JP2004034968A - 騒音レベルを低減した空気式ブレーキブースター - Google Patents
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Abstract
【課題】内部容積を形成する二つのシェル(3、5)で形成された包囲体を有し、前記内部容積は、密封をなして摺動するように取り付けられたスカートによって二つのチャンバに分割され、前記スカート(7)は、多かれ少なかれ前記スカートの中央部に配置された空気式ピストン内に配置された三方弁(17)の作動によって発生する圧力差によって作動され、更に、騒音を低減するための手段(53)を有する空気式ブレーキブースターを提供する。
【解決手段】前記手段(53)は、前記シェル(3、5)のうちの一方と剛性エレメントとの間に配置された一つのエラストマー層を含む支承手段であるである。
本発明は、主に、自動車産業に適用される。
本発明は、詳細には、自動車、特に乗用車用の制動システムと関連した産業に適用される。
【選択図】 図2
【解決手段】前記手段(53)は、前記シェル(3、5)のうちの一方と剛性エレメントとの間に配置された一つのエラストマー層を含む支承手段であるである。
本発明は、主に、自動車産業に適用される。
本発明は、詳細には、自動車、特に乗用車用の制動システムと関連した産業に適用される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、騒音低減手段を持つ空気式ブレーキブースターに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の種類の制動回路は、空気式ブレーキブースターによって倍力されるマスターシリンダを有し、制動回路は、ブレーキペダルに連結された制御ロッドによって作動される。制動回路は、更に、緊急制動時にホイールがロックしないようにし、及びかくして運転者の車輛制御を改善するため、制動調節装置を備えることが多くなってきている。これらの装置はABS装置として周知である。ABS装置は、ホイールのロックを検出するように車輛のホイールに配置されたセンサからの情報を集合するコンピュータを含む。ABS装置は、電子作動式の弁、少なくとも一つの蓄圧器、液圧ポンプ、例えば加圧制動流体を供給するための電気ポンプを更に含む。
【0003】
ABS装置のコンピュータがホイールのロックを検出したとき、コンピュータは、最初、ロックしそうになっているホイールのブレーキを解放した後、これらのホイールを再び制動するために制動流体の圧力を上昇する。これを行うため、液圧ポンプを作動させる。ABS装置の作動は、振動を発生し易く、この振動が液圧回路全体に伝わり、騒音を発生させる。この騒音は、一方では快適な運転について、他方では制動回路が正しく作動していないという心配を生じるため、運転者にとって煩わしい。
【0004】
本出願人は、この振動がマスターシリンダを介してブースターに伝達した後、エンジン室を車室から分離するバルクヘッドにブースターを介して伝達し、更にペダルボックスに伝達するということを発見した。従って、この振動は騒音源であり、ブースターは、その外壁を構成する薄板金が薄いため、この振動に特に敏感である。更に、ペダルボックスでの振動は車輛の運転者に不快な感覚を与える。
【0005】
ABS装置の作動時にホイールシリンダの振動により発生するノイズを減少する装置が周知である。これらの装置は、各ホイールシリンダと関連したセンサを含み、このセンサは、振動により発生した騒音と対応する信号を電子式制御ユニットに伝達する。制御ユニットは、次いで、電気作動式弁に信号を送出し、各ホイールシリンダに供給された制動流体の圧力を調節し、ABS装置の作動による振動を相殺する所定周波数の振動を発生する。しかしながら、この装置は非常に高価であり、実施が困難であり、非常に繊細な調節を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、音響容積(sound volume)が低い空気式ブレーキブースターを提供することである。
【0007】
本発明の目的は、製造が簡単であり且つ車輛への装着が簡単な空気式ブレーキブースターを提供することである。
本発明の目的は、周知の種類のブースターと匹敵する嵩容積の空気式ブレーキブースターを提供することである。
【0008】
本発明の目的は、ペダルの感覚が良好な制動システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
これらの目的は、金属製第1シェル及び金属製第2シェルで形成された本発明による空気式ブレーキブースターによって達成される。このブースターは、ブースターの少なくとも一方のシェルに押し付けられ、前記シェルを補剛し、及びかくしてブースターの振動を低減し、及びエンジン室を車室から分離するバルクヘッドへの及びペダルボックスへのこの振動の伝達を減少する手段を有する。
【0010】
更に、本発明は、有利には、運転者が特に敏感な高周波騒音の質を改善できる。
