JP2004031270A - 両タブ型セルおよび組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】正負極タブが互いに逆方向に延在するセルの電圧を検出する検出線を一方側に集中できるようにした両タブ型セルを提供する。
【解決手段】両面に活物質104aおよび105aがそれぞれ塗布された正極箔104と負極箔105とをセパレータ101cを介して複数層に積層し、この積層体101を電解液102に浸漬させた状態で外装材100で密封する。各層の正極箔104と負極箔105をそれぞれ正極タブ1bと負極タブ1cに接合し、正極タブ1bと負極タブ1cを外装材100から突出させる。正負極タブ1b,1cに並んで、正極タブおよび負極タブ間の出力電圧を検出する検出端子11b,11cをそれぞれ設ける。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状薄型電池である両タブ型セルおよびそれを積層してなる組電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
両端からシート状の正極タブおよび負極タブが引き出される両タブ型セル(以下、薄型電池とも呼ぶ)としては、特開平9−259859号公報に開示されている薄型電池が知られている。このような両タブ型セルは、両面に正極活物質が塗布された正極箔(これを正電極と呼ぶ)と両面に負極活物質が塗布された負極箔(これを負電極と呼ぶ)とをセパレータを介して積層してなる内部電極対を複数積層し、この複数の内部電極対を電解液に浸漬させた状態で外装材で密封し、各層の正極箔と負極箔をそれぞれ正極タブと負極タブに接合し、正極タブと負極タブを外装材から突出させて成る。これらのセルを用いて高電圧、高容量な電池を得るためには、複数セルを直列接続や並列接続して組電池とする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した組電池にあっては、その使用にあたって各セルの電圧や温度を検出する必要がある。上述した従来の両タブ型セルでは、正極タブと負極タブが互いに逆方向に向いている。そのため、正負極タブから電圧検出線を引き回す場合、両タブ型セルの両側に電圧検出線を引き回す必要があり、組電池の小型化を阻害する要因である。
【0004】
本発明は、セル電圧を検出する検出線をセルの一方側に集中できるようにした両タブ型セルおよびそれを複数個積層した組電池を提供するものである。
【0005】
また本発明は、セル温度検出器をセル内部に設けることができる両タブ型セルおよびそれを複数個積層した組電池を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、セル外装材から互いに反対方向に伸延する正極タブおよび負極タブを有する両タブ型セルに適用される。そして、この両タブ型セルは、正負極タブの少なくともいずれか一方側に、その一方側のタブとは逆極性のタブの電圧を検出する電圧検出用端子を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、セル外装材から互いに反対方向に伸延する正極タブおよび負極タブを有する両タブ型セルに適用される。そして、この両タブ型セルは、電池の温度を検出する温度検出器を外装材内部に設け、温度検出器の信号検出線を正負極タブのいずれか一方側まで引き回し、その信号検出線の先端からに温度検出信号を取り出すようにしたことを特徴とする。
請求項7の発明は、全周に接合フランジを有する上側外装材と下側外装材をそのフランジ間で接合して形成される外装材の両端から反対方向に伸延する正極タブおよび負極タブを有する両タブ型セルに適用される。そして、この両タブ型セルは、一端がセル内部で正極タブと同電位な箇所に接続され、他端が上下外装材のフランジ間に挟まれて負極タブ側まで配線される正電圧検出線と、一端がセル内部で負極タブと同電位な箇所に接続され、他端が上下外装材のフランジ間に挟まれて正極タブ側まで配線される負電圧検出線とを設けることを特徴とする。
