JP2004032052A - 画像処理システム及びその方式 - Google Patents

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Kenji Hara
原 健二
Hironobu Kitahata
北畠 宏信
Kokichi Hikichi
引地 幸吉
Mikio Hama
濱 幹生
Koichi Honma
本間 浩一
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Abstract

【課題】無線通信可能な情報記憶メモリデバイスを用いて、ドアオープン等の開閉状態を検知する。
【解決手段】情報記憶メモリデバイスにロケーション情報を入れておいて、無線通信でそのメモリデバイスをスキャンする。ドア開閉に応じて無線通信を遮断する機構が機能し、チップの検出状態が変化する。この変化をドア開閉と判断する。無線により電力供給を行なうため、センサに一切の配線を必要としない。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多くの離合スイッチを有する機器に対して有効である。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばドア等の開閉を検出する際には、開閉部にメカ的に動作するスイッチを儲け、例えばフォトインタラプタ等の光学的に信号を遮蔽するのを検知する等の手段を用いることで、CPUは電気的にその状態を検知していた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
この方法は一般的であり、かつ有効な手段であるが、開閉、離合等の状態を多く検出しなければならない機器、例えば複写機等は、例えば光学的に検出する為のセンサ、駆動する為の電源、検出信号を送信するための伝送経路を確保する必要があり、多くのいわゆる束線を機内の各所に這わせる必要があり、コスト、ノイズ、機器スペース的にリスクを負う事になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、外部電源を必要とせず、非接触で読み込みができるマイクロチップを用いる事で各所の離合状態を検出する。
【0005】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
本発明の実施例にかかわる画像入出力システムの全体構成を、図1を参照しながら説明する。
【0006】
リーダー部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
【0007】
プリンタ部(画像出力装置)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット310と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット320と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット330とで構成される。
【0008】
制御装置110は、リーダー部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、ホストコンピュータ401,402と接続されている。
【0009】
制御装置110は、リーダー部200を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダー部200から読取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してホストコンピュータへ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータからネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
【0010】
操作部150は、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザI/Fを提供する。
【0011】
図2はリーダー部200及びプリンタ部300の概観図である。リーダー部の原稿給送ユニット250は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。
【0012】
222はリーダー画像処理回路部であり、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施し、スキャナI/F140を介して制御装置110へと出力するところである。
【0013】
352はプリンタ画像処理回路部であり、プリンタI/F145を介して制御装置110から送られる画像信号をレーザードライバへと出力するところである。
【0014】
プリンタ部300のレーザドライバ317はレーザ発光部313、314、315、316を駆動するものであり、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313、314、315、316を発光させる。このレーザ光はミラー340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、351によって感光ドラム325、326、327、328に照射され、感光ドラム325、326、327、328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。321、322、323、324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって、潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙に転写されフルカラーのプリントアウトがなされる。
【0015】