本発明の主題は、内部容積を形成する二つのシェルで形成された包囲体を有し、前記内部容積は、密封をなして摺動するように取り付けられたスカートによって二つのチャンバに分割され、前記スカートは、多かれ少なかれ前記スカートの中央部に配置された空気式ピストン内に配置された三方弁の作動によって発生する圧力差によって作動され、更に、騒音を低減するための手段を有する空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は、前記シェルのうちの一方と剛性エレメントとの間に配置された一つのエラストマー層を含む支承手段である、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0011】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は、中央オリフィスを含むカバーの形態を有し、ほぼ截頭円錐形形状のリムの形態で半径方向外方に延びており、一方の半径方向端部が、前記シェルのうちの一方に当接する、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0012】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、ゴムエレメントが前記リムの半径方向外端と前記ブースターの前記包囲体との間に挿入されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0013】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記ゴムエレメントは、前記カバーの前記半径方向外端を境界付ける環状キャップである、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0014】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は、ねじ−ナットアッセンブリによって前記ブースターに固定されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0015】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段はディスクの形状を有する、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は前記ブースターに結合によって固定されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0016】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記エラストマー層は、剛性第1エレメントと剛性第2エレメントとの間に含まれる、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0017】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記剛性エレメントは薄鋼板でできている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記剛性エレメントはアルミニウムシートでできている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0018】
本発明の更に別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、手段がサンドウィッチになったシートで形成されていることを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0019】
本発明は、以下の説明、及び前後が図面の左右と夫々対応する添付図面により、更によく理解されるであろう。
全ての図面において、多かれ少なかれ同じ機能を持つエレメントには同じ参照番号が付してある。
【0020】
【発明の実施の形態】
ここに説明する全てのエレメントは、ブースターの長さ方向軸線である軸線Xを中心とした回転対称形状を有する。
【0021】
図1は、少なくとも一つのブレーキペダルを含むペダルボックスPを有する制動回路を持つ自動車の概略図である。ブレーキペダルは、周知の種類の空気式ブレーキブースターSV、及びホイールに配置されたブレーキFに連結されたマスターシリンダMCを制御する制御ロッドを作動する。制動回路は、マスターシリンダとホイールとの間に配置されたABS装置HUを更に含む。矢印は、ABS装置の作動によって発生する騒音及び振動の伝達方向を示す。
【0022】
図2は、本発明による空気式ブレーキブースターの長さ方向軸線Xの一方の側を示す。この空気式ブレーキブースターは、外形に亘って互いにクリンプ止めされた、内部容積6を形成する第1及び第2のシェル3、5で形成された包囲体1を有する。後シェル5はスリーブ8の形態で後方に向かって延びており、前シェル3にはマスターシリンダ(図示せず)を収容するためのオリフィスが設けられている。ブースターは、更に、包囲体1内でシールをなしながら摺動し、容積6を壁7の前側の低圧チャンバ10及びブースターの後側の可変圧チャンバ12に分割するように取り付けられた可動環状壁7を有する。シールは、例えば、ゴム製の捲くり膜9によって提供される。ブースターは、更に、壁7の中央部分に配置された空気圧ピストン11を有する。このピストンの後部は、多かれ少なかれ円筒形をなしたスリーブ15である。空気圧ピストン11は、スリーブ8にシール手段16を介してシールをなしながら摺動するように取り付けられている。
【0023】
スリーブ15には、制御ロッド19によって制御される三方弁17が配置されている。制御ロッドは、後方に向かう長さ方向第1端部がブレーキペダル(図示せず)に連結されており、第1端部とは反対側の第2端部がプランジャー21の後部に形成された多かれ少なかれ截頭円錐形のキャビティ20内に収容されている。
【0024】
三方弁の構造は、周知であるため、説明しない。
更に、戻しばね47が空気圧ピストン11の前面と真空チャンバのシェル3との間に取り付けられている。
【0025】
