JP2004032164A - 車載無線中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載無線中継装置にて、エンジン停止時にて基地局と通信端末との間の中継を行っても、バッテリ上がりの抑制を可能にする。
【解決手段】車両のイグニッションキーがオフされてエンジンが停止した場合には、制御部155が、パワーセービングモードの実行を開始する。このことにより、端末および基地局間の中継性能の低下、すなわち、QAM方式の使用禁止、送信電力低下を行うことにより、当該車載無線中継装置の消費電力を低減することができ、バッテリ上がりを抑制できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信網の基地局と他の通信端末との間の通信を中継するための車載無線中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、一般のユーザが所有する無線端末機を無線中継器として動作させて、無線通信ネットワークを構築する技術が、各種企業、団体で、研究・開発されている(特開平10−150405号公報、特開平11−196474号公報、特開平7−162935号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本発明者等は、図6、図7に示すように、車両に搭載された車載無線機を、無線中継器として動作させることについて検討した。例えば、図6において、通信エリアEb内にてその収容数以上の端末が存在するため、無線端末1が通信エリアEb内にいてもそのエリアの基地局(図示しない)と通信不能となる場合がある。
【0004】
このとき、通信エリアEbとその隣接する通信エリアEaとの間の境界付近に車両が移動していれば、この車両の車載無線機2が、無線端末1と基地局Bとの間の中継を行うことができる場合がある。このことにより、基地局Bの通信エリアEaをダイナミックにエリア拡大することができる。なお、収容数は、通信エリアEbの基地局が通信可能な端末台数である
また、図7において、無線端末1が、通信エリアEa内における弱電界地区Eaa(例えば、高層建築物のビル影)に位置するので、無線端末1が、この通信エリアEaの基地局Bと直接的に通信不能となる場合がある。このとき、弱電界地区Eaaの近隣に車両が位置していれば、この車両の車載無線機2が、無線端末1と基地局Bとの間の中継を行うことができる場合がある。このことにより、通信エリアEa内の弱電界地区Eaaを実質的に解消、或いは縮小することができることになる。
【0005】
しかしながら、以上のような車載無線機2が、この車両のエンジン動作時にて、無線端末1と基地局Bとの間の中継を行うとは限らず、エンジン停止時にも中継を行う場合がある。この場合、車載無線機2が、オルタネータ(車載発電器)による発電停止時に、無線端末1と基地局Bとの間の中継を行うことになるため、バッテリ上がりを招く可能性がある。
【0006】
本発明は上記点に鑑みて、エンジン停止時にて基地局と通信端末との間の中継を行っても、バッテリ上がりの抑制を可能にする車載無線中継装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、移動体通信網の基地局と直接的に通信不能な通信端末と、基地局との間の通信を中継するための中継手段(120、125、130)を有する車載無線中継装置であって、 車両を駆動するエンジンの動作時に比較して、エンジンの停止時における中継手段の動作性能を低下させる制御手段(155)を有することを特徴とする。
【0008】
これにより、エンジンが停止すると、中継手段の動作性能を低下させることになり、中継手段の消費電力を低減させることが可能になる為、バッテリ上がりの抑制を可能にする。
【0009】
ここで、請求項2に記載の発明のように、車載バッテリのバッテリ残量を検出する残量検出手段(180)を有し、 制御手段が、検出されたバッテリ残量に応じて、エンジンの停止時における中継手段の動作性能を低下させるように構成してもよい。
【0010】
具体的には、請求項3に記載の発明のように、制御手段が、エンジンの停止時における中継手段の動作性能を低下させるために、通信端末および基地局のうち少なくとも一方に対する送信電力を下げるようにしてもよい。
【0011】
