JP2007182549A - シリコーン組成物及びその硬化物 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】(A)R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位からなり(R1、R2、R3はメチル基、エチル基、プロピル基、シクロヘキシル基又はフェニル基、R4はビニル基又はアリル基を示し、aは0,1又は2、bは1又は2、a+bは2又は3)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個であるレジン構造のオルガノポリシロキサン、
(B)R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 cdSiO(4-c-d)/2単位からなり(cは0,1又は2、dは1又は2、c+dは2又は3)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個であるレジン構造のオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)白金族系触媒
を含有してなるシリコーン組成物。
【効果】本発明によれば、硬質レジンでありながら可撓性に優れ、表面のタックが少ない硬化物を形成し、従来の成型装置でも容易に成型可能な付加硬化型シリコーン組成物が得られる。
【選択図】なし

Description

本発明は、付加硬化型のシリコーン組成物に関するものであり、特に表面タック性に優れ、かつ強度特性が良好な硬化物を与えるシリコーン組成物及びその硬化物に関する。
シリコーンゴム組成物は、耐候性、耐熱性等の特性や、硬度、伸び等のゴム的性質に優れた硬化物を形成することから種々の用途に使用されているが、表面にタック性があり、電気電子部品のコート剤等では埃の付着が問題となっていた。
また、これを解決したシリコーンワニスでは、クラックの発生が起こり、問題となっていた。このため、電気電子部品等のパッケージにおいて、硬化物表面に埃の付着がなく、かつ耐クラック性、耐衝撃性に優れた硬化物を形成し得るようなシリコーン組成物が望まれている。また、従来の成型装置で硬化し得る常温で固体もしくは半固体の性状の組成物が要求されている。
なお、本発明に関連する従来技術としては、下記の文献が挙げられる。
特開2005−76003号公報 特開2004−339482号公報
一般に、付加硬化型のシリコーンゴム組成物においては、レジン状のオルガノポリシロキサンを配合することにより、硬化物の強度を向上させ得ることが従来から知られている。しかしながら、レジン状のオルガノポリシロキサンにより、硬化物の強度を高めた時でも、表面にタックが残り、埃の付着の問題があった。また、硬質レジンでは耐衝撃性が不十分であり、特に熱衝撃試験でのクラック発生が大きな課題であった。
本発明の目的は、硬質レジンでありながら可撓性に優れ、表面のタックが少ない硬化物を形成し、かつ従来の成型装置、例えばトランスファーモールド、コンプレッションモールド、インジェクションモールド等の成型装置でも容易に成型可能な付加硬化型シリコーン組成物及びその硬化物を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討を行った結果、アルケニル基含有オルガノポリシロキサンとして、(A)R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位からなり(但し、R1、R2、R3はメチル基、エチル基、プロピル基、シクロヘキシル基又はフェニル基、R4はビニル基又はアリル基を示し、aは0,1又は2、bは1又は2で、a+bは2又は3である)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個であるレジン構造のオルガノポリシロキサンを用いると共に、オルガノハイドロジェンポリシロキサンとして、(B)R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 cdSiO(4-c-d)/2単位からなり(但し、R1、R2、R3は上記の通りであり、cは0,1又は2、dは1又は2で、c+dは2又は3である)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個であるレジン構造のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを用いた付加硬化型シリコーン組成物が、硬質レジンでありながら可撓性に優れ、表面のタックが少ない硬化物を形成し、かつ従来の成型装置でも容易に成型可能であることを知見し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は下記シリコーン組成物及びその硬化物を提供する。