マスターシリンダ(図示せず)の少なくとも一つのピストンを作動するプランジャーの前側にプッシュロッド(図示せず)が配置されており、制動回路の反作用を運転者に戻すように、多かれ少なかれ非圧縮性の材料でできた反作用ディスク(図示せず)がプランジャー21とプッシュロッド47との間に配置されている。
【0026】
前チャンバは、密封連結手段、例えばシェル1に固定されており且つ例えば真空ポンプに連結された配管48によって真空源に永久的に連結されている。
休止状態では、三方弁17により作用チャンバ12及び真空チャンバ10が連通状態に置かれ、制動中、三方弁により低圧チャンバ10と可変圧力チャンバ12との間の連通が絶たれ、作用チャンバ12を、高圧、例えば大気圧の環境と連通状態に置き、次いで、二つのチャンバ10、12間の圧力差の作用で壁を矢印51の方向に移動させる。従って、プッシュロッド49もまた矢印51の方向に移動し、マスターシリンダの少なくとも一つのピストンを作動する(何れも図示せず)。
【0027】
ブースターは、更に、騒音を低減するための手段53を含む。この手段は、包囲体1の外側に配置されており、少なくとも一つのシェル3、5の外面に固定されている。手段53は、多かれ少なかれ、手段53をブースターに固定するための通路57によって取り囲まれた中央オリフィス55を持つカバー54の形態を有する。通路57について、有利には4個設けられており、角度をなして配置されている。カバー54には、更に、多かれ少なかれ截頭円錐形形状の、有利には外方に差し向けられたリム59で形成された半径方向外端が設けられている。
【0028】
手段53はブースターのスリーブ8の周囲に配置されており、リム59の円錐角度は作動ロッドに向かって配向されており、リム59の半径方向外端がブースターのシェル5に押し付けられる。カバー51は、固定手段61、例えばねじ−ナットアッセンブリによってブースターにしっかりと固定される。固定手段61は、有利には、ブースターを車輛のバルクヘッドに固定するのに使用される手段と同じであってもよい。
【0029】
手段53は、エラストマー製の、例えばゴム製の層を含む材料で形成されている。この材料は、少なくとも一つの剛性エレメント間、例えば薄鋼板又はアルミニウムシートに結合され、有利には、二つの剛性エレメント間に結合されて騒音低減性能が優れた「サンドウィッチシート」型となる。
【0030】
手段53の全外周には、有利には、例えばゴム製の環状キャップが設けられており、これがブースターのシェルと接触する。
図3は、騒音を低減するための本発明による手段の第2実施例を示す。
【0031】
手段53は、ブースターの一方のシェルに有利には結合によって設けられたディスク65で形成されている。図3では、手段53はブースターの後面にスリーブ8の周囲に取り付けられている。
【0032】
手段53は、一層のエラストマー、例えばゴム層を含む材料で形成されており、この層は、少なくとも一つの剛性エレメント間、例えば薄鋼板又はアルミニウムシートに結合され、有利には、二つの剛性エレメント間に結合されて騒音低減性能が優れた「サンドウィッチシート」型となる。
【0033】
本発明によるブースターにより、アンチロック制動システムの作動時に制動システムが発生する騒音を1デシベル乃至2デシベル低減できる。
勿論、騒音低減手段をシェルの内面又は外面に配置することは、本発明の範疇を逸脱することにならない。
【0034】
勿論、手段53をブースターの両シェルで使用することは、本発明の範疇を逸脱することにならない。
本発明は、主に自動車産業に適用される。
【0035】
本発明は、詳細には、自動車、特に乗用車用の制動システムと関連した産業に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンチロック制動システムを持つ制動回路の概略図である。
【図2】本発明による空気式ブレーキブースターの第1実施例の長さ方向半分の断面図である。
【図3】本発明による空気式ブレーキブースターの第2実施例の長さ方向半分の断面図である。
【符号の説明】
P ペダルボックス SV 空気式ブレーキブースター
F ブレーキ MC マスターシリンダ
HU ABS装置
1 包囲体 3 第1シェル
5 第2シェル 6 内部容積
7 可動環状壁 8 スリーブ
9 ゴム製捲くり膜 10 低圧チャンバ
11 空気圧ピストン 12 可変圧チャンバ
15 スリーブ 16 シール手段
17 三方弁 19 制御ロッド
21 プランジャー 20 截頭円錐形キャビティ
47 戻しばね 48 配管
49 プッシュロッド 51 カバー
53 騒音低減手段 54 カバー
55 中央オリフィス 57 通路
59 リム 61 固定手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、騒音低減手段を持つ空気式ブレーキブースターに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の種類の制動回路は、空気式ブレーキブースターによって倍力されるマスターシリンダを有し、制動回路は、ブレーキペダルに連結された制御ロッドによって作動される。制動回路は、更に、緊急制動時にホイールがロックしないようにし、及びかくして運転者の車輛制御を改善するため、制動調節装置を備えることが多くなってきている。これらの装置はABS装置として周知である。ABS装置は、ホイールのロックを検出するように車輛のホイールに配置されたセンサからの情報を集合するコンピュータを含む。ABS装置は、電子作動式の弁、少なくとも一つの蓄圧器、液圧ポンプ、例えば加圧制動流体を供給するための電気ポンプを更に含む。
【0003】