さらに、請求項4に記載の発明のように、制御手段が、エンジンの停止時における中継手段の動作性能を低下させるために、通信端末および基地局のうち少なくとも一方に対するデータ伝送量を減らすようにしてもよい。
【0012】
また、請求項5に記載の発明では、制御手段が、エンジンの停止時における中継手段の動作性能を低下させるために、通信端末および基地局のうち少なくとも一方に対する変調方式を変更することによりデータ伝送量を減らすようにしてもよい。
【0013】
そして、請求項6に記載の発明のように、エンジンの停止時には、基地局と通信端末との間の中継開始に先立って、基地局および通信端末の少なくとも一方に対し動作性能を低下させる旨を中継手段によって通知する性能低下通知手段(107、108)を有することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7に記載の発明のように、制御手段が、残量検出手段により検出されたバッテリ残量に応じて、基地局と通信端末との間の中継を停止するようにしてもよい。
【0015】
さらに、請求項8に記載の発明のように、制御手段は、残量検出手段により検出されたバッテリ残量が所定レベル未満であるか否かを判定するレベル判定手段と、検出されたバッテリ残量が所定レベル未満であることをレベル判定手段が判定した場合には、基地局と通信端末との間の中継を停止する停止手段と、を有するように構成してもよい。
【0016】
また、請求項9に記載の発明のように、制御手段は、残量検出手段により検出されたバッテリ残量に応じて、基地局と通信端末との間の中継に対する制限時間を求める算出手段と、中継手段により基地局と通信端末との間の中継を算出された制限時間以上行った場合には、基地局と通信端末との間の中継を停止する停止手段と、を有するように構成してもよい。
【0017】
さらに、請求項10に記載の発明のように、制御手段は、停止手段により中継を停止するに先だって、基地局および通信端末の少なくとも一方に対し中継を停止する旨を中継手段によって通知する中継停止通知手段を有するように構成してもよい。
【0018】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明に係る一実施形態の車載無線中継装置のブロック図を示す。
図1において、車載無線中継装置は、アンテナ110、135、アンテナ共用器115、送信部120、受信部125、ベースバンド処理部130、中継部140、位置検出部145、制御部155、表示部160、記憶部165、操作部170および電源監視部180から構成されている。
【0020】
アンテナ110は、基地局に対して上り送信RF信号を電波を媒体として送信するとともに、基地局からの下り受信RF信号を電波を媒体として受信する。
【0021】
受信部125は、アンテナ110からアンテナ共用器115を介して入力される下り受信RF信号を直交復調、ダウンコンバートして下り受信ベースバンド信号を生成する。送信部120は、上り送信ベースバンド信号を直交変調、アップコンバートして上り送信RF信号を生成してこの上り送信RF信号をアンテナ共用器115を介してアンテナ110に出力する。
【0022】
ベースバンド処理部130は、受信部125からの下り受信ベースバンド信号を復調処理するとともに、その処理信号をデジタル変調して下り送信ベースバンド信号を生成する。また、ベースバンド処理部130は、後述するように中継部140から入力される上り受信ベースバンド信号を復調処理するとともに、その処理信号をデジタル変調して上り送信ベースバンド信号を生成する。
【0023】
ここで、デジタル変調としては、PSK方式、QPSK方式、QAM方式等を用いることができる。また、復調処理とは、PSK方式、QPSK方式、QAM方式などを用いてデジタル変調された信号を復調する処理である。
【0024】
中継部140は、後述するように、ベースバンド処理部130からの下り送信ベースバンド信号を直交変調、アップコンバートして下り送信RF信号を生成してアンテナ135に出力するとともに、アンテナ135を介して受信された上り受信RF信号を直交復調、ダウンコンバートして上り受信ベースバンド信号を生成する。なお、中継部140の詳細構成は後述する。
【0025】
アンテナ135は、他の通信端末に対して下り送信RF信号を電波を媒体として送信するとともに、他の通信端末からの上り受信RF信号を電波を媒体として受信する。さらに、位置検出部145は、車両の位置検出するために、各人工衛星からのGPS信号を受信するGPS受信機、ジャイロ、距離センサなどを備える。