[1](A)上記(A)成分、
(B)上記(B)成分:(A)成分中のビニル基又はアリル基に対する(B)成分中のケイ素原子に結合した水素原子がモル比で0.1〜4.0となる量、
(C)白金族系触媒:硬化有効量
を含有してなるシリコーン組成物。
[2]常温(例えば25℃)で固体状である[1]記載のシリコーン組成物。
[3](A)成分及び/又は(B)成分がシラノール基を含有するものである[1]又は[2]記載のシリコーン組成物。
[4][1]、[2]又は[3]記載のシリコーン組成物を硬化してなる硬化物。
本発明によれば、硬質レジンでありながら可撓性に優れ、表面のタックが少ない硬化物を形成し、かつ従来の成型装置でも容易に成型可能な付加硬化型シリコーン組成物が得られる。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
(A)レジン構造のオルガノポリシロキサン
本発明組成物の重要な構成成分であるレジン構造(即ち、三次元網状構造)のオルガノポリシロキサンは、R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位からなり(但し、R1、R2、R3はメチル基、エチル基、プロピル基、シクロヘキシル基又はフェニル基、R4はビニル基又はアリル基を示し、aは0,1又は2、bは1又は2で、a+bは2又は3である)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個、好ましくは15〜200個、更に好ましくは20〜100個であるレジン構造(即ち、三次元網状構造)のオルガノポリシロキサンである。なお、R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個とは、即ち(A)成分中に存在するR2 2SiO単位全体の50モル%以上(50〜100モル%)、特には80モル%以上(80〜100モル%)が、分子中で
Figure 2007182549

構造(但し、mは10〜300の整数)の直鎖状ジオルガノポリシロキサン連鎖を形成して存在しているものであることを意味する。
ここで、R2 2SiO単位は鎖状のポリマーを形成し、これにR1SiO1.5単位を導入することによって、鎖状のポリマーを分岐化或いは網状化させることができる。R3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位の中のR4(ビニル基又はアリル基)は、後述する(B)成分のR3 cdSiO(4-c-d)/2単位のケイ素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)とヒドロシリル化付加反応することにより硬化物を形成する。
(A)成分を構成するR1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、R3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位のモル比はそれぞれ90〜24:75〜9:50〜1、特に70〜28:70〜20:10〜2が硬化物特性の点から好ましい。
また、この(A)成分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によるポリスチレン換算重量平均分子量は3,000〜1,000,000、特に10,000〜100,000の範囲にある固体もしくは半固体状のものが作業性、硬化性などから好適である。
このようなレジン構造のオルガノポリシロキサンは、各単位の原料となる化合物を、上記モル比となるように組み合わせ、例えば酸の存在下で共加水分解縮合を行うことによって合成することができる。
ここで、R1SiO1.5単位の原料としては、MeSiCl3、EtSiCl3、PhSiCl3(Meはメチル基、Etはエチル基、Phはフェニル基を示す。以下同様。)、プロピルトリクロロシラン、シクロヘキシルトリクロロシランや、それぞれのクロロシランに対応するメトキシシランなどのアルコキシシラン等が例示できる。
2 2SiO単位の原料としては、
ClMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2Cl、
ClMe2SiO(Me2SiO)m(PhMeSiO)nSiMe2Cl、
ClMe2SiO(Me2SiO)m(Ph2SiO)nSiMe2Cl、
HOMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2OH、
HOMe2SiO(Me2SiO)m(PhMeSiO)nSiMe2OH、
