JP2004036928A - 空気調和装置 - Google Patents

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Masamitsu Kondo
近藤 正満
Noriyuki Komeno
米野 範幸
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Abstract

【課題】本発明は熱媒の熱を放熱する空気調和装置において、送風路19に設けたモジュール式プレートフィン10により熱交換器の大きさをモジュールの組み合わせで任意に変更でき、強制対流熱交換と輻射発生を実現する。
【解決手段】プレート11の第三垂直面17が室内側に面し、縦型フィン20が送風路19内に設けられ、吹出口24を筐体下部21Aに設けた筐体21と、筐体下部21Aに設けた送風手段23から構成してある。プレートフィン10を連結することで熱交換器を任意の大きさに変更できると共に、送風手段23により吸込口22から吸い込まれた空気が送風路19を通過する際に縦型フィン20から強制対流熱交換し、プレート11から輻射エネルギーを発生させ快適輻射暖房を実現する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱媒を循環させて室内の空気調和を行う空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の空気調和装置は特開昭63−238339号公報に記載されているようなものが一般的であった。この暖房装置は図10に示すように、フィン1表面に熱伝導性の良好なパネル2を貼り付け、送風機3を設けた構成となっていた。高温の熱媒は熱媒管4に流入し、熱媒管4を加熱し、フィン1に伝わってフィン1周りの空気を加熱する。送風手段3によって空気が吸入され、強制対流によって温風が室内に吹出すとともに、パネル2から輻射エネルギーが放射する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の空気調和装置では、輻射能力を変えたいときには熱交換器の大きさを変えなければならなかった。また、フィン1表面に熱伝導性の良いパネル2を貼り付けただけの構成であるため、熱媒の熱をパネル2へ効率よく伝導することができずパネル2表面の温度は上昇せず、パネル2から十分な輻射エネルギーが放射できなという課題があった。すなわち輻射量を変化させるためには、パネル2の大きさを変える必要があり、各部屋に必要な輻射量を得るために非常に多くのパネルの種類を用意せねばならないという課題があった。
【0004】
本発明は上記課題を解決するため、熱交換器をモジュール式プレートフィンとすると共に、室内側に輻射を発生させる面をプレートで構成し、強制対流による放熱をフィン部で行うことにより、任意の輻射と対流能力をモジュールの組み合わせと送風量で調整できる空気調和装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和装置は、筐体上部に設けた吸込口と、筐体下部に設けた送風手段と、前記送風手段により空気が送風路を介して吹き出す吹出口とを有し、筐体内部に設けられ熱媒が流入出するモジュール式プレートフィンの側面に設けられた接続部により複数のモジュール式プレートフィンを接続可能とした空気調和装置とする。
【0006】
そして、ボイラー等から送られた高温の熱媒をモジュール式プレートフィン熱交換器に送り込み、プレートの入り口から流入した熱媒はプレートとフィンを加熱し、室内側に面した第三垂直面から輻射エネルギーを発生し、送風手段によりフィンに送られた室内空気を加熱して温風とし吹出口から吹出す構成としたものである。
【0007】