【0026】
制御部155は、マイクロコンピュータを備え、後述するように、基地局と他の通信端末との間で無線中継するための無線中継処理、およびエンジン停止時にて省電力化のためのパワーセービングモードに移行するための移行処理などを実行する。また、記憶部165は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等から構成され、制御部155のコンピュータプラグラムを記憶するとともに、制御部155の処理に伴うデータを記憶する。
【0027】
表示部160は、例えば、液晶ディスプレィ等であって、各種の画像を表示するものであり、操作部170は、ダウンロード、通話、メールなどの各種の機能が割り付けられた各キーを有する。また、電源監視部180は、イグニッションスイッチのスイッチ状態を検出するとともに、オルタネータから車載バッテリに流れ込む電流を検出し、かつ、車載バッテリの正極端子電圧を検出する。
【0028】
次に、中継部140の構成について図2を用いて説明する。
【0029】
中継部140は、図2において、送信部141、受信部142およびアンテナ共用器143を備えている。送信部141は、デジタル/アナログ変換器10、変調器11、発振器21、22、バンドパスフィルタ12、14、16、アップコンバータミキサ13、可変ゲインアンプ15、切換リレー17a、A級電力増幅アンプ17b、C級電力増幅アンプ17c、方向性結合器18、アイソレータ19および検波器20を備える。
【0030】
デジタル/アナログ変換器10は、ベースバンド処理部130からの下り送信ベースバンド信号Id(実部信号)、Qd(虚部信号)をそれぞれデジタル/アナログ変換して信号I、Qを生成する。また、変調器11からは、発振器21からの発振出力に基づいて信号I、Qを直交変調して送信IF信号を出力する。
【0031】
アップコンバータミキサ13は、バンドパスフィルタ12を介して入力される送信IF信号を発振器22からの発振出力に基づきアップコンバートする。また、可変ゲインアンプ15は、バンドパスフィルタ14を介して入力されるアップコンバータミキサ13の出力を、可変利得にて電力増幅してバンドパスフィルタ16に出力する。切換リレー17aは、バンドパスフィルタ16の出力端子をA級電力増幅アンプ17bおよびC級電力増幅アンプ17cのいずれか一方の入力端子に切換接続する。
【0032】
A級電力増幅アンプ17bは、C級電力増幅アンプ17cと同様、切換リレー17aを介して入力されるバンドパスフィルタ16の出力を電力増幅してその幅信号を方向性結合器18及びアイソレータ19を介してアンテナ共用器143に出力する。
【0033】
ここで、A級電力増幅アンプ17bは、C級電力増幅アンプ17cに比べて、線形性(すなわち、入力信号に対する出力信号の線形性)が優れている反面、消費電力が大きい。検波器20は、A級電力増幅アンプ17b或いはC級電力増幅アンプ17cの増幅出力を方向性結合器18介して検波する。この検波器20の検波出力は、制御部155による可変ゲインアンプ15の可変利得の演算に用いられる。
【0034】
また、受信部142は、アンテナ135で受信された受信された上り受信RF信号をアンテナ共用器143を介して入力されてこの上り受信RF信号を直交復調、ダウンコンバートして上りベースバンド信号を生成する。なお、受信部142は、アンテナ共用器143とともに従来と同様に構成されているので、詳細な説明は省略する。
【0035】
次に、本実施形態の作動として、当該車載無線中継装置が、基地局とこの基地局の通信エリア以外のエリア内に位置する端末がとの間の通信を中継する例について図3〜図5を用いて説明する。
【0036】
先ず、車載無線中継装置の中継によって基地局および端末の間を無線接続しているときに、パワーセービングモード(PSモード)に移行する例について図3を用いて説明する。図3は、車載無線中継装置の作動を示すタイムチャートである。
【0037】
