JP2004033651A - 遊技機 - Google Patents

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Shunsuke Shiraishi
白石 俊介
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Abstract

【課題】停止操作に関連した意外性により、遊技者の遊技に対する期待感を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機は、遊技に必要な図柄を配置した複数の図柄列を変動表示するリール(3L,3C,3R)と、図柄列毎に対応し、遊技者が停止操作を行うために設けられた停止ボタン(7L,7C,7R)と、停止操作に対応しない図柄列を停止制御するか否かを決定するCPU(31)と、そのCPU(31)を含み、その決定結果に基づいて停止操作に対応しない図柄列を停止制御する主制御回路(71)とを備える。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技に必要な図柄を変動表示する変動表示手段と、その変動表示を制御するマイクロコンピュータ等の制御手段とを備えたスロットマシンその他の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン、いわゆるパチスロ機は、正面の表示窓内に複数の図柄を変動表示する回転リールを複数配列して構成した機械的変動表示装置、その各回転リール毎に停止させるために設けられた停止ボタン、或いはリール上の図柄を画面に表示する電気的変動表示装置を有する。多くの遊技機は、遊技者が回転を停止させたいリールに対応した停止ボタンを操作することで、そのリールが停止する。すなわち、遊技者は、自分で回転を停止させたいリールを決定することができる。
【0003】
遊技者のスタート操作に応じて、制御手段が変動表示装置を駆動制御して各リールを回転させることにより、図柄を変動表示させ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作により各リールの回転を順次停止させる。このとき、表示窓内に現れた各リールの図柄が特定の組合せ(入賞図柄)になった場合にメダル、又はコイン等の遊技媒体を払出すことで遊技者に利益を付与する。
【0004】
現在主流の機種は、複数種類の入賞態様を有するものである。特に、ある役の入賞が成立したときは、1回のメダルの払出しに終わらず、所定期間、通常の状態よりも条件の良い遊技状態となる。このような役として、遊技者に相対的に大きい利益を与えるゲームを所定回数行える役(「ビッグボーナス」と称し、以下「BB」と略記する)と、遊技者に相対的に小さい利益を与えるゲームを所定回数行える役(「レギュラーボーナス」と称し、以下「RB」と略記する)がある。
【0005】
また、現在主流の機種においては、有効化された入賞ライン(以下「有効ライン」という)に沿って所定の図柄の組合せが並び、メダル、コイン等が払出される入賞が成立するためには、内部的な抽選処理(以下「内部抽選」という)により役に当選(以下「内部当選」という)し、且つその内部当選した役(以下「内部当選役」という)の入賞成立を示す図柄組合せを有効ラインに停止できるタイミングで遊技者が停止操作を行うことが要求される。つまり、いくら内部当選したとしても、遊技者の停止操作のタイミングが悪いと内部当選役の入賞を成立させることができない。すなわち、停止操作をタイミングよく行う技術が要求される(「目押し」といわれる技術介入性の比重が高い)遊技機が現在の主流である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記「目押し」を行うには、どの役に内部当選したかを知っていなければ、内部当選役の入賞を成立させるための図柄を狙うことができない。そこで、いわゆる「リーチ目」といわれる図柄の停止態様によって特定の役に内部当選したことを報知するようにした遊技機が知られている。しかし、「リーチ目」によって内部当選したことを報知するのでは、その「リーチ目」を知らない遊技者は、内部当選していることを知らないまま遊技を行い、内部当選役の入賞成立への期待感を持つことができない。また、「リーチ目」を知っている遊技者であっても、図柄の停止態様による報知ではインパクトが低いため、遊技の盛り上がりに欠ける。
【0007】
本発明の目的は、停止操作に関連した意外性により、遊技者の遊技に対する期待感を高めることができる遊技機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機は、遊技に必要な図柄を配置した複数の図柄列を変動表示する変動表示手段(例えば、後述のリール3L,3C,3R)と、図柄列毎に対応し、遊技者が停止操作を行うために設けられた停止操作手段(例えば、後述の停止ボタン7L,7C,7R)と、停止操作をした停止操作手段に対応しない図柄列を停止制御するか否かを決定する変則停止決定手段(例えば、後述のCPU31)と、変則停止決定手段の決定結果に基づいて図柄列を停止制御する変則停止制御手段(例えば、後述の主制御回路71)とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の具体的態様では、変則停止制御手段は、所定の条件(例えば、後述の一般遊技状態において、いずれかの役が内部当選し、図4の変則停止抽選テーブルに基づいて「当選」に決定され、第1停止操作が行われた場合)が満たされたとき、停止操作手段に対応しない図柄列を停止制御することを特徴とする。
【0010】
本発明の具体的態様では、内部当選役を決定する内部当選役決定手段を備え、変則停止決定手段の決定は、内部当選役決定手段の決定結果に基づいて行われることを特徴とする。
【0011】
本発明の具体的態様では、変則停止制御手段は、内部当選役決定手段の決定結果と停止操作とに基づいて変動表示手段の変動表示を停止制御することを特徴とする。
【0012】
本発明の具体的態様では、変則停止制御手段は、対応しない図柄列を一旦停止制御した後、再び変動表示を行うことを特徴とする。
【0013】
本発明の具体的態様では、対応しない図柄列を一旦停止制御したときの図柄の停止態様は、内部当選役(例えば、BB)を表わすことを特徴とする。
【0014】
本発明の具体的態様では、対応しない図柄列を一旦停止制御したときの図柄の停止態様は、内部当選役(例えば、BB)の入賞成立を構成する図柄(例えば、後述の“青7”)を表わすことを特徴とする。
【0015】
【作用及び効果】
本発明の遊技機では、変則停止制御手段は、変則停止決定手段の決定結果に基づいて図柄列を停止制御する。従って、遊技者が停止操作を行ったとき、停止操作をした停止操作手段に対応しない図柄列、或いはその図柄列と停止操作をした停止操作手段に対応する図柄列が停止制御される。一方、遊技者は、変動中の複数の図柄列のうち所望の図柄列の変動表示を停止させようとして、それに対応した停止操作手段を操作するが、この遊技機では、上記のように停止操作をした停止操作手段に対応しない図柄列が停止制御されることがある。この場合、所望の図柄列が停止制御されるであろうと認識している遊技者に意外感を持たせることができる。これにより、遊技者は遊技状態に何らかの変化が起きる又は起きたかもしれないと認識し、遊技に期待感を持つことになる。