本発明によれば、室内空気はフィンの間を強制的に流れる間に熱交換され、プレートの一面の輻射面からは室内側に輻射エネルギーを発生する。プレートフィンのモジュールを増やすことにより、大能力から小能力に至るまで一つの熱交換モジュールで対応できるため低コスト化する事ができる。また、送風手段によって強制循環流を発生することができるため、放熱能力を任意制御することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1における空気調和装置は、筐体上部に設けた吸込口と、筐体下部に設けた送風手段と、前記送風手段により空気が送風路を介して吹き出す吹出口とを有し、筐体内部に設けられ熱媒が流入出するモジュール式プレートフィンの側面に設けられた接続部により複数のモジュール式プレートフィンを接続可能とした空気調和装置とする。
【0009】
上記構成によれば、プレートフィンのモジュールを増やすことにより、大能力から小能力に至るまで一つの熱交換モジュールで対応できるため低コスト化する事ができる。また、送風手段によって強制循環流を発生することができるため、放熱能力を任意制御することができる。
【0010】
本発明の請求項2における空気調和装置は、ボイラー等から送られた高温の熱媒が流入出する複数のモジュール式プレートフィンと、プレートは第一垂直面の中央部に入り口を設け対向する第二垂直面の中央部に出口を設け水平方向に入り口と出口で複数枚連結構成され、プレートの第三垂直面が室内側に面し対向する第四垂直面が送風路に面し、第四垂直面には複数の縦型フィンを設け、筐体上部に設けた吸込口と、筐体下部に設けた送風手段で空気が送風路を介して吹出口から吹き出す構成としてある。
【0011】
上記構成によって熱媒の熱がプレートと縦型フィンを加熱し、送風手段により吸い込まれた室内空気を縦型フィンで加熱して温風とし吹出口から吹き出すとともに、プレートの第三垂直面が室内側に面しこの面から輻射エネルギーを発生させ室内に輻射する。この時、プレートフィンのモジュール枚数を水平方向に増やすことができ、大能力から小能力まで対応することが出来、一つのモジュール熱交換器であらゆる室内に対応した空気調和装置を実現する事ができる。また、送風手段によって室内に強制対流を発生することができるため、送風量を制御することで放熱能力を任意制御することが可能となる。
【0012】
本発明の請求項3による空気調和装置は、請求項1の構成において、入り口と連通する流路はプレートフィンの下部に下がる第一連通部を設け、上方向へ上がるつづら折れ部を構成し、プレートフィンの上部から出口へ連通する第二連通部を設けた構成とする。
【0013】
上記構成によって、熱媒は入り口から流入し、プレートフィンの下部に下がる第一連通部を通り、上方向へ上がるつづら折れ部を通過した後、プレートフィンの上部から第二連通部を通り出口から流出する。その際、熱媒により加熱された縦型フィンは空気を加熱するが、空気と対向する方向に熱媒が流れるため、熱媒は効率よく空気を加熱することが出来る。
【0014】
本発明の請求項4における空気調和装置は、請求項1の構成において、入り口と連通する第一垂直面近傍に設けた分岐部と、分岐部から水平方向複数に分岐する流路と、流路を集合する第二垂直面近傍に設けた集合部を設け、集合部と出口が連通する構成とする。
【0015】
上記構成によって、熱媒は入り口から流入し、分岐部において複数の流路に分岐され、水平方向に流れた後、プレートフィンの第二垂直面近傍に設けた集合部で合流し出口から流出する。その際、熱媒により加熱された縦型フィンは空気を加熱することが出来る。また、熱媒の流路を多パス化し、熱媒の圧力損失を低減することが出来る。
【0016】
本発明の請求項5による空気調和装置は、請求項1の構成において、モジュール式プレートフィンのプレートが縦型フィンを介して複数枚存在し、プレートの各々に入り口と出口を設けた構成とする。
【0017】
上記構成によって熱媒流路を多パス化することで熱媒の圧力損失を低減するとともに、複数のプレートフィンを一つの熱交換器モジュールで実現できるため、強制対流による放熱能力を拡大し小型コンパクトを両立できる。
【0018】
本発明の請求項6における空気調和装置は、ボイラー等から送られた高温の熱媒が複数のモジュール式プレートフィンと、プレートは第一水平面の中央部に入り口を設け対向する第二水平面の中央部に出口を設け垂直方向に入り口と出口で複数枚連結構成され、プレートの第三垂直面が室内側に面し対向する第四垂直面が送風路に面し、第四垂直面には複数の縦型フィンを設け、筐体上部に設けた吸込口と、筐体下部に設けた送風手段で空気が送風路を介して吹出口から吹き出す構成としたものである。