例えば、端末の操作部に対してその使用者が、複数の画像データのダウンロードを開始するための操作を行うと、端末は、サーバ(図示しない)に対し画像データの要求信号を電波を送信する。この要求信号が、車載無線中継装置のアンテナ135を介して受信されると、この受信された要求信号が中継部140のアンテナ共用器143、受信部142、ベースバンド処理部130を介して送信部120に送られる。これに伴い、送信部120が、要求信号をアンテナ共用器143を介してアンテナ110から送信させる。この送信される要求信号が、基地局で受信されるとこの基地局がサーバに対してこの要求信号を送信する。
【0038】
その後、基地局がサーバからの画像データを受けこの画像データを車載無線中継装置に送信する。この画像データが車載無線中継装置のアンテナ110で受信されると、この受信された画像データがアンテナ共用器115、受信部125、ベースバンド処理部130を介して中継部140の送信部141に送られる。すると、送信部141が画像データをアンテナ共用器143を介してアンテナ135から端末に対し送信させる。
【0039】
このようにして、車載無線中継装置の中継により端末および基地局間の無線接続(ステップ100A)が行われているとき、車両のイグニッションキー(主電源)がオフされると、制御部155は、電源監視部180の検出に基づき、イグニッションスイッチのオフ、すなわち、エンジンが停止したことを判定するとともに、次のようにパワーセービングモードの実行を開始する(ステップS101、102A)。
【0040】
すなわち、制御部155は、パワーセービングモードとして、電源監視部180の検出に基づき、一定期間毎に、車載バッテリの内部インピーダンスIPとしてバッテリ残量を算出する。この内部インピーダンスIPは、車載バッテリへの流れ込み電流Iと正極端子電圧Vとに基づいて求められる。これに加えて、制御部155は、後述するように、内部インピーダンスIPに基づき、パワーセービングモードのモード1〜モード3から実行すべき実行モードを決定するとともに、この決定された実行モードにて端末および基地局間の中継処理を開始することになる(ステップ104)。
【0041】
このようにして、制御部155は、一定期間毎に、実行モードを更新することになる。これに加えて、制御部155は、この実行モードの更新をこの更新毎に端末および基地局に対し通知するためにベースバンド処理部130を制御する(ステップ107、108)。
【0042】
これに伴い、ベースバンド処理部130が、実行モードの更新通知信号を中継部140に出力すると、この中継部140が更新通知信号をアンテナ135から端末に対して送信させる。また、ベースバンド処理部130が、実行モードの更新通知信号を送信部120に出力すると、送信部120がこの更新通知信号をアンアテナ110から基地局に対して送信する。このことにより、実行モードの更新毎にその更新が基地局および端末に対して通知されることになる。
【0043】
その後、制御部155が、電源監視部180の検出に基づき、バッテリ残量(内部インピーダンス)が所定レベル未満であることを判定したときには(レベル判定手段)、バッテリ残量の低下を端末および基地局に対し通知するためにベースバンド処理部130を制御する(ステップ112)。これに伴い、制御部155は、実行モードの更新通知信号の場合と同様、バッテリ残量低下信号を基地局および端末に対して送信するためにベースバンド処理部130を制御する(中継停止通知手段)。
【0044】
このことにより、ベースバンド処理部130が、バッテリ残量低下信号を送信部120によりアンアテナ110から基地局に対して送信させるとともに、バッテリ残量低下信号を送信部141によりアンテナ135から端末に対して送信させる。
【0045】
ここで、このバッテリ残量低下信号は、端末および基地局に対し中継停止を予報する役割を果たすもので、その後、制御部155は、基地局および端末間の中継停止、すなわち、基地局および端末間の通信接続を切断するためにベースバンド処理部130を制御する(ステップ114)。これにより、端末および基地局間の中継が停止される(停止手段)。
【0046】
また、バッテリ残量(内部インピーダンス)が所定レベル未満に到達する以前にて、基地局および端末間の通信接続が切断された場合には、制御部155が、パワーセービングモードでの待ち受け状態に戻すための処理を行う(ステップ114)。
【0047】
次に、パワーセービングモードの実行モード(モード1〜モード3)の詳細について図4を用いて説明する。図4は、パワーセービングモードの実行モードを示す表である。先ず、電源監視部180の検出に基づき、内部インピーダンスIPが、「○○○Ω」以上である場合には(IP>「○○○Ω」)、バッテリ残量がレベルAであるとして、実行モードとしてモード1を決定する。