請求項9の組電池は、上記複数の両タブ型セルと、積層された複数の両タブ型セルを収容する筐体と、積層された複数の両タブ型セルを筐体内で電気的に接続するバスバーと、筐体に設けられ、最大電圧が出力されるバスバーに接続される正極外部端子および最小電圧が出力されるバスバーに接続される負極外部端子と、筐体に設けられ、電圧検出用端子または温度検出用端子が接続される外部検出端子とを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、セル電圧を検出するための検出用信号線をセルの一方側で集中して引き回すようにしたので、セルを収容する筐体の大型化を抑制することができる。また、セルを収容する筐体に設けられる検出外部端子と検出用内部端子間の信号線の引き回しも容易となる。
また本発明によれば、温度検出器をセル内部に設け、正負極タブのいずれか一方側へ温度信号検出線を引き回したので、セル温度を正確に検出することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態−
以下、図1〜図6を参照して、本発明による両タブ型セルの第1の実施の形態を説明する。
図1〜図6は、一個の両タブ型セル1を説明する図である。図1は両タブ型セル1の上面図、図2は側面図、図3(a)は図2の符号IIIで示す部分の拡大断面図、図3(b)はさらにその部分拡大図、図4は両タブ型セル1の上側外装材を取り除いて内部を示す図、図5(a)〜(d)は両タブ型セル1の各部断面図、図6(a)は、積層した複数のセルの一方側に電圧検出線を集中して引き回す一例を示す斜視図である。
【0009】
両タブ型セル1はシート状リチウムイオン二次電池である。可撓性の袋状外装材100は、全周に接合フランジ100FUを有する上側外装材100Uと全周に接合フランジ100FLを有する下側外装材100Lをフランジ接合部(ヒートシール部)103で熱溶着して密閉容器とされている。袋状外装材100の内部には、内部電極対101および電解液102が真空密封状態で収容されている。内部電極対101はシート状の正電極101aおよび負電極101bを備えている。
【0010】
正電極101aは、図3(b)に示すように、アルミ箔の正極集電体(正極箔)104の両面に正極活物質104aを積層したものである。一方、負電極101bは銅箔の負極集電体(負極箔)105の両面に負極活物質105aを積層したものである。正電極101aと負電極101bとは、セパレータ101cを介して交互に積層されている。これら積層体が上述した内部電極対101を構成する。
【0011】
図3(a)に示すように、負電極101bの負極箔105はそれぞれ負極タブ1cに連結されている。負極タブ1cは、袋状外装材100のヒートシール部103(図2も参照)を気密に貫通するとともに、ヒートシール部103に固着される。なお、図示していないが、正極タブ1bも負極タブ1cと同様となっており、正極タブ1bには正電極101aの正極箔104がそれぞれ連結されている。
【0012】
袋状外装材100は、内面層100a、中間層100bおよび外面層100cの三層構造のラミネートフィルムで形成されている。内面層100aには、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドなどの耐電解液性およびヒートシール性に優れた熱可塑性樹脂が使用される。中間層100bには、アルミ箔やステンレス箔等の可撓性および強度に優れた金属箔が使用される。外面層100cには、ポリアミド系樹脂やポリエステル系樹脂等の電気絶縁性に優れた絶縁樹脂が使用される。
【0013】
第1の実施の形態の両タブ型セル1の特徴は、図1および図4に示すように、正負極タブ1b,1cと並んで電圧検出端子11b,11cを設けた点、および、正負極箔104,105と検出端子11b,11cとの間の検出線12b,12cをフランジ100FUと100FL間に挟んで配線する点である。
【0014】