【0019】
上記構成によって熱媒の熱がプレートと縦型フィンを加熱し、送風手段により吸い込まれた室内空気を縦型フィンで加熱して温風とし吹出口から吹き出すとともに、プレートの第三垂直面が室内側に面しこの面から輻射エネルギーを発生させ室内に輻射する。この時、プレートフィンのモジュール枚数を垂直方向に増やすことができ、大能力から小能力まで対応することが出来、一つのモジュール熱交換器であらゆる室内に対応した空気調和装置を実現する事ができる。また、送風手段によって室内に強制対流を発生することができるため、送風量を制御することで放熱能力を任意制御することが可能となる。
【0020】
本発明の請求項7による空気調和装置は、請求項5の構成において、入り口と連通する流路はプレートフィンの下部から上方向へ上がるつづら折れ部を構成し、プレートフィンの上部から出口へ連通する構成としたものである。
【0021】
上記構成によって、熱媒は入り口から流入し、プレートフィンの下部ある入り口から流入し、上方向へ上がるつづら折れ部を通過した後、プレートフィンの上部から流出する。その際、熱媒により加熱された縦型フィンは空気を加熱するが、空気と対向する方向に熱媒が流れるため、熱媒は効率よく空気を加熱することが出来る。
【0022】
本発明の請求項8における空気調和装置は、請求項5の構成において、入り口と連通する第一水平面近傍に設けた分岐部と、分岐部から垂直方向複数に分岐する流路と、流路を集合する第二水平面近傍に設けた集合部を設け、集合部と出口が連通する構成としたものである。
【0023】
上記構成によって、熱媒はプレート下部の第一水平面の入り口から流入し、分岐部において複数の流路に分岐され、垂直方向に流れた後、プレート上部の第二水平面近傍に設けた集合部で合流し出口から流出する。その際、熱媒により加熱された縦型フィンは空気を加熱することが出来る。また、熱媒の流路を多パス化し、熱媒の圧力損失を低減することが出来る。
【0024】
本発明の請求項9による空気調和装置は、請求項5〜請求項7のいずれかの構成において、モジュール式プレートフィンのプレートが縦型フィンを介して複数枚存在し、プレートの各々に入り口と出口を設けた構成としたものである。
【0025】
上記構成によって熱媒流路を多パス化することで熱媒の圧力損失を低減するとともに、複数のプレートフィンを一つの熱交換器モジュールで実現できるため、強制対流による放熱能力を拡大し小型コンパクトを両立できる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0027】
(実施例1)
図1は本発明実施例1の空気調和装置の斜視図であり、図2はモジュール式プレートフィン熱交換器の斜視図である。
【0028】
図1、図2において、ボイラー等から送られた高温の熱媒が流入出する複数のモジュール式プレートフィン10と、プレート11は第一垂直面12の中央部13に入り口14を設け、対向する第二垂直面15の中央部13に出口16を設け、水平方向に入り口14と出口16で複数枚連結構成される。つまり、モジュール式プレートフィンの側面に設けられた接続部により複数のモジュール式プレートフィンを接続可能とした構成となっている。
【0029】
また、プレート11の第三垂直面17が室内側に面し対向する第四垂直面18が送風路19に面し、第四垂直面18には複数の縦型フィン20を設け、筐体上部21Aに設けた吸込口22と、筐体下部21Bに設けた送風手段23で空気が送風路19を介して吹出口24から吹き出す構成としてある。そして送風手段23によって室内空気はプレートフィン10と強制対流熱交換し、吹出口24から温風を吹き出す構成となっている。ここで、入り口と連通する流路はプレートフィン10の下部25に下がる第一連通部26を設け、上方向へ上がるつづら折れ部27を構成し、プレートフィン10の上部28から出口16へ連通する第二連通部29を設けた構成とする。
【0030】