用紙カセット360、361及び手差しトレイ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、排紙ユニット370は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
【0016】
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト334へ給紙される。
【0017】
<リーダー画像処理部の説明>
図4はリーダー画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
【0018】
このリーダー画像処理部222では、プラテンガラス211上の原稿はCCD218に読み取られて電気信号に変換される(CCD218はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。そして、その電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部222に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部401でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。そして、RGB信号はシェーディング部402で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、制御装置110へと出力される。
【0019】
<制御装置の説明>
制御装置110の機能を、図3に示すブロック図をもとに説明する。
【0020】
メインコントローラ111は、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
【0021】
CPU112とバスコントローラ113は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM114からROM I/F115を経由して読込んだプログラムに基いて動作する。また、ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
【0022】
DRAM116はDRAM I/F117によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
【0023】
Codec118は、DRAM116に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM119はCodec118の一時的なワーク領域として使用される。Codec118はI/F120を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
【0024】
Graphic Processor135は、DRAM116に蓄積されたラスターイメージデータに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行う。SRAM136はGraphic Processor135の一時的なワーク領域として使用される。Graphic Processor135はI/F137を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
【0025】
Network Contorller121はI/F122によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ122によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
【0026】
汎用高速バス125には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
【0027】
I/O制御部126には、リーダー部200、プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2チャンネル装備されており、I/Oバス128によって外部I/F回路140,145に接続されている。
【0028】
パネルI/F132は、LCDコントローラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成される。
【0029】
操作部150は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F132を介してCPU112に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F520から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
【0030】
リアルタイムクロックモジュール133は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池134によってバックアップされている。
【0031】
E−IDEインタフェース161は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施例においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ160を接続し、ハードディスク162へ画像データを記憶させたり、ハードディスク162から画像データを読み込む動作を行う。
【0032】
コネクタ142と147は、それぞれリーダー部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(143,148)とビデオI/F(144,149)とから構成される。
【0033】