【0048】
この場合、制御部155は、エンジン動作時に比較して、端末に対する送信電力を低下させるように中継部140の送信部141を制御する。具体的には、制御部155は、送信部141の可変ゲインアンプ15の可変利得をエンジン動作時に比較して小さくする。このことにより、可変ゲインアンプ15から出力される送信電力は、すなわち、画像データを端末に送信するための送信電力を、エンジン動作時に比較して低下させることになる。従って、エンジン動作時に比較して、可変ゲインアンプ15の消費電力を下げることができる。
【0049】
また、内部インピーダンスIPが、「○○○Ω」未満で「△△△Ω」以上である場合には(「○○○Ω」>IP>「△△△Ω」)、バッテリ残量がレベルAよりも低レベル(バッテリ残量が少ないレベル)、すなわちレベルBであるとし、実行モードとしてモード2を決定する。
【0050】
このモード2では、ベースバンド処理部130が、受信部125からの下り受信ベースバンド信号の復調処理信号をデジタル変調して、端末に対する下り送信ベースバンド信号を生成する場合、制御部155は、ベースバンド処理部130に対し、デジタル変調としてQAM方式の採用を禁止し、PSK方式、QPSK方式だけを用いる。このことにより、データの伝送量を減らすことにより、以下のように消費電力を下げることができる。
【0051】
すなわち、下り送信ベースバンド信号を生成する上で、QAM方式ではI/Q座標にて位相方向だけでなく振幅方向にもデータをのせて伝送量を大きくするようにしている。換言すれば、PSK方式、或いはQPSK方式に比べて、伝送量を大きくするために、I/Q座標にて位相だけでなく振幅を変えることにより、下り送信ベースバンド信号を生成するようにしている。
【0052】
このようなQAM方式にて通信を行う場合には、PSK方式、或いはQPSK方式を用いる場合に比べて、中継部140の送信部141の電力増幅器に対し優れた線形性を必要とする。そこで、制御部155が、エンジンの動作時にて、切換リレー17aによってA級電力増幅アンプ17bの入力端子とバンドパスフィルタ16の出力端子とを接続させる。このことにより、QAM方式にて通信を行う場合には、電力増幅アンプにおける優れた線形性を確保することができる。
【0053】
これに対して、QAM方式を禁止してPSK方式、或いはQPSK方式を用いる場合には、すなわち、実行モードとしてのモード2にて通信を行う場合には、増幅アンプにおける優れた線形性が求められず、切換リレー17aによってC級電力増幅アンプ17cの入力端子とバンドパスフィルタ16の出力端子とを接続させる。換言すれば、C級電力増幅アンプ17cを用いて電力増幅することになる。この場合、A級電力増幅アンプ17bを用いる場合、すなわち、エンジン動作に比べて、電力増幅アンプでの消費電力を低減できる。
【0054】
さらに、内部インピーダンスIPが、「△△△Ω」未満である場合には(「△△△Ω」>IP)、バッテリ残量がレベルBよりも低レベル、すなわちレベルCであるとし、実行モードとしてモード3を決定する。この場合、制御部155は、モード1における端末に対する送信電力の低下と、モード2での電力増幅アンプの消費電力の低下との双方を行うことになる。
【0055】
なお、端末および基地局間の通信接続が成立しないときにも、制御部155が、電源監視部180の検出に基づき、バッテリ残量(内部インピーダンス)を一定期間毎に算出するとともに、この算出バッテリ残量が所定レベル未満であるか否かを判定し、算出バッテリ残量が所定レベル未満であることを判定したときには、動作を停止する(ステップ105)。
【0056】
次に、車載無線中継装置の待ち受け状態であるときにパワーセービングモードに移行する例について図5を用いて説明する。
【0057】
例えば、車載無線中継装置が待ち受け状態であるとき(ステップ100)、車両のイグニッションキー(主電源)がオフされると、制御部155は、電源監視部180の検出に基づき、イグニッションスイッチのオフ、すなわち、エンジンが停止したことを判定して(ステップ101)、パワーセービングモードでの待ち受け状態に移行する処理を行う(ステップ102)。
【0058】