【0016】
本発明の具体的態様において、変則停止制御手段は、所定の条件が満たされたとき、停止操作手段に対応しない図柄列を停止制御する。従って、所定の条件が満たされるまで、停止操作手段に対応しない図柄列が停止制御されないので、より一層遊技者に意外感を持たせることができる。
【0017】
本発明の具体的態様において、変則停止決定手段の決定は、内部当選役決定手段も決定結果に基づいて行われる。従って、内部当選役の決定により、停止操作をした停止操作手段に対応しない図柄列を停止制御することができる。これにより、遊技者に内部当選したことを報知することができる。
【0018】
本発明の具体的態様において、変則停止制御手段は、内部当選役決定手段の決定結果と停止操作とに基づいて変動表示手段の変動表示を停止制御する。従って、停止制御は、内部当選役決定手段の決定結果と遊技者の停止操作に基づいて行われる。例えば、上記決定結果がBBである場合、遊技者は、BBを構成する図柄である後述の“青7”を狙って停止操作を行うことで“青7”で停止させることができる(後述の「引き込み」である)。ここで、例えば、遊技者が停止操作手段を操作するタイミングが悪くて変則停止制御手段が“青7”で停止制御することができない場合、変則停止制御手段は停止操作をした停止操作手段に対応しない図柄列により“青7”で停止制御することができる。これにより、「目押し」をできない又は失敗した遊技者を救済することができる。
【0019】
本発明の具体的態様において、変則停止制御手段は、対応しない図柄列を一旦停止制御した後、再び変動表示を行う。従って、例えば、対応しない図柄列が停止制御されたときの図柄の停止態様がどのような変化が起きる又は起きたかを表わすものであれば、対応しない図柄列が停止したとき、遊技者は、その図柄の停止態様によってどのような変化が起きる又は起きたかを認識することができる。
【0020】
本発明の具体的態様において、対応しない図柄列が停止制御されたときの図柄の停止態様は、内部当選役を表わす。従って、例えば、内部当選する可能性のある役が複数設けられている場合、遊技者は、図柄の停止態様からどの役が内部当選したかを認識することができる。
【0021】
本発明の具体的態様において、対応しない図柄列が停止したときの図柄の停止態様は、内部当選役の入賞成立を構成する図柄を表わす。従って、遊技者は、内部当選したことを認識し、その入賞成立を構成する図柄を狙って「目押し」をすることができる。これにより、対応しない図柄列が停止制御されたときの遊技者の期待感が増し、遊技者は遊技に面白みを感じることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1実施例]
図1は、本発明の一実施例の遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、いわゆる「パチスロ機」である。この遊技機1は、コイン、メダル又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
【0023】
遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L,4C,4Rが設けられる。表示窓4L,4C,4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b,センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大−BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a,9b,9cの点灯で表示される。
【0024】
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個のリール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設けられ、変動表示手段を形成している。各リールの図柄は表示窓4L,4C,4Rを通して観察できるようになっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
【0025】
表示窓4L,4C,4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられる。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯する。ここで、本実施例では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が“1”で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が“2”で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が“3”で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。
【0026】
表示窓4L,4C,4Rの右側には、WINランプ17及び払出表示部18が設けられる。WINランプ17は、BB又はRBの入賞が成立した場合に点灯し、BB又はRBに内部当選した場合に所定確率で点灯する。払出表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
【0027】
パネル表示部2aの右側上部には、ボーナス遊技情報表示部20が設けられる。ボーナス遊技情報表示部20は、7セグメントLEDから成り、後で説明するRBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。表示窓4L,4C,4Rの下方には水平面の台座部10が形成され、その台座部10と表示窓4L,4C,4Rとの間には液晶表示装置5が設けられている。この液晶表示装置5の表示画面5aには、遊技に関する所定の演出が表示される。
【0028】
液晶表示装置5の右側にはメダル投入口22が設けられ、液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、および最大BETスイッチ13が設けられる。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチを操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
【0029】
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り換えにより、正面下部のメダル払出口15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作により上記リールを回転させ、表示窓4L,4C,4R内での図柄の変動表示を開始(ゲームを開始)するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
【0030】
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L,21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L,21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。停止ボタン7Lは、リール3Lの回転を停止させるように定められた停止ボタンであり、停止ボタン7Cは、リール3Cの回転を停止させるように定められた停止ボタンであり、停止ボタン7Rは、リール3Rの回転を停止させるように定められた停止ボタンである。