スキャナI/F140は、コネクタ142を介してリーダー部200と接続され、また、スキャナバス141によってメインコントローラ111と接続されており、リーダー部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダー部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス141に出力する機能も有する。
【0034】
スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113によって制御される。
【0035】
プリンタI/F145は、コネクタ147を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス146によってメインコントローラ111と接続されており、メインコントローラ111から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス146に出力する機能も有する。
【0036】
DRAM116上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
【0037】
<スキャナI/Fの画像処理部の説明>
スキャナI/F140の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。図6はスキャナI/F140の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
【0038】
リーダー部200から、コネクタ142を介して送られる画像信号に対して、つなぎ&MTF補正部601で、CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度によって読取のMTFが変るため、その変化を補正する。読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部602によって、CCD218の分光特性及びランプ212及びミラー214、215、216の分光特性を補正する。入力マスキング部602の出力はACSカウント部405及びメインコントローラ111へと送られる。
【0039】
<ACSカウント部の説明>
ACS(オートカラーセレクト)カウント部の説明を図5を用いて行う。
【0040】
オートカラーセレクト(以下ACS)は、原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。つまり画素ごとの彩度を求めてある閾値以上の画素がどれだけ存在するかでカラー判定を行うものである。しかし、白黒原稿であっても、MTF等の影響により、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画素が多数存在し、単純に画素単位でACS判定を行うのは難しい。このACS手法はさまざまな方法が提供されているが、本実施例ではACSの方法にはこだわらない為、ごく一般的な手法で説明を行う。
【0041】
前記したように、白黒画像でもミクロ的に見ると色画素が多数存在するわけであるから、その画素が本当に色画素であるかどうかは、注目画素に対して周辺の色画素の情報で判定する必要がある。501はそのためのフィルタであり、注目画素に対して周辺画素を参照する為にFIFOの構造をとる。502はメインコントローラ111からセットされた507〜510のレジスタに設定された値と、リーダー部200から送られたビデオ制御信号512を元に、ACSをかける領域信号505を作成する回路である。503の色判定部は、ACSをかける領域信号505に基づき、注目画素に対して501のフィルタ内のメモリ内の周辺画素を参照し、注目画素が色画素か白黒画素かを決定する為の色判定部である。504は503の色判定部が出力した色判定信号の個数を数えるカウンタである。
メインコントローラ111は読み込み範囲に対してACSをかける領域を決定し、507〜510のレジスタに設定する(本実施例では、原稿に対して独立で範囲を決める構成をとる)。また、メインコントローラ111はACSをかける領域内での色判定信号の個数を計数するカウンタの値を、所定の閾値と比較し、当該原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。
【0042】
507〜510のレジスタには、主走査方向、副走査方向それぞれについて、色判定部503が判定を開始する位置、判定を終了する位置を、リーダー部200から送られたビデオ制御信号512に基づいて設定しておく。本実施例では、実際の原稿の大きさよりもそれぞれ10mm程度小さめに設定している。
【0043】
<プリンタI/Fの画像処理部の説明>
プリンタI/F145の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。図7はプリンタI/F145の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
【0044】
メインコントローラ111から、プリンタバス146を介して送られる画像信号は、まずLOG変換部701に入力される。LOG変換部701では、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。次にモアレ除去部702でモアレが除去される。703はUCR&マスキング部で、モアレ除去処理されたCMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正される。UCR&マスキング部703で処理された信号はγ補正部704で濃度調整された後フィルタ部705でスムージング又はエッジ処理される。これらの処理を経て、コネクタ147を介してプリンタ部300へと画像が送られる。
【0045】
<Graphic Processorの説明>
Graphic Processor135についての詳細な説明を行う。図8はGraphic Processor135の詳細な構成を示すブロック図である。
【0046】