HOMe2SiO(Me2SiO)m(Ph2SiO)nSiMe2OH、
MeOMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2OMe、
MeOMe2SiO(Me2SiO)m(PhMeSiO)nSiMe2OMe、
MeOMe2SiO(Me2SiO)m(Ph2SiO)nSiMe2OMe
(但し、m=5〜150の整数、n=10〜300の整数)
等を例示することができる。
また、R3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位は、R34SiO単位、R3 24SiO0.5単位、R4 2SiO単位、R34 2SiO0.5単位から選ばれる1種又は2種以上のシロキサン単位の任意の組み合わせであることを示し、その原料としては、Me2ViSiCl、MeViSiCl2、Ph2ViSiCl(Viはビニル基を示す。以下同様。)、PhViSiCl2や、それぞれのクロロシランに対応するメトキシシランなどのアルコキシシラン等を例示することができる。
なお、(A)成分において、R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位及び/又はR3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位中に共加水分解並びに縮合反応の途中で副生するシラノール基を、通常、全シロキサン単位に対して10モル%以下(0〜10モル%)、好ましくは5モル%以下(0〜5モル%)程度含有するものであってもよい。上記各シロキサン単位に対応するシラノール基含有シロキサン単位としては、R1(HO)SiO単位、R1(HO)2SiO0.5単位、R2 2(HO)SiO0.5単位、R3 a4 b(HO)SiO(3-a-b)/2単位、R3 a4 b(HO)2SiO(2-a-b)/2単位が挙げられる。
(B)レジン構造のオルガノハイドロジェンポリシロキサン
同様に本発明組成物の重要な構成成分であるレジン構造(即ち、三次元網状構造)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 cdSiO(4-c-d)/2単位からなり(但し、R1、R2、R3は上記の通りであり、cは0,1又は2、dは1又は2で、c+dは2又は3である)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個、好ましくは15〜200個、更に好ましくは20〜100個であるレジン構造(即ち、三次元網状構造)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンである。なお、R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個とは、即ち(B)成分中に存在するR2 2SiO単位全体の50モル%以上(50〜100モル%)、特には80モル%以上(80〜100モル%)が、分子中で
Figure 2007182549

構造(但し、mは10〜300の整数)の直鎖状ジオルガノポリシロキサン連鎖を形成して存在しているものであることを意味する。
この場合、R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 cdSiO(4-c-d)/2単位のそれぞれの機能は既に述べた通りである。
ここで、R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、R3 cdSiO(4-c-d)/2単位のモル比はそれぞれ90〜24:75〜9:50〜1、特に70〜28:70〜20:10〜2が硬化物特性の点から好ましい。
また、この(B)成分のGPCによるポリスチレン換算重量平均分子量は3,000〜1,000,000、特に10,000〜100,000の範囲にあるものが作業性、硬化物特性などの点から好適である。
このようなレジン構造のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、各単位の原料となる化合物を、上記モル比となるように組み合わせ、共加水分解を行うことによって合成することができる。
ここで、R1SiO1.5単位の原料としては、MeSiCl3、EtSiCl3、PhSiCl3、プロピルトリクロロシラン、シクロヘキシルトリクロロシランや、それぞれのクロロシランに対応するメトキシシランなどのアルコキシシラン等が例示できる。
2 2SiO単位の原料としては、
ClMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2Cl、
ClMe2SiO(Me2SiO)m(PhMeSiO)nSiMe2Cl、
ClMe2SiO(Me2SiO)m(Ph2SiO)nSiMe2Cl、
HOMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2OH、
HOMe2SiO(Me2SiO)m(PhMeSiO)nSiMe2OH、
HOMe2SiO(Me2SiO)m(Ph2SiO)nSiMe2OH、
MeOMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2OMe、
MeOMe2SiO(Me2SiO)m(PhMeSiO)nSiMe2OMe、
MeOMe2SiO(Me2SiO)m(Ph2SiO)nSiMe2OMe
(但し、m=5〜150の整数、n=10〜300の整数)
等を例示することができる。
また、R3 cdSiO(4-c-d)/2単位は、R3HSiO単位、R3 2HSiO0.5単位、H2SiO単位、R32SiO0.5単位から選ばれる1種又は2種以上のシロキサン単位の任意の組み合わせであることを示し、その原料としては、Me2HSiCl、MeHSiCl2、Ph2HSiCl、PhHSiCl2や、それぞれのクロロシランに対応するメトキシシランなどのアルコキシシラン等を例示することができる。上記各シロキサン単位に対応するシラノール基含有シロキサン単位としては、R1(HO)SiO単位、R1(HO)2SiO0.5単位、R2 2(HO)SiO0.5単位、R3 cd(HO)SiO(3-c-d)/2単位、R3 cd(HO)2SiO(2-c-d)/2単位が挙げられる。
このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの配合量は、(A)成分中のビニル基及びアリル基の合計量に対する(B)成分中のケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)がモル比で0.1〜4.0となる量、特に好ましくは0.5〜3.0、更に好ましくは0.8〜2.0となる量であることが好ましい。0.1未満では硬化反応が進行せず、シリコーン硬化物を得ることが困難であり、4.0を超えると未反応のSiH基が硬化物中に多量に残存するため、物性が経時的に変化する原因となる。
なお、(B)成分において、R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位及び/又はR3 cdSiO(4-c-d)/2単位中に、共加水分解並びに縮合反応の途中で副生するシラノール基を、通常全シロキサン単位に対して10モル%以下(0〜10モル%)、好ましくは5モル%以下(0〜5モル%)程度含有するものであってもよい。
(C)白金族金属系触媒
この触媒成分は、本発明の組成物の付加硬化反応を生じさせるために配合されるものであり、白金系、パラジウム系、ロジウム系のものがあるが、コスト等の見地から白金、白金黒、塩化白金酸などの白金系のもの、例えば、H2PtCl6・mH2O,K2PtCl6,KHPtCl6・mH2O,K2PtCl4,K2PtCl4・mH2O,PtO2・mH2O,40PtCl440・mH240O,PtCl240,H240PtCl440・mH2O(mは、正の整数)等や、これらと、オレフィン等の炭化水素、アルコール又はビニル基含有オルガノポリシロキサンとの錯体等を例示することができ、これらは単独でも、2種以上の組み合わせでも使用することができる。これらの触媒成分の配合量は、所謂触媒量でよく、通常、前記(A)、(B)成分の合計量に対して白金族金属の重量換算で0.1〜500ppm、特に好ましくは0.5〜100ppmの範囲で使用される。
その他の配合剤
本発明の組成物には、上述した(A)〜(C)成分以外にも、必要に応じて、それ自体公知の各種の添加剤を配合することができる。例えば、ヒュームドシリカ、ヒュームド二酸化チタン等の補強性無機充填剤、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、二酸化チタン、酸化第二鉄、カーボンブラック、酸化亜鉛等の非補強性無機充填剤を、(A)、(B)成分の合計量100質量部当り600質量部以下(0〜600質量部)の範囲で適宜配合することができる。
また、本発明の組成物には、接着性を付与するため、一分子中にケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)、ケイ素原子に結合したアルケニル基(例えばSi−CH=CH2基)、アルコキシシリル基(例えばトリメトキシシリル基)、エポキシ基(例えばグリシドキシプロピル基、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル基)から選ばれる官能性基を少なくとも2種、好ましくは2又は3種含有する直鎖状又は環状のケイ素原子数4〜50個、好ましくは4〜20個程度のオルガノシロキサンオリゴマーや、下記一般式(1)で示されるオルガノオキシシリル変性イソシアヌレート化合物及び/又はその加水分解縮合物(オルガノシロキサン変性イソシアヌレート化合物)などの接着助剤を任意成分として必要に応じて配合することができる。
Figure 2007182549

(式中、R6は、下記式(2)
Figure 2007182549

で表される有機基又は脂肪族不飽和結合を含有する一価炭化水素基であるが、少なくとも1個は式(2)の有機基であり、R7は水素原子又は炭素数1〜6の一価炭化水素基、sは1〜6、特に1〜4の整数である。)
この場合、R6の脂肪族不飽和結合を含有する一価炭化水素基としては、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基等の炭素数2〜8、特に2〜6のアルケニル基などが挙げられる。また、R7の一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基等の上記R6として例示したものと同様のアルケニル基、フェニル基等のアリール基などの炭素数1〜8、特に1〜6の一価炭化水素基が挙げられ、好ましくはアルキル基である。
接着助剤として下記式に示される化合物が例示される。
Figure 2007182549

(式中、g,hはそれぞれg+hが2〜50、好ましくは4〜20を満足する正の整数である。)
Figure 2007182549
Figure 2007182549
Figure 2007182549
このような有機ケイ素化合物の内、得られる硬化物の接着性が特に優れている化合物としては、一分子中にケイ素原子結合アルコキシ基とアルケニル基もしくはケイ素原子結合水素原子(SiH基)を有する有機ケイ素化合物である。
本発明において、接着助剤(任意成分)の配合量は、(A)成分100質量部に対して、通常10質量部以下(即ち、0〜10質量部)、好ましくは0.1〜8質量部、より好ましくは0.2〜5質量部程度配合することができる。配合量が少なすぎると接着性に劣る場合があり、多すぎると硬化物の硬度や表面タック性に悪影響を及ぼす場合がある。
本発明のシリコーン組成物は、上述した各成分を均一に混合することによって調製されるが、通常は、硬化が進行しないように2液に分けて保存され、使用時に2液を混合して硬化を行う。勿論、アセチレンアルコール等の硬化抑制剤を少量添加して1液として用いることもできる。この組成物は、必要により加熱することにより直ちに硬化して、高い硬度と表面タックのない可撓性硬化物を形成し、電気電子部品等の保護コート剤や、ポッティング、キャスティング、モールド剤等をはじめシリコーンゴムキーボードの表面コートなどのシリコーンの粘着性が問題となる汎用用途として広く使用することができる。
なお、成型時の硬化条件は、通常50〜200℃、特に70〜180℃で1〜30分、特に2〜10分である。また、50〜200℃、特に70〜180℃で0.1〜10時間、特に1〜4時間のポストキュアを行うことができる。
本組成物は常温(例えば25℃)で固体もしくは半固体状で取り扱いが容易であり、従来の成型方法に適応できる。また、溶剤を添加することでコーティング剤やポッティング剤としても有効である。
以下、合成例及び実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記例で粘度は25℃の値である。また、重量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によるポリスチレン換算値である。Phはフェニル基、Meはメチル基、Viはビニル基を示す。
[合成例1]
PhSiCl3で示されるオルガノシラン:27mol、ClMe2SiO(Me2SiO)33SiMe2Cl:1mol、MeViSiCl2:3molをトルエン溶媒に溶解後、水中に滴下し、共加水分解し、更に水洗、アルカリ洗浄にて中和、脱水後、溶剤をストリップし、ビニル基含有レジンを合成した。このレジンの重量平均分子量は62,000、融点は60℃であった。
[合成例2]
PhSiCl3で示されるオルガノシラン:27mol、ClMe2SiO(Me2SiO)33SiMe2Cl:1mol、MeHSiCl2:3molをトルエン溶媒に溶解後、水中に滴下し、共加水分解し、更に水洗、アルカリ洗浄にて中和、脱水後、溶剤をストリップし、ヒドロシリル基含有レジンを合成した。このレジンの重量平均分子量は58,000、融点は58℃であった。
[合成例3]
PhSiCl3で示されるオルガノシラン:27mol、ClMe2SiO(Me2SiO)33SiMe2Cl:1mol、Me2ViSiCl:3molをトルエン溶媒に溶解後、水中に滴下し、共加水分解し、更に水洗、アルカリ洗浄にて中和、脱水後、溶剤をストリップし、ビニル基含有レジンを合成した。このレジンの重量平均分子量は63,000、融点は63℃であった。
[合成例4]
PhSiCl3で示されるオルガノシラン:27mol、ClMe2SiO(Me2SiO)33SiMe2Cl:1mol、Me2HSiCl:3molをトルエン溶媒に溶解後、水中に滴下し、共加水分解し、更に水洗、アルカリ洗浄にて中和、脱水後、溶剤をストリップし、ヒドロシリル基含有レジンを合成した。このレジンの重量平均分子量は57,000、融点は56℃であった。
[実施例1]
合成例1のビニル基含有レジン:189g、合成例2のヒドロシリル基含有レジン:189g、反応抑制剤としてアセチレンアルコール系のエチニルシクロヘキサノール:0.2g、塩化白金酸のオクチルアルコール変性溶液:0.1gを加え、60℃に加温したプラネタリーミキサーでよく撹拌し、シリコーンレジン組成物を調製した。
この組成物を、コンプレッション成型機にて圧縮成型し、150℃,5分で加熱成型して硬化物を得た。更にこれを150℃,1時間で2次硬化させたものについて、JIS K 6251及びJIS K 6253に準拠し、引張強度(0.2mm厚)、硬度(タイプD型スプリング試験機を用いて測定)及び伸び率(0.2mm厚)を測定した。また表面のタック性を指触にて確認した。更に、市販の銀紛(平均粒径5μm)中に硬化物を置き、取り出し後、エアーにて表面の埃(即ち、銀粉)が取れるか試験した。また、アルミ皿(直径6cm、深さ0.6mm)に樹脂を封入し、硬化したサンプルを−50℃〜150℃の冷熱サイクルに投入し、クラックを確認した。各測定結果を表1に示した。
[実施例2]
合成例3のビニル基含有レジン:189g、合成例4のヒドロシリル基含有レジン:189g、反応抑制剤としてアセチレンアルコール系のエチニルシクロヘキサノール:0.2g、塩化白金酸のオクチルアルコール変性溶液:0.1gを加え、60℃に加温したプラネタリーミキサーでよく撹拌し、シリコーンレジン組成物を調製した。
以下、実施例1と同様に成型硬化物を得、同様に2次硬化させた後、同様の機械的特性評価(引張強度、硬度、伸び率)、表面タック性評価及び冷熱サイクル評価を行った。結果を表1に示した。
[比較例1]
繰り返し単位数10〜300個の直鎖状ジオルガノポリシロキサン連鎖構造を含有しないビニル基含有オルガノポリシロキサンレジンを主剤とする付加反応硬化型の市販シリコーンワニスKJR−632(信越化学工業(株)製)を用いた以外は、実施例1と同様に成型硬化物を得、同様に2次硬化させた後、同様の機械的特性評価(引張強度、硬度、伸び率)、表面タック性評価及び冷熱サイクル評価を行った。結果を表1に示した。
[比較例2]
繰り返し単位数10〜300個の直鎖状ジオルガノポリシロキサン連鎖構造を含有しないビニル基含有オルガノポリシロキサンレジンを主剤とする付加反応硬化型の市販シリコーンワニスKJR−632L−1(信越化学工業(株)製)を用いた以外は、実施例1と同様に成型硬化物を得、同様に2次硬化させた後、同様の機械的特性評価(引張強度、硬度、伸び率)、表面タック性評価及び冷熱サイクル評価を行った。結果を表1に示した。
Figure 2007182549

Claims (4)

  1. (A)R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 a4 bSiO(4-a-b)/2単位からなり(但し、R1、R2、R3はメチル基、エチル基、プロピル基、シクロヘキシル基又はフェニル基、R4はビニル基又はアリル基を示し、aは0,1又は2、bは1又は2で、a+bは2又は3である)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個であるレジン構造のオルガノポリシロキサン、
    (B)R1SiO1.5単位、R2 2SiO単位、及びR3 cdSiO(4-c-d)/2単位からなり(但し、R1、R2、R3は上記の通りであり、cは0,1又は2、dは1又は2で、c+dは2又は3である)、上記R2 2SiO単位の繰り返し数が10〜300個であるレジン構造のオルガノハイドロジェンポリシロキサン:(A)成分中のビニル基又はアリル基に対する(B)成分中のケイ素原子に結合した水素原子がモル比で0.1〜4.0となる量、
    (C)白金族系触媒:硬化有効量
    を含有してなるシリコーン組成物。
  2. 常温で固体状である請求項1記載のシリコーン組成物。
  3. (A)成分及び/又は(B)成分がシラノール基を含有するものである請求項1又は2記載のシリコーン組成物。
  4. 請求項1、2又は3記載のシリコーン組成物を硬化してなる硬化物。
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