【0031】
ここで、本実施例では、全てのリールが回転しているときに行われる停止操作を「第1停止操作」、次に行われる停止操作を「第2停止操作」、この「第2停止操作」の後に行われる停止操作を「第3停止操作」という。
【0032】
本実施例においては、上記のように停止ボタン7L,7C,7Rは、それぞれリール3L,3C,3Rを停止させるものとして定められているが、所定の条件(一般遊技状態において、いずれかの役が内部当選し、後述の図4の変則停止抽選テーブルに基づいて「当選」に決定され、第1停止操作が行われた場合)が満たされたときは、停止操作をした停止ボタンに対応しないリールが停止制御される。実施例では、停止操作をした停止ボタンに対応しないリールを停止制御することを「変則停止演出」という。例えば、第1停止操作として、左の停止ボタン7Lが操作されたときは右のリール3Rの回転が停止し、中央の停止ボタン7Cが操作されたときも右のリール3Rの回転が停止し、右の停止ボタン7Rが操作されたときは左のリール3Lの回転が停止するようになっている。この「変則停止演出」については、後で図10の停止操作チェック処理及び図11の変則停止処理を参照して説明する。
【0033】
図2は、各リール3L,3C,3Rに表わされた複数種類の図柄が21個配列された図柄列を示している。各図柄には“00”〜“20”のコードナンバーが付され、データテーブルとして後で説明するROM32(図5)に格納されている。各リール3L,3C,3R上には、“青7(図柄91)”、“赤7(図柄92)”、“BAR(図柄93)”、“ベル(図柄94)”、“プラム(図柄95)”、“Replay(図柄96)”及び“チェリー(図柄97)”の図柄で構成される図柄列が表わされている。各リール3L,3C,3Rは、図柄列が図2の矢印方向に移動するように回転駆動される。
【0034】
図3を参照して、各遊技状態における入賞図柄組合せに対応する役及び払出枚数について説明する。
【0035】
ここで、遊技状態とは、一般に、BB又はRBに内部当選しているか否か、或いはBB又はRBが作動しているか否かによって区別するものである。内部当選する可能性のある役の種類は、いわゆる確率抽選テーブルによって定まる。一般に、確率抽選テーブルは、各遊技状態毎に設けられている。すなわち、同一の遊技状態のゲームでは、内部当選する可能性のある役の種類が同一となる。ただし、「BB遊技状態」は、「BB中一般遊技状態」及び「RB遊技状態」を含むものであり、内部当選する可能性のある役の種類が異なる状態を含む。
【0036】
図3に示すように、一般遊技状態において、有効ラインに沿って“青7−青7−青7”、又は“赤7−赤7−赤7”の組合せで図柄が並んだときは、BBの入賞が成立し、15枚のメダルが払出されると共に、次のゲームの遊技状態が「BB遊技状態」となる。
【0037】
「RB遊技状態」は、「一般遊技状態」において、有効ラインに沿って並んだ図柄の組合せが“BAR−BAR−BAR”であるとき、又は「BB中一般遊技状態」において、有効ラインに沿って並んだ図柄の組合せが“Replay−Replay−Replay”であるとき(いわゆる「JAC IN」)に発生する。このとき、15枚のメダルが払出される。「RB遊技状態」は、メダルを1枚賭けることにより所定の図柄組合せ“Replay−Replay−Replay”が揃い、15枚のメダルを獲得できる役物に当たりやすい遊技状態である。1回の「RB遊技状態」において可能な最大のゲーム回数(これを「RBゲーム可能回数」という)は、12回である。また、このRB遊技状態において、入賞できる回数(これを「RBゲーム入賞可能回数」という)は、8回までである。即ち、この「RB遊技状態」は、ゲーム回数が12回に達するか、又は入賞回数が8回に達した場合に終了する。BB遊技状態は、所定のゲームで第3停止操作が行われたとき、終了する。例えば、3回目のRB遊技状態の最後のゲームにおいて第3停止操作が行われたとき、BB遊技状態が終了する。
【0038】
一般遊技状態において、有効ラインに沿って並んだ図柄の組合せが“Replay−Replay−Replay”であるときは、再遊技の入賞が成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者は、メダルを消費することなく遊技を行うことができる。
【0039】
一般遊技状態又はBB中一般遊技状態において、有効ラインに沿って図柄組合せ“ベル−ベル−ベル”が並ぶことにより、「ベルの小役」の入賞が成立する。「ベルの小役」に内部当選したとき、入賞が成立するか否かは停止操作により決定される。
【0040】
ここで、本実施例では、いわゆる「滑りコマ数」を最大“4コマ”としている。例えば、右のリール3Rの回転中において、各リール3L,3C,3Rに対応して設けられた停止ボタン7L,7C,7Rが操作されたとき、センターライン8cに位置していた図柄(具体的には、図柄の中心がセンターライン8cの上方に位置し、その中心がセンターライン8cの位置に最も近い図柄)がコードナンバー“12”の“チェリー(図2の図柄97)”である場合、その図柄がセンターライン8cの位置に到達したとき、停止ボタン7Rが操作されると、コードナンバー“08”の“青7(図2の図柄91)”をセンターライン8cの位置に停止表示するように右のリール3Rを停止制御することができる。
【0041】
いずれかの役が内部当選している場合、停止ボタン7L,7C,7Rが操作されたとき、センターライン8cに位置していた図柄から“4コマ”以内に内部当選している役(内部当選役)の図柄があれば、その図柄をセンターライン8cの位置に停止表示する(以下、「引き込み」という)ことができ、“4コマ”以内に内部当選役の入賞成立を構成する図柄がない場合は、“4コマ”目の図柄で停止表示される。ここで、「滑りコマ数」は、停止ボタンが操作された後、リールが停止するまでの間に移動した図柄の数を示す。また、「滑りコマ数」は、停止ボタンが操作されたとき、所定の入賞ラインに位置していた図柄のコードナンバーと、実際にリールが停止したときに、その入賞ラインに停止した図柄のコードナンバーとの差の絶対値により表わされる。この「滑りコマ数」は、「引き込み数」と称されることもある。
【0042】
また、一般遊技状態及びBB中一般遊技状態では、「プラムの小役」、「BARの小役」、及び「チェリーの小役」の入賞成立を実現することが可能であるが、その払出枚数は図示のとおりである。
【0043】
次に、図4を参照して、変則停止抽選テーブル及び変則停止決定テーブルについて説明する。
【0044】
図4(a)に示すテーブルは、変則停止演出を行うか否かの抽選をするときに参照される(図10のST43)。このテーブルには、「当選」及び「不当選」に対応する乱数範囲が定められている。ここで、抽選により「当選」となった場合には、そのゲームにおいて、第1停止操作を行ったとき、変則停止演出が行われ、「不当選」となった場合には、第1停止操作を行ったとき、停止操作をした停止ボタンに対応するリールが停止制御される。
【0045】