Graphic Processor135は、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行うモジュールを有する。SRAM136はGraphic Processor135の各々のモジュールの一時的なワーク領域として使用される。各々のモジュールが用いるSRAM136のワーク領域が競合しないよう、あらかじめ各々のモジュールごとにワーク領域が静的に割り当てられているものとする。Graphic Processor135はI/F137を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。バスコントローラ113は、GraphicProcessor135の各々のモジュールにモード等を設定する制御及び、各々のモジュールに画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
【0047】
<画像回転部の説明>
以下に画像回転部801における処理手順を示す。
【0048】
I/F137を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像回転制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像回転部801に対して画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。尚、ここでは回転を行う画像サイズを32画素×32ラインとし、又、画像バス2008上に画像データを転送させる際に24byte(RGB各々8bitで1画素分)を単位とする画像転送を行うものとする。
上述のように、32画素×32ラインの画像を得るためには、上述の単位データ転送を32×32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある。(図18参照)
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、SRAM136に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、転送される画像データを、図19のようにY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
【0049】
32画素×32ラインの画像回転(SRAM136への書き込み)が完了した後、画像回転部801はSRAM136から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、バスコントローラ113に画像を転送する。
【0050】
回転処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、連続アドレッシングを以て、DRAM116もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
【0051】
こうした一連の処理は、 CPU112からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
【0052】
<画像変倍部の説明>
以下に画像変倍部802における処理手順を示す。
【0053】
I/F137を介して、CPU112からバスコントローラ113に画像変倍制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像変倍部802に対して画像変倍に必要な設定(主走査方向の変倍率、副走査方向の変倍率、変倍後の画像サイズ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
【0054】
画像変倍部802は、受け取った画像データを一時SRAM136に格納し、これを入力バッファとして用いて、格納したデータに対して主走査、副走査の変倍率に応じて必要な画素数、ライン数の分の補間処理を行って画像を拡大もしくは縮小することで、変倍処理とする。変倍後のデータは再度SRAM136へ書き戻し、これを出力バッファとして画像変倍部802はSRAM136から画像データを読み出し、バスコントローラ113に転送する。
【0055】
変倍処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM116もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
【0056】
<色空間変換部の説明>
以下に色空間変換部803における処理手順を示す。
【0057】
I/F137を介して、CPU112からバスコントローラ113に色空間変換制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は色空間変換部803およびLUT(ルック・アップ・テーブル)804に対して色空間変換処理に必要な設定(後述のマトリックス演算の係数、LUT804のテーブル値等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
【0058】
色空間変換部803は、受け取った画像データ1画素ごとに対して、まず下記の式で表される3×3のマトリックス演算を施す。
【0059】
【式1】
Figure 2004032052
【0060】
上式において、R、G、Bが入力、X、Y、Zが出力、a11、a12、a13、a21、a22、a23、a31、a32、a33、b1、b2、b3、c1、c2、c3がそれぞれ係数である。
【0061】
上式の演算によって、例えばRGB色空間からYuv色空間への変換など、各種の色空間変換を行うことができる。
【0062】
次に、マトリックス演算後のデータに対して、LUT804による変換を行う。これによって、非線形の変換をも行うことができる。当然、スルーのテーブルを設定することにより、実質的にLUT変換を行わないこともできる。