すなわち、負極用検出線12cの一端には接合タブ13cが設けられ、接合タブ13cを介して負極箔105に接合されている。負極用検出線12cの他端には外部接続部に対してネジ結合される孔が形成されている検出端子11cが設けられ、この検出端子11cは外装材100の外部に突設されている。図5(b)および(d)に示すように、検出線12cは、フランジ100FUと100FLとの間に挟まれ、電池長手方向に引き回されている。正極検出線12bも同様にである。すなわち、正極検出線12bの一端は接合タブ12bを介して正極箔104に接合される。正極用検出線12bの他端には外部接続部に対してネジ結合される孔が形成されている検出端子11bが設けられ、この検出端子11bは外装材100の外部に突設されている。
【0015】
電気自動車やハイブリッド車両の二次電池として上述した両タブ型セル1を使用する場合は、図6(a)に示すように、たとえば複数の平板状両タブ型セル1−1〜1−8をセル固定板120を介して積層する。そして、図6(b)に示すように、図示しないバスバーにより、セル1−1,1−2,1−5,1−6およびセル1−3,1−4,1−7,1−8を並列接続して並列電池を構成するとともに、複数の並列電池を直列接続して高電圧を出力する組電池を構成する。これらの積層された両タブ型セル1は筐体に収容される。筐体の外面には、最大電圧が出力されるバスバーに接続される正極外部端子および最小電圧が出力されるバスバーに接続される負極外部端子が設けられる。また、電圧検出用端子にリード線(ハーネス)で接続される外部電圧検出端子も設けられる。
【0016】
図6(a)に示すように、セルの片側において積層方向に並列電池ごとに交互に正極端子と負極端子が現れるように複数のセル1を積層する場合、第1の実施の形態では、セル両側にそれぞれ正極電圧検出用端子11bと負極電圧検出用端子11cを設けたので、電圧検出線15b,15cをセルの片側に集中して配索することができる。
【0017】
すなわち、第1段目および第2段目では、負極タブ1cと正極電圧検出用端子11bにそれぞれ正負の電圧検出線15b,15cを接続し、第3段目および第4段目では、正極タブ1bと負極電圧検出用端子11cにそれぞれ正負の電圧検出線15b,15cを接続する。これらの電圧検出線15b、15cは束ねられて筐体内部から筐体外部に引き出され、筐体外面に設けられている外部電圧検出端子であるコネクタに接続される。そして、このコネクタをバッテリーコントローラなどの制御回路に接続することにより、各セルの電圧がバッテリーコントローラでそれぞれ検出される。
【0018】
このように、第1の実施の形態の両タブ型セルによれば次のような作用効果が得られる。
(1)セル1のフランジ部100FU,FLに、正負極タブ1b,1cと並んで電圧検出端子11b,11cを設けたので、正極タブと負極タブを互に逆方向にして両タブ型セルを積層して構成される組電池でも、正負極タブのいずれか一方側に電圧検出線15b,15cを集中して引き回すことができる。そのため、組電池の小型化、配線の簡素化につながり、コストが低減される。
(2)正負極タブの両側から電圧検出線を引き回す場合、セル一方側の電圧検出線をセル他方側まで引き回し、セルの片側で電圧検出線を束ねて配線する必要がある。そのため、電圧検出線をセルの間から反対側へ引き出さねばならない。このとき、電圧検出線がセル固定板の間に噛み込むおそれがある。この点、一実施の形態のセルでは、積層したセルの片側において正負の電圧検出線15b,15cをタブと電圧検出端子に接続することができる。その結果、セルの一方側に電圧検出線を集中して引き回すことができ、セル固定板に噛み込むおそれが解消される。
(3)正負極タブ1b,1cと検出端子11b,11cとの間の検出線12b,12cをフランジ100FUと100FL間に挟んで配線した。したがって、フランジ接合面間の検出線引き回し部がフランジ接合面から水が侵入する際の抵抗となり、換言すると、水侵入方向におけるフランジ接合長を大きくすることができ、外部からセル内部への水分の侵入を効果的に抑制できる。
【0019】
図7(a)は第1の実施の形態の第1変形例を示す。第1の実施の形態では、セル両端に正負極電圧検出用端子11b,11cを設けた。これに代えて、図7(a)に示すようセル片側の負極タブ1c側に正極電圧検出用端子11bだけを設けてもよい。これは、複数のセルを積層する際、正負極タブの方向がすべての段において同一に向ける場合に有効である。なお図示しないが、セル片側の正極タブ1b側に負極電圧検出用端子だけを設けてもよい。