以上のように構成した空気調和装置において、80℃に加熱された熱媒が入り口14から一段目のプレートフィン10へ流入しプレート11と縦型フィン20を加熱し出口16から出、二段目のプレートフィン10の入り口14から流入し出口16から流出する。熱媒は、プレートフィン10の下部25に下がる第一連通部26を通り、上方向へ上がるつづら折れ部27を通過した後、プレートフィン10の上部28から第二連通部29を通り出口16から流出する。送風手段23により吸い込まれた室内空気が流入し筐体上部21B側から筐体下部21A側を通り縦型フィン20で加熱して温風とし吹出口24から室内側へ温風が吹き出すとともに、プレート11の第三垂直面17が室内側に面しこの面から輻射エネルギーを発生させ室内に輻射する。この時、空気と対向する方向に熱媒が流れるため、熱媒は効率よく空気を加熱することが出来る。またプレートフィン10のモジュール枚数を水平方向に増やすことができ、大能力から小能力まで対応することが出来、一つのモジュール熱交換器であらゆる室内に対応した空気調和装置を実現する事ができる。また、送風手段23によって室内に強制対流を発生することができるため、送風量を制御することで放熱能力を任意制御するため、立ち上がりの早い快適輻射暖房を実現できる。
【0031】
ここではモジュール式プレートフィンを水平方向に二つ連結した例を示したが、3台以上連結しても同様の効果を発揮することができる。
【0032】
(実施例2)
図3は本発明実施例2の空気調和装置のモジュール式プレートフィン斜視図である。図3において、実施例1の構成と異なるとこは、入り口14と連通する第一垂直面12近傍に設けた分岐部30と、分岐部30から水平方向複数に分岐する流路と、流路を集合する第二垂直面15近傍に設けた集合部31を設け、集合部31と出口16が連通する構成とした点である。
【0033】
以上のように構成した空気調和装置において、以下その動作、作用を説明する。実施例1と同一箇所には同一符号を記し詳細な説明は省略する。
【0034】
熱媒は入り口14から流入し、分岐部30において複数の流路に分岐され、水平方向に流れた後、プレートフィン10の第二垂直面15近傍に設けた集合部31で合流し出口16から流出する。その際、熱媒により加熱された縦型フィン12は空気を加熱することが出来る。また、熱媒の流路を多パス化しているため熱媒の圧力損失を低減することが出来、モジュール式プレートフィンを沢山連結しても熱媒の流量が減少する割合を低減できる。
【0035】
(実施例3)
図4は本発明実施例3の空気調和装置のモジュール式プレートフィン斜視図である。図4において、実施例1の構成と異なるとこは、モジュール式プレートフィン10のプレート11が縦型フィン20を介して複数枚存在し、プレート11の各々に入り口14と出口16を設けた構成とした点である。
【0036】
以上のように構成した空気調和装置において、以下その動作、作用を説明する。実施例1と同一箇所には同一符号を記し詳細な説明は省略する。
【0037】
熱媒が流れる流路を多パス化することで熱媒の圧力損失を低減するとともに、複数のプレートフィン10を一つの熱交換器モジュールで実現できるため、強制対流による放熱能力を拡大し小型コンパクトを両立できる。
【0038】
(実施例4)
図5は本発明実施例4の空気調和装置の斜視図であり、図6はモジュール式プレートフィン熱交換器の斜視図である。
【0039】
図5、図6において、ボイラー等から送られた高温の熱媒が流入出する複数のモジュール式プレートフィン10と、プレート11は第一水平面32の中央部13に入り口14を設け対向する第二水平面33の中央部13に出口16を設け垂直方向に入り口14と出口16で複数枚連結構成され、プレート11の第三垂直面17が室内側に面し対向する第四垂直面18が送風路19に面し、第四垂直面18には複数の縦型フィン20を設け、筐体上部21Aに設けた吸込口22と、筐体下部21Bに設けた送風手段23で空気が送風路19を介して吹出口24から吹き出す構成としてある。そして送風手段23によって室内空気はプレートフィン10と強制対流熱交換し、吹出口24から温風を吹き出す構成となっている。