その後、色空間変換部803は色空間変換処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。
【0063】
色空間変換処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM116もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
【0064】
<画像二値化部の説明>
以下に画像二値化部805における処理手順を示す。
【0065】
I/F137を介して、CPU112からバスコントローラ113に二値化制御のための設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は画像二値化部805に対して二値化処理に必要な設定(変換方法に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
【0066】
画像二値化部805は、受け取った画像データに対して二値化処理を施す。本実施例では、二値化の手法としては、画像データを所定の閾値と比較して単純に二値化するものとする。もちろん、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡散法を改良したものなど、いずれの手法によってもかまわない。
【0067】
その後、画像二値化部805は二値化処理された画像データをバスコントローラ113に転送する。
【0068】
二値化処理された画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM116もしくはI/F上の各デバイスにデータを転送する。
【0069】
<PDL画像出力時のシーケンス>
図20は、本実施例におけるPDL画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS3001〜S3008は各ステップを示す。
【0070】
PDL画像を出力する場合、S3001では、PC401上でユーザーが当該PDL画像出力ジョブのプリント設定を行う。プリント設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
【0071】
S3002では、PC401上で印刷指示を与え、それと共にPC401上にインストールされているドライバソフトウェアが、印刷対象となるPC401上のコードデータをいわゆるPDLデータに変換して、S3001で設定したプリント設定パラメータとともに、本画像入出力装置の制御装置110に、ネットワーク400を介してPDLデータを転送する。
【0072】
S3003では、制御装置110のメインコントローラ111のCPU112が、コネクタ122およびNetworkController121を介して転送されたPDLデータを前記プリント設定パラメータに基づいて、画像データに展開(ラスタライズ)する。画像データの展開は、DRAM116上に行われる。画像データの展開が完了するとS3004へ進む。
【0073】
S3004では、メインコントローラ111がDRAM116上に展開された画像データを、Graphic Processor135に転送する。
【0074】
S3005では、Graphic Processor135が、前記プリント設定パラメータとは独立に、画像処理を行う。例えば、前記プリント設定パラメータで指定された用紙サイズがA4であるにもかかわらず、プリンタ部300の給紙ユニット360にはA4R用紙しかない場合には、Graphic Processor135で画像を90度回転することによって、出力用紙にあわせた画像出力を行うことができる。画像データの画像処理が完了するとS3006へ進む。
【0075】
S3006では、Graphic Processor135がメインコントローラ111へ画像処理後の画像データを転送する。メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM116上に記憶する。
【0076】
S3007では、メインコントローラ111はプリンタI/F145およびコネクタ147を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM116上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
【0077】
S3008では、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。画像データの転送が完了すると、すなわち当該PDLジョブが終了すると、プリント出力を終了する。
【0078】
<コピー画像出力時のシーケンス>
図21は、本実施例におけるコピー画像出力の手順を示すフローチャートである。なお、図中のS4001〜S4007は各ステップを示す。
【0079】
コピー画像を出力する場合、S4001では、操作部150上でユーザーが当該コピー画像出力ジョブのコピー設定を行う。コピー設定内容は、部数、用紙サイズ、片面/両面、拡大/縮小率、ソート出力、ステイプル止めの有無等である。
【0080】
S4002では、操作部150上でコピー開始指示を与えると、制御装置110のメインコントローラ111はスキャナI/F140およびコネクタ142を介してリーダー部200を制御し、原稿の画像データの読み込み動作を行う。まず、原稿給送ユニット250は、載置された原稿を1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズに基づいて原稿を露光走査することにより、画像データを読み取るわけである。読み取られた画像データはDRAM116上に記憶される。従来のコピー機では、前記コピー設定の拡大/縮小率の設定に応じて、すなわち副走査方向の変倍率に応じて光学ユニット213の移動速度を変化させることにより副走査方向の変倍処理を実現していた。しかしながら、本実施例では、前記コピー設定の拡大/縮小率の設定にかかわらず、必ず等倍(100%)で画像データを読み取り、変倍処理については、主走査方向、副走査方向ともに、後述するGraphic Processor135によって行うものとする。
