JP2004034730A - 作業車両の表示装置 - Google Patents

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Shizuo Niimi
新見 静男
Takeshi Kato
加藤 武史
Sadaji Narimatsu
成松 貞治
Nobuaki Ikeuchi
池内 伸明
Tomoaki Watabe
渡部 智明
Hideaki Saeki
佐伯 英明
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】従来トラクタ等では、オペレータが車両から降りた状態で作業等を行う場合や、傾斜地にて姿勢を傾けて作業を行う場合、表示パネルの表示面に太陽光が反射して見え難くなるという課題が有った。また表示部にバイザー部を大きく設定すると立ち上って作業を確認する場合に見え難いという課題が生じる。
【解決手段】ステアリングハンドル1の前方に略水平面4を形成し、この水平面4に対し車両の各種情報を表示する表示パネル2を縦軸5周りに回転自在に設ける。また、前記表示パネル2の上部に、同パネル2の上方を覆うバイザー3を横軸6周りに回動自在に設ける構成とする。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、トラクタや田植機、コンバインといった農業用作業車両や、建設、運搬用等の作業車両の表示装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平6−320989号公報に示されるように、トラクタ等の農業機械には、ステアリングハンドルの前方に、車両の各種情報、例えばタコメータや燃料計、液晶モニタ等を有する表示パネルを備える構成となっている。そしてこれら表示パネルは、この表示面を操縦席に向かって設置されている。
【0003】
またこれら表示パネルは、表示面に外部の光が反射しない様、同表示面をパネル部材から少し後退させて、バイザー部を形成するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記トラクタのような作業車両では、例えば傾斜地等の等高線に沿って作業をする場合、側方から光が進入し、前記表示パネルに反射して表示内容が見難いという課題が有った。また前記バイザー部を過剰に大きく設定すると、車内で立ち上がったとき等に見え難いといった課題が想定される。
【0005】
また、車体後部に作業機を装着し、体を捻って作業状態を確認しながら走行する状況や、車両を停車させてオペレータが車外にいる状況においても、同様に、前記表示パネル2が後方へ向かってのみ設定されている為、表示内容を確認し難いという課題が有った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題に鑑みて、作業車両の表示装置を以下のように構成した。即ち、請求項1の発明では、ステアリングハンドル(1)の前方に車両の各種情報を表示する表示パネル(2)を配置すると共に、前記表示パネル(2)の上部に、同パネル(2)の表示面に対して前後位置を調節可能なバイザー(3)を設けたことを特徴とする作業車両の表示装置とした。
【0007】
(請求項1の作用)
これにより、前記バイザー(3)を手前に移動することで、表示パネル(2)の表示面に進入する光が遮ぎられる。また前記バイザー(3)を後方へ移動することで、表示面が広範囲に晒される。
【0008】
また請求項2の発明では、ステアリングハンドル(1)の前方に略水平面(4)を形成し、この水平面(4)に、車両の各種情報を表示し縦軸(5)周りに回転可能な表示パネル(2)を設けると共に、前記表示パネル(2)の上部に、横軸(6)周りに回動可能なバイザー(3)を設けたことを特徴とする作業車両の表示装置とした。
【0009】
(請求項2の作用)
これにより、表示パネル(2)及びバイザー(3)は、共に水平に回転し、バイザー(3)を手前に移動することで、表示パネル(2)の表示面に進入する光が遮ぎられる。また前記バイザー(3)を後方へ移動することで、表示面が広範囲に晒される。
【0010】
【発明の効果】
以上のように構成した請求項1の発明では、車両の状態に応じてバイザー(3)の位置を変更することで、表示面に光が進入することを極力防止できて、表示面を見易くすることができる。
【0011】
また請求項2の発明では、表示パネル(2)自体を回転することで、車外からでもオペレータが車両の各種情報を確認することができると共に、前記同様、バイザー(3)の位置或いは表示面の角度を変更することで、表示面に光が進入することを極力防止できて、表示面を見易くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を散布作業用トラクター10に搭載した場合について説明する。