【0040】
以上のように構成した空気調和装置において、80℃に加熱された熱媒が入り口14から一列目のプレートフィン10へ流入しプレート11と縦型フィン20を加熱し出口16から出、二列目のプレートフィン10の入り口14から流入し出口16から流出する。熱媒は、プレートフィン10の下部25から上方向へ上がるつづら折れ部27を通過した後、上部28の出口16から流出する。送風手段23により吸い込まれた室内空気が流入し筐体上部21B側から筐体下部21A側を通り縦型フィン20で加熱して温風とし吹出口24から室内側へ温風が吹き出すとともに、プレート11の第三垂直面17が室内側に面しこの面から輻射エネルギーを発生させ室内に輻射する。この時、空気と対向する方向に熱媒が流れるため、熱媒は効率よく空気を加熱することが出来る。またプレートフィン10のモジュール枚数を垂直方向に増やすことができ、大能力から小能力まで対応することが出来、一つのモジュール熱交換器であらゆる室内に対応した空気調和装置を実現する事ができる。また、送風手段23によって室内に強制対流を発生することができるため、送風量を制御することで放熱能力を任意制御するため、立ち上がりの早い快適輻射暖房を実現できる。
【0041】
ここではモジュール式プレートフィンを垂直方向に二つ連結した例を示したが、3台以上連結しても同様の効果を発揮することができる。
【0042】
(実施例5)
図7は本発明実施例2の空気調和装置のモジュール式プレートフィン斜視図である。図7において、実施例4の構成と異なるとこは、入り口14と連通する第一水平面32近傍に設けた分岐部30と、分岐部30から垂直方向複数に分岐する流路と、流路を集合する第二水平面33近傍に設けた集合部31を設け、集合部31と出口16が連通する構成とした点である。
【0043】
以上のように構成した空気調和装置において、以下その動作、作用を説明する。実施例4と同一箇所には同一符号を記し詳細な説明は省略する。
【0044】
熱媒は入り口14から流入し、分岐部30において複数の流路に分岐され、垂直方向に流れた後、プレートフィン10の第二水平面33近傍に設けた集合部31で合流し出口16から流出する。その際、熱媒により加熱された縦型フィン12は空気を加熱することが出来る。また、熱媒の流路を多パス化しているため熱媒の圧力損失を低減することが出来、モジュール式プレートフィンを沢山連結しても熱媒の流量が減少する割合を低減できる。
【0045】
(実施例6)
図8は本発明実施例6の空気調和装置のモジュール式プレートフィン斜視図である。図8において、実施例4の構成と異なるとこは、モジュール式プレートフィン10のプレート11が縦型フィン20を介して複数枚存在し、プレート11の各々に入り口14と出口16を設けた構成とした点である。
【0046】
以上のように構成した空気調和装置において、以下その動作、作用を説明する。実施例4と同一箇所には同一符号を記し詳細な説明は省略する。熱媒が流れる流路を多パス化することで熱媒の圧力損失を低減するとともに、複数のプレートフィン10を一つの熱交換器モジュールで実現できるため、強制対流による放熱能力を拡大し小型コンパクトを両立できる。
【0047】
ここで図8では流路がつづら折れに上に上がる例を示したが、図9に示すように分岐部30と集合部31を設け、流路を多パス化しても同様な効果を発揮できる。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の空気調和装置によれば、プレートフィンのモジュールを増やすことにより、大能力から小能力に至るまで一つの熱交換モジュールで対応できるため低コスト化する事ができる。また、送風手段によって強制循環流を発生することができるため、放熱能力を任意制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における空気調和装置の斜視図
【図2】同空気調和装置の熱交換器斜視図
【図3】本発明の実施例2における空気調和装置の熱交換器斜視図
【図4】本発明の実施例3における空気調和装置の熱交換器斜視図