【0081】
S4003では、メインコントローラ111がDRAM116上の画像データを、Graphic Processor135に転送する。
【0082】
S4004では、Graphic Processor135が、前記コピー設定パラメータに基づいて画像処理を行う。例えば、拡大400%の設定がなされているときには、Graphic Processor135内のモジュールである画像変倍部を用いて主走査方向、副走査方向、双方への変倍処理を行う。画像データの画像処理が完了するとS4005へ進む。
【0083】
S4005では、Graphic Processor135がメインコントローラ111へ画像処理後の画像データを転送する。メインコントローラ111は転送されてきた画像データをDRAM116上に記憶する。
【0084】
S4006では、メインコントローラ111はプリンタI/F145およびコネクタ147を介して、プリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミングでDRAM116上の画像データを、プリンタ部300へと転送する。
【0085】
S4007では、制御装置110が、プリンタ部300を制御して画像データをプリント出力する。画像データの転送が完了すると、すなわち当該コピージョブが終了すると、プリント出力を終了する。
【0086】
<本発明の説明>
本発明に付いて述べる。
【0087】
本発明は、特徴的なマイクロチップを用いて実現する。
【0088】
まず以下にそのマイクロチップの構成を述べる。
【0089】
<マイクロチップの構成>
図9は本発明で用いるマイクロチップの外観図である。3001は本体であり、3002は電源供給及び情報送信用のアンテナである。アンテナは内部に持つ構成も可能である。このチップは通常半導体製造プロセスにより作成されるもので、とても小さな安価なものである。また、内部にメモリを持つため、チップにユニークなIDを記憶させ物に付加させる事で、安価に固定的なIDを記憶させることが可能である。
【0090】
図14は前記マイクロチップのブロック構成図である。
【0091】
本説明で用いるメモリサイズ、通信方式、符号ビット長等の具体的数値・方式は、説明上の都合で決定させたものであり、当然実際には要求に応じて最適なものを用いる事が可能であり、特定させるものではない。
【0092】
3521はチップ内のメモリイメージを示す。このチップは3522〜3527までの128ビットの情報を不揮発的にメモリする事ができる。図示しないが、このメモリは外部から特殊書き込み装置を使用する事により、3521のメモリの中に情報を書き込む事が可能である。(こういったマイクロチップは既知の技術であり、チップを構成するための詳細な説明は割愛する)
3525〜3527までの3ビットは3501のキャリア生成装置に入力され、ここでは8種類のキャリアを生成する事が可能である。3502のアナログ変調器は前記キャリア生成装置から生成されたキャリアに対し、3522〜2524の送信データを通常はアナログ変調を行い、無線通信可能な情報に変換する。3503送信アンプは3502の情報を増幅して3002のアンテナを使って外部にメモリの内容を送信する。
【0093】
3511のDC変換機は3002のアンテナから受信したマイクロチップ動力用周波数をDC電圧に変換し、各回路に電源を供給する。したがって、本チップが内部に電源を必要とせず、外部からの動力用周波数を用いて動作する事が可能である。この技術も既知の技術であり、非接触充電装置等に用いられているものである。
【0094】
図中3002アンテナは複数出てきているが、図9の3002のように一つのアンテナで実現し、帯域フィルタを使用して分割しても良いし、良好なQを得るために独立したアンテナを作成しても構わない。
【0095】
以上の説明により、このマイクロチップが送受信を行うスペクトラムは図13のようになる。
【0096】
3404は3511DC変調回路に入力されるスペクトラムである。外部からこの帯域の周波数を受信する事により、本マイクロチップは動作する事が可能となる。
【0097】
3401〜3403は3503の出力アンプから送信されるスペクトラムである。本実施例においては、3525〜3527の3ビットの符号で選択される8種類のキャリアにより、3401〜3403の送信帯域のいずれかが選択されることになる。同一の帯域を用いると互いの信号が干渉を起こし、通信のマルチチャンネル化の障害となる。本構成のように、使用する帯域を変える事で安定した通信が可能となる。帯域を変化させる手段は既知の技術が沢山ある。例えばラジオのように送信キャリアを前記符号で選択し、AM、FM変調を行わせても良いし、スペクトラム拡散通信を用いる場合は、前記符号をスペクトラム拡散符号として使用しても実現する事が可能である。
【0098】
本構成のようにマイクロチップの内部メモリで送信キャリアを選択できる仕組みを取っておくことにより、同一のハード構成をもつマイクロチップを大量に生産し、後から情報を書き込む際に、そのチップが使用する帯域を決定する事が可能である。これによりマルチチャネルのシステム構成する能力を持つチップの大幅なコストダウンが図れる。
【0099】
<受信装置の構成>
図11は前記マイクロチップの受信装置のブロック図である。
【0100】
3205は本実施例の前編で説明したCPUに該当し、複写機のシーケンスで用いているものと同一である。
【0101】
まず、3213の発信機は3404のスペクトラムを発信する発信機である。3212のアンプを用いて3211のアンテナから該周波数の電力を空中に拡散させる。前記したように、マイクロチップはこの電力を受け取ることで自分自身を動作させる事が可能となる。
【0102】