トラクター10は、図3と図4に示すように、車両前部のボンネット11内にエンジンEを設け、このエンジンEの左右両側部から左右一対のメインフレーム12,12を後方へ延設する構成となっている。そして前記メインフレーム12,12の前部には、前輪13Fを支持するフロントアクスルケースを設けると共に、後部に後輪13Rを支持するリヤアクスルケースを設け、前記エンジンEの回転動力を前後輪12F,12Rへ伝達する構成となっている。
【0013】
そして、前記ボンネット11の後方に、ステアリングハンドル1を突設するハンドルポスト7を設け、同ポスト7にこの発明の表示装置を設置する構成となっている。
表示装置は、図1と図2に示すように、フロア20の前部中央部に、ハンドルポスト7を立設し、このハンドルポスト7の上部に、前方へ向かって延設するテーブル面4(水平面)を形成する。
【0014】
そして前記テーブル面4には、ステアリングハンドル1の前方、即ち車体中心部に、上下方向に配する筒軸5(縦軸)を突設し、この筒軸5に対して、ケース状の表示パネル2を回転自在に取り付ける構成となっている。
またここでは、前記表示パネル2を回転する際、少なくともトラクタ10の左右乗降部に向かって面する様、回転角度を確保する反面、回転により内部の電線類を過剰に捻じ曲げない様、前記ハンドルポスト7が左右回転範囲を規制するストッパーとなる構成となっている。
【0015】
そして前記表示パネル2の前面には、表示面となる各種ランプやモニタの表示を処理する表示板8を嵌め込む構成となっている。
尚、図中符号16は、前記表示板8の裏側に取付けたコントローラを示し、このコントローラ16に接続する電線類は、前記筒軸5を通じて車両のバッテリ或いは他のコントローラへ接続する構成となっている。
【0016】
また前記表示パネル2の左右両側面には、車体横方向に突設するネジ穴17を設け、このネジ穴17に対し、前記表示パネル2の上面及び左右側面を覆うバイザー3をノブボルト6(横軸)によって締め付け固定する構成となっている。
また前記バイザー3は、この上面及び側面を前記表示パネル2の形状に沿って摺動する様、同形状としている。
【0017】
これにより、前記バイザー3をノブボルト6の軸周りに回動し、パネル2の表示面に対し前後の位置を変更することができる。
また前記表示板8は、図2に示すように、パネル面左側に水温計50や燃料計51、タコメータ52を配置し、右側に車速やPTO回転数を表示する液晶モニタ53や変速表示ランプ54を設け、車両の各種情報を表示する構成となっている。
【0018】
また前記表示パネル2の下部には各種制御のパイロットランプ55…を配置する構成となっている。
以上のように構成したトラクタ10の表示装置は、前記テーブル面4に対し表示パネル2を左右に回転することができるので、車両の傾斜状態や光の進入状態に応じてバイザー3の位置を変更することで、上方及び側方からの光が表示板8に進入することを極力防止できて、表示を見易くすることができる。また車外からでもオペレータが車両の各種情報を確認し易くすることができる
また、バイザー3の位置を変更することで、表示板8に光が進入することを極力防止できて、表示を見易くすることができる。
【0019】
次に、このトラクタ10を用いた作業の一形態を説明する。
前記左右のメインフレーム12,12の前部には、前記ボンネット11を挟んでリンク支持フレーム18を立設し、同フレーム18に、平行リンク機構を装着し、散布ブーム19を昇降自在に設ける構成となっている。
【0020】
また前記左右のメインフレーム12,12の中央部から後部にかけては、図5に示すように、内部に中空部Sを形成し燃料タンクを構成したフロア20を載置し取り付ける構成となっている。
ここで前記フロア20について説明する。
【0021】
前記フロア20は、上向きの凸状断面部を有する上面部20aと、下向きに凸上断面部を有する下面部20bとを夫れ夫れ別体で構成し、両部材20a,20bを上下に接着して中空部Sを形成する構成となっている。また前記フロア20は、側面視二段形状に構成され、前部をステップ部21とし、前端部に燃料供給口24を取り付け、後部を操縦席22、兼後述する薬液タンクの載置部23とする構成となっている。また前記下面部20bの後部は、前記後輪12Rの上方を覆うフェンダーを兼ねる構成となっている。
【0022】
これにより、燃料タンクをフロアと別体に構成するものと比較して部品点数を削減し生産コストを削減することができる。
また前記メインフレーム12,12の後部には、図6に示すように、この内側に横向きの回動軸15を突設し、同軸15にリフトアーム25を支持して別途備えた油圧シリンダにより上下回動する構成となっている。また前記リフトアーム25の下方には、PTO軸26を設け、同軸26の回転により薬液を圧送する薬液ポンプ28を駆動したり、前記リフトアーム25に連結した各種作業機を駆動する構成となっている。