図4(b)に示すテーブルには、「操作した停止ボタンに対応するリールの左側のリールを停止」、「操作した停止ボタンに対応するリールを停止」、及び「操作した停止ボタンに対応するリールの右側のリールを停止」に対応する乱数範囲が定められている。
【0046】
抽選により「操作した停止ボタンに対応するリールの左側のリールを停止」が決定された場合には、そのゲームにおいて、第1停止操作を行ったとき、停止操作した停止ボタンに対応するリールの左側のリールが停止制御される。ここで、停止ボタン7Lが操作された場合、その停止ボタン7Lに対応するリール3Lの左側には、リールが設けられていないため、リール3Rが停止制御される。
【0047】
また、抽選により「操作した停止ボタンに対応するリールを停止」が決定された場合には、そのゲームにおいて、第1停止操作を行ったとき、停止操作した停止ボタンに対応するリールが停止制御される。
【0048】
また、抽選により「操作した停止ボタンに対応するリールの右側のリールを停止」が決定された場合には、そのゲームにおいて、第1停止操作を行ったとき、停止操作した停止ボタンに対応するリールの右側のリールが停止制御される。ここで、停止ボタン7Rが操作された場合、その停止ボタン7Rに対応するリール3Rの右側には、リールが設けられていないため、リール3Lが停止制御される。
【0049】
詳細は後述するが、図4(b)に示す変則停止決定テーブルは、図4(a)に示す変則停止抽選テーブルの代わりに採用することができる。
【0050】
図5は、遊技機1における遊技処理動作を制御する主制御回路71と、主制御回路71に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路71から送信される制御指令に基づいて液晶表示装置5及びスピーカ21L,21Rを制御する副制御回路72とを含む回路構成を示す。
【0051】
主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含む。
【0052】
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、すなわちCPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
【0053】
マイクロコンピュータ30のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止制御テーブル(図示省略)、変則停止抽選テーブル、及び副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。このコマンドには、「デモ表示コマンド」、「スタートコマンド」、「全リール停止コマンド」、「入賞役コマンド」等がある。これらのコマンドについては後で説明する。
【0054】
図5の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ49L,49C,49Rとがある。
【0055】
更に、ステッピングモータ49L,49C,49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
【0056】
また、マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらも、I/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
【0057】
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
【0058】
図5の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役が決定される。内部当選役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
【0059】
リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L,49C,49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM33内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
【0060】
上記のようなリール3L,3C,3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM32内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
【0061】
更に、ROM32内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表わす入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L,中央のリール3C,右のリール3Rの停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
【0062】
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)により内部当選した場合には、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路46から送られる操作信号、及び選択された「停止制御テーブル」に基づいて、遊技者が停止操作をした停止ボタンに対応したリール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。一方、上述の変則停止演出を行う場合は、遊技者が停止操作をした停止ボタンに対応しないリール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
【0063】
内部当選した役の入賞成立を示す停止態様となれば、CPU31は、払出し指令信号をホッパー駆動回路41に供給してホッパー40から所定個数のメダルの払出しを行う。その際、メダル検出部40Sは、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU31に入力される。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー40の駆動を停止し、「メダルの払出し処理」を終了する。
【0064】
図6のブロック図は、副制御回路72の構成を示す。副制御回路72は、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御及びスピーカ21L,21Rからの音の出力制御を行う。この副制御回路72は、主制御回路71を構成する回路基板とは別の回路基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下「サブマイクロコンピュータ」という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L,21Rにより出力される音を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79で構成されている。
【0065】
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
【0066】