ABS装置のコンピュータがホイールのロックを検出したとき、コンピュータは、最初、ロックしそうになっているホイールのブレーキを解放した後、これらのホイールを再び制動するために制動流体の圧力を上昇する。これを行うため、液圧ポンプを作動させる。ABS装置の作動は、振動を発生し易く、この振動が液圧回路全体に伝わり、騒音を発生させる。この騒音は、一方では快適な運転について、他方では制動回路が正しく作動していないという心配を生じるため、運転者にとって煩わしい。
【0004】
本出願人は、この振動がマスターシリンダを介してブースターに伝達した後、エンジン室を車室から分離するバルクヘッドにブースターを介して伝達し、更にペダルボックスに伝達するということを発見した。従って、この振動は騒音源であり、ブースターは、その外壁を構成する薄板金が薄いため、この振動に特に敏感である。更に、ペダルボックスでの振動は車輛の運転者に不快な感覚を与える。
【0005】
ABS装置の作動時にホイールシリンダの振動により発生するノイズを減少する装置が周知である。これらの装置は、各ホイールシリンダと関連したセンサを含み、このセンサは、振動により発生した騒音と対応する信号を電子式制御ユニットに伝達する。制御ユニットは、次いで、電気作動式弁に信号を送出し、各ホイールシリンダに供給された制動流体の圧力を調節し、ABS装置の作動による振動を相殺する所定周波数の振動を発生する。しかしながら、この装置は非常に高価であり、実施が困難であり、非常に繊細な調節を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、音響容積(sound volume)が低い空気式ブレーキブースターを提供することである。
【0007】
本発明の目的は、製造が簡単であり且つ車輛への装着が簡単な空気式ブレーキブースターを提供することである。
本発明の目的は、周知の種類のブースターと匹敵する嵩容積の空気式ブレーキブースターを提供することである。
【0008】
本発明の目的は、ペダルの感覚が良好な制動システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
これらの目的は、金属製第1シェル及び金属製第2シェルで形成された本発明による空気式ブレーキブースターによって達成される。このブースターは、ブースターの少なくとも一方のシェルに押し付けられ、前記シェルを補剛し、及びかくしてブースターの振動を低減し、及びエンジン室を車室から分離するバルクヘッドへの及びペダルボックスへのこの振動の伝達を減少する手段を有する。
【0010】
更に、本発明は、有利には、運転者が特に敏感な高周波騒音の質を改善できる。
本発明の主題は、内部容積を形成する二つのシェルで形成された包囲体を有し、前記内部容積は、密封をなして摺動するように取り付けられたスカートによって二つのチャンバに分割され、前記スカートは、多かれ少なかれ前記スカートの中央部に配置された空気式ピストン内に配置された三方弁の作動によって発生する圧力差によって作動され、更に、騒音を低減するための手段を有する空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は、前記シェルのうちの一方と剛性エレメントとの間に配置された一つのエラストマー層を含む支承手段である、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0011】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は、中央オリフィスを含むカバーの形態を有し、ほぼ截頭円錐形形状のリムの形態で半径方向外方に延びており、一方の半径方向端部が、前記シェルのうちの一方に当接する、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0012】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、ゴムエレメントが前記リムの半径方向外端と前記ブースターの前記包囲体との間に挿入されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0013】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記ゴムエレメントは、前記カバーの前記半径方向外端を境界付ける環状キャップである、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0014】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は、ねじ−ナットアッセンブリによって前記ブースターに固定されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0015】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段はディスクの形状を有する、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、騒音低減手段は前記ブースターに結合によって固定されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0016】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記エラストマー層は、剛性第1エレメントと剛性第2エレメントとの間に含まれる、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0017】
