特徴とする、請求項4に記載の硬化性シリコーンレジン組成物。
- (C)ヒドロシリル化反応用触媒を触媒量含有し、(D)ヒドロシリル化反応抑制剤を(A)成分100重量部に対して0.0001〜10重量部含有することを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の硬化性シリコーンレジン組成物。
- さらに(E)接着付与剤を(A)成分100重量部に対して0.1〜50重量部含有することを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の硬化性シリコーンレジン組成物。
- 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の硬化性シリコーンレジン組成物を硬化してなる硬化物。
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