プログラムROM75は、サブCPU74で実行する制御プログラムを格納する。ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。
【0067】
画像制御回路81は、画像制御CPU82、画像制御ワークRAM83、画像制御プログラムROM84、画像ROM86、ビデオRAM87及び画像制御IC88で構成される。画像制御CPU82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムROM84内に格納する画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御プログラムROM84は、液晶表示装置5での表示に関する画像制御プログラムや各種選択テーブルを格納する。画像制御ワークRAM83は、上記画像制御プログラムを画像制御CPU82で実行するときの一時記憶手段として構成される。画像制御IC88は、画像制御CPU82で決定された表示内容に応じた画像を形成し、液晶表示装置5に出力する。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC88で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
【0068】
次に、主制御回路71のCPU31の制御動作について、図7〜図9に示すメインフローチャートを参照して説明する。
【0069】
初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(ステップ[以下、STと表記する]1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の記憶内容を消去する(ST2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、前回のゲーム終了後、すなわち全リール3L,3C,3R停止後から30秒経過したか否かを判別する(ST3)。この判別が“YES”のときは、副制御回路72に対し、「デモ画像」の表示を要求する「デモ表示コマンド」を送信する(ST4)。
【0070】
次に、CPU31は、メダルの自動投入の要求があるか、すなわち前回のゲームで再遊技(リプレイ)の入賞が成立したか否かを判別する(ST5)。この判別が“YES”のときは、投入要求分のメダルを自動投入し(ST6)、ST8に移る。ST5の判別が“NO”のときは、投入メダルセンサ22S又はBETスイッチ11,12,13からの入力があるか否かを判別する(ST7)。この判別が“YES”のときは、ST8に移り、“NO”のときは、ST3に移る。
【0071】
次に、CPU31は、スタートレバー6の操作に基づくスタートスイッチ6Sからの入力があるか否かを判別する(ST8)。この判別が“YES”のときは前回のゲームが開始してから“4.1”秒経過しているか否かを判別し(ST9)、この判別が“YES”のときはST11に移り、“NO”のときはST10に移る。ST10では、「ゲーム開始待ち時間消化処理」を行う。具体的には、前回のゲームが開始してから“4.1”秒経過するまでの間、遊技者のゲームを開始する操作に基づく入力を無効にする処理を行う。
【0072】
次に、CPU31は、リールの回転処理を行い(ST11)、同時に抽選用の乱数を抽出し(ST12)、1ゲーム監視用タイマをセットする(ST13)。ST12で抽出した乱数は、後で説明する確率抽選処理において使用される。ST13の1ゲーム監視用タイマには、遊技者の停止ボタンの停止操作によらずに自動的にリールを停止させるための自動停止タイマが含まれる。
【0073】
図8のST14では、CPU31は、上記ST12において抽出した乱数値に基づいて確率抽選処理を行う。この確率抽選処理は、遊技状態に応じて確率抽選テーブルを使用し、乱数値がどの役の乱数値範囲に属するか否かを判別し、内部当選役(成立フラグ)を決定するものである。
【0074】
次に、「スタートコマンド」を副制御回路72へ送信する(ST15)。「スタートコマンド」は、内部当選役の情報を含む。続いて、「メイン側演出選択処理」を行う(ST16)。この「メイン側演出選択処理」では、副制御回路72が直接的に制御する液晶表示装置5における演出に関連する事項を決定する。例えば、全てのリールが停止した後に、表示画面5a上で継続して行われる演出の時間(以下「演出時間」という)を決定する。続いて、CPU31は、停止ボタンが“オン”かどうかを判別する(ST17)。具体的には、いずれかの停止ボタンが操作されたかどうかを判別する。この判別が“YES”のときは、ST19に移り、“NO”のときは、ST18に移る。ST18では、自動停止タイマの値が“0”であるか否かを判別し、この判別が“YES”のときは、ST19に移り、“NO”のときは、ST17に移る。
【0075】
ST19では、後で図10を参照して説明する停止操作チェック処理を行う。この後、ST20に移る。
【0076】
ST20では、CPU31は、全てのリールが停止したかどうかを判別し、この判別が“YES”のときは、ST21に移り、“NO”のときは、ST17に移る。ST21では、全てのリールが停止したことを示す「全リール停止コマンド」を送信し、図9のST22に移る。
【0077】
図9のST22では、CPU31は入賞検索を行う。入賞検索とは、表示窓4L,4C,4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別するための入賞フラグをセットすることである。具体的には、センターライン8cに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び入賞判定テーブルに基づいて入賞役を識別する。続いて、入賞フラグが正常であるか否かを判別する(ST23)。この判別が“NO”のときはイリーガルエラーの表示を行う(ST24)。この場合、遊技は中止となる。ST23の判別が“YES”のときは、遊技状態に応じてメダルのクレジット、又は払出しを行う(ST25)。続いて、入賞役及びメダルの払出し枚数を示す「入賞役コマンド」を送信し(ST26)、「ロック時間処理」を行う(ST27)。この「ロック時間処理」では、全リールが停止した後、「演出時間」が経過するまでの間、次のゲームを開始するための操作を無効とする。具体的には、スタートレバー6の操作を無効とする。続いて、CPU31は、「WINランプ点灯処理」を行い(ST28)、一のゲームが終了したことを示す「1ゲーム終了コマンド」を送信する(ST29)。「WINランプ点灯処理」においては、所定の条件下で、「演出時間」経過後WINランプ17を点灯させる処理を行う。
【0078】
次に、BB遊技状態又はRB遊技状態であるか否かを判別する(ST30)。この判別が“YES”のときは、BB又はRBの「遊技数チェック処理」を行う(ST31)。この「遊技数チェック処理」では、RB遊技状態が発生した回数、BB中一般遊技状態のゲーム回数、RB遊技状態における入賞回数、及びRB遊技状態におけるゲーム回数をチェックする。
【0079】
次に、BB遊技状態又はRB遊技状態の終了時であるか否かを判別する(ST32)。具体的には、RB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか、又はBB中一般遊技状態においてゲーム回数が30回であるか否かを判別する。ST32の判別が“YES”のときは、BB遊技状態又はRB遊技状態の終了時のRAM33をクリアする(ST33)。続いて、「ボーナス終了コマンド」を副制御回路72へ送信する(ST34)。続いて、ST2に移る。