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記剛性エレメントは薄鋼板でできている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
本発明の別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、前記剛性エレメントはアルミニウムシートでできている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0018】
本発明の更に別の主題は、空気式ブレーキブースターにおいて、手段がサンドウィッチになったシートで形成されていることを特徴とする空気式ブレーキブースターである。
【0019】
本発明は、以下の説明、及び前後が図面の左右と夫々対応する添付図面により、更によく理解されるであろう。
全ての図面において、多かれ少なかれ同じ機能を持つエレメントには同じ参照番号が付してある。
【0020】
【発明の実施の形態】
ここに説明する全てのエレメントは、ブースターの長さ方向軸線である軸線Xを中心とした回転対称形状を有する。
【0021】
図1は、少なくとも一つのブレーキペダルを含むペダルボックスPを有する制動回路を持つ自動車の概略図である。ブレーキペダルは、周知の種類の空気式ブレーキブースターSV、及びホイールに配置されたブレーキFに連結されたマスターシリンダMCを制御する制御ロッドを作動する。制動回路は、マスターシリンダとホイールとの間に配置されたABS装置HUを更に含む。矢印は、ABS装置の作動によって発生する騒音及び振動の伝達方向を示す。
【0022】
図2は、本発明による空気式ブレーキブースターの長さ方向軸線Xの一方の側を示す。この空気式ブレーキブースターは、外形に亘って互いにクリンプ止めされた、内部容積6を形成する第1及び第2のシェル3、5で形成された包囲体1を有する。後シェル5はスリーブ8の形態で後方に向かって延びており、前シェル3にはマスターシリンダ(図示せず)を収容するためのオリフィスが設けられている。ブースターは、更に、包囲体1内でシールをなしながら摺動し、容積6を壁7の前側の低圧チャンバ10及びブースターの後側の可変圧チャンバ12に分割するように取り付けられた可動環状壁7を有する。シールは、例えば、ゴム製の捲くり膜9によって提供される。ブースターは、更に、壁7の中央部分に配置された空気圧ピストン11を有する。このピストンの後部は、多かれ少なかれ円筒形をなしたスリーブ15である。空気圧ピストン11は、スリーブ8にシール手段16を介してシールをなしながら摺動するように取り付けられている。
【0023】
スリーブ15には、制御ロッド19によって制御される三方弁17が配置されている。制御ロッドは、後方に向かう長さ方向第1端部がブレーキペダル(図示せず)に連結されており、第1端部とは反対側の第2端部がプランジャー21の後部に形成された多かれ少なかれ截頭円錐形のキャビティ20内に収容されている。
【0024】
三方弁の構造は、周知であるため、説明しない。
更に、戻しばね47が空気圧ピストン11の前面と真空チャンバのシェル3との間に取り付けられている。
【0025】
マスターシリンダ(図示せず)の少なくとも一つのピストンを作動するプランジャーの前側にプッシュロッド(図示せず)が配置されており、制動回路の反作用を運転者に戻すように、多かれ少なかれ非圧縮性の材料でできた反作用ディスク(図示せず)がプランジャー21とプッシュロッド47との間に配置されている。
【0026】
前チャンバは、密封連結手段、例えばシェル1に固定されており且つ例えば真空ポンプに連結された配管48によって真空源に永久的に連結されている。
休止状態では、三方弁17により作用チャンバ12及び真空チャンバ10が連通状態に置かれ、制動中、三方弁により低圧チャンバ10と可変圧力チャンバ12との間の連通が絶たれ、作用チャンバ12を、高圧、例えば大気圧の環境と連通状態に置き、次いで、二つのチャンバ10、12間の圧力差の作用で壁を矢印51の方向に移動させる。従って、プッシュロッド49もまた矢印51の方向に移動し、マスターシリンダの少なくとも一つのピストンを作動する(何れも図示せず)。
【0027】
ブースターは、更に、騒音を低減するための手段53を含む。この手段は、包囲体1の外側に配置されており、少なくとも一つのシェル3、5の外面に固定されている。手段53は、多かれ少なかれ、手段53をブースターに固定するための通路57によって取り囲まれた中央オリフィス55を持つカバー54の形態を有する。通路57について、有利には4個設けられており、角度をなして配置されている。カバー54には、更に、多かれ少なかれ截頭円錐形形状の、有利には外方に差し向けられたリム59で形成された半径方向外端が設けられている。
【0028】
手段53はブースターのスリーブ8の周囲に配置されており、リム59の円錐角度は作動ロッドに向かって配向されており、リム59の半径方向外端がブースターのシェル5に押し付けられる。カバー51は、固定手段61、例えばねじ−ナットアッセンブリによってブースターにしっかりと固定される。固定手段61は、有利には、ブースターを車輛のバルクヘッドに固定するのに使用される手段と同じであってもよい。
【0029】
手段53は、エラストマー製の、例えばゴム製の層を含む材料で形成されている。この材料は、少なくとも一つの剛性エレメント間、例えば薄鋼板又はアルミニウムシートに結合され、有利には、二つの剛性エレメント間に結合されて騒音低減性能が優れた「サンドウィッチシート」型となる。
【0030】
手段53の全外周には、有利には、例えばゴム製の環状キャップが設けられており、これがブースターのシェルと接触する。
図3は、騒音を低減するための本発明による手段の第2実施例を示す。