3201は前記マイクロチップの信号を受信するアンテナである。3202のアンプで信号は増幅され、3203のデコーダ部に入る。前期デコーダ部は、帯域フィルタを用いて3401〜3403の各チャネルのスペクトルをフィルタリングし、各々をデコードしてデジタル信号を復元する。この時点で前記複数のマイクロチップが出力する複数のデジタルデータを受信回路が復元することができる。復元したデジタル信号は、3204のパラレルI/O(以後PIO)に入力され、内部でラッチされる。この状態になれば、3205のCPUは、従来のように有線で構成されたセンサを見るかの如く、マイクロチップの情報を得る事が可能である。
【0103】
ここで記載した3201、3211のアンテナも送信部と同等で同一の構成でも構わない。また、PIOではなくシリアルI/FでCPUが情報を解析する事も可能である。
【0104】
<マイクロチップスイッチの仕組み>
図11にマイクロチップを使用したスイッチの構成を述べる。
【0105】
3104マイクロチップは図9のマイクロチップであり、外部から電源を供給し、信号を出力するものである。
【0106】
3103のアースアンテナは特定の帯域にQを持ち、アンテナ周辺の帯域の周波数を吸収し、アースに落とす能力を持つ。
【0107】
3101、3102は移動可能な物である。ドアのような構成を取るのであれば、一方が固定され、一方が移動することになる。これにつれ3103のアースアンテナと、3104のマイクロチップは離合を行う事になる。
【0108】
例えば、前記アースアンテナを図13における3404のマイクロチップの駆動源となる帯域信号にQを合わせて設計すれば、アンテナ周辺の3404の帯域信号を吸収する事が可能となる。つまり、前記アースアンテナと、前記マイクロチップが近づいている時には、前記マイクロスイッチに対する電力送信が遮断されることになる。この原理により、前記マイクロスイッチは3101と3102の移動部が離れている時にだけ動作し、自分のIDを外部に送信する事になる。この信号は図11の仕組みを介し、3205のCPUに伝わり、該当するIDに対応する場所の離合状態を把握する事が可能である。
【0109】
別の構成について以下に述べる。
【0110】
前の説明は図13における3404のマイクロチップの駆動源となる信号を吸収することにより、チップの動作状態を切り替える手段について述べた。同様の原理を用いて、信号領域にQをもたせる方法もある。つまり、3401〜3403の帯域に対して広いQを持つアンテナを用いることができれば、マイクロスイッチの電力供給を止める事無く、3104マイクロチップが送信するデータを3103のアンテナが吸収してアースする事で外部に送信されるのを抑制する事が可能となる。この方式でも同様の結果が得られる。
【0111】
さらに別の構成について以下に述べる。
【0112】
前に説明した2つの方式は、近傍の電波を吸収する構成を取っているため、ある程度粗い精度しか得ることができない。完全に接触しているかどうかを正確に検出する事は困難な構成であると言える。
【0113】
上記不具合を解消するためには、例えば、既存の磁石等による密着型の止め具がある。その接触部を介して、3103のアンテナと3104のアンテナを接続するようなハード構成にする事で解決される。3103のアンテナは所望のの帯域のみをバンドパスし、アースする能力を持っているため、より正確に前記した2つの方式と同等の効果を得る事が可能である。
【0114】
<通信データ構成>
図14の3522〜3524のデータの詳細を図15に記載する。
【0115】
送信されるデータは図の様にパケットの構成を取る。3601は本パケットのプロトコルの識別子である。これにより、これ以降のパケットのデータのフォーマットが決定する事になる。3602はメーカIDである。複数のメーカが同一のチップを用いることでコストダウンを図れるが、パケットを構成する情報全てを全メーカで決定するのは現実的に無理であるため、これ以降のデータに関してはメーカに依存する構成を取らせる。ここでは3603にシリアルNoを設定した。これは、同一種の機器が隣に配置された時でも誤判定を無くす事が可能である。3604は位置情報を設定した。これは、複数ある接点を識別するためのIDである。
【0116】
前記マイクロチップは上記のパケットを送信する事になる。図11における3204のPIOは3203のデコーダから図14のパケットを受け取り、3601〜3603のチェックを行い、自分が管理する素子であるかどうかを判断したのちに、3604の位置情報を元に、図12の3302〜3304の対応するビットを立ててラッチし、3205CPUからの読み出しを待つことになる。この処理はCPU自体が行っても良いし、即時性が求められるのであれば、状態変更時に3205に割り込みを発生させることで可能となる。
【0117】
<複写機への適用手段>
複写機の各ドアに対し、図10のような構成を取るマイクロスイッチを装着する。マイクロスイッチには事前にその複写機のシリアルNoと、位置情報を記録させておく。
【0118】
複写機の機内に図14の3201及び3211のアンテナを配置し、常に各所に取り付けられた前記マイクロスイッチから情報を収集しようと試みる。通常全てが閉まっていればIDは検出されない仕組みであるため、IDが検出されればそのIDに対応した場所のドアが開いている事が検出できる。
【0119】
<ドア開検知>
以上の通信手段により、マイクロチップのID情報が受け取れる場合と受け取れない場合が発生する。
【0120】
図16のフローに従い、ドアの開を検知する事が可能となる。これは、図12のビットに反映される。この形式は有線における通常のセンサの検出手段となんら変わりがないため、従来通りの制御方法が適用できる。
【0121】
<ドア閉検知>
同様に、図17のフローにしがたい、ドアの閉を検知する事が可能となる。同様に従来どおりの制御方法が適用できる。
【0122】
【発明の効果】