【0080】
次に、図10を参照して、停止操作チェック処理について説明する。
【0081】
初めに、CPU31は、現在の遊技状態が一般遊技状態であるか否かを判別する(ST41)。この判別が“YES”のときは、ST42に移り、“NO”のときは、ST46に移る。ST42では、いずれかの役に内部当選しているか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST43に移り、“NO”のときは、ST46に移る。
【0082】
ST43では、変則停止抽選テーブルを参照して変則停止演出を行うか否かの抽選を行う。この判別が“YES”のときは、すなわち、変則停止演出を行う場合は、ST44に移り、“NO”のときは、すなわち、変則停止演出を行わない場合は、ST46に移る。
【0083】
ST44では、図8のST17の停止操作が第1停止操作であるか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST45に移り、“NO”のときは、ST46に移る。ST45では、後述の変則停止処理を行う。この後、図8のST20に移る。ST46では、停止操作をした停止ボタンに対応するリールを停止させる。この後、図8のST20に移る。
【0084】
次に、図11を参照して、変則停止処理について説明する。
【0085】
初めに、CPU31は、図8のST17の停止操作で左の停止ボタン7Lが操作されたか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST52に移り、“NO”のときは、ST53に移る。ST52では、上記停止操作をした停止ボタンに対応しないリールである右のリール3Rを停止させる。この後、図8のST20に移る。
【0086】
ST53では、図8のST17の停止操作で中央の停止ボタン7Cが操作されたか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST54に移り、“NO”のときは、ST55に移る。ST54では、上記停止操作をした停止ボタンに対応しないリールである右のリール3Rを停止させる。この後、図8のST20に移る。
【0087】
ST55は、ST53の判別が“NO”のとき、すなわち、図8のST17の停止操作で右の停止ボタン7Rが操作された場合、この停止操作をした停止ボタンに対応しないリールである左のリール3Lを停止させる。この後、図8のST20に移る。
【0088】
[第2実施例]
次に、図12及び図13を参照して、第2実施例について説明する。第2実施例の遊技機の構造、電気回路等も、基本的に第1実施例の遊技機のものと同じである。ただし、第2実施例の遊技機では、図11に示す変則停止処理に代えて図13に示す変則停止処理を行う。なお、同じ構成手段は同じ符号で示される。
【0089】
第2実施例では、変則停止演出として、停止操作をした停止ボタンに対応しないリールが一旦(例えば、所定時間)停止し、再び変動表示が行われる。リールが一旦停止したとき、内部当選役の入賞成立を構成する図柄がセンターライン8cの位置で停止表示されるようになっている。これにより、遊技者は、内部当選役及びその入賞成立を構成する図柄を認識することができる。
【0090】
図12を参照して、内部当選役としてBBが決定されている場合の変則停止演出について説明する。
【0091】
図12(1)は、全リール3L,3C,3Rが回転し、図柄を変動表示している態様を示す。
【0092】
図12(2)は、図12(1)に示す変動表示中に、第1停止操作として左の停止ボタン7Lが操作された場合、右のリール3Rの回転が一旦停止し、右のリール3Rの図柄“青7(図2の図柄91)”がセンターライン8c(図示省略)の位置で停止表示されている態様を示す。すなわち、BBが内部当選していることを遊技者に報知している。図12(2)に示す態様は、“青7(図2の図柄91)”が引き込み可能であった場合の態様であるが、引き込み可能でない場合は、左の停止ボタン7Lが操作されたときにセンターライン8cに位置していた図柄から“4コマ”目の図柄で停止表示される。
【0093】
図12(3)は、図12(2)に示す変則停止演出の後、右のリール3Rが再び回転し、再び図柄を変動表示(再変動)している態様を示す。
【0094】
図12(4)は、図13(3)に示す再変動の後、第1,第2,第3停止操作が行われ、“青7―青7―青7”の図柄組合せで停止した態様、すなわち、BBの入賞が成立している態様を示す。なお、BBの入賞成立を構成する“青7−青7−青7”、又は“赤7−赤7−赤7”以外の組合せで図柄が揃ったときは、BBの入賞が成立しない。
【0095】
ここで、第1実施例及び第2実施例では、第1停止操作を行ったとき、一つのリールで変則停止演出するようになっているが、これに限らず、全てのリールで変則停止演出するようにしてもよい。
【0096】
また、第1停止操作を行ったとき、その停止操作をした停止ボタンに対応するリールも同時に停止表示するようにしてもよい。例えば、第1実施例においては、第1停止操作として、左の停止ボタン7Lが操作された場合、左のリール3L及び右のリール3Rを停止表示する。また、第2実施例においては、第1停止操作として、左の停止ボタン7Lが操作された場合、左のリール3Lを停止表示し、同時に右のリール3Rを一旦(例えば、一瞬)停止表示させ、再回転するようにする。
【0097】
また、第2実施例では、1つのリールで内部当選役の入賞成立を構成する図柄を停止表示するが、これに限らず、全てのリールで内部当選役の入賞成立を構成する図柄を停止表示するようにしてもよい。この場合、図12(2)では、“青7―青7―青7”で一瞬停止表示される。
【0098】
図13を参照して、変則停止処理について説明する。
【0099】
初めに、CPU31は、図8のST17の停止操作で左の停止ボタン7Lが操作されたか否かを判別する(ST61)。この判別が“YES”のときは、ST62に移り、“NO”のときは、ST63に移る。
【0100】
ST62では、右のリール3Rを一瞬(所定時間)停止させ、再回転させる。詳細には、CPU31は、内部当選役の入賞成立を構成する図柄がセンターライン8cで一瞬停止し、再変動するように右のリール3Rを制御する。この後、図8のST20に移る。
【0101】
ST63では、図8のST17の停止操作で中央の停止ボタン7Cが操作されたか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST64に移り、“NO”のときは、ST65に移る。
【0102】
ST64では、右のリール3Rを一瞬停止させ、再回転させる。詳細には、CPU31は、内部当選役の入賞成立を構成する図柄がセンターライン8cで一瞬停止し、再変動するように右のリール3Rを制御する。この後、図8のST20に移る。
【0103】
ST65では、左のリール3Lを一瞬停止させ、再回転させる。詳細には、CPU31は、内部当選役の入賞成立を構成する図柄がセンターライン8cで一瞬停止し、再変動するように左のリール3Lを制御する。この後、図8のST20に移る。
【0104】
[第3実施例]