ここで、制御部155は、電源監視部180の検出に基づき、一定期間毎に、車載バッテリのバッテリ残量を算出するとともに(ステップ103)、この算出毎にその算出バッテリ残量に基づいて、パワーセービングモードのモード1〜モード3のうち実行すべき実行モードを決定する(ステップ104、106)。すなわち、制御部155は、電源監視部180の検出に基づいて、実行モードを一定期間毎に更新することになる。
【0059】
これに加えて、制御部155は、この実行モードの更新毎に更新通知信号を端末および基地局に通信するためにベースバンド処理部130を制御する(ステップ107、108)。なお、基地局は、更新通知信号の受信毎にその確認信号を当該車載無線中継装置に返信する(ステップ108a)。
【0060】
その後、当該車載無線中継装置の中継を介する基地局および端末間のダウンロードが開始される場合には、制御部155が、図3に示すステップ104の処理と同様、上述のごとく決定された実行モードにて端末および基地局間の中継処理を実行することになる(ステップ110)。これ以降、図3に示す場合と同様の処理が成される。
【0061】
以上説明したように本実施形態では、車両のイグニッションキーがオフされてエンジンが停止した場合には、制御部155が、パワーセービングモードの実行を開始する。このことにより、端末および基地局間の中継性能の低下(QAM方式の使用禁止、送信電力低下)を行うことにより、当該車載無線中継装置の消費電力を低減することができ、バッテリ上がりを抑制できる。
【0062】
なお、上記実施形態において、一定期間毎にバッテリ残量を算出しこの算出毎に実行モードを更新する例を示したが、図4に示すように、モード1〜モード3のそれぞれに制限時間(ta〜tc)を設け、基地局と端末との間の中継を制限時間以上行った場合には、基地局と端末との間の中継を停止するようにしてもよい(停止手段)。この場合、基地局および端末の少なくとも一方に対し中継停止を通知するようにしてもよい(中継停止通知手段)。
【0063】
また、上記実施形態において、パワーセービングモードとして、QAM方式を禁止したものを示したが、バッテリ残量に応じてデジタル変調方式として、使用が許可される方式を代えてもよい。例えば、バッテリ残量の少ない状態から多い状態になるについれて、使用が許可される方式を、PSK方式、QAM方式、QPSK方式の順に変更するようにしてもよい。
【0064】
さらに、上記実施形態において、基地局が当該車載無線中継装置から中継停止の通知を受けたとき他の中継装置を探すようにする例を示したが、これに限らず、他の基地局にハンドオーバしてもよい。
【0065】
なお、上記実施形態において、車載無線中継装置の中継により端末が基地局から画像データをダウンロードするものを示したが、車載無線中継装置の中継により端末および基地局で通信するものであれば、各種の通信を行うようにしてもよい。
【0066】
また、上記実施形態において、前記エンジンの停止時における前記中継手段の動作性能を低下させるため、パワーセービングモードとして、車載無線中継装置から端末への送信電力を低下させたり、車載無線中継装置から端末へのデータ伝送量を減らしたりするものを示したが、パワーセービングモードとして、車載無線中継装置から基地局への送信電力を低下させたり、車載無線中継装置から基地局へのデータ伝送量を減らしたりするようにしてもよい。
【0067】
また、上記実施形態において、当該車載無線中継装置の中継により基地局および端末間でダウンロードする場合に、エンジンが停止した場合、車載無線中継装置が基地局との間の通信接続を遮断するのではなく、基地局から送信されるデータ(例えば、画像データ)をメモリに蓄え、エンジンの動作開始すると、その蓄えたデータを端末に送信させるようにしてもよい。
【0068】
また、上記実施形態では、データの伝送量を減らすためにQAM方式の採用を禁止する例を示したが、データの送信のためのパケット長を小さくするようにしてもよい。
【0069】
なお、本明細書の上記実施形態において、端末が、移動体通信網の基地局と直接的に通信不能な通信端末に相当し、送信部120、受信部125、中継部140が中継手段を構成し、制御部が制御手段に相当し、ステップ180が残量検出手段に相当し、ステップ107、108が性能低下通知手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の車載無線中継装置を示すブロック図である。