本発明によれば、無線通信可能な電源を必要としないマイクロチップデバイスを用いて、離合状態を検出する事が可能となる。これにより、従来電源及びグランドと制御情報を伝送する為のラインを確保する必要がなくなり、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本装置のリーダ部及びプリンタ部の外観図である。
【図3】本装置の制御装置部のブロック図である。
【図4】リーダー画像処理部のブロック図である。
【図5】ACSカウント部のブロック図である。
【図6】スキャナI/Fの画像処理に関する部分のブロック図である。
【図7】プリンタI/Fの画像処理に関する部分のブロック図である。
【図8】GraphicProcessorのブロック図である。
【図9】マイクロチップの外観図である。
【図10】ドア開閉部の模式図である。
【図11】受信側(HOST側)のブロック図である。
【図12】PIOのビットである。
【図13】マイクロチップのスペクトラム
【図14】送信側(Chip側)のブロック図である。
【図15】送信パケットの構成
【図16】ドア開検出のフローチャート
【図17】ドア閉検出のフローチャート
【図18】画像回転部の動作を説明する図である。
【図19】画像回転部の動作を説明する図である。
【図20】PDL画像出力時のシーケンスを説明する図である。
【図21】コピー画像出力時のシーケンスを説明する図である。
【符号の説明】
200 リーダー部
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ部
310 給紙ユニット
320 マーキングユニット
330 排紙ユニット

Claims (12)

  1. 内部に記憶されたIDを無線送信する事が可能なチップと、そのチップの近傍に前記チップが使用する通信帯域に対し感度を持つアンテナを配置している装置において、
    前記チップと前記アンテナの距離が近い時にチップの情報が検出出来なくなるチップID非検出手段、
    前記チップと前記アンテナの距離が遠い時にチップの情報が検出出来るチップID検出手段、
    前記チップ検出手段と、前記チップ非検出手段より、チップが付加された物体の離合状態を判断する判断手段、
    を有する事を特徴とした装置。
  2. 内部に記憶されたIDを無線送信する事が可能なチップと、そのチップの近傍に前記無線通信を妨害する事を目的としたアンテナを有している装置において、前記チップと前記アンテナの距離が近い時にチップの情報が検出出来なくなるチップID非検出手段、
    前記チップと前記アンテナの距離が遠い時にチップの情報が検出出来るチップID検出手段、
    前記チップ検出手段と、前記チップ非検出手段より、チップが付加された物体の離合状態を判断する判断手段、
    を有する事を特徴とした装置。
  3. 請求項2において、
    チップID非検出手段が、前記アンテナと前記チップが近づく事により、前記チップ動作源となる周波数帯の電波を吸収する事により、チップの動作を抑制する事によるものである事を特徴とした装置。
  4. 請求項2において、
    チップID非検出手段が、前記アンテナと前記チップが近づく事により、前記チップの信号伝達を目的としている周波数帯の電波を吸収してチップの動作を抑制する事によるものである事を特徴とした装置。
  5. 請求項2において、
    チップID非検出手段が、前記アンテナと前記チップが接触する事により、前記チップの使用する周波数帯の電波の一部を吸収してチップの動作を抑制する事によるものである事を特徴とした装置。
  6. 内部に記憶されたIDを無線送信する事が可能なチップと、そのチップの近傍に前記無線通信を妨害する事を目的としたアンテナを有している画像形成装置において、
    前記チップと前記アンテナの距離が近い時にチップの情報が検出出来なくなるチップID非検出手段、
    前記チップと前記アンテナの距離が遠い時にチップの情報が検出出来るチップID検出手段、
    前記チップ検出手段と、前記チップ非検出手段より、チップが付加された物体の離合状態を判断する判断手段、
    を有する事を特徴とした画像形成装置。
  7. 内部に記憶されたIDを無線送信する事が可能なチップと、そのチップの近傍に前記無線通信を妨害する事を目的としたアンテナを有している画像形成装置において、
    前記チップが送信するパケットに、自機のシリアルNoを付加するシリアルNo記憶手段、
    前記チップが送信するパケットに、自機のメーカIDを付加するメーカID記憶手段、
    前記チップが送信するパケットに、自チップが存在する位置情報IDを付加する位置情報ID記憶手段、
    前記チップと前記アンテナの距離が近い時にチップの情報が検出出来なくなるチップID非検出手段、
    前記チップと前記アンテナの距離が遠い時にチップの情報が検出出来るチップID検出手段、
    前記チップ検出手段と、前記チップ非検出手段より、チップが付加された物体の離合状態を判断する判断手段、
    を有する事を特徴とした画像形成装置。
  8. 請求項6において、
    前記判断手段の結果を、ドアの開閉に用いることを特徴とした画像形成装置。
  9. 内部に不揮発性のメモリを有し、外部から特定の周波数により自分の動作電力を獲得する事が可能なマイクロチップにおいて、
    内部のメモリにより自分の動作モードを変更する為の情報を外部から書き込み可能である事を特徴とするマイクロチップ。
  10. 請求項9において、前記動作モードが、外部送信の為の基準信号であることを特徴とするマイクロチップ。
  11. 請求項10において、前記基準信号がキャリアであることを特徴とするマイクロチップ。
  12. 請求項10において、前記基準信号がスペクトラム拡散通信における、拡散符号ビットであることを特徴とするマイクロチップ。
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