次に、図14及び図15を参照して、第3実施例について説明する。第3実施例の遊技機の構造、電気回路等も、基本的に第1実施例の遊技機のものと同じである。ただし、第3実施例の遊技機では、図10に示す停止操作チェック処理に代えて図14に示す停止操作チェック処理を行う。それに伴い、図11に示す変則停止処理に代えて図15に示す変則停止処理を行う。なお、同じ構成手段は同じ符号で示される。
【0105】
第3実施例の遊技機では、停止操作をした停止ボタンに対応するリールが内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込むことができるかどうかを判別する(後述の図14のST75、ST79、ST82)。この判別の結果、引き込み可能なリールがなければ、その停止操作をした停止ボタンに対応しない他の引き込み可能なリールがその図柄を引き込んで停止表示するようになっている(後述の図15の変則停止処理)。
【0106】
図14を参照して、停止操作チェック処理について説明する。
【0107】
初めに、CPU31は、現在の遊技状態が一般遊技状態であるか否かを判別する(ST71)。この判別が“YES”のときは、ST72に移り、“NO”のときは、ST85に移る。ST72では、いずれかの役に内部当選しているか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST73に移り、“NO”のときは、ST85に移る。
【0108】
ST73では、変則停止抽選テーブルを参照して変則停止演出を行うか否かの抽選を行う。この判別が“YES”のときは、すなわち、変則停止演出を行う場合は、ST74に移り、“NO”のときは、すなわち、変則停止演出を行わない場合は、ST85に移る。
【0109】
ST74では、図8のST17の停止操作で左の停止ボタン7Lが操作されたか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST75に移り、“NO”のときは、ST78に移る。
【0110】
ST75では、内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み可能か、すなわち、“4コマ”以内に内部当選役の入賞成立を構成する図柄があるか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST76に移り、“NO”のときは、ST77に移る。ST76では、停止操作をした停止ボタンに対応する左のリール3Lで内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み、その左のリール3Lを停止させる。この後、図8のST20に移る。ST77では、後で図15を参照して説明する変則停止処理を行う。この後、図8のST20に移る。
【0111】
ST78では、図8のST17の停止操作で中央の停止ボタン7Cが操作されたか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST79に移り、“NO”のときは、ST82に移る。
【0112】
ST79では、内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み可能か、すなわち、“4コマ”以内に内部当選役の入賞成立を構成する図柄があるか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST80に移り、“NO”のときは、ST81に移る。ST80では、停止操作をした停止ボタンに対応する中央のリール3Cで内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み、その中央のリール3Cを停止させる。この後、図8のST20に移る。ST81では、後で図15を参照して説明する変則停止処理を行う。この後、図8のST20に移る。
【0113】
ST82では、内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み可能か、すなわち、“4コマ”以内に内部当選役の入賞成立を構成する図柄があるか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST83に移り、“NO”のときは、ST84に移る。ST83では、停止操作をした停止ボタンに対応する右のリール3Rで内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み、その右のリール3Rを停止させる。この後、図8のST20に移る。ST84では、後で図15を参照して説明する変則停止処理を行う。この後、図8のST20に移る。ST85では、停止操作をした停止ボタンに対応するリールを停止させる。この後、図8のST20に移る。
【0114】
図15を参照して、変則停止処理について説明する。
【0115】
初めに、CPU31は、停止操作をした停止ボタンに対応しない他のリールでは、内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み可能か、すなわち、“4コマ”以内に内部当選役の入賞成立を構成する図柄があるか否かを判別する。例えば、左の停止ボタン7Lが操作された場合(図14のST74で“YES”のとき)は、中央のリール3C及び右のリール3Rにおいて、内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み可能か否かを判別する。このST91の判別が“YES”のときは、ST92に移り、“NO”のときは、ST95に移る。
【0116】
ST92では、内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み可能なリールは、2つか否かを判別する。この判別が“YES”のときは、ST93に移り、“NO”のときは、ST94に移る。
【0117】
ST93では、引き込み可能なリールを決定する。詳細には、左の停止ボタン7Lが操作された場合(図14のST74で“YES”のとき)は中央のリール3C、右のリール3Rの順番で、中央の停止ボタン7Cが操作された場合(図14のST78で“YES”のとき)は右のリール3R、左のリール3Lの順番で、右の停止ボタン7Rが操作された場合(図14のST78で“NO”のとき)は左のリール3L、中央のリール3Cの順番で内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み可能であるか否かを判別し、引き込み可能なリールを決定する。
【0118】
ここで、第3実施例では、上記の順に引き込み可能であるか否かを判別しているが、これに限られない。例えば、左の停止ボタン7Lが操作された場合は右のリール3R、中央のリール3Cの順番で、中央の停止ボタン7Cが操作された場合は左のリール3L、右のリール3Rの順番で、右の停止ボタン7Rが操作された場合は中央のリール3C、左のリール3Lの順番で判別するようにしてもよい。
【0119】
ST94では、ST93で決定された引き込み可能なリールで内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込み、そのリールを停止させる。この後、図8のST20に移る。
【0120】