【図5】本発明の実施例4における空気調和装置の斜視図
【図6】同空気調和装置の熱交換器斜視図
【図7】本発明の実施例5における空気調和装置の熱交換器斜視図
【図8】本発明の実施例6における空気調和装置の熱交換器斜視図
【図9】本発明の実施例6における他の方式の空気調和装置の熱交換器斜視図
【図10】従来の暖房装置の斜視図
【符号の説明】
10 モジュール式プレートフィン
11 プレート
12 第一垂直面
13 中央部
14 入り口
15 第二垂直面
16 出口
17 第三垂直面
18 第四垂直面
19 送風路
20 縦型フィン
21A 筐体下部
21B 筐体上部
22 吸込口
23 送風手段
24 吹出口
25 下部
26 第一連通部
27 つづら折れ部
28 上部
29 第二連通部
30 分岐部
31 集合部
32 第一水平面
33 第二水平面

Claims (9)

  1. 筐体上部に設けた吸込口と、筐体下部に設けた送風手段と、前記送風手段により空気が送風路を介して吹き出す吹出口とを有し、筐体内部に設けられ熱媒が流入出するモジュール式プレートフィンの側面に設けられた接続部により複数のモジュール式プレートフィンを接続可能とした空気調和装置。
  2. 筐体内部に設け熱媒が流入出する複数のモジュール式プレートフィンと、プレートは第一垂直面に入り口を設け対向する第二垂直面に出口を設け水平方向に前記入り口と前記出口で複数枚連結構成され、前記プレートの第三垂直面が室内側に面し対向する第四垂直面が送風路に面し、前記第四垂直面には複数の縦型フィンを設け、筐体上部に設けた吸込口と、筐体下部に設けた送風手段で空気が前記送風路を介して吹出口から吹き出す構成とした空気調和装置。
  3. 入り口と連通する流路はプレートフィンの下部に下がる第一連通部を設け、上方向へ上がるつづら折れ部を構成し、前記プレートフィンの上部から出口へ連通する第二連通部を設けた請求項2記載の空気調和装置。
  4. 入り口と連通する第一垂直面近傍に設けた分岐部と、前記分岐部から水平方向複数に分岐する流路と、流路を集合する第二垂直面近傍に設けた集合部を設け、前記集合部と出口が連通する請求項2記載の空気調和装置。
  5. モジュール式プレートフィンのプレートが縦型フィンを介して複数枚存在し、前記プレートの各々に入り口と出口を設けた請求項1〜4いずれか1項に記載の空気調和装置。
  6. 筐体内部に設け熱媒が流入出する複数のモジュール式プレートフィンと、プレートは第一水平面の中央部に入り口を設け対向する第二水平面の中央部に出口を設け垂直方向に前記入り口と前記出口で複数枚連結構成され、前記プレートの第三垂直面が室内側に面し対向する第四垂直面が送風路に面し、前記第四垂直面には複数の縦型フィンを設け、筐体上部に設けた吸込口と、筐体下部に設けた送風手段で空気が前記送風路を介して吹出口から吹き出す構成とした空気調和装置。
  7. 入り口と連通する流路はプレートフィンの下部から上方向へ上がるつづら折れ部を構成し、前記プレートフィンの上部から出口へ連通する請求項6記載の空気調和装置。
  8. 入り口と連通する第一水平面近傍に設けた分岐部と、前記分岐部から垂直方向複数に分岐する流路と、流路を集合する第二水平面近傍に設けた集合部を設け、前記集合部と出口が連通する請求項6記載の空気調和装置。
  9. モジュール式プレートフィンのプレートが縦型フィンを介して複数枚存在し、前記プレートの各々に入り口と出口を設けた請求項6〜8いずれか1項に記載の空気調和装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002109A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Shimizu Corp 輻射冷暖房装置
JP2015004471A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 清水建設株式会社 輻射空調システムの冷温水配管設置構造

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