【0020】
図7(b)は第1の実施の形態の第2変形例を示す。第1の実施の形態では、検出線12b,12cの両端に接合タブ13b,13cと検出端子11b,11cとを設けた。これに代えて、図7に示すように、薄板状の検出線112b,112cを用いても良い。この場合、電池内部の検出線端部113b,113cは正負極タブ1b,1cと同電位である箇所に直接溶接され、電池外部の端部111b,111cは図示しない電圧検出線に溶接される。
【0021】
−第2の実施の形態−
図8〜図10を参照して第2の実施の形態を説明する。図8は両タブ型セル50の平面図、図9は両タブ型セル50の上側外装材を取り除いて内部を示す図、図10(a)〜(d)は両タブ型セル50の各部断面図である。
【0022】
第2の実施の形態の両タブ型セル50の特徴は、図8および図9に示すように、電池内部にサーミスタ(温度検出器)70を設け、サーミスタ70の2本の+−検出線71a,71bをフランジ100FUと100FL間に挟んで配線する点、および負極タブ1cと並んで温度検出端子72を設けた点である。
【0023】
すなわち、電池50の温度を検出するサーミスタ70を外装材100内部で正極箔104に溶接し、サーミスタ70の信号検出線71a,71bを負極タブ1c側まで引き回し、外装材100に引き出されている検出線71,71bの先端に温度検出端子72を設ける。温度検出端子72から温度信号を取り出すことができる。図10(b)および(d)に示すように、検出線71a,71bは、フランジ100FUと100FLとの間に挟まれ、電池長手方向に引き回されている。なお、信号検出線71a,71bにビニール被覆が施されている場合には、フランジの熱溶着によりビニール被覆が溶けるおそれがあるから、信号線71a,71bは十分離間して配線する必要がある。
【0024】
このように、第2の実施の形態の両タブ型セル50も、図6(a)に示した積層方式で積層して組電池を構成することができる。この場合、温度検出器をすべてのセルに設ける場合、セル数分の温度検出端子が設けられ、その温度検出端子にリード線が接続される。そして、リード線を束ねて筐体内部を引き回し、筐体外部の温度検出用外部端子へ接続する。この温度検出用外部端子も上述した電圧検出用外部端子と同様に、バッテリーコントローラに接続される。
【0025】
このようなセル50および組電池によれば次のような作用効果が得られる。
(1)電池内部で正極箔104にサーミスタ70を接合し、セル外部の温度検出端子72から温度に依存した信号を取り出すようにしたので、セル外部に温度検出器を設ける場合に比べて組電池が小型化される。
(2)セル内部にサーミスタ70を設けたので、外装材の外面に温度センサを設けることなく、セルの温度を精度よく検出できる。
(3)サーミスタ70と温度検出端子72との間の温度検出線71a,71bをフランジ100FUと100FL間に挟んで配線した。したがって、フランジ接合面間の検出線引き回し部がフランジ接合面から水が侵入する際の抵抗となり、水分の侵入を効果的に抑制できる。第2の実施の形態では、2本の検出線71a,71bがフランジ100FU,FL間に介在されるから、第1の実施の形態に比べてより水侵入方向におけるフランジ接合長を長くでき、水侵入抑制効果をさらに増大することができる。
【0026】
なお、サーミスタに代えて、熱電対による温度検出器を採用してもよい。この場合、2本の検出線の一端を外装材の内部で負極箔または正極箔に接合し、検出線は接合フランジの接合面間に敷設して、セル他端まで配線する。
【0027】
−第3の実施の形態−
図11〜図13を参照して第3の実施の形態を説明する。図11は両タブ型セル80の平面図、図12は両タブ型セル80の上側外装材を取り除いて内部を示す図、図13(a)〜(d)は両タブ型セル80の各部断面図である。
【0028】
第3の実施の形態の両タブ型セル80の特徴は次の通りである。
▲1▼図11および図12に示すように、第1の実施の形態の変形例と同様な電圧検出端子311b,311cを正負極タブ1b,1cと並べて設けた点、
▲2▼検出端子311b,311cに接続される検出線312b,312cをフランジ100FUと100FL間に挟んで配線する点、
▲3▼電池内部にサーミスタ(温度検出器)70を設け、サーミスタ70の2本の+−検出線71a,71bをフランジ100FUと100FL間に挟んで配線する点、
▲4▼負極タブ1cと並んで温度検出端子72を設けた点である。
【0029】
すなわち、負極用検出線312cの一端は負極タブ1cに接合されている。負極用検出線312cの他端は外装材100の外部に突設され、外部接続部に対して溶接されるタブ311cが形成されている。図13(b)および(d)に示すように、検出線312cは、フランジ100FUと100FLとの間に挟まれ、電池長手方向に引き回されている。正極タブ1bに一端が接合される正極検出線312bについても同様に構成される。
【0030】
また、電池80の温度を検出するサーミスタ70を外装材100内部で正極箔104に溶接し、サーミスタ70の信号検出線71a,71bを負極タブ1c側まで引き回し、外装材100に引き出されている検出線71a,71bの先端に温度検出端子72を設ける。図13(b)および(d)に示すように、検出線71a,71bは、フランジ100FUと100FLとの間に挟まれ、電池長手方向に引き回されている。
【0031】
このように、第3の実施の形態の両タブ型セル80によれば次のような作用効果が得られる。
(1)正負極タブ1b,1cと並んで電圧検出端子312b,312cを設けたので、両タブ型セル80を、その正極タブと負極タブを互に逆方向に積層して構成される組電池でも、正負極タブのいずれか一方側に電圧検出線を集中して引き回すことができる。そのため、組電池の小型化、配線の簡素化につながり、コストの低減される。
(2)電池内部で正極箔104にサーミスタ70を接合し、電池外部の温度検出端子72から温度に依存した信号を取り出すようにしたので、電池の外部に温度検出器を設ける場合に比べて組電池の小型化がされる。
(3)サーミスタ70と温度検出端子72との間の温度検出線71a,71bをフランジ100FUと100FL間に挟んで配線した。したがって、フランジ接合面間の検出線引き回し部がフランジ接合面から水が侵入する際の抵抗となり、水分の侵入を効果的に抑制できる。第3の実施の形態では、2本の検出線71a,71bと電圧検出線312bがフランジ100FU,FL間に介在されるから、第2の実施の形態に比べてさらに水侵入抑制効果が得られる。
【0032】
本発明は上述したシート状の両タブ型セルに限らず両端子型のセルであれば角形セルなどにも適用することができる。また、ラミネート外装材内に電解液と内部電極対とを真空密閉させた湿式の二次電池について説明したが、本発明は、セル両端から正負極タブが突設される各種薄型二次電池に適用することができる。そして、上述した特徴的な機能作用効果が得られるものであるならば、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による両タブ型セルの第1の実施の形態を示す上面図
【図2】図1の側面図
【図3】(a)は図2の符号IIIで示す部分の拡大断面図、(b)はさらにその部分拡大図
【図4】両タブ型セルの上部外装材を取り除いて内部を示す上面図
【図5】図1のVa−Va断面図、Vb−Vb断面図、Vc−Vc断面図、Vd−Vd断面図
【図6】(a)は積層した複数のセルの一方側に電圧検出線を集中して引き回す一例を示す斜視図、(b)はセルの接続を示す回路図
【図7】(a)、(b)は第1の実施の形態の第1および第2変形例を示すセルを示す図
【図8】本発明による両タブ型セルの第2の実施の形態を示す上面図
【図9】第2の実施の形態のセル内部を示す図
【図10】図8のXa−Xa断面図、Xb−Xb断面図、Xc−Xc断面図、Xd−Xd断面図
【図11】本発明による両タブ型セルの第3の実施の形態を示す上面図
【図12】第3の実施の形態のセル内部を示す図
【図13】図11のXIIIa−XIIIa断面図、XIIIb−XIIIb断面図、XIIIc−XIIIc断面図、XIIId−XIIId断面図
【符号の説明】
1,50、80:両タブ型セル
1b:正極タブ
1c:負極タブ
11b.11c:電圧検出端子
12b,312b:正極電圧検出線
12c,312c:負極電圧検出線
70:サーミスタ
71a,71b:温度検出線
72:温度検出端子
101:内部電極対
101a:正電極
101b:負電極
101c:セパレータ
100FR:上外装材フランジ
100FL:下外装材フランジ
104:正極箔
104a:正極活物質
104b:絶縁材
105:負極箔
105a:負極活物質

Claims (9)

  1. セル外装材から互いに反対方向に伸延する正極タブおよび負極タブを有する両タブ型セルにおいて、
    前記正負極タブの少なくともいずれか一方側に、その一方側のタブとは逆極性のタブの電圧を検出する電圧検出用端子を設けたことを特徴とする両タブ型セル。
  2. 請求項1の両タブ型セルにおいて、
    前記外装材は、全周に接合フランジを有する上側外装材と下側外装材をそのフランジ間で接合して形成され、
    前記電圧検出用端子に接続された電圧検出線を前記上下外装材の接合フランジ間に挟んで配線し、その端部を前記逆極性のタブと同電位の箇所に接合することを特徴とする両タブ型セル。
  3. 請求項1または2の両タブ型セルにおいて、
    前記外装材内部には、両面に活物質が塗布された正極箔と負極箔とをセパレータを介して積層してなる内部電極対を複数積層し、この複数の内部電極対を電解液に浸漬させた状態で外装材で密封し、各層の正極箔と負極箔をそれぞれ正極タブと負極タブに接合したことを特徴とする両タブ型セル。
  4. セル外装材から互いに反対方向に伸延する正極タブおよび負極タブを有する両タブ型セルにおいて、
    電池の温度を検出する温度検出器を外装材内部に設け、
    前記温度検出器の信号検出線を前記正負極タブのいずれか一方側まで引き回し、その信号検出線の先端から温度検出信号を取り出すようにしたことを特徴とする両タブ型セル。
  5. 請求項4の両タブ型セルにおいて、
    前記外装材は、全周に接合フランジを有する上側外装材と下側外装材をそのフランジ間で接合して形成され、
    前記温度検出線を前記上下外装材の接合フランジ間に挟んで配線することを特徴とする両タブ型セル。
  6. 請求項4または5の両タブ型セルにおいて、
    前記外装材内部には、両面に活物質が塗布された正極箔と負極箔とをセパレータを介して積層してなる内部電極対を複数積層し、この複数の内部電極対を電解液に浸漬させた状態で外装材で密封し、各層の正極箔と負極箔をそれぞれ正極タブと負極タブに接合したことを特徴とする両タブ型セル。
  7. 全周に接合フランジを有する上側外装材と下側外装材をそのフランジ間で接合して形成される外装材の両端から反対方向に伸延する正極タブおよび負極タブを有する両タブ型セルにおいて、
    一端がセル内部で前記正極タブと同電位な箇所に接続され、他端が前記上下外装材のフランジ間に挟まれて前記負極タブ側まで配線される正電圧検出線と、
    一端がセル内部で前記負極タブと同電位な箇所に接続され、他端が前記上下外装材のフランジ間に挟まれて前記正極タブ側まで配線される負電圧検出線とを有することを特徴とする両タブ型セル。
  8. 請求項7の両タブ型セルにおいて、
    セル内部に設けられ、セル温度を検出する温度検出器と、
    前記温度検出器の信号検出線を前記正負極タブのいずれか一方側まで引き回し、信号検出線に温度検出用端子を設けることを特徴とする両タブ型セル。
  9. 積層された請求項1〜8のいずれかの複数の両タブ型セルと、
    積層された複数の両タブ型セルを収容する筐体と、
    積層された複数の両タブ型セルを前記筐体内で電気的に接続するバスバーと、
    前記筐体に設けられ、最大電圧が出力されるバスバーに接続される正極外部端子および最小電圧が出力されるバスバーに接続される負極外部端子と、
    前記筐体に設けられ、前記電圧検出用端子または温度検出用端子が接続される外部検出端子とを有することを特徴とする組電池。
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