ST95では、停止操作をした停止ボタンに対応するリールを停止させる。すなわち、全てのリールにおいて内部当選役の入賞成立を構成する図柄を引き込むことができない場合は、前述のように“4コマ”目の図柄で停止表示される。この後、図8のST20に移る。
【0121】
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
【0122】
第1,第2,第3実施例では、いずれかの役が内部当選すると、ゲーム毎に抽選で変則停止演出を行うようにしているが、これに限らず、一度変則停止演出を行うと内部当選役の入賞が成立するまで変則停止演出を行わないようにしてもよい。
【0123】
また、変則停止演出は、いずれかの役が内部当選したときに行われるようにしているが、これに限らず、特定の役だけにしてもよい。例えば、特定の役として、ベルの小役を採用してもよい。
【0124】
また、第1,第2実施例では、停止操作をした停止ボタンに対応しないリールとして、左の停止ボタン、中央の停止ボタン、右の停止ボタンを操作すると、それぞれ右のリール、右のリール、左のリールを停止するようにしているが、これに限られず、左の停止ボタン、中央の停止ボタン、右の停止ボタンを操作すると、それぞれ中央のリール、左のリール、中央のリールを停止するようにしてもよい。また、ランダムに停止操作をした停止ボタンに対応しないリールが停止制御されるようにしてもよい。
【0125】
また、第2,第3実施例に示す変則停止演出を組み合わせて行ってもよい。この場合、遊技者が第1停止操作を行った場合、対応しないリールが一旦停止し、再回転する。このとき、前述のように内部当選役の入賞成立を構成する図柄で停止表示される。この後、停止操作を行うと内部当選役の入賞成立を構成する図柄の引き込みが行われるようにする。
【0126】
また、本実施例は、3本のリールを備えた遊技機を採用しているが、これに限らず、4本以上のリールを備えた遊技機を採用してもよい。
【0127】
また、第1実施例では、変則停止抽選テーブルにより変則停止演出を行うか抽選を行った後、停止ボタンが操作されることによってどのリールを停止させるかを決定するようにしているが、これらの処理をまとめて行うこともできる。この場合、第1停止操作が行われた後、前述の図4(b)に示す変則停止決定テーブルを参照し、乱数値により「操作した停止ボタンに対応するリールの左側のリールを停止」、「操作した停止ボタンに対応するリールを停止」、及び「操作した停止ボタンに対応するリールの右側のリールを停止」のいずれかを決定する。
【0128】
更に、上述のスロットマシンでの動作を家庭用ゲーム機として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスロットマシンの斜視図。
【図2】リール上に配列された図柄の例を示す図。
【図3】入賞図柄組合せに対応する役及び払出枚数を示す図。
【図4】変則停止抽選テーブル及び変則停止決定テーブルを示す図。
【図5】実施例の主制御回路の構成を示すブロック図。
【図6】実施例の副制御回路の構成を示すブロック図。
【図7】主制御回路のメインフローチャート。
【図8】図7に続くフローチャート。
【図9】図8に続くフローチャート。
【図10】停止操作チェック処理を示すフローチャート。
【図11】変則停止処理を示すフローチャート。
【図12】変則停止演出を示す図。
【図13】変則停止処理を示すフローチャート。
【図14】停止操作チェック処理を示すフローチャート。
【図15】変則停止処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…遊技機、2…キャビネット、2a…パネル表示部、3L,3C,3R…リール、4L,4C,4R…表示窓、5…液晶表示装置、5a…液晶表示画面、6…スタートレバー、7L,7C,7R…停止ボタン、8a…クロスダウンライン、8b…トップライン、8c…センターライン、8d…ボトムライン、8e…クロスアップライン、9a…1−BETランプ、9b…2−BETランプ、9c…最大BETランプ、10…台座部、11…1−BETスイッチ、12…2−BETスイッチ、13…最大−BETスイッチ、14…C/Pスイッチ、15…メダル払出口、16…メダル受け部、17…WINランプ、18…払出表示部、19…クレジット表示部、20…ボーナス遊技情報表示部、21L,21R…スピーカ、22…メダル投入口、22S…投入メダルセンサ、23…配当表パネル、30…マイクロコンピュータ、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…クロックパルス発生回路、35…分周器、36…乱数発生器、37…サンプリング回路、38…I/Oポート、39…モータ駆動回路、40…ホッパー、41…ホッパー駆動回路、45…ランプ駆動回路、46…リール停止信号回路、48…表示部駆動回路、49L,49C,49R…ステッピングモータ、50…リール位置検出回路、51…払出完了信号回路、71…主制御回路、72…副制御回路、73…サブマイクロコンピュータ、74…サブCPU、75…プログラムROM、76…ワークRAM、77…INポート、78…音源IC、79…パワーアンプ、80…OUTポート、81…画像制御回路、82…画像制御CPU、83…画像制御ワークRAM、84…画像制御プログラムROM、85…INポート、86…画像ROM、87…ビデオRAM、88…画像制御IC。

Claims (7)

  1. 遊技に必要な図柄を配置した複数の図柄列を変動表示する変動表示手段と、
    前記図柄列毎に対応し、遊技者が停止操作を行うために設けられた停止操作手段と、
    前記停止操作をした停止操作手段に対応しない図柄列を停止制御するか否かを決定する変則停止決定手段と、
    前記変則停止決定手段の決定結果に基づいて前記図柄列を停止制御する変則停止制御手段と
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1記載の遊技機において、前記変則停止制御手段は、所定の条件が満たされたとき、前記停止操作手段に対応しない図柄列を停止制御することを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は2記載の遊技機において、
    内部当選役を決定する内部当選役決定手段を備え、
    前記変則停止決定手段の決定は、前記内部当選役決定手段の決定結果に基づいて行われることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項3記載の遊技機において、
    前記変則停止制御手段は、前記内部当選役決定手段の決定結果と前記停止操作とに基づいて前記変動表示手段の変動表示を停止制御することを特徴とする遊技機。
  5. 請求項2又は3記載の遊技機において、前記変則停止制御手段は、前記対応しない図柄列を一旦停止制御した後、再び変動表示を行うことを特徴とする遊技機。
  6. 請求項5記載の遊技機において、
    前記対応しない図柄列を一旦停止制御したときの図柄の停止態様は、前記内部当選役を表わすことを特徴とする遊技機。
  7. 請求項6記載の遊技機において、前記対応しない図柄列を一旦停止制御したときの図柄の停止態様は、前記内部当選役の入賞成立を構成する図柄を表わすことを特徴とする遊技機。
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