【0031】
手段53は、ブースターの一方のシェルに有利には結合によって設けられたディスク65で形成されている。図3では、手段53はブースターの後面にスリーブ8の周囲に取り付けられている。
【0032】
手段53は、一層のエラストマー、例えばゴム層を含む材料で形成されており、この層は、少なくとも一つの剛性エレメント間、例えば薄鋼板又はアルミニウムシートに結合され、有利には、二つの剛性エレメント間に結合されて騒音低減性能が優れた「サンドウィッチシート」型となる。
【0033】
本発明によるブースターにより、アンチロック制動システムの作動時に制動システムが発生する騒音を1デシベル乃至2デシベル低減できる。
勿論、騒音低減手段をシェルの内面又は外面に配置することは、本発明の範疇を逸脱することにならない。
【0034】
勿論、手段53をブースターの両シェルで使用することは、本発明の範疇を逸脱することにならない。
本発明は、主に自動車産業に適用される。
【0035】
本発明は、詳細には、自動車、特に乗用車用の制動システムと関連した産業に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンチロック制動システムを持つ制動回路の概略図である。
【図2】本発明による空気式ブレーキブースターの第1実施例の長さ方向半分の断面図である。
【図3】本発明による空気式ブレーキブースターの第2実施例の長さ方向半分の断面図である。
【符号の説明】
P ペダルボックス SV 空気式ブレーキブースター
F ブレーキ MC マスターシリンダ
HU ABS装置
1 包囲体 3 第1シェル
5 第2シェル 6 内部容積
7 可動環状壁 8 スリーブ
9 ゴム製捲くり膜 10 低圧チャンバ
11 空気圧ピストン 12 可変圧チャンバ
15 スリーブ 16 シール手段
17 三方弁 19 制御ロッド
21 プランジャー 20 截頭円錐形キャビティ
47 戻しばね 48 配管
49 プッシュロッド 51 カバー
53 騒音低減手段 54 カバー
55 中央オリフィス 57 通路
59 リム 61 固定手段
Claims (10)
- 内部容積を形成する二つのシェル(3、5)で形成された包囲体を有し、前記内部容積は、密封をなして摺動するように取り付けられたスカートによって二つのチャンバに分割され、前記スカート(7)は、多かれ少なかれ前記スカートの中央部に配置された空気式ピストン内に配置された三方弁(17)の作動によって発生する圧力差によって作動され、更に、騒音を低減するための手段(53)を有する空気式ブレーキブースターにおいて、前記手段(53)は、前記シェル(3、5)のうちの一方と剛性エレメントとの間に配置された一つのエラストマー層を含む支承手段である、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項1に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記手段(53)は、中央オリフィス(55)を含むカバーの形態を有し、ほぼ截頭円錐形形状のリム(59)の形態で半径方向外方に延びており、一方の半径方向端部が、前記シェル(3、5)のうちの一方に当接する、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項2に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、ゴムエレメントが前記リム(59)の半径方向外端と前記ブースターの前記包囲体(1)との間に挿入されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項3に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記ゴムエレメントは、前記カバーの前記半径方向外端を境界付ける環状キャップである、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記手段(53)は、ねじ−ナットアッセンブリによって前記ブースターに固定されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項1又2に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記手段(53)はディスク(63)の形状を有する、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項6に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記手段(53)は前記ブースターに結合によって固定されている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記エラストマー層(50)は、剛性第1エレメントと剛性第2エレメントとの間に含まれる、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項8に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記剛性エレメントは薄鋼板でできている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
- 請求項8に記載の空気式ブレーキブースターにおいて、前記剛性エレメントはアルミニウムシートでできている、ことを特徴とする空気式ブレーキブースター。
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