【図2】中継部を示す回路図である。
【図3】車載無線中継装置の作動の一部を示すタイムチャートである。
【図4】パワーセービングモードの詳細を示す図表である。
【図5】車載無線中継装置の作動の残りを示すタイムチャートである。
【図6】中継装置の作動を示す図である。
【図7】中継装置の作動を示す図である。
【符号の説明】
110、135…アンテナ、115…アンテナ共用器、120…送信部、
125…受信部、130…ベースバンド処理部、140…中継部、
145…位置検出部、155…制御部、160…表示部、165…記憶部、
170…操作部、180…電源監視部。

Claims (10)

  1. 移動体通信網の基地局と直接的に通信不能な通信端末と、前記基地局との間の通信を中継するための中継手段(120、125、130、140)を有する車載無線中継装置であって、
    車両を駆動するエンジンの動作時に比較して、前記エンジンの停止時における前記中継手段の動作性能を低下させる制御手段(155)を有することを特徴とする車載無線中継装置。
  2. 車載バッテリのバッテリ残量を検出する残量検出手段(180)を有し、
    前記制御手段が、前記検出されたバッテリ残量に応じて、前記エンジンの停止時における前記中継手段の動作性能を低下させることを特徴とする請求項1に記載の車載無線中継装置。
  3. 前記制御手段が、前記エンジンの停止時における前記中継手段の動作性能を低下させるために、前記通信端末および前記基地局のうち少なくとも一方に対する送信電力を下げることを特徴とする請求項1又は2に記載の車載無線中継装置。
  4. 前記制御手段が、前記エンジンの停止時における前記中継手段の動作性能を低下させるために、前記通信端末および前記基地局のうち少なくとも一方に対するデータ伝送量を減らすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車載無線中継装置。
  5. 前記制御手段が、前記エンジンの停止時における前記中継手段の動作性能を低下させるために、前記通信端末および前記基地局のうち少なくとも一方に対する変調方式を変更することにより前記データ伝送量を減らすことを特徴とする請求項4に記載の車載無線中継装置。
  6. 前記エンジンの停止時には、前記基地局と前記通信端末との間の中継開始に先立って、前記前記基地局および前記通信端末の少なくとも一方に対し前記動作性能を低下させる旨を前記中継手段によって通知する性能低下通知手段(107、108)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車載無線中継装置。
  7. 前記制御手段が、前記残量検出手段により検出されたバッテリ残量に応じて、前記基地局と前記通信端末との間の中継を停止することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の車載無線中継装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記残量検出手段により検出されたバッテリ残量が所定レベル未満であるか否かを判定するレベル判定手段と、
    前記検出されたバッテリ残量が所定レベル未満であることを前記レベル判定手段が判定した場合には、前記基地局と前記通信端末との間の中継を停止する停止手段と、を有することを特徴とする請求項7に記載の車載無線中継装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記残量検出手段により検出されたバッテリ残量に応じて、前記基地局と前記通信端末との間の中継に対する制限時間を求める算出手段と、
    前記中継手段により前記基地局と前記通信端末との間の中継を前記算出された制限時間以上行った場合には、前記基地局と前記通信端末との間の中継を停止する停止手段と、
    を有することを特徴とする請求項7に記載の車載無線中継装置。
  10. 前記制御手段は、前記停止手段により前記中継を停止するに先だって、前記前記基地局および前記通信端末の少なくとも一方に対し前記中継を停止する旨を前記中継手段によって通知する中継停止通知手段を有することを特徴とする請求項8または9に記載の車載無線中継装置。
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