【0023】
また前記フロア20の後部上面に搭載する薬液タンク27は、図6に示すように、平面視凹型に形成され、操縦席22の左右両側と後方を取り囲む構成となっている。
これにより、前記薬液タンク27に充填された薬液を、前記薬液ポンプ28にて取り出しホース29を介して散布ブーム19へ送り込む構成となっている。
【0024】
また更に、前記トラクタTでは、操縦席22の周囲を取り囲むキャビン14を備える構成となっている。
ここでは、前記メインフレーム12,12から前フレーム30Fと後フレーム30Rを立設し、この前面に透明プラスチック材の前窓31を嵌め込み、左右側面にビニール製ドア32を設け、後面にもビニール製の後窓33を設けると共に、前記前後フレーム上端にルーフ34を取り付ける構成となっている。
【0025】
また前記キャビン14では、図7に示すように、前記前窓31を、接着兼シール部材35を介して前記前フレーム30Fに取り付けるにあたり、このシール部材35に、金属製またはカーボン製の糸状部材36を予め内装し、この糸状部材36の端部を、前記前窓30Fにラベル37によって覆いながら貼り付ける構成となっている。
【0026】
これにより、キャビン14を解体する際、前記糸状部材36を前窓31の取付面に沿って引き出すことで、シール部材35を取付方向に切断され強度が弱くなって、前窓30Fを前フレーム30Fから分離し易くすることができる。
以上のように構成したトラクタ10では、図4に示すように、果樹等、背丈の高い樹木Tに薬液を散布する際、この樹木Tの近くに三脚40を設置し、この三脚40の上部にシャワー状の薬液を散布する回転ノズル41を設ける一方、前記トラクタ側では前記ポンプ28から散布ブーム19に至るホース29を途中から取り外し、このホース29を前記回転ノズル41へ接続する三脚側ホース42に取り付ける。
【0027】
これにより、前記トラクタ10を停止させ、前記PTO軸26を回転することで、前記ポンプ28が駆動され、前記薬液を樹木Tの上方から散布する。またこの際、前記表示パネル2を乗降部に向くよう設定する。
尚、前記構成の別形態としては、PTO軸26やエンジンEを、リモコンなどで車外から操作する構成としたり、前記ホース29を、散布ブーム19へ接続するものとは別体として用意し、車体前部等に巻き収納するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの表示パネルの周囲を示す図。
【図2】表示パネルの正面図。
【図3】トラクタの平面図。
【図4】トラクタの作業状態を示す図。
【図5】トラクタのフロアを示す図。
【図6】トラクタのフロア部平面図。
【図7】(A)キャビンの前フレームの一部拡大図。
(B)前窓のラベル貼付部を示す図。
(C)前フレームと前窓のシールを示す断面図。
【符号の説明】
1 ステアリングハンドル
2 表示パネル
3 バイザー
4 テーブル面
5 筒軸
6 ノブボルトの締付軸
10 トラクタ

Claims (2)

  1. ステアリングハンドル(1)の前方に車両の各種情報を表示する表示パネル(2)を配置すると共に、前記表示パネル(2)の上部に、同パネル(2)の表示面に対して前後位置を調節可能なバイザー(3)を設けたことを特徴とする作業車両の表示装置。
  2. ステアリングハンドル(1)の前方に略水平面(4)を形成し、この水平面(4)に、車両の各種情報を表示し縦軸(5)周りに回転可能な表示パネル(2)を設けると共に、前記表示パネル(2)の上部に、横軸(6)周りに回動可能なバイザー(3)を設けたことを特徴とする作業車両の表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254769A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Yanmar Co Ltd 作業機の表示装置及び作業機
JP2008044566A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Yanmar Co Ltd 農作業機
JP2016154480A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 井関農機株式会社 作業車両
JP2016214216A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 ヤンマー株式会社 作業車両

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