JP2004041285A - ジャー炊飯器 - Google Patents

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Yasuhiko Tanaka
田中 靖彦
Harutoshi Nakasaki
中崎 晴俊
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】米と水とを入れる鍋を加熱手段により加熱するジャー炊飯器において、周囲温度などの環境変化に対して鍋の温度が影響されにくくし、効率よく鍋内を理想の温度にする。
【解決手段】米と水とを入れる鍋11を底面から加熱手段12により加熱し、鍋11内の温度を温度センサ13により検知し、筐体の外郭である外枠14と接合している内枠15により鍋11と加熱手段12とを内包する。この内枠15の上方部と鍋11との間に空間を設け、この空間を保温枠16により仕切り閉鎖空間17を形成するよう構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米と水とを入れる鍋を加熱手段により加熱するジャー炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のジャー炊飯器は、世帯の核家族化が進み、炊飯してすぐに食べられるものから長時間保温をするものまで食生活も多様化している。また、消費電力に対する関心が高まり、省エネルギなジャー炊飯器を求められることが多くなっている。
【0003】
従来、この種のジャー炊飯器は図2に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0004】
図2に示すように、鍋1は米と水とを入れており、この鍋1を底面から第1の加熱手段2により加熱する。鍋1内の温度を温度センサ3により検知する。外枠4は筐体の外郭を構成しており、この外枠4に内枠5を接合し、内枠5により鍋1と第1の加熱手段2とを内包している。この内枠5の上方部の外側に保温用の第2の加熱手段6を設け、保温時にはこの第2の加熱手段6と第1の加熱手段2を動作させることによって約70℃の保温温度に維持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成では、気温等の環境変化に対し影響を受けやすく、炊飯時や保温時にその影響をなくすために多くの電力を消費してしまう。また、第2の加熱手段6を動作させてもこの周囲のみ加熱し、鍋1全体を温度保持することができず、その結果、鍋1内のご飯に対し均一に温度を設定することが難しいという問題を有していた。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、周囲温度などの環境変化に対して鍋の温度が影響されにくくし、効率よく鍋内を理想の温度にすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、米と水とを入れる鍋を底面から加熱手段により加熱し、鍋内の温度を温度センサにより検知し、筐体の外郭である外枠と接合している内枠により鍋と加熱手段とを内包し、この内枠の上方部と鍋との間に空間を設け、この空間を保温枠により仕切り閉鎖空間を形成するよう構成したものである。
【0008】
これにより、内枠と保温枠とで形成した閉鎖空間による断熱効果により、周囲温度などの環境変化に対して鍋の温度が影響されにくくすることができ、効率よく鍋内を理想の温度にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、米と水とを入れる鍋と、この鍋を底面から加熱する加熱手段と、前記鍋内の温度を検知する温度センサと、筐体の外郭である外枠と、前記鍋と前記加熱手段とを内包し前記外枠と接合している内枠と、この内枠の上方部と前記鍋との間に空間を設けこの空間を仕切り閉鎖空間を形成する保温枠とを備えたものであり、内枠と保温枠とで形成した閉鎖空間による断熱効果により、周囲温度などの環境変化に対して鍋の温度が影響されにくくすることができ、効率よく鍋内を理想の温度にすることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1に示すように、鍋11は米と水とを入れており、この鍋11を底面から加熱手段12により加熱する。鍋11内の温度を温度センサ13により検知する。外枠14は筐体の外郭を構成しており、この外枠14に内枠15を接合し、内枠15により鍋11と加熱手段12とを内包している。
【0012】
保温枠16は内枠15の上方部と鍋11との間に空間を設け、この空間を仕切り閉鎖空間17にするものであり、この保温枠16によって気温等の環境変化に対して鍋11の温度が影響されにくくしている。上枠18は外枠14と内枠15と保温枠6とを接触させないで接続させるものである。
【0013】
上記構成において動作を説明する。炊飯には前炊き工程、炊き上げ工程、沸騰維持工程、蒸らし工程とあり、その後、保温工程へと進む。この内、比較的低温(約50℃)で温度を維持する前炊き工程では、鍋11の底部に与えた熱が鍋11内にとどまらず、上部から熱が逃げた場合影響が大きい。
【0014】
そこで、内枠15の上方部と鍋11との間に保温枠16によって空間を仕切り、閉鎖空間17にすることで与えた熱を効率よく鍋11内の水と米に与えることができる。また、比較的高温で炊飯する炊き上げ工程から蒸らし工程においても、熱効率の向上が期待できる。また、保温工程では、鍋11内を長時間一定温度(約70℃)に維持する必要があり、この場合も保温枠16によって空間を仕切り、閉鎖空間17にすることで、与えた熱を効率よく鍋11内のご飯に与えることができる。
【0015】
さらに、構成材料として、外枠14には樹脂または金属、内枠15には鉄または樹脂、鍋11にはアルミニウムまたはステンレス鋼との合金を使うことが多い。そこで、保温枠16をステンレス鋼等の手入れ性のよいものにすれば、内枠15すべてステンレス鋼にすることに比べ、鍋11内の清掃のしやすさや見た目の美しさも安価に実現できる。上枠18には樹脂などの熱伝導率の低いものを使用し、外枠14や内枠15からの放熱を防ぐ。
【0016】
以上の実施例では、加熱手段12はヒータでもインダクションヒータ(IH)でも実現できる。また、保温枠16は内枠15と直接接触しない構成であれば、より放熱を防ぐことができる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、米と水とを入れる鍋と、この鍋を底面から加熱する加熱手段と、前記鍋内の温度を検知する温度センサと、筐体の外郭である外枠と、前記鍋と前記加熱手段とを内包し前記外枠と接合している内枠と、この内枠の上方部と前記鍋との間に空間を設けこの空間を仕切り閉鎖空間を形成する保温枠とを備えたから、内枠と保温枠とで形成した閉鎖空間による断熱効果により、周囲温度などの環境変化に対して鍋の温度が影響されにくくすることができ、効率よく鍋内を理想の温度にすることができて、おいしいご飯を炊くことができ、さらに省エネルギのジャー炊飯器を安価にて提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のジャー炊飯器の断面図
【図2】従来のジャー炊飯器の断面図
【符号の説明】
11 鍋
12 加熱手段
13 温度センサ
14 外枠
15 内枠
16  保温枠
17 閉鎖空間

Claims (1)

  1. 米と水とを入れる鍋と、この鍋を底面から加熱する加熱手段と、前記鍋内の温度を検知する温度センサと、筐体の外郭である外枠と、前記鍋と前記加熱手段とを内包し前記外枠と接合している内枠と、この内枠の上方部と前記鍋との間に空間を設けこの空間を仕切り閉鎖空間を形成する保温枠とを備えたジャー